JP2593053B2 - 3級アミノ基を有する化合物、その製造方法およびその触媒としての利用 - Google Patents

3級アミノ基を有する化合物、その製造方法およびその触媒としての利用

Info

Publication number
JP2593053B2
JP2593053B2 JP6132888A JP13288894A JP2593053B2 JP 2593053 B2 JP2593053 B2 JP 2593053B2 JP 6132888 A JP6132888 A JP 6132888A JP 13288894 A JP13288894 A JP 13288894A JP 2593053 B2 JP2593053 B2 JP 2593053B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
alkyl
reaction
group
catalyst
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6132888A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0753657A (ja
Inventor
ヨーゼフ・ザンダース
ウルリッヒ・リーマン
クラウス・ケーニヒ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bayer AG filed Critical Bayer AG
Publication of JPH0753657A publication Critical patent/JPH0753657A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2593053B2 publication Critical patent/JP2593053B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C229/00Compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton
    • C07C229/02Compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton having amino and carboxyl groups bound to acyclic carbon atoms of the same carbon skeleton
    • C07C229/30Compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton having amino and carboxyl groups bound to acyclic carbon atoms of the same carbon skeleton the carbon skeleton being acyclic and unsaturated
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/08Processes
    • C08G18/16Catalysts
    • C08G18/18Catalysts containing secondary or tertiary amines or salts thereof
    • C08G18/1825Catalysts containing secondary or tertiary amines or salts thereof having hydroxy or primary amino groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/08Processes
    • C08G18/16Catalysts
    • C08G18/18Catalysts containing secondary or tertiary amines or salts thereof
    • C08G18/1866Catalysts containing secondary or tertiary amines or salts thereof having carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/28Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the compounds used containing active hydrogen
    • C08G18/67Unsaturated compounds having active hydrogen
    • C08G18/6795Unsaturated polyethers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G2101/00Manufacture of cellular products

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は3級アミノ基を有する新規なアミ
ノクロトン酸エステル、その製造方法、およびポリウレ
タン発泡体の製造における触媒または活性化剤としての
その使用に関する。
【0002】
【従来の技術】1価または多価アルコール(特に比較高
分子量のポリエーテルポリオール)のアセト酢酸エステ
ルと、アンモニア、アミンまたはアミノアルコールとの
反応によるアミノクロトン酸エステルの製造は従来技術
に開示されている。例えばドイツ特許公開1,935,4
84号は、アセト酢酸エステルとアンモニアまたはモノ
アミンとの反応を記載する。ドイツ特許公開1,935,
485号および欧州特許公開0,429,169号は、上
述したアセト酢酸エステルとジアミンまたはアミノアル
コールとの反応によるアミノクロトン酸エステルの製造
を記述する。これらの開示された方法の生成物は、アル
コール性ヒドロキシル基または1級若しくは2級アミノ
基末端の改変されたポリオールである。これらの生成物
は、イソシアネート重付加法によるポリウレタンまたは
ポリ尿素の製造における有機ポリイソシアネートに対す
る反応物として興味がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、3級アミノ
基を有する新規なアミノクロトン酸エステルを提供する
ことを目的とする。本発明はまた、3級アミノ基を有す
るこれらの新規なアミノクロトン酸の製造方法を提供す
ることを目的とする。本発明はまた、ポリウレタンの製
造に有用な新規な触媒を提供することをも目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】これらおよび当業者に明
らかな他の目的は、一般式(II):
【化4】 に対応する化合物と、一般式(III):
【化5】 に対応する化合物とを反応させて、一般式(I):
【化6】 に対応する3級アミノ基を有するアミノクロトン酸エス
テルを形成させることにより達成できる。上記式中、
Q、Y、R1、R2、mおよびnは以下に示す基または値で
ある。
【0005】一般式(I)に対応する、3級アミノ基末端
のアミノクロトン酸エステルがイソシアネート重付加法
についての特に価値ある触媒であることが驚くべきこと
に今見出された。これらの触媒はヒドロキシル基が同時
に存在するなら導入することができる。
【0006】本発明の化合物は、比較的広範囲に、例え
ば張り椅子の製造において用いられるプラスチックフイ
ルムのバックフォーミングによる複合材料製造用の触媒
として特別な利点をもって使用される。そのような方法
において用いられる触媒(例えばトリエチレンジアミン
(ダブコの名前で商業的に入手出来る)またはトリエチル
アミン等の低分子量の3級アミン)は、カバー用材料中
に拡散し、特に太陽光および熱の影響下にそれらを損傷
することがしばしば見出されている。さらにこれ等の公
知の触媒は環境に入り、多くの場合臭気の放出を伴って
いわゆるフォギング(fogging)の原因となる。有機スズ
化合物を使用すると老化挙動が一般に改良される。しか
しながら有機スズ触媒は、水を含有するポリオール系に
おいて加水分解を受けやすく、長期間にわたる貯蔵によ
りそのようなポリオール成分の一定の活性が不可能であ
るという問題がある。上述した公知の触媒の有する問題
は、触媒として式Iに対応する化合物を用いることによ
り最適に解決できることが見出された。
【0007】本発明は下の式(I):
【化7】 (式中、Qは、約32〜6,000の分子量を有する、(m
+n)価のアルコールからヒドロキシル基を除去すること
により得られる残基を表し、Yは、2〜6個の炭素原子
を有する2価の脂肪族炭化水素基を表し(少くとも2個
の炭素原子が2つの窒素原子の間に配置されている)、
1およびR2は同一または異り、各々がアルキル基を表
すか、または該アルキル基は窒素原子および場合により
他のヘテロ原子および、アルキル置換されたヘテロ原子
と一緒になって飽和複素環を形成し、mは0〜7の数を
表し、nは1〜8の数を表し、m+nの和は1〜8の数で
ある。)に対応する3級アミノ基を有する化合物に関す
る。
【0008】本発明はまた、次の一般式(II):
【化8】 に対応する化合物と、次の一般式(III):
【化9】 (式中、Q、Y、R1、R2、mおよびnは式(I)について
上に定義した通りである)、に対応する化合物とを縮合
反応において反応させる、式(I)に対応する化合物の製
造方法にも関する。
【0009】本発明は、イソシアネート重付加法による
ポリウレタン発泡体の製造においてイソシアネート付加
反応に対する触媒、場合により導入可能な触媒としての
式(I)に対応する化合物の使用にも関する。これらの化
合物は、ポリウレタン発泡体を形成する反応混合物でプ
ラスチックフイルムをバックフォーミングすることによ
る複合材料の製造における触媒として特に有用である。
【0010】上記および次の開示における変数のQ、
Y、R1、R2、mおよびnは既に定義した意味を有する。
これらの変数の好ましい意義は次の如くである: Qは約62〜約4,000の分子量を有する2〜6価の
アルコールからヒドロキシル基を除去することにより得
られる残基、より好ましくは約200〜約2,000(最
も好ましくは約250〜約1,000)の分子量を有する
2〜6価のポリエーテルポリオールからヒドロキシル基
を除去することにより得られる残基を好ましくは表し; Yは、エチレン、1,2−プロピレンまたはトリメチレン
基を好ましくは表し; R1およびR2は、好ましくは同じC13アルキル基を表
すか、または該アルキル基は窒素原子および場合により
酸素原子または他のC13アルキル置換窒素原子と一緒
になって飽和の複素環式の6員環を形成し; mは、0〜5の全数(統計的平均で)を好ましくは表し; nは、1〜6の数(統計的平均で)を表し、 m+nの和は1〜6の数である。式(I)によって表される
特に好ましい化合物は、分子中に(統計的平均で)0.2
個未満(好ましくは0個)または1.8個を越す(好ましく
は少くとも2個)ヒドロキシル基を有し、その化合物を
イソシアネート付加反応に用いた場合、鎖停止剤として
働かないものである。
【0011】ケトおよびエノール形で存在する式(II)
のアセト酢酸エステルを製造するために、式(IV):
【化10】Q(OH)m+n (IV) に対応するアルコールを、アセト酢酸アルキルエステル
と、エステル交換反応で約60〜約210℃の温度(好
ましくは約80〜約160℃)で反応させ、アセト酢酸
アルキルエステルのアルコール成分を蒸溜により除去す
る。アセト酢酸アルキルエステルは、存在するヒドロキ
シル当量を基準として当量以上または以下用いてよい。
ヒドロキシル基の完全な変換を成し遂げるためには過剰
のアセト酢酸アルキルエステルを用いることを推奨しま
たは必要である。当量以下のアセト酢酸アルキルエステ
ルを用いると、遊離のヒドロキシル基を未だ有し、それ
故ウレタン化学において導入可能な化合物の生成をもた
らす。ある場合には(例えば溶解性の悪いヒドロキシル
化合物を用いる場合)溶媒を用いるのが適当であり、ま
たは必要であるが、この反応は溶媒の不存在下に好まし
くは行う。溶媒を用いる場合、適当な溶媒は、反応成分
と反応せず、十分に高い沸点を有し蒸溜によりアセト酢
酸アルキルエステルのアルコール成分と分離できるもの
である。適した溶媒の例は、トルエンまたはキシレン等
の炭化水素;クロロベンゼンまたはジクロロベンゼン等
のハロゲン化炭化水素;エチレングリコールジメチルエ
ーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジフ
ェニルエーテルおよびジオキサン等のエーテル;ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミドまたはN−メチ
ルピロリドン等のアミドである。ある場合にはジブチル
スズオキサイド、2塩化スズまたはテトラブチルチタネ
ート等のエステル化触媒の添加が有利であるが、触媒を
加えないのが好ましい。一般に反応成分は上述した反応
条件下に、アセト酢酸アルキルエステルのアルコール成
分の蒸溜が完了するまで、または理論的に期待されるO
H価に達するまで反応させる。この目的のために特に反
応の終りに真空にすることが有利であり、またはある場
合には必要である。
【0012】適当なアルコール(IV)は、約32〜約3
99の範囲の分子量を有する1〜8価、好ましくは2〜
6価の低分子量アルコールを含む。そのようなアルコー
ルの具体的な例は、メタノール、エタノール、n−プロ
パノール、ブタノール異性体、ペンタノール、ヘキサノ
ール、オクタノール、ドデカノール、ステアリルアルコ
ール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブ
タンジオール異性体、ヘキサンジオール、オクタンジオ
ール、グリセロール、トリメチロールプロパン、ペンタ
エリスリトール、ソルビット、しょ糖および上述の範囲
の分子量を有するそのようなアルコールの低分子量アル
コキシル化生成物を含む。他の適当なアルコールは、2
〜8個(好ましくは2〜6個)のヒドロキシル基を有し、
約400〜約6,000の範囲、好ましくは約400〜
約4,000の範囲、特に好ましくは約400〜約3,0
00の範囲の分子量を有するポリウレタン化学で知られ
たポリアセタール、ポリチオエーテル、ポリカーボネー
ト、ポリアミド、ポリシロキサン、ポリエステル、ポリ
アセトンおよび特に、ポリエーテルである。特に好まし
い態様において、アルコール(IV)は、約200〜約
2,000、好ましくは約250〜約1,000の範囲の
分子量を有する(m+n)価のポリエーテルポリオールであ
る。本発明で開示されるポリオール(IV)のすべての分
子量は、ヒドロキシル官能価とヒドロキシル基含量を基
準にして計算する。1価および多価のアルコール(IV)
の混合物も、本発明の方法における出発物質として用い
るアセト酢酸エステルの製造に用いてよい。上に示した
アルコール(IV)の分子量はヒドロキシル官能価とヒド
ロキシル基含量から計算した(平均)分子量である。
【0013】エステル交換反応においてアルコール(I
V)と反応する適当なアセト酢酸アルキルエステルは、
メチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、tert−ブチ
ルおよびn−ヘキシルアセトアセテート等のアセト酢酸
のC16アルキルエステルを含む。
【0014】本発明の方法に用いるのに適する1級/3
級ジアミン(III)は、Y、R1およびR2が上に定義し
た通りのもの、特に上に定義した好ましい意義を有する
ものである。適当なジアミンの例は1−(ジメチルアミ
ノ)−3−アミノプロパン、1−(ジエチルアミノ)−3
−アミノプロパン、1−(ジ−n−プロピルアミノ)−3
−アミノプロパン、1−(ジメチルアミノ)−2−メチル
−3−アミノプロパン、1−(ジメチルアミノ)−4−ア
ミノブタン若しくは−5−アミノペンタン、N−(2−
アミノエチル)−モルホリン、N−(3−アミノプロピ
ル)−モルホリン、N−(2−アミノエチル)−ピペリジ
ン、N−(3−アミノプロピル)−ピペリジンおよびN−
(3−アミノプロピル)−N'−n−プロピルピペラジンを
含む。原理的にはそのような化合物の混合物を用いるこ
とも可能である。1−(ジメチルアミノ)−3−アミノプ
ロパンが1級/3級ジアミン(III)として好ましく用
いられる。例として述べたジアミン(III)は公知であ
り、ある場合には、商業的に入手し得る。
【0015】本発明の方法を実施するために、アセト酢
酸エステル(II)を1級/3級ジアミン(III)と約1
0〜約150℃の温度、好ましくは約20〜約120℃
の温度で縮合させて、アミノクロトン酸エステル(I)を
形成させる。反応中または反応に続いて反応混合物から
水を蒸溜により除去するのが好ましい。アミン(III)
使用量を好ましくは計量し、約0.8〜約1.0モルの1
級アミノ基をアセトアセテートの各当量について利用で
きるようにする。例外的な場合には、例えば反応生成物
が低粘度を有することが必要なら、ジアミン(III)を
1モルのアセトアセテート基当り約0.8モルより少い
アミノ基量で用いてもよい。対照的に過剰のアミンを用
いることは、当量のアミンのみが消費されるのであまり
好ましくない。過剰量のアミン成分が最終生成物中に遊
離の形で存在し、それを生成物中に残すか、または除去
(例えば蒸溜により)しなければならない。
【0016】アミン(III)とアセト酢酸エステル(I
I)との反応は、溶媒不存在下に好ましくは行う。しか
しながらある場合には溶媒を作用することが推奨され、
あるいは必要である。溶媒は、例えば反応物が十分に相
溶性でない場合、または反応混合物の粘度が高すぎる場
合に用いる。このような場合には、反応成分と反応せ
ず、反応の完了時には反応混合物から容易に除去(例え
ば蒸溜により)できる溶媒を用いるのが最良である。水
と共沸混合物を形成し、それ故生成した反応水の除去
(例えば水分離器上での沸騰により)を促進する溶媒が特
に好ましい。適当な溶媒の例はトルエンまたはキシレン
等の炭化水素;メチレンクロライド、クロロベンゼンま
たはジクロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素;エチレ
ングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコール
ジメチルエーテル、ジフェニルエーテル、テトラヒドロ
フランおよびジオキサン等のエーテル;ジメチルホルム
アミド、ジメチルアセトアミドおよびN−メチルピロリ
ドン等のアミドを含む。一般に反応成分は上述の反応条
件下に、理論的に期待される量の水が溜去されるまで、
または反応混合物のIRスペクトルにおける1740cm
-1のアセトアセテートカルボキシルのバンドが消失する
まで反応させる。アセトアセテートカルボキシルのバン
ドの消失はアセトアセテート基の完全な変換を示す。最
終の痕跡の水を除去するために特に反応の終わりに反応
混合物に真空を適用することが一般に有利であり、ある
場合には必要である。
【0017】本発明による方法の実際的な応用において
反応物を当量(アセトアセテートの各当量について1モ
ルの1級アミノ基)を用いると副次的な生成物を実質的
に含まない式(I)に対応する3級アミンが生成する。過
剰のアセト酢酸エステル(II)を用いる場合、式(I)に
対応する化合物と少量の副次的生成物の混合物が得られ
る。これらの副次的生成物は未反応の出発物質(II)お
よび/または未反応のアセチル酢酸基と式(V)に対応す
る構造単位の両方を有する反応生成物である。
【化11】 しかしながらこれらの混合物においても、3級アミノ基
を有する式(I)に対応する化合物が主成分を構成する。
本発明による触媒としての使用のためのその混合物の適
性は上述した副次生成物の存在によって大きく影響され
ない。
【0018】本発明の3級アミノ基を有する式(I)に対
応する化合物および上述した副次生成物とのその混合物
は実質的に無臭である。出発物質、特に本発明の化合物
のベースとなるアルコール(IV)を適切に選択すること
により、ポリウレタン化学で典型的に用いられるポリエ
ーテルポリオールとの優れた相溶姓により特徴づけられ
る化合物が本発明の方法の生成物として得られる。前述
したタイプのポリエーテルポリオール(IV)をベースに
したこれらの化合物に関してこれは特に正しい。
【0019】本発明の化合物は、ポリウレタン発泡体生
成反応を触媒するため全反応混合物を基準にして、約1
〜約20重量%一般に用いる。一般に本発明の化合物
は、典型的なポリヒドロキシル化合物(特にポリエーテ
ルポリオール)の外に、および場合により使用する水の
外に使用する助剤である。しかしながらある場合には、
特に本発明の化合物が比較的高分子量のアルコール(I
V)をベースにする場合には、本発明の化合物を有機ポ
リイソシアネートに対する唯一の反応成分(使用する水
は別として)として用いてもよい。一般に本発明の化合
物は、反応混合物が、約0.01〜約1重量%の本発明
の化合物からの3級窒素原子を含むような量用いる。ヒ
ドロキシル基をほとんど含まないか、分子当り少くとも
2個のヒドロキシル基を含む式(I)に対応する化合物
が、ポリイソシアネート付加反応によるポリウレタンの
製造における触媒として好ましい。
【0020】ポリイソシアネート付加反応における触媒
としての使用の外に、本発明の化合物は表面活性剤(そ
のアンモニウム塩形でさえも)、乳化剤または安定化剤
として用いてよい。本発明を以上に記載したが、次の実
施例をその説明として示す。これら実施例に示すすべて
のパーセントは重量%である。
【0021】
【実施例】実施例1 1a) アセトアセチル化 トリメチロールプロパンとプロピレンオキサイドから製
造した1000g(9.80 OH当量)のポリエーテルト
リオール(OH価102)および610g(3.68モル)の
ter−ブチルアセトアセテートを250ミリバールで約
105℃に加熱した。ter−ブタノールの蒸溜が始まっ
た。サンプ温度は蒸溜速度に比例して130℃に徐々に
上昇した。250ミリバール/130℃における蒸溜が
停止した時、圧力を20ミリバールに段階的に下げた。
反応混合物を次にオイルポンプ真空(0.5ミリバール)
で2時間攪拌した。生じた生成物はテトラブチルアンモ
ニウムヒドロキサイドを用いた滴定により測定して15
3のカルボニル価(CO価)を有していた。カルボニル価
(CO価)は、1gの物質当りのmgで表したケト−CO基
の数を示す。現在の場合ケト形もエノール形も滴定に含
まれる。従って反応混合物中に最初に存在したヒドロキ
シル基のうちの36%が変換された。
【0022】1b) アミノ化 135g(1.33モル)の1−(ジメチルアミノ)−3−ア
ミノプロパンを25℃で30分かけて500g(1.36
CO当量)の実施例1a)の生成物に加えた。40〜50
℃の内温を水で温和に冷却することにより維持した。発
熱反応がおとろえた後、反応混合物を約30℃に冷却
し、50℃に加熱しながらウオーターポンプ真空を除々
に適用した。反応水の蒸溜が始まった、大部分の水が溜
去された後、水含量が0.1%未満となるまで反応混合
物を80℃/20ミリバールで攪拌した。透明な黄色の
生成物は3.1%の3級アミン窒素含量と3970mPa
・s/25℃の粘度を有していた。
【0023】実施例2 500g(1.36 CO当量)の実施例1a)の生成物と1
91.5g(1.33モル)のN−(3−アミノプロピル)−
モルホリンとを実施例1b)と同様に反応させた。透明な
黄色の生成物は2.8%の3級アミン窒素含量と112
0mPa・s/25℃の粘度を有していた。
【0024】実施例3 3a) アセトアセチル化 グリセロールとプロピレンオキサイドから製造した25
0のOH価を有する4900g(21.88 OH当量)の
ポリエーテルトリオールと2419(15.29モル)のt
er−ブチルアセトアセテートとを実施例1a)と同様に反
応させた。生じた生成物は117.6のCO価を有して
いた。反応混合物中に最初に存在したヒドロキシル基の
うち57%が変換された。
【0025】3b) アミノ化 800g(1.68 CO当量)の実施例3a)の生成物と1
71g(1.68モル)の1−(ジメチルアミノ)−3−アミ
ノプロパンとを実施例1b)と同様に反応させた。透明な
黄色の生成物は2.5%の3級アミン窒素含量と130
0mPa・s/25℃の粘度を有していた。
【0026】実施例4 4a) アセトアセチル化 トリメチロールプロパンのプロポキシル化およびその後
のプロポキシル化物のエトキシル化(PO:EO重量比=
1.1:98.9)により製造した250のOH価を有する
4000g(17.86 OH当量)のポリエーテルトリオ
ールと3668g(23.2モル)のter−ブチルアセトア
セテートとを実施例1a)と同様に反応させた。生じた生
成物は蒸溜により過剰のt−ブチルアセテートを含まな
かった。生成物は178.5のCO価を有していた。反
応混合物中に最初に存在したヒドロキシル基のうち9
7.3%が変換された。
【0027】4b) アミノ化 471g(1.5 CO当量)の実施例4a)の生成物と15
2g(1.5モル)の1−(ジメチルアミノ)−3−アミノプ
ロパンとを実施例1b)と同様に反応させた。透明の黄色
生成物は3.5%の3級アミン窒素含量と1070mPa
・s/25℃の粘度を有していた。
【0028】実施例5 5a) アセトアセチル化 198のOH価を有する1000g(3.3当量)ジメチル
ポリシロキサンジオールと669g(4.24モル)のtert
−ブチルアセトアセテートとを実施例1a)と同様に反応
させた。生じた生成物は蒸溜により過剰のt−ブチルア
セテートを含まないようにした。この生成物は140.
5のCO価を有していた。反応混合物中に最初に存在し
たヒドロキシル基のうち80.8%が変換されていた。
【0029】5b) アミノ化 800g(2.0 CO当量)の実施例5a)の生成物と20
4g(2.0モル)の1−(ジメチルアミノ)−3−アミノプ
ロパンとを実施例1b)と同様に反応させた。透明な黄色
の生成物は2.9%の3級アミン窒素含量と50mPa・s
/25℃の粘度を有していた。
【0030】実施例6 6a) アセトアセチル化 ソルビットとプロピレンオキサイドから製造した450
のOH価を有する1007g(8.06 OH価)のポリエ
ーテルヘキサノールと1654g(10.47モル)のter
−ブチルアセトアセテートとを実施例1a)と同様に反応
させた。反応混合物は蒸留により過剰のt−ブチルアセ
テートを含まなかった。反応混合物中に最初に存在した
ヒドロキシル基のうち92%が変換された。
【0031】6b) アミノ化 500g(2.28 CO当量)の実施例6a)の生成物と1
16g(1.14モル)の1−(ジメチルアミノ)−3−アミ
ノプロパンとを実施例1b)と同様に反応させた。透明な
薄い褐色の生成物は2.7%の3級アミン窒素含量と1
3,060mPa・s/25℃の粘度を有していた。
【0032】実施例7 7a) アセトアセチル化 ブタノールとエチレンオキサイドから製造した62のO
H価を有する1808g(2.0 OH当量)の一官能性の
ポリエーテルと474g(3.0モル)のter−ブチルアセ
トアセテートとを実施例1a)と同様に反応させた。生じ
た生成物は蒸溜により過剰のt−ブチルアセテートを含
んでいなかった。生成物は53.6のCO価を有してい
た。反応混合物中に最初に存在したヒドロキシル基のう
ち94%が変換された。
【0033】7b) アミノ化 実施例7a)の生成物500g(0.48 CO当量)と4
8.8g(0.48モル)の1−(ジメチルアミノ)−3−ア
ミノプロパンとを実施例1b)と同様に反応させた。結晶
の淡黄色の生成物は1.2%の3級アミン窒素含量を有
していた。
【0034】実施例8 8a) アセトアセチル化 プロピレングリコールとプロピレンオキサイドから製造
した56のOH価を有する5000g(5.0 OH価)の
ポリエーテルジオールと1028g(6.5モル)のt−ブ
チルアセトアセテートとを実施例1a)と同様に反応させ
た。生じた生成物は蒸溜により過剰のブチルアセテート
を含んでいなかった。この生成物は51のCO価を有し
ていた。反応混合物中に最初に存在していたヒドロキシ
ル基のうち98.4%が変換されていた。
【0035】8b) アミノ化 600g(0.55 CO当量)の実施例8a)の生成物と7
70g(0.54モル)のN−(3−アミノプロピル)−ピペ
リジンとを実施例1b)と同様に反応させた。透明な黄色
生成物は1.1%のアミン窒素含量と1010mPa・s/
25℃の粘度を有していた。
【0036】応用実施例 ポリオール配合物 5つの平行的な試験において、トリメチロールプロパン
のプロポキシル化とその後のプロポキシル化生成物のエ
トキシル化により製造した28のOH価を有するポリエ
ーテルポリオール(PO:EO重量比=82.5:17.5)
80重量部と、20%のスチレン/アクリロニトリル
(4:6)をグラフトした同様に製造した、ポリエーテル
ポリオール(OH価28)20重量部とを表1に示す触媒
または活性剤の量で混合した。2.0重量部の水を各試
験において発泡剤として添加した。
【0037】ポリイソシアネート成分 200mPa・s(23℃で)の粘度と32重量%のNCO
含量を有するジフェニルメタンシリーズのポリイソシア
ネート混合物(ジイソシアネートジフェニルメタン異性
体とその高級同族体の混合物)を次の実施例の各々にお
いて用いた。
【0038】発泡体の製造 発泡体はハンドフォーミング法により製造した。このた
めにポリイソシアネート成分を除く全成分を最初に30
秒間攪拌した(攪拌速度:1000r.p.m.)、ポリイソシ
アネート成分を次に加え、室温でさらに10秒間攪拌し
た。各実施例において混合比は、イソシアネート指数1
20に対応する100:42であった。ポリオール成分
の反応性をクリーム時間、ライズ時間およびゲル時間に
よる平行的な試験で測定した。上述したようにポリオー
ル配合物は、ガラスビーカー中室温で攪拌しながらポリ
イソシアネート成分と一緒にした。クリーム時間はイソ
シアネートの添加から発泡反応の開始するまでに経過す
る時間である。ライズ時間はポリイソシアネートの添加
から発泡反応の終りまでに経過する時間である。ゲル時
間はポリイソシアネートの添加から発泡体が粘着のない
状態までに経過する時間である。
【0039】
【表1】
【0040】表1に見られるように、実施例1、3およ
び4(本発明による)で製造した活性化剤を3級アミノ基
を有する公知のポリエーテルポリオールと比較した。比
較例1の活性化剤は、トリエタノールアミンのプロポキ
シル化により製造した、3級アミノ基を有し500のO
H価を有するポリエーテルポリオールである。比較例2
で使用した活性化剤は、エチレンジアミンのプロポキシ
ル化により製造した、3級アミノ基を有し、60のOH
価を有するポリエーテルポリオールである。
【0041】本発明は次の好ましい実施態様を含む。 1.Qが約106〜約4,000の分子量を有する2〜
6価のアルコールからヒドロキシル基を除去することに
より得られる残基を表し、Yがエチレン、1,2−プロ
ピレンまたはトリメチレン基を表し、R1およびR2がC
13の同一のアルキル基を表すか、または該アルキル基
は窒素原子および場合により酸素原子と一緒になって飽
和の複素環式6員環を形成し、mは0〜5の数を表し、
nは1〜6の数を表し、m+nの和は2〜6の数である
請求項1に記載の化合物。 2.Qが約106〜約4,000の分子量を有する2〜
6価のアルコールからヒドロキシル基を除去することに
より得られる残基を表し、Yがエチレン、1,2−プロ
ピレンまたはトリメチレン基を表し、R1およびR2がC
13の同一のアルキル基を表すか、または該アルキル基
は窒素原子および場合により酸素原子と一緒になって飽
和の複素環式6員環を形成し、mは0〜5の数を表し、
nは1〜6の数を表し、m+nの和は2〜6の数である
請求項2に記載の方法。 3.(1)プラスチックフィルムを、(a)有機ポリイソシ
アネート、(b)イソシアネートに反応性の化合物および
(c)触媒としての請求項1に記載の化合物を含んでなる
反応混合物でバックフォーミングすることを含んでな
る、プラスチックフィルムとポリウレタン発泡体からの
複合材料の製造方法。
【0042】本発明を説明の目的で上に詳細に記載した
が、そのような詳細はその目的のためだけであり、特許
請求の範囲により限定されることを除いて本発明の思想
と範囲から離れることなく当業者によって改変がなされ
得ることが理解される。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I): 【化1】 (式中、Qは、約32〜6,000の分子量を有する、(m
    +n)価のアルコールから1以上のヒドロキシル基を除去
    することにより得られる残基を表し、 Yは、2〜6個の炭素原子を有する2価の脂肪族炭化水
    素基を表し(少くとも2個の炭素原子が2つの窒素原子
    の間に配置されている)、 R1およびR2は同一または異り、各々がアルキル基を表
    すか、または該アルキル基は窒素原子および所望によ
    り、他の場合によりアルキル置換されたヘテロ原子と一
    緒になって飽和複素環を形成し、 mは0〜7の数を表し、 nは1〜8の数を表し、 m+nの和は1〜8の数である。)に対応する3級アミノ
    基を有する化合物。
  2. 【請求項2】 次の一般式(II): 【化2】 (式中、Qは約32〜6,000の分子量を有する、(m+
    n)価のアルコールからヒドロキシル基を除去することに
    より得られる残基を表し、 mは、0〜7の数を表し、 nは、1〜8の数を表し、 m+nの和は、1〜8の数である。)に対応する化合物
    を、次の一般式(III): 【化3】 (式中、Yは2〜6個の炭素原子を有する2価の脂肪族
    炭化水素基を表し(少くとも2個の炭素原子が2つの窒
    素原子の間に配置されている。)、 R1およびR2はそれぞれアルキル基を表すか、または該
    アルキル基は窒素原子および所望により、他の場合によ
    りアルキル置換されたヘテロ原子と一緒になって飽和複
    素環を形成する。)に対応する化合物と縮合させること
    を含んでなる、請求項1に記載の3級アミノ基を有する
    化合物の製造方法。
  3. 【請求項3】 (a) 有機ポリイソシアネートと、(b)
    イソシアネート反応性の化合物とを、(c) 触媒として
    請求項1に記載の化合物存在下に反応させることを含ん
    でなるポリウレタン発泡体の製造方法。
JP6132888A 1993-06-16 1994-06-15 3級アミノ基を有する化合物、その製造方法およびその触媒としての利用 Expired - Fee Related JP2593053B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4319948A DE4319948A1 (de) 1993-06-16 1993-06-16 Tertiäre Aminogruppen aufweisende Verbindungen, ein Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung als Katalysatoren
DE4319948-8 1993-06-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0753657A JPH0753657A (ja) 1995-02-28
JP2593053B2 true JP2593053B2 (ja) 1997-03-19

Family

ID=6490462

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6132888A Expired - Fee Related JP2593053B2 (ja) 1993-06-16 1994-06-15 3級アミノ基を有する化合物、その製造方法およびその触媒としての利用

Country Status (9)

Country Link
US (1) US5482979A (ja)
EP (1) EP0629607B1 (ja)
JP (1) JP2593053B2 (ja)
KR (1) KR100330820B1 (ja)
BR (1) BR9402424A (ja)
CA (1) CA2125717C (ja)
CZ (1) CZ291843B6 (ja)
DE (2) DE4319948A1 (ja)
ES (1) ES2166767T3 (ja)

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1970184A3 (en) * 1997-01-23 2008-09-24 Sunstar Giken Kabushiki Kaisha Two-pack urethane foam composition and two-pack urethane foam composition injecting apparatus and method
DE19902505A1 (de) * 1999-01-22 2000-07-27 Basf Ag Foggingarme Katalysatoren für die Herstellung von Polyurethanen
JP2009530472A (ja) * 2006-03-23 2009-08-27 ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド ポリウレタン起泡のための固有界面活性性を有する天然油系ポリオール
CN101516951A (zh) * 2006-09-25 2009-08-26 陶氏环球技术公司 由含羟甲基的聚酯多元醇和含叔胺的多元醇制成的聚氨酯泡沫材料
MX2010002339A (es) * 2007-08-27 2010-04-30 Dow Global Technologies Inc Catalisis de espumas viscoelasticas con sales de bismuto.
EP2268692B1 (en) * 2008-04-17 2017-08-16 Dow Global Technologies LLC Polyurethane elastomers from renewable resources
EP2159240A2 (de) 2008-09-01 2010-03-03 Basf Se Plastisch verformbare Polyurethanschaumstoffe
US10640602B2 (en) 2012-01-03 2020-05-05 Basf Se Flame-retardant polyurethane foams
EP2612876A1 (de) 2012-01-03 2013-07-10 Basf Se Flammgeschützte Polyurethanschaumstoffe
EP2700669A1 (de) 2012-08-21 2014-02-26 Basf Se Plastisch verformbarer Polyurethan-Polyamid-Hartschaumstoff
US9562131B2 (en) 2012-08-21 2017-02-07 Basf Se Thermoformable rigid polyurethane-polyamide foam
ES2711783T3 (es) 2013-02-01 2019-05-07 Covestro Deutschland Ag Elementos de material compuesto con un núcleo de poliuretano de baja emisión así como procedimiento para su fabricación
US9777104B2 (en) 2013-03-25 2017-10-03 Covestro Deutschland Ag Rigid polyurethane foams with high acoustic absorption
US9296856B2 (en) 2013-03-25 2016-03-29 Covestro Deutschland Ag Rigid polyurethane foams with uniform cell size distribution and homogeneous open-cell content
US20160115289A1 (en) 2013-06-07 2016-04-28 Covestro Deutschland Ag Elastic rigid foam having improved temperature stability
MX2016006932A (es) 2013-12-02 2016-10-13 Basf Se Poliuretanos que tienen emision de aldehido reducida.
WO2015164408A1 (en) 2014-04-21 2015-10-29 Gaco Western, LLC Foam compositions
US10590231B2 (en) 2015-05-28 2020-03-17 Basf Se Polyurethanes with reduced aldehyde emission
WO2018046437A1 (de) 2016-09-06 2018-03-15 Construction Research & Technology Gmbh Nicht brandweiterleitende polyamidschäume zur kavitätenverfüllung im bergbau
EP3554787A1 (de) 2016-12-14 2019-10-23 Covestro Deutschland AG Verfahren zur herstellung eines 3d-gedruckten, schaumgefüllten gegenstandes
CN110431165B (zh) 2017-03-28 2022-02-22 科思创德国股份有限公司 半透明聚氨酯泡沫材料
WO2018177987A1 (de) 2017-03-28 2018-10-04 Covestro Deutschland Ag Transluzente polyurethan- oder polyisocyanuratschaumstoffe
EP3632947A1 (de) 2018-10-02 2020-04-08 Covestro Deutschland AG Transluzente polyurethan- oder polyisocyanuratschaumstoffe
JP2022506128A (ja) 2018-10-30 2022-01-17 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 活性材料が装填された微粒子を製造する方法
EP3996660A1 (en) 2019-07-12 2022-05-18 Basf Se Process for producing microparticles laden with a volatile organic active
CN116601196A (zh) 2020-11-25 2023-08-15 巴斯夫欧洲公司 醛释放减少的聚氨酯
EP4314104A1 (de) * 2021-03-23 2024-02-07 Covestro Deutschland AG Verfahren zur reduktion von aromatischen (di-)aminen in polyurethanschaumstoffen

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1935484A1 (de) * 1969-07-12 1971-01-14 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung von Polyamiden
US3666729A (en) * 1970-07-02 1972-05-30 Motorola Inc Plating resist solution
DE2414456A1 (de) * 1974-03-26 1975-10-16 Bayer Ag Beta-aminocrotonsaeureester, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung als metamorphoseinhibitoren
FR2305176A1 (fr) * 1975-03-28 1976-10-22 Ile De France Nouveau medicament a base de n-(diethylaminoethyl) 2-methoxy-5-methyl-sulfonyl benzamide
US4101462A (en) * 1977-04-07 1978-07-18 Texaco Development Corp. Urethane catalyst
GB8924127D0 (en) * 1989-10-26 1989-12-13 Ici Plc Compositions of matter
DE69122574T2 (de) * 1990-07-30 1997-02-20 Tosoh Corp Aminkatalysator zur Herstellung von Polyurethanschäumen und Verfahren zur Herstellung dieser Schäume
US5229430A (en) * 1990-07-30 1993-07-20 Tosoh Corporation Amine catalyst for producing polyurethane and process for producing polyurethane
CA2051236A1 (en) * 1990-09-26 1992-03-27 Robson Mafoti Polyurea rim systems
US5315041A (en) * 1991-03-05 1994-05-24 Kao Corporation Tertiary aminoalcohol and process for producing the same, and, polyurethane and process for producing the same
US5200434A (en) * 1991-12-30 1993-04-06 Union Carbide Chemicals & Plastics Technology Corporation Amide derivatives of alkylene oxide polyethers and their uses in polyurethane foam manufacture

Also Published As

Publication number Publication date
BR9402424A (pt) 1995-03-14
JPH0753657A (ja) 1995-02-28
CA2125717C (en) 2005-03-29
ES2166767T3 (es) 2002-05-01
US5482979A (en) 1996-01-09
DE59409926D1 (de) 2001-12-06
CA2125717A1 (en) 1994-12-17
CZ291843B6 (cs) 2003-06-18
EP0629607B1 (de) 2001-10-31
EP0629607A2 (de) 1994-12-21
EP0629607A3 (de) 1996-09-25
KR100330820B1 (ko) 2002-11-29
KR950000649A (ko) 1995-01-03
CZ148594A3 (en) 1995-01-18
DE4319948A1 (de) 1994-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2593053B2 (ja) 3級アミノ基を有する化合物、その製造方法およびその触媒としての利用
JP3887601B2 (ja) 高い硬化速度を有するイソシアネート不含の発泡性混合物
KR100476292B1 (ko) 알콕시실란및히단토인기를가지는폴리우레탄전구중합체,그의제조방법및그를함유하는조성물
JP3236348B2 (ja) カルボジイミド基及び/又はウレトンイミン基を含有する液状の貯蔵可能な有機イソシアネートの製造方法並びにポリウレタンプラスチックの製造のためのそれらの使用
JP4016090B2 (ja) ヒドロキシ官能性アルコキシシランおよび該アルコキシシランから製造されたアルコキシシラン官能性ポリウレタン
EP2313449B1 (en) Aromatic polyesters, polyol blends comprising the same and resultant products therefrom
EP3063209B1 (en) Synthesis and use of metallized polyhedral oligomeric silsequioxane catalyst compositions
RU2570701C2 (ru) Способ получения полиэфирполиолов
JP3168454B2 (ja) ポリウレタンを製造するためのヒドロキシ官能性トリアミン触媒組成物
EP0248570A1 (en) Polyester polyols
JP3985264B2 (ja) 高官能ポリカーボネートポリオールの製造方法
JP3744977B2 (ja) カーボネート基およびウレタン基を有する第三アミン
JP2001106781A (ja) 硬化性組成物及びその製造方法
JPS62158713A (ja) 潜錫触媒を含むポリイソシアネ−ト配合物およびその製造方法
JPH06279370A (ja) ポリウレタンの調製に使用するためのジ−及びポリアミノ化合物
US9102780B2 (en) Catalysts for reaction between an isocyanate and an alcohol
KR900007513B1 (ko) β-아미도-β-프로피오락탐유도체 및 그것을 사용한 습기경화성 폴리우레탄조성물
US5834579A (en) Tertiary amines having carbonate and urethane groups
US20090012322A1 (en) Alkoxysilanes and Use Thereof In Alkoxysilane Terminated Prepolymers
US20060084776A1 (en) Crystallization-stable MDI allophanates by a two-stage process
US5142081A (en) Process for the preparation of o-silylated hydroxyl compounds and their use for the preparation of isocyanates containing ester groups
JPH0370735B2 (ja)
EP0632804B1 (en) N-substituted hydroxyalkyl/-aryl/-aralkyl-2,5-bisiminopyrrolidines, process for their manufacture and use as a polyol-component in polycondensation reactions
KR101190850B1 (ko) 수발포 폴리우레탄용 방향족 에스테르계 폴리올의 제조방법 및 그를 이용한 발포체
JPH06345840A (ja) ポリウレタン発泡体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071219

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081219

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091219

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101219

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101219

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111219

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111219

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121219

Year of fee payment: 16

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees