JPH0859774A - カーボネート基およびウレタン基を有する第三アミン - Google Patents

カーボネート基およびウレタン基を有する第三アミン

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JPH0859774A JP7199395A JP19939595A JPH0859774A JP H0859774 A JPH0859774 A JP H0859774A JP 7199395 A JP7199395 A JP 7199395A JP 19939595 A JP19939595 A JP 19939595A JP H0859774 A JPH0859774 A JP H0859774A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリウレタンプラスチック製造のためのイソ
シアネート付加反応において触媒として有用な、特に発
泡体を裏張りしたプラスチック皮膜の製造に有用な、所
望によりイソシアネートと反応性である原料中に導入す
ることができる、カーボネート基とウレタン基および所
望によりヒドロキシル基を有する第三アミンの製造方法
を提供する。 【解決手段】 本発明に係る第三アミンは、(a)多価ア
ルコール、および(b)第一−第三ジアミンを、(c)環状で
あってもよいカーボネート、尿素、ホスゲンおよび成分
(a)として用いるアルコールと同種類のアルコールのビ
ス−クロロカーボネートからなる群から選ばれる炭酸誘
導体と反応させることによって製造される。この反応は
1工程または2工程で実施することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリウレタンプラ
スチックの製造、特に複合体の製造において触媒として
有用な、カーボネート基とウレタン基および所望により
ヒドロキシル基を有する新規な第三アミンの製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】DE−OS 4,030,515は、環状
カーボネート(例えば、エチレンカーボネートまたはプ
ロピレンカーボネート)と第一および第三の両アミノ基
を有するアミンを反応させることによる第三アミノ基を
有するウレタンの製造、ならびにこれらウレタンをポリ
ウレタンの製造のための触媒として使用することを開示
している。得られたウレタンは触媒として活性であり、
ポリウレタンマトリックス中にそれらを導入することを
可能にするヒドロキシル基を保持している。しかし、そ
の後の研究によってこれまでに示されているように、こ
れらウレタンの完全な導入は必ずしも保証される訳では
ないか、または重付加の開始時には起こらない。低分子
量のゆえに、これら触媒性ウレタンおよび他の導入可能
な触媒(例えば、アルコキシル化アミン)は周囲雰囲気中
に遊離することがあり、いわゆる「曇り」の一因とな
る。さらに、複合体を製造(例えば、プラスチック皮膜
の発泡体裏張りによって)するためにこれら触媒を使用
するときには、この触媒が被覆材料中に拡散し、可能性
のある日光や熱の影響下で被覆材料に損傷を与える危険
が存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、カー
ボネートおよびウレタンの両方の基を含有する新規な第
三アミンの製造方法を提供することである。
【0004】本発明の別の目的は、ポリウレタンを製造
するための新規な第三アミン触媒を提供することであ
る。
【0005】本発明のさらに別の目的は、第三アミン触
媒であって該触媒を用いて製造した発泡体から拡散する
傾向の少ない触媒を提供することである。
【0006】また、本発明の目的は、ウレタンおよびカ
ーボネート基を含有する第三アミン触媒の製造方法を提
供することである。
【0007】本発明の他の目的は、ウレタンおよびカー
ボネート基を含有する第三アミンを触媒として用いるポ
リウレタンの製造方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】当業者には明らかであろ
うこれらおよび他の目的は、規定した式に対応するポリ
オールおよび規定した式に対応するアミンを、規定した
基から選択される炭酸誘導体と反応させることによって
達成される。これら物質は、ポリオール由来のヒドロキ
シル基とアミンの第一アミノ基のモル比が約4:1〜約
16:1となる量で反応させる。炭酸誘導体は、0.5
モルの炭酸誘導体+ポリオール由来のヒドロキシル基1
モルに対して約0.2〜約0.5モルの炭酸誘導体の量で
用いる。
【0009】本発明は、カーボネート基およびウレタン
基、および所望によりヒドロキシル基を有する第三アミ
ンの製造方法に関する。本方法においては、(a) 以下の
式:
【化4】Q(OH)n (I) で示される少なくとも1種の多価アルコールからなるポ
リオール成分、および(b) 以下の式:
【化5】 で示される少なくとも1種の第一−第三ジアミンを有す
るアミン成分を、(c) (1) 以下の式に対応するカーボネ
ート:
【化6】 (2) 尿素、(3) ホスゲン、および(4) 式(I)のポリオー
ルのビス−クロロカーボネート、からなる群から選ばれ
る炭酸誘導体と、1工程または2工程で反応させてカー
ボネート基およびウレタン基を形成させる。これら反応
物質は、成分(a)と(b)の比が約4:1〜約16:1のヒ
ドロキシル基と第一アミノ基のモル比に相当する量で用
いる。炭酸誘導体(c)は、アミン(b)1モルに対して約
0.5モルの炭酸誘導体(c)+ポリオール(a)のヒドロキ
シル基1モルに対して約0.2〜約0.5モルの炭酸誘導
体が存在する量で用いる。
【0010】上記の式(I)、(II)および(III)におい
て、Q、A、R1、R2、R3およびnは以下の意味を有
する:Qは、約90〜400の範囲内の分子量を有し、
所望によりエーテル基を有する、n−ヒドロキシル基の
脂肪族アルコールからn−ヒドロキシル基を除去するこ
とによって得られる残基を表し、nは2または3を表
し、Aは、式(II)中の2つの窒素原子の間に少なくとも
2個の炭素原子が存在する2〜6個の炭素原子を有する
二価の脂肪族炭化水素残基を表し、R1およびR2は同一
または異なっていてよく、それぞれが1〜4個の炭素原
子を有するアルキル残基を表すか、または、その窒素原
子および所望によりさらに別のヘテロ原子と一緒になっ
て、炭酸誘導体(c)に対して不活性な飽和の複素環式5
員または6員環を形成し、そしてR3は、それぞれがフ
ェニル残基もしくは1〜4個の炭素原子を有するアルキ
ル残基を表すか、または、一緒になって2もしくは3個
の炭素原子を有するアルキレン残基を形成する。
【0011】また、本発明は、本方法によって得られる
カーボネート基とウレタン基および所望によりヒドロキ
シル基を有する第三アミン、ならびに、これら第三アミ
ンをイソシアネート重付加法によるポリウレタンプラス
チックの製造(特に、ポリウレタン発泡体を形成する反
応混合物を用いるプラスチック皮膜の発泡体裏張りによ
る複合体の製造)における触媒として使用することに関
する。
【0012】本発明方法の産物は、通常、約5〜30重
量%のカーボネート基含量(CO3、分子量=60として
計算)、約5〜20重量%のウレタン基含量(CHN
2、分子量=59として計算)、約0〜10重量%のア
ルコール性ヒドロキシル基含量、および約1〜5重量%
の第三アミノ基含量(N、原子量=14として計算)を有
する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の方法において通常用いる
出発物質は、(a)二価または三価のポリオール、(b)第一
−第三ジアミン、および(c)炭酸誘導体である。
【0014】ポリオール成分(a)は、式(I)で示される
少なくとも1種のポリオールである。成分(a)として使
用するのに適したポリオールの例には、以下に挙げるも
のが含まれる:(i)所望によりエーテル基を有し、約9
0〜400、好ましくは約106〜250の範囲の分子
量を有する脂肪族ジオール、(ii)所望によりエーテル基
を有し、約120〜400、好ましくは約134〜40
0の範囲の分子量を有する脂肪族トリオール、ならびに
(iii)二価および三価アルコール(i)および(ii)の任意の
混合物。
【0015】適当な二価アルコール(i)の具体例には、
以下に挙げるものが含まれる:1,4−ブタンジオー
ル;1,5−ペンタンジオール;3−メチル−1,5−ペ
ンタンジオール;2,2,4−トリメチル−1,6−ヘキ
サンジオール;異性体ヘプタンジオール;異性体オクタ
ンジオール;異性体ノナンジオール;異性体デカンジオ
ール;およびこのようなアルコールまたはエチレングリ
コールもしくはプロピレングリコールへのエチレンオキ
シドおよび/またはプロピレンオキシドの既知の付加産
物(約90〜400の分子量を有する)。ジ−、トリ−お
よびテトラ−エチレングリコール、およびジ−、トリ−
およびテトラ−プロピレングリコール、ならびにこれら
の混合物が好ましい。エチレンオキシドまたはプロピレ
ンオキシド部分によって水またはポリエーテルポリオー
ルにおける最終産物の親水性または溶解性に影響を与え
ることができる。
【0016】適当な三価ポリオール(ii)の例には、以下
に挙げるものが含まれる:トリメチロールエタン、トリ
メチロールプロパン、およびこのようなトリオールへの
エチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシドの
既知の付加産物(約90〜400の分子量を有する)。エ
チレンオキシドまたはプロピレンオキシド部分によって
最終産物の水またはポリエーテルポリオールにおける親
水性または溶解性に影響を与えることができる。好まし
い多価アルコール(ii)はトリメチロールプロパンであ
る。
【0017】適当な第一−第三ジアミン(b)は、式(II)
で示されるアミンである。Aが2〜4個の炭素原子を有
するアルキレン残基であり、R1とR2のそれぞれがメチ
ル基であるアミンが特に好ましい。
【0018】この第一−第三ジアミンは、モノ保護され
たジ第一アミン(例えば、アミノアルキルフタルイミド)
のアルキル化とそれに続く加水分解または加ヒドラジン
分解によって製造することができる。また、これらは、
第二アミン(例えば、ジメチルアミン、ジエチルアミ
ン、ジプロピルアミン、ピペリジンまたはモルホリン)
へのアジリジンまたはアクリロニトリルの付加とそれに
続くシアノエチル化アミンの水素化によって製造するこ
ともできる。適当な第一−第三ジアミン(b)の具体例に
は、以下に挙げるものが含まれる:1−(ジメチルアミ
ノ)−3−アミノプロパン、1−(ジエチルアミノ)−3
−アミノプロパン、1−(ジ−n−プロピルアミノ)−3
−アミノプロパン、1−(ジメチルアミノ)−2−メチル
−3−アミノプロパン、1−(ジメチルアミノ)−4−ア
ミノブタン、1−(ジメチルアミノ)−5−アミノペンタ
ン、N−(2−アミノエチル)モルホリン、N−(3−ア
ミノプロピル)モルホリン、N−(2−アミノエチル)ピ
ペリジンおよびN−(3−アミノプロピル)ピペリジン。
ここに挙げたアミンの混合物を使用することも可能であ
る。1−(ジメチルアミノ)−3−アミノプロパンが好ま
しい。
【0019】炭酸誘導体(c)は、アルコールと反応して
カーボネートを形成するか、またはアルコールおよび第
一アミンと反応してウレタンを形成する化合物である。
適当な炭酸誘導体は、式(III)で示される環状であって
もよいカーボネート、尿素、ホスゲンおよび式(I)で示
されるポリオールのビス−クロロカーボネートからなる
群から選ばれる化合物である。成分(a)として使用され
るポリオールとビス−クロロカーボネートを形成させる
式(I)のポリオールは同一である必要はない。本発明の
方法においては、式(III)に対応する環状であってもよ
いカーボネートを炭酸誘導体(c)として使用するのが好
ましい。式(III)に対応する適当なカーボネートの具体
例は、ジメチル、ジエチル、ジ−n−プロピル、ジ−n
−ブチル、ジフェニル、エチレンおよびプロピレンカー
ボネートである。ジフェニルカーボネートが特に好まし
い。
【0020】本発明の方法を実施する際には、ヒドロキ
シル基の第一アミノ基に対するモル比が約4:1〜約1
6:1であり、第一−第三アミン1モルに対して約0.
5モルの炭酸誘導体が存在し、そしてポリオール(a)中
のヒドロキシル基1モルに対して約0.2〜約0.5モル
の炭酸誘導体が存在するような量で反応物質を使用す
る。
【0021】本発明の方法は、1工程または2工程で実
施することができる。本発明の方法は、例えば、ポリヒ
ドロキシル化合物(a)と炭酸誘導体(c)をホモジナイズし
(所望により、約50〜80℃で融解した後)、次いでア
ミン成分(b)を撹拌しながら加えることによって1工程
で実施することができる。次いで、水流減圧を行い、出
発の炭酸誘導体のヒドロキシル成分の蒸留が始まるまで
温度を約110〜140℃まで上昇させる。蒸留速度に
応じて、内部温度を最終的な最高値である200℃まで
徐々に上昇させ、蒸留が完結するまでその温度に保つ。
揮発性成分の最後の痕跡を、高真空にすることによっ
て、または少量のエチレングリコール、水または蒸気を
加える共沸蒸留によって除去することができる。
【0022】この1工程法においては、最大0.5モル
の炭酸誘導体(即ち、好ましくはカーボネート)を、ポリ
オール成分(a)のヒドロキシル基1当量に対して、およ
びアミン(b)1モルに対して使用する。当量の炭酸誘導
体(c)および合計のヒドロキシル成分(a)+アミン成分
(b)を使用すると縮合反応が反応終点に比較的遅く進む
ので、不足量の炭酸誘導体(ヒドロキシル化合物および
アミン成分の量に基づく)を使用するのが有利であろ
う。しかし、基本的には、上で規定した範囲内のカーボ
ネート基、ウレタン基、ヒドロキシル基および第三アミ
ノ基の含量が得られるように出発物質の比を選択するこ
とを確実にすべきである。
【0023】本発明の方法における反応は、溶媒を使用
せずに行うのが好ましい。しかし、一部の場合には、溶
媒が有用または必要になることがある(例えば、ごくわ
ずかに可溶性である出発物質を使用する場合)。このよ
うな場合、反応成分と反応せず、かつ使用する炭酸誘導
体のヒドロキシル成分の沸点より低い沸点を有する溶媒
が、蒸留による完全な分離を可能にする。トルエンまた
はキシレンなどの炭化水素;クロロベンゼンまたはジク
ロロベンゼンなどのハロゲン化炭化水素;エチレングリ
コールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチ
ルエーテル、ジフェニルエーテルおよびジオキサンなど
のエーテル;ならびにジメチルホルムアミド、ジメチル
アセトアミドおよびN−メチルピロリドンなどのアミド
が適当な溶媒の例である。一部の場合には、アルカリ塩
基または遷移金属化合物(例えば、酸化ジブチルスズま
たはチタン酸テトラブチル)などの触媒の添加が有利で
あることもある。しかし、追加の触媒を使用しないのが
好ましい。
【0024】本発明の方法を2工程で実施するときに
は、初めに第1の工程において既知の方法のいずれかに
よりポリオール成分(a)と炭酸誘導体(c)からポリカーボ
ネートを調製する。成分(a)のヒドロキシル基と炭酸誘
導体(c)のモル比を約2:1〜約3:1の範囲内に維持
するのが好ましい。次いで、カーボネート基のアミノリ
シス反応の意味でポリカーボネートをアミン(b)と反応
させる。ポリカーボネートを得るための多価アルコール
とジアリールカーボネートとの反応は、例えばDOS
2,555,805に記載されている。また、ジアルキル
カーボネート(DOS2,555,805)との、環状カー
ボネートまたはジオキソラノン(DOS 1,915,90
8)との、ホスゲン(DOS 1,595,446)との、ビ
ス−クロロカーボネート(DP 857,908)との、お
よび尿素[バール(P.Ball)、フィルマン(H.Fuillmann)お
よびハイツ(W.Heitz)、アンゲバンテ・ケミー(Angew.Ch
em.)、92(1980)、パート9、742、743頁]
との同様の反応も知られている。このポリカーボネート
の分子量Mnはできるだけ高いものであって、アミン成
分(b)との反応に利用可能な十分なカーボネート基を有
しているべきである。1000〜4000の平均分子量
Mnが好ましい。得られたポリカーボネート中間体を次
にアミン成分(b)と反応させる。アミン成分(b)の量は、
約0.2〜0.5モルのアミン成分(b)がカーボネート基
1モルに対して利用されるように計算する。このポリカ
ーボネート/アミンの反応は、アミン成分(b)を撹拌し
ながらポリカーボネート(溶融しているか、周囲温度に
あるか、または約60〜80℃の高温にあってよい)に
加えることによって実施することができる。次いで、ア
ミン成分の第一アミノ基が反応するまで80〜120℃
で撹拌を続けてよい。第一アミノ基の反応度は、例えば
HClまたは過塩素酸による滴定によって容易に決定す
ることができる。
【0025】本発明方法のこの2工程態様の第2の工程
は、溶媒を用いずに実施するのが好ましい。しかし、一
部の場合には溶媒が有用であるか、または必要になるこ
とすらある(例えば、ごくわずかに可溶性である出発原
料を使用するとき)。溶媒を用いるときには、反応成分
と反応しない溶媒が好ましい。本発明方法実施の1工程
法に適しているものとして上に挙げた溶媒が、本発明の
この2工程態様に適した溶媒である。
【0026】本発明方法のこの2工程態様において使用
する出発原料の種類および量は、生成物である第三アミ
ンが約5〜30重量%のカーボネート基含量、約5〜2
0重量%のウレタン基含量、約1〜5重量%の第三アミ
ノ基含量および約0〜10重量%のヒドロキシル基含量
を有するように選択する。
【0027】本発明の方法によって製造される第三アミ
ンは、大部分が無臭である。適当な出発物質、特にヒド
ロキシル成分(a)を選択することによって、ポリウレタ
ン化学において普通に用いられるポリエーテルポリオー
ルとの優れた適合性を示す生成物が得られる。従って、
これら第三アミンを、ポリウレタンの製造(特に、普通
に用いられる出発原料からのポリウレタン発泡体の製
造)のための触媒または活性化物質として好都合に用い
ることができる。
【0028】本発明に従って製造した第三アミンは、通
常、全ポリウレタン発泡体形成反応混合物に基づいて、
約1〜20重量%の量で発泡体形成混合物中に含有させ
る。通常、これらの第三アミンは、有機ポリイソシアネ
ートの反応物質としての通常のポリヒドロキシル化合物
(特に、ポリエーテルポリオール)に加えて、および所望
により添加された水に加えて、助剤として使用される。
ポリウレタン発泡体の製造に使用する本発明の第三アミ
ン化合物の量は、約0.01〜1重量%の第三窒素原子
が反応混合物中に存在しているように選択するのが好ま
しい。本発明のアミノ化合物は、発泡体形成反応混合物
をプラスチック皮膜に適用し、該混合物を反応させて該
プラスチック皮膜上に発泡体裏張りを形成させることに
よる複合体の製造において、触媒として特に適してい
る。
【0029】また、本発明に従って製造した第三アミン
は、界面活性剤(アミン形態またはそのアンモニウム塩
の形態で)、乳化剤または安定剤として使用することも
できる。
【0030】
【実施例】以上に本発明を説明したが、その例示として
以下に実施例を挙げる。これら実施例中に示した全ての
百分率(%)は重量%である。
【0031】出発物質の製造 ポリカーボネートA トリプロピレングリコール(3686g、19.2モル)、
トリメチロールプロパン(858g、6.4モル)、ジフェ
ニルカーボネート(4794g、22.4モル)および酸化
ジブチルスズ(2g)を12mbarで徐々に180℃まで加
熱し、この工程中にフェノールを留去した。180℃/
12mbarで他に何も留去されなくなったときに、オイル
ポンプにより0.5mbarにて160℃でさらに2時間撹
拌を続け、残留するフェノールを除去した。 OH価: 136 分子量Mn: 1650 粘度/25℃: 55,740mPa・s
【0032】ポリカーボネートB ジプロピレングリコール(2894g、21.6モル)、ト
リメチロールプロパン(965g、7.2モル)、ジフェニ
ルカーボネート(5393g、25.2モル)および酸化ジ
ブチルスズ(5g)を、ポリカーボネートAの製造に用い
た方法と同じ方法で反応させた。 OH価: 162 分子量Mn: 1385 粘度/25℃: 117,920mPa・s
【0033】ポリカーボネートC トリエチレングリコール(3725g、19.2モル)、ト
リメチロールプロパン(858g、6.4モル)、ジフェニ
ルカーボネート(4794g、22.4モル)および酸化ジ
ブチルスズ(2g)を、ポリカーボネートAの製造に対し
て上で説明した方法に従って反応させた。 OH価: 129.2 分子量Mn: 1737 粘度/25℃: 22,560mPa・s
【0034】実施例1(1工程反応) トリエチレングリコール(1188g、7.92モル)およ
びジフェニルカーボネート(2080g、9.72モル)を
窒素下に80℃で溶融させた。この混合物に、撹拌しな
がら約1時間かけて1−(ジメチルアミノ)−3−アミノ
プロパン(367g、3.6モル)を滴下した。次いで、水
流減圧を行い、内部温度を160℃まで上昇させ、この
工程中にフェノールを留去した。160℃/12mbarで
他に何も留去されなくなったときに、オイルポンプによ
り0.5mbarにて160℃でさらに2時間撹拌を続け、
残留するフェノールを除去した。この生成物は次の特性
を有していた: 粘度/25℃: 1,960mPa・s カーボネート基: 22.6% ウレタン基: 13.1% ヒドロキシル基: 0% 第三窒素: 2.8%
【0035】実施例2(1工程反応) トリプロピレングリコール(1286g、6.70モル)、
トリメチロールプロパン(299g、2.23モル)、ジフ
ェニルカーボネート(1673g、7.82モル)および1
−(ジメチルアミノ)−3−アミノプロパン(341g、
3.35モル)を、実施例1で用いた方法と同じ方法によ
り反応させた。この生成物は次の特性を有していた: 粘度/25℃: 4,430mPa・s カーボネート基: 12.6% ウレタン基: 9.28% ヒドロキシル基: 6.25% 第三窒素: 2.2%
【0036】実施例3(2工程反応) 1−(ジメチルアミノ)−3−アミノプロパン(267g、
2.62モル)を、ポリカーボネートA(1400g)に十
分に撹拌しながら窒素雰囲気下に50℃で素早く滴下し
た。100℃で最初の2時間、次いで120℃でさらに
5時間、撹拌を続けた。得られた生成物は次の特性を有
していた: 粘度/25℃: 4,320mPa・s カーボネート基: 12.6% ウレタン基: 9.27% ヒドロキシル基: 6.24% 第三窒素: 2.2%
【0037】実施例4(2工程反応) ポリカーボネートB(640g)および1−(ジメチルアミ
ノ)−3−アミノプロパン(286g、2.62モル)を、
実施例3に記載の方法に従って反応させた。得られた生
成物の特性は次の通りであった: 粘度/25℃: 4,100mPa・s カーボネート基: 6.16% ウレタン基: 16.7% ヒドロキシル基: 8.48% 第三窒素: 3.96%
【0038】実施例5(2工程反応) ポリカーボネートB(700g)およびN,N−ビス−(3
−アミノプロピル)−メチルアミン(243g、1.674
モル)を、実施例3に記載の方法に従って反応させた。
得られた生成物の特性は次の通りであった: 粘度/25℃: 1,140mPa・s カーボネート基: 14.2% ウレタン基: 10.5% ヒドロキシル基: 7.04% 第三窒素: 2.49%
【0039】実施例6(2工程反応) ポリカーボネートB(1400g)および1−(ジメチルア
ミノ)−3−アミノプロパン(456g、4.47モル)
を、実施例3に記載の方法に従って反応させた。得られ
た生成物の特性は次の通りであった: 粘度/25℃: 6,320mPa・s カーボネート基: 10.83% ウレタン基: 14.2% ヒドロキシル基: 8.18% 第三窒素: 3.37%
【0040】実施例7(2工程反応) ポリカーボネートC(1400g)および1−(ジメチルア
ミノ)−3−アミノプロパン(354g、3.47モル)
を、実施例3に記載の方法に従って反応させた。得られ
た生成物の特性は次の通りであった: 粘度/75℃: 60mPa・s カーボネート基: 8.89% ウレタン基: 11.67% ヒドロキシル基: 6.73% 第三窒素: 2.77%
【0041】応用例 ポリオール配合物 トリメチロールプロパンのプロポキシル化とそれに続く
プロポキシル化産物のエトキシル化(PO:EO重量比
=82.5:17.5)によって製造したOH価28のポ
リエーテルポリオール48重量部およびプロピレングリ
コールを用いて同様に製造したOH価28のポリエーテ
ルポリオール44重量部を、表1にまとめた平行試験の
それぞれにおいて、表1に示した量の活性化物質と混合
した。2.5重量部の水を発泡剤として加えた。
【0042】ポリイソシアネート成分 以下の例のそれぞれにおいて、使用したポリイソシアネ
ートは、200mPa・sの粘度(23℃)および32重量%
のNCO含量を有するジフェニルメタン系列の混合物
(ジイソシアナトフェニルメタン異性体およびその高級
同族体の混合物)である。
【0043】発泡体の製造 表1にまとめた例のそれぞれにおいて、発泡体は手作業
の発泡法によって製造した。この方法において、ポリイ
ソシアネート成分を除く全ての成分を30秒間前撹拌し
た(撹拌速度:1000rpm)。次いで、イソシアネート
成分を加え、周囲温度でさらに10秒間、撹拌を続け
た。混合比は、イソシアネートインデックス100に相
当していた。
【0044】ポリオール成分の反応性は、平行試験にお
いて、クリーム時間、ライズ時間、流れ時間および硬化
時間によって測定した。ポリオール配合物を、ポリイソ
シアネート成分と撹拌しながら周囲温度でビーカー中に
て混合した。クリーム時間は、ポリイソシアネートを加
えたときから発泡過程の開始までに経過する時間であ
る。ライズ時間は、ポリイソシアネートを加えたときか
ら発泡過程の終了までに経過する時間である。硬化時間
は、ポリイソシアネートを加えたときから発泡体の粘着
性がなくなるまでに経過する時間である。流れ時間は、
ライズ時間とクリーム時間の差から算出する。相対密度
は、660mlビーカーにおいて発泡体キャップ(発泡体
の頂部)を切り取った後に算出した密度である。
【表1】 活性化物質 クリーム ライズ 流れ時間 硬化時間 相対密度 重量部 時間(秒) 時間(秒) (秒) (秒) (g/L) 実施例1 14 150 136 172 58 3.0 実施例3 15 125 115 − 56 3.0 実施例6 13 85 72 95 53 3.0 実施例7 14 92 78 105 55 3.0
【0045】本発明は次の好ましい実施態様を包含す
る。 (1) Qで示される残基がエーテル基を含有する請求項1
に記載の方法。 (2) ポリオール(a)を炭酸誘導体(c)と反応させることに
よってヒドロキシル基を有するポリカーボネートを調製
し、次いでアミン(b)を加える請求項1に記載の方法。 (3) (a)のヒドロキシル基と炭酸誘導体(c)のモル比が約
2:1〜約3:1である(2)に記載の方法。 (4) ヒドロキシル基を有するポリカーボネートをアミン
(b)と反応させてウレタン基を形成させる(2)に記載の方
法。 (5) (b)の第一アミノ基と、ヒドロキシル基を有するポ
リカーボネートのカーボネート基のモル比を、約0.
2:1〜約0.5:1に維持する(4)に記載の方法。 (6) 請求項1に記載の方法によって製造された第三アミ
ン。 (7) (5)に記載の方法によって製造された第三アミン。 (8) (5)に記載の方法によって製造された第三アミンの
存在下に、ポリイソシアネートをイソシアネートと反応
性の化合物と反応させることからなる、ポリイソシアネ
ート重付加法によるポリウレタンの製造方法。
【0046】説明の目的で本発明を上に詳述したが、こ
の詳述は該目的のためだけのものであり、特許請求の範
囲によって限定される以外は本発明の思想および範囲か
ら逸脱することなく当業者が改変を行い得ることを理解
すべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨーゼフ・ザンダース ドイツ連邦共和国51373レーフエルクーゼ ン、ヘイマンシュトラーセ42番

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) 以下の式: 【化1】Q(OH)n (I) [式中、Qは、90〜400の範囲内の分子量を有する
    n−ヒドロキシル基の脂肪族アルコールからn−ヒドロ
    キシル基を除去することによって得られる残基を表し、 nは2または3を表す]で示されるポリオール、および (b) 以下の式: 【化2】 [式中、Aは、式(II)中の2つの窒素原子の間に少なく
    とも2個の炭素原子が存在する2〜6個の炭素原子を有
    する二価の脂肪族炭化水素残基を表し、R1およびR2
    同一または異なっていてよく、それぞれが1〜4個の炭
    素原子を有するアルキル残基を表すか、または、それぞ
    れが結合している窒素原子と一緒になって、炭酸誘導体
    に対して不活性な飽和の複素環式5員または6員環を形
    成する]で示されるアミンを、 (c) (1) 以下の式: 【化3】 [式中、R3は、それぞれがフェニル残基もしくは1〜4
    個の炭素原子を有するアルキル残基を表すか、または、
    一緒になって2もしくは3個の炭素原子を有するアルキ
    レン残基を形成する]で示されるカーボネート、 (2) 尿素、 (3) ホスゲン、および (4) 式(I)で示されるポリオールのビス−クロロカーボ
    ネート、からなる群から選ばれる炭酸誘導体と、(a)の
    ヒドロキシル基と(b)の第一アミノ基のモル比が約4:
    1〜約16:1となり、アミン(b)1モルに対して約0.
    5モルの炭酸誘導体(c)+ポリオール(a)中のヒドロキシ
    ル基1モルに対して約0.2〜約0.5モルの炭酸誘導体
    (c)の合計となる量で反応させてカーボネート基および
    ウレタン基を形成させることからなる、カーボネート基
    およびウレタン基を有する第三アミンの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法によって製造され
    た第三アミンの存在下に、ポリイソシアネートをイソシ
    アネートと反応性の化合物と反応させることからなる、
    ポリイソシアネート重付加法によるポリウレタンの製造
    方法。
  3. 【請求項3】 ポリイソシアネート、イソシアネートと
    反応性の化合物、および請求項1に記載の第三アミンか
    らなる発泡体形成混合物をプラスチック皮膜の裏側に適
    用し、この発泡体形成混合物を反応させることからな
    る、プラスチック皮膜とポリウレタン発泡体の複合体の
    製造方法。
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