JP2593647B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
弾球遊技機Info
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- JP2593647B2 JP2593647B2 JP61134490A JP13449086A JP2593647B2 JP 2593647 B2 JP2593647 B2 JP 2593647B2 JP 61134490 A JP61134490 A JP 61134490A JP 13449086 A JP13449086 A JP 13449086A JP 2593647 B2 JP2593647 B2 JP 2593647B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、パチンコ遊技機等で代表される弾球遊技
機に関し、詳しくは、遊技領域に打玉を打込んで遊戯が
行なわれる弾球遊技機に関する。
機に関し、詳しくは、遊技領域に打玉を打込んで遊戯が
行なわれる弾球遊技機に関する。
[従来の技術] 第1図は、特願昭60−296101号に記載された従来のパ
チンコ遊技機の一例であり、かつ、この発明の一実施例
でもあるパチンコ遊技機10の正面図である。また、第3
図は、上記第1図に示すパチンコ遊技機10に備えられた
可変入賞球装置12の詳細な正面図である。
チンコ遊技機の一例であり、かつ、この発明の一実施例
でもあるパチンコ遊技機10の正面図である。また、第3
図は、上記第1図に示すパチンコ遊技機10に備えられた
可変入賞球装置12の詳細な正面図である。
第1図および第3図を参照して、パチンコ遊技機10
は、従来、次のように駆動制御されている。すなわち、
遊技盤14上に形成された遊技領域へ発射されたパチンコ
玉(図示せず)が始動入賞口16,18または20へ入賞した
ことに基づいて、可変入賞球装置12の1対の開閉翼片22
a,22bは、第3図に示すように、実線の閉成状態から1
点鎖線の開成状態に開かれ実線の閉成状態に閉じられる
という一連の開閉動作を1回または2回行なうように制
御される。開閉翼片22a,22bが開閉する間に可変入賞球
装置12の入賞空間24内へパチンコ玉が入り、その玉が入
賞空間24下方中央部に設けられたVポケット入賞口26へ
入賞したことが検出されると、その検出信号に基づいて
開閉翼片22a,22bは連続して最高18回開閉される。その
間に可変入賞球装置12への入賞玉数が10個になったと
き、開閉翼片22a,22bの開閉回数が18回未満であって
も、開閉翼片22a,22bは強制的に閉成状態にされる。こ
のように、Vポケット入賞口26へパチンコ玉が入賞した
ことに伴う開閉翼片22a,22bの開閉制御(V入賞状態の
制御)においては、最大開閉回数またはその間に入賞す
るパチンコ玉の数の上限が定められており、1回のV入
賞状態に伴う遊技価値が遊技機ごとにかけ離れることの
ないように規定されている。
は、従来、次のように駆動制御されている。すなわち、
遊技盤14上に形成された遊技領域へ発射されたパチンコ
玉(図示せず)が始動入賞口16,18または20へ入賞した
ことに基づいて、可変入賞球装置12の1対の開閉翼片22
a,22bは、第3図に示すように、実線の閉成状態から1
点鎖線の開成状態に開かれ実線の閉成状態に閉じられる
という一連の開閉動作を1回または2回行なうように制
御される。開閉翼片22a,22bが開閉する間に可変入賞球
装置12の入賞空間24内へパチンコ玉が入り、その玉が入
賞空間24下方中央部に設けられたVポケット入賞口26へ
入賞したことが検出されると、その検出信号に基づいて
開閉翼片22a,22bは連続して最高18回開閉される。その
間に可変入賞球装置12への入賞玉数が10個になったと
き、開閉翼片22a,22bの開閉回数が18回未満であって
も、開閉翼片22a,22bは強制的に閉成状態にされる。こ
のように、Vポケット入賞口26へパチンコ玉が入賞した
ことに伴う開閉翼片22a,22bの開閉制御(V入賞状態の
制御)においては、最大開閉回数またはその間に入賞す
るパチンコ玉の数の上限が定められており、1回のV入
賞状態に伴う遊技価値が遊技機ごとにかけ離れることの
ないように規定されている。
Vポケット入賞口26へのパチンコ玉の入賞に伴って開
閉翼片22a,22bが開閉されている間に、入賞空間24へ入
ったパチンコ玉がVポケット入賞口26へ入賞し、それが
検出されると、その検出出力によって開閉翼片22a,22b
の開閉制御(V入賞制御)が更新される。たとえば、開
閉翼片22a,22bが10回目の開閉動作に入っているときに
入賞空間24へ6個目のパチンコ玉が入り、そのパチンコ
玉がVポケット入賞口26へ入賞し、それが検出されるこ
とによって、その時点から、すなわち開閉翼片22a,22b
の開閉制御が18回開閉されておらずかつその間に10個の
パチンコ玉が入賞していないにもかかわらず、その時点
から新たに開閉翼片22a,22bが最大18回開閉されまたは1
0個のパチンコ玉が入賞するまでのいずれか早い方が終
了するまで開閉制御される。このようなVポケット入賞
口26へのパチンコ玉の入賞に伴う開閉翼片22a,22bの開
閉制御(V入賞制御)の更新は、最大8回まで許容され
ている。このように更新回数を制限することにより、遊
技者が獲得できる遊技の最大価値が制限され、パチンコ
遊技機が配置された遊技場の経営者の経営管理がしやす
く、かつ遊技者へのサービスの公平化が施されたパチン
コ遊技機となるように工夫されている。
閉翼片22a,22bが開閉されている間に、入賞空間24へ入
ったパチンコ玉がVポケット入賞口26へ入賞し、それが
検出されると、その検出出力によって開閉翼片22a,22b
の開閉制御(V入賞制御)が更新される。たとえば、開
閉翼片22a,22bが10回目の開閉動作に入っているときに
入賞空間24へ6個目のパチンコ玉が入り、そのパチンコ
玉がVポケット入賞口26へ入賞し、それが検出されるこ
とによって、その時点から、すなわち開閉翼片22a,22b
の開閉制御が18回開閉されておらずかつその間に10個の
パチンコ玉が入賞していないにもかかわらず、その時点
から新たに開閉翼片22a,22bが最大18回開閉されまたは1
0個のパチンコ玉が入賞するまでのいずれか早い方が終
了するまで開閉制御される。このようなVポケット入賞
口26へのパチンコ玉の入賞に伴う開閉翼片22a,22bの開
閉制御(V入賞制御)の更新は、最大8回まで許容され
ている。このように更新回数を制限することにより、遊
技者が獲得できる遊技の最大価値が制限され、パチンコ
遊技機が配置された遊技場の経営者の経営管理がしやす
く、かつ遊技者へのサービスの公平化が施されたパチン
コ遊技機となるように工夫されている。
ところが、従来のパチンコ遊技機においては、可変入
賞球装置12の制御上で、次のような問題点があった。8
回目のV入賞制御、つまりVポケット入賞口26への入賞
玉が8個目になると、その検出出力に基づいて行なわれ
る最終回目の開閉翼片22a,22bの開閉制御が開始される
と、それ以降はVポケット入賞口26へのパチンコ玉の入
賞は特別の遊技価値を発生しない。よって、開閉翼片22
a,22bが18回開閉するかまたは可変入賞球装置12へ入賞
するパチンコ玉数が10個になるかのいずれか早い方が満
了するまで、開閉翼片22a,22bは開閉される。
賞球装置12の制御上で、次のような問題点があった。8
回目のV入賞制御、つまりVポケット入賞口26への入賞
玉が8個目になると、その検出出力に基づいて行なわれ
る最終回目の開閉翼片22a,22bの開閉制御が開始される
と、それ以降はVポケット入賞口26へのパチンコ玉の入
賞は特別の遊技価値を発生しない。よって、開閉翼片22
a,22bが18回開閉するかまたは可変入賞球装置12へ入賞
するパチンコ玉数が10個になるかのいずれか早い方が満
了するまで、開閉翼片22a,22bは開閉される。
ところで、開閉翼片22a,22bが開閉中に入賞空間24へ
パチンコ玉が入っても、その玉は直ちにVポケット入賞
口26または入賞口28aもしくは28bへ入賞するというわけ
ではない。入賞空間24へ入ったパチンコ玉は、入賞空間
内を転動しながら下方へ導かれ、場合によってはかなり
の時間をかけて入賞口26,28aまたは28bへ入賞する。そ
れゆえ、10個目のパチンコ玉が入賞口26,28aまたは28b
のいずれかへ入賞したことが検出されたことにより開閉
翼片22a,22bは閉成されるが、その時点で既に入賞空間2
4内へ11個目またはそれ以降のパチンコ玉が入っている
場合がある。従来の可変入賞球装置12の制御において
は、8回目(最終回)の開閉翼片22a,22bの制御(V入
賞制御)の場合において、11個目以降のパチンコ玉がV
ポケット入賞口26へ入賞すると、その検出出力により、
再度最初からV入賞制御が8回繰返され、上記の遊技価
値が与えられてしまうという問題点があった。
パチンコ玉が入っても、その玉は直ちにVポケット入賞
口26または入賞口28aもしくは28bへ入賞するというわけ
ではない。入賞空間24へ入ったパチンコ玉は、入賞空間
内を転動しながら下方へ導かれ、場合によってはかなり
の時間をかけて入賞口26,28aまたは28bへ入賞する。そ
れゆえ、10個目のパチンコ玉が入賞口26,28aまたは28b
のいずれかへ入賞したことが検出されたことにより開閉
翼片22a,22bは閉成されるが、その時点で既に入賞空間2
4内へ11個目またはそれ以降のパチンコ玉が入っている
場合がある。従来の可変入賞球装置12の制御において
は、8回目(最終回)の開閉翼片22a,22bの制御(V入
賞制御)の場合において、11個目以降のパチンコ玉がV
ポケット入賞口26へ入賞すると、その検出出力により、
再度最初からV入賞制御が8回繰返され、上記の遊技価
値が与えられてしまうという問題点があった。
この問題点は、可変入賞球装置12の構造上、入賞空間
24内へ入ったパチンコ玉がVポケット入賞口26または入
賞口28aもしくは28bへ入賞するまでの間に或る程度の時
間が必要であることに起因している。そして、このよう
な問題点を解決するものとして、従来、特開昭60−3448
2号公報に記載のものがあった。
24内へ入ったパチンコ玉がVポケット入賞口26または入
賞口28aもしくは28bへ入賞するまでの間に或る程度の時
間が必要であることに起因している。そして、このよう
な問題点を解決するものとして、従来、特開昭60−3448
2号公報に記載のものがあった。
この従来の弾球遊技機は、V入賞制御すなわち可変入
賞球装置の遊技者にとって有利な第1の状態の制御を再
度繰返す繰返し継続制御がその繰返し上限回数である最
終回に達してその最終回の繰返し継続制御が実行されて
いる場合には、特定条件検出手段を不能動化して特定条
件の検出が行なわれないようにし、繰返し継続制御がそ
の上限回数を超えて行なわれないように構成されてい
た。
賞球装置の遊技者にとって有利な第1の状態の制御を再
度繰返す繰返し継続制御がその繰返し上限回数である最
終回に達してその最終回の繰返し継続制御が実行されて
いる場合には、特定条件検出手段を不能動化して特定条
件の検出が行なわれないようにし、繰返し継続制御がそ
の上限回数を超えて行なわれないように構成されてい
た。
[発明が解決しようとする課題] しかし、この従来の弾球遊技機においては、前記繰返
し上限回数である最終回の繰返し継続制御が行なわれる
場合に不能動化された前記特定条件検出手段が、その最
終回の繰返し継続制御が終了して可変入賞球装置が第2
の状態になった後に不能動化が解除されるように構成さ
れているために、その最終回の繰返し継続制御が終了し
た後においては特定条件検出手段が能動化された状態に
切換わっている。その結果、最終回の繰返し継続制御が
終了して可変入賞球装置が第2の状態となる間際に可変
入賞球装置内に進入した玉が流下していき、そのいわゆ
る遅れ玉が特定入賞領域に入賞したときには、既に前記
特定条件検出手段が能動化されて特定条件の成立が検出
されてしまうおそれがある。その場合には、最終回の繰
返し継続制御が終了したにもかかわらず引続き繰返し継
続制御が実行されてしまい、遊技場が不測の不利益を被
る不都合が生じる。
し上限回数である最終回の繰返し継続制御が行なわれる
場合に不能動化された前記特定条件検出手段が、その最
終回の繰返し継続制御が終了して可変入賞球装置が第2
の状態になった後に不能動化が解除されるように構成さ
れているために、その最終回の繰返し継続制御が終了し
た後においては特定条件検出手段が能動化された状態に
切換わっている。その結果、最終回の繰返し継続制御が
終了して可変入賞球装置が第2の状態となる間際に可変
入賞球装置内に進入した玉が流下していき、そのいわゆ
る遅れ玉が特定入賞領域に入賞したときには、既に前記
特定条件検出手段が能動化されて特定条件の成立が検出
されてしまうおそれがある。その場合には、最終回の繰
返し継続制御が終了したにもかかわらず引続き繰返し継
続制御が実行されてしまい、遊技場が不測の不利益を被
る不都合が生じる。
本発明は係る実情に鑑み考え出されたものであり、そ
の目的は、繰返し上限回数を超える繰返し継続制御が実
行されないようにするとともに、最終回の繰返し継続制
御が終了したにもかかわらずいわゆる遅れ玉に起因して
引続き繰返し継続制御が実行される不都合を極力防止す
ることである。
の目的は、繰返し上限回数を超える繰返し継続制御が実
行されないようにするとともに、最終回の繰返し継続制
御が終了したにもかかわらずいわゆる遅れ玉に起因して
引続き繰返し継続制御が実行される不都合を極力防止す
ることである。
[課題を解決するための手段] この発明は、遊技領域に打玉が打込まれて遊技が行な
われる弾球遊技機であって、 前記遊技領域に設けられ、遊技者にとって有利となる
第1の状態と遊技者にとって不利となる第2の状態とに
変化可能な可変入賞球装置と、 前記遊技領域に設けられ、打玉が入賞可能な始動入賞
領域と、 前記可変入賞球装置内に設けられた特定入賞領域に打
玉が入賞することを条件として成立する特定条件が成立
したことを検出する特定条件検出手段と、 前記始動入賞領域に打玉が入賞したことを条件として
前記可変入賞球装置を第1の状態に制御した後第2の状
態にする始動入賞時制御を行ない、前記特定条件検出手
段の検出出力に基づいて前記可変入賞球装置を第1の状
態に制御した後第2の状態に制御することにより前記始
動入賞時制御よりも遊技者にとってより有利な状態を出
現可能な特定遊技状態時制御を行ない、該特定遊技状態
時制御が開始された後前記特定条件検出手段の検出出力
があった場合に、前記特定遊技状態時制御を再度実行し
て繰返し継続制御を行なう駆動制御手段と、 前記繰返し継続制御が許容される繰返し上限回数に相
当する回の繰返し継続制御が実行される場合に、前記特
定条件検出手段を不能動化する特定条件不能動化手段
と、 前記始動入賞領域に打玉が入賞したことを条件として
前記特定条件検出手段の不能動化を解除する解除手段と
を含むことを特徴とする。
われる弾球遊技機であって、 前記遊技領域に設けられ、遊技者にとって有利となる
第1の状態と遊技者にとって不利となる第2の状態とに
変化可能な可変入賞球装置と、 前記遊技領域に設けられ、打玉が入賞可能な始動入賞
領域と、 前記可変入賞球装置内に設けられた特定入賞領域に打
玉が入賞することを条件として成立する特定条件が成立
したことを検出する特定条件検出手段と、 前記始動入賞領域に打玉が入賞したことを条件として
前記可変入賞球装置を第1の状態に制御した後第2の状
態にする始動入賞時制御を行ない、前記特定条件検出手
段の検出出力に基づいて前記可変入賞球装置を第1の状
態に制御した後第2の状態に制御することにより前記始
動入賞時制御よりも遊技者にとってより有利な状態を出
現可能な特定遊技状態時制御を行ない、該特定遊技状態
時制御が開始された後前記特定条件検出手段の検出出力
があった場合に、前記特定遊技状態時制御を再度実行し
て繰返し継続制御を行なう駆動制御手段と、 前記繰返し継続制御が許容される繰返し上限回数に相
当する回の繰返し継続制御が実行される場合に、前記特
定条件検出手段を不能動化する特定条件不能動化手段
と、 前記始動入賞領域に打玉が入賞したことを条件として
前記特定条件検出手段の不能動化を解除する解除手段と
を含むことを特徴とする。
[作用] この発明によれば、特定条件検出手段の働きにより、
前記可変入賞球装置内に設けられた特定入賞領域に打玉
が入賞することを条件として成立する特定条件が成立し
たことが検出される。また、駆動制御手段の働きによ
り、前記始動入賞領域に打玉が入賞したことを条件とし
て前記可変入賞球装置を第1の状態に制御した後第2の
状態にする始動入賞時制御が行なわれ、前記特定条件検
出手段の検出出力に基づいて前記可変入賞球装置を第1
の状態に制御した後第2の状態に制御することにより前
記始動入賞時制御よりも遊技者にとってより有利な状態
を出現可能な特定遊技状態時制御が行なわれ、該特定遊
技状態時制御が開始された後前記特定条件検出手段の検
出出力があった場合に前記特定遊技状態時制御が再度実
行される繰返し継続制御が行なわれる。また、特定条件
不能動化手段の働きにより、前記繰返し継続制御が許容
される繰返し上限回数に相当する回の繰返し継続制御が
実行される場合に、前記特定条件検出手段が不能動化さ
れる。さらに、解除手段の働きにより、前記始動入賞領
域に打玉が入賞したことを条件として前記特定条件検出
手段の不能動化が解除される。
前記可変入賞球装置内に設けられた特定入賞領域に打玉
が入賞することを条件として成立する特定条件が成立し
たことが検出される。また、駆動制御手段の働きによ
り、前記始動入賞領域に打玉が入賞したことを条件とし
て前記可変入賞球装置を第1の状態に制御した後第2の
状態にする始動入賞時制御が行なわれ、前記特定条件検
出手段の検出出力に基づいて前記可変入賞球装置を第1
の状態に制御した後第2の状態に制御することにより前
記始動入賞時制御よりも遊技者にとってより有利な状態
を出現可能な特定遊技状態時制御が行なわれ、該特定遊
技状態時制御が開始された後前記特定条件検出手段の検
出出力があった場合に前記特定遊技状態時制御が再度実
行される繰返し継続制御が行なわれる。また、特定条件
不能動化手段の働きにより、前記繰返し継続制御が許容
される繰返し上限回数に相当する回の繰返し継続制御が
実行される場合に、前記特定条件検出手段が不能動化さ
れる。さらに、解除手段の働きにより、前記始動入賞領
域に打玉が入賞したことを条件として前記特定条件検出
手段の不能動化が解除される。
[実施例] 以下には、この発明の一実施例について、図面を参照
して詳細に説明をする。
して詳細に説明をする。
以下の説明では、パチンコ遊技機の全体的な構成およ
び制御対象となる可変入賞球装置の詳細な構成と動作を
まず説明し、その後この発明の特徴である制御動作を実
現するための制御回路について、3つ例を挙げて説明を
する。
び制御対象となる可変入賞球装置の詳細な構成と動作を
まず説明し、その後この発明の特徴である制御動作を実
現するための制御回路について、3つ例を挙げて説明を
する。
第1図は、上述したようにこの発明の一実施例のパチ
ンコ遊技機10の正面図である。第1図を参照して、パチ
ンコ遊技機10は、前面枠30に着脱自在に装着された遊技
盤14を備えている。遊技盤14の中央部には、開閉翼片22
a,22bを有する可変入賞球装置12が配設されている。可
変入賞球装置12は、図示のように、開閉翼片22a,22bが
閉成した遊技者にとって不利な第2の状態と、開閉翼片
22a,22bが開閉動作を行なう遊技者にとって有利な第1
の状態とに変化することができる。可変入賞球装置12
と、遊技盤14の最下方部に設けられたアウト玉入口32と
の間には、3つの始動入賞口16、18および20が備えられ
ている。これら始動入賞口16、18、20のいずれかへパチ
ンコ玉が入賞することにより、可変入賞球装置12の開閉
翼片22a,22bが1回または2回開閉するようにされてい
る。なお、始動入賞口16、18、20は、入賞口とせずに、
パチンコ玉が単に通過するだけの通過領域とし、そこを
パチンコ玉が通過することにより可変入賞球装置12の開
閉翼片22a,22bが開閉するようにしてもよい。つまり、
「打玉の入賞」とは「打玉の通過」をも含む広い概念で
ある。
ンコ遊技機10の正面図である。第1図を参照して、パチ
ンコ遊技機10は、前面枠30に着脱自在に装着された遊技
盤14を備えている。遊技盤14の中央部には、開閉翼片22
a,22bを有する可変入賞球装置12が配設されている。可
変入賞球装置12は、図示のように、開閉翼片22a,22bが
閉成した遊技者にとって不利な第2の状態と、開閉翼片
22a,22bが開閉動作を行なう遊技者にとって有利な第1
の状態とに変化することができる。可変入賞球装置12
と、遊技盤14の最下方部に設けられたアウト玉入口32と
の間には、3つの始動入賞口16、18および20が備えられ
ている。これら始動入賞口16、18、20のいずれかへパチ
ンコ玉が入賞することにより、可変入賞球装置12の開閉
翼片22a,22bが1回または2回開閉するようにされてい
る。なお、始動入賞口16、18、20は、入賞口とせずに、
パチンコ玉が単に通過するだけの通過領域とし、そこを
パチンコ玉が通過することにより可変入賞球装置12の開
閉翼片22a,22bが開閉するようにしてもよい。つまり、
「打玉の入賞」とは「打玉の通過」をも含む広い概念で
ある。
遊技盤14には、さらに、パチンコ遊技に必要な多数の
障害釘(図示せず)、チューリップ、風車等が必要に応
じて設けられている。
障害釘(図示せず)、チューリップ、風車等が必要に応
じて設けられている。
なお、第1図において、34は前面枠30の内周縁に装着
された金枠、36は前面枠30の前面側に開閉自在に取付け
られたガラス扉、38はガラス扉36の下方に設けられ前面
枠30に開閉自在に取付けられた前面板、40は前面板38の
前面に設けられた打球供給皿、42は打球供給皿40内に内
設された効果音出力用のスピーカ、44はパチンコ玉を発
射するための操作ハンドル、46は打球供給皿40に入りき
らない玉を受入れるための余剰玉受皿であり、これらの
ものはパチンコ遊技機において既に公知のものである。
された金枠、36は前面枠30の前面側に開閉自在に取付け
られたガラス扉、38はガラス扉36の下方に設けられ前面
枠30に開閉自在に取付けられた前面板、40は前面板38の
前面に設けられた打球供給皿、42は打球供給皿40内に内
設された効果音出力用のスピーカ、44はパチンコ玉を発
射するための操作ハンドル、46は打球供給皿40に入りき
らない玉を受入れるための余剰玉受皿であり、これらの
ものはパチンコ遊技機において既に公知のものである。
第2図は、パチンコ遊技機10の裏面側の構造を説明す
るための背面図である。第2図を参照して、遊技盤14の
裏面側であって、可変入賞球装置12(第1図参照)に対
応する所定の位置には、Vポケット入賞口(第3図参
照)へ入賞したパチンコ玉を検出するためのV入賞玉検
出スイッチ50および可変入賞球装置12への全入賞玉を検
出するための全入賞玉検出スイッチ52が備えられてい
る。
るための背面図である。第2図を参照して、遊技盤14の
裏面側であって、可変入賞球装置12(第1図参照)に対
応する所定の位置には、Vポケット入賞口(第3図参
照)へ入賞したパチンコ玉を検出するためのV入賞玉検
出スイッチ50および可変入賞球装置12への全入賞玉を検
出するための全入賞玉検出スイッチ52が備えられてい
る。
また、各始動入賞口16,18,22(第1図参照)にそれぞ
れ対応して、始動入賞口16,18,20へ入賞したパチンコ玉
を検出するための始動入賞玉検出スイッチ54,56,58が備
えられている。上記V入賞玉検出スイッチ50、全入賞玉
検出スイッチ52およびこれら始動入賞玉検出スイッチ5
4,56,58の検出出力は、制御回路基板60(この制御回路
基板の詳細な構成は後述する)へ与えられ、可変入賞球
装置12の開閉翼片22a,22b等を制御するのに利用され
る。
れ対応して、始動入賞口16,18,20へ入賞したパチンコ玉
を検出するための始動入賞玉検出スイッチ54,56,58が備
えられている。上記V入賞玉検出スイッチ50、全入賞玉
検出スイッチ52およびこれら始動入賞玉検出スイッチ5
4,56,58の検出出力は、制御回路基板60(この制御回路
基板の詳細な構成は後述する)へ与えられ、可変入賞球
装置12の開閉翼片22a,22b等を制御するのに利用され
る。
なお、第2図において、1点鎖線で示す62は景品玉タ
ンク、64は景品玉払出装置、66は入賞玉処理機であり、
これらのものは遊技盤14の後方(裏面側)に備えられた
機構板(図では省略されている)に備えられているもの
である。また、操作ハンドル44(第1図参照)に対応す
る裏面側には、打球モータ68、打球杆70を含む打球装置
72が設けられている。
ンク、64は景品玉払出装置、66は入賞玉処理機であり、
これらのものは遊技盤14の後方(裏面側)に備えられた
機構板(図では省略されている)に備えられているもの
である。また、操作ハンドル44(第1図参照)に対応す
る裏面側には、打球モータ68、打球杆70を含む打球装置
72が設けられている。
第3図は、可変入賞球装置12の正面図であり、第4図
はパチンコ遊技機10に組み込まれた状態における可変入
賞球装置12の中央部縦断面図である。さらに、第5図
は、可変入賞球装置12の分解斜視図である。第5図を主
として参照して、必要に応じて第3図または第4図を参
照して、可変入賞球装置12の構成について詳細に説明を
する。
はパチンコ遊技機10に組み込まれた状態における可変入
賞球装置12の中央部縦断面図である。さらに、第5図
は、可変入賞球装置12の分解斜視図である。第5図を主
として参照して、必要に応じて第3図または第4図を参
照して、可変入賞球装置12の構成について詳細に説明を
する。
可変入賞球装置12は、遊技盤14(第4図参照)の表面
に取付けられる取付基板74を備える。取付基板74は、そ
の中央部がくり抜かれて所定の窓があけられているとと
もに、その前面下方部には、略U字状の入賞玉集合樋76
が設けられている。入賞玉集合樋76の水平部には、Vポ
ケット形成用の仕切板78a,78bが設けられている。そし
て、該仕切板78a,78bにガイド片80a,80bを含むガイド部
材82が嵌合され、さらに、入賞玉集合樋76の前面に前面
飾り板84が取付けられることによって、可変入賞球装置
12の入賞領域である入賞口28a,28bおよびVポケット入
賞口26(第3図参照)が形成されている。Vポケット入
賞口26は、可変入賞球装置12が遊技者にとって有利な第
1の状態になることを継続することのできるように条件
付けられた入賞口である。すなわち、Vポケット入賞口
26へのパチンコ玉の入賞時から所定期間、開閉翼片22a,
22bを開閉を繰返す状態にさせることのできるように条
件付けられている。
に取付けられる取付基板74を備える。取付基板74は、そ
の中央部がくり抜かれて所定の窓があけられているとと
もに、その前面下方部には、略U字状の入賞玉集合樋76
が設けられている。入賞玉集合樋76の水平部には、Vポ
ケット形成用の仕切板78a,78bが設けられている。そし
て、該仕切板78a,78bにガイド片80a,80bを含むガイド部
材82が嵌合され、さらに、入賞玉集合樋76の前面に前面
飾り板84が取付けられることによって、可変入賞球装置
12の入賞領域である入賞口28a,28bおよびVポケット入
賞口26(第3図参照)が形成されている。Vポケット入
賞口26は、可変入賞球装置12が遊技者にとって有利な第
1の状態になることを継続することのできるように条件
付けられた入賞口である。すなわち、Vポケット入賞口
26へのパチンコ玉の入賞時から所定期間、開閉翼片22a,
22bを開閉を繰返す状態にさせることのできるように条
件付けられている。
略U字形の入賞玉集合樋76の左右両側上には、開閉翼
片22a,22bが設けられている。開閉翼片22a,22bは、第3
図に示すように、開成状態と閉成状態とに開閉可能にさ
れている。そのために、第5図に示すように、開閉翼片
22a,22bの、それぞれ長手方向中央部裏側にはカラー86
a,86bを介して回転支軸88a,88bが連結され、それらは取
付基板74に形成された軸受筒孔90a,90bを通って回動リ
ンク92a,92bにそれぞれ連結されている。そして、これ
ら回動リンク92a,92bは、共通の作動リンク94に連結さ
れ、作動リンク94はソレノイド96のプランジャ98に連結
されている。したがって、ソレノイド96のオン/オフに
より、開閉翼片22a,22bは、同時に、開成/閉成され得
る。
片22a,22bが設けられている。開閉翼片22a,22bは、第3
図に示すように、開成状態と閉成状態とに開閉可能にさ
れている。そのために、第5図に示すように、開閉翼片
22a,22bの、それぞれ長手方向中央部裏側にはカラー86
a,86bを介して回転支軸88a,88bが連結され、それらは取
付基板74に形成された軸受筒孔90a,90bを通って回動リ
ンク92a,92bにそれぞれ連結されている。そして、これ
ら回動リンク92a,92bは、共通の作動リンク94に連結さ
れ、作動リンク94はソレノイド96のプランジャ98に連結
されている。したがって、ソレノイド96のオン/オフに
より、開閉翼片22a,22bは、同時に、開成/閉成され得
る。
取付基板74の上部には、ほぼ水平方向に玉誘導樋100
が形成されている。この玉誘導樋100は、可変入賞球装
置12の上方からパチンコ玉が入賞口28a,28bまたはVポ
ケット入賞口26へ入賞するのを防止するためのものであ
る。また、玉誘導樋100とその前面に設けられた前面飾
り板102および取付基板74に形成された孔とによって、
通常の入賞口104a,104bが形成されている。さらにま
た、玉誘導樋100、開閉翼片22a,22bおよび入賞玉集合樋
76とによって囲まれた空間が、可変入賞球装置12の入賞
空間24(第3図参照)となっている。
が形成されている。この玉誘導樋100は、可変入賞球装
置12の上方からパチンコ玉が入賞口28a,28bまたはVポ
ケット入賞口26へ入賞するのを防止するためのものであ
る。また、玉誘導樋100とその前面に設けられた前面飾
り板102および取付基板74に形成された孔とによって、
通常の入賞口104a,104bが形成されている。さらにま
た、玉誘導樋100、開閉翼片22a,22bおよび入賞玉集合樋
76とによって囲まれた空間が、可変入賞球装置12の入賞
空間24(第3図参照)となっている。
第5図に示すように、前面飾り板102には、多数の小
孔があけられ、その裏面側に8個の発光ダイオード106a
〜106hが備えられている。これらの各発光ダイオード10
6a〜106hは、それぞれ点灯または点滅することにより、
可変入賞球装置12のV入賞制御回数を表示するものであ
る。
孔があけられ、その裏面側に8個の発光ダイオード106a
〜106hが備えられている。これらの各発光ダイオード10
6a〜106hは、それぞれ点灯または点滅することにより、
可変入賞球装置12のV入賞制御回数を表示するものであ
る。
上述のような構造であるため、第3図を参照して、開
閉翼片22a,22bが閉成状態では、入賞空間24へはパチン
コ玉が入賞することができない。一方、開閉翼片22a,22
bが開成または開閉状態では、可変入賞球装置12の左右
両側を落下してくるパチンコ玉が開閉翼片22a,22bによ
って受止められ、入賞空間24内へ導かれる。よって、入
賞空間24へ導かれたパチンコ玉は、その下方部に設けら
れた入賞口28a,28bまたはVポケット入賞口26へ入賞す
る。
閉翼片22a,22bが閉成状態では、入賞空間24へはパチン
コ玉が入賞することができない。一方、開閉翼片22a,22
bが開成または開閉状態では、可変入賞球装置12の左右
両側を落下してくるパチンコ玉が開閉翼片22a,22bによ
って受止められ、入賞空間24内へ導かれる。よって、入
賞空間24へ導かれたパチンコ玉は、その下方部に設けら
れた入賞口28a,28bまたはVポケット入賞口26へ入賞す
る。
第5図に戻って、可変入賞球装置の構造の説明を続け
る。可変入賞球装置12の入賞空間中央部には、玉振分用
の固定板108および玉振分用のカバー部材110および112
が設けられ、その先端中央部には、入賞確率調整部材と
しての揺動ヘッド114が設けられている。揺動ヘッド114
は、回転支軸116を中心に上下に揺動自在にされてお
り、その下方は連結リンク118を介してソレノイド120の
プランジャ122と連結されている。したがって、ソレノ
イド120のオン/オフにより、揺動ヘッド114は、上下方
向に揺動可能にされている。そして、揺動ヘッド114が
下方に揺動した状態では、入賞空間へ入賞したパチンコ
玉はVポケット入賞口26へ入賞しやすくなり、逆に、揺
動ヘッド114が上方に揺動した状態では、入賞空間内へ
入賞したパチンコ玉はVポケット入賞口26へは入賞しに
くくなる。このように、開閉翼片22a,22bの開閉を継続
させることのできるVポケット入賞口26へのパチンコ玉
の入賞の難易度を多少変えることができるようにされて
いる。
る。可変入賞球装置12の入賞空間中央部には、玉振分用
の固定板108および玉振分用のカバー部材110および112
が設けられ、その先端中央部には、入賞確率調整部材と
しての揺動ヘッド114が設けられている。揺動ヘッド114
は、回転支軸116を中心に上下に揺動自在にされてお
り、その下方は連結リンク118を介してソレノイド120の
プランジャ122と連結されている。したがって、ソレノ
イド120のオン/オフにより、揺動ヘッド114は、上下方
向に揺動可能にされている。そして、揺動ヘッド114が
下方に揺動した状態では、入賞空間へ入賞したパチンコ
玉はVポケット入賞口26へ入賞しやすくなり、逆に、揺
動ヘッド114が上方に揺動した状態では、入賞空間内へ
入賞したパチンコ玉はVポケット入賞口26へは入賞しに
くくなる。このように、開閉翼片22a,22bの開閉を継続
させることのできるVポケット入賞口26へのパチンコ玉
の入賞の難易度を多少変えることができるようにされて
いる。
可変入賞球装置12には、さらに次のものが含まれてい
る。まず、可変入賞球装置12の入賞空間中央部奥に備え
られた入賞個数表示器124a,124bである。これらの表示
器は、入賞口28aもしくは28bまたはVポケット入賞口26
へ入賞したパチンコ玉の数を表示するための表示装置で
ある。各表示器124a,124bは、LED取付基板128に取付け
られて装着されるとともに、その前面には、ガイド部材
130が備えられている。さらに、取付基板128の中央部に
は、発光ダイオード126が設けられている。次に、取付
基板74の左右両端には、装飾効果等を盛り上げるための
複数のランプ132a,132bが備えられている。各ランプ132
a,132bは、ランプカバー134a,134b,136a,136bでそれぞ
れ囲まれており、所望の装飾効果が発揮できるようにさ
れている。
る。まず、可変入賞球装置12の入賞空間中央部奥に備え
られた入賞個数表示器124a,124bである。これらの表示
器は、入賞口28aもしくは28bまたはVポケット入賞口26
へ入賞したパチンコ玉の数を表示するための表示装置で
ある。各表示器124a,124bは、LED取付基板128に取付け
られて装着されるとともに、その前面には、ガイド部材
130が備えられている。さらに、取付基板128の中央部に
は、発光ダイオード126が設けられている。次に、取付
基板74の左右両端には、装飾効果等を盛り上げるための
複数のランプ132a,132bが備えられている。各ランプ132
a,132bは、ランプカバー134a,134b,136a,136bでそれぞ
れ囲まれており、所望の装飾効果が発揮できるようにさ
れている。
さらに、取付基板74の裏面側には、可変入賞球装置12
に必要な各種の部材、すなわち、裏カバー板138、上部
装飾板140、ソレノイド取付板142、復帰ばね144等が設
けられている。
に必要な各種の部材、すなわち、裏カバー板138、上部
装飾板140、ソレノイド取付板142、復帰ばね144等が設
けられている。
なお、第4図においては、特定条件検出手段の一例の
V入賞玉検出スイッチ50および全入賞玉検出スイッチが
現われている。
V入賞玉検出スイッチ50および全入賞玉検出スイッチが
現われている。
第6図は、上述したパチンコ遊技機10を制御するため
の制御回路の一例を示すブロック図である。次に、第6
図に基づいて、かつ、必要に応じて第1図ないし第5図
を参照しながら、パチンコ遊技機10の制御動作について
説明する。
の制御回路の一例を示すブロック図である。次に、第6
図に基づいて、かつ、必要に応じて第1図ないし第5図
を参照しながら、パチンコ遊技機10の制御動作について
説明する。
遊技者の発射したパチンコ玉が始動入賞口16,18また
は20(第1図参照)へ入賞する。たとえば、始動入賞口
16へパチンコ玉が入賞する。入賞したパチンコ玉の通過
に伴い、始動入賞玉検出スイッチ54が一時オンし、その
パルスはオアゲート146を介して保持回路148へ与えられ
る。
は20(第1図参照)へ入賞する。たとえば、始動入賞口
16へパチンコ玉が入賞する。入賞したパチンコ玉の通過
に伴い、始動入賞玉検出スイッチ54が一時オンし、その
パルスはオアゲート146を介して保持回路148へ与えられ
る。
保持回路148は解除信号が与えられるまで入力信号を
保持する回路であり、その出力はオアゲート150を介し
てソレノイドドライバ152へ与えられ、ソレノイド96が
オンされる。よって、可変入賞球装置12の開閉翼片22a,
22b(第1図,第3図参照)が開成される。保持回路148
の出力は、また、タイマ154へ起動信号として与えられ
る。応じてタイマ154が起動し、たとえば0.5秒後にタイ
ムアップ出力を導出する。なお、タイマ154は、このよ
うにごく短い時間を計時するものであるから、タイマ15
4に代え、遅延回路を用いることもできる。タイマ154の
出力はオアゲート156およびアンドゲート158を介して解
除パルス発生回路160へ与えられる。2入力アンドゲー
ト158の他方入力は、この場合、ローレベル信号が反転
したハイレベル信号が与えられている。よって、タイマ
154の出力は解除パルス発生回路160を動作させパルスを
発生する。発生した解除パルスは保持回路148へ解除信
号として与えられ、保持回路148の出力はハイレベルか
らローレベルに戻る。よってソレノイド96はオフされ、
開閉翼片22a,22bは閉成される。このように、始動入賞
口16または18へパチンコ玉が入賞すると、始動入賞玉検
出スイッチ54または56が該入賞玉を検出し、タイマ154
によって定められる所定の短時間、たとえば0.5秒間ソ
レノイド96がオンされて開閉翼片22a,22bが開成するよ
うに制御される。
保持する回路であり、その出力はオアゲート150を介し
てソレノイドドライバ152へ与えられ、ソレノイド96が
オンされる。よって、可変入賞球装置12の開閉翼片22a,
22b(第1図,第3図参照)が開成される。保持回路148
の出力は、また、タイマ154へ起動信号として与えられ
る。応じてタイマ154が起動し、たとえば0.5秒後にタイ
ムアップ出力を導出する。なお、タイマ154は、このよ
うにごく短い時間を計時するものであるから、タイマ15
4に代え、遅延回路を用いることもできる。タイマ154の
出力はオアゲート156およびアンドゲート158を介して解
除パルス発生回路160へ与えられる。2入力アンドゲー
ト158の他方入力は、この場合、ローレベル信号が反転
したハイレベル信号が与えられている。よって、タイマ
154の出力は解除パルス発生回路160を動作させパルスを
発生する。発生した解除パルスは保持回路148へ解除信
号として与えられ、保持回路148の出力はハイレベルか
らローレベルに戻る。よってソレノイド96はオフされ、
開閉翼片22a,22bは閉成される。このように、始動入賞
口16または18へパチンコ玉が入賞すると、始動入賞玉検
出スイッチ54または56が該入賞玉を検出し、タイマ154
によって定められる所定の短時間、たとえば0.5秒間ソ
レノイド96がオンされて開閉翼片22a,22bが開成するよ
うに制御される。
遊技者の発射したパチンコ玉が始動入賞口20へ入った
場合は、始動入賞玉検出スイッチ58によってそれが検出
され、保持回路162が保持される。保持回路162の保持出
力はオアゲート164を介して2入力アンドゲート166の一
方入力端子へ与えられる。アンドゲート166の他方入力
端子には、分周器168のP1出力が与えられている。した
がって、アンドゲート166の出力は、分周器168のP1出力
周期でハイレベル、ローレベルと変化する出力となり、
その出力はオアゲート150を介してソレノイドドライバ1
52へ与えられる。よってソレノイド96が上記一定周期で
オンオフし、開閉翼片22a,22bが開閉される。
場合は、始動入賞玉検出スイッチ58によってそれが検出
され、保持回路162が保持される。保持回路162の保持出
力はオアゲート164を介して2入力アンドゲート166の一
方入力端子へ与えられる。アンドゲート166の他方入力
端子には、分周器168のP1出力が与えられている。した
がって、アンドゲート166の出力は、分周器168のP1出力
周期でハイレベル、ローレベルと変化する出力となり、
その出力はオアゲート150を介してソレノイドドライバ1
52へ与えられる。よってソレノイド96が上記一定周期で
オンオフし、開閉翼片22a,22bが開閉される。
保持回路162の出力は、また、2進カウンタ170へセッ
ト信号として付与される。よって、2進カウンタ170は
分周器168のP1′出力(出力P1と等サイクルで、そのタ
イミングがずれた出力)によりカウント動作を行なう。
そして2進カウンタ170はP1′出力を2サイクル分カウ
ントしたときカウントアップ出力を導出し、その出力は
オアゲート156,アンドゲート158を介して解除パルス発
生回路160へ与えられる。応じて解除パルス発生回路160
から保持回路162へ解除パルスが与えられ、保持回路162
の出力はローレベルに戻る。よってソレノイド96がオフ
状態となり、開閉翼片22a,22bは閉成状態になる。
ト信号として付与される。よって、2進カウンタ170は
分周器168のP1′出力(出力P1と等サイクルで、そのタ
イミングがずれた出力)によりカウント動作を行なう。
そして2進カウンタ170はP1′出力を2サイクル分カウ
ントしたときカウントアップ出力を導出し、その出力は
オアゲート156,アンドゲート158を介して解除パルス発
生回路160へ与えられる。応じて解除パルス発生回路160
から保持回路162へ解除パルスが与えられ、保持回路162
の出力はローレベルに戻る。よってソレノイド96がオフ
状態となり、開閉翼片22a,22bは閉成状態になる。
なお、保持回路162の出力がハイレベル期間中は、表
示駆動回路172が分周器168の出力P2に基づいて動作し、
発光ダイオード126(第5図参照)が点滅して、遊技の
雰囲気を盛り上げるようにされている。
示駆動回路172が分周器168の出力P2に基づいて動作し、
発光ダイオード126(第5図参照)が点滅して、遊技の
雰囲気を盛り上げるようにされている。
開閉翼片22a,22bが開成または開閉中において、パチ
ンコ玉は可変入賞球装置12の入賞空間24(第3図参照)
へ入ることができる。入賞空間24へ入った玉がその下方
部のVポケット入賞口26へ入賞すると、その入賞がV入
賞玉検出スイッチ50で検出され、その出力パルスは特賞
状態禁止回路173を介して保持回路174へ与えられ、保持
される。特賞状態禁止回路173は、後述するように、8
進カウンタ184からの出力が与えられない場合は単に信
号を通過させるだけの回路である。保持回路174の出力
はオアゲート164を介して2入力アンドゲート166の一方
入力端子へ与えられている。したがって、保持回路174
のハイレベル出力に基づいて、ソレノイド96は分周器16
8の出力P1のサイクルでオンオフされ、開閉翼片22a,22b
が開閉される。保持回路174の出力は、また、18進カウ
ンタ176へセット信号として加えられる。よって保持回
路174がハイレベル信号を導出することに応じて、18進
カウンタ176は分周器168の出力P1′に応じてカウント動
作を開始し、出力P1′が18サイクル出力されたときにカ
ウントアップ出力を導出する。その出力は解除パルス発
生回路160へ与えられ、解除パルス発生回路160の出力に
よって保持回路174が解除状態になる。よってソレノイ
ド96の励磁がなくなり、開閉翼片22a,22bは閉成状態と
なる。
ンコ玉は可変入賞球装置12の入賞空間24(第3図参照)
へ入ることができる。入賞空間24へ入った玉がその下方
部のVポケット入賞口26へ入賞すると、その入賞がV入
賞玉検出スイッチ50で検出され、その出力パルスは特賞
状態禁止回路173を介して保持回路174へ与えられ、保持
される。特賞状態禁止回路173は、後述するように、8
進カウンタ184からの出力が与えられない場合は単に信
号を通過させるだけの回路である。保持回路174の出力
はオアゲート164を介して2入力アンドゲート166の一方
入力端子へ与えられている。したがって、保持回路174
のハイレベル出力に基づいて、ソレノイド96は分周器16
8の出力P1のサイクルでオンオフされ、開閉翼片22a,22b
が開閉される。保持回路174の出力は、また、18進カウ
ンタ176へセット信号として加えられる。よって保持回
路174がハイレベル信号を導出することに応じて、18進
カウンタ176は分周器168の出力P1′に応じてカウント動
作を開始し、出力P1′が18サイクル出力されたときにカ
ウントアップ出力を導出する。その出力は解除パルス発
生回路160へ与えられ、解除パルス発生回路160の出力に
よって保持回路174が解除状態になる。よってソレノイ
ド96の励磁がなくなり、開閉翼片22a,22bは閉成状態と
なる。
なお、保持回路174のハイレベル出力は、保持回路148
および162の解除信号として与えられるともに、2入力
アンドゲート158の反転入力端子へ与えられているの
で、保持回路174が保持状態となった後は、パチンコ玉
が始動入賞口16〜20のいずれかへ入賞しても、保持回路
148および162が動作せず、またはオアゲート156および
アンドゲート158を介して解除パルス発生回路160への入
力信号が与えられないようにされている。よって、この
間始動入賞口16〜20へのパチンコ玉の入賞は、制御上の
価値を何ら生じさせない。さらに、保持回路174の出力
は表示駆動回路178へ与えられる。よって、表示駆動回
路178は分周器168の出力P3のサイクルで表示ランプ132
a,132bを点滅させ、遊技の雰囲気が盛り上げられる。
および162の解除信号として与えられるともに、2入力
アンドゲート158の反転入力端子へ与えられているの
で、保持回路174が保持状態となった後は、パチンコ玉
が始動入賞口16〜20のいずれかへ入賞しても、保持回路
148および162が動作せず、またはオアゲート156および
アンドゲート158を介して解除パルス発生回路160への入
力信号が与えられないようにされている。よって、この
間始動入賞口16〜20へのパチンコ玉の入賞は、制御上の
価値を何ら生じさせない。さらに、保持回路174の出力
は表示駆動回路178へ与えられる。よって、表示駆動回
路178は分周器168の出力P3のサイクルで表示ランプ132
a,132bを点滅させ、遊技の雰囲気が盛り上げられる。
Vポケット入賞口26へパチンコ玉が入賞し、開閉翼片
22a,22bが18回開閉を繰返す間に、可変入賞球装置12の
入賞空間24へ入り、入賞口28a,28bまたはVポケット入
賞口26へ入賞した全パチンコ玉数は、全入賞玉検出スイ
ッチ52で検出され、入賞玉計数回路180で計数される。
その計数値は表示駆動回路182へ与えられ、入賞個数表
示器124a,124b(第5図参照)が入賞個数だけ点灯、点
滅または消灯され、入賞個数が表示される。また、入賞
個数計数回路180が予め定める数、たとえば10個を計数
したときは、カウントアップ出力が解除パルス発生回路
160へ与えられる。応じて解除パルス発生回路160は解除
パルスを保持回路174へ与える。したがって、この実施
例では、Vポケット入賞口26へパチンコ玉が入賞すると
により、開閉翼片22a,22bが連続的に開閉を開始し、開
閉翼片22a,22bが18回開閉し終えるか、その間に可変入
賞球装置12へ10個のパチンコ玉が入賞するかのいずれか
早い方が満了することにより、開閉翼片22a,22bが閉成
状態になる。
22a,22bが18回開閉を繰返す間に、可変入賞球装置12の
入賞空間24へ入り、入賞口28a,28bまたはVポケット入
賞口26へ入賞した全パチンコ玉数は、全入賞玉検出スイ
ッチ52で検出され、入賞玉計数回路180で計数される。
その計数値は表示駆動回路182へ与えられ、入賞個数表
示器124a,124b(第5図参照)が入賞個数だけ点灯、点
滅または消灯され、入賞個数が表示される。また、入賞
個数計数回路180が予め定める数、たとえば10個を計数
したときは、カウントアップ出力が解除パルス発生回路
160へ与えられる。応じて解除パルス発生回路160は解除
パルスを保持回路174へ与える。したがって、この実施
例では、Vポケット入賞口26へパチンコ玉が入賞すると
により、開閉翼片22a,22bが連続的に開閉を開始し、開
閉翼片22a,22bが18回開閉し終えるか、その間に可変入
賞球装置12へ10個のパチンコ玉が入賞するかのいずれか
早い方が満了することにより、開閉翼片22a,22bが閉成
状態になる。
V入賞玉検出スイッチ50の出力は、また、8進カウン
タ184へカウントパルスとして与えられる。つまり、8
進カウンタ184はV入賞玉検出スイッチ50がオンするご
とに「+1」カウントする。このカウント値は表示駆動
回路186へ与えられ、発光ダイオード106a〜106h(第5
図参照)は、8進カウンタ184の計数値だけ点灯、点滅
または消灯される。これにより、遊技者は、Vポケット
入賞口26へのパチンコ玉の入賞数を知ることができ、何
回目のV入賞制御状態であるかを知り得る。
タ184へカウントパルスとして与えられる。つまり、8
進カウンタ184はV入賞玉検出スイッチ50がオンするご
とに「+1」カウントする。このカウント値は表示駆動
回路186へ与えられ、発光ダイオード106a〜106h(第5
図参照)は、8進カウンタ184の計数値だけ点灯、点滅
または消灯される。これにより、遊技者は、Vポケット
入賞口26へのパチンコ玉の入賞数を知ることができ、何
回目のV入賞制御状態であるかを知り得る。
また、V入賞玉検出スイッチ50の出力により18進カウ
ンタ176および入賞玉計数回路180がリセットされる。よ
って、V入賞状態において、可変入賞球装置12の入賞空
間24内へ入ったパチンコ玉のいずれかがVポケット入賞
口26へ入ることにより、18進カウンタ176および入賞玉
計数回路180がリセットされて、その状態からV入賞状
態が更新されることになる。
ンタ176および入賞玉計数回路180がリセットされる。よ
って、V入賞状態において、可変入賞球装置12の入賞空
間24内へ入ったパチンコ玉のいずれかがVポケット入賞
口26へ入ることにより、18進カウンタ176および入賞玉
計数回路180がリセットされて、その状態からV入賞状
態が更新されることになる。
8進カウンタ184は、そのカウント値が「8」になっ
たときにカウントアップ出力を導出する。この出力は特
賞状態禁止回路173へ与えられる。特賞状態禁止回路173
は、前述したように、8進カウンタ184からハイレベル
信号が与えられていない状態では、入力信号を単に通過
させるだけの回路であるが、8進カウンタ184からのハ
イレベル信号が与えられている状態では、入力信号を取
り込んでしまい出力を導出しないように構成された一種
のゲート回路である。したがって8進カウンタ184が
「8」を計数したとき、言い換えればVポケット入賞口
26への入賞玉数が8個になった以降は、特賞状態禁止回
路173が能動化され、それ以降のV入賞玉検出スイッチ5
0の出力は無効化される。よって8回目のV入賞状態で
は、必ず18進カウンタ176がカウントアップするかまた
は入賞玉計数回路180がカウントアップし、そのいずれ
かの出力に基づいて解除パルス発生回路160が解除パル
スを導出する。そしてその出力は保持回路174の保持状
態を解除する。
たときにカウントアップ出力を導出する。この出力は特
賞状態禁止回路173へ与えられる。特賞状態禁止回路173
は、前述したように、8進カウンタ184からハイレベル
信号が与えられていない状態では、入力信号を単に通過
させるだけの回路であるが、8進カウンタ184からのハ
イレベル信号が与えられている状態では、入力信号を取
り込んでしまい出力を導出しないように構成された一種
のゲート回路である。したがって8進カウンタ184が
「8」を計数したとき、言い換えればVポケット入賞口
26への入賞玉数が8個になった以降は、特賞状態禁止回
路173が能動化され、それ以降のV入賞玉検出スイッチ5
0の出力は無効化される。よって8回目のV入賞状態で
は、必ず18進カウンタ176がカウントアップするかまた
は入賞玉計数回路180がカウントアップし、そのいずれ
かの出力に基づいて解除パルス発生回路160が解除パル
スを導出する。そしてその出力は保持回路174の保持状
態を解除する。
この状態は、いわゆるV入賞制御状態が8回継続し終
えた状態である。この状態において、パチンコ玉が始動
入賞口16、18または20へ入賞すると、始動入賞玉検出ス
イッチ54、56または58がオンし、保持回路148または162
からハイレベル信号が導出される。この信号はオアゲー
ト190を介してアンドゲート192へ与えられる。アンドゲ
ート192は、2入力ゲートで、他の入力端子には、この
状態において、反転ハイレベル信号が与えられている。
よって、アンドゲート192は、保持回路148または162の
出力に応答してハイレベル信号を導出し、8進カウンタ
184をリセットする。よって8進カウンタ184のハイレベ
ル出力に応じて能動化されている特賞状態禁止回路173
も動作しなくなる。したがってそれ以降はV入賞玉検出
スイッチ50の出力は有効に保持回路174等へ与えられる
ことになる。
えた状態である。この状態において、パチンコ玉が始動
入賞口16、18または20へ入賞すると、始動入賞玉検出ス
イッチ54、56または58がオンし、保持回路148または162
からハイレベル信号が導出される。この信号はオアゲー
ト190を介してアンドゲート192へ与えられる。アンドゲ
ート192は、2入力ゲートで、他の入力端子には、この
状態において、反転ハイレベル信号が与えられている。
よって、アンドゲート192は、保持回路148または162の
出力に応答してハイレベル信号を導出し、8進カウンタ
184をリセットする。よって8進カウンタ184のハイレベ
ル出力に応じて能動化されている特賞状態禁止回路173
も動作しなくなる。したがってそれ以降はV入賞玉検出
スイッチ50の出力は有効に保持回路174等へ与えられる
ことになる。
このように、この実施例の制御では、8進カウンタ18
4をリセットするのに、V入賞状態が満了した後、始動
入賞口16、18または20のいずれかへパチンコ玉が入賞し
たことに基づいてリセットするようにしたことが特徴で
ある。このようにすれば、前述した従来の制御における
問題点が解消されている。
4をリセットするのに、V入賞状態が満了した後、始動
入賞口16、18または20のいずれかへパチンコ玉が入賞し
たことに基づいてリセットするようにしたことが特徴で
ある。このようにすれば、前述した従来の制御における
問題点が解消されている。
第7図は、この発明の他の実施例に用いられる制御回
路の構成を示すブロック図である。第7図の制御回路の
特徴は、次の点に留意したことである。すなわち、パチ
ンコ玉がVポケット入賞口26へ入賞してV入賞制御状態
になった場合には、1回のV入賞制御につき最大10個の
パチンコ玉が可変入賞球装置12へ入賞可能である。が、
可変入賞球装置12は、その構造上、前述のように入賞空
間24へ入ったパチンコ玉が直ちにその下方部のVポケッ
ト入賞口26または入賞口28aまたは28bへ入賞するとは限
らず、入賞空間24内で何らかの事情で多少遅れるパチン
コ玉が生じる場合がある。かかる場合には、入賞空間24
へパチンコ玉が11個以上入る場合も考えられる。その場
合に、既に10個のパチンコ玉が検出されたからといっ
て、入賞空間24内に入ってしまった11個目のパチンコ玉
を受付けないならば、特に、その11個目のパチンコ玉が
Vポケット入賞口26へ入賞したにもかかわらずV入賞状
態を継続しないならば、遊技者とパチンコホールとの間
でトラブルが生じる原因になると考えられる。そこで、
この実施例では、各V入賞制御ごとに、V入賞制御状態
終了後も一定時間(たとえば5秒間)以内であれば、V
入賞玉の入賞に応じて引き続きV入賞制御状態を継続可
能に構成したものである。
路の構成を示すブロック図である。第7図の制御回路の
特徴は、次の点に留意したことである。すなわち、パチ
ンコ玉がVポケット入賞口26へ入賞してV入賞制御状態
になった場合には、1回のV入賞制御につき最大10個の
パチンコ玉が可変入賞球装置12へ入賞可能である。が、
可変入賞球装置12は、その構造上、前述のように入賞空
間24へ入ったパチンコ玉が直ちにその下方部のVポケッ
ト入賞口26または入賞口28aまたは28bへ入賞するとは限
らず、入賞空間24内で何らかの事情で多少遅れるパチン
コ玉が生じる場合がある。かかる場合には、入賞空間24
へパチンコ玉が11個以上入る場合も考えられる。その場
合に、既に10個のパチンコ玉が検出されたからといっ
て、入賞空間24内に入ってしまった11個目のパチンコ玉
を受付けないならば、特に、その11個目のパチンコ玉が
Vポケット入賞口26へ入賞したにもかかわらずV入賞状
態を継続しないならば、遊技者とパチンコホールとの間
でトラブルが生じる原因になると考えられる。そこで、
この実施例では、各V入賞制御ごとに、V入賞制御状態
終了後も一定時間(たとえば5秒間)以内であれば、V
入賞玉の入賞に応じて引き続きV入賞制御状態を継続可
能に構成したものである。
この目的で、タイマ194、オアゲート196およびアンド
ゲート198が設けられている。第7図の回路について、
上述した特徴部分の動作についてのみ説明する。いずれ
かの始動入賞口16,18または20へパチンコ玉が入賞し、
対応する始動入賞玉検出スイッチの出力があると、保持
回路148または162からハイレベル出力が導出される。こ
の出力はオアゲート190、オアゲート196を介してタイマ
194に与えられる。タイマ194は、入力信号に応じて一定
時間、すなわち前述したようにたとえば5秒間ハイレベ
ル信号を導出する。この5秒間は、開閉翼片22a,22bが
2回開閉を繰返すよりも十分に長い時間であり、この間
は、アンドゲート198は能動化されている。よって、そ
の間にパチンコ玉が入賞空間24へ入り、Vポケット入賞
口26へ入賞した場合は、アンドゲート198からハイレベ
ルパルスが出力され、保持回路174へ与えられることに
なる。なお、3入力アンドゲート198の第3の入力に
は、8進カウンタ184のカウントアップ出力の反転出
力、すなわちこの場合はハイレベル信号が加えられてい
る。保持回路174が保持されると、そのハイレベル出力
はオアゲート196を介してタイマ194へ与えられる。した
がって、タイマ194は引き続きハイレベル信号を導出す
る。
ゲート198が設けられている。第7図の回路について、
上述した特徴部分の動作についてのみ説明する。いずれ
かの始動入賞口16,18または20へパチンコ玉が入賞し、
対応する始動入賞玉検出スイッチの出力があると、保持
回路148または162からハイレベル出力が導出される。こ
の出力はオアゲート190、オアゲート196を介してタイマ
194に与えられる。タイマ194は、入力信号に応じて一定
時間、すなわち前述したようにたとえば5秒間ハイレベ
ル信号を導出する。この5秒間は、開閉翼片22a,22bが
2回開閉を繰返すよりも十分に長い時間であり、この間
は、アンドゲート198は能動化されている。よって、そ
の間にパチンコ玉が入賞空間24へ入り、Vポケット入賞
口26へ入賞した場合は、アンドゲート198からハイレベ
ルパルスが出力され、保持回路174へ与えられることに
なる。なお、3入力アンドゲート198の第3の入力に
は、8進カウンタ184のカウントアップ出力の反転出
力、すなわちこの場合はハイレベル信号が加えられてい
る。保持回路174が保持されると、そのハイレベル出力
はオアゲート196を介してタイマ194へ与えられる。した
がって、タイマ194は引き続きハイレベル信号を導出す
る。
保持回路174が保持解除されたときは、保持回路174の
出力がローレベルになる。したがってタイマ194の出力
は、その時点から引き続き5秒間ハイレベル出力である
が、それを経過した後はローレベルになる。よって、以
後はアンドゲート198は不能動状態となり、V入賞玉検
出スイッチ50の出力は保持回路174へ与えられなくな
る。
出力がローレベルになる。したがってタイマ194の出力
は、その時点から引き続き5秒間ハイレベル出力である
が、それを経過した後はローレベルになる。よって、以
後はアンドゲート198は不能動状態となり、V入賞玉検
出スイッチ50の出力は保持回路174へ与えられなくな
る。
V入賞制御が8回目のV入賞制御になったときは、8
進カウンタ184がカウントアップ出力を導出する。この
カウントアップ出力は反転されてローレベルとなり、ア
ンドゲート198に与えられる。したがって、8回目のV
入賞制御状態以降は、V入賞玉検出スイッチ50の出力は
無効化される。この解除は、8回目のV入賞制御が終了
後、すなわち保持回路174の出力がローレベルになった
後、いずれかの始動入賞口16、18または20へパチンコ玉
が入賞し、保持回路148または162からのハイレベル出力
がオアゲート190を介してアンドゲート192′へ与えら
れ、8進カウンタ184がリセットされることにより解除
される。この構成は、前述した第6図の制御回路と同様
である。
進カウンタ184がカウントアップ出力を導出する。この
カウントアップ出力は反転されてローレベルとなり、ア
ンドゲート198に与えられる。したがって、8回目のV
入賞制御状態以降は、V入賞玉検出スイッチ50の出力は
無効化される。この解除は、8回目のV入賞制御が終了
後、すなわち保持回路174の出力がローレベルになった
後、いずれかの始動入賞口16、18または20へパチンコ玉
が入賞し、保持回路148または162からのハイレベル出力
がオアゲート190を介してアンドゲート192′へ与えら
れ、8進カウンタ184がリセットされることにより解除
される。この構成は、前述した第6図の制御回路と同様
である。
なお、その余の構成と動作は、第6図のものと同一で
あり、同一部分には同一番号を付しここでの説明は省略
する。
あり、同一部分には同一番号を付しここでの説明は省略
する。
第8図は、この発明のさらに他の実施例に適用される
制御回路の構成を示すブロック図である。第8図の制御
回路の特徴は、第7図のように、いわゆる遅れ玉がVポ
ケット入賞口26へ入賞したとしてもそれを有効とせず、
そのようなパチンコ玉はすべて無効とするように扱うよ
うにしたことである。すなわち、V入賞制御状態におい
ては、通常10個のパチンコ玉のうちいずれかがVポケッ
ト入賞口26へ入賞することによりV入賞制御状態が継続
されるわけであるが、このような10個のパチンコ玉以外
の11個目以降のいわゆる遅れ玉にまでそのような利益を
与えず、厳密に制御する場合の制御回路例を示してい
る。具体的には、第8図の回路は、第7図の回路におけ
るタイマ194を除いた回路構成になっているだけであ
る。
制御回路の構成を示すブロック図である。第8図の制御
回路の特徴は、第7図のように、いわゆる遅れ玉がVポ
ケット入賞口26へ入賞したとしてもそれを有効とせず、
そのようなパチンコ玉はすべて無効とするように扱うよ
うにしたことである。すなわち、V入賞制御状態におい
ては、通常10個のパチンコ玉のうちいずれかがVポケッ
ト入賞口26へ入賞することによりV入賞制御状態が継続
されるわけであるが、このような10個のパチンコ玉以外
の11個目以降のいわゆる遅れ玉にまでそのような利益を
与えず、厳密に制御する場合の制御回路例を示してい
る。具体的には、第8図の回路は、第7図の回路におけ
るタイマ194を除いた回路構成になっているだけであ
る。
よって、第8図の制御回路について、これ以上の詳細
な説明は省略する。第7図や第8図に示した制御回路に
より、始動入賞領域に打玉が入賞したことを条件として
前記可変入賞球装置を第1の状態に制御した後第2の状
態にする始動入賞時制御を行ない、前記特定条件検出手
段の検出出力に基づいて前記可変入賞球装置を第1の状
態に制御した後第2の状態に制御することにより前記始
動入賞時制御よりも遊技者にとってより有利な状態を出
現可能な特定遊技状態時制御を行ない、該特定遊技状態
時制御が開始された後前記特定条件検出手段の検出出力
があった場合に、前記特定遊技状態時制御を再度実行し
て繰返し継続制御を行なう駆動制御手段が構成されてい
る。
な説明は省略する。第7図や第8図に示した制御回路に
より、始動入賞領域に打玉が入賞したことを条件として
前記可変入賞球装置を第1の状態に制御した後第2の状
態にする始動入賞時制御を行ない、前記特定条件検出手
段の検出出力に基づいて前記可変入賞球装置を第1の状
態に制御した後第2の状態に制御することにより前記始
動入賞時制御よりも遊技者にとってより有利な状態を出
現可能な特定遊技状態時制御を行ない、該特定遊技状態
時制御が開始された後前記特定条件検出手段の検出出力
があった場合に、前記特定遊技状態時制御を再度実行し
て繰返し継続制御を行なう駆動制御手段が構成されてい
る。
特定状態検出回路173または8進カウンタ184およびア
ンドゲート198により、前記繰返し継続制御が許容され
る繰返し上限回数に相当する回の繰返し継続制御が実行
される場合に、前記特定条件検出手段を不能動化する特
定条件不能動化手段が構成されている。
ンドゲート198により、前記繰返し継続制御が許容され
る繰返し上限回数に相当する回の繰返し継続制御が実行
される場合に、前記特定条件検出手段を不能動化する特
定条件不能動化手段が構成されている。
始動入賞玉検出スイッチ54,56,58、オアゲート146,19
0、保持回路148,162、アンドゲート192,192′、8進カ
ウンタ184により、前記始動入賞領域に打玉が入賞した
ことを条件として前記特定条件検出手段の不能動化を解
除する解除手段が構成されている。
0、保持回路148,162、アンドゲート192,192′、8進カ
ウンタ184により、前記始動入賞領域に打玉が入賞した
ことを条件として前記特定条件検出手段の不能動化を解
除する解除手段が構成されている。
このように構成することにより、繰返し継続制御の最
終回において可変入賞球装置12の開閉が終了する間際に
進入した玉が流下していき、Vポケット入賞口26に入賞
することにより繰返し継続制御が初回から再度実行され
るという不都合を回避し得る効果がある。その結果、遊
技場にとって出玉率などの管理が容易となる。
終回において可変入賞球装置12の開閉が終了する間際に
進入した玉が流下していき、Vポケット入賞口26に入賞
することにより繰返し継続制御が初回から再度実行され
るという不都合を回避し得る効果がある。その結果、遊
技場にとって出玉率などの管理が容易となる。
なお、第6図ないし第8図の各制御回路では、18進カ
ウンタ176、8進カウンタ184等を用いたが、必要に応
じ、n進カウンタ,m進カウンタとできることはもちろん
である。
ウンタ176、8進カウンタ184等を用いたが、必要に応
じ、n進カウンタ,m進カウンタとできることはもちろん
である。
前述した各実施例においては、可変入賞球装置12は、
開閉翼片22a,22bを備える形式のものであったが、この
ような形式のものに限らず、前方へ回動する横長の開閉
板を備える可変入賞球装置、入賞空間中に回転式の玉振
分部材等を含む可変入賞球装置等各種の可変入賞球装置
の場合であっても同様に適用できることを指摘してお
く。
開閉翼片22a,22bを備える形式のものであったが、この
ような形式のものに限らず、前方へ回動する横長の開閉
板を備える可変入賞球装置、入賞空間中に回転式の玉振
分部材等を含む可変入賞球装置等各種の可変入賞球装置
の場合であっても同様に適用できることを指摘してお
く。
また、上記各実施例の説明では、遊技者の獲得した得
点に応じて景品玉が払出される形式のパチンコ遊技機10
を取り上げたが、獲得した得点に応じて景品玉が払出さ
れるパチンコ遊技機でなく、獲得した得点が磁気カード
等に記録されてそのカードが払出されるような形式のパ
チンコ遊技機であっても、本発明を適用できることを指
摘しておく。
点に応じて景品玉が払出される形式のパチンコ遊技機10
を取り上げたが、獲得した得点に応じて景品玉が払出さ
れるパチンコ遊技機でなく、獲得した得点が磁気カード
等に記録されてそのカードが払出されるような形式のパ
チンコ遊技機であっても、本発明を適用できることを指
摘しておく。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、繰返し上限回数に
相当する回の繰返し継続制御が実行される場合には特定
条件検出手段が不能動化されるために、繰返し上限回数
に相当する最終回の繰返し継続制御に達したにもかかわ
らず引き続き繰返し継続制御が続行される不都合が極力
防止できる。さらに、前記特定条件検出手段が不能動化
された後において始動入賞領域に打玉が入賞したことを
条件としてその不能動化が解除されるために、いわゆる
遅れ玉が特定入賞領域に入賞したとしても打玉が始動入
賞領域に入賞していない限り特定条件検出手段が不能動
化されているために、最終回の繰返し継続制御が終了し
たにもかかわらず遅れ玉に起因して引き続き繰返し継続
制御が実行されることがなく、遊技場が不測の不利益を
被る不都合を極力防止し得る。
相当する回の繰返し継続制御が実行される場合には特定
条件検出手段が不能動化されるために、繰返し上限回数
に相当する最終回の繰返し継続制御に達したにもかかわ
らず引き続き繰返し継続制御が続行される不都合が極力
防止できる。さらに、前記特定条件検出手段が不能動化
された後において始動入賞領域に打玉が入賞したことを
条件としてその不能動化が解除されるために、いわゆる
遅れ玉が特定入賞領域に入賞したとしても打玉が始動入
賞領域に入賞していない限り特定条件検出手段が不能動
化されているために、最終回の繰返し継続制御が終了し
たにもかかわらず遅れ玉に起因して引き続き繰返し継続
制御が実行されることがなく、遊技場が不測の不利益を
被る不都合を極力防止し得る。
第1図は、この発明の一実施例が適用される、かつ、従
来のパチンコ遊技機でもあるパチンコ遊技機の正面図で
ある。 第2図は、パチンコ遊技機10の背面図である。 第3図は、パチンコ遊技機10に配置される可変入賞球装
置の正面図である。 第4図は、可変入賞球装置12の中央部縦断面図である。 第5図は、可変入賞球装置12の分解斜視図である。 第6図は、この発明の一実施例に含まれる駆動制御回路
のブロック図である。 第7図は、この発明の他の実施例に含まれる駆動制御回
路のブロック図である。 第8図は、この発明のさらに他の実施例に含まれる駆動
制御回路のブロック図である。 図において、10はパチンコ遊技機、12は可変入賞球装
置、16,18,20は始動入賞口、22a,22bは開閉翼片、24は
入賞空間、26はVポケット入賞口、50はV入賞玉検出ス
イッチ、52は全入賞玉検出スイッチ、54,56,58は始動入
賞玉検出スイッチ、173は特賞状態禁止回路を示す。
来のパチンコ遊技機でもあるパチンコ遊技機の正面図で
ある。 第2図は、パチンコ遊技機10の背面図である。 第3図は、パチンコ遊技機10に配置される可変入賞球装
置の正面図である。 第4図は、可変入賞球装置12の中央部縦断面図である。 第5図は、可変入賞球装置12の分解斜視図である。 第6図は、この発明の一実施例に含まれる駆動制御回路
のブロック図である。 第7図は、この発明の他の実施例に含まれる駆動制御回
路のブロック図である。 第8図は、この発明のさらに他の実施例に含まれる駆動
制御回路のブロック図である。 図において、10はパチンコ遊技機、12は可変入賞球装
置、16,18,20は始動入賞口、22a,22bは開閉翼片、24は
入賞空間、26はVポケット入賞口、50はV入賞玉検出ス
イッチ、52は全入賞玉検出スイッチ、54,56,58は始動入
賞玉検出スイッチ、173は特賞状態禁止回路を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】遊技領域に打玉が打込まれて遊技が行なわ
れる弾球遊技機であって、 前記遊技領域に設けられ、遊技者にとって有利となる第
1の状態と遊技者にとって不利となる第2の状態とに変
化可能な可変入賞球装置と、 前記遊技領域に設けられ、打玉が入賞可能な始動入賞領
域と、 前記可変入賞球装置内に設けられた特定入賞領域に打玉
が入賞することを条件として成立する特定条件が成立し
たことを検出する特定条件検出手段と、 前記始動入賞領域に打玉が入賞したことを条件として前
記可変入賞球装置を第1の状態に制御した後第2の状態
にする始動入賞時制御を行ない、前記特定条件検出手段
の検出出力に基づいて前記可変入賞球装置を第1の状態
に制御した後第2の状態に制御することにより前記始動
入賞時制御よりも遊技者にとってより有利な状態を出現
可能な特定遊技状態時制御を行ない、該特定遊技状態時
制御が開始された後前記特定条件検出手段の検出出力が
あった場合に、前記特定遊技状態時制御を再度実行して
繰返し継続制御を行なう駆動制御手段と、 前記繰返し継続制御が許容される繰返し上限回数に相当
する回の繰返し継続制御が実行される場合に、前記特定
条件検出手段を不能動化する特定条件不能動化手段と、 前記始動入賞領域に打玉が入賞したことを条件として前
記特定条件検出手段の不能動化を解除する解除手段とを
含むことを特徴とする、弾球遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61134490A JP2593647B2 (ja) | 1986-06-09 | 1986-06-09 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61134490A JP2593647B2 (ja) | 1986-06-09 | 1986-06-09 | 弾球遊技機 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13965393A Division JPH06104140B2 (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 弾球遊技機 |
JP13965493A Division JPH06104141B2 (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 弾球遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62290481A JPS62290481A (ja) | 1987-12-17 |
JP2593647B2 true JP2593647B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=15129541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61134490A Expired - Lifetime JP2593647B2 (ja) | 1986-06-09 | 1986-06-09 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2593647B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0763531B2 (ja) * | 1988-03-11 | 1995-07-12 | ユニバーサル販売株式会社 | 入賞球装置 |
JP4842622B2 (ja) * | 2005-11-18 | 2011-12-21 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6034482A (ja) * | 1984-06-29 | 1985-02-22 | 株式会社ソフィア | パチンコ機 |
-
1986
- 1986-06-09 JP JP61134490A patent/JP2593647B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6034482A (ja) * | 1984-06-29 | 1985-02-22 | 株式会社ソフィア | パチンコ機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62290481A (ja) | 1987-12-17 |
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