JP5098845B2 - サンシェード装置 - Google Patents
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Description
図5は、自動車などの車両ルーフ10を示す斜視図である。同図に示されるように、車両ルーフ10には、車両開口部としての略四角形のルーフ開口部10aが形成されるとともに、該ルーフ開口部10aに透光エリアを形成する透光部材としてのガラス製のルーフパネル11が設置されている。
アクチュエータ27の駆動により、前述の態様で両ケーブル部28a,28bにおいて車両前方への移動が生じると、これら両ケーブル部28a,28bに固着されたシュー36にランナー35を介して両端部(両保持部材38)の連結されたガーニッシュ33は、シュー36及びランナー35をガイドレール15に摺動させつつ一体で車両前方に移動する。そして、ガーニッシュ33に端部の連結された遮光シート32は、ガーニッシュ33の移動に伴って前記巻取ローラ31から繰り出されルーフパネル11を遮る。一方、両ケーブル部28a,28bにおいて車両後方への移動が生じると、同様にしてガーニッシュ33は、シュー36及びランナー35をガイドレール15に摺動させつつ一体で車両後方に移動する。そして、ガーニッシュ33に端部の連結された遮光シート32は、ガーニッシュ33の移動に伴って前記巻取ローラ31に巻き取られルーフパネル11を開放する。
(1)本実施形態では、アクチュエータ27の駆動に伴う作動時は、コイルスプリング39により前記噛合部42e,36a(ランナー35及びシュー36)が噛合するように付勢されることで、前記ドライブケーブル28(ケーブル部28a,28b)とともに前記ガーニッシュ33が移動し、前記遮光シート32が前記ルーフパネル11を遮る方向又は開放する方向に移動する。一方、例えば前記ドライブケーブル28が伸びるなどして前記ガーニッシュ33の両端部間(両ランナー35間)に前記ガーニッシュ33の移動方向で位置ずれが生じた場合を想定する。前記噛合部42e,36aは噛合位置を前記ガーニッシュ33の移動方向に調整自在な調整幅を有しているため、前記コイルスプリング39の付勢力に抗して前記噛合部42e,36aの噛合状態を解除しそれらの噛合位置を前記ガーニッシュ33の移動方向へずらすことで、大掛かりな分解作業を行うことなく前記ガーニッシュ33の前記両端部間の位置ずれを調整できる。そのため、ガーニッシュ33の傾きの影響で遮光シート32が傾いてしまっても、該位置ずれの調整により遮光シート32の傾きを無くすことができる。それゆえ、サンシェード装置のスムーズな動作性を確保できる。また、このように該位置ずれの調整ができるため、該ガーニッシュ33(ランナー35)に対向するシュー36に要求される組み付け時の位置精度を緩和することができ、その分、組付性を向上することができる。特に、該位置ずれを調整する機構を、該ガーニッシュ33及び前記ドライブケーブル28の連結部(ランナー35及びシュー36)に集約的に配設したことで、例えば従来のサンシェード装置のような遮光シートの移動平面に対し交差する方向(車両高さ方向)に調整機構を重ねて配設する場合に比べて該方向に対して薄型化でき、その分ヘッドクリアランスを増大することができる。あるいは、ヘッドクリアランスの制約が緩和される分、設計の自由度を増大することができる。
・前記実施形態において、遮光シート32は、ガーニッシュ33(及び巻取ローラ31)の長手方向に複数並設されていてもよい。
・前記実施形態において、噛合部36aをドライブケーブルに直に設けてもよい。
・請求項1〜5のいずれか一項に記載のサンシェード装置において、
前記付勢部材は、前記ガーニッシュ及び前記ガーニッシュ噛合部間に設けられており、
前記ガーニッシュ噛合部は、前記付勢部材の付勢力に抗して前記ケーブル噛合部及び前記ガーニッシュ噛合部の噛合状態を解除する操作入力用の操作部を有することを特徴とするサンシェード装置。同構成によれば、前記操作部を通じた操作入力により、前記付勢部材の付勢力に抗して前記ケーブル噛合部及び前記ガーニッシュ噛合部の噛合状態を簡易に解除することができる。
Claims (6)
- 車両開口部に透光エリアを形成する透光部材を遮る方向及び開放する方向に移動自在な遮光シートの幅方向に沿って延設されるとともに該遮光シートの移動端部に連結されるガーニッシュと、
前記ガーニッシュの幅方向両端部にそれぞれ連係され、前記遮光シートの移動方向に延設される一対のガイドレールに移動自在に連係されるドライブケーブルと、
前記ガーニッシュの前記両端部の少なくとも一方に対向して前記ドライブケーブルに設けられたケーブル噛合部と、
前記ケーブル噛合部に対向する前記ガーニッシュの幅方向端部に設けられ、前記ケーブル噛合部に噛合可能なガーニッシュ噛合部と、
前記ケーブル噛合部及び前記ガーニッシュ噛合部が噛合するように付勢する付勢部材とを備え、
前記ケーブル噛合部及び前記ガーニッシュ噛合部の少なくとも一方は噛合位置を前記ガーニッシュの移動方向に調整自在な調整幅を有することを特徴とするサンシェード装置。 - 請求項1に記載のサンシェード装置において、
前記ケーブル噛合部及び前記ガーニッシュ噛合部のうちのいずれか一方の有する前記調整幅はいずれか他方の有する前記調整幅よりも大きく設定されており、その調整幅が大きく設定された前記ケーブル噛合部又は前記ガーニッシュ噛合部の調整方向両端に、噛合位置の調整範囲を制限する規制部を設けたことを特徴とするサンシェード装置。 - 請求項1又は2に記載のサンシェード装置において、
前記ケーブル噛合部及び前記ガーニッシュ噛合部は、前記ガーニッシュの幅方向に対向して噛合することを特徴とするサンシェード装置。 - 請求項3に記載のサンシェード装置において、
前記ケーブル噛合部及び前記ガーニッシュ噛合部のいずれか一方は、前記噛合位置の前記遮光シートの移動平面に対し交差する方向へのずれを規制する交差方向規制部を有することを特徴とするサンシェード装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のサンシェード装置において、
前記ケーブル噛合部又は前記ガーニッシュ噛合部は、前記ガイドレールに形成されたガイド溝に移動自在に収納されたことを特徴とするサンシェード装置。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載のサンシェード装置において、
前記遮光シートの幅方向に延在するロール部材を有し、
前記遮光シートの固定端部はロール部材に連結されて、ロールサンシェード装置を構成することを特徴とするサンシェード装置。
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