JP2590945B2 - 白色トナー - Google Patents

白色トナー

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JP2590945B2
JP2590945B2 JP62264215A JP26421587A JP2590945B2 JP 2590945 B2 JP2590945 B2 JP 2590945B2 JP 62264215 A JP62264215 A JP 62264215A JP 26421587 A JP26421587 A JP 26421587A JP 2590945 B2 JP2590945 B2 JP 2590945B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電子写真複写に用いられるトナーに関する。
従来技術 電子写真の複写画像の色は一般に黒色であるが、最近
は、種々の色彩の複写画像(カラー画像)を得ることも
可能である。
カラー画像の内、白色画像は白色トナーから黒等の着
色紙等の上に形成され、黒色画像とは異なる視覚的美し
さがある。白色トナーは白色顔料、結着樹脂、その他の
添加剤からなり、白色トナーから複写画像を形成する場
合、特に隠蔽特性が要求される。隠蔽特性とはトナーを
紙等に定着させたとき紙等の素地を見えなくする能力で
ある。黒色画像の場合はこの隠蔽特性がそれ程十分でな
くても、画像から気になるほどの不鮮明感を感じない
が、白色画像の場合、隠蔽特性が黒色トナーの場合と同
じ程度の場合でも、画像に不鮮明感を感じる。従来の白
色トナーでは、隠蔽特性が十分あり、不鮮明感を覚えな
い鮮明な白色画像を得ることはできない。
隠蔽特性を良くするためには白色トナーに含有させる
白色顔料の量を多くすることが考えられるが、顔料を多
くすることにより生じる問題として、トナーの飛散、耐
候性の悪さ等がある。これらの問題は顔料の分散性の悪
さに起因すると考えられているが、トナー飛散は複写画
像にカブリ等を発生させる原因となるし、耐候性の悪さ
は、トナーの帯電性低下の原因になる。
さらに、遊離顔料によるクリーニング不良が生じたり
する。
発明が解決しようとする問題点 本発明の主な目的は、隠蔽特性に優れ、かつトナー飛
散、耐候性およびクリーニング性にも優れた白色トナー
を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は結着樹脂中に、白色顔料と、酸化アルミニウ
ムおよび/または二酸化ケイ素と、を含有することを特
徴とする白色トナーに関する。
白色トナーは、少なくとも白色顔料、結着樹脂、およ
び本発明に従い酸化アルミニウムおよび/または二酸化
ケイ素からなる。
白色顔料としては酸化チタン、亜鉛華、鉛白、硫酸
鉛、リトポン、硫化亜鉛、酸化アンチモン、鉛亜鉛華、
塩基性硫酸塩、ケイ酸鉛、酸化ジルコン、メタ硼酸バリ
ウム、パッチンソン白、マンガン白、酸化錫、タングス
テン白、鉛酸カルシウム、あるいはそれらの混合物が使
用される。
特に本発明においては酸化チタンが好ましく、酸化チ
タンとしては硫酸法、塩素法、気相法等いずれの方法に
より製造されたものでもよく、結晶形はアナターゼ型、
ルチル型、あるいはブルカイト型いずれの結晶形のもの
でも使用可能である。
白色顔料の含有量は、下記する結着樹脂100重量部に
対して15〜60重量部、好ましくは15〜50重量部、より好
ましくは20〜40重量部である。15重量部より少ないと隠
蔽特性が悪く、60重量部より多いと顔料と結着樹脂との
結着性、分散性が悪くなり、トナー飛散、カブリ、定着
性等に悪影響およぼす。
結着樹脂としては、熱可塑性樹脂が好ましく、係る樹
脂としては、ポリスチレン、ポリ−p−クロルスチレ
ン、ポリビニルトルエンなどのスチレンおよびその置換
体の単重合体、スチレン−p−クロスチレン共重合体、
スチレン−プロピレン共重合体、スチレン−ビニルトル
エン共重合体、スチレン−ビニルナフタリン共重合体、
スチレン−アクリル酸メチル共重合体、スチレン−アク
リル酸エチル共重合体、スチレン−アクリル酸ブチル共
重合体、スチレン−アクリル酸オクチル共重合体、スチ
レン−メタアクリル酸メチル共重合体、スチレン−(メ
タクリル酸)エチル共重合体、スチレン−メタクリル酸
ブチル共重合体、スチレン−dクロルメタクリル酸メチ
ル共重合体、また、スチレンあるいはその置換体単量体
あるいはアクリル酸、メタクリル酸およびそのエステル
単量体と従来より知られている、アミノ基、グリシドキ
シ基、メルカプト基、ウレイド基、4級アンモニウム
基、含窒素複素環(4級化合物含む)等を含有するビニ
ル系単量体との共重合体、スチレン−アクリロニトリル
共重合体、スチレン−ビニルメチルエーテル共重合体、
スチレン−ビニルエチルエーテル共重合体、スチレン−
ビニルメチルケトン共重合体、スチレン−ブタジエン共
重合体、スチレン−イソプレン共重合体、スチレン−ア
クリロニトリル−インデン共重合体、スチレン−マレイ
ン酸共重合体、スチレン−マレイン酸エステル共重合体
などのスチレン系共重合体、ポリメチルメタクリレー
ト、ポリブタジエンメタクリレート、ポリ塩化ビニル、
ポリ酢酸ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
エステル、ポリウレタン、ポリアミド、エポキシ樹脂、
ポリビニルブチラール、ポリアマイド、ポリアクリル酸
樹脂、ロジン、変性ロジン、テルベン樹脂、フェノール
樹脂、脂肪族または脂環族炭化水素樹脂、芳香族系石油
樹脂等を単独あるいは混合して使用できる。
本発明においては、上記白色顔料、および結着樹脂に
さらに酸化アルミニウム(Al2O3)および/または二酸
化ケイ素(SiO2)を含有させる。そうすることにより、
トナーの飛散性、耐候性が改良されるとともに、隠蔽特
性の良好な白色複写画像が得られる。
酸化アルミニウムおよび/または二酸化ケイ素の含有
量は結着樹脂100重量部に対して酸化アルミニウムまた
は二酸化ケイ素が0.1〜20重量部、好ましくは0.5〜15重
量部、より好ましくは1〜15重量部である。0.1重量部
より少ないと、本発明の効果を十分得ることができない
し、20重量部より多いと白色度が低くなる。
本発明の白色トナーにはさらに他の添加剤、例えば荷
電制御剤、ワックス類等を添加してもよい。
荷電制御剤としては、正荷電性制御剤あるいは負荷電
性制御剤いずれも使用することができる。
帯電制御剤のうち、正の帯電性をトナーに付与する代
表的なものとして、例えば、アミノ化合物、第4級アン
モニウム化合物、アルキルアミド、リンおよびタングス
テン化合物等が挙げられ、また、負の帯電性を付与する
代表的なものとして、ナフテン酸金属塩、脂肪酸の金属
塩、サリチル酸、およびその誘導体と金属塩との反応生
成物、およびその誘導体と金属塩との反応生成物、電子
受容性化合物等が挙げられる。この帯電制御剤は、通
常、熱可塑性樹脂100重量部に対して1〜20重量部の割
合で混合分散される。単独であるいは2種以上を混合し
て使用することができる。
ワックス類としては、低分子量オレフィン重合体から
なるワックスを使用することができる。
低分子量オレフィン重合体は、単量体成分としてオレ
フィンのみを含有するオレフィン重合体または単量体成
分としてオレフィン以外の単量体を含有するオレフィン
共重合体であって、低分子量のものである。
低分子量オレフィン系重合体としては、式 (式中、Rは水素原子または炭素数4以下のアルキル基
である。) の低分子単独重合体、共重合体あるいはその変性物、例
えば低分子量のポリエチレン、ポリプロピレン、αまた
はβのポリブチレン、エチレン−プロピレン共重合体、
ポリエチレンワックス、酸化ポリエチレンおよび塩素化
合物等の他に、エチレンあるいはプロピレンを主体と
し、酢酸ビニル、無水マレイン酸、アクリル酸またはそ
のエステル、メタクリル酸またはそのエステル、アクリ
ルアミド、メタクリルアミド、アクリロニトリル、メタ
クリロニトリル等の他のエチレン系不飽和単量体の1種
または2種以上で変性されたランダム共重合体、ブロッ
ク共重合体あるいはグラフト共重合体の内の低分子量の
ものが使用される。
他の例としては、例えば、植物ロウ、動物ロウ、固体
脂肪、鉱物ロウのように天然に産出するものの他、高級
脂肪酸あるいはその誘導体等のワックス類、キャンデリ
ラワックス、カルナウバワックス、ライスワックス、木
ろう、パームワックス、オウリキュリーワックス、サト
ウキビワックス、エスバルトワックス、バークワックス
等の植物系ワックス、みつろう、ラノリン、鮫ろう等の
動物系ワックス、モンタンワックス、オゾケライト、セ
レシン等の鉱物系ワックス、パラフィンワックス、マイ
クロクリスタリンワックス、ペトロラクタム等の石油ワ
ックス、フィッシャー・トロプシュワックス(サゾール
ワックス)等の合成炭化水素、モンタンワックス誘導
体、パラフィンワックス誘導体、マイクロクリスタリン
ワックス誘導体等の変性ワックス、硬化ひまし油、硬化
ひまし油誘導体等の水素化ワックス、12−ヒドロキシス
テアリン酸、そのアミド、エステル、金属セッケン等の
誘導体、高級(C3〜C22)の飽和脂肪酸アミド、不飽和
脂肪酸アミドおよびヒドロキシ脂肪酸アミド、N−メチ
ロール脂肪酸アミド、N,N′−メチレン脂肪酸アミド、
N,N′−エチレン脂肪酸アミド等のアミド系ワックス、
高級脂肪酸のジアルキルケトン、ワックス状脂肪酸アミ
ン、イミド、グリセリド(アシルグリセリン)等の油
脂、一価アルコール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸
エステル、グリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、フタ
ル酸エステル等のエチレン類、ステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシ
ウム、パルミチン酸カルシウムの如き高級脂肪酸のアル
カリ金属塩、アルカリ土類金属塩、亜鉛等、アルミニウ
ム塩等の金属塩:パルミチン酸ヒドラジド、ステアリン
酸ヒドラジド等の高級脂肪酸のヒドラジド:ミリスチレ
ン酸のp−ヒドロキシアニリド、ステアリン酸のp−ヒ
ドロキシアニリドの如き高級脂肪酸のp−ヒドロキシア
ニリド:ラウリン酸のβ−ジエチルアミノエチルエステ
ル塩酸塩、ステアリン酸のβ−ジエチルアミノエチルエ
ステル塩酸塩の如き高級脂肪酸のβ−ジエチルアミノエ
チルエステル塩酸塩:ステアリン酸アミド−ホルムアル
デヒド縮合物、パルミチン酸アミド−ホルムアルデヒド
縮合物の如き高級脂肪酸アミド−ホルムアルデヒド縮合
物:アスファルト、ギルソナイト等の石油系残基、ニト
リルゴム、塩化ゴムのゴム類、フイッシャートロプシュ
ワックスおよび誘導体、などの合成炭化水素、塩素化パ
ラフイン、塩素化プロピレンなどのハロゲン化炭化水
素、硬化キャスター油、硬化牛脂油等の硬化油等を挙げ
ることができ、これらは単独で、あるいは前述した低分
子量オレフィン系重合体との組合せあるいは混合して使
用される。
本発明の白色トナーは上記種々の成分を混合した組成
物をよく混合したした後、さらに十分に均一になるまで
混合した後混練りをし、ついで冷却し、ジェット粉砕機
等の粉砕機で粉砕し分級により粗粉微粉を取り去り、粒
径5〜25μm、平均粒径13〜14μmの白色トナーを得
る。
本発明においては、酸化アルミニウムおよび/または
二酸化ケイ素を予め白色顔料と十分混合し、酸化アルミ
ニウムおよび/または二酸化ケイ素を顔料の表面に固定
化したものを使用し、上記操作を行うことにより、酸化
アルミニウムおよび/または二酸化ケイ素を含有させト
ナーを調製することも可能である。
本発明のトナーはさらに流動化剤の添加混合(外添)
であってよい。流動化剤は、シリカ、酸化アルミニウ
ム、酸化チタン、シリカ・酸化アルミニウム混合物、シ
リカ・酸化チタン混合物等がある。
本発明の白色トナーは、例えば適当なキャリアと配合
して2成分系現像剤とされうる。キャリアとしては、カ
スケード現像方式を実施する場合、樹脂コートしたガラ
スビーズ、スチール球等が、磁気ブラシ現像方式を実施
する場合、フェライト、微粉鉄、あるいは、いわゆるバ
インダー型マイクロキャリア等が用いられる。一方非磁
性トナーを現像スリーブなどで帯電することにより1成
分として用いることも可能である。
以下に実施例をあげて本発明を説明する。
実施例1 酸化チタン(チタン工業社製:KR−310) 25重量部 Al2O3(和光純薬社製) 10重量部 ボントロンP−51(オリエント化学社製) 5重量部 スチレン・n−ブチルメタクリレート樹脂(軟化点132
℃;ガラス転移点60℃) 100重量部 以上の原料をヘンセルミキサーで充分混合した後、2
軸押出機で混練後冷却した。混練物を粗粉砕し、その
後、ジェット粉砕機で粉砕し、風力分級により5〜25μ
m(平均粒径13.5μm)の粒径のものを得た。
その後に、アエロジルR972(疎水性シリカ;日本アエ
ロジル社製)を0.2重量部混合し、トナーとした。
実施例2 酸化チタン(チタン工業社製:KR−310) 100g Al2O3(和光純薬社製) 10g をワークリングブレンダーにて混合処理(10000r.p.m、
5分間)し、酸化チタン表面にAl2O3を固定化した。実
施例1の酸化チタン、Al2O3の代わりにAl2O3処理した酸
化チタン(25重量部)を用いた以外は実施例1と同様に
トナーを作製した。
実施例3 酸化チタン(チタン工業社製:KR−310) 25重量部 SiO2(和光純薬社製) 10重量部 ポリエステル樹脂(軟化点123℃;ガラス転移点65℃)1
00重量部 以上の原料を実施例1と同様な方法でトナーを作製し
た。なお、上記樹脂は以下のように合成した。
ポリオキシプロピレン(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)プロパン490g、 ポリオキシエチレン(2.0)−2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン190g、 テレフタール酸216g、 n−ドデシニルコハク酸142g、 0.05gのジブチル錫オキシド 以上の材料を温度計、ステンレス・スチール製攪拌
器、流下式コンデンサーおよび窒素導入管をつけ装備し
た1の4口フラスコに装入し、マントルヒーターで27
0℃に昇温し、窒素気流中で反応した。水の流出がなく
なった時点で、トリメリット酸を75gを加え、さらに反
応を進め、酸価が30mgKOH/gになった時点で冷却し、反
応を停止させた。
得られたポリエステルの酸価は30mgKOH/gであり、水
酸価は12mgKOH/gであった。また、フローテスターにお
ける粘度はTm:123℃であった。
実施例4 実施例3にAl2O35重量部加えた以外は実施例3と同様
にトナーを作製した。実施例5 酸化チタン(石原産業社製A−200) 25重量部 Al2O3(和光純薬社製) 10重量部 スチレン−ジメチルアミノエチルアクリレート樹脂5重
量部 スチレン−n−ブチルメタクリレート樹脂(Tm132℃,Tg
60℃) 100重量部 以上の原料を実施例1と同様に行ない、トナーを作製
した。なお、スチレン−ジメチルアミノエチルアクリレ
ート樹脂は以下のように合成した。
1の4口コルベンに、スチレン(ST)62.4g、ジメ
チルアミノエチルメタクリレート(DMAM)62.8g、トル
エン120gおよびアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)3.
2gを加え、溶解した後、窒素気流下で80℃で6時間反応
させ、重合を行なった。次に、トルエンを留去した後18
0〜190℃で40〜50mmHgに減圧し、揮発分を完全に除去し
た。得られた重合物は、無色透明の固体で、ガラス転移
点(Tg)は56℃、アミン価は174であった。
実施例6 酸化チタン30g(チタン工業社製;KR−310)とAl2O
3(和光純社薬)0.1gをワーリングブレンダーにて混合
(10000rpm、5分間)した混合物25重量部を実施例1の
酸化チタン25重量部、Al2O310重量部の代わりに用いる
以外は実施例1と同様にトナーを調製した。
実施例7 実施例6において酸化チタン30gとAl2O30.1gの代わり
に、酸化チタン30gとAl2O320gとする以外は実施例6と
同様にトナーを調製した。
実施例8 実施例6において酸化チタン30gとAl2O30.1gの代わり
に、酸化チタン30gとSiO20.1gとする以外は実施例6と
同様にトナーを調製した。
実施例9 実施例6において酸化チタン30gとAl2O30.1gの代わり
に、酸化チタン30gとSiO220gとする以外は実施例6と同
様にトナーを調製した。
実施例10 実施例6において酸化チタン30gとAl2O30.1gの代わり
に、酸化チタン30gAl2O30.1gとSiO20.1gとする以外は実
施例6と同様にトナーを調製した。
実施例11 実施例6において酸化チタン30gとAl2O30.1gの代わり
に、酸化チタン30gとAl2O310gとSiO210gとする以外は実
施例6と同様にトナーを調製した。
比較例1 実施例1からAl2O3を除いた以外は実施例1と同様に
トナーを作製し、同様な複写画像を形成したところ隠蔽
力が低く、不鮮明な画像しか得られなかった。
比較例2 実施例1において酸化チタン25重量部、Al2O310重量
部の代わりに酸化チタン60重量部とする以外は、実施例
1と同様に行なったところ地肌カブリが生じた。
比較例3 実施例1において酸化チタン25重量部、Al2O310重量
部の代わりに酸化チタン65重量部とする以外は、実施例
1と同様に行なったところ地肌カブリが生じ、かつ、定
着性も悪化した。
比較例4 実施例1において酸化チタン25重量部、Al2O310重量
部の代わりに酸化チタン10重量部とする以外は、実施例
1と同様に行なったところ隠蔽力が充分得られなかっ
た。
比較例5 実施例1において酸化チタン25重量部、Al2O310重量
部の代わりに酸化チタン35重量部とする以外は、実施例
1と同様に行なった。
比較例6 実施例1において酸化チタン25重量部、Al2O310重量
部の代わりに酸化チタン15重量部とする以外は、実施例
1と同様に行なった。
比較例7 実施例1において酸化チタン25重量部、Al2O310重量
部の代わりに酸化チタン25重量部、硫酸鉛10重量部とす
る以外は、実施例1と同様に行なった。
比較例8 実施例1において酸化チタン25重量部、Al2O310重量
部の代わりに酸化チタン25重量部、亜鉛華10重量部とす
る以外は、実施例1と同様に行なった。
キャリア(A)の作製 スチレン−アクリル共重合体樹脂(プライオライトAC
L;グッドイヤー社製)100重量部、磁性粉(マピコブラ
ック500;メタン工業社製)200重量部、カーボンブラッ
ク(MA#8;三菱化成工業社製)4重量部、シリカ(#20
0;日本アエロジル社製)2重量部をボールミルで混合
し、3本ロールで混練する。混練物をピンミルで微粉砕
し、風力分級機にて分級する。平均粒径40μm、体積比
抵抗1014Ω・cmのキャリア(A)を得た。
キャリア(B)の作製 ポリエステル樹脂(軟化点123℃;ガラス転移点65
℃)100重量部、無機磁性粉(戸田工業社製;EPT−100
0)500重量部、カーボンブラック(MA#8;三菱化成工業
社製)2重量部をヘンシェルミキサーにより充分混合粉
砕し、次いで、シリンダ部160℃、シリンダヘッド部150
℃に設定した押出し混練機を用いて、溶融、混練した。
混練物を冷却後ジェットミルで微粉砕したのち、分級機
を用いて分級し、平均粒径55μmの磁性キャリア(B)
を得た。
得られたキャリアの粉体電気抵抗率は7.08×1013Ω・
cmであった。このキャリアの印加磁界1000Oeのもとで磁
束密度Bmは1082G、磁性量σは45.6emu/g、残留磁化Hcは
217.6Gであった。
キャリア(C)の作製 上記(A),(B)のキャリア以外にフェライト系コ
ートキャリア(C)…平均粒径62μm、電気抵抗5×10
11Ω・cm(100V/cm)を用いた。
トナーの評価 実施例1〜11、比較例1〜8で得られた白色トナーと
キャリア(A),(B),(C)とをトナー混合比が10
wt%で現像剤化し、トナー帯電量を測定した。結果を表
1に示した。
さらに、キャリア(A)を使用してEP450ZまたはEP55
0Z(ミノルタカメラ社製)を使用して、転写紙上に複写
画像を形成し、隠蔽力を評価し、さらに10000枚の連続
コピーを行ない、初期と10000枚複写後の隠蔽力、トナ
ー帯電量と地肌カブリの変化をみた。
また、初期においては、調整した現像剤を高温高湿下
(35℃,85%)に2日間放置し、その後の帯電量の変化
を測定した。結果を表2に示した。
なお、表2中の隠蔽力および地肌カブリは以下のよう
に評価してランク付けした。
隠蔽力 隠蔽力とはトナーを素地に定着させたとき素地を見え
なくする能力である。隠蔽力を測定する方法には種々の
方法があるが、黒紙(反射率8%以下)の上にトナーを
定着したときの視感反射率により評価した。
白色トナーによる隠蔽力は視感反射率20%未満を×、
20%以上を○とした。
地肌カブリ トナー飛散による地肌カブリは目視により良好なもの
を○、やや良好なものを△、悪いものを×とした。
発明の効果 本発明に従い、白色トナー中に酸化アルミニウムおよ
び/または二酸化ケイ素を含有させることにより、隠蔽
特性に優れ、トナー飛散の生じない、耐候性に優れた白
色トナーを得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 都 俊太郎 大阪府大阪市東区安土町2丁目30番地 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社 内 (56)参考文献 特開 昭64−574(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】結着樹脂中に、白色顔料と、酸化アルミニ
    ウムおよび/または二酸化ケイ素と、を含有することを
    特徴とする白色トナー。
JP62264215A 1987-10-19 1987-10-19 白色トナー Expired - Lifetime JP2590945B2 (ja)

Priority Applications (2)

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JP62264215A JP2590945B2 (ja) 1987-10-19 1987-10-19 白色トナー
US07/259,749 US4943506A (en) 1987-10-19 1988-10-19 White toner comprising titanium oxide of specified size

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62264215A JP2590945B2 (ja) 1987-10-19 1987-10-19 白色トナー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01105962A JPH01105962A (ja) 1989-04-24
JP2590945B2 true JP2590945B2 (ja) 1997-03-19

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