JP2590849B2 - 情報信号の磁気再生装置 - Google Patents

情報信号の磁気再生装置

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JP2590849B2
JP2590849B2 JP61288458A JP28845886A JP2590849B2 JP 2590849 B2 JP2590849 B2 JP 2590849B2 JP 61288458 A JP61288458 A JP 61288458A JP 28845886 A JP28845886 A JP 28845886A JP 2590849 B2 JP2590849 B2 JP 2590849B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は情報信号の磁気再生装置に関する。
この発明は、例えば、8ミリビデオのような情報信号
の磁気記録装置において、その情報信号の記録トラック
に対して、その情報信号とは別にインデックス信号が記
録されている場合、このインデックス信号により頭出し
などが容易にできるようにしたものである。
〔従来の技術〕
8ミリビデオにおける磁気テープのトラックフォーマ
ットは、第5図に示すように定められている。
すなわち、同図において、(1)は磁気テープ、
(2)は磁気トラックを示し、このトラック(2)は、
互いに180゜の角間隔を有する2つの回転磁気ヘッドに
より、テープ(1)に対して斜めに、かつ、その回転ヘ
ッドの221゜の回転角に相当する長さに形成ないし走査
される。そして、トラック(2)の始端から、回転ヘッ
ドの36゜の回転角に相当する領域(2S)が音声信号用と
され、残る185゜の回転角に相当する領域(2V)が映像
信号用とされている。
そして、音声トラック(2S)は、図のような配分で領
域(21)〜(25)に分割され、領域(21)は回転ヘッド
の走査開始領域(ヘッド突入領域)、領域(22)はクロ
ックランインの記録再生されるプリアンブル領域、(2
3)はPCM音声信号の記録再生される音声データ領域、
(24)はアフターレコーディング時におけるバックマー
ジン用のポストアンブル領域、領域(25)はトラック
(2S),(2V)に対するガード領域とされている。
また、この場合、領域(23)のPCM音声データは、1
フィールド期間分のステレオ音声信号が時間軸圧縮及び
PCM信号化されるとともに、エラー訂正コード及びIDコ
ードなどを有する信号とされる。そして、領域(22)〜
(24)の信号は、その値が“0"のときには2.9MHz、“1"
のときは5.8MHzのバイファイズマーク信号に変換されて
から記録されている。
さらに、映像トラック(2V)は、ガード領域(25)に
続く180゜の回転角に相当する領域(28)と、残る5゜
の回転角に相当する領域(29)とに分割され、領域(2
8)には、輝度信号より変調されたFM信号と、低域変換
された搬送色信号と、モノラル音声信号により変調され
たFM信号と、パイロット信号との周波数多重化信号の1
フィールドが記録再生される。また、領域(29)は回転
ヘッドの走査終了領域(ヘッド離間領域)である。
このようなフォーマットによれば、音声データ領域
(23)に、音声信号と同時にIDコードが記録されるの
で、このIDコードとして各種のデータ、例えば記録年月
日,絶対番地,プログラム番号などを記録でき、再生時
の頭出しや編集などにきわめて便利である。
ところが、IDコードは、音声データ領域(23)に記録
されるとき、PCM音声データとともにインターリーブに
より領域(23)内に分散されて記録される。したがっ
て、IDコードを正しく再生するには、領域(23)をかな
りの長さにわたって回転ヘッドが正しく走査する必要が
ある。
しかし、サーチ再生時には、テープ(1)が記録時の
例えば30倍の速度で走行するので、回転ヘッドは領域
(23)を斜めに横切って走査することになり、したがっ
て、サーチ再生時には、IDコードをかなりの期間にわた
って正しく再生できないことがある。
そこで、音声トラック(2S)のポストアンブル領域
(24)にIDコードなどのインデックス信号を記録再生す
ることが考えられている。
すなわち、この領域(24)は、回転ヘッドの2.06゜に
相当する長さであるが、これを時間の長さに換算する
と、回転角の180゜が262.5H(1Hは1水平期間)に等し
いので、領域(24)の時間長は、 となる。
そこで、例えば第6図A,Bに示すように、領域(24)
は前半の1.5水平期間分の領域(241)と、残る後半の1.
5水平期間分の領域(242)とに分割される。そして、領
域(241)は領域(23)のPCM音声データに対するオール
“1"のポストアンブル領域とされ、領域(242)は、同
図Cに示すように、その始端から0.5水平期間分の領域
にオール“1"のプリアンブル信号が記録され、残る1水
平期間分の領域にコーディングインデックス信号のCDIX
が記録される。
そして、コーディングインデックス信号CDIXである
が、これは、同図Dに示すように、ブロックBLK1〜BLK6
及び予備ブロックBAUXに等分され、さらに、同図Eに示
すように、ブロックBLK1〜BLK6は3ビットのマークコー
ドと、8ビットのIDコードID0〜ID4と、それらのための
8ビットのCRCコードと分割される。
この場合、ブロックBLK1〜BLK6は、PCM音声データ領
域(23)に記録されるIDコードID0〜ID4が属するモード
1〜モード6に対応し、IDコードID0〜ID4は、領域(2
3)に記録されるIDコードID0〜ID4と同一のものであ
り、テープ(1)の上の絶対番地,記録内容の各カット
におけるカット番号,記録の行われた年月日及び時分秒
などの信号である。すなわち、例えば、ブロックBLK1に
おいては、コードID0がモード1であることを示すデー
タであり、コードID1〜ID4がテープ(1)の始端から絶
対番地を示すデータで、コードID1〜ID4は時・分・秒・
フレーム番号を示す。
また、領域(242)におけるインデックス信号CDIX
は、音声トラック(2S)における信号と同様、“0"のと
きには2.9MHz、“1"のときには5.8MHzとなるバイフェイ
ズマーク信号に変換されてから記録される。
このようなインデックス信号CDIXの記録フォーマット
によれば、変速再生時、回転ヘッドはトラック(2)を
斜めに横切ることになるが、領域(242)は1.5水平期間
分の領域と短いので、例えば30倍速のサーチ再生時でも
領域(242)に対して回転ヘッドはほぼ正しくトラッキ
ングして走査することになり、インデックス信号CDIX
(IDコード)を確実に再生することができる。
また、IDコードは、モード1〜6によりその意味が異
なるので、領域(23)にPCM音声データとともに記録さ
れているIDコードを使用する場合には、6本のトラック
を再生しなければならず、6フィールド期間を必要とす
るが、上述のフォーマットによれば、1つの領域(24
2)にすべてのモード1〜6のIDコードがインデックス
信号CDIXとして記録されているので、領域(242)の1
水平期間分の領域を再生するだけでもよく、必要なIDコ
ードを直ちに得ることができる。
さらに、映像信号及び音声信号の記録後、インデック
ス信号CDIXだけを単独に記録することができ、例えば編
集済みのテープ(1)に対してチャプタ番号などをつけ
ることができる。
第7図はインデックス信号の他の例を示す。すなわ
ち、フォーマットAの場合が上述の信号フォーマットで
あり、フォーマットBの場合には、領域(242)は、そ
の始端から0.5水平期間分の領域にオール“1"のプリア
ンブル信号が記録される。残る1水平期間分の領域にキ
ューインデックス信号CDIXとしてオール“0"が記録さ
れ、フォーマットCの場合には、フォーマットBにおけ
るキューインデックス信号CUIXとしてオール“1"が記録
される。
さらに、フォーマットD,Eの場合には、領域(241)が
フォーマットB,Cの領域(242)と等しくされるととも
に、領域(242)がフォーマットAの領域(242)と等し
くされる。
そして、以上のフォーマットは、VTRのグレードに対
応してタイプI〜IVのいずれかのタイプで使用される。
すなわち、第8図Aに示すように、テープ(1)上の
記録が複数のカットに分割されているものとする(ここ
でいう「カット」とは、チャプタなどの概念も含む)。
すると、タイプIの場合には、同図Bに示すように、各
カットにかかわらずフォーマットAでインデックス信号
が記録される。したがって、このタイプIは上位機種
(高級機)においてインデックス信号CDIXのIDコードID
0〜ID4をチェックすることにより絶対番地などの情報を
得ることができる。
さらに、タイプIIの場合には、同図Cに示すように各
カットの始めから例えば10秒間はフォーマットBでイン
デックス信号が記録され、残る期間はフォーマットCで
インデックス信号が記録される。したがって、このタイ
プIIは、カメラ一体型8ミリビデオのようなハンディ機
において、カットごとにこれを示すマークを記録した
り、下位機種(ローコスト機)において“0",“1"を判
別することにより各カットの頭出しを行う場合に使用で
きる。
また、タイプIIIの場合には、同図Dに示すように、
各カットの始めから例えば10秒間はフォーマットAとB
とでトラック(2)ごとに交互にインデックス信号が記
録され、残る期間はフォーマットAとCとでトラック
(2)ごとに交互にインデックス信号が記録される。し
たがって、このタイプIIIによれば、下位機種において
は、インデックス信号CUIXの“0",“1"を判別すること
により各カットの頭出しができ、上位機種ではインデッ
クス信号CDIXのIDコードID0〜ID4をチェックすることに
より絶対番地などの情報を得ることができる。つまり、
下位機種及び上位機種に対してコンパチブルとなる。
さらに、タイプIVの場合には、同図Eに示すように、
各カットの始めから例えば10秒間はフォーマットDでイ
ンデックス信号が記録され、残る期間はフォーマットE
でインデックス信号が記録される。したがって、このタ
イプIVによれば、下位機種においては、インデックス信
号CUIXの“0",“1"を判別することにより各カットの頭
出しができ、上位機種ではインデックス信号CDIXのIDコ
ードID0〜ID4をチェックすることにより絶対番地などの
情報を得ることができ、やはり、下位機種及び上位機種
に対してコンパチブルとなる。
文献:特願昭57−15287号,特願昭60−204991号,特
願昭60−64554号,特願昭60−16438号など 〔発明が解決しようとする問題点〕 この発明は、上述したインデックス信号CDIXを有効に
使用することにより、テープ(1)の複数の個所につい
て順に自動頭出しを行った後に再生動作を行うようにし
たものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、情報信号が回転磁気ヘッドに所定の期間分
ずつ供給されて斜めの磁気トラックとして順次記録され
ていると共に、上記磁気トラックにおいて上記情報信号
の記録されていない位置にインデックス領域が設けら
れ、このインデックス領域に、上記情報信号の絶対番地
を示すインデックス信号が記録されている磁気テープか
ら上記情報信号を再生する磁気再生装置において、上記
絶対番地のうちの所望の期間の開始点と終了点の絶対番
地のデータを入力するキーと、このキーにより入力され
た上記データを複数の期間に対して記憶するメモリと、
このメモリに記憶されている上記複数の期間の開始点と
終了点の絶対番地のデータと、上記磁気テープの上記イ
ンデックス領域に記録されている上記インデックス信号
の示す絶対番地のデータとを順次比較する手段と、上記
比較された上記期間の開始点の絶対番地のデータと上記
インデックス信号の示す絶対値のデータとが一致したと
き、その絶対番地から上記情報信号の再生を行い、上記
比較された上記期間の終了点の絶対番地のデータと上記
インデックス信号の示す絶対番地のデータとが一致した
とき、その絶対番地のデータに基づいて上記複数の期間
に対し該再生動作を繰り返し行うように制御する制御手
段とを有するものである。
〔作用〕
上述せる本発明によれば、ユーザーが複数の個所につ
いて頭出し点をキー入力すると、その頭出し点の絶対番
地のデータがメモリにストアされ、以後、このメモリに
ストアされた絶対番地と、テープ(1)上のインデック
ス信号CDIXの示す絶対番地とから複数の個所について順
に自動頭出しを行うようにしたものである。これによれ
ば、複数の個所について順に自動的に頭出しが行われ
る。
〔実施例〕
第1の実施例 第1図において、(55)はこのVTRの動作を制御する
システムコントローラ(マイクロコンピュータ)を示
し、これに接続された記録スイッチ,再生スイッチなど
のモードスイッチ(56)を操作すると、VTRはシスコン
(55)によりその操作されたモードスイッチ(56)に対
応した動作モードに制御される。
また、(34A),(34B)は回転磁気ヘッドを示し、こ
のヘッド(34A),(34B)は、互いに180゜の角間隔を
有し、回転軸(61)を通じてモータ(62)によりフレー
ム周波数で回転させられるとともに、その回転周面に対
して磁気テープ(1)がほぼ221゜の角範囲にわたって
斜めに一定の速度で走行させられている。そして、この
場合、図示はしないが、ヘッド(34A),(34B)の回転
位相は、記録時にはその記録される映像信号に同期する
ように、再生時にはトラック(2)を正しく操作するよ
うにサーボ制御される。
したがって、第2図Aに示すように、一つおきのフィ
ールド期間Taには、ヘッド(34A)がトラック(2)の
領域(28)を走査するとともに、期間Taの前の36゜の回
転角の期間にヘッド(34A)が領域(28)の前の領域(2
S)を走査し、また、残る1つおきのフィールド期間Tb
には、ヘッド(34B)がトラック(2)の領域(28)を
走査するとともに期間Tbの前の36゜の回転角の期間にヘ
ッド(34B)が領域(28)の前の領域(2S)を走査する
ことになる。
そして、一般の記録時には、カラー映像信号Sc及びモ
ノラル音声信号Smが、記録処理回路(31)に供給されて
上述したFM輝度信号と、低域変換された搬送色信号と、
FM音声信号と、パイロット信号との周波数多重化信号Sf
が第2図Bに示すように連続して取り出され、この信号
Sfがスイッチ回路(32)に供給される。
また、例えば回転軸(61)にパルス発生手段(63)が
設けられてヘッド(34A),(34B)の1回転ごとにヘッ
ド(34A),(34B)の回転位相を示すフレーム周期のパ
ルスPgが取り出され、このパルスPgが整形アンプ(64)
を通じて信号形成回路(65)に供給されて同図Cに示す
ように期間Ta,Tbごとに反転する矩形波信号Swが取り出
され、この信号Swがスイッチ回路(32)にその制御信号
として供給され、スイッチ回路(32)は期間TaとTbと
で、図の状態と図とは逆の状態とに切り換えられる。し
たがって、スイッチ回路(32)からは同図Dに示すよう
に信号Sf,Sfが期間Ta,Tbごとに交互に取り出される。
そして、この信号Sf,Sfが記録アンプ(33A),(33
B)を通じ、さらに、スイッチ回路(67A),(67B)の
記録側接点Rを通じてヘッド(34A),(34B)に供給さ
れる。したがって、第5図に示すようにテープ(1)に
は期間Ta,Tbごとに信号Sf,Sfが映像信号領域(28),
(28)として順次記録されていく。
さらに、ステレオ音声信号L,Rが記録処理回路(41)
に供給されるとともに、信号Swが形成回路(66)に供給
されて第2図Eに示すように信号Swの変化点を基準にし
てヘッド(34A),(34B)が領域(22)及び(23)を走
査している期間に“H"レベルとなるパルスPsが形成さ
れ、このパルスPsが処理回路(41)に供給されて同図F
に示すように、1フィールド期間分の信号L,Rが、Ps=
“H"の期間に時間軸圧縮されるとともにPCM信号化さ
れ、領域(22)のプリアンブル信号が付加されたのち、
バイフェイズマーク信号Ssに変換されて取り出される。
そして、この信号Ssが、フィールド期間Taには、オア
回路(42)→スイッチ回路(32)→アンプ(33B)→ス
イッチ回路(67B)の接点Rの信号ラインを通じてヘッ
ド(34B)に供給され、期間Tbには、オア回路(42)→
スイッチ回路(32)→アンプ(33A)→スイッチ回路(6
7A)の接点Rの信号ラインを通じてヘッド(34A)に供
給される。したがって、トラック(2)には、映像信号
領域(28)に信号Sfが記録されるのに先立って領域(2
2)及び(23)に信号Ss、すなわち、プリアンブル信号
及びPCM音声データが記録される。
また、インデックス信号CDIXが、これを管理するコン
トローラ(マイクロコンピュータ)(52)から記録処理
回路(51)に供給されるとともに、形成回路(66)にお
いてパルスPsの立ち上がり点(または信号Swの変化点)
を基準にしてヘッド(34A),(34B)が領域(242)を
走査している1.5水平期間に“H"レベルになるパルスPi
が形成され、このパルスPiが処理回路(51)に供給され
て同図Hに示すように、Pi=“H"の期間にプリアンブル
信号及びインデックス信号CDIXがバイファイズマーク信
号Siに変換されて取り出される。
そして、この信号Siが、フィールド期間Taには、オア
回路(42)→スイッチ回路(32)→アンプ(33B)→ス
イッチ回路(67B)の接点Rの信号ラインを通じてヘッ
ド(34B)に供給され、フィールド期間(Tb)には、オ
ア回路(42)→スイッチ回路(32)→アンプ(33A)→
スイッチ回路(67A)の接点Rの信号ラインを通じてヘ
ッド(34A)に供給される。したがって、トラック
(2)には、PCM音声データ領域(23)に信号Ssが記録
されたのに続いて領域(242)に信号Si、すなわち、プ
リアンブル信号及びインデックス信号CDIXが記録され
る。
したがって、トラック(2)には、第6図に示すよう
なフォーマットで各信号が記録される。
一方、再生時には、ヘッド(34A),(34B)によりト
ラック(2)から信号Ss,Si及び信号Sfが、同図Iに示
すように交互に再生され、この再生された信号Ss,Si及
びSfがスイッチ回路(67A),(67B)の再生側接点Pを
通じ、さらに再生アンプ(35A),(35B)を通じてスイ
ッチ回路(36)に供給されるとともに、信号Swがスイッ
チ回路(36)にその制御信号として供給され、スイッチ
回路(36)からは信号Sfが連続して取り出されるととも
に、信号Ss,Siが各フィールド期間ごとに取り出され
る。
そして、スイッチ回路(36)からの信号Sfが再生処理
回路(37)に供給されてもとのカラー映像信号Sc及びモ
ノラル音声信号Smが取り出される。
また、スイッチ回路(36)からの信号Ss,Siが再生処
理回路(43)に供給されるとともに、パルスPsが処理回
路(43)のウインドウ信号として供給されて信号Ssから
もとのステレオ音声信号L,Rが取り出される。
さらに、スイッチ回路(36)からの信号Ss,Siが再生
処理回路(53)に供給されて信号Siからインデックス信
号CDIXが取り出されて、この信号CDIXがコントローラ
(52)に供給され、頭出しなどに使用される。
以上が一般の記録及び再生時における動作である。
そして、複数の個所について自動頭出しを実現するた
め、さらに次のように構成される。
すなわち、コントローラ(52)はシスコン(55)に接
続されてこれらの間で必要な信号のアクセスができるよ
うにされる。また、コントローラ(52)には、入力キー
(91)が接続されるとともに、デジタル表示手段、例え
ばLCD(92)が接続される。この場合、キー(91)は、
再生開始点(頭出し点)及び再生終了点をテープ(1)
上の絶対番地、すなわち、モード1のIDコードである時
分秒及びフレーム番号で入力する数字キー(9N)と、そ
の再生会開始点び再生終了点を登録するキー(9S),
(9E)と、再生開始点及び再生終了点の登録をキャンセ
ルするキー(9C)とを有する。
また、コントローラ(52)には、キー(9)により入
力されたデータをストアするメモリ(93)が接続され
る。このメモリ(93)は、例えばC−MOSにより構成さ
れるとともに、バックアップ回路(94)によりバックア
ップされ、VTRの電源スイッチをオフにした場合でもメ
モリ(93)にストアされているデータが消えないように
されている。
なお、テープ(1)には絶対番地を示すデータとして
モード1のIDコード、すなわち、時分秒及びフレーム番
号のデータPBDTが連続して記録されているものとする。
そして、頭出し点の登録は、コントローラ(52)の処
理により次のようにして行われる。
キー(9C)を操作する。すると、第3図Aに示すよ
うに、メモリ(93)のA1番地に、特定の値のエンコード
NENDがストアされる。この状態では、メモリ(93)はク
リアされていてデータがストアされていないとみなされ
る。
キー(9N)を操作して再生開始点(頭出し点)を絶
対番地、すなわち、モード1の時分秒及びフレーム番号
(再生開始点データS1)で入力する。このとき、その入
力されたデータS1がLCD(92)に供給されて再生開始点
の絶対番地がデジタル表示される。
再生開始点を正しく入力したらキー(9S)を押す。
すると、これによりで入力されたデータS1が、同図B
に示すようにメモリ(93)のA1番地にストアされる。な
お、このとき、A1番地のエンドコードNENDは無視され
る。
キー(9N)を操作して再生終了点を絶対番地(再生
終了点データE1)で入力する。この再生終了点もLCD(9
2)に表示される。
再生終了点を正しく入力したらキー(9E)を押す。
すると、これによりで入力されたデータE1が、同図B
に示すようにメモリ(93)のA2番地にストアされるとと
もに、メモリ(93)のA3番地にエンドコードNENDがスト
アされる。
以後、自動頭出しを行いたい領域について〜の
操作及び処理を繰り返す。すると、このとき、同図Cに
示すように、再生開始点のデータSj(j=1〜n)及び
再生終了点のデータEjが、,の操作ごとにメモリ
(93)に順次ストアされるとともに最後のデータEnの次
のアドレスにはエンドコードXENDがストアされる。
以上により自動頭出しの登録は終了である。そして、
自動頭出しによる再生は、コントローラ(52)及びシス
コン(55)の処理により次のようにして行われる。
[1]キー(9G)を押す。すると、メモリ(93)のA1
地からデータが読み出され、このデータがエンドコード
XENDのときには、何も行われず、VTRは例えば停止モー
ドのままとされる。しかし、読み出されたデータが再生
開始点のデータS1のときは、コントローラ(52)からシ
スコン(55)に制御信号が供給されてシスコン(55)に
よりVTRは例えば再生モードとされる。
[2]そして、この再生モードとされることによりテー
プ(1)からインデックス信号CDIXが再生され、この信
号CDIXがコントローラ(52)に供給され、このコントロ
ーラ(52)において信号CDIX中のモード1のIDコード、
すなわち、テープ(1)の再生点における時分秒及びフ
レーム番号を示すデータPBDTが、メモリ(93)から読み
出されたデータS1と比較される。そして、この比較結果
にしたがってコントローラ(52)からシスコン(55)に
制御信号が供給され、シスコン(55)によりVTRは早送
りモードまたは巻き戻しモードとされてさきほどのイン
デックス信号CDIXの示すデータPBDTが、データS1に近づ
く方向へとテープ(1)は早送りまたは巻き戻しされて
いく。
[3]そして、この早送りまたは巻き戻しの期間中、テ
ープ(1)からはインデックス信号CDIXが順次再生さ
れ、この信号CDIXの示すモード1の時分秒及びフレーム
番号のデータPBDTとデータS1とが比較され続ける。
[4]そして、両データPBDT、S1が一致すると、この一
致出力に基づいてコントローラ(52)からシスコン(5
5)に制御信号が供給されてシスコン(55)によりVTRは
再生モードとされる。ただし、この時点では一般にテー
プ(1)は再生開始点を行き過ぎているので、PBDT=S1
となるまで早送り、巻き戻しあるいは停止が適度に行わ
れてPBDT=S1となる絶対番地からVTRは再生モードとさ
れる。したがって、データS1の絶対番地からテープ
(1)の頭出しが行なわれ、ここから再生がスタートし
たことになる。
[5]そして、この再生がスタートすると、インデック
ス信号CDIXも再生されるので、この再生中、コントロー
ラ(52)において、再生された信号CDIXの示すデータPB
DTと、A2番地の再生終了点のデータE1とが比較され続け
る。
[6]そして、再生終了点まで再生が行われると、PBDT
=E1となるので、この一致出力にしたがってコントロー
ラ(52)からシスコン(55)に制御信号が供給されてシ
スコン(55)によりVTRは停止モードとされる。したが
って、テープ(1)のデータS1,E1の示す期間について
自動頭出しにより再生が行なわれたことになる。
[7]続いて、メモリ(93)のA3番地から次のデータS3
が読み出され、このデータS3と、停止前に再生されたデ
ータPBDTと比較され、その比較結果にしたがってコント
ローラ(52)からシスコン(55)に制御信号が供給さ
れ、シスコン(52)によりVTRは早送りモードまたは巻
き戻しモードとされてA3番地のデータS2の示す方向へと
テープ(1)は早送りまたは巻き戻されていく。
[8]そして、以後、[3]〜[7]の動作が繰り返さ
れ、メモリ(93)に登録されている複数の再生期間のデ
ータが順に頭出しされて再生されていく。
[9]そして、最後にメモリ(93)からエンドコードXE
NDが読み出されると、コントローラ(52)からシスコン
(55)に制御信号が供給され、シスコン(55)によりVT
Rは停止モードとされる。
以上のようにしてこの発明によれば、メモリ(93)に
登録しておくことにより、複数の期間についてテープ
(1)の頭出しを自動的に、かつ、連続して行うことが
できる。また、テープ(1)に記録されているインデッ
クス信号CDIX中のモード1のIDコード、すなわち、絶対
番地を示す信号を使用して頭出しを行なっているので、
テープ(1)をVTRから取り出したり、VTRの電源を一度
切っても希望する期間について自動的に頭出しを行うこ
とができる。
第4図は、処理回路(51),(53)の一例を示すもの
で、これは鎖線で示す部分が1チップIC化されている。
すなわち、同図において、(45)はクロック形成回路
を示し、これにより形成されたクロックが処理回路(4
1),(43)に供給されるとともに、処理回路(51),
(53)に供給される。また、(80)は制御信号形成回路
を示し、この形成回路(80)においてパルスPiを基準に
して所定のタイミングで各種の制御信号が形成され、こ
れら制御信号及び形成回路(45)のクロックがそれぞれ
の回路に供給される。
そして、記録時には、ヘッド(34A),(34B)が領域
(242)を走査していない期間に、コントローラ(52)
からインデックス信号CDIXが出力され、このインデック
ス信号CDIXがスイッチ回路(72)を通じてバッファ用の
RAM(71)に供給されるとともに、アドレス信号がコン
トローラ(73)からスイッチ回路(74)を通じてRAM(7
1)に供給され、したがって、RAM(71)には記録される
べきインデックス信号CDIXがストアされる。
そして、ヘッド(34A),(34B)が領域(242)の始
端に達すると、このとき、パルスPiが“H"になるので、
0.5水平期間にわたってプリアンブル形成回路(81)か
らプリアンブル信号が出力され、このプリアンブル信号
がエンコーダ(85)に供給されてバイファイズマーク信
号Siにエンコードされ、この信号Siがオア回路(42)へ
と出力される。
次に、ヘッド(34A),(34B)が領域(242)の0.5水
平期間分の領域を通過すると、アドレス形成回路(73)
からスイッチ回路(74)を通じてRAM(71)にアドレス
信号が供給されてインデックス信号CDIXが読み出され、
このインデックス信号CDIXがスイッチ回路(72)を通じ
てレジスタ(83)に供給されてパラレル信号からシリア
ル信号に変換され、このシリアル化されたインデックス
信号CDIXがCRCC形成回路(84)に供給されてCRCコード
が付加され、このCRCコードの付加されたインデックス
信号CDIXがエンコーダ(85)に供給されて信号Siに変換
され、この信号Siがオア回路(42)へと出力される。
したがって、領域(242)にプリアンブル信号を有す
インデックス信号CDIXが記録される。
一方、再生時には、スイッチ回路(36)からの信号S
s,Siがデコーダ(85)に供給されてインデックス信号CD
IXがデコードされ、このインデックス信号CDIXがCRCCチ
ェック回路(87)に供給されてCRCコードによりインデ
ックス信号CDIXのエラーチェックが行われる。
そして、チェック回路(87)からのインデックス信号
CDIXがレジスタ(88)に供給されてシリアル信号からパ
ラレル信号に変換され、このパラレル化されたインデッ
クス信号CDIXがスイッチ回路(72)を通じてRAM(71)
に書き込まれる。なお、このとき、形成回路(73)から
スイッチ回路(74)を通じてRAM(71)にそのアドレス
信号が供給される。
そして、インデックス信号CDIXの書き込みが終了する
と、コントローラ(52)からスイッチ回路(74)を通じ
てRAM(71)にアドレス信号が供給されてインデックス
信号CDIXが読み出され、この読み出されたインデックス
信号CDIXがスイッチ回路(72)を通じてコントローラ
(52)に取り込まれ、以後、そのインデックス信号に対
応した処理が行なわれる。
他の実施例 なお、上述においては、メモリ(93)にストアされて
いるすべての期間のデータについて自動的に連続して頭
出し再生を行う場合であるが、数字キー(9N)のうち、
任意のキー、例えば「3」キーを押すと、データS3,E3
で指定される期間だけを頭出し再生するようにしてもよ
い。
さらに、上述においては、8ミリビデオの場合である
が、映像信号領域(28)を複数の領域に分割し、その分
割領域にPCM音声信号やスティル映像の映像信号のよう
な情報信号を記録ないし再生するマルチトラック機の場
合にも適用できる。さらに、フォーマットA〜Cにおい
て領域(241)を無信号領域としたり、他のインデック
ス信号などを記録再生することもできる。また、領域
(21),(22),(29)にインデックス信号を記録再生
する場合にも、適用できる。さらに、再生開始点のデー
タSj及び再生期間のデータをメモリ(93)にストアした
り、再生開始点のデータSjだけをメモリ(93)にストア
して再生期間は一定とすることもできる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、メモリ(93)に登録しておくこと
により、複数の期間についてテープ(1)の頭出しを自
動的に、かつ、連続して行うことができる。また、テー
プ(1)に記録されているインデックス信号CDIX中のモ
ード1のIDコード、すなわち、絶対番地を示す信号を使
用して頭出しを行なっているので、テープ(1)をVTR
から取り出したり、VTRの電源を一度切っても希望する
期間について自動的に頭出しを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一例の系統図、第2図〜第8図はそ
の説明のための図である。 (31),(41),(51)は記録処理回路、(37),(4
3),(53)は再生処理回路である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報信号が回転磁気ヘッドに所定の期間分
    ずつ供給されて斜めの磁気トラックとして順次記録され
    ていると共に、 上記磁気トラックにおいて上記情報信号の記録されてい
    ない位置にインデックス領域が設けられ、 このインデックス領域に、上記情報信号の絶対番地を示
    すインデックス信号が記録されている磁気テープから上
    記情報信号を再生する磁気再生装置において、 上記絶対番地のうちの所望の期間の開始点と終了点の絶
    対番地のデータを入力するキーと、 このキーにより入力された上記データを複数の期間に対
    して記憶するメモリと、 このメモリに記憶されている上記複数の期間の開始点と
    終了点の絶対番地のデータと、 上記磁気テープの上記インデックス領域に記録されてい
    る上記インデックス信号の示す絶対番地のデータとを順
    次比較する手段と、 上記比較された上記期間の開始点の絶対番地のデータと
    上記インデックス信号の示す絶対番地のデータとが一致
    したとき、その絶対番地から上記情報信号の再生を行
    い、上記比較された上記期間の終了点の絶対番地のデー
    タと上記インデックス信号の示す絶対番地のデータとが
    一致したとき、その絶対番地で再生を終了する再生動作
    を行うと共に、上記記憶されている絶対番地のデータに
    基づいて上記複数の期間に対し該再生動作を繰り返し行
    うように制御する制御手段とを有する情報信号の磁気再
    生装置。
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