JP2011168149A - サンルーフ装置のディフレクタ機構 - Google Patents

サンルーフ装置のディフレクタ機構 Download PDF

Info

Publication number
JP2011168149A
JP2011168149A JP2010033135A JP2010033135A JP2011168149A JP 2011168149 A JP2011168149 A JP 2011168149A JP 2010033135 A JP2010033135 A JP 2010033135A JP 2010033135 A JP2010033135 A JP 2010033135A JP 2011168149 A JP2011168149 A JP 2011168149A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deflector
front frame
guide rail
pair
sunroof
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010033135A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5475494B2 (ja
Inventor
Hajime Katayama
肇 片山
Ayumi Mihashi
歩 三橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yachiyo Industry Co Ltd
Original Assignee
Yachiyo Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yachiyo Industry Co Ltd filed Critical Yachiyo Industry Co Ltd
Priority to JP2010033135A priority Critical patent/JP5475494B2/ja
Priority to CN201110003506.4A priority patent/CN102161308B/zh
Priority to US13/030,556 priority patent/US8246110B2/en
Publication of JP2011168149A publication Critical patent/JP2011168149A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5475494B2 publication Critical patent/JP5475494B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/22Wind deflectors for open roofs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/02Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
    • B60J7/04Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels
    • B60J7/057Driving or actuating arrangements e.g. manually operated levers or knobs
    • B60J7/0573Driving or actuating arrangements e.g. manually operated levers or knobs power driven arrangements, e.g. electrical

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)

Abstract

【課題】部品点数や組み付け工程さらには製造コストを削減することができるサンルーフ装置のディフレクタ機構を提供する。
【解決手段】車両のルーフに形成された開口の両側に設けられた一対のガイドレール11L、11Rと、ガイドレール沿ってスライドするサンルーフパネル12と、ガイドレールの前端同士を繋ぐ樹脂製のフロントフレーム13と、車両の開口の前縁に沿って昇降するディフレクタ機構14と、を有するサンルーフ装置において、ディフレクタ機構14は、一対のアーム64L,64Rとこのアームを繋ぐブレード65とを備えたディフレクタ61と、アームの基端をピン支持する一対の支持部62L,62Rと、フロントフレーム13に形成された掛け留め部52L,52Rと、ディフレクタ61を上方に付勢する付勢手段63L,63Rと、を有し、掛け留め部52L,52Rは、フロントフレーム13に一体成形されていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両のサンルーフ装置に設けられるディフレクタ機構に関する。
車両のルーフの開口に設けられるサンルーフ装置として、例えば特許文献1に記載の構造が知られている。特許文献1に記載のサンルーフ装置は、一対のガイドレールと、ガイドレールの前端を繋ぐフレームと、ガイドレールに沿って移動するサンルーフパネルと、サンルーフパネルを移動させる駆動装置と、駆動装置とサンルーフパネルとを連結するケーブルと、ルーフの開口の前縁に昇降可能に形成されたディフレクタ機構と、を主に有している。ディフレクタ機構は、サンルーフパネルが開いた状態で車両を走行させると、ウィンドスロッブと呼ばれる低周波の不快な振動音が発生するため、この振動音を抑制するために設けられている。
特許文献1に係るディフレクタ機構は、この文献の図4等に示すように、一対のアームとこのアームを繋ぐブレード(整流板)とを備えたディフレクタと、ガイドレールに形成されアームの基端をピン支持する一対の支持部と、フレームに取り付けられた掛け留め部と、ディフレクタと掛け止め部に亘って設けられディフレクタを上方に付勢する付勢手段(コイルばね)と、を有している。
特許第4313399号公報(図4)
特許文献1に記載のディフレクタ機構は、フレームと掛け留め部とは別部材であり、この掛け留め部がボルト及びナットによってフレームに固定されていたため、構成部品の増加や、組み付け工程の煩雑化さらには製造コストの増加を招来するものであった。
本発明はこのような課題を解決するために創作されたものであり、部品点数や組み付け工程さらには製造コストを削減することができるサンルーフ装置のディフレクタ機構を提供することを目的としている。
本発明は、前記課題を解決するため、車両のルーフに形成された開口の幅方向両側に設けられた一対のガイドレールと、一対の前記ガイドレールに沿って前後方向にスライドするサンルーフパネルと、前記ガイドレールの前端同士を繋ぐ樹脂製のフロントフレームと、前記車両の開口の前縁に沿って昇降するディフレクタ機構と、を有するサンルーフ装置において、前記ディフレクタ機構は、一対のアームとこのアームを繋ぐブレードとを備えたディフレクタと、前記ガイドレールに形成され前記アームの基端を支持する一対の支持部と、前記フロントフレームに形成された掛け留め部と、前記ディフレクタと前記掛け留め部に亘って設けられ前記ディフレクタを上方に付勢する付勢手段と、を有し、掛け留め部は、前記フロントフレームに一体成形されていることを特徴とする。
かかる構成よれば、掛け留め部が樹脂製のフロントフレームに一体成形されているため、部品点数を削減できる。また、掛け留め部が樹脂製のフロントフレームに一体成形されているため、従来のような掛け留め部とフロントフレームとの固定工程を省くことができる。これにより、製造コストの削減を図ることができる。
また、前記掛け留め部の後端部は、前記ガイドレールの溝の前端に臨んで配置されていることが好ましい。
かかる構成によれば、例えばガイドレールにサンシェードパネルをスライドさせるための溝が形成されている場合に、この溝の前端に掛け留め部の後端部を臨ませることにより、掛け留め部をサンシェードパネルのストッパとして機能させることができる。掛け留め部に対して、留め具としての機能とストッパとしての機能を兼用させることで、さらなる部品点数等の削減を図ることができる。
また、前記掛け留め部は、前記フロントフレームの後部板状部に形成されており、前記掛け止め部の後端部と前記フロントフレームの後部板状部との間に形成されたスペースに、前記ガイドレールの前端が挿入されていることが好ましい。
かかる構成によれば、ガイドレールとフロントフレームとを組み付ける際に、スペースにガイドレールの前端を挿入させることで組み付け性を向上させることができる。
本発明のサンルーフ装置のディフレクタ機構によれば、部品点数や組み付け工程さらには製造コストを削減することができる。
本実施形態に係るサンルーフ装置を示した概略斜視図である。 本実施形態に係るサンルーフ装置を示した平面図である。 本実施形態に係るガイドレールを示した図であって、図2のI-I断面図である。 本実施形態に係るフロントフレームの要部平面図である。 (a)は、図4のII-II断面図であり、(b)は、掛け留め部を示した斜視図である。 本実施形態に係るディフレクタ機構を示した一部透過側面図である。 本実施形態に係るディフレクタ機構を示した要部平面図である。
本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1に示すように、本実施形態に係るサンルーフ装置1は、車両のルーフUの開口Uaに設置されている。説明における上下左右前後は、車両の運転者から見た上下左右前後を基準とする。左右に一対設けられた部材やこれらに機能的に対応する部材については、同じ符号数字の後に左右を表すL,Rを付して区別する。例えば、ガイドレールについては、左側のガイドレールをガイドレール11Lとし、右側のガイドレールをガイドレール11Rとし、総称する場合は、ガイドレール11とする。まず、サンルーフ装置1の全体構成及び開閉動作について説明する。
図1及び図2に示すように、サンルーフ装置1は、開口Uaの幅方向両側に設けられた一対のガイドレール11(11L,11R)と、一対のガイドレール11に沿って前後方向にスライドするサンルーフパネル12と、ガイドレール11の前端部同士を繋ぐフロントフレーム13と、車両の開口の前縁に沿って昇降する備えたディフレクタ機構14と、サンルーフパネル12を開閉駆動する駆動装置15と、サンルーフパネル12と駆動装置15とを連結する一対のケーブル16(16L,16R)と、サンルーフパネル12の下方に設けられガイドレール11に沿って前後方向にスライドするサンシェードパネル17と、を主に有する。
図2に示すように、サンルーフパネル12の両側部には、パネルブラケット5L,5Rと、このパネルブラケット5L,5Rに形成された左右一対の前部スライダ6L,6R及び後部スライダ7L,7Rと、が形成されている。ケーブル16の一端は後部スライダ7に連結されている。駆動装置15は公知のモータを備えており、ケーブル16の外周に設けられたドリブンギアと噛み合うように形成されている。駆動装置15によってケーブル16が押し引きされることにより、サンルーフパネル12が前後方向に移動して開口Uaの開閉が行われる。また、パネルブラケット5に形成された公知のカム機構によりサンルーフパネル12がチルトアップ又はチルトダウンするように構成されている。サンルーフパネル12のチルトアップ、チルトダウンの構成については従来技術と同等であるため説明を省略する。
図2及び図3に示すように、ガイドレール11は、開口Uaの左右両側に一対設けられており、サンルーフパネル12及びサンシェードパネル17の移動を前後方向にガイドする部材である。ガイドレール11は、本実施形態ではアルミニウム合金の押出形材で成形されている。ガイドレール11は、左右対称の部材であるため、ガイドレール11Lを例示して説明する。
図3に示すように、ガイドレール11Lは、底部31と、底部31の内側(車内側)に立設する内側壁部32と、底部31の中央に立設する中央壁部33と、底部31の外側(車外側)に立設する外側壁部34と、を有する。
内側壁部32には、車両の内側に向けて張り出した張出部32aが前後方向に亘って形成されている。張出部32a、内側壁部32及び底部31でサンシェード溝32bを構成している。サンシェード溝32bは、サンシェードパネル17のサンシェードスライダ17aがスライドするように形成されている。サンシェードパネル17は、手動又は電動により前後方向に移動させることで、車内に日光を取り入れたり、遮ったりすることができる。
内側壁部32と中央壁部33との間には、ガイドレール溝35が形成されている。ガイドレール溝35には、前記した前部スライダ6L及び後部スライダ7Lがスライドするように形成されている。中央壁部33には、ケーブル16Lを挿通させるケーブル溝37Lが形成されている。
外側壁部34には、外側に張り出す延設部34aが形成されている。外側壁部34と中央壁部33との間には、排水溝36が形成されている。排水溝36は、サンルーフパネル12から流れる雨水等を集め、後記するフロントフレーム13の排水溝44側に流れるように形成されている。
図2及び図4に示すように、フロントフレーム13は、ガイドレール11L,11Rの前端同士を連結する部材である。フロントフレーム13は、平面視略コの字状を呈する板状の部材である。フロントフレーム13の左右両側は湾曲しており、ガイドレール11に向けて延設されている。フロントフレーム13は、樹脂製であって適宜入れ子を用いて射出成形で一体成形されている。フロントフレーム13は、ケーブル16の配設位置を除いては略左右対称であるため、左側を例に説明する。なお、図4は、本実施形態に係るフロントフレームの要部平面図であって、ケーブル16を覆うガイドパイプは配設されていない状態を示している。
図4及び図5の(a)に示すように、フロントフレーム13は、底板部41と、底板部41よりも前側に形成された前部板状部42と、底板部41よりも後側に形成された後部板状部43とを有している。底板部41は、前部板状部42及び後部板状部43よりも一段下がった位置に形成されている。これにより、フロントフレーム13には、底板部41を底面とする排水溝44が形成されている。
図4に示すように、排水溝44は、フロントフレーム13の幅方向にわたって延設されるとともに、フロントフレーム13の左右両側の前後方向にも連続して形成されている。前後方向に延設された排水溝44は、前記したガイドレール11Lの排水溝36(図2参照)に連通するように形成されている。フロントフレーム13のコーナー部には、外部に開口する排水口44Laが形成されており、排水溝44に集められた排水は、排水口44Laから外部へ排出される。
図4及び図5の(a)に示すように、前部板状部42には、ケーブル16を覆うガイドパイプ(図示省略)を配設するガイドパイプ溝51a,51aが形成されている。また、ガイドパイプをフロントフレーム13に取り付けるための複数の爪部51bが形成されている。
図4及び図5の(b)に示すように、後部板状部43には、掛け留め部52Lが一体成形されている。掛け留め部52Lは、ディフレクタ機構14の一部を構成する部位である。掛け留め部52Lは、後部板状部43のコーナー部に形成されている。掛け留め部52Lは、後部板状部43の左右方向に並設する第一立設部53及び第二立設部54と、第一立設部53と第二立設部54の後端側を連結する後端部55と、第一立設部53と第二立設部54との間に形成されたスリット56と、を有する。
第一立設部53は、後部板状部43に立設された部位であって、前上がりに傾斜する長孔53aと、長孔53aに向けて上下方向に連通する切欠き53bとを有する。長孔53aは、後記する付勢手段63Lが係止される部位である。切欠き53bは、付勢手段63Lを長孔53aに係止させるために設けられている。
第二立設部54は、長孔53a及び切欠き53bを有さない点を除いて第一立設部53と同等に形成されている。後端部55は、第一立設部53と第二立設部54の後端を連結する部位である。後端部55は、本実施形態では、後ろ側から見て矩形を呈し、ガイドレール11Lのサンシェード溝32b(図3参照)に係る前端の開口断面と略同等形状に形成されている。また、後端部55の下部は、面取り加工されている。
スリット56は、後記する付勢手段63Lの上下動を許容するための隙間である。後端部55と後部板状部43との間には、ガイドレール11Lの板厚よりも高さが大きいスペース57が形成されている。
図2に示すように、フロントフレーム13は、フロントフレーム13の後端側とガイドレール11Lの前端側とを重ね合わせた後、延設部34aにおいてボルト及びナットで固定される。図6に示すように、フロントフレーム13とガイドレール11Lとを組み付ける際には、ガイドレール11Lのサンシェード溝32bの前端を、後端部55と後部板状部43との間に形成されたスペース57に挿入して組み付けることが好ましい。これにより、フロントフレーム13とガイドレール11Lとの組み付け性を向上させることができる。
図1及び図6に示すように、ディフレクタ機構14は、車両の開口Uaの前縁に沿って昇降するディフレクタ61と、ディフレクタ61の基端側をピン支持する支持部62L,62Rと、フロントフレーム13に形成された掛け留め部52L,52Rと、ディフレクタ61を上方に付勢する付勢手段63L,63Rとを有している。ディフレクタ機構14は、略左右対称であるため、左側を例に説明する。
ディフレクタ61は、開口Uaの前縁に沿って平面視コの字状に形成されている。ディフレクタ61は、サンルーフパネル12の前後方向のスライドに伴って上昇又は下降する部材であって、ウィンドスロッブの発生を抑制する。ディフレクタ61は、一対のアーム64L,64Rとアーム64同士を繋ぐブレード(整流板)65とを有する。ブレード65の左右端には、内側に突設され付勢手段63Lを係合させるためのピン66が形成されている。また、ブレード65の左右端には、ピン66の上方を覆うためのカバー67が形成されている。
図6に示すように、支持部62Lは、アーム64Lの基端(後端)に形成された支持ピン64aをピン支持するブラケットで構成されている。支持部62Lは、ガイドレール11Lのガイドレール溝35に固定されている。
図6及び図7に示すように、付勢手段63Lは、掛け留め部52Lとディフレクタ61に亘って設けられ、ディフレクタ61(ブレード65)を上方に付勢する部材である。付勢手段63Lは、本実施形態ではコイルバネで構成されている。付勢手段63Lは、ディフレクタ61のピン66に係合されるコイル部63aと、掛け留め部52の長孔53aに係止される係止部63bと、コイル部63aと係止部63bとを連結するシャフト63cとを有する。係止部63bは、図7に示すように、前後方向に配設されるシャフト63cに対して垂直に形成されており、ディフレクタ61の昇降に伴って長孔53a内を摺動する。付勢手段63Lを組み付ける際には、係止部63bを掛け留め部52Lの切欠き53bを介して長孔53aに係止させる。
図6に示すように、サンルーフパネル12が開いている時には、ディフレクタ61は、付勢手段63Lの付勢により上昇した状態を維持する。この時、付勢手段63Lの係止部63bは、掛け留め部52の長孔53aの前端側に位置している。
一方、サンルーフパネル12が閉じる時には、サンルーフパネル12に形成されたパネルブラケット5L,5Rが付勢手段63の付勢に抗してアーム64Lを押し下げるため、ディフレクタ61が下降する。サンルーフパネル12が完全に閉じられると、サンルーフパネル12がディフレクタ61を上方から下方に押え込む状態となる。この時、付勢手段63Lの係止部63bは、掛け留め部52の長孔53aの後端側に位置する。
以上説明した本実施形態に係るサンルーフ装置のディフレクタ機構14によれば、掛け留め部52が樹脂製のフロントフレーム13に一体成形されているため、部品点数を削減することができる。また、掛け留め部52が樹脂製のフロントフレーム13に一体成形されているため、従来のような掛け留め部52とフロントフレーム13との固定工程を省くことができる。したがって、サンルーフ装置1に係る製造コストの削減を図ることができる。
また、本実施形態では、掛け留め部52の後端部55が、ガイドレール11のサンシェード溝32bの前端に配置されているため、掛け留め部52の後端部55をサンシェードスライダ17aのストッパとして機能させることができる。つまり、掛け留め部52に、留め具としての機能とストッパとしての機能を兼用させることで、さらなる部品点数等の削減を図ることができる。
また、本実施形態では、掛け止め部52の後端部55とフロントフレーム13の後部板状部43との間に形成されたスペース57に、ガイドレール11の前端を挿入することにより、ガイドレール11とフロントフレーム13との組み付け性を向上させることができる。また、本実施形態では、後端部55の下部は面取り加工されているため、スペース57にガイドレール11を導きやすくなっている。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨に反しない範囲において適宜設計変更が可能である。例えば、本実施形態では、付勢手段63としてコイルバネを用いたが板バネ等であってもよい。また、ガイドレール11のサンシェード溝32bの前端に、掛け留め部52の後端部55を配置する場合、ガイドレール11と後端部55を必ずしも当接させなくてもよい。また、ガイドレール11のサンシェード溝32bの前端と掛け留め部52の後端部55との間に介設部材を設けてもよい。
1 サンルーフ装置
11 ガイドレール
12 サンルーフパネル
13 フロントフレーム
14 ディフレクタ機構
15 駆動装置
16 ケーブル
17 サンシェードパネル
32b サンシェード溝
41 底板部
42 前部板状部
43 後部板状部
44 排水溝
52 掛け留め部
53 第一立設部
53a 長孔
53b 切欠き
54 第二立設部
55 後端部
56 スリット
57 スペース
61 ディフレクタ
62 支持部
63 付勢手段
64 アーム
65 ブレード
U ルーフ
Ua 開口

Claims (3)

  1. 車両のルーフに形成された開口の幅方向両側に設けられた一対のガイドレールと、
    一対の前記ガイドレールに沿って前後方向にスライドするサンルーフパネルと、
    前記ガイドレールの前端同士を繋ぐ樹脂製のフロントフレームと、
    前記車両の開口の前縁に沿って昇降するディフレクタ機構と、を有するサンルーフ装置において、
    前記ディフレクタ機構は、
    一対のアームとこのアームを繋ぐブレードとを備えたディフレクタと、
    前記ガイドレールに形成され前記アームの基端を支持する一対の支持部と、
    前記フロントフレームに形成された掛け留め部と、
    前記ディフレクタと前記掛け留め部に亘って設けられ前記ディフレクタを上方に付勢する付勢手段と、を有し、
    掛け留め部は、前記フロントフレームに一体成形されていることを特徴とするサンルーフ装置のディフレクタ機構。
  2. 前記掛け留め部の後端部は、前記ガイドレールの溝の前端に臨んで配置されていることを特徴とする請求項1に記載のサンルーフ装置のディフレクタ機構。
  3. 前記掛け留め部は、前記フロントフレームの後部板状部に形成されており、
    前記掛け止め部の後端部と前記フロントフレームの後部板状部との間に形成されたスペースに、前記ガイドレールの前端が挿入されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のサンルーフ装置のディフレクタ機構。
JP2010033135A 2010-02-18 2010-02-18 サンルーフ装置のディフレクタ機構 Active JP5475494B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010033135A JP5475494B2 (ja) 2010-02-18 2010-02-18 サンルーフ装置のディフレクタ機構
CN201110003506.4A CN102161308B (zh) 2010-02-18 2011-01-10 天窗装置的导流机构
US13/030,556 US8246110B2 (en) 2010-02-18 2011-02-18 Deflector mechanism for sunroof apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010033135A JP5475494B2 (ja) 2010-02-18 2010-02-18 サンルーフ装置のディフレクタ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011168149A true JP2011168149A (ja) 2011-09-01
JP5475494B2 JP5475494B2 (ja) 2014-04-16

Family

ID=44369132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010033135A Active JP5475494B2 (ja) 2010-02-18 2010-02-18 サンルーフ装置のディフレクタ機構

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8246110B2 (ja)
JP (1) JP5475494B2 (ja)
CN (1) CN102161308B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105050842A (zh) * 2013-03-29 2015-11-11 爱信精机株式会社 车辆用导流装置
WO2022249646A1 (ja) * 2021-05-25 2022-12-01 八千代工業株式会社 サンルーフ装置のディフレクタ構造

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100940915B1 (ko) * 2008-03-13 2010-02-08 금호석유화학 주식회사 화학증폭형 레지스트 조성물용 산발생제
DE102012111915B3 (de) * 2012-12-07 2014-05-15 Roof Systems Germany Gmbh Windabweiser für ein Schiebedachsystem
DE102013008898A1 (de) * 2013-05-27 2014-11-27 Webasto SE Fahrzeugdach
CN104210341B (zh) * 2014-08-19 2016-09-14 安徽省地坤汽车天窗科技有限公司 一种汽车天窗框架前端框架装配结构
CN104260623A (zh) * 2014-09-26 2015-01-07 安徽省地坤汽车天窗科技有限公司 一种汽车天窗加强框架
JP6583174B2 (ja) * 2016-07-25 2019-10-02 株式会社豊田自動織機 車両用ルーフパネル及び車両のルーフ構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010280326A (ja) * 2009-06-05 2010-12-16 Aisin Seiki Co Ltd 車両用デフレクター装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19643234C1 (de) * 1996-10-19 1998-01-02 Webasto Karosseriesysteme Windabweiser für Fahrzeug-Dachöffnung
DE102004030804B3 (de) * 2004-06-25 2006-01-05 Webasto Ag Windabweiser
DE102004036327B4 (de) * 2004-07-27 2008-02-28 Webasto Ag Windabweiser
DE102004037646B4 (de) * 2004-08-02 2006-05-18 Webasto S.P.A., Venaria Windabweiser für ein Fahrzeugdach
JP4313398B2 (ja) * 2007-03-29 2009-08-12 八千代工業株式会社 車両用サンルーフ装置のデフレクタ機構
JP4313399B2 (ja) 2007-03-29 2009-08-12 八千代工業株式会社 車両用サンルーフ装置のデフレクタ機構
DE102008024891B4 (de) * 2008-05-16 2019-09-12 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Kraftfahrzeug

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010280326A (ja) * 2009-06-05 2010-12-16 Aisin Seiki Co Ltd 車両用デフレクター装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105050842A (zh) * 2013-03-29 2015-11-11 爱信精机株式会社 车辆用导流装置
WO2022249646A1 (ja) * 2021-05-25 2022-12-01 八千代工業株式会社 サンルーフ装置のディフレクタ構造
JP7394264B2 (ja) 2021-05-25 2023-12-07 八千代工業株式会社 サンルーフ装置のディフレクタ構造

Also Published As

Publication number Publication date
CN102161308B (zh) 2013-08-21
CN102161308A (zh) 2011-08-24
US8246110B2 (en) 2012-08-21
JP5475494B2 (ja) 2014-04-16
US20110198892A1 (en) 2011-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5475494B2 (ja) サンルーフ装置のディフレクタ機構
JP4797091B2 (ja) サンルーフ装置におけるシェードパネルの連動機構
JP4726975B2 (ja) サンルーフ装置
JP6018953B2 (ja) サンルーフ装置
US5100197A (en) Automotive vehicle sunroof structure
US7780228B2 (en) Automotive vehicle open air system
JP5357843B2 (ja) サンルーフ装置のフレーム構造
JP6523574B2 (ja) サンルーフユニット
EP2657054A1 (en) Sunroof apparatus
JPH0747215Y2 (ja) 車輌のサンルーフ装置
JP6375759B2 (ja) サンルーフ装置
JP4464999B2 (ja) サンルーフ装置
CN103358863B (zh) 天窗装置
JP4460421B2 (ja) サンルーフ装置におけるガイドフレームの構造
JP2004175171A (ja) 車両用ドア
JP4271786B2 (ja) サンルーフのディフレクタ構造
JP4162962B2 (ja) 車両のサンルーフ構造
US20210347236A1 (en) Vehicle roof device
JP3657570B2 (ja) サンルーフ装置のディフレクタ
CN114340929B (zh) 天窗单元
JP6987092B2 (ja) サンルーフユニット
US6814402B2 (en) Sunroof structure
JP6069033B2 (ja) サンルーフ装置
JPH0519218Y2 (ja)
JPH0131573Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120419

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130625

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130726

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5475494

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250