JP2591271B2 - 自動車のルーフ構造 - Google Patents

自動車のルーフ構造

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JP2591271B2 JP18932090A JP18932090A JP2591271B2 JP 2591271 B2 JP2591271 B2 JP 2591271B2 JP 18932090 A JP18932090 A JP 18932090A JP 18932090 A JP18932090 A JP 18932090A JP 2591271 B2 JP2591271 B2 JP 2591271B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は自動車のルーフ構造に関するものである。
<従来の技術> 従来の自動車のルーフ構造としては、例えば第4図に
示されるようなものがある〔サービス周報第588号(日
産自動車(株)昭和61年発行)D−7頁参照〕。
図中、1がルーフパネルであり、左右両側端は中央部
2より一段下がって車体前後方向に水平部3が各々設け
られているが、図には左側部分のみを示している。そし
て、この水平部3の外側には、サイドレールアウタ4と
サイドレールインナ5とがそれらの接合部を水平部3に
重ねた状態でスポット接合された閉断面構造のサイドレ
ール6が取付けられている。
また、前記水平部3とサイドレールアウタ4の間には
ルーフモール7が取付けられている。
これにより、水平部3を底面とし、水平部3内側の立
上り部8とルーフモール6の内側面を側壁とする排水路
9が形成されている。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら、第4図に示すような従来の技術にあっ
ては、ルーフパネル1の水平部3とサイドレールアウト
4及びサイドレールインナ5とを接合しているスポット
溶接の跡が外部から見えないようにするために、水平部
3上面にテープ10を貼って隠していた。このため、テー
プ10の分だけコスト及び工数の増加を招いていた。さら
に、溶接による縮みによって立上り部8に発生するシワ
を隠すことができなかったため、外観が悪いという問題
があった。
そこで、この欠点を改善すべく第5図に示すように、
ルーフモール11によってルーフパネル1水平部3の溶接
跡を隠すことが考えられる。しかし、この場合において
は、ルーフモール11が大型化するため、コストの上昇と
いう問題は解決されなかった。さらに、立上り部8のシ
ワを隠すこともできなかった。
また、ルーフパネル1水平部3の溶接跡と、立上り部
8のシワを同時に隠すために、第6図に示されるような
ルーフモール12の構造が考えられる。しかし、この場合
には排水路が形成できなくなるため、雨水の誘導ができ
なくなるという新たな問題点が生じてくる。
この発明は、このような従来の技術に着目してなされ
たものであり、コストの上昇を招くことなく、雨樋機能
を維持して、水平部のスポット溶接の跡のみならず立上
り部に発生する溶接縮みによるシワを外部から見えない
ようにして外観の改善をはかることのできる自動車のル
ーフ構造を提供せんとするものである。
<課題を解決するための手段> この発明に係る自動車のルーフ構造は、上記の目的を
達成するために、ルーフパネルの左右両側端部にルーフ
パネルの中央部よりも低い水平部を形成し、該水平部に
サイドレールを接合した自動車のルーフ構造において、
上記水平部の長手方向隣接位置に水平部より高く且つ中
央部より低い排水路形成用の棚部を形成すると共に、前
記水平部上に、該水平部と前記棚部との間の立上り部を
覆う形状のルーフモールを取付けたものである。
<作用> この発明に係る自動車のルーフ構造によれば、サイド
レール取付用の水平部に隣接して棚部を設けたため、ル
ーフパネルの左右側端部における剛性が向上する。
また、ルーフモールを水平部に取付けることによりル
ーフパネルとサイドレールを接合しているスポット溶接
跡を隠すことができる。同時に、水平部と棚部の間の立
上り部を覆うので、溶接縮みによって水平部内側の立上
り部分に生ずるシワをも覆い隠すことができて、外観が
改善される。
さらに、棚部とルーフモールにより、棚部を底とする
排水路が形成されるので、雨樋機能を確保することがで
きる。
<実 施 例> 以下この発明の好適な一実施例を第1図〜第3図に基
づいて説明する。ここで、従来例と共通する部分には同
一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図中、20が棚部であり、サイドレール6取付用の水平
部21とルーフパネル22との間で、水平部21とルーフパネ
ル22の中央部23との中間的な高さに位置している。つま
り、棚部20は、水平部21の長手方向内側に隣接する第一
の縦壁(立上り部)24と、ルーフパネル1の外側に隣接
して新たに形成された第二の縦壁25との間で、略水平に
形成されている。
そして、水平部21の上面にルーフモール26が取付けら
れている。このルーフモール26は、その内側リップ27の
下端27aが棚部20の外縁に当接し、外側リップ28の外側
面がサイドレールアウタ4の内側面に密着している。す
なわち、ルーフモール26の高さは水平部21からサイドレ
ールアウタ4上端までの高さを有し、ルーフモール26上
部の幅は少なくとも水平部21の幅を有している。従っ
て、ルーフモール26の内側に隣接して、棚部20を底面と
し、第二の縦壁25とルーフモール26の内側リップ27とを
側壁とする排水路29が形成されることになる。
一方、車体前後方向(図中A、B方向)に形成されて
いる水平部21の最前部21a及び最後部21bは、第2図に示
すように、棚部20が位置する高さまですり付けられてい
て、前後方向に略水平な面21c、21dが形成されている。
つまり、ルーフパネル22の最前部及び最後部では、水平
部21は棚部20と同一面となっている(第3図参照)。
このように構成された本発明の自動車のルーフ構造に
おいては、ルーフモール26が水平部21及び第一の縦壁24
を覆うので、水平部21にルーフサイドレール6を接合し
ているスポット溶接跡や、溶接縮みによって第一の縦壁
24に生じているシワを隠すことができ、外観を改善する
ことができる。また、棚部20および第二の縦壁25の形成
によってルーフパネル22の側端部の剛性が向上する。さ
らに、棚部20を底面とした排水路29が形成されるため、
雨樋機能を損なうことがない。加えて、上記実施例にお
いては、水平部21の最前部21a及び最後部21bを棚部の高
さにすり付けた水平面21c、21dを形成したため、ルーフ
パネル22の取付が改善される。
尚、上記実施例においては、ルーフモール26の高さを
水平部21上面からサイドレール6の上端までの高さとし
たが、これに限らず、水平部21および第一の縦壁24を覆
うものであれば高さおよび形状は問わない。例えば、棚
部20の高さと同じものであって、棚部20とルーフモール
26の上面とを排水路の底とするような形状であっても構
わない。
<発明の効果> この発明に係る自動車のルーフ構造は、以上説明して
きた如き内容のものであって、ルーフモールがルーフパ
ネルの水平部及び水平部内側の立上り部を覆い隠すこと
になるため、水平部のスポット溶接跡のみならず溶接縮
みによる立上り部のシワをも隠すことができ、外観を改
善することができる。
また、棚部の形成に伴って棚部の内側に新たな立上り
部が形成されるため、ルーフサイド部の剛性が向上する
という利点もある。
さらに、棚部を底面とする排水路が形成されるので、
雨樋機能を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る自動車のルーフ構造
を示す断面図、 第2図は水平部及び棚部の一部省略した全体を示す斜視
図、 第3図は第2図中III−III線に沿う断面図、 第4図は従来における自動車のルーフ構造の一例を示す
断面図、 第5図は別の従来例を示す断面図、そして、 第6図はさらに別の従来例を示す断面図である。 6……サイドレール 21……水平部 22……ルーフパネル 24……第一の縦壁(立上り部) 26……ルーフモール 29……棚部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ルーフパネルの左右両側端部にルーフパネ
    ルの中央部よりも低い水平部を形成し、該水平部にサイ
    ドレールを接合した自動車のルーフ構造において、 上記水平部の長手方向隣接位置に当該水平部より高く且
    つ前記中央部より低い排水路形成用の棚部を形成すると
    共に、 前記水平部上に、該水平部と前記棚部との間の立上り部
    を覆う形状のルーフモールを取付けたことを特徴とする
    自動車のルーフ構造。
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