JP2593164Y2 - 電動床下収納庫の昇降駆動装置 - Google Patents

電動床下収納庫の昇降駆動装置

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JP2593164Y2
JP2593164Y2 JP1991064267U JP6426791U JP2593164Y2 JP 2593164 Y2 JP2593164 Y2 JP 2593164Y2 JP 1991064267 U JP1991064267 U JP 1991064267U JP 6426791 U JP6426791 U JP 6426791U JP 2593164 Y2 JP2593164 Y2 JP 2593164Y2
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治利 太田
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Johnan Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は床に設けた開口部を通し
て収納ケースを昇降させる電動床下収納庫の昇降駆動装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】台所等の床面に設けた開口部に開閉式の
蓋を付設し、開口部の下方に設置した収納ケースに物を
収納できるようにした床下収納庫は知られている。
【0003】ところで、床下収納庫は収納ケースが床面
の下方に存在するため、物の出入れに無理な姿勢を強い
られたり、重い物の取出しに苦労する等の不具合があ
る。このため、動力により収納ケースを昇降させ、物の
収納時や取出時には収納ケースを床面の上方まで上昇で
きるようにした電動床下収納庫も提案されており、この
種の電動床下収納庫としては、例えば実開昭61−18
4439号公報開示の床下収納ユニットが知られてい
る。
【0004】同公報開示の床下収納ユニットは床下にフ
レームを設置し、このフレームの四隅に螺条支柱を設け
るとともに、収納ケースを載置した昇降枠の支腕先端に
設けたナットをそれぞれ螺条支柱に螺合し、モータの回
転をベルトを介して螺条支柱、さらにはナットに伝達さ
せることにより、昇降枠を昇降させる移動装置を設けて
構成していた。
【0005】しかし、かかる電動床下収納庫は、駆動機
構における伝達機構の構成が複雑かつ大掛かりとなり、
コスト面、故障等の面で著しく不利になるとともに、設
置時の施工も容易でない。しかも、全体を機械構造によ
り一体化し、特にその高さ方向の長さは少なくとも収納
ケースの昇降ストロークに相当する長さを必要とするた
め、装置が大型化し、住宅における限られた床下スペー
スに設置しにくいとともに、運搬や保管時に多大な占有
スペースを取られる難点があった。
【0006】そこで、本出願人は駆動機構の簡略化、低
コスト化及び施工の容易化、さらには故障等の低減によ
る信頼性向上を図れるとともに、全体の小型コンパクト
化により運搬や保管時等の占有スペースを大幅に減少で
きる電動床下収納庫を既に実開平3−57240号公報
で提案した。
【0007】同公報に開示する電動床下収納庫の構成を
図3に示す。同図において、50は昇降駆動装置であ
り、床下に設置した不図示の本体フレームに取付けられ
る。なお、昇降駆動装置50は収納ケースCの左右に一
対配される。また、51はXアーム機構であり、回動軸
52を介して結合したメインアーム53とサブアーム5
4からなる。メインアーム53の一端とサブアーム54
の一端は、収納ケースCの底部を支持する昇降フレーム
Fvの左右端辺に固定した水平な可動レール55にスラ
イド自在に装填する。一方、メインアーム53の他端に
はセクタギア56を固定するとともに、メインアーム5
3におけるセクタギア56と回動軸52の中間位置は支
軸57を介して不図示の本体フレームに回動自在に取付
ける。また、本体フレームには固定レール58を取付
け、この固定レール58にサブアーム54の他端をスラ
イド自在に装填する。さらにまた、59は回転駆動部で
あり、駆動モータ60と減速ギア機構61からなる。減
速ギア機構61は駆動モータ60の回転シャフトに取付
けたウォームギア62、ウォームギア62に噛合するウ
ォームホイール63、ウォームホイール63に同軸一体
のピニオン64からなり、ピニオン64は前記セクタギ
ア56に噛合する。
【0008】これにより、駆動モータ60を作動させれ
ば、減速ギア機構61によりセクタギア56が変位し、
メインアーム53は支軸57を中心に回動変位する。こ
の結果、メインアーム53の一端は昇降変位し、これに
伴って昇降フレームFvも昇降する。よって、昇降フレ
ームFvに支持される収納ケースCは床に設けた開口部
を通して昇降せしめられる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記電動床
下収納庫において、収納ケースCの昇降ストロークをそ
のままとし、収納ケースCの幅を広げることにより容積
を拡大しようとする場合、次のような問題を生ずる。
【0010】即ち、収納ケースC(昇降フレームFv)
の幅が広がっても、Xアーム機構51におけるメインア
ーム53とサブアーム54の可動レール55に対する装
填位置(支持位置)、特に、各装填位置の二点間距離は
何ら変更されないため、収納ケースCに対する支持状態
が極めて不安定となる。このため、収納ケースCの横揺
れやXアーム機構51側に対して荷重が偏り、円滑な動
作に支障を来すなどの弊害を生ずる。
【0011】本考案はこのような従来の技術に存在する
課題を解決したものであり、特に幅の広い収納ケースで
あっても横揺れやXアーム機構側への無用な荷重の偏り
を防止し、収納ケースの安定な支持と円滑な動作を実現
するとともに、汎用性を高めることができる電動床下収
納庫の昇降駆動装置の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本考案は床下に固定する
本体フレーム2に設けた水平な固定レール18と収納ケ
ースCを支持する昇降フレーム3に設けた水平な可動レ
ール15間に、回動軸5を介して結合したメインアーム
6とサブアーム7からなるXアーム機構4を回動可能に
架設するとともに、メインアーム6を回動変位させる回
転駆動部8を備える電動床下収納庫の昇降駆動装置1を
構成するに際して、特に、可動レール15と固定レール
18間に回動軸11を介して結合したメインリンク12
とサブリンク13からなるXリンク機構10を回動可能
に架設し、メインリンク12及びサブリンク13の一端
12h及び13hを、メインアーム6及びサブアーム7
の一端6h及び7hにそれぞれ回動自在に結合すること
により、Xアーム機構4とXリンク機構10を水平方向
に連結したことを特徴とする。この場合、必要に応じて
Xリンク機構10は複数架設し、各Xリンク機構10…
のメインリンク12…同士及びサブリンク13…同士を
順次回動自在に連結してもよい。
【0013】
【作用】本考案に係る電動床下収納庫の昇降駆動装置1
によれば、Xリンク機構10におけるメインリンク12
及びサブリンク13の一端12h及び13hを、メイン
アーム6及びサブアーム7の一端6h及び7hにそれぞ
れ回動自在となるように水平方向に連結してなるため、
Xリンク機構10の変位はXアーム機構4の変位に追従
し、同一の昇降ストロークを平行移動する。したがっ
て、水平方向に増結したXリンク機構10の数量をnと
した場合、Xアーム機構4及びXリンク機構10…によ
る昇降フレーム3の支持位置(装填位置)の数をn+1
に増加させることができるとともに、その位置を広げる
ことができ、広い幅の収納ケースCにも対応できる。
【0014】
【実施例】次に、本考案に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
【0015】まず、電動床下収納庫Mの概略構成を含む
本考案に係る昇降駆動装置1の構成について、図1及び
図2を参照して説明する。
【0016】Fは台所等における床であり、矩形状の開
口部Sが設けられるとともに、開閉式の蓋L、Lが付設
される。この場合、蓋L、Lの開閉動作は後述する収納
ケースCの昇降に連動させることができる。
【0017】2は本体フレームであり、複数のフレーム
メンバにより全体を直方体状に骨組構成し、前後左右に
四側面部2a…、2c、2dを有する。本体フレーム2
はその上部を床Fの床構成材Fcに取付けて設置する。
他方、本体フレーム2の内方には別体の昇降フレーム3
を配する。昇降フレーム3は複数のフレームメンバによ
り矩形状に骨組構成する。そして、昇降フレーム3の上
には収納ケースCを載置する。
【0018】また、本体フレーム2における前後の側面
部2a…の内面には、昇降フレーム3を昇降させる昇降
駆動装置1…をそれぞれ取付ける。前側の昇降駆動装置
1(後側も同じ)はXアーム機構4とXリンク機構10
を備える。Xアーム機構4は回動軸5を介して回動自在
に結合したメインアーム6とサブアーム7からなり、メ
インアーム6の一端6hとサブアーム7の他端は、昇降
フレーム3の前後端辺に固定した水平な可動レール15
にスライド自在に装填する。この場合、サブアーム7の
他端は可動レール15に対して回動自在にのみ取付けて
もよい。一方、メインアーム6の他端にはセクタギア1
6を固定するとともに、メインアーム6におけるセクタ
ギア16と回動軸5の中間位置は支軸17を介して側面
部2aに回動自在に取付ける。また、側面部2aには固
定レール18を取付け、この固定レール18にサブアー
ム7の一端7hをスライド自在に装填する。
【0019】さらにまた、8は側面部2aに取付けた回
転駆動部であり、図2に示すように駆動モータ20と減
速ギア機構21からなる。減速ギア機構21は駆動モー
タ20の回転シャフトに取付けたウォームギア22、ウ
ォームギア22に噛合するウォームホイール23、ウォ
ームホイール23に噛合するピニオン24からなり、ピ
ニオン24は前記セクタギア16に噛合する。
【0020】他方、Xリンク機構10は回動軸11を介
して回動自在に結合したメインリンク12とサブリンク
13からなり、メインリンク12の一端12hはメイン
アーム6の一端6hに回動自在に連結するとともに、サ
ブリンク13の一端13hはサブアーム7の一端7hに
回動自在に連結する。また、メインリンク12の他端は
固定レール18にスライド自在に装填し、さらに、サブ
リンク13の他端は可動レール15にスライド自在に装
填する。このため、固定レール18と可動レール15の
長さはXリンク機構10の横方向の変位ストロークに対
応する長さを選定する。
【0021】なお、本体フレーム2における左右の側面
部2c、2dの内面には昇降フレーム3の昇降変位を同
期させる不図示の同期機構が設けられている。同期機構
は前記昇降駆動装置1から回転駆動部8を取除いた構成
となる。
【0022】次に、電動床下収納庫Mの全体動作を含む
昇降駆動装置1の機能について説明する。
【0023】まず、昇降駆動装置1(他方も同じ)の駆
動モータ20を作動させれば、減速ギア機構21により
セクタギア16が変位し、メインアーム6は支軸17を
中心として回動変位する。この結果、メインアーム6の
一端6hは昇降変位し、これに伴ってメインリンク12
の一端12hも昇降変位するとともに、Xアーム機構4
及びXリンク機構10の機能によりサブアーム7の他端
及びサブリンク13の他端も同時に昇降変位する。よっ
て、昇降フレーム3も昇降し、昇降フレーム3に支持さ
れる収納ケースCは開口部Sを通して昇降せしめられ
る。なお、図1において、実線で示すXアーム機構4及
びXリンク機構10は最下降位置を、仮想線で示すXア
ーム機構4及びXリンク機構10は最上昇位置をそれぞ
れ示している。
【0024】以上、実施例について詳細に説明したが、
本考案はこのような実施例に限定されるものではない。
例えば、一つのXリンク機構を例示したが、複数のXリ
ンク機構を用いてもよい。この場合には各Xリンク機構
のメインリンク同士及びサブリンク同士を順次回動自在
連結すればよい。その他、細部の構成、形状等におい
て、本考案の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更でき
る。
【0025】
【考案の効果】このように、本考案に係る電動床下収納
庫の昇降駆動装置は、水平な可動レールと水平な固定レ
ール間に回動軸を介して結合したメインリンクとサブリ
ンクからなるXリンク機構を回動可能に架設し、メイン
リンク及びサブリンクの一端をXアーム機構におけるメ
インアーム及びサブアームの一端にそれぞれ回動自在に
結合することにより、Xアーム機構とXリンク機構を水
平方向に連結してなるため、次のような顕著な効果を奏
する。
【0026】 幅の広い収納ケースであっても横揺れ
やXアーム機構側への無用な荷重の偏りを防止し、収納
ケースの安定な支持と円滑な動作を実現できる。
【0027】 収納ケースの形状や大きさに制限され
ないため、汎用性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電動床下収納庫の昇降駆動装置の
正面図、
【図2】同電動床下収納庫の昇降駆動装置の原理構成
図、
【図3】従来の技術に係る電動床下収納庫の昇降駆動装
置の原理構成図、
【符号の説明】
1 昇降駆動装置 2 本体フレーム 3 昇降フレーム 4 Xアーム機構 5 回動軸 6 メインアーム 6h メインアームの一端 7 サブアーム 7h サブアームの一端 8 回転駆動部 10 Xリンク機構 11 回動軸 12 メインリンク 12h メインリンクの一端 13 サブリンク 13h サブリンクの一端15 可動レール 18 固定レール C 収納ケース

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床下に固定する本体フレームに設けた水
    平な固定レールと収納ケースを支持する昇降フレームに
    設けた水平な可動レール間に、回動軸を介して結合した
    メインアームとサブアームからなるXアーム機構を回動
    可能に架設するとともに、メインアームを回動変位させ
    る回転駆動部を備える電動床下収納庫の昇降駆動装置に
    おいて、前記可動レールと前記固定レール間に回動軸を
    介して結合したメインリンクとサブリンクからなるXリ
    ンク機構を回動可能に架設し、メインリンク及びサブリ
    ンクの一端をメインアーム及びサブアームの一端にそれ
    ぞれ回動自在に結合することにより、前記Xアーム機構
    と前記Xリンク機構を水平方向に連結してなることを特
    徴とする電動床下収納庫の昇降駆動装置。
  2. 【請求項2】 Xリンク機構を複数架設し、各Xリンク
    機構のメインリンク同士及びサブリンク同士を順次回動
    自在に連結することを特徴とする請求項1記載の電動床
    下収納庫の昇降駆動装置。
JP1991064267U 1991-07-18 1991-07-18 電動床下収納庫の昇降駆動装置 Expired - Lifetime JP2593164Y2 (ja)

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JPH057841U JPH057841U (ja) 1993-02-02
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5994737A (ja) * 1982-11-22 1984-05-31 Seiko Epson Corp アクテイブマトリクス液晶パネルの製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5994737A (ja) * 1982-11-22 1984-05-31 Seiko Epson Corp アクテイブマトリクス液晶パネルの製造方法

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JPH057841U (ja) 1993-02-02

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