JPH05131058A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH05131058A
JPH05131058A JP32386091A JP32386091A JPH05131058A JP H05131058 A JPH05131058 A JP H05131058A JP 32386091 A JP32386091 A JP 32386091A JP 32386091 A JP32386091 A JP 32386091A JP H05131058 A JPH05131058 A JP H05131058A
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Nobuaki Fukumoto
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技者にとって有利な権利発生遊技状態が途
中で終了してしまうことが少ないパチンコ機を提供す
る。 【構成】 図柄表示装置20の変動表示結果が予め定め
た表示結果となったときに開放する特別入賞装置23に
形成される特別領域25に打球が通過したときに権利発
生遊技状態となり、再度の特別領域25への打球の通過
又は始動入賞口27、30への所定個数の打球の入賞に
より権利発生遊技状態が終了するものにおいて、図柄表
示装置20の変動時間を、変動入賞装置31に許容され
た1回の開放時間と権利発生遊技状態の終了を規制する
始動入賞口27、30への打球の入賞個数との積よりも
長い時間に設定した。 【効果】 変動時間中に権利発生遊技状態における変動
入賞装置31の許容最大回数の開放を確保することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特別領域を含む複数の
通過領域が形成された特別入賞装置と、変動停止時の表
示結果が予め定めた表示結果となったときに前記特別入
賞装置を打球が入賞し易い状態に変化させる図柄表示装
置と、前記特別入賞装置に誘導された打球が前記特別領
域を通過したときに作動開始すると共に再度特別領域を
打球が通過したとき又は前記遊技盤に設けられる始動入
賞口に所定個数の打球が入賞したときに作動終了する特
別遊技制御手段と、該特別遊技制御手段の作動中に前記
始動入賞口に打球が入賞する毎に所定の態様で開放駆動
される変動入賞装置と、を備えたパチンコ機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、図柄表示装置の変動停止時の表示
結果が予め定めた表示結果となったときに、特別入賞装
置が打球を受け入れ易い状態に変化し、その受け入れ易
い状態時に受け入れられた打球が特別入賞装置の特別領
域を通過したときに特別遊技制御手段が作動して権利発
生遊技状態とし、その権利発生遊技状態中に打球が始動
入賞口に入賞することにより変動入賞装置を一定時間
(例えば、10秒)が経過するまで又は所定個数(例え
ば、10個)の入賞玉が発生するまで開放するパチンコ
機が多数市場に提供されていた。このようなパチンコ機
にあっては、再度特別領域に打球が通過したこと又は始
動入賞口に所定個数(例えば、16個)の打球が入賞し
たことによって権利発生遊技状態が終了するようになっ
ている。したがって、権利発生遊技状態中であっても、
再度図柄表示装置が予め定めた表示結果を表示して特別
入賞装置を開放し、打球が特別領域を通過すれば、変動
入賞装置が許容された最大回数の開放を繰り返す以前で
も権利発生遊技状態が終了するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来におい
ては、一旦権利発生遊技状態となったときには、図柄表
示装置を変動させるための入賞口又は通過口(以下、図
柄作動口という)に打球が入賞又は通過しないように打
球を発射調整しなければならないが、そのように調整し
たにも拘らず、打球が障害釘等によって遊技者の意図と
関係なく図柄作動口に入賞又は通過してしまい、権利発
生遊技状態を途中で終了させて遊技者の興趣をなくして
しまう場合があった。本発明は、上記した事情に鑑みな
されたもので、その目的とするところは、遊技者にとっ
て有利な遊技状態が途中で終了してしまうことが少ない
パチンコ機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、特別領域を含む複数の通過
領域が形成された特別入賞装置と、変動停止時の表示結
果が予め定めた表示結果となったときに前記特別入賞装
置を打球が入賞し易い状態に変化させる図柄表示装置
と、前記特別入賞装置に誘導された打球が前記特別領域
を通過したときに作動開始すると共に再度特別領域を打
球が通過したとき又は前記遊技盤に設けられる始動入賞
口に所定個数の打球が入賞したときに作動終了する特別
遊技制御手段と、該特別遊技制御手段の作動中に前記始
動入賞口に打球が入賞する毎に所定の態様で開放駆動さ
れる変動入賞装置と、を備えたパチンコ機において、前
記図柄表示装置の変動時間が、前記変動入賞装置に許容
された1回の開放時間と前記特別遊技制御手段の作動終
了を規制する始動入賞口への打球の入賞個数との積より
も長い時間が設定されていることを特徴とするものであ
る。
【0005】
【作用】図柄表示装置の変動表示結果が予め定めた表示
結果となって特別入賞装置が打球を受け入れ易い状態と
なり、その状態中に特別入賞装置に受け入れられた打球
が特別領域を通過したときには、特別遊技制御手段が作
動して、いわゆる権利発生遊技状態となる。そして、権
利発生遊技状態となった直後に図柄表示装置が変動を開
始しても、その表示結果が表示されるまでの変動時間
が、変動入賞装置に許容された1回の開放時間と特別遊
技制御手段の作動終了を規制する始動入賞口への打球の
入賞個数との積よりも長い時間が設定されているので、
その間に権利発生遊技状態における変動入賞装置の許容
最大回数の開放を確保することができ、少なくとも再度
の特別領域への打球の通過に起因する権利発生遊技状態
の途中終了を防止することができる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。まず、図2を参照して、実施例に係るパ
チンコ機について説明する。図2は、パチンコ機1の正
面図である。パチンコ機1の正面構造において、額縁状
に形成された前面枠2の開口に、金枠3が周設され、該
金枠3には、ガラス扉4及び前面扉5が開閉自在に装着
されている。ガラス扉4の後方には、前記前面枠2の裏
面に固着される取付枠を介して遊技盤10が着脱自在に
装着されている。また、前記前面扉5の表面には、排出
された景品玉を貯留し且つその貯留した景品玉を打球と
して発射位置に供給する上皿6が固着されている。この
上皿6には、後述する図柄表示装置20の変動時間を短
縮する変動時間短縮ボタン7が設けられている。更に、
前面枠2の下部には、発射位置の玉を遊技部へ打出すた
めの操作ハンドル9と、上皿6に貯留できない余剰の景
品玉を溜める下皿8が設けられている。
【0007】次に、上記した遊技盤10の構成について
図1を参照して説明する。図1は、遊技盤10の正面図
である。図において、遊技盤10の誘導レール11によ
って囲まれた遊技領域12のほぼ中央には、中央図柄作
動口装置13が配置されている。この中央図柄作動口装
置13の内部には、モータ等の電気的駆動源によって常
時左右方向に揺動している作動ゲート14が設けられ、
中央図柄作動口装置13に受け入れられた入賞玉が作動
ゲート14に通過すると、後述する図柄表示装置20の
変動表示を開始すると共に、変動図柄作動口装置17を
打球が入賞し易い状態に変化させる。また、中央図柄作
動口装置13には、権利発生遊技状態中に後述する始動
入賞口装置27及び始動入賞口30に入賞した玉数を表
示する始動入賞個数表示器15が設けられている。
【0008】上記した中央図柄作動口装置13の上方及
び左側方の遊技領域12には、打球を通常の入賞(入賞
により景品玉が15個排出される)とする普通入賞口装
置16と普通入賞口19とがそれぞれ配置されている。
また、遊技領域12の左下方部には、変動図柄作動口装
置17、18が配置されている。変動図柄作動口装置1
7、18は、ソレノイド等の電気的駆動源によって開放
されるようになっており、このうち上方に配置される変
動図柄作動口装置17は、打球が1個入賞することによ
り閉じ、下方に配置される変動図柄作動口装置18は、
打球が2個入賞することにより閉じるようになっている
(閉じる場合には、所定個数の入賞玉の入賞により機械
的に閉じるように構成しても良いし、あるいはソレノイ
ドをOFFして閉じるように構成しても良い)。また、
上方の変動図柄作動口装置17に打球が入賞すると、図
柄表示装置20の変動表示を開始すると共に、下方の変
動図柄作動口装置18を開放する。また、下方の変動図
柄作動口装置18に打球が入賞すると、図柄表示装置2
0の変動表示を開始させるだけである。なお、図柄表示
装置20の変動表示中に、打球が変動図柄作動口装置1
7、18、及び前記作動ゲート14(以下、この3つを
作動口群という)に入賞又は通過したときには、その入
賞又は通過が記憶されて、図柄表示装置20の変動表示
を開始する権利が留保される。ただし、その記憶数の最
大は、4とされる。
【0009】上記した作動口群への打球の入賞に基づい
て変動表示を開始される図柄表示装置20は、前記中央
図柄作動口装置13の下方の遊技領域12に配置されて
いる。図柄表示装置20は、複数(図示の実施例では、
3つ)の図柄表示器21a〜21c(7セグメントLE
Dで構成される)と複数(図示の実施例では、4つ)の
作動記憶表示器22とを含んで構成されている。図柄表
示器21a〜21cは、前記作動口群に打球が入賞した
ことに基づいて変動表示を開始すると共に極めて長い時
間(例えば、約180秒)が経過すると左側の図柄表示
器21aが停止した後、僅かな時間間隔を置いて中央の
図柄表示器21b、右側の図柄表示器21cが順次停止
制御されるようになっている。また、図柄表示器21a
〜21cに表示される図柄は、例えば、0〜9、E、F
の12種類の数字及び英字図柄が変動表示されるように
なっている。そして、すべての図柄表示器21a〜21
cの停止時の図柄の組み合わせが「0・0・0」を除く
図柄の組み合わせであるときに、当りと判断されて後述
する特別入賞装置23が一定時間(例えば、5.9秒)
開放駆動されるようになっている。
【0010】また、図柄表示装置20に設けられる作動
記憶表示器22は、図柄表示装置20が変動表示中であ
るとき又は特別入賞装置23が開放中であるときに前記
作動口群を通過又は入賞した打球を最高4個まで記憶し
た旨を報知するもので、作動記憶表示器22が4個すべ
て点灯している状態で打球が作動口群を通過しても、そ
れは無効として処理される。
【0011】ところで、図柄表示装置20の表示結果が
当りであるか、外れであるかは、打球が作動口群を通過
又は入賞した時点で決定される。例えば、0〜1727
まで変化する当り外れ用のランダムAカウンターを用意
し、そのランダムAカウンターを電源投入時から一定の
速さ(例えば、2.731ms)で歩進し、その値が打
球が作動口群を通過又は入賞した時点で0のときは、外
れとし、それ以外のときには、当り(従って当りの確率
は、199.9/200)とする。
【0012】また、図柄表示装置20に表示される図柄
の決定には、ランダムBカウンターが使用される。ラン
ダムBカウンターは、左図柄用に第1バイト(0〜1
1)を対応させ、中図柄用に第2バイト(0〜11)を
対応させ、右図柄用に第3バイト(0〜11)を対応さ
せており、電源投入時それぞれ0からスタートし、2.
731ms毎に第1バイトの値を歩進し、第1バイトの
桁上り分を第2バイトに、第2バイトの桁上り分を第3
バイトにそれぞれ歩進する。そして、カウンター値の0
〜9が図柄0〜9に対応し、カウンター値10、11が
図柄E、Fに対応し、割り込み毎に内容をチェックし
て、その内容に応じて当り図柄格納エリアか外れ図柄格
納エリアのいずれかに格納される。しかして、打球が作
動口群を通過又は入賞した時点でランダムAカウンター
の値を読み取りメモリに格納(4個まで記憶)し、変動
開始から約180秒経過した時点で上記メモリに格納し
ておいたランダムAカウンターの値を読み出し、その値
が0の場合には、その時点の外れ図柄格納エリアの値を
停止図柄とし、0以外の場合には、その時点の当り図柄
格納エリアの値を停止図柄とする。ただし、変動開始か
ら約180秒経過する前に変動時間短縮ボタン7が操作
された場合には、操作した時点のランダムAカウンター
の値を基にして停止図柄が決定されるようになってい
る。
【0013】上記した図柄表示装置20が当りとなった
ときに駆動される特別入賞装置23が遊技領域12の右
上部に配置されている。この特別入賞装置23は、図示
しないソレノイドによって開閉される開閉板24を有
し、その開閉板24の内部が3つに区画され、中央が特
別領域25とされている。特別領域25には、通常時、
特別領域25への入賞玉の侵入を阻止する停留部材26
が設けられ、特別領域25の直前で入賞玉を停留するよ
うになっている。なお、停留部材26は、一定時間の開
閉板24の開放が終了した後に、停留を解除するように
なっている。また、中央の特別領域25を打球が通過す
ることによって、図示しない特別入賞玉検出スイッチを
ONさせる。特別入賞玉検出スイッチのON信号は、権
利発生遊技状態の発生と消滅(特別遊技制御手段の作動
開始と作動終了)とを検出する信号として利用される。
【0014】また、上記した権利発生遊技状態となった
ときに有効に機能する始動入賞口27、30が設けられ
ている。この始動入賞口27、30は、特別遊技制御手
段の作動中において打球が入賞したことに基づいて後述
する変動入賞装置31の開閉板32を開放するものであ
る。ところで、図示の実施例においては、図示左側の始
動入賞口30は、単に打球を受け止める通常の受口と同
じ構造を有しているが、図示右側の始動入賞口27は、
1つの受口29を有する回転体28が内蔵された構造と
なっている。この回転体28は、変動入賞装置31に許
容された開放時間(後に詳述する)よりも長い時間周期
で回転するようになっている。このため、打球が始動入
賞口27に入賞する限りは、始動入賞と変動入賞装置3
1の開閉板32の開放とが交互に行われることになる。
また、特別遊技制御手段の作動中に始動入賞口27、3
0に入賞した玉数を前記中央図柄作動口装置13に設け
られる前記始動入賞個数表示器15で表示するようにな
っている。この始動入賞個数表示器15には、多くの場
合、変動入賞装置31の開閉板32の開放回数と等しい
数を表示させることが可能である。これについては、後
に詳述する。また、始動入賞個数表示器15に表示され
る数値が「10」となった時点で特別遊技制御手段の作
動が終了する。なお、始動入賞口27、30に打球が入
賞することによって排出される景品玉数は、他の入賞口
や入賞装置への入賞によって排出される景品玉数よりも
少ない数(例えば、7個)に設定されている。
【0015】権利発生遊技状態中に上記した始動入賞口
27、30への打球の入賞に基づいて駆動される変動入
賞装置31が遊技領域12の中央下方に配置されてい
る。この変動入賞装置31は、開閉ソレノイド(図示し
ない)によって開閉駆動される開閉板32を有し、開閉
板32を開放した状態で遊技領域12を落下する打球を
受け止めるようになっている。ただし、開閉板32の開
放は、権利発生遊技状態が継続されている状態であって
前記始動入賞口27、30に打球が入賞したことに基づ
いて実行され、1回の開放が所定個数(例えば、10
個)の入賞玉が発生するまで、又は一定時間(例えば、
9.5秒)が経過するまで継続される。そして、上記し
た所定個数を計数するために変動入賞装置31は、入賞
玉数検出スイッチ(図示しない)が付設されていると共
に、該入賞玉数検出スイッチで検出された入賞玉数を表
示するために入賞個数表示器33が内蔵されている。
【0016】更に、遊技盤10の遊技領域12には、上
記した構成以外に、複数の風車34やアウト口35が設
けられている。
【0017】以上のように構成されるパチンコ機1の遊
技動作について図3乃至図6を参照して説明する。図3
は、図柄表示装置20の変動を示すタイムチャートであ
り、図4は、当りの場合の特別入賞装置23の動作を示
すタイムチャートであり、図5は、権利発生遊技状態に
おける変動入賞装置31の動作を示すタイムチャートで
あり、図6は、権利発生遊技状態の途中で特別領域への
入賞玉の入賞に基づいて権利発生遊技状態が終了したと
きの変動入賞装置31の動作を示すタイムチャートであ
る。
【0018】遊技者は、まず、遊技開始当初は、打球を
中央図柄作動口装置13に入賞させるべく弾発動作を行
う。しかして、図3に示すように、打球が中央図柄作動
口装置13に入賞し且つ作動ゲート14を通過したとき
には、図柄表示装置20のうち、まず左図柄表示器21
a(以下、左図柄という)が変動表示を開始し、次いで
短い時間間隔(0.328秒)を置いて中図柄表示器2
1b(以下、中図柄という)、右図柄表示器21c(以
下、右図柄という)が順次変動表示を開始する。この変
動開始時から極めて長い時間(179.5秒前後)が経
過するまでの変動速度は、1図柄が0.049秒表示さ
れる速度(以下、この速度を高速という)で変動表示さ
れ、変動停止前に1図柄が0.057秒表示される速度
(以下、この速度を中速という)と1図柄が0.147
秒表示される速度(以下、この速度を低速という)とに
速度を落として停止される。
【0019】具体的には、図3に示すように、変動開始
から179.498秒経過したときに、左図柄21aを
停止図柄の4図柄手前の図柄に差し替え、中速で1図
柄、低速で3図柄変動して左図柄21aを停止する。左
図柄21aの停止と同時に中図柄21bを停止図柄の2
図柄手前の図柄に差し替え、中速で1図柄、低速で1図
柄変動して中図柄21bを停止する。更に、中図柄21
bの停止と同時に右図柄21cを停止図柄の2図柄手前
の図柄に差し替え、中速で1図柄、低速で1図柄変動し
て右図柄21cを停止する。そして、すべての図柄が停
止した後、0.503秒経過後に確認のために外れか否
かが判定される。
【0020】なお、変動表示が開始された後、極めて長
い時間が経過する前に、変動時間短縮ボタン7が操作さ
れたときには、その操作時から0.003秒経過後に図
3のa点からの動作となる。また、上記した説明では、
作動ゲート14を打球が通過したことに基づいて変動さ
れる場合について説明したが、前記したように、作動ゲ
ート14を打球が通過したときには、変動図柄作動口装
置17、18が順次開放して合計3つの打球を受け入
れ、それによっても図柄表示装置20が上記したと全く
同じ態様で変動される。しかして、この場合には、その
作動入賞が一旦記憶され、前回の変動が終了した後に、
その記憶に基づいて変動が開始されるようになってい
る。より詳細には、前回の表示結果が外れの時には、右
図柄21cの変動が停止してから0.503秒後に記憶
に基づく変動が開始され、一方、前回の表示結果が当り
のときには、次に説明する特別入賞装置23の開閉板2
4の開放の終了後、0.003秒後に記憶に基づく変動
が開始される。
【0021】ところで、図柄表示装置20の表示結果が
当りとなったときには、図4に示すように特別入賞装置
23(普通電動役物と表示)が駆動制御される。即ち、
図柄停止後、一定のインターバル時間(5.000秒)
が経過したときに開閉板24が開放され、その開放状態
が一定時間(5.899秒)継続される。また、開閉板
24の開放中は、停留部材26(停留装置と表示)が特
別領域25の直前で打球を停留した状態となっており、
開閉板24が閉じた後、2.002秒経過したときに停
留状態が1.000秒間解除され、それによって停留さ
れていた打球が特別領域25に導かれて、特別遊技制御
手段の作動を開始して権利発生遊技状態とする。
【0022】権利発生遊技状態となったときには、図5
に示すように、始動入賞口27、30(第3種始動口と
表示)に入賞する毎に変動入賞装置31(大入賞口と表
示)が一定時間(9.501秒)又は、その一定時間が
経過する前に所定個数(10個)の入賞玉が発生するま
で開放する。そして、そのような開放が始動入賞口2
7、30への最大入賞個数分に相当する回数分、即ち1
0回許容されている。しかして、本実施例においては、
最大許容回数分の開放が実行された場合には、変動入賞
装置31の開放時間合計が9.501×10=95.0
1秒であり、始動入賞口27、30への入賞間隔が多く
見ても10回のトータルで60秒程度あれば十分であ
り、このため、1回の権利発生遊技状態が終了するのに
150秒程度となる。そして、この時間では、前記図柄
表示装置20が依然として変動表示しているため、当り
表示が導出されず、これによって特別入賞装置23が駆
動されないので、少なくとも再度の特別領域25への打
球の通過により権利発生遊技状態を終了させることはな
い。また、本実施例においては、図柄表示装置20の当
り表示確率が極めて高いので、上記した権利発生遊技状
態を4回連続して行うことができる可能性が極めて高
い。
【0023】なお、前記したように遊技領域12の右側
に配置される始動入賞口27に打球を導くようにすれ
ば、始動入賞と変動入賞装置31の開放とが交互に行わ
れ、最高の10回の開放を得ることができる可能性が高
いが、他方の始動入賞口30に打球を導くように弾発す
ると、変動入賞装置31の開放回数よりも始動回数の方
が早く先行して、最高の開放回数を得る前に10個の始
動入賞に達して権利発生遊技状態が終了してしまう場合
がある。このように最高の開放回数を得る前に権利発生
遊技状態が終了した場合には、図6に示すように、権利
発生遊技状態の終了時の変動入賞装置31の開放は、前
記所定の態様で開放されるが、以後の開放は、行われな
い。
【0024】以上、実施例に係るパチンコ機1の動作に
ついて説明したが、本実施例によれば、図柄表示装置2
0の変動表示結果が予め定めた表示結果となって特別入
賞装置23が打球を受け入れ易い状態となり、その状態
中に特別入賞装置23に受け入れられた打球が特別領域
25を通過したときには、特別遊技制御手段が作動し
て、いわゆる権利発生遊技状態となる。そして、権利発
生遊技状態となった直後に図柄表示装置20が変動を開
始しても、その表示結果が表示されるまでの変動時間
が、変動入賞装置31に許容された1回の開放時間と特
別遊技制御手段の作動終了を規制する始動入賞口27、
30への打球の入賞個数との積よりも長い時間が設定さ
れているので、その間に権利発生遊技状態における変動
入賞装置31の許容最大回数の開放を確保することがで
き、少なくとも再度の特別領域25への打球の通過に起
因する権利発生遊技状態の途中終了を防止することがで
きる。
【0025】なお、上記した実施例では、図柄表示装置
20に当りが表示される確率を極めて高いものを示した
が、その設定は、任意であり、また、変動入賞装置31
の許容最大開放回数も10回ではなく、それ以上であっ
ても良い。また、上記した実施例においては、変動時間
短縮ボタン7を設けたので、権利発生遊技状態の終了後
直ちに操作して図柄表示装置20の変動を停止させ、次
回の権利発生遊技状態を得ることができるので、短時間
に多量の入賞玉を獲得する遊技が連続して行え、遊技者
の興趣をより一層盛り上げることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、権利発生遊技状態となった直後
に図柄表示装置が変動を開始しても、その表示結果が表
示されるまでの変動時間が、変動入賞装置に許容された
1回の開放時間と特別遊技制御手段の作動終了を規制す
る始動入賞口への打球の入賞個数との積よりも長い時間
が設定されているので、その間に権利発生遊技状態にお
ける変動入賞装置の許容最大回数の開放を確保すること
ができ、少なくとも再度の特別領域への打球の通過に起
因する権利発生遊技状態の途中終了を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るパチンコ機の遊技盤の正面図であ
る。
【図2】パチンコ機の正面図である。
【図3】図柄表示装置の変動動作を示すタイムチャート
である。
【図4】特別入賞装置の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図5】特別遊技制御手段の作動中における変動入賞装
置の動作を示すタイムチャートである。
【図6】特別遊技制御手段の作動が途中で終了した場合
における変動入賞装置の動作を示すタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
1 パチンコ機 10 遊技盤 20 図柄表示装置 23 特別入賞装置 25 特別領域 27 始動入賞口 30 始動入賞口 31 変動入賞装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特別領域を含む複数の通過領域が形成さ
    れた特別入賞装置と、変動停止時の表示結果が予め定め
    た表示結果となったときに前記特別入賞装置を打球が入
    賞し易い状態に変化させる図柄表示装置と、前記特別入
    賞装置に誘導された打球が前記特別領域を通過したとき
    に作動開始すると共に再度特別領域を打球が通過したと
    き又は前記遊技盤に設けられる始動入賞口に所定個数の
    打球が入賞したときに作動終了する特別遊技制御手段
    と、該特別遊技制御手段の作動中に前記始動入賞口に打
    球が入賞する毎に所定の態様で開放駆動される変動入賞
    装置と、を備えたパチンコ機において、 前記図柄表示装置の変動時間が、前記変動入賞装置に許
    容された1回の開放時間と前記特別遊技制御手段の作動
    終了を規制する始動入賞口への打球の入賞個数との積よ
    りも長い時間が設定されていることを特徴とするパチン
    コ機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001286624A (ja) * 2000-04-06 2001-10-16 Aruze Corp 遊技機およびゲームプログラムが記録された記録媒体

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