JP6018953B2 - サンルーフ装置 - Google Patents

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    • B60J7/057Driving or actuating arrangements e.g. manually operated levers or knobs
    • B60J7/0573Driving or actuating arrangements e.g. manually operated levers or knobs power driven arrangements, e.g. electrical

Description

本発明は、サンルーフ装置に関するものである。
車両屋根に形成されたルーフ開口を、前後動するルーフパネルによって開閉させるサンルーフ装置は周知である。この種、サンルーフ装置において、ルーフパネルにはその左右両側の各下部にそれぞれリフタが取り付けられ、これらリフタに前後移動自在な状態でそれぞれスライダが連結されている。
これらスライダは、車両屋根側に固定された左右のガイドレールに沿って前後動自在に保持され、各ガイドレールの前端側から後方へ向けて挿入された駆動ケーブルの先端(以下、「駆動端」と言う)と接続されている。なお、駆動ケーブルは、左のガイドレールに保持されたスライダに駆動端を接続したものと、右のガイドレールに保持されたスライダに駆動端を接続したものとで2本一対とされる。
左右のガイドレールは、車両屋根の前部位置で長手方向を左右方向へ向けて配置される前部フレームにより相互連結されている。そして駆動ケーブルにおいて、駆動端とは逆側の端部は、この前部フレームを経由して左右反対側のガイドレール内へ差し込まれている(この端部を以下、「自由端」と言う)。また、前部フレームには駆動ケーブルの中途部に駆動輪を押し当てた駆動装置(モータ等)が設置されている。この駆動装置の駆動により、駆動ケーブルを押し引きしてスライダを前後動させ、もって、リフタを連動させつつルーフパネルを前後動(ルーフ開口の開閉動作)させる構造となっている。
なお、左右のガイドレールは共通部品化され、前後を相対逆向きにすることで左右に振り分け配置する。これに伴い、スライダやリフタは左右対称形に形成してある。そのため、左ガイドレールのスライダに駆動端を接続した駆動ケーブルと、右ガイドレールのスライダに駆動端を接続した駆動ケーブルとの間では、駆動端を左右方向の外側(又は内側)に揃えて配置し、自由端を左右方向の内側(又は外側)に揃えて配置する、といった具合に左右のガイドレールに対するケーブル配置も左右対称にさせる必要が生じる。それ故、前部フレームにおける左右片側のコーナー部(一方のガイドレールとの連結部分)では、2本の駆動ケーブルを上下に立体交差させることによってそれらの駆動端と自由端との左右配置を入れ替えなければならない。
ところで、駆動ケーブルに作用する押し引き力は強力であるため、駆動ケーブルをUターン状にガイドすることとなる前部フレームは、従来、アルミの押出形材により形成しており、この前部フレームの下面部に駆動ケーブルを抱き込む形体のケーブル挿通部を一体成形していた。ただ、最近の傾向として要請される車両の軽量化に応えるため、本出願人は、左右のガイドレールと前部フレームとの連結部分を樹脂製のコーナードリップによって連結し、このコーナードリップで駆動ケーブルを円滑にガイドする構造を提案している(特許文献1参照)。
このガイド構造では、コーナードリップに下向き半円弧形となるケーブル挿通部(溝)を形成し、またこのコーナードリップ上を覆うように装備させるカバーに、上向き円弧形となるケーブル挿通部(トンネル)を形成して、これら上下のケーブル挿通部間で駆動ケーブルを挟み込むようにしていた。
特開平10−297283号公報
本出願人は、軽量化に向けた過去の提案に甘んずることなく、その後も開発を追求することにより、駆動ケーブルのガイド構造として、『溝』を短縮化した舟底形受け部と『トンネル』を短縮化したアーチ形天蓋部とを駆動ケーブルの長手方向で交互に並べる構造を新たに提案する(図9に関して後述する)。この提案を具現化すれば、前部フレームに駆
動ケーブルのガイド構造を一体成形させながら、この前部フレーム全体を(コーナードリップをも含めて)樹脂成形できる点で、低コスト化及び軽量化を実現できる効果が得られる。のみならず、舟底形受け部ではケーブル上方を開放できアーチ形天蓋部ではケーブル下方を開放できる点で、駆動ケーブルの摺動抵抗をおおよそ半分程度に軽減できる画期的効果をも得ることができる。
ところが、このガイド構造を採用するには、前部フレームにおける左右片側(一方側)のコーナー部で2本の駆動ケーブルを上下に立体交差させるときに、各駆動ケーブル用の舟底形受け部とアーチ形天蓋部との交互配置を旨く組み合わせるのが甚だ難しいことがネックとなって、2本の駆動ケーブルの交差角を略直交させなければならないことを知見した。しかしながら、2本の駆動ケーブルを略直交させるためには、一方の駆動ケーブルに対して緩いカーブ半径の大回りルートを適用することが必要になり、結果として前部フレームを前後方向で小型化できない(大型化への抑制ができない、場合によっては大型化する)という新たな問題に繋がるものであった。
なお、2本の駆動ケーブルを上下に立体交差させるのは、前部フレームにおける左右片側のコーナー部である場合に限らない。すなわち、ガイドレールにおいて、駆動端と自由端とを上下に2階建てにしてガイドするような構造にする場合であると、前部フレームにおける左右両側のコーナー部で、2本の駆動ケーブルを上下に立体交差(「交差」と言ってもこの場合の交差は平面視X字状ではなく平面視Y字状に合流する形体となる)させる必要が生じる。従って当然に、このような場合も前部フレームの大型化に関する問題が生じる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、前部フレーム等の横フレームにおける前後方向の大型化を抑制又は小型化することを可能にして、横フレームに対し、舟底形受け部とアーチ形天蓋部とが駆動ケーブルの長手方向に沿って交互配置となるケーブルガイド構造を採用可能なものとし、もって駆動ケーブルの確実な保持と軽量化、コストダウンなどが図れるようにしたサンルーフ装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は次の手段を講じた。
即ち、本発明に係るルーフパネルは、車両屋根に形成されたルーフ開口の左右両側で長手方向を前後方向に向けて設けられる左右一対のガイドレールと、これら左右のガイドレールの一端部間を左右方向に連結する横フレームと、前記ルーフ開口を閉鎖するルーフパネル及び/又は前記ルーフ開口の下方に設けられる車内側の開口を閉鎖するサンシェードを前記左右のガイドレールに沿って前後動自在に保持する左右一対のスライダと、前記左右のスライダにそれぞれ一端部が接続され他端部が前記ガイドレールから前記横フレームを左右方向に沿って経由した後に左右反対側のガイドレールへ差し込まれる2本一対の駆動ケーブルと、前記横フレームにおいて前記2本の駆動ケーブルが並行状態とされる部分に設けられて両駆動ケーブルに相対逆向きの押し引き駆動を付与する駆動装置とを有しており、前記横フレームには舟底形受け部とアーチ形天蓋部とを駆動ケーブルの長手方向で交互に並べる構造のケーブル挿通部が前記2本の駆動ケーブルに各別に対応させて設けられていると共に、これら2本のケーブル挿通部には前記横フレームにおける少なくとも左右一方側のコーナー部で上下に交差する立体交差部が形成されており、前記立体交差部で下段側に配置されるケーブル挿通部は当該立体交差部を舟底形受部によって形成されており、前記立体交差部で上段側に配置されるケーブル挿通部は当該立体交差部を上下に通り抜ける開口部によって形成されており、前記横フレームには前記立体交差部に対して上段側に配置されるケーブル挿通部の上方開口を覆蓋するケーブルカバーが取り付けられる構成となっていることを特徴とする。
前記駆動装置から見て前記2本のケーブル挿通部が前記立体交差部へ向けて合流する合流角度は、鋭角とすることができる。
前記横フレームには、2本のケーブル挿通部が左右方向に沿って並行する状態とされた位置よりもルーフ開口の内方寄りとなる位置で長手方向を左右方向へ向けた横樋部が設けられていると共に、前記2本のケーブル挿通部により形成される立体交差部を経てケーブ
ル挿通部から抜け出た駆動ケーブルを前記横樋部の上方へ浮上支持させるケーブルブリッジが設けられており、前記ケーブルブリッジは前記横樋部の上方をカーブしつつ通過して前記駆動ケーブルを湾曲させて保持可能となったものとすることができる。
前記ケーブルブリッジは上方が開放された溝形に形成されており、前記ケーブルカバーは前記ケーブルブリッジの上方をも覆う形状で形成されたものとするのが好適である。
本発明に係るサンルーフ装置では、前部フレーム等の横フレームにおける前後方向の大型化を抑制又は小型化することが可能であり、それによって横フレームに対し、舟底形受け部とアーチ形天蓋部とが駆動ケーブルの長手方向に沿って交互配置となるケーブルガイド構造を採用可能となり、それらの結果、駆動ケーブルの確実な保持と軽量化、コストダウンなどが図れるものである。
本発明に係るサンルーフ装置の第1実施形態を模式的に示した平面図である。 サンルーフ装置の側面図である。 図1のA−A線断面図である。 横フレームをケーブルカバー付きの状態で示した平面図である。 横フレームをケーブルカバー無しの状態で示した平面図である。 (a)は図4のB−B線断面図であり(b)は図4のC−C線断面図であり(c)は図4のD−D線断面図であり(d)は図4のE−E線断面図であり(e)は図4のF−F線断面図であるる。 右側のケーブルカバーを示した斜視図である。 左側のケーブルカバーを示した斜視図である。 (a)は本発明で採用するケーブル挿通部を示した斜視図であり(b)は同ケーブル挿通部を示した側断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
図1乃至図9は、本発明に係るサンルーフ装置1の第1実施形態を示している。このサンルーフ装置1は、車両屋根3に形成された矩形状のルーフ開口4を、このルーフ開口4と略同形に形成されたルーフパネル2の前後動によって開閉できるように構成したものである(図3参照)。
なお、以下の説明において「前後」「左右」「上下」は、便宜上、車両の運転席に着座した運転者から見た方向を言うものとおく。また、「左右方向内方」は車両の左右側面から車両中心を見た方向(図3では右側)を言い、この逆向きとなる「左右方向外方」は車両中心から車両の左右側面を見た方向(図3では左側)を言うものとおく。
本発明に係るサンルーフ装置1の構成を更に詳説する。図1に示すように、このサンルーフ装置1は、ルーフ開口4の左右両側で長手方向を前後方向に向けて設けられる左右一対のガイドレール5,5と、これら左右のガイドレール5,5の一端部(図例では前端部)間を左右方向に連結する横フレーム6とを有して、装置全体としてのおおよその平面的外郭を形成させている。
そして、このサンルーフ装置1は、ルーフパネル2を左右のガイドレール5,5に沿って前後動自在に保持する左右一対のスライダ(以下、「パネルスライダ」と言う)7,7と、左右のパネルスライダ7,7にそれぞれ一端部が接続された2本一対の駆動ケーブル(以下、「パネルケーブル」と言う)8,8と、これら2本のパネルケーブル8,8に押し引き駆動を付与する駆動装置(以下、「パネル駆動装置」と言う)9とを有して、ルーフパネル2を開閉駆動させるようになっている。
なお、本第1実施形態では、ルーフ開口4の下方(左右のガイドレール5,5の相互間)に形成されている車内側の開口12をサンシェード13で開閉できる構成としてある。そのためこのサンルーフ装置1は、サンシェード13と共に、このサンシェード13を左右のガイドレール5,5に沿って前後動自在に保持する左右一対のスライダ(以下、「シ
ェードスライダ」と言う)14,14と、左右のシェードスライダ14,14にそれぞれ一端部が接続された2本一対の駆動ケーブル(以下、「シェードケーブル」と言う)15,15と、これら2本のシェードケーブル15,15に押し引き駆動を付与する駆動装置(以下、「シェード駆動装置」と言う)16とを加えた構成となっている。
ルーフパネル2は、ガラスや透明プラスチック、不透明プラスチック、又は金属板等により形成されており、その外周部には、ゴムや軟質樹脂などで形成されたウエザーストリップ17がルーフパネル2の全周に巻き付くように取り付けられている。また、ルーフパネル2の左右両側部には、ウエザーストリップ17に沿いつつ下方突出するスカート部18が設けられている。このスカート部18により、水滴の流下誘導や横風巻き込み防止などの作用が得られるようにしてある。
ルーフパネル2の左右各辺部の下面部には、下方へ突出する取付ブラケットに横軸を介して前後方向に長いリフタ20が取り付けられ、これらリフタ20に、前記したパネルスライダ7がそれぞれ前後移動自在な状態で連結されている(図2参照)。
サンシェード13は、布帛やメッシュ材、樹脂シート、或いは樹脂や金属のプレート等によって形成されている。本第1実施形態では、左右のガイドレール5,5よりも更に後方側に設置されたリール装置21によって巻き取り収納が可能な布帛製のものを示してある。このサンシェード13には、前方へ向けた巻出端に、左右のガイドレール5,5間を渡るようにして先導フレーム22が設けられており、この先導フレーム22の左右両端部に、前記したシェードスライダ14が設けられている(図1参照)。
図3に示すように、左右のガイドレール5,5はアルミなどの押出形材によって形成されており、パネルスライダ7を前後動自在にガイドするガイド溝(以下、「パネルガイド溝」と言う)25や、シェードスライダ14を前後動自在にガイドするガイド溝(以下、「シェードガイド溝」と言う)26を有している。またパネルガイド溝25の左右方向外方側には、雨水などを排水するための樋部27が前後方向に沿って設けられている。
パネルガイド溝25には、左右方向外方側に沿って、パネルケーブル8の駆動端8a側(パネルスライダ7と連結する側)を挿入する第1ケーブル溝28と、駆動端8aとは逆側である自由端8b側を挿入する第2ケーブル溝29とが、上下二段に設けられている。図例では第1ケーブル溝28が下段で且つ左右方向外方にずらしてあり、第2ケーブル溝29が上段で且つ左右方向内方にずらしてあるが、これらの上下位置関係や左右位置関係は特に限定されるものではない。但し、左右のガイドレール5,5の相互間において、第1ケーブル溝28と第2ケーブル溝29の位置関係は左右対称とされている。
これに対し、シェードガイド溝26には、シェードケーブル15の駆動端15a側(シェードスライダ14と連結する側)を挿入する第1ケーブル溝30と、駆動端15aとは逆側である自由端15b側を挿入する第2ケーブル溝31とが、互いに横並びとなるように設けられている。図例では第1ケーブル溝30が左右方向外方で第2ケーブル溝31が左右方向内方としてあるが、この左右位置関係は特に限定されるものではない。但し、左右のガイドレール5,5の相互間において、第1ケーブル溝30と第2ケーブル溝31の位置関係は左右対称とされている。
図4及び図5に示すように、横フレーム6は、長手方向を左右方向へ向けたフレーム本体35と、このフレーム本体35の左右両端部に設けられた左右のコーナー部(従来別体とされたコーナードリップ部に相当)36,36とを有して樹脂により一体形成されている。このうち、フレーム本体35から左右のコーナー部36,36に渡る部分に対して、ケーブルカバー37,38が取り付けられるようになっている(図4参照)。
この横フレーム6には、フレーム本体35内を、その前縁部に沿いながら左右のコーナー部36,36へ延びるようなUターン形で、2本のケーブル挿通部40,40が設けられていると共に、これらケーブル挿通部40,40よりも後方側を左右のコーナー部36,36へ延びるようなUターン形で、2本のケーブル挿通部41,41が設けられている。
フレーム本体35の前縁側に配置されるケーブル挿通部40,40は、パネルケーブル8,8をガイドするためのものである(以下、「パネルケーブル挿通部40,40」と言
う)。これら2本のパネルケーブル挿通部40,40は、互いに寄り添った並行状態とされており、この並行区間の途中(フレーム本体35内)に、パネルケーブル8,8を露出させる区間を設けて前記したパネル駆動装置9が配置されている。このパネル駆動装置9は、パネルケーブル8,8の相互間に挟み込むように配置した駆動輪をモータ等で回転駆動させることで、各パネルケーブル8,8に相対逆向きの押し引き駆動を付与する。
また、これら2本のパネルケーブル挿通部40,40には、左右のコーナー部36,36でそれぞれ上下二段となるように、立体交差部42,43が形成されている(図4、図5参照。なお図1は模式図のため左方の立体交差部42のみを図示してある)。
左方のコーナー部36に形成される立体交差部42と、右方のコーナー部36に形成される立体交差部43とでは、両パネルケーブル挿通部40,40の上下配置が相対逆となっている。そのため、一方のパネルケーブル挿通部40は、左方のガイドレール5の第1ケーブル溝28と右方のガイドレール5の第2ケーブル溝29との間を連絡させるものとなり、他方のパネルケーブル挿通部40は、右方のガイドレール5の第1ケーブル溝28と左方のガイドレール5の第2ケーブル溝29との間を連絡させるものとなっている。
すなわち、ガイドレール5の第1ケーブル溝28内で駆動端8aをパネルスライダ7と接続させるようにしたパネルケーブル8は、ガイドレール5の前端を経て横フレーム6へ渡り、この横フレーム6を左右方向に沿って経由した後に、左右反対側のガイドレール5の第2ケーブル溝29内へ向けて自由端8bを差し込むようにガイドされる。
パネル駆動装置9から見て、2本のパネルケーブル挿通部40,40が左方の立体交差部42へ向けて合流する合流角度や、右方の立体交差部43へ向けて合流する合流角度は、鋭角(好ましくは45°以下)としてある。この合流角度は小さくすればするほど、2本のパネルケーブル挿通部40,40の並行区間を長くできる(フレーム本体35からコーナー部36へ向けてカーブする区間も可及的に並行状態にできる)。
言い換えれば、2本のパネルケーブル挿通部40,40を直交状態に交差させる場合などとは異なり、一方のパネルケーブル挿通部40に緩いカーブ半径の大回りルートを適用する必要がないことになる。それ故、横フレーム6の前後方向を小型化できることに繋がる。
このような2本のパネルケーブル挿通部40,40より後方側に配置されるケーブル挿通部41,41は、シェードケーブル15,15をガイドするためのものである(以下、「シェードケーブル挿通部41」と言う)。これら2本のシェードケーブル挿通部41,41についても、互いに寄り添った並行状態とされており、この並行区間の途中(フレーム本体35内)に、シェードケーブル15,15を露出させる区間を設けて前記したシェード駆動装置16が配置されている。このシェード駆動装置16は、シェードケーブル15,15の相互間に挟み込むように配置した駆動輪をモータ等で回転駆動させることで、各シェードケーブル15,15に相対逆向きの押し引き駆動を付与する。
また、これら2本のシェードケーブル挿通部41,41には、左のコーナー部36のみにおいて上下二段となるように、立体交差部44(図4、図5参照)が形成されている。この立体交差部44が形成されていることで、一方のシェードケーブル挿通部41は、左方のガイドレール5の第1ケーブル溝30と右方のガイドレール5の第2ケーブル溝31とを連絡させるものとなり、他方のシェードケーブル挿通部41は、右方のガイドレール5の第1ケーブル溝30と左方のガイドレール5の第2ケーブル溝31とを連絡させるものとなっている。
すなわち、ガイドレール5の第1ケーブル溝30内で駆動端15aをシェードスライダ14と接続させるようにしたシェードケーブル15は、ガイドレール5の前端を経て横フレーム6へ渡り、この横フレーム6を左右方向に沿って経由した後に、左右反対側のガイドレール5の第2ケーブル溝31内へ向けて自由端15bを差し込むようにガイドされる。
シェード駆動装置16から見て、2本のシェードケーブル挿通部41,41が立体交差部44へ向けて合流する合流角度は、鋭角(好ましくは45°以下)としてある。この合流角度は小さくすればするほど、2本のシェードケーブル挿通部41,41の並行区間を
長くできる(フレーム本体35からコーナー部36へ向けてカーブする区間も可及的に並行状態にできる)。
言い換えれば、2本のシェードケーブル挿通部41,41を直交状態に交差させる場合などとは異なり、一方のシェードケーブル挿通部41に緩いカーブ半径の大回りルートを適用する必要がないことになる。それ故、横フレーム6の前後方向を小型化できることに繋がる。
図9に示すように、これらパネルケーブル挿通部40やシェードケーブル挿通部41は、いずれも横フレーム6と一体成形されたものであって、『溝』を短縮化したような舟底形受け部47と、『トンネル』を短縮化したようなアーチ形天蓋部48とを、ケーブル長手方向で交互に並べる構造となっている。
2本のパネルケーブル挿通部40,40及び2本のシェードケーブル挿通部41,41が、共に舟底形受部47である部分を断面して図6(a)に示す。また2本のパネルケーブル挿通部40,40及び2本のシェードケーブル挿通部41,41が、共にアーチ形天蓋部48である部分を断面して図6(b)に示す。
このようなパネルケーブル挿通部40やシェードケーブル挿通部41では、舟底形受部47が設けられた部分でアーチ形天蓋部48が設けられておらず、上半分が開放されている。またアーチ形天蓋部48が設けられた部分で舟底形受部47が設けられておらず、下半分が開放されている。これらのことから、パネルケーブル挿通部40へパネルケーブル8を挿通させた場合や、シェードケーブル挿通部41へシェードケーブル15を挿通させた場合には、連続したチューブ内へケーブルを挿入した場合とは異なってケーブル外面と挿通部内面との接触面積が略半減することになり、これに伴い、各ケーブルの摺動抵抗をおおよそ半分程度に軽減できる効果がある。
なお、舟底形受部47やアーチ形天蓋部48の各長さは、可撓性を有するパネルケーブル8やシェードケーブル15が軸方向の圧縮力を受けて上方又は下方に蛇行状に飛び出さないことを条件に、設定する必要がある。
このように舟底形受部47とアーチ形天蓋部48とを交互配置させるにあたり、2本のパネルケーブル挿通部40,40に形成された左方の立体交差部42では、図6(e)に示すように、下段側に配置される方のパネルケーブル挿通部40が舟底形受部47によって形成されている。これに対して上段側に配置される方のパネルケーブル挿通部40は、この立体交差部42を上下に通り抜ける開口部として形成されている。
このようなことから、この左方の立体交差部42において上段側のパネルケーブル挿通部40は上方が開口されたままの状態となる。そこで、このような左方の立体交差部42に対して上段側に配置されるパネルケーブル挿通部40の上方開口を覆蓋するようにして、前記したケーブルカバー37(図4及び図8参照)が取り付けられる。これにより、上段側のパネルケーブル挿通部40に嵌め入れられるパネルケーブル8の上方への飛び出しが防止される。
また、図示は省略するが、右方の立体交差部43についても同じ構造であり、下段側のパネルケーブル挿通部40が舟底形受部47によって形成され、上段側のパネルケーブル挿通部40が上下に通り抜ける開口部として形成されている。そして、この右方の立体交差部43に対して前記したケーブルカバー38(図4及び図7参照)が取り付けられる。これにより、上段側のパネルケーブル挿通部40に嵌め入れられるパネルケーブル8の上方への飛び出しが防止される。
一方、図6(c)に示すように、2本のシェードケーブル挿通部41,41に形成された左方の立体交差部44では、下段側に配置される方のシェードケーブル挿通部41が舟底形受部47によって形成されている。これに対して上段側に配置される方のシェードケーブル挿通部41は、この立体交差部44を上下に通り抜ける開口部として形成されている。この立体交差部44に対しても、前記したケーブルカバー37(図4及び図8参照)が取り付けられることで、上段側のシェードケーブル挿通部41に嵌め入れられるシェードケーブル15の上方飛び出しが防止されることになる。
ところで、本第1実施形態では、横フレーム6のフレーム本体35に対し、2本のシェ
ードケーブル挿通部41,41が並行している区間よりもやや後方(すなわち、ルーフ開口の内方寄り)となる配置で、長手方向を左右方向へ向けた横樋部50が設けられたものとしている(図4、図5参照)。この横樋部50の左右両端部には、左右のガイドレール5,5が有する樋部27から排水を集めて車外へ排出する集水部51が接続されている。この横樋部50は、図6(a)〜(d)に示すように、パネルケーブル挿通部40やシェードケーブル挿通部41よりも低いレベルに樋底面50aを有しており、パネルケーブル挿通部40やシェードケーブル挿通部41に排水が流れ込まないようにするための防水対策がなされている。
この横樋部50の上方に対し、立体交差部44を経て2本のシェードケーブル挿通部41,41が差し掛かろうとする箇所(横フレーム6の左方側のコーナー部36)で、これらシェードケーブル挿通部41,41は途切れており、代わりにケーブルブリッジ52が架け渡されている。
このケーブルブリッジ52は、シェードケーブル挿通部41,41から抜け出たシェードケーブル15,15を、湾曲させながら横樋部50の上方へ浮上支持させるためのものであって、図6(d)に示すように、上方を開放させた2条の溝部を有している。これら2条の溝部に対し、2本のシェードケーブル挿通部41,41を各別に嵌め入れるようになっている。
このようにケーブルブリッジ52はカーブして設けられているので、シェードケーブル挿通部41,41は、ケーブルブリッジ52を経由したあと、直ぐにガイドレール5へ向けて直進するように配置できることになる。すなわち、シェードケーブル挿通部41,41を湾曲させるためのスペースとして、横樋部50の上方領域を有効活用できる(言い換えれば、横フレーム6のフレーム本体35内で湾曲を済ませておく必要がない)ことになるため、そのぶん、横フレーム6として前後方向の小型化が可能となる。
このケーブルブリッジ52は、前記したように上方を開放させた2条の溝形に形成されているので、本第1実施形態では、このケーブルブリッジ52の上方をも覆うようにしてケーブルカバー37を延長形成させてある。なお、ケーブルカバー37とは別のカバーでケーブルブリッジ52の上方を覆うことも可能であるが、ケーブルカバー37でケーブルブリッジ52の上方をも覆う形状とすることで、部品点数を少なくでき、また組み立て手数も省けるという利点がある。
図4、図5及び図8に示すように、ケーブルカバー37は、横フレーム6に上方突出状に設けたダボ53に対して、ケーブルカバー37に設けた圧入孔54を嵌合させることで組み付けるようにするとよい。
このようなケーブルブリッジ52や、このケーブルブリッジ52に対するケーブルカバー37の組み付け構造は、横フレーム6の右方側のコーナー部36に対しても同様に採用することができる。すなわち、右方側のコーナー部36で横樋部50上を2本のシェードケーブル挿通部41,41が差し掛かろうとする箇所でシェードケーブル挿通部41,41が途切れるものとし、代わりにケーブルブリッジ55を架け渡すようにし、右方のケーブルカバー38でケーブルブリッジ52の上方をも覆うようにすればよい。
以上詳説したところから明らかなように、本発明に係るサンルーフ装置1では、2本の駆動ケーブル(パネルケーブル挿通部40やシェードケーブル挿通部41)の間に形成させる立体交差部42,43,44について、それらの交差角を略直交させるのではなく、鋭角にさせることを可能にしたものである。
これにより、横フレーム6における前後方向の大型化を抑制又は小型化することが可能となり、そのために、横フレーム6に対し、舟底形受け部47とアーチ形天蓋部48とを駆動ケーブルの長手方向に沿って交互配置とさせるケーブルガイド構造を採用可能となる。その結果、サンルーフ装置1として、駆動ケーブルの確実な保持と軽量化、コストダウンなどが図れるものである。
なお、サンルーフ装置1としての動作には特に変わったところはない。概説すれば、ルーフパネル2がルーフ開口4を全閉にした状態からパネル駆動装置9を動作させることで、パネルスライダ7を後方移動させ、このパネルスライダ7がリフタ20と係合してルー
フパネル2をその後部が上昇するようにチルトアップさせる。そして、パネルスライダ7をさらに後方移動させることでルーフパネル2が後方移動(開放動作)する。ルーフパネル2が全開状態になるとき、ルーフパネル2は、その後部が車両屋根3の後部上にオーバーラップするようになっている。
また、ルーフパネル2がルーフ開口4を全開にした状態からパネル駆動装置9を前記と逆動作させることで、パネルスライダ7を前方移動させ、ルーフパネル2がチルトアップ状態のまま前方移動した後にチルトダウンしてルーフ開口4を閉鎖するようになっている。
一方、サンシェード13が車内側の開口12を全開にした状態からシェード駆動装置16を動作させることで、シェードスライダ14を前方移動させ、車内側の開口12を所望に応じてサンシェード13により閉鎖する(又は覆う)ことが可能になる。当然に、シェード駆動装置16を前記と逆動作させることで、シェードスライダ14を後方移動させ、サンシェード13をリール装置21で巻き取りながら車内側の開口12を開く(又は覆いを減らす)ことが可能になる。
ところで、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、実施の形態に応じて適宜変更可能である。
例えば、2本で一対とする駆動ケーブルは、パネルケーブル8,8だけを対象とするものとしてもよいし、シェードケーブル15,15だけを対象とするものとしてもよい。すなわち、第1実施形態では、パネル駆動装置9で動作するルーフパネル2とシェード駆動装置16で動作するサンシェード13とを備えたものとして説明したが、本発明は、このうちいずれか一方のみを動作させるものとして構成することができる。
また、本発明のサンルーフ装置1は、ルーフパネル2が前後に並んで設けられたタイプ(フロントパネルとリヤパネルとを有した構成)として実施してもよい。この場合、フロントパネルを動作させる駆動装置と、リヤパネルを動作させる駆動装置とを各別に備えた構成としたり、更にサンシェードを動作させる駆動装置をも備えた構成としたりする場合であっても、そのうち全部、又は一部を対象として本発明を実施することが可能である。
従って当然に、2本一対とする駆動ケーブルに対し、立体交差部(42,43,44)をいくつ形成させるかについても、1箇所以上とする点を除いてその箇所数が何ら限定されるものではない。
なお、駆動装置については、モータ駆動の他、手動操作による装置(手巻きハンドル木駆動輪を回転させる方式など)でもよいものとする。
ケーブル挿通部(パネルケーブル挿通部40やシェードケーブル挿通部41)において、第1実施形態では立体交差部(42,43,44)が横フレーム6の上面側に形成される例を説明した。しかし、横フレーム6の下面側に立体交差部を形成することも可能である。すなわち、ケーブルカバー37,38は、横フレーム6の下面側へ取り付けるようにしてもよい。
横フレーム6は、左右のガイドレール5,5の前端部間を連結する「前部フレーム」とする場合に限らず、左右のガイドレール5,5の後端部間を連結する「後部フレーム」とすることも可能である。すなわち、後部フレームとして適用する横フレーム6に対して、駆動ケーブル8,15をUターン状に経由させるべくケーブル挿通部(パネルケーブル挿通部40やシェードケーブル挿通部41)を設けたり、駆動装置9や16を設置したりする構成に変更可能である。
1 サンルーフ装置
2 ルーフパネル
3 車両屋根
4 ルーフ開口
5 ガイドレール
6 横フレーム
7 スライダ (パネルスライダ)
8 駆動ケーブル(パネルケーブル)
8a 駆動端
8b 自由端
9 駆動装置(パネル駆動装置)
12 車内側の開口
13 サンシェード
14 スライダ(シェードスライダ)
15 駆動ケーブル(シェードケーブル)
15a 駆動端
15b 自由端
16 駆動装置(シェード駆動装置)
17 ウエザーストリップ
18 スカート部
20 リフタ
21 リール装置
22 先導フレーム
25 ガイド溝(パネルガイド溝)
26 ガイド溝(シェードガイド溝)
27 樋部
28 第1ケーブル溝
29 第2ケーブル溝
30 第1ケーブル溝
31 第2ケーブル溝
35 フレーム本体
36 コーナー部
37 ケーブルカバー(左)
38 ケーブルカバー(右)
40 ケーブル挿通部(パネルケーブル挿通部)
41 ケーブル挿通部(シェードケーブル挿通部)
42 立体交差部
43 立体交差部
44 立体交差部
47 舟底形受部
48 アーチ形天蓋部
50 横樋部
50a 樋底面
51 集水部
52 ケーブルブリッジ
52 横樋部
53 ダボ
54 圧入孔
55 ケーブルブリッジ

Claims (4)

  1. 車両屋根に形成されたルーフ開口の左右両側で長手方向を前後方向に向けて設けられる左右一対のガイドレールと、
    これら左右のガイドレールの一端部間を左右方向に連結する横フレームと、
    前記ルーフ開口を閉鎖するルーフパネル及び/又は前記ルーフ開口の下方に設けられる車内側の開口を閉鎖するサンシェードを前記左右のガイドレールに沿って前後動自在に保持する左右一対のスライダと、
    前記左右のスライダにそれぞれ一端部が接続され他端部が前記ガイドレールから前記横フレームを左右方向に沿って経由した後に左右反対側のガイドレールへ差し込まれる2本一対の駆動ケーブルと、
    前記横フレームにおいて前記2本の駆動ケーブルが並行状態とされる部分に設けられて両駆動ケーブルに相対逆向きの押し引き駆動を付与する駆動装置とを有しており、
    前記横フレームには舟底形受け部とアーチ形天蓋部とを駆動ケーブルの長手方向で交互に並べる構造のケーブル挿通部が前記2本の駆動ケーブルに各別に対応させて設けられていると共に、これら2本のケーブル挿通部には前記横フレームにおける少なくとも左右一方側のコーナー部で上下に交差する立体交差部が形成されており、
    前記立体交差部で下段側に配置されるケーブル挿通部は当該立体交差部を舟底形受部によって形成されており、
    前記立体交差部で上段側に配置されるケーブル挿通部は当該立体交差部を上下に通り抜ける開口部によって形成されており、
    前記横フレームには前記立体交差部に対して上段側に配置されるケーブル挿通部の上方開口を覆蓋するケーブルカバーが取り付けられる構成となっている
    ことを特徴とするサンルーフ装置。
  2. 前記駆動装置から見て前記2本のケーブル挿通部が前記立体交差部へ向けて合流する合流角度は鋭角とされていることを特徴とする請求項1記載のサンルーフ装置。
  3. 前記横フレームには2本のケーブル挿通部が左右方向に沿って並行する状態とされた位置よりもルーフ開口の内方寄りとなる配置で長手方向を左右方向へ向けた横樋部が設けられていると共に、前記2本のケーブル挿通部により形成される立体交差部を経てケーブル挿通部から抜け出た駆動ケーブルを前記横樋部の上方へ浮上支持させるケーブルブリッジが設けられており、
    前記ケーブルブリッジは前記横樋部の上方をカーブしつつ通過して前記駆動ケーブルを湾曲させて保持可能となっていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のサンルーフ装置。
  4. 前記ケーブルブリッジは上方が開放された溝形に形成されており、前記ケーブルカバーは前記ケーブルブリッジの上方をも覆う形状で形成されていることを特徴とする請求項3記載のサンルーフ装置。
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