JP2591928B2 - キャッシュ記憶回路 - Google Patents

キャッシュ記憶回路

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JP2591928B2
JP2591928B2 JP7033611A JP3361195A JP2591928B2 JP 2591928 B2 JP2591928 B2 JP 2591928B2 JP 7033611 A JP7033611 A JP 7033611A JP 3361195 A JP3361195 A JP 3361195A JP 2591928 B2 JP2591928 B2 JP 2591928B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置のキャッ
シュ記憶回路に関し、特に、複数に分割されたキャッシ
ュメモリのデータ登録制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のキャッシュ記憶回路では、主記憶
装置から読出されたブロック(一般に、主記憶装置の読
出しアクセス単位であり、アクセスデータ幅の整数倍)
を、分割された複数コンパートメントのうちの1つのコ
ンパートメントのデータメモリの複数アドレスに書込む
様にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のキャッシュ
記憶回路では、主記憶から読み出されたブロックをデー
タメモリに書込むためには、複数の実行ステップ数が必
要であり、キャッシュ記憶装置の競合のため、後続の命
令が待たされたり、キャッシュのブロックロード中に、
後続の命令が追越し可能な場合であっても、キャッシュ
記憶装置のデータメモリに書込み中には、書込み完了ま
で待たなければならず、実行T数が悪化するという欠点
がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のキャッシュ記憶
回路は、セットアドレス,ブロックアドレス及びブロッ
ク内アドレスから成るリクエストアドレスを保持するリ
クエストアドレス回路と、主記憶装置に記憶されている
データの一部の写しが格納されるコンパートメント対応
のデータメモリと、前記データメモリへのデータの登録
情報が格納され、前記ブロックアドレスでアクセスされ
るコンパートメント対応のタグメモリと、前記リクエス
トアドレス回路からのセットアドレスと、前記タグメモ
リからのキャッシュ登録アドレスとを比較し、求めるデ
ータがキャッシュメモリに存在しているか否かを判定し
て判定信号を出力するヒット判定回路と、主記憶装置か
らのデータを、モード信号が“0”のときは前記データ
メモリの一つに、モード信号が“1”のときは全データ
メモリの1ワードに登録する入力データ選択回路と、前
記モード信号が“0”のときは前記リクエストアドレス
回路からのブロック内アドレス、“1”のときは前記ヒ
ット判定回路からの判定信号を受け入れる第1切換回路
と、前記モード信号が“0”のときは前記判定信号、
“1”のときは前記ブロック内アドレスを受け入れる第
2切換回路と、前記第1切換回路の出力と前記リクエス
トアドレス回路からのブロックアドレスとでアクセスさ
れて全データメモリから読み出されてくるデータを前記
第2切換回路の出力で選択して出力するデータ選択回路
とを有する。
【0005】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0006】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。図1に示すキャッシュ記憶回路は、セットアソ
シタディブ方式のキャッシュ記憶回路であって、リクエ
ストアドレス回路10,4つのタグメモリ21,22,
23,24,ヒット判定回路30,4つのデータメモリ
41,42,43,44,2つの切換え回路51,5
2,データ選択回路60,制御回路70及び入力データ
選択回路80から構成されている。
【0007】リクエストアドレス回路は、主記憶をアク
セスするリクエストアドレス101を保持し、4つのタ
グメモリ21〜24は、リクエストアドレスの下位部で
あるブロックアドレス103をアクセスアドレスとし、
キャッシュ記憶装置へのデータの登録情報であるリクエ
ストアドレスの上位部、及び登録情報が有効か無効かを
示す有効ビットであるVビットが格納される4つのコン
パートメントを構成する。
【0008】ヒット判定回路30は、リクエストアドレ
スの上位部であるセットアドレス102と、タグメモリ
21〜24からのキャッシュ登録セットアドレス及びV
ビット信号211,221,231,241とを入力
し、求めるデータがキャッシュメモリに存在しているか
を判定する。
【0009】4つのデータメモリ41〜44は、主記憶
装置からのデータの読出し単位であるブロック(ここで
は、データメモリの書込み幅の4倍とする)を、タグメ
モリ21〜24に対応した1つのデータメモリ内の連続
した4ワードに登録するか、又は4つのデータメモリ
に、それぞれ1ワードずつ登録する。
【0010】切換え回路51は、モード信号701が
“0”のときはブロック内アドレス104、“1”のと
きは判定信号301を受け入れ、切換え回路52は、モ
ード信号701が“0”のときは判定信号301、
“1”のときはブロック内アドレス104をアドレスの
最下位部のブロック内アドレス104と受け入れる。
【0011】データ選択回路60は、4つのデータメモ
リ41〜44からのデータ411,421,431,4
41を切換え回路52からのデータ切換え信号521に
よって選択する。
【0012】制御回路70は、データメモリ41〜44
へのデータ格納指示702及びデータメモリ41〜44
への入力データを選択する入力データ選択信号703を
送出し、入力データ選択回路80は、制御回路70から
の入力データ選択信号703により、主記憶からデータ
メモリ41〜44への入力データ801〜804を選択
する。
【0013】次に、本実施例の動作について詳細に説明
する。
【0014】本実施例では、データメモリ41〜44へ
のデータ登録形態は、モード信号701の状態により次
の2種類の形態の設定ができる。1つは、従来から採ら
れている技法であり、主記憶からのデータの読出し単位
であるブロック(本実施例ではデータメモリ41〜44
への書込み単位の幅の4倍の幅)を1つのデータメモリ
の4つのアドレスに登録する形態(第1の登録形態)で
あり、他の1つは、ブロックを4つのデータメモリ41
〜44の1つのアドレスに登録する形態(第2の登録形
態)である。
【0015】図2は、データメモリへの書込み単位が、
A,B,C及びDから成るブロック1と、データメモリ
への書込み単位がE,F,G及びHから成るブロック2
の2つのブロックについて(図2(1))、第1の登録
形態の例(図2(2))と、第2の登録形態の例(図2
(3))を示すものである。
【0016】先ず、主記憶からのブロックデータをデー
タメモリ41〜44に書込む場合の動作について説明す
る。尚、本実施例では、主記憶とのデータ転送幅の4倍
ブロックデータとしているため、データメモリ41〜4
4へデータの書込み動作は、主記憶からのブロックデー
タが4回に分けて、入力データ選択回路80に入力され
る。
【0017】モード信号701が“0”の場合には、上
述の第1の登録形態となる。入力データ選択回路80
は、入力データ選択信号703により、入力データ80
5を4分配し入力データ801〜804を出力するよう
に入力データ選択が行われる。即ち、4回に分けて入力
された主記憶からのデータは、入力データ801〜80
4の4ラインに同じ様に分配され、データメモリ41〜
44のそれぞれに同じデータが4回連続して供給され
る。この時、制御回路70は、図示省略した手段により
データメモリ41〜44のうち、書込みが行われる一つ
を特定して、データ格納指示702を4回連続して送出
する。従って、データメモリへのデータの書込みは、4
ステップの時間を必要とする。
【0018】モード信号701が“1”の場合には、前
述の第2の登録形態となる。
【0019】入力データ選択回路80は、4回に分けて
入力されるメモリデータのうち、最初の3回を一担内部
で保持しておき、1回目のデータは、入力データ801
に、2回目のデータは入力データ802に、3回目のデ
ータは入力データ803にそれぞれ出力する様、入力デ
ータ選択信号703で制御し、4回目に入力されるデー
タを、入力データ804へ出力する様、選択動作する。
【0020】即ち、4回に分けて入力されたメモリから
のデータは、入力データ選択回路80内で一時保持して
おくことにより、入力データ801〜804の4ライン
に同時に出力することが可能となる。この時、制御回路
70は、各データメモリ41〜44に、データ格納指示
702を同時に1回のみ送出する。従って、データメモ
リへのデータの書込みは、1ステップの時間で行われる
ことになる。
【0021】次に、データメモリ41〜44からデータ
を読出す場合の動作について説明する。モード信号70
1が“0”の時、切換え回路51は、リクエストアドレ
ス回路10からのブロック内アドレス104を選択しデ
ータメモリアドレス511として送出する。データメモ
リアドレス511は、リクエストアドレス回路11から
のブロックアドレス103と合わされ、データメモリア
ドレス512として、各データメモリ41〜44に送出
される。
【0022】また、モード信号701が“0”の時、切
換え回路52は、ヒット判定回路30からの判定信号3
01を選択し、データ切換え信号521として送出す
る。データ切換信号521は、データ選択回路60に入
力し、データメモリ41〜44からのデータ411,4
21,431,441のうちヒットしたタグメモリに対
応するデータメモリからのデータを出力として選択する
ための制御信号となる。
【0023】この様に、モード信号701が“0”の場
合には、求めるデータがキャッシュに登録されている場
合、ブロックアドレス103とブロック内アドレス10
4により読出された4つのデータメモリ41〜44のデ
ータのうちの一つを判定信号301より選択するように
したものであって、従来の技法と異なるところはない。
【0024】次に、モード信号701が“1”の時、切
換え回路51はヒット判定回路30からの判定信号30
1を選択し、データメモリアドレス511として送出す
る。従って、この場合は、データメモリアドレス511
は、タグメモリ21がヒットしていれば“00”、タグ
メモリ22がヒットしていれば“01”、タグメモリ2
3がヒットしていれば“10”、タグメモリ24がヒッ
トしていれば“11”となる。このデータメモリアドレ
ス511は、ブロックアドレス103と合わされ、デー
タメモリアドレス512として各データメモリ41〜4
4に送出される。
【0025】また、切換え回路52は、リクエストアド
レス回路10からのブロック内アドレス104を選択し
データ切換え信号521として送出する。データ切換え
信号521は、データ選択回路60に入力され、データ
メモリ41〜44からのデータ411,421,43
1,441のうちブロック内アドレスに対応するものを
出力として選択する。
【0026】この様に、モード信号701が“1”の場
合には、求めるデータがキャッシュに登録されている場
合、ブロックアドレスとヒット判定信号からの判定信号
301により読出された4つのデータメモリ41〜44
のデータのうちの一つをブロック内アドレス104によ
って選択するようにした。
【0027】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明は、主記憶装
置からのブロックデータをデータメモリへ書込む時に、
1回(1ステップ)で完了させることが可能な構成とし
たため、キャッシュ記憶装置の競合時間が減ることとな
り、後続命令が、キャッシュ記憶装置への書込みによ
り、待たされる時間の削減、及び後続の命令が追越し可
能な場合でも、キャッシュ装置への書き込み待ち時間の
削減に効果があり、ひいては、性能を向上させることが
できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】データメモリへのブロックデータの2つの登録
形態を説明するための図である。
【符号の説明】
10 リクエストアドレス回路 21〜24 タグメモリ 30 ヒット判定回路 41〜44 データメモリ 51,52 切換え回路 60 データ選択回路 70 制御回路 80 入力データ選択回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セットアドレス,ブロックアドレス及び
    ブロック内アドレスから成るリクエストアドレスを保持
    するリクエストアドレス回路と、 主記憶装置に記憶されているデータの一部の写しが格納
    されるコンパートメント対応のデータメモリと、 前記データメモリへのデータの登録情報が格納され、前
    記ブロックアドレスでアクセスされるコンパートメント
    対応のタグメモリと、 前記リクエストアドレス回路からのセットアドレスと、
    前記タグメモリからのキャッシュ登録アドレスとを比較
    し、求めるデータがキャッシュメモリに存在しているか
    否かを判定して判定信号を出力するヒット判定回路と、 主記憶装置からのデータを、モード信号が“0”のとき
    は前記データメモリの一つに、モード信号が“1”のと
    きは全データメモリの1ワードに登録する入力データ選
    択回路と、 前記モード信号が“0”のときは前記リクエストアドレ
    ス回路からのブロック内アドレス、“1”のときは前記
    ヒット判定回路からの判定信号を受け入れる第1切換回
    路と、 前記モード信号が“0”のときは前記判定信号、“1”
    のときは前記ブロック内アドレスを受け入れる第2切換
    回路と、 前記第1切換回路の出力と前記リクエストアドレス回路
    からのブロックアドレスとでアクセスされて全データメ
    モリから読み出されてくるデータを前記第2切換回路の
    出力で選択して出力するデータ選択回路とを有するキャ
    ッシュ記憶回路。
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