JP3744977B2 - カーボネート基およびウレタン基を有する第三アミン - Google Patents

カーボネート基およびウレタン基を有する第三アミン Download PDF

Info

Publication number
JP3744977B2
JP3744977B2 JP19939595A JP19939595A JP3744977B2 JP 3744977 B2 JP3744977 B2 JP 3744977B2 JP 19939595 A JP19939595 A JP 19939595A JP 19939595 A JP19939595 A JP 19939595A JP 3744977 B2 JP3744977 B2 JP 3744977B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
carbonate
carbonic acid
acid derivative
amine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP19939595A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0859774A (ja
Inventor
クラウス・ケーニヒ
ウルリッヒ・リーマン
ヨーゼフ・ザンダース
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bayer AG filed Critical Bayer AG
Publication of JPH0859774A publication Critical patent/JPH0859774A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3744977B2 publication Critical patent/JP3744977B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C211/00Compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
    • C07C211/01Compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton having amino groups bound to acyclic carbon atoms
    • C07C211/02Compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton having amino groups bound to acyclic carbon atoms of an acyclic saturated carbon skeleton
    • C07C211/03Monoamines
    • C07C211/05Mono-, di- or tri-ethylamine
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/08Processes
    • C08G18/16Catalysts
    • C08G18/18Catalysts containing secondary or tertiary amines or salts thereof
    • C08G18/1841Catalysts containing secondary or tertiary amines or salts thereof having carbonyl groups which may be linked to one or more nitrogen or oxygen atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C271/00Derivatives of carbamic acids, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atom not being part of nitro or nitroso groups
    • C07C271/06Esters of carbamic acids
    • C07C271/08Esters of carbamic acids having oxygen atoms of carbamate groups bound to acyclic carbon atoms
    • C07C271/10Esters of carbamic acids having oxygen atoms of carbamate groups bound to acyclic carbon atoms with the nitrogen atoms of the carbamate groups bound to hydrogen atoms or to acyclic carbon atoms
    • C07C271/20Esters of carbamic acids having oxygen atoms of carbamate groups bound to acyclic carbon atoms with the nitrogen atoms of the carbamate groups bound to hydrogen atoms or to acyclic carbon atoms to carbon atoms of hydrocarbon radicals substituted by nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G2101/00Manufacture of cellular products

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ポリウレタンプラスチックの製造、特に複合体の製造において触媒として有用な、カーボネート基とウレタン基および所望によりヒドロキシル基を有する新規な第三アミンの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
DE−OS 4,030,515は、環状カーボネート(例えば、エチレンカーボネートまたはプロピレンカーボネート)と第一および第三の両アミノ基を有するアミンを反応させることによる第三アミノ基を有するウレタンの製造、ならびにこれらウレタンをポリウレタンの製造のための触媒として使用することを開示している。得られたウレタンは触媒として活性であり、ポリウレタンマトリックス中にそれらを導入することを可能にするヒドロキシル基を保持している。しかし、その後の研究によってこれまでに示されているように、これらウレタンの完全な導入は必ずしも保証される訳ではないか、または重付加の開始時には起こらない。低分子量のゆえに、これら触媒性ウレタンおよび他の導入可能な触媒(例えば、アルコキシル化アミン)は周囲雰囲気中に遊離することがあり、いわゆる「曇り」の一因となる。さらに、複合体を製造(例えば、プラスチック皮膜の発泡体裏張りによって)するためにこれら触媒を使用するときには、この触媒が被覆材料中に拡散し、可能性のある日光や熱の影響下で被覆材料に損傷を与える危険が存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、カーボネートおよびウレタンの両方の基を含有する新規な第三アミンの製造方法を提供することである。
【0004】
本発明の別の目的は、ポリウレタンを製造するための新規な第三アミン触媒を提供することである。
【0005】
本発明のさらに別の目的は、第三アミン触媒であって該触媒を用いて製造した発泡体から拡散する傾向の少ない触媒を提供することである。
【0006】
また、本発明の目的は、ウレタンおよびカーボネート基を含有する第三アミン触媒の製造方法を提供することである。
【0007】
本発明の他の目的は、ウレタンおよびカーボネート基を含有する第三アミンを触媒として用いるポリウレタンの製造方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
当業者には明らかであろうこれらおよび他の目的は、規定した式に対応するポリオールおよび規定した式に対応するアミンを、規定した基から選択される炭酸誘導体と反応させることによって達成される。これら物質は、ポリオール由来のヒドロキシル基とアミンの第一アミノ基のモル比が約4:1〜約16:1となる量で反応させる。炭酸誘導体は、0.5モルの炭酸誘導体+ポリオール由来のヒドロキシル基1モルに対して約0.2〜約0.5モルの炭酸誘導体の量で用いる。
【0009】
本発明は、カーボネート基およびウレタン基、および所望によりヒドロキシル基を有する第三アミンの製造方法に関する。本方法においては、
(a) 以下の式:
【化4】
Q(OH)n (I)
で示される少なくとも1種の多価アルコールからなるポリオール成分、および
(b) 以下の式:
【化5】
Figure 0003744977
で示される少なくとも1種の第一−第三ジアミンを有するアミン成分を、
(c) (1) 以下の式に対応するカーボネート:
【化6】
Figure 0003744977
(2) 尿素、
(3) ホスゲン、および
(4) 式(I)のポリオールのビス−クロロカーボネート、
からなる群から選ばれる炭酸誘導体と、
1工程または2工程で反応させてカーボネート基およびウレタン基を形成させる。これら反応物質は、成分(a)と(b)の比が約4:1〜約16:1のヒドロキシル基と第一アミノ基のモル比に相当する量で用いる。炭酸誘導体(c)は、アミン(b)1モルに対して約0.5モルの炭酸誘導体(c)+ポリオール(a)のヒドロキシル基1モルに対して約0.2〜約0.5モルの炭酸誘導体が存在する量で用いる。
【0010】
上記の式(I)、(II)および(III)において、Q、A、R1、R2、R3およびnは以下の意味を有する:
Qは、約90〜400の範囲内の分子量を有し、所望によりエーテル基を有する、n−ヒドロキシル基の脂肪族アルコールからn−ヒドロキシル基を除去することによって得られる残基を表し、
nは2または3を表し、
Aは、式(II)中の2つの窒素原子の間に少なくとも2個の炭素原子が存在する2〜6個の炭素原子を有する二価の脂肪族炭化水素残基を表し、
1およびR2は同一または異なっていてよく、それぞれが1〜4個の炭素原子を有するアルキル残基を表すか、または、その窒素原子および所望によりさらに別のヘテロ原子と一緒になって、炭酸誘導体(c)に対して不活性な飽和の複素環式5員または6員環を形成し、そして
3は、それぞれがフェニル残基もしくは1〜4個の炭素原子を有するアルキル残基を表すか、または、一緒になって2もしくは3個の炭素原子を有するアルキレン残基を形成する。
【0011】
また、本発明は、本方法によって得られるカーボネート基とウレタン基および所望によりヒドロキシル基を有する第三アミン、ならびに、これら第三アミンをイソシアネート重付加法によるポリウレタンプラスチックの製造(特に、ポリウレタン発泡体を形成する反応混合物を用いるプラスチック皮膜の発泡体裏張りによる複合体の製造)における触媒として使用することに関する。
【0012】
本発明方法の産物は、通常、約5〜30重量%のカーボネート基含量(CO3、分子量=60として計算)、約5〜20重量%のウレタン基含量(CHNO2、分子量=59として計算)、約0〜10重量%のアルコール性ヒドロキシル基含量、および約1〜5重量%の第三アミノ基含量(N、原子量=14として計算)を有する。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の方法において通常用いる出発物質は、(a)二価または三価のポリオール、(b)第一−第三ジアミン、および(c)炭酸誘導体である。
【0014】
ポリオール成分(a)は、式(I)で示される少なくとも1種のポリオールである。成分(a)として使用するのに適したポリオールの例には、以下に挙げるものが含まれる:(i)所望によりエーテル基を有し、約90〜400、好ましくは約106〜250の範囲の分子量を有する脂肪族ジオール、(ii)所望によりエーテル基を有し、約120〜400、好ましくは約134〜400の範囲の分子量を有する脂肪族トリオール、ならびに(iii)二価および三価アルコール(i)および(ii)の任意の混合物。
【0015】
適当な二価アルコール(i)の具体例には、以下に挙げるものが含まれる:1,4−ブタンジオール;1,5−ペンタンジオール;3−メチル−1,5−ペンタンジオール;2,2,4−トリメチル−1,6−ヘキサンジオール;異性体ヘプタンジオール;異性体オクタンジオール;異性体ノナンジオール;異性体デカンジオール;およびこのようなアルコールまたはエチレングリコールもしくはプロピレングリコールへのエチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシドの既知の付加産物(約90〜400の分子量を有する)。ジ−、トリ−およびテトラ−エチレングリコール、およびジ−、トリ−およびテトラ−プロピレングリコール、ならびにこれらの混合物が好ましい。エチレンオキシドまたはプロピレンオキシド部分によって水またはポリエーテルポリオールにおける最終産物の親水性または溶解性に影響を与えることができる。
【0016】
適当な三価ポリオール(ii)の例には、以下に挙げるものが含まれる:トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、およびこのようなトリオールへのエチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシドの既知の付加産物(約90〜400の分子量を有する)。エチレンオキシドまたはプロピレンオキシド部分によって最終産物の水またはポリエーテルポリオールにおける親水性または溶解性に影響を与えることができる。好ましい多価アルコール(ii)はトリメチロールプロパンである。
【0017】
適当な第一−第三ジアミン(b)は、式(II)で示されるアミンである。Aが2〜4個の炭素原子を有するアルキレン残基であり、R1とR2のそれぞれがメチル基であるアミンが特に好ましい。
【0018】
この第一−第三ジアミンは、モノ保護されたジ第一アミン(例えば、アミノアルキルフタルイミド)のアルキル化とそれに続く加水分解または加ヒドラジン分解によって製造することができる。また、これらは、第二アミン(例えば、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミン、ピペリジンまたはモルホリン)へのアジリジンまたはアクリロニトリルの付加とそれに続くシアノエチル化アミンの水素化によって製造することもできる。適当な第一−第三ジアミン(b)の具体例には、以下に挙げるものが含まれる:1−(ジメチルアミノ)−3−アミノプロパン、1−(ジエチルアミノ)−3−アミノプロパン、1−(ジ−n−プロピルアミノ)−3−アミノプロパン、1−(ジメチルアミノ)−2−メチル−3−アミノプロパン、1−(ジメチルアミノ)−4−アミノブタン、1−(ジメチルアミノ)−5−アミノペンタン、N−(2−アミノエチル)モルホリン、N−(3−アミノプロピル)モルホリン、N−(2−アミノエチル)ピペリジンおよびN−(3−アミノプロピル)ピペリジン。ここに挙げたアミンの混合物を使用することも可能である。1−(ジメチルアミノ)−3−アミノプロパンが好ましい。
【0019】
炭酸誘導体(c)は、アルコールと反応してカーボネートを形成するか、またはアルコールおよび第一アミンと反応してウレタンを形成する化合物である。適当な炭酸誘導体は、式(III)で示される環状であってもよいカーボネート、尿素、ホスゲンおよび式(I)で示されるポリオールのビス−クロロカーボネートからなる群から選ばれる化合物である。成分(a)として使用されるポリオールとビス−クロロカーボネートを形成させる式(I)のポリオールは同一である必要はない。本発明の方法においては、式(III)に対応する環状であってもよいカーボネートを炭酸誘導体(c)として使用するのが好ましい。式(III)に対応する適当なカーボネートの具体例は、ジメチル、ジエチル、ジ−n−プロピル、ジ−n−ブチル、ジフェニル、エチレンおよびプロピレンカーボネートである。ジフェニルカーボネートが特に好ましい。
【0020】
本発明の方法を実施する際には、ヒドロキシル基の第一アミノ基に対するモル比が約4:1〜約16:1であり、第一−第三アミン1モルに対して約0.5モルの炭酸誘導体が存在し、そしてポリオール(a)中のヒドロキシル基1モルに対して約0.2〜約0.5モルの炭酸誘導体が存在するような量で反応物質を使用する。
【0021】
本発明の方法は、1工程または2工程で実施することができる。
本発明の方法は、例えば、ポリヒドロキシル化合物(a)と炭酸誘導体(c)をホモジナイズし(所望により、約50〜80℃で融解した後)、次いでアミン成分(b)を撹拌しながら加えることによって1工程で実施することができる。次いで、水流減圧を行い、出発の炭酸誘導体のヒドロキシル成分の蒸留が始まるまで温度を約110〜140℃まで上昇させる。蒸留速度に応じて、内部温度を最終的な最高値である200℃まで徐々に上昇させ、蒸留が完結するまでその温度に保つ。揮発性成分の最後の痕跡を、高真空にすることによって、または少量のエチレングリコール、水または蒸気を加える共沸蒸留によって除去することができる。
【0022】
この1工程法においては、最大0.5モルの炭酸誘導体(即ち、好ましくはカーボネート)を、ポリオール成分(a)のヒドロキシル基1当量に対して、およびアミン(b)1モルに対して使用する。当量の炭酸誘導体(c)および合計のヒドロキシル成分(a)+アミン成分(b)を使用すると縮合反応が反応終点に比較的遅く進むので、不足量の炭酸誘導体(ヒドロキシル化合物およびアミン成分の量に基づく)を使用するのが有利であろう。しかし、基本的には、上で規定した範囲内のカーボネート基、ウレタン基、ヒドロキシル基および第三アミノ基の含量が得られるように出発物質の比を選択することを確実にすべきである。
【0023】
本発明の方法における反応は、溶媒を使用せずに行うのが好ましい。しかし、一部の場合には、溶媒が有用または必要になることがある(例えば、ごくわずかに可溶性である出発物質を使用する場合)。このような場合、反応成分と反応せず、かつ使用する炭酸誘導体のヒドロキシル成分の沸点より低い沸点を有する溶媒が、蒸留による完全な分離を可能にする。トルエンまたはキシレンなどの炭化水素;クロロベンゼンまたはジクロロベンゼンなどのハロゲン化炭化水素;エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジフェニルエーテルおよびジオキサンなどのエーテル;ならびにジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドおよびN−メチルピロリドンなどのアミドが適当な溶媒の例である。一部の場合には、アルカリ塩基または遷移金属化合物(例えば、酸化ジブチルスズまたはチタン酸テトラブチル)などの触媒の添加が有利であることもある。しかし、追加の触媒を使用しないのが好ましい。
【0024】
本発明の方法を2工程で実施するときには、初めに第1の工程において既知の方法のいずれかによりポリオール成分(a)と炭酸誘導体(c)からポリカーボネートを調製する。成分(a)のヒドロキシル基と炭酸誘導体(c)のモル比を約2:1〜約3:1の範囲内に維持するのが好ましい。次いで、カーボネート基のアミノリシス反応の意味でポリカーボネートをアミン(b)と反応させる。ポリカーボネートを得るための多価アルコールとジアリールカーボネートとの反応は、例えばDOS 2,555,805に記載されている。また、ジアルキルカーボネート(DOS2,555,805)との、環状カーボネートまたはジオキソラノン(DOS 1,915,908)との、ホスゲン(DOS 1,595,446)との、ビス−クロロカーボネート(DP 857,908)との、および尿素[バール(P.Ball)、フィルマン(H.Fuillmann)およびハイツ(W.Heitz)、アンゲバンテ・ケミー(Angew.Chem.)、92(1980)、パート9、742、743頁]との同様の反応も知られている。このポリカーボネートの分子量Mnはできるだけ高いものであって、アミン成分(b)との反応に利用可能な十分なカーボネート基を有しているべきである。1000〜4000の平均分子量Mnが好ましい。得られたポリカーボネート中間体を次にアミン成分(b)と反応させる。アミン成分(b)の量は、約0.2〜0.5モルのアミン成分(b)がカーボネート基1モルに対して利用されるように計算する。このポリカーボネート/アミンの反応は、アミン成分(b)を撹拌しながらポリカーボネート(溶融しているか、周囲温度にあるか、または約60〜80℃の高温にあってよい)に加えることによって実施することができる。次いで、アミン成分の第一アミノ基が反応するまで80〜120℃で撹拌を続けてよい。第一アミノ基の反応度は、例えばHClまたは過塩素酸による滴定によって容易に決定することができる。
【0025】
本発明方法のこの2工程態様の第2の工程は、溶媒を用いずに実施するのが好ましい。しかし、一部の場合には溶媒が有用であるか、または必要になることすらある(例えば、ごくわずかに可溶性である出発原料を使用するとき)。溶媒を用いるときには、反応成分と反応しない溶媒が好ましい。本発明方法実施の1工程法に適しているものとして上に挙げた溶媒が、本発明のこの2工程態様に適した溶媒である。
【0026】
本発明方法のこの2工程態様において使用する出発原料の種類および量は、生成物である第三アミンが約5〜30重量%のカーボネート基含量、約5〜20重量%のウレタン基含量、約1〜5重量%の第三アミノ基含量および約0〜10重量%のヒドロキシル基含量を有するように選択する。
【0027】
本発明の方法によって製造される第三アミンは、大部分が無臭である。適当な出発物質、特にヒドロキシル成分(a)を選択することによって、ポリウレタン化学において普通に用いられるポリエーテルポリオールとの優れた適合性を示す生成物が得られる。従って、これら第三アミンを、ポリウレタンの製造(特に、普通に用いられる出発原料からのポリウレタン発泡体の製造)のための触媒または活性化物質として好都合に用いることができる。
【0028】
本発明に従って製造した第三アミンは、通常、全ポリウレタン発泡体形成反応混合物に基づいて、約1〜20重量%の量で発泡体形成混合物中に含有させる。通常、これらの第三アミンは、有機ポリイソシアネートの反応物質としての通常のポリヒドロキシル化合物(特に、ポリエーテルポリオール)に加えて、および所望により添加された水に加えて、助剤として使用される。ポリウレタン発泡体の製造に使用する本発明の第三アミン化合物の量は、約0.01〜1重量%の第三窒素原子が反応混合物中に存在しているように選択するのが好ましい。本発明のアミノ化合物は、発泡体形成反応混合物をプラスチック皮膜に適用し、該混合物を反応させて該プラスチック皮膜上に発泡体裏張りを形成させることによる複合体の製造において、触媒として特に適している。
【0029】
また、本発明に従って製造した第三アミンは、界面活性剤(アミン形態またはそのアンモニウム塩の形態で)、乳化剤または安定剤として使用することもできる。
【0030】
【実施例】
以上に本発明を説明したが、その例示として以下に実施例を挙げる。これら実施例中に示した全ての百分率(%)は重量%である。
【0031】
出発物質の製造
ポリカーボネートA
トリプロピレングリコール(3686g、19.2モル)、トリメチロールプロパン(858g、6.4モル)、ジフェニルカーボネート(4794g、22.4モル)および酸化ジブチルスズ(2g)を12mbarで徐々に180℃まで加熱し、この工程中にフェノールを留去した。180℃/12mbarで他に何も留去されなくなったときに、オイルポンプにより0.5mbarにて160℃でさらに2時間撹拌を続け、残留するフェノールを除去した。
OH価: 136
分子量Mn: 1650
粘度/25℃: 55,740mPa・s
【0032】
ポリカーボネートB
ジプロピレングリコール(2894g、21.6モル)、トリメチロールプロパン(965g、7.2モル)、ジフェニルカーボネート(5393g、25.2モル)および酸化ジブチルスズ(5g)を、ポリカーボネートAの製造に用いた方法と同じ方法で反応させた。
OH価: 162
分子量Mn: 1385
粘度/25℃: 117,920mPa・s
【0033】
ポリカーボネートC
トリエチレングリコール(3725g、19.2モル)、トリメチロールプロパン(858g、6.4モル)、ジフェニルカーボネート(4794g、22.4モル)および酸化ジブチルスズ(2g)を、ポリカーボネートAの製造に対して上で説明した方法に従って反応させた。
OH価: 129.2
分子量Mn: 1737
粘度/25℃: 22,560mPa・s
【0034】
実施例1(1工程反応)
トリエチレングリコール(1188g、7.92モル)およびジフェニルカーボネート(2080g、9.72モル)を窒素下に80℃で溶融させた。この混合物に、撹拌しながら約1時間かけて1−(ジメチルアミノ)−3−アミノプロパン(367g、3.6モル)を滴下した。次いで、水流減圧を行い、内部温度を160℃まで上昇させ、この工程中にフェノールを留去した。160℃/12mbarで他に何も留去されなくなったときに、オイルポンプにより0.5mbarにて160℃でさらに2時間撹拌を続け、残留するフェノールを除去した。この生成物は次の特性を有していた:
粘度/25℃: 1,960mPa・s
カーボネート基: 22.6%
ウレタン基: 13.1%
ヒドロキシル基: 0%
第三窒素: 2.8%
【0035】
実施例2(1工程反応)
トリプロピレングリコール(1286g、6.70モル)、トリメチロールプロパン(299g、2.23モル)、ジフェニルカーボネート(1673g、7.82モル)および1−(ジメチルアミノ)−3−アミノプロパン(341g、3.35モル)を、実施例1で用いた方法と同じ方法により反応させた。この生成物は次の特性を有していた:
粘度/25℃: 4,430mPa・s
カーボネート基: 12.6%
ウレタン基: 9.28%
ヒドロキシル基: 6.25%
第三窒素: 2.2%
【0036】
実施例3(2工程反応)
1−(ジメチルアミノ)−3−アミノプロパン(267g、2.62モル)を、ポリカーボネートA(1400g)に十分に撹拌しながら窒素雰囲気下に50℃で素早く滴下した。100℃で最初の2時間、次いで120℃でさらに5時間、撹拌を続けた。得られた生成物は次の特性を有していた:
粘度/25℃: 4,320mPa・s
カーボネート基: 12.6%
ウレタン基: 9.27%
ヒドロキシル基: 6.24%
第三窒素: 2.2%
【0037】
実施例4(2工程反応)
ポリカーボネートB(640g)および1−(ジメチルアミノ)−3−アミノプロパン(286g、2.62モル)を、実施例3に記載の方法に従って反応させた。得られた生成物の特性は次の通りであった:
粘度/25℃: 4,100mPa・s
カーボネート基: 6.16%
ウレタン基: 16.7%
ヒドロキシル基: 8.48%
第三窒素: 3.96%
【0038】
実施例5(2工程反応)
ポリカーボネートB(700g)およびN,N−ビス−(3−アミノプロピル)−メチルアミン(243g、1.674モル)を、実施例3に記載の方法に従って反応させた。得られた生成物の特性は次の通りであった:
粘度/25℃: 1,140mPa・s
カーボネート基: 14.2%
ウレタン基: 10.5%
ヒドロキシル基: 7.04%
第三窒素: 2.49%
【0039】
実施例6(2工程反応)
ポリカーボネートB(1400g)および1−(ジメチルアミノ)−3−アミノプロパン(456g、4.47モル)を、実施例3に記載の方法に従って反応させた。得られた生成物の特性は次の通りであった:
粘度/25℃: 6,320mPa・s
カーボネート基: 10.83%
ウレタン基: 14.2%
ヒドロキシル基: 8.18%
第三窒素: 3.37%
【0040】
実施例7(2工程反応)
ポリカーボネートC(1400g)および1−(ジメチルアミノ)−3−アミノプロパン(354g、3.47モル)を、実施例3に記載の方法に従って反応させた。得られた生成物の特性は次の通りであった:
粘度/75℃: 60mPa・s
カーボネート基: 8.89%
ウレタン基: 11.67%
ヒドロキシル基: 6.73%
第三窒素: 2.77%
【0041】
応用例
ポリオール配合物
トリメチロールプロパンのプロポキシル化とそれに続くプロポキシル化産物のエトキシル化(PO:EO重量比=82.5:17.5)によって製造したOH価28のポリエーテルポリオール48重量部およびプロピレングリコールを用いて同様に製造したOH価28のポリエーテルポリオール44重量部を、表1にまとめた平行試験のそれぞれにおいて、表1に示した量の活性化物質と混合した。2.5重量部の水を発泡剤として加えた。
【0042】
ポリイソシアネート成分
以下の例のそれぞれにおいて、使用したポリイソシアネートは、200mPa・sの粘度(23℃)および32重量%のNCO含量を有するジフェニルメタン系列の混合物(ジイソシアナトフェニルメタン異性体およびその高級同族体の混合物)である。
【0043】
発泡体の製造
表1にまとめた例のそれぞれにおいて、発泡体は手作業の発泡法によって製造した。この方法において、ポリイソシアネート成分を除く全ての成分を30秒間前撹拌した(撹拌速度:1000rpm)。次いで、イソシアネート成分を加え、周囲温度でさらに10秒間、撹拌を続けた。混合比は、イソシアネートインデックス100に相当していた。
【0044】
ポリオール成分の反応性は、平行試験において、クリーム時間、ライズ時間、流れ時間および硬化時間によって測定した。ポリオール配合物を、ポリイソシアネート成分と撹拌しながら周囲温度でビーカー中にて混合した。クリーム時間は、ポリイソシアネートを加えたときから発泡過程の開始までに経過する時間である。ライズ時間は、ポリイソシアネートを加えたときから発泡過程の終了までに経過する時間である。硬化時間は、ポリイソシアネートを加えたときから発泡体の粘着性がなくなるまでに経過する時間である。流れ時間は、ライズ時間とクリーム時間の差から算出する。相対密度は、660mlビーカーにおいて発泡体キャップ(発泡体の頂部)を切り取った後に算出した密度である。
【表1】
Figure 0003744977
【0045】
本発明は次の好ましい実施態様を包含する。
(1) Qで示される残基がエーテル基を含有する請求項1に記載の方法。
(2) ポリオール(a)を炭酸誘導体(c)と反応させることによってヒドロキシル基を有するポリカーボネートを調製し、次いでアミン(b)を加える請求項1に記載の方法。
(3) (a)のヒドロキシル基と炭酸誘導体(c)のモル比が約2:1〜約3:1である(2)に記載の方法。
(4) ヒドロキシル基を有するポリカーボネートをアミン(b)と反応させてウレタン基を形成させる(2)に記載の方法。
(5) (b)の第一アミノ基と、ヒドロキシル基を有するポリカーボネートのカーボネート基のモル比を、約0.2:1〜約0.5:1に維持する(4)に記載の方法。
(6) 請求項1に記載の方法によって製造された第三アミン。
(7) (5)に記載の方法によって製造された第三アミン。
(8) (5)に記載の方法によって製造された第三アミンの存在下に、ポリイソシアネートをイソシアネートと反応性の化合物と反応させることからなる、ポリイソシアネート重付加法によるポリウレタンの製造方法。
【0046】
説明の目的で本発明を上に詳述したが、この詳述は該目的のためだけのものであり、特許請求の範囲によって限定される以外は本発明の思想および範囲から逸脱することなく当業者が改変を行い得ることを理解すべきである。

Claims (1)

  1. (a) 以下の式:
    Figure 0003744977
    [式中、nは2または3を表し、
    Qは、90〜400の範囲内の分子量を有する二価または三価の脂肪族アルコールから全てのヒドロキシル基を除去することによって得られる残基を表す]
    で示されるポリオール、および
    (b) 以下の式:
    Figure 0003744977
    [式中、Aは、式(II)中の2つの窒素原子の間に少なくとも2個の炭素原子が存在する2〜6個の炭素原子を有する二価の脂肪族炭化水素残基を表し、
    およびRは同一または異なっていてよく、それぞれが1〜4個の炭素原子を有するアルキル残基を表すか、または、それぞれが結合している窒素原子と一緒になって、炭酸誘導体に対して不活性な飽和の複素環式5員または6員環を形成する]
    で示されるアミンを、
    (c) (1) 以下の式:
    Figure 0003744977
    [式中、Rは、それぞれがフェニル残基もしくは1〜4個の炭素原子を有するアルキル残基を表すか、または、一緒になって2もしくは3個の炭素原子を有するアルキレン残基を形成する]
    で示されるカーボネート、
    (2) 尿素、および
    (3) ホスゲン
    からなる群から選ばれる炭酸誘導体と、
    (a)のヒドロキシル基と(b)の第一アミノ基のモル比が4:1〜16:1となり、アミン(b)1モルに対して0.5モルの炭酸誘導体(c)+ポリオール(a)中のヒドロキシル基1モルに対して0.2〜0.5モルの炭酸誘導体(c)の合計となる量で反応させてカーボネート基およびウレタン基を形成させることからなる、カーボネート基およびウレタン基を有する第三アミンの製造方法。
JP19939595A 1994-08-09 1995-08-04 カーボネート基およびウレタン基を有する第三アミン Expired - Fee Related JP3744977B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4428108-0 1994-08-09
DE4428108A DE4428108A1 (de) 1994-08-09 1994-08-09 Carbonat- und Urethangruppen aufweisende tertiäre Amine

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0859774A JPH0859774A (ja) 1996-03-05
JP3744977B2 true JP3744977B2 (ja) 2006-02-15

Family

ID=6525228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19939595A Expired - Fee Related JP3744977B2 (ja) 1994-08-09 1995-08-04 カーボネート基およびウレタン基を有する第三アミン

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5705672A (ja)
EP (1) EP0696580B1 (ja)
JP (1) JP3744977B2 (ja)
KR (1) KR100375904B1 (ja)
BR (1) BR9503575A (ja)
CA (1) CA2155472C (ja)
DE (2) DE4428108A1 (ja)
ES (1) ES2111993T3 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1092713A3 (de) * 1995-04-26 2001-07-25 Lonza Ag Piperidinopentanamine und ihre Verwendung als Katalysator bei der Herstellung von Urethanen
US6762274B2 (en) * 2000-02-10 2004-07-13 Dow Global Technologies Inc. Low emission polyurethane polymers made with autocatalytic polyols
JP2007500780A (ja) * 2003-06-13 2007-01-18 ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド 良好な耐加水分解性を有するポリウレタンを得るための触媒組成物
AU2004309413B2 (en) * 2003-12-23 2010-06-24 Dow Global Technologies Inc. Process for producing polyurethane products autocatalytic using tertiary amine capped polyether polyols
JP4791375B2 (ja) * 2003-12-23 2011-10-12 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー イミン結合および第3級アミンを含有する堅牢触媒(non−fugitivecatalysts)、ならびにそれから作製したポリウレタン製品
DE102008024865A1 (de) 2008-05-23 2009-11-26 Bayer Materialscience Ag Kunststoffverbundelemente und ein Verfahren zur ihrer Herstellung
CN112011049A (zh) * 2019-05-30 2020-12-01 中国科学院化学研究所 一种热塑性聚脲弹性体及其制备方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2390551A (en) * 1943-07-10 1945-12-11 Pittsburgh Plate Glass Co Unsaturated ester-amides
US2887452A (en) * 1956-12-11 1959-05-19 Texas Co Motor lubricating oil composition
DE4030515A1 (de) * 1990-09-27 1992-04-02 Bayer Ag Neue urethane, ein verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung als katalysatoren fuer das isocyanat-polyadditionsverfahren

Also Published As

Publication number Publication date
ES2111993T3 (es) 1998-03-16
EP0696580A3 (de) 1996-06-19
DE4428108A1 (de) 1996-02-15
CA2155472A1 (en) 1996-02-10
DE59501269D1 (de) 1998-02-19
EP0696580A2 (de) 1996-02-14
CA2155472C (en) 2007-10-23
KR100375904B1 (ko) 2003-04-21
US5705672A (en) 1998-01-06
BR9503575A (pt) 1996-06-04
KR960007533A (ko) 1996-03-22
JPH0859774A (ja) 1996-03-05
EP0696580B1 (de) 1998-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7674840B2 (en) Isocyanate-free expandable mixtures exhibiting a fast hardening rate
JP2593053B2 (ja) 3級アミノ基を有する化合物、その製造方法およびその触媒としての利用
US5866651A (en) Hydroxycarbamoylalkoxysilane-based poly(ether-urethane) sealants having improved paint adhesion and laminates prepared therefrom
JP5254719B2 (ja) 自己触媒性ポリオール
EP3063209B1 (en) Synthesis and use of metallized polyhedral oligomeric silsequioxane catalyst compositions
US20110263797A1 (en) Allophanate modified diphenylmethane diisocyanates, prepolymers thereof, and their use in the preparation of polyureas and polyurethanes
CN112979938A (zh) 用于聚氨酯的脂族聚碳酸酯
JP2009510238A (ja) 軟質塗膜を製造するための二成分系
US20200165373A1 (en) Curable organic polymer comprising at least one acylurea unit, its preparation and use
US20090105358A1 (en) Silicone-containing foams
JP3744977B2 (ja) カーボネート基およびウレタン基を有する第三アミン
US20030176617A1 (en) High performance sealant formulations based on MDI prepolymers
JPH08501346A (ja) 断熱性の維持性が向上したポリウレタンフォームに有用なポリオール,それから製造されたポリウレタンフォーム並びにその製造方法
US5834579A (en) Tertiary amines having carbonate and urethane groups
JP2008534742A5 (ja)
JPH0354964B2 (ja)
US6723836B1 (en) Low odor polyoxyalkylene polyol, process for producing the same and urethane composition
JPH07165862A (ja) 軟質ポリウレタンフォームの製造方法
JP2003048951A (ja) ブロックドポリイソシアナート
US5212275A (en) Urea and biuret prepolymers of MDI
US5340845A (en) Process for preparing low-density flexible polyurethane foams, and the polyurethane foams obtained
CA2145597A1 (en) Urea and biuret liquid prepolymers of mdi
JP2022501476A (ja) ポリ(ブチレンオキシド)ポリオールをベースにしたポリウレタンキャストエラストマー、およびポリウレタンキャストエラストマーを作製するための方法
MXPA00010164A (en) Polyurethane foam and process for production
JPH0625371A (ja) ポリウレタンフォームの製造法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040812

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040907

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20041206

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20041209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050304

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050412

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050810

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051101

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091202

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101202

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111202

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111202

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121202

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees