JP2591772Y2 - 移動式シェルタ - Google Patents

移動式シェルタ

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JP2591772Y2
JP2591772Y2 JP1993068825U JP6882593U JP2591772Y2 JP 2591772 Y2 JP2591772 Y2 JP 2591772Y2 JP 1993068825 U JP1993068825 U JP 1993068825U JP 6882593 U JP6882593 U JP 6882593U JP 2591772 Y2 JP2591772 Y2 JP 2591772Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、移動式シェルタに関す
る。すなわち、機器,機材等を搭載,収容し、トラック
その他の輸送手段に積み込まれて移動される、移動式シ
ェルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】このような移動式シェルタは、トラック
の荷台その他の輸送手段に積み込まれて移動される際、
道路交通法その他の法規の規制対象となり、その幅その
他の大きさが制約される。そこで従来より、いわゆる入
れ子式構造の移動式シェルタが開発使用されている。図
5は、このような従来例の移動式シェルタを示し、
(1)図は収納時の平断面説明図、(2)図は展開時の
正断面説明図である。同図にも示すように、この種の移
動式シェルタは、機器,機材,それらの収納棚,テーブ
ル等Aを搭載,収容し、トラックその他の輸送手段(図
示せず)に積み込まれて移動されるようになっており、
中央の本体部1と左右の拡大部2とからなる。そして本
体部1は、箱状をなし側面に開口3を備えてなり、拡大
部2は、この開口3を介し本体部1に入れ子式に組み付
けられ、本体部1に対し押し込まれて収納可能であると
共に(図5の(1)図参照)、引き出されて展開可能で
あり(図5の(2)図参照)、本体部1の半分程度の大
きさの箱状をなし、本体部1側に開口部4を備えてい
た。
【0003】このように、この種の移動式シェルタは、
トラック等による移動時には、拡大部2が本体部1に収
納されて縮小し、法規の制約を充足し、使用時には、拡
大部2が本体部1から展開され拡大されていた。そし
て、このような本体部1と拡大部2間の入れ子式構造
は、本体部1の床部5下に側方向のほぼ全幅に固設され
た角筒状をなす複数本の角パイプ6と、各角パイプ6の
開口端下側にそれぞれ1個配設されたアンダーローラ7
と、拡大部2の側壁8の下端部から本体部1に向け突設
された複数本のレール9と、レール9の先端に1個配設
されたレールローラ10と、により構成されていた。つ
まり、各レール9が対応する角パイプ6に挿入され、そ
れぞれ、各1個のアンダーローラ7やレールローラ10
を介し角パイプ6にて保持されると共に、角パイプ6に
案内されつつスライドして出し入れ可能となっており、
もって、拡大部2が本体部1に対し入れ子式に、収納,
展開されるようになっていた。
【0004】そして、このような入れ子式構造よりなる
ので、従来の移動式シェルタにあっては、通常、本体部
1内に機器,機材,それらの収納棚,テーブル等Aが搭
載,収容され、拡大部2は、展開により作業空間や居住
空間として利用されていた。すなわち、従来の移動式シ
ェルタにおいて拡大部2は、その側壁8が各レール9を
介し、それぞれ1個のレールローラ10やアンダーロー
ラ7を上下の支点として、本体部1側の角パイプ6にて
保持される入れ子式構造よりなっていたので、一般的に
重量が重い機器,機材,その収納棚,テーブル等Aは、
強度面等の観点から、拡大部2ではなく本体部1内に搭
載,収容されていた。なお、このような従来の移動式シ
ェルタにおいて、拡大部2の床部11は、側壁8下部の
レール9よりは上位に枢着された床板よりなり、まず拡
大部2の収納時には、邪魔にならない様に側壁8側に跳
ね上げられて拡大部2の下面を開放し、拡大部2の展開
時には、水平に倒され落し床として使用されていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このような
従来例にあっては、次の問題が指摘されていた。まず第
1に、この種従来例の移動式シェルタでは、前述したよ
うに拡大部2が、側壁8から突設されたレール9を介
し、各1個ずつのレールローラ10やアンダーローラ7
を支点として、本体部1側に保持される入れ子式構造よ
りなっていた。そこで、拡大部2の重量等に基づく荷重
により、レールローラ10,アンダーローラ7,レール
9等が損傷しやすく、又、拡大部2の収納や展開に際
し、拡大部2にがたつき,ねじれが発生しやすい等、入
れ子式構造の強度面や安定性等に不安が指摘されてい
た。なお、これらを防止するための補強構造を採用する
と、構成が全体的に複雑化,大型化するという問題があ
った。
【0006】第2に、そこでこの種従来例の移動式シェ
ルタでは、前述したように、機器,機材,それらの収納
棚,テーブル等Aは、このような拡大部2ではなく本体
部1内に、搭載,収容されていたが、収容スペースが非
常に制約されるという指摘があった。更に、拡大部2は
展開されて、作業空間や居住空間として利用されていた
が、作業性や居住性が悪いという指摘もあった。すなわ
ち、作業空間や居住空間が両側の展開された拡大部2に
形成される関係上、機器,機材,それらの収納棚,テー
ブル等Aは、通常、本体部1の中央に搭載,収容される
が、その向き,配置,スペース等が制約され不便であ
り、これらの収容性が悪いという問題があった。又、展
開された拡大部2に形成される作業空間や居住空間も、
両側に分けられ2分割されるので、一般的に手狭であ
り、内部での作業員の作業性や居住性が悪いという問題
があった。
【0007】第3に、本体部1に搭載,収容される機
器,機材,それらの収納棚,テーブル等Aは、本体部1
の床部5上に取り付け固定されていたが、取付安定性が
悪いという指摘があった。つまり、従来のこの種移動式
シェルタにおいて、機器,機材,それらの収納棚,テー
ブル等Aは、本体部1の床部5のみに取り付け固定され
ていたので、トラックその他の輸送手段に積み込まれて
移動される場合や、拡大部2の収納時や展開時におい
て、外力により傾いたり倒れたりすることがあり、取付
安定性が悪いという問題があった。
【0008】本考案は、このような実情に鑑み、上記従
来例の問題点を解決すべくなされたものであって、底部
に複数個の第1ローラが配設された断面略凹字状のビー
ムガイドを、本体部の床部下に固設すると共に、突出し
た先端部に第2ローラが配設された断面略I字状のビー
ムレールを、基端部にて拡大部の床部下面に固設し、こ
のようなビームガイドにビームレールを挿入して、第1
ローラや第2ローラを介し保持,案内,スライド,出し
入れするようにしたことにより、第1に、簡単な構成の
入れ子式構造よりなると共に、その強度面や安定性に優
れ、第2に、機器,機材等の収容性も良く内部での作業
性や居住性にも優れ、第3に、機器,機材等の取付安定
性も向上する、移動式シェルタを提案することを目的と
する。又、請求項2では、本体部の天井部に天井レール
を固設すると共に、拡大部の天井部の開口端縁上に天井
ローラを配設し、この天井ローラを天井レールにて保
持,案内,スライドさせるようにしたことにより、第4
に、特に入れ子式構造の強度面や安定性に優れた、移動
式シェルタを提案することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本考
案の技術的手段は、次のとおりである。まず、請求項1
については次のとおり。すなわち、この移動式シェルタ
は、機器,機材等を搭載,収容し、トラックその他の輸
送手段に積み込まれて移動される。そして、箱状をなし
側面に開口を備えた本体部と、該開口を介し上記本体部
に入れ子式に組み付けられ、上記本体部に対し押し込ま
れて収納可能であると共に引き出されて展開可能であ
り、箱状をなし上記本体部側に開口部を備えた拡大部
と、からなっている。
【0010】更に、上記本体部の床部下に側方向のほぼ
全幅に固設され、上端部がそれぞれ内側に折曲された断
面略凹字状をなす複数本のビームガイドと、各該ビーム
ガイドの底部に長手方向に間隔を置きつつ配設された複
数個の第1ローラと、上記拡大部の床部下面に基端部が
固設されると共に先端部が上記本体部側に向け突出し、
長さが上記本体部の側方向の幅とほぼ同一で断面略I字
状をなす複数本のビームレールと、各該ビームレールの
先端部に配設された第2ローラと、を有してなる。
【0011】上記拡大部側の各該ビームレールは、少な
くとも先端部の下部等が上記本体部側の対応する該ビー
ムガイドに挿入され、それぞれ、該第2ローラおよび該
第1ローラを介し上下で該ビームガイド内に保持される
と共に、該ビームガイドにて案内されつつスライドして
出し入れ可能となっている。又、上記拡大部内に上記機
器,機材等が搭載,収容され、上記本体部内は、上記拡
大部が展開された際は作業空間や居住空間として利用さ
れる。
【0012】又、請求項2については次のとおり。すな
わちこの移動式シェルタは、請求項1記載の移動式シェ
ルタにおいて、更に、上記本体部の天井部に側方向に固
設された複数本の天井レールと、上記拡大部の天井部の
開口端縁上に配設された複数個の天井ローラと、を有し
てなる。そして各該天井ローラは、それぞれ、対応する
該天井レールにて保持,案内されつつスライドするよう
になっている。
【0013】
【作用】本考案は、このような手段よりなるので、次の
ように作用する。この移動式シェルタは、拡大部に機
器,機材等が搭載,収容され、移動される際は、拡大部
が本体部に押し込まれて収納され、使用される際は、拡
大部が本体部から引き出されて展開される。そして、底
部に複数個の第1ローラが配設されたビームガイドを、
本体部の床部下に固設すると共に、突出した先端部に第
2ローラが配設されたビームレールを、基端部にて拡大
部の床部下面に固設してなる。そしてビームレールは、
下部等がビームガイドに挿入され、第2ローラおよび第
1ローラを介し上下でビームガイド内に保持されると共
に、ビームガイドにて案内されつつスライドして出し入
れされ、もって、拡大部の収納や展開が行われるように
なっている。
【0014】そこで第1に、このようにビームレール
は、拡大部の床部下面に直接固定されると共に、複数個
の支点たる第1ローラにより全体的にビームガイド上に
保持され、更に、このような保持が第2ローラにより確
保されている。そこで、拡大部や機器,機材等の重量に
基づく荷重に十分耐えることができ、損傷しにくく、収
納や展開が円滑に行われ、がたつき,ねじれが防止され
る等、入れ子式構造の強度面や安定性に優れている。し
かもこれらは、簡単な構成により実現される。
【0015】第2に、そこで機器,機材等は、拡大部内
に搭載,収容可能となり、その向き,配置,スペース等
が制約されず各種自在に行え、便利であり収容性が向上
する。これと共に、拡大部が展開された際に、広い作業
空間や居住空間が本体部内に形成され、作業性や居住性
にも優れている。第3に、搭載,収容された機器,機材
等は、拡大部の床部のみならず側壁や前後壁にも取り付
け固定可能であり、取り付け安定性が向上する。
【0016】次に請求項2では、更に、本体部の天井部
に天井レールを固設すると共に、拡大部の天井部の開口
端縁上に天井ローラを配設し、天井ローラを天井レール
にて保持,案内,スライドするようになっている。そこ
で第4に、これにより拡大部の収納や展開が、上下で共
に規制されつつ極めて円滑に行われ、拡大部のがたつ
き,ねじれ等も確実に防止され、もって特に、上述した
第1の強度面や安定性に優れている。
【0017】
【実施例】以下本考案を、図面に示すその実施例に基づ
いて、詳細に説明する。図1,図2,図3,図4は本考
案の実施例を示し、図1は展開時の正断面説明図、図2
は展開時の平断面説明図であり、図3,図4はその構成
各部を示す。そして図3の(1)図は、ビームガイド,
第1ローラ,ビームレール,第2ローラ等の斜視図であ
り、(2)図は、第1ローラの止め部材の斜視図であ
る。図4の(1)図は、ビームガイド,第1ローラ,ビ
ームレール,第2ローラ等の側断面図であり、(2)図
は、ビームレール,第2ローラ,その止め部材等の斜視
図であり、(3)図は、ビームガイド,第1ローラ等の
平面図である。なお図6は、移動式シェルタの展開時の
外観斜視図である。
【0018】この移動式シェルタは、機器,機材,それ
らの収納棚,テーブル等Aを搭載,収容し、トラックそ
の他の輸送手段に積み込まれて移動される。すなわち移
動式シェルタは、内部に、例えばレーダー装置,無線通
信装置等の電子機器や精密機器,その他の機器,機材,
それらの収納棚,テーブル等Aを収容し、トラック等の
自動車や鉄道車輌の荷台、航空機,船舶その他の輸送手
段に積み込まれて移動され、目的地において設置使用さ
れる。
【0019】まず、図1,図2,図6により説明する
と、この移動式シェルタは、縮小拡大可能な入れ子式構
造よりなり、箱状をなし側面に開口3を備えた本体部1
と、開口3を介し本体部1に入れ子式に組み付けられた
箱状の拡大部2と、からなり、密封性,防水性,気密
性,断熱性等に優れている。図示例にあっては、本体部
1の両側面に開口3が形成され、それぞれに左右の拡大
部2が組み付けられているが、このような図示例によら
ず、本体部1の左右いずれか一方の側面のみに開口3が
形成され他方は壁とされると共に、その一方の開口3に
拡大部2が組み付けられた移動式シェルタも可能であ
る。
【0020】まず本体部1は、図示例では対向する両側
面がそれぞれ開口3として開放されると共に、床部5と
天井部12と前後壁13とを備えた箱状をなす。そし
て、本体部1の側方向の幅Wは、例えばトラックの荷台
に積み込み可能な寸法に設定され、前後壁13の一方に
は出入用の扉14が付設されている。
【0021】次に拡大部2は、開口3を介し本体部1に
入れ子式に組み付けられ、本体部1に対し押し込まれて
収納可能であると共に、引き出されて展開可能であり
(図1,図2,図6参照)、本体部1の半分程度の大き
さの箱状をなし、本体部1側に開口部4を備えてなる。
すなわち、左右の拡大部2は、本体部1を外箱としその
内箱として形成されており、本体部1の開口3に対応す
る内側面が開口部4として開放されると共に、この開口
部4と対向する外側面をそれぞれ側壁8とし、更に天井
部15,床部16,前後壁17等を備えた箱状をなす。
なお、この床部16は前述したこの種従来例の床部11
(図5参照)とは異なり、側壁8や前後壁17に対し固
設されている。又、左右の拡大部2は、それぞれ側方向
の幅が本体部1の幅Wの約半分程度で、長手方向の長さ
が本体部1より若干短く、かつ高さも本体部1より若干
低く形成され、もってその大きさ・容積・形状が、左右
同じであると共に本体部1の約半分程度となっている。
なお一方の拡大部2には、出入用の扉14が付設されて
おり、又、拡大部2の本体部1に対する収納や展開は、
手動方式又はシリンダー等を利用した自動方式にて実施
される。
【0022】さて、この移動式シェルタでは、拡大部2
が本体部1に対し入れ子式に収納,展開されるが、この
入れ子式構造は、次のビームガイド18,第1ローラ1
9,ビームレール20,第2ローラ21等よりなる。こ
れらについて、以下図1,図2に加え、図3や図4をも
参照しつつ詳述する。
【0023】まずビームガイド18は、複数本用いら
れ、それぞれ本体部1の床部5下に側方向のほぼ全幅W
に固設され、上端部22がそれぞれ内側に折曲された断
面略凹字状をなす。すなわちビームガイド18は、上部
中央に長手方向に沿って間隔23を存した角筒状をな
し、両端が開放され、本体部1の側方向の幅Wとほぼ同
じ長さよりなり、本体部1の床部5との間に間隙を存し
つつ、取付部材(図示せず)を介し、床部5下に側方向
に垂設されている。このビームガイド18の数,前後位
置,相互間隔等は各種可能であるが、図示例では、左右
のビームレール20用のものがずれつつ並んで1組をな
すと共に、5組つまり計10個設けられている。
【0024】次に第1ローラ19は、複数個が各ビーム
ガイド18の底部に、長手方向に間隔を置きつつ配設さ
れてなる。すなわち図示例では、ビームガイド18の底
部中央が開放面24とされ、この開放面24に第1ロー
ラ19が落とし込まれており、例えば5個の第1ローラ
19が、ビームガイド18の長手方向のほぼ全体にわた
り、間隔を存しつつ分散されて設けられている。なお、
一体的な開放面24に代え、各第1ローラ19対応部分
のみに各々切欠開口を形成し、各第1ローラ19をそれ
ぞれ落し込むようにしてもよい。図3,図4中、25は
このような第1ローラ19の回動軸であり、回動軸25
は、ビームガイド18の底部両端部間に水平に取り付け
られている。又、図3,図4中26は、このような回動
軸25の止め部材であり、この止め部材26は、ビーム
ガイド18の底部両端部上に取付けられ、回動軸25そ
して第1ローラ19の使用時の抜け出し,持ち上がりを
防止すべく機能し、各回動軸25の両端上に位置する半
軸受状、つまり断面半円状の切欠溝27が複数個形成さ
れている。なお、このような止め部材26を取り外すこ
とにより、各第1ローラ19,回動軸25等が容易に交
換可能である。
【0025】次にビームレール20は、複数本用いら
れ、拡大部2の床部16下面に基端部28が固設される
と共に、先端部29が本体部1側に向け突出し、長さが
本体部1の側方向の幅Wとほぼ同一で、断面略I字状を
なす。すなわちビームレール20は、側方向に配され、
基端部28と先端部29とからなり、基端部28が、拡
大部2の床部16下面に固設されると共に、先端部29
が本体部1に向け突出している。そして、断面略I字状
のレール状をなし、水平な上部30,水平な下部31,
両者間の垂直な縦部32とからなり、基端部28の上部
30が、拡大部2の床部16下面に固設されている。ビ
ームレール20の長さは、本体部1の側方向の幅W、つ
まりビームガイド18に見合った長さよりなり、ビーム
レール20の高さ位置等も、ビームガイド18に対向位
置すべく設定されている。このビームレール20の数,
前後位置,相互間隔等は各種可能であるが、図示例では
前述した各ビームガイド18に対応して、左右で対向す
るものどうしが互いにずれて1組をなすと共に、5組、
つまり左右に5本ずつ計10本設けられている。
【0026】第2ローラ21は、このようなビームレー
ル20の先端部29に配設されている。そして、図示例
の第2ローラ21は、ビームレール20の先端部29の
先端付近の縦部32両側に対をなし、計2個配設されて
おり、縦部32を介し水平に配された回動軸33の両端
部に、各々取付けられている。又、この両第2ローラ2
1は、ビームレール20の上部30および下部31との
間に十分な間隔を存するように、径および高さ位置が設
定されている。なお図4の(2)図中、34はこのよう
な回動軸33の止め部材であり、この止め部材34は、
回動軸33そして第2ローラ21の使用時の抜け出しを
確実に防止すべく機能し、回動軸33が挿入保持された
縦部32の切欠Bを閉鎖すべく、側方から縦部32に嵌
着,係止される。なお、このような止め部材34を取り
外すことにより、第2ローラ21,回動軸33等は容易
に交換可能である。なお第2ローラ21は、このような
図示例によらず、ビームレール20の先端部29の先端
から突出して配設するようにしてもよく、その個数も1
個,その他複数個を配設するようにしてもよい。
【0027】さて、この移動式シェルタの入れ子式構造
にあっては、このようなビームガイド18,第1ローラ
19,ビームレール20,第2ローラ21等が、次のよ
うな関係で組み合わされている。すなわち、上述した拡
大部2側の各ビームレール20は、少なくとも先端部2
9の下部31等が、本体部1側の対応するビームガイド
18に各々挿入され、それぞれ、第2ローラ21および
第1ローラ19を介し上下でビームガイド内に保持され
ると共に、ビームガイド18にて案内されつつスライド
して出し入れ可能となっている。
【0028】つまり、図3の(1)図や図4の(1)図
その他に示したように、断面略I字状をなすビームレー
ル20の少なくとも先端部29において、ビームレール
20の大部分そして第2ローラ21等は、略凹字状をな
すビームガイド18に挿入されている。そして、ビーム
レール20の下部31が、ビームガイド18の底部の各
第1ローラ19上に当接すると共に、ビームレール20
に配設された第2ローラ21が、ビームガイド18の上
端部22下に当接し、又、ビームレール20の縦部32
が、ビームガイド18の間隔23間に立設され、ビーム
レール20の上部30が、間隙を存しつつビームガイド
18の上端部22上に位置している。このようにしてビ
ームレール20は、ビームガイド18に挿入され、転動
する第2ローラ21および第1ローラ19を介しビーム
ガイド18内に保持されて、案内,スライド,出し入れ
されるようになっている。
【0029】さて、この入れ子式構造は図1中に示した
ように、更に、本体部1の天井部12に側方向に固設さ
れた複数本の天井レール35と、拡大部2の天井部15
の開口端縁上に配設された、複数個の天井ローラ36
と、を有してなる。そして各天井ローラ36は、それぞ
れ対応する天井レール35にて保持,案内されつつスラ
イドするようになっている。
【0030】すなわち、本体部1の天井部12下面に
は、埋め込み式や垂設式により、本体部1の側方向の幅
Wとほぼ同じ長さの各天井レール35が、側方向に固設
されている。この天井レール35の数,前後位置,相互
間隔等は各種可能であるが、図示例では、左右の天井ロ
ーラ36用のものが中央で1本に連接されている。又対
応して、拡大部2の天井部15の開口端縁上に配設され
た各天井ローラ36は、本体部1の側方向に向け転動可
能に突設されている。例えば天井レール35は、下面中
央に長手方向に間隔を存した角筒状をなし、この間隔を
介し下方から内部に天井ローラ36が挿入されており、
天井レール35の内面に沿いつつ天井ローラ36が転動
されるようになっている。このようにして各天井ローラ
36は、それぞれ対応する天井レール35毎に配され、
その天井レール35にて保持,案内,スライドされるよ
うになっている。
【0031】さて、この移動式シェルタでは、図1に示
したように、拡大部2内に機器,機材,それらの収納
棚,テーブル等Aが搭載,収容され、本体部1内は、拡
大部2が展開された際は、作業空間や居住空間として利
用されるようになっている。すなわち、左右の拡大部2
内には、収納時も展開時も変わらず、機器,機材,それ
らの収納棚,テーブル等Aが、その側壁8寄りに取り付
け固定されている。そして、中央の本体部1は、拡大部
2の収納用として利用されると共に、拡大部2が展開さ
れた際において、作業員の作業空間や居住空間として利
用される。
【0032】本考案は、以上説明したように構成されて
いる。そこで以下のようになる。この移動式シェルタ
は、トラックその他の輸送手段に積み込まれて移動され
る際は、本体部1側に開口部4を備え箱状をなす拡大部
2が、開口3を介し箱状をなす本体部1に側方向から押
し込まれて収納され、コンパクトに縮小される。これに
対し、トラックその他の輸送手段にて目的地まで運ばれ
た後、目的地で使用される際は、拡大部2が、開口3を
介し本体部1から側方向に引き出され、展開されて拡大
される(図1,図2,図6参照)。そしてこのような拡
大部2に、機器,機材,それらの収納棚,テーブル等A
が搭載,収容されており、本体部1は、拡大部2が展開
された際においては、作業員がこれらの操作,調整,点
検等を行う作業空間や居住空間として利用される。
【0033】さて、このような拡大部2の収納や展開
は、次の入れ子式構造により行われる。すなわち、底部
に複数個の第1ローラ19が配設されると共に上端部2
2が折曲された断面略凹字状のビームガイド18を、本
体部1の底部5下のほぼ全幅Wに固設し、かつ、先端部
29に第2ローラ21が配設されると共に断面略I字状
のビームレール20を、基端部28にて拡大部2の床部
16下面に固設してなる。そしてビームレール20は、
拡大部2の展開時には、先端部29の下部31および縦
部32の大部分が、ビームガイド18に挿入されてお
り、拡大部2の収納時には、先端部29および基端部2
8の下部31および縦部32の大部分が、ビームガイド
18に挿入される。そしてビームレール20は、上位の
第2ローラ21および下位の第1ローラ19を介し、上
下でビームガイド18内に保持されると共に、ビームガ
イド18にて案内されつつスライドして出し入れ可能と
なっている。もって、このようなビームレール20の出
し入れにより、拡大部2の本体部1に対する収納や展開
が行われる。従って、この移動式シェルタによると、次
の第1,第2,第3のようになる。
【0034】第1に、この移動式シェルタの拡大部2の
入れ子式構造では、まずビームレール20が、前述した
図5のこの種従来例のように拡大部2の側壁8から突設
されるのではなく、拡大部2の床部16下面に直接固定
され、直接的に荷重を受けるようになっている。これと
共にビームレール20は、前述した図5のこの種従来例
のように一点支持ではなく、複数個の支点たる第1ロー
ラ19により、全体的にビームガイド18上に保持され
ている。又、拡大部2が大きくいっぱいに引き出されて
展開された際において、第2ローラ21は、加わる荷重
によりビームレール20の先端部29側が持ち上がるこ
とを阻止し、ビームレール20の先端部29が変わらず
各第1ローラ19上にあるようにし、もって、上述した
保持が第2ローラ21により確実に実施されるようにな
っている。更に、拡大部2が大きくいっぱいに引き出さ
れて展開された際でも、ビームレール20の先端部29
の第2ローラ21は、最大でもビームガイド18の中央
付近まで転動するにとどまるので、ビームレール20の
先端部29は、各第1ローラ19そしてビームガイド1
8上の長さが十分に確保され、もって加わる荷重に十分
耐えうるようになっている。
【0035】さてそこで、この入れ子式構造は、拡大部
2自体の重量や、拡大部2に搭載,収容された機器,機
材それらの収納棚,テーブル等Aの重量等に基づく荷重
に、十分耐えることが可能である。もって、ビームガイ
ド18,第1ローラ19,ビームレール20,第2ロー
ラ21等が損傷しにくく、又、拡大部2の収納や展開が
円滑に行われ、がたつき,ねじれが防止される等、この
入れ子式構造は、強度面や安定性に優れている。しかも
これらは、ビームガイド18,第1ローラ19,ビーム
レール20,第2ローラ21等により、簡単な構成にて
容易に実現される。
【0036】第2に、この移動式シェルタは、このよう
に拡大部2の入れ子式構造の強度面や安定性に優れてい
るので、機器,機材それらの収納棚,テーブル等Aは、
拡大部2内に搭載,収容可能である。そこで、これらを
本体部1に収容する前述した図5のこの種従来例のよう
に、これらの向き,配置,スペース等が制約されること
なく、各種自在に行えるようになり、便利であり収容性
が向上する。これと共に、このような拡大部2が展開さ
れた際において、本体部1内が、作業空間や居住空間と
して利用される。もって、前述した図5のこの種従来例
のように、作業空間や居住空間が両側に分けられ分割さ
れ、手狭で困るようなこともなく、より広い作業空間や
居住空間が、中央の本体部1内に形成,確保され、作業
員の作業性や居住性にも優れている。
【0037】第3に、更にこの移動式シェルタでは、こ
のように拡大部2内に搭載,収容された機器,機材,そ
れらの収納棚,テーブル等Aは、拡大部2の床部16の
みならず、側壁8や前後壁17にも取り付け固定可能で
ある。すなわち、前述した図5のこの種従来例のよう
に、本体部1の床部5にのみ取り付け固定される場合に
比し、取り付け安定性が大きく向上する。
【0038】更に、この移動式シェルタでは更に、本体
部1の天井部12に天井レール35を固設すると共に、
拡大部2の天井部15の開口端縁上に天井ローラ36を
配設し、この天井ローラ36を、天井レール35にて保
持,案内,スライドさせるようになっている。そこで、
前述した第1,第2,第3に加え、更に次のようにな
る。
【0039】すなわち第4に、この移動式シェルタの拡
大部2の入れ子式構造では、前述により床部5,16下
において、ビームレール20が第1ローラ19,第2ロ
ーラ21を介しビームガイド18にて、保持,案内,ス
ライド,出し入れされると共に、天井部12,15付近
において、天井ローラ36が天井レール35にて、保
持,案内,スライドされるようになっている。このよう
にして、拡大部2の収納や展開が、上下で規制され荷重
を受けつつ極めて円滑に行われ、収納時や展開時の拡大
部2のがたつき,ねじれ等も、確実に防止される。そこ
でこの面から特に、上述した第1の強度面や安定性に優
れるようになる。
【0040】
【考案の効果】本考案に係る移動式シェルタは、以上説
明したように、底部に複数個の第1ローラが配設された
断面略凹字状のビームガイドを、本体部の床部下に固設
すると共に、突出した先端部に第2ローラが配設された
断面略I字状のビームレールを、基端部にて拡大部の底
部下面に固設し、このようなビームガイドにビームレー
ルを挿入して、第1ローラや第2ローラを介し保持,案
内,スライド,出し入れするようにしたことにより、次
の効果を発揮する。
【0041】第1に、簡単な構成の入れ子式構造よりな
ると共に、その強度面や安定性に優れている。すなわ
ち、この拡大部の入れ子式構造は、ビームガイド,第1
ローラ,ビームレール,第2ローラ等よりなり、構成が
簡単であると共に、これらが損傷しにくく、拡大部の収
納や展開が円滑に行われ、がたつき,ねじれが防止され
る等、入れ子式構造の強度面や安定性に優れている。
【0042】第2に、機器,機材等の収容性も良く、内
部での作業性や居住性にも優れている。すなわち、機
器,機材,それらの収納棚,テーブル等は、拡大部内に
搭載,収容されるので、その向き,配置,スペース等の
制約が少なく各種自在に行え、便利であり収容性が向上
する。これと共に、このような拡大部が展開された際に
おいて、本体部内がその作業空間や居住空間として利用
されるので、中央に分割されない広い作業空間や居住空
間が得られ、作業員の作業性や居住性にも優れている。
【0043】第3に、機器,機材等の取付安定性も向上
する。すなわち、機器,機材,それらの収納棚,テーブ
ル等は、拡大部の床部のみならず側壁や前後壁等にも取
り付け固定できるので、トラックその他の輸送手段に積
み込まれて移動される場合や、拡大部の展開時や収納時
においても、外力により傾いたり倒れたりすることがな
く、これらの取付安定性が向上する。
【0044】又、請求項2の移動式シェルタは、更に、
本体部の天井部に天井レールを固設すると共に、拡大部
の天井部の開口端縁上に天井ローラを配設し、この天井
ローラを天井レールにて保持,案内,スライドさせるよ
うにしたことにより、次の効果を発揮する。
【0045】すなわち、上述に加え更に第4に、収納や
展開が極めて円滑に行われ、収納時や展開時の拡大部の
がたつき,ねじれ等も確実に防止され、この面から特
に、上述した第1の強度面や安定性に優れている。この
ように、この種従来例に存した問題点が一掃される等、
本考案の発揮する効果は、顕著にして大なるものがあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る移動式シェルタの実施例を示し、
展開時の正断面説明図である。
【図2】同実施例の展開時の平断面説明図である。
【図3】同実施例の構成各部を示し、(1)図は、ビー
ムガイド,第1ローラ,ビームレール,第2ローラ等の
斜視図であり、(2)図は、第1ローラの止め部材の斜
視図である。
【図4】同実施例の構成各部を示し、(1)図は、ビー
ムガイド,第1ローラ,ビームレール,第2ローラ等の
側断面図であり、(2)図は、ビームレール,第2ロー
ラ,その止め部材等の斜視図であり、(3)図は、ビー
ムガイド,第1ローラ等の平面図である。
【図5】この種従来例の移動式シェルタを示し、(1)
図は収納時の平断面説明図、(2)図は展開時の正断面
説明図である。
【図6】移動式シェルタの展開時の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 本体部 2 拡大部 3 開口 4 開口部 5 床部 12 天井部 15 天井部 16 床部 18 ビームガイド 19 第1ローラ 20 ビームレール 21 第2ローラ 22 上端部 28 基端部 29 先端部 31 下部 35 天井レール 36 天井ローラ A 機器,機材,それらの収納棚,テーブル等 W 幅

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器,機材等を搭載,収容し、トラック
    その他の輸送手段に積み込まれて移動される移動式シェ
    ルタであって、箱状をなし側面に開口を備えた本体部
    と、該開口を介し上記本体部に入れ子式に組み付けら
    れ、上記本体部に対し押し込まれて収納可能であると共
    に引き出されて展開可能であり、箱状をなし上記本体部
    側に開口部を備えた拡大部と、からなり、 更に、上記本体部の床部下に側方向のほぼ全幅に固設さ
    れ、上端部がそれぞれ内側に折曲された断面略凹字状を
    なす複数本のビームガイドと、各該ビームガイドの底部
    に長手方向に間隔を置きつつ配設された複数個の第1ロ
    ーラと、上記拡大部の床部下面に基端部が固設されると
    共に先端部が上記本体部側に向け突出し、長さが上記本
    体部の側方向の幅とほぼ同一で断面略I字状をなす複数
    本のビームレールと、各該ビームレールの先端部に配設
    された第2ローラと、を有してなり、 上記拡大部側の各該ビームレールは、少なくとも先端部
    の下部等が上記本体部側の対応する該ビームガイドに挿
    入され、それぞれ、該第2ローラおよび該第1ローラを
    介し上下で該ビームガイド内に保持されると共に、該ビ
    ームガイドにて案内されつつスライドして出し入れ可能
    となっており、又、上記拡大部内に上記機器,機材等が
    搭載,収容され、上記本体部内は、上記拡大部が展開さ
    れた際は作業空間や居住空間として利用されること、を
    特徴とする移動式シェルタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の移動式シェルタであっ
    て、更に、上記本体部の天井部に側方向に固設された複
    数本の天井レールと、上記拡大部の天井部の開口端縁上
    に配設された複数個の天井ローラと、を有してなり、各
    該天井ローラは、それぞれ対応する該天井レールにて保
    持,案内されつつスライドするようになっていること、
    を特徴とする移動式シェルタ。
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