JP4047779B2 - サンルーフパネルの取り付け構造 - Google Patents

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本発明は、車両のサンルーフ装置に関し、具体的にはサンルーフパネルの取り付け構造に関するものである。
車両のサンルーフ装置として、図9に示すように、サンルーフパネル71をチルトアップさせて後方にスライドさせる、いわゆるチルトアンドアウタスライド式のサンルーフ装置が挙げられる。図10は図9においてサンルーフパネル71を閉じた状態でのG−G方向から見た概略断面図である。図10において、サンルーフパネル71の周縁部の下面にはパネルの剛性を確保する目的で金属製の補強部材(パネルホルダ72)が取り付けられている。
車体側のフレーム73に固設したガイドレール74には駆動スライダ75が前後方向(図10における紙面奥−手前方向)に摺動自在に取り付けられている。駆動スライダ75にはリフト機構部76を介して支持部材(パネル支持ステー77)が結合されており、このパネル支持ステー77と前記パネルホルダ72とをパネル支持ブラケット78を介して連結することで、サンルーフパネル71が車体側に対して取り付けられる。パネルホルダ72とパネル支持ブラケット78との結合は例えばねじ止め等であり、パネル支持ステー77とパネル支持ブラケット78との結合は例えばボルト止め等である。以上の構造については例えば特許文献1にも開示されている。
実用新案登録公報第2528547号(第2及び第3頁、第3図及び第4図)
従来の構造では、前記パネル支持ブラケット78は車両の前後方向に関して間隔的に設けられた複数の小片の部材として構成されており、前記特許文献1においてはその第3図に3ヶ所(特許文献1における脚片3a)として示されている。しかし、このようにパネル支持ブラケット78を分割して局所的に設ける構成では、例えばサンルーフパネル71が大型化したり、或いはサンルーフパネル71に対するパネル支持ステー77やパネル支持ブラケット78の取り付け位置が前方に偏り過ぎる場合等には、パネルの支持剛性の確保が困難となり易い。
特に、従来のパネル支持ブラケット78の形状は図10からも判るようにその断面形状がL字状を呈し、一方の辺部がパネルホルダ72に結合され、他方の辺部がパネルステー77に結合される構成であるため、パネル支持ブラケット78の屈曲部に無理な力が加わり易く、剛性を高めるうえで設計の制限を受け易い。
本発明は、以上のような問題を解決するために創作されたものであり、サンルーフパネルやその取り付け部材の剛性が向上するサンルーフパネルの取り付け構造を提供することを目的としている。
前記課題を解決するため、本発明では、固定ルーフの開口部に装着されるサンルーフパネルと、車両の前後方向に移動する駆動スライダと、前記サンルーフパネルの側縁部周りと前記駆動スライダとの間に介在するパネル支持ステーと、を備え、前記駆動スライダの移動に伴い前記パネル支持ステーが傾動して後方に移動することにより、前記サンルーフパネルがチルトアップして後方にスライド移動するサンルーフ装置において、前記サンルーフパネルの側縁部の下面に、サンルーフパネルを補強する補強部材と、サンルーフパネルを支持するパネル支持ブラケットとが設けられ、且つ、前記補強部材及びパネル支持ブラケットはそれぞれ下方に延出するリブを有し、双方のリブが互いに接合された状態で前記パネル支持ステーに結合されるサンルーフパネルの取り付け構造とした。
当該取り付け構造によれば、リブ全体の強度を高めることができるので、例えばサンルーフパネルの支持ポイントが前方寄りに偏り過ぎた場合等であっても、サンルーフパネルやパネル支持ブラケット、パネル支持ステー等の取り付け部材の強度・剛性を簡易な構造で確保できる。
また、前記各リブと前記パネル支持ステーとの結合部位が車両の前後方向に間隔的に複数設けられるように、前記パネル支持ブラケットを少なくとも複数の結合部位間にわたって連続的に形成する構造とした。
当該取り付け構造によれば、従来のように分割して設ける場合に比して補強機能が増すので、サンルーフパネルやパネル支持ブラケット、パネル支持ステー等の取り付け部材の剛性をより高めることができる。また、部品点数も減るので組み付け工程の効率化が図れる。
本発明によれば、サンルーフパネルの支持ポイントが前方寄りに偏り過ぎた場合等であっても、サンルーフパネルやパネル支持ブラケット、補強部材、パネル支持ステー、駆動スライダ等の強度・剛性が向上する。また、サンルーフパネルの振動の低減にも優れた効果を発揮するため、商品性の高いサンルーフ装置となる。
図1はサンルーフ装置1の上面図(サンルーフパネル4を後方にスライドさせた状態として示す)、図2は側部フレーム5の外観斜視図、図3は図1におけるA部の詳細斜視図、図4は図3におけるB−B断面図、図5は図3におけるC−C断面図である。図1に示すように、サンルーフ装置1は、閉時には固定ルーフ2の開口部3を閉塞し、開時にはチルトアップして後方にスライド移動するサンルーフパネル4を備える。サンルーフパネル4は例えばガラス製のパネルとして構成される。開口部3の周縁下部には、車両の前後方向に延設する左右対称の一対の側部フレーム5と、車両の幅方向に延設し、側部フレーム5の前端部同士及び後端部同士をそれぞれ連結する前部フレーム6及び後部フレーム7とが配設されている。
図2に示すように、側部フレーム5は、開口部3寄りから順に、プッシュプルケーブル19を挿通させる挿通溝8と、駆動スライダである前側スライダ20(図6)及び後側スライダ21(図6)の移動をガイドするガイドレール部9と、雨水等を排水するための排水溝10とを備えた形状からなる。側部フレーム5は例えばアルミニウム合金の型材から構成されており、挿通溝8やガイドレール部9、排水溝10の各部位は一体的に形成されるものである。この内、排水溝10は図3に示すように、前部フレーム6側の排水溝11と連通しており、また図示はしないが後部フレーム7側の排水溝とも連通している。つまり、開口部3の周縁の全周にわたって排水溝が形成される態様であり、これら排水溝に溜まった雨水等はフロントピラーの内部に通じる排水孔12から排水されるようになっている。
ここで、図8を参照して前側スライダ20及び後側スライダ21とサンルーフパネル4との関係について概略的に説明する。図8は図1においてD方向から見た場合の側面説明図である。前側スライダ20及び後側スライダ21にはそれぞれカム溝20a、21aが形成されており、これらカム溝20a、21aに係合ピン31a,31bが係合するようにパネル支持ステー31が取り付けられている。サンルーフパネル4は後に詳述するパネル支持ブラケット32を介してこのパネル支持ステー31に取り付けられるものである。前記プッシュプルケーブル19(図2等)の先端は後側スライダ21側に連結されており、図示しない駆動源によりプッシュプルケーブル19が伸退することで後側スライダ21がスライドすると共に、パネル支持ステー31を介して前側スライダ20も連動してスライドする。
そして、閉時において固定ルーフ2(図1)と面一の状態にあるサンルーフパネル4は、前側スライダ20及び後側スライダ21が後方にスライドするに伴い、前記カム溝20a,21aと係合ピン31a,31bとの関係により、チルトアップした状態として後方に移動する。なお、このカム溝20a、21aと係合ピン31a,31bとによるチルトアップ機構は例えば前記した特許文献1にも開示されており、本発明ではこのチルトアップ機構についてその構成を特に限定するものではない。
さて、本実施形態では前記前側スライダ20及び後側スライダ21の移動量を大きく確保する目的で、図3に示すように、ガイドレール部9の前端部9aを前部フレーム6の前縁部6aよりも前方に突出させた態様としている。前部フレーム6の前縁部6aには切欠き6bが形成されており、挿通溝8の前端部周りとガイドレール部9の前端部9aは共にこの切欠き6bを通過することで前部フレーム6の前端部6aよりも前方に突出する。また、前部フレーム6における切欠き6b周りには、ねじ13及びナット14(図5)を介してブラケット15が取り付けられている。突出したガイドレール部9の前端部9aは、プッシュプルケーブル19用のケーブル挿通孔16aが形成されたホルダ16と共に、図4や図5に示すように、ねじ17及びナット18により前記ブラケット15に固定される。これにより、ガイドレール部9はブラケット15を介して前部フレーム6に支持されるかたちで固定されるため、フレームとしての剛性が確保される。
図3を参照して、以上のようにガイドレール部9を前部フレーム6よりも前方に突出させるにあたり、側部フレーム5側の排水溝10と前部フレーム6側の排水溝11とを互いに連通させる構造は以下の通りとなっている。前部フレーム6側の排水溝11においては、ガイドレール部9と交差する手前部分に第1斜面部11aが形成されている。また、側部フレーム5側の排水溝10の前端は、前部フレーム6に形成された第2斜面部11bに臨むように配設されている。つまり、排水溝10と排水溝11はガイドレール部9の下方においてバイパスとなるコーナー部11cにて連通する態様となっている。これにより、排水溝11と排水溝10から流れてくる雨水はそれぞれ第1斜面部11a、第2斜面部11bを介してコーナー部11cに集められ、前記した排水孔12から排水される。
ガイドレール部9を前部フレーム6よりも前方に突出させたことの効果について図6を参照して説明する。図6(a),(b)は図1におけるD方向から見た作用説明図であり、(a)はサンルーフパネル4が全閉時の状態、(b)は全開時の状態を示している。また、理解をし易くするため(c)、(d)には比較対象としてガイドレール部9を突出させない場合、つまり前端部9aが(a),(b)に比べて後方寄りに位置している場合を示した。(c),(d)はそれぞれサンルーフパネル4が全閉時の状態、全開時の状態である。なお、開口部3の開口寸法Tは(a),(b)側と(c),(d)側とで共に同一寸法とする。
(a),(b)側と(c),(d)側とにおいてそれぞれ、前側スライダ20のストロークをL1,L3、前側スライダ20及び後側スライダ21の支持スパンをL2,L4、前側スライダ20の前端部とサンルーフパネル4の前端部との距離をS1,S2、開口部3の開放量寸法をU1,U2として符号を付すと、(a),(b)側では、ガイドレール9の前端部9aが(c),(d)側に比して前方に位置しているので、その分、(a)に示すように閉時における前側スライダ20の位置を前方に寄せることができる。したがって、支持スパンL2を支持スパンL4と同一に設定した場合には、(a),(b)側のストロークL1が(c),(d)側のストロークL3よりも大きくなる。言い換えると、開放量寸法U1が開放量寸法U2よりも大きくなり、これにより、開口部3の開口寸法Tはそのままに開放面積の広いサンルーフ装置が実現されることとなる。
しかし一方で、(a),(b)側の場合、距離S1が距離S2よりも大きくなり、サンルーフパネル4に対する前側スライダ20及び後側スライダ21の支持ポイントが前方に偏ってしまうので、その分、サンルーフパネル4の剛性が低下しやすいという問題がある。特に、従来の構造では、パネル支持ブラケットが車両の前後方向に複数の小片の部材として配置され、その断面形状L字状の一辺部のみでパネル支持ステーと結合する構造であるため、剛性の確保が困難となることは既述した通りである。本実施形態の場合、サンルーフパネル4の剛性を確保する方法としては、例えば支持スパンL2を大きくしたり、或いはパネル支持ステー31をより後方まで延設させる方法が考えられる。しかし、これらの方法では、開時には後側スライダ21やパネル支持ステー31等の部材が開口部3の後縁部3aに干渉しやすくなるので、結局、ストロークL1が小さくなり、開放量寸法U1が小さくなってしまうという不都合が生じやすい。
そこで本実施形態では、図7(図1におけるE−E断面図)に示すように、サンルーフパネル4の側縁部の下面に、端部側から順に、サンルーフパネル4を補強する補強部材となるパネルホルダ33と、サンルーフパネル4を支持するパネル支持ブラケット32とを設け、且つ、パネルホルダ33及びパネル支持ブラケット32にそれぞれ形成した下方に延出するフランジ(以降、リブ33a,32aという)を、互いに接合させた状態でパネル支持ステー31に結合することでサンルーフパネル4の剛性を高める構造としている。
具体的に説明すると、先ず、サンルーフパネル4の縁部には全周にわたってゴム材等からなるウェザストリップ34が取り付けられている。このウェザストリップ34は閉時におけるサンルーフパネル4と固定ルーフ2との間のシール機能を担うものである。本実施形態において、パネルホルダ33は金属板を曲げ加工した部材からなり、サンルーフパネル4の側縁部において、一端側が前記ウェザストリップ34に埋設固定され、この一端側から車両中央側(図7における左側)に延設される途中で上方に向けて屈曲形成されて、サンルーフパネル4の下面に接面しパネルを補強する補強面部33bをなし、この補強面部33bを経て下方に向かう鉛直状のリブ33aをなす断面形状となっている。サンルーフパネル4の下面とパネルホルダ33とウェザストリップ34とによって囲まれる空間部には接着剤35が充填され、また、サンルーフパネル4の下面と補強面部33bとの接面部も接着剤35により接着される。これによりパネルホルダ33はサンルーフパネル4の下面に強固に固定される。
一方、車両中央寄りにおけるサンルーフパネル4の下面には、ゴム材等からなるブラケット支持部材36が車両の前後方向(図7における紙面手前−奥方向)に延設するように取り付けられている。本実施形態において、パネル支持ブラケット32も金属板を曲げ加工した部材からなり、一端側が前記ブラケット支持部材36に埋設固定される。そして、パネル支持ブラケット32は、この一端側から車幅方向外方(図7における右側)において、サンルーフパネル4の下面との間で空間部を有するように、つまり下方側に向けて突状となるように屈曲形成された後に、サンルーフパネル4の下面に接面しパネルを支持する支持面部32bをなし、この支持面部32bを経て下方に向かう鉛直状のリブ32aをなす断面形状となっている。リブ32aと前記リブ33aは車両の前後方向に沿って互いに接面し合う関係となっている。サンルーフパネル4の下面とパネル支持ブラケット32とブラケット支持部材36とによって囲まれる空間部には接着剤35が充填され、また、サンルーフパネル4の下面と支持面部32bとの接面部及びサンルーフパネル4の下面とブラケット支持部材36との接面部も接着剤35により接着される。これによりパネル支持ブラケット32はサンルーフパネル4の下面に強固に固定される。
そして、前記したようにリブ32aとリブ33aは車両の前後方向に沿って互いに接面した状態で、ボルト37及びナット38によりパネル支持ステー31に締結固定される。図8から判るように、ボルト37及びナット38によるリブ32a、リブ33a(図8では図示せず)とパネル支持ステー31との結合部位は車両の前後方向に間隔的に複数、本実施形態では3ヶ所設けられている。パネル支持ブラケット32は少なくとも複数の結合部位間にわたって連続的に形成されており、本実施形態では3ヶ所の結合部位間にわたったうえで車両後方側に所定寸法分、延設するように連続的に形成されている。また、パネル支持ブラケット32の内のリブ32aの部位も少なくとも複数の結合部位間にわたって、本実施形態では3ヶ所の結合部位間にわたったうえで車両後方側に所定寸法分、延設するように連続的に形成されている。側面視したリブ32aの形状は、ボルト37及びナット38による結合部位の箇所が他の部位に比べてリブ高さを大きくした形状となっている。
以上のように、サンルーフパネル4の側縁部の下面に、サンルーフパネル4を補強する補強部材となるパネルホルダ33と、サンルーフパネル4を支持するパネル支持ブラケット32とを設け、且つ、パネルホルダ33及びパネル支持ブラケット32にそれぞれ形成した下方に延出するリブ33a,32aを、互いに接合させた状態でパネル支持ステー31に結合する構成とすれば、リブ全体の強度が高まり、簡易な構造でサンルーフパネル4の剛性を高めることができる。特に、パネル支持ブラケット32とパネルホルダ33が共に金属板から構成されている場合には、それぞれ単品では肉厚を局所的に厚くすることはできないことから、リブ33a,32aを互いに接合させることでサンルーフパネル4の補強機能を効果的に高めることができ、剛性を高めることができるものである。
また、各リブ32a,33aとパネル支持ステー31との結合部位(ボルト37及びナット38による締結部位)が車両の前後方向に間隔的に複数設けられるように、パネル支持ブラケット32を少なくとも複数の結合部位間にわたって連続的に形成すれば、従来のように分割して設ける場合に比して補強機能が増すのでよりサンルーフパネル4の剛性をより高めることができる。また、部品点数も減るので、組み付け工程の効率化が図れる。
特に、パネル支持ブラケット32のリブ32aの部位も少なくとも複数の結合部位間にわたって連続的に形成すれば、リブ32aとリブ33aとによるリブ全体が車両の前後方向に沿って鉛直状に連続して形成されることとなる。すなわち、これは、車両走行時にサンルーフパネル4を開いた場合において、傾斜したパネル面が走行風を受けたときの力の入力方向に沿って、リブ32aとリブ33aとによるリブ全体が連続的に形成されることを意味している。したがって、走行風を受けたときの力がリブ32a及びリブ33aによって効率良く受けとめられ、サンルーフパネル4やパネル支持ブラケット32、パネルホルダ33、パネル支持ステー31、駆動スライダ(前側スライダ20、後側スライダ21)等の強度・剛性が向上するものである。
以上、本発明について好適な実施形態を説明したが、各構成要素に関するレイアウトや形状、個数等について図面に記載したものに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に設計変更が可能である。
本発明に係るサンルーフ装置の上面図(サンルーフパネルを後方にスライドさせた状態として示す)である。 側部フレームの外観斜視図である。 図1におけるA部の詳細斜視図である。 図3におけるB−B断面図である。 図3におけるC−C断面図である。 (a),(b)は図1におけるD方向から見た作用説明図であり、(a)はサンルーフパネルが全閉時の状態、(b)は全開時の状態を示す。(c)、(d)はガイドレールの前端部が(a),(b)に比べて後方寄りに位置している場合を示し、それぞれサンルーフパネルが全閉時の状態、全開時の状態を示す。 図1におけるE−E断面図である。 図1におけるD方向から見た側面説明図である。 チルトアンドアウタスライド式のサンルーフ装置を示す概略斜視図である。 図9においてサンルーフパネルを閉じた状態でのG−G方向から見た概略断面図である。
符号の説明
1 サンルーフ装置
2 固定ルーフ
3 開口部
4 サンルーフパネル
20 前側スライダ(駆動スライダ)
21 後側スライダ(駆動スライダ)
31 パネル支持ステー
32 パネル支持ブラケット
32a リブ
33 パネルホルダ(補強部材)
33a リブ

Claims (2)

  1. 固定ルーフの開口部に装着されるサンルーフパネルと、車両の前後方向に移動する駆動スライダと、前記サンルーフパネルの側縁部周りと前記駆動スライダとの間に介在するパネル支持ステーと、を備え、前記駆動スライダの移動に伴い前記パネル支持ステーが傾動して後方に移動することにより、前記サンルーフパネルがチルトアップして後方にスライド移動するサンルーフ装置において、
    前記サンルーフパネルの側縁部の下面に、サンルーフパネルを補強する補強部材と、サンルーフパネルを支持するパネル支持ブラケットとが設けられ、
    且つ、前記補強部材及びパネル支持ブラケットはそれぞれ下方に延出するリブを有し、双方のリブが互いに接合された状態で前記パネル支持ステーに結合されることを特徴とするサンルーフパネルの取り付け構造。
  2. 前記各リブと前記パネル支持ステーとの結合部位が車両の前後方向に間隔的に複数設けられるように、前記パネル支持ブラケットは少なくとも複数の結合部位間にわたって連続的に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のサンルーフパネルの取り付け構造。
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