JP2590625C - - Google Patents

Info

Publication number
JP2590625C
JP2590625C JP2590625C JP 2590625 C JP2590625 C JP 2590625C JP 2590625 C JP2590625 C JP 2590625C
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interrupt
interrupt request
request signal
output
level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
Other languages
English (en)
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Publication date

Links

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 本発明は、コンピュータシステムにおいて、CPUに対する周辺回路からの割
込み要求をコントロールする割込みコントローラ等に搭載して使用される割込み
受付回路に関する。 【0002】 【従来の技術】 従来、割込み受付回路は、RSフリップフロップや、Dフリップフロップを使
用して構成されていた。図6はRSフリップフロップを使用した割込み受付回路
を示しており、図8はDフリップフロップを使用した割込み受付回路を示してい
る。 【0003】 図6の割込み受付回路は、RSフリップフロップのセット入力端子Sに割込み
要求信号IRQを入力し、例えば、正相出力端子QにHレベルからなる割込み受
付信号を得ようとするものであり、Hレベルが割込み要求を示している割込み要
求信号IRQの受付を行うことができる。図7は、この場合の動作を示すタイム
チャートである。なお、割込み要求信号IRQを反転してセット入力端子Sに入
力させる場合には、Lレベルが割込み要求を示している割込み要求信号IRQの
受付を行うことができる。 【0004】 また、図8の割込み受付回路は、Dフリップフロップのデータ入力端子DをH
レベルに固定し、クロック入力端子CKに割込み要求信号IRQを入力し、正相
出力端子QにHレベルからなる割込み受付信号を得ようとするものであり、立ち
上がりエッジが割込み要求を示している割込み要求信号IRQの受付を行うこと
ができる。図9は、この場合の動作を示すタイムチャートである。なお、割込み
要求信号IRQを反転してクロック入力端子CKに入力させる場合には、立ち下
がりエッジが割込み要求を示している割込み要求信号IRQの受付を行うことが
できる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】 図6の割込み受付回路においては、セット入力端子Sに、図7に破線で示すよ
うなノイズが入力された場合、これによって正相出力端子Qに割込み受付信号を
出力し、誤受付を行ってしまう場合があるという問題点があった。図8の割込み
受付回路においても、クロック入力端子CKに、図9に破線で示すようなノイズ
が入力された場合、これによって正相出力端子Qに割込み受付信号を出力し、誤
受付を行ってしまう場合があるという問題点があった。 【0006】 また、Hレベルが割込み要求を示している割込み要求信号を受け付けるモー
ド、いわゆるHレベル割込みモード、立ち上がりエッジが割込み要求を示して
いる割込み要求信号を受け付けるモード、いわゆる立ち上がりエッジ割込みモー
ド、Lレベルが割込み要求を示している割込み要求信号を受け付けるモード、
いわゆるLレベル割込みモード、立ち下がりエッジが割込み要求を示している
割込み要求信号を受け付けるモード、いわゆる立ち下がり割込みモードのうち、
所望の割込みモードを設定することができる割込み受付回路を、図6及び図8の
割込み受付回路を利用して構成すると、複雑な回路構成となってしまうという問
題点もあった。 【0007】 本発明は、かかる点に鑑み、ノイズによる誤受付を回避することができるよ
うにした割込み受付回路、及び、Hレベル割込みモード、立ち上がりエッジ割
込みモード、Lレベル割込みモード、立ち下がりエッジ割込みモードのうち、所
望の割込みモードを設定することができ、しかも、これを簡単な回路構成で実現
できると共に、ノイズによる誤受付を回避することができるようにした割込み受
付回路を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】 図1は本発明中、第1の発明の原理説明図であり、この第1の発明による割込
み受付回路は、割込み要求信号入力端子1と、この割込み要求信号入力端子1に 入力される割込み要求信号IRQを反転することなく又は反転して直並列変換す
るn+iビット構成(但し、n=2以上の整数、i=1以上の整数)のシフトレ
ジスタ2と、このシフトレジスタ2の並列出力を論理処理し、シフトレジスタ2
の並列出力が割込み要求信号入力端子1側からシフト方向にnビット以上連続し
てHレベル又はLレベルである場合、あるいは、シフトレジスタ2の並列出力が
割込み要求信号入力端子1側からシフト方向にnビット連続してHレベル又はL
レベルである場合、割込み受付信号を出力するように構成された組合せ論理回路
3とを設けて構成される。 【0009】 【作用】 かかる第1の発明においては、割込み要求信号入力端子1に入力される割込み
要求信号IRQを反転することなく直並列変換するn+iビット構成のシフトレ
ジスタ2を設ける場合において、シフトレジスタ2の並列出力が割込み要求信号
入力端子1側からシフト方向にnビット以上連続してHレベルである場合、割込
み受付信号が出力するように組合せ論理回路3を構成する場合には、Hレベルが
割込み要求を示している割込み要求信号IRQを受け付けることができる。換言
すれば、この場合、Hレベルが割込み要求を示している割込み要求信号IRQは
、シフトレジスタ2に供給されるクロック周期でn−1サイクルよりも長い期間
、Hレベルが連続した場合のみ、割込み要求信号として受け付けられる。 【0010】 また、割込み要求信号入力端子1に入力される割込み要求信号IRQを反転す
ることなく直並列変換するn+iビット構成のシフトレジスタ2を設ける場合に
おいて、シフトレジスタ2の並列出力が割込み要求信号入力端子1側からシフト
方向にnビット以上連続してLレベルである場合、割込み受付信号が出力するよ
うに組合せ論理回路3を構成する場合には、Lレベルが割込み要求を示している
割込み要求信号IRQを受け付けることができる。換言すれば、この場合、Lレ
ベルが割込み要求を示している割込み要求信号IRQは、シフトレジスタ2に供
給されるクロック周期でn−1サイクルよりも長い期間、Lレベルが連続した場
合のみ、割込み要求信号として受け付けられる。 【0011】 また、割込み要求信号入力端子1に入力される割込み要求信号IRQを反転す
ることなく直並列変換するn+iビット構成のシフトレジスタ2を設ける場合に
おいて、シフトレジスタ2の並列出力が割込み要求信号入力端子1側からシフト
方向にnビット連続してHレベルが出力された場合、割込み受付信号を出力する
ように組合せ論理回路3を構成する場合には、立ち上がりエッジが割込み要求を
示している割込み要求信号を受け付けることができる。換言すれば、この場合、
立ち上がりエッジが割込み要求を示している割込み要求信号IRQは、立ち上が
り後、シフトレジスタ2に供給されるクロック周期でn−1サイクルよりも長い
期間、Hレベルが連続した場合のみ、割込み要求信号として受け付けられる。 【0012】 また、割込み要求信号入力端子1に入力される割込み要求信号IRQを反転す
ることなく直並列変換するn+iビット構成のシフトレジスタ2を設ける場合に
おいて、シフトレジスタ2の入力端子側のビットからnビット連続してLレベル
が出力された場合、割込み受付信号を出力するように組合せ論理回路3を構成す
る場合には、立ち下がりエッジが割込み要求を示している割込み要求信号IRQ
を受け付けることができる。換言すれば、この場合、立ち下がりエッジが割込み
要求を示している割込み要求信号IRQは、立ち下がり後、シフトレジスタ2に
供給されるクロック周期でn−1サイクルよりも長い期間、Lレベルが連続した
場合のみ、割込み要求信号として受け付けられる。 【0013】 また、割込み要求信号入力端子1に入力される割込み要求信号IRQを反転し
て直並列変換するn+iビット構成のシフトレジスタ2を設ける場合において、
シフトレジスタ2の並列出力が割込み要求信号入力端子1側からシフト方向にn
ビット以上連続してHレベルである場合、割込み受付信号が出力するように組合
せ論理回路3を構成する場合には、Lレベルが割込み要求を示している割込み要
求信号IRQを受け付けることができる。換言すれば、この場合、Lレベルが割
込み要求を示している割込み要求信号IRQは、シフトレジスタ2に供給される
クロック周期でn−1サイクルよりも長い期間、Lレベルが連続した場合のみ、 割込み要求信号として受け付けられる。 【0014】 また、割込み要求信号入力端子1に入力される割込み要求信号IRQを反転し
て直並列変換するn+iビット構成のシフトレジスタ2を設ける場合において、
シフトレジスタ2の並列出力が割込み要求信号入力端子1側からシフト方向にn
ビット以上連続してLレベルである場合、割込み受付信号が出力するように組合
せ論理回路3を構成する場合には、Hレベルが割込み要求を示している割込み要
求信号IRQを受け付けることができる。換言すれば、この場合、割込み要求信
号IRQは、シフトレジスタ2に供給されるクロック周期でn−1サイクルより
も長い期間、Hレベルが連続した場合のみ、割込み要求信号として受け付けられ
る。 【0015】 また、割込み要求信号入力端子1に入力される割込み要求信号IRQを反転し
て直並列変換するn+iビット構成のシフトレジスタ2を設ける場合において、
シフトレジスタ2の並列出力が割込み要求信号入力端子1側からシフト方向にn
ビット連続してHレベルが出力された場合、割込み受付信号を出力するように組
合せ論理回路3を構成する場合には、立ち下がりエッジが割込み要求を示してい
る割込み要求信号IRQを受け付けることができる。換言すれば、この場合、立
ち下がりエッジが割込み要求を示している割込み要求信号IRQは、立ち下がり
後、シフトレジスタ2に供給されるクロック周期でn−1サイクルよりも長い期
間、Lレベルが連続した場合のみ、割込み要求信号として受け付けられる。 【0016】 また、割込み要求信号入力端子1に入力される割込み要求信号IRQを反転し
て直並列変換するn+iビット構成のシフトレジスタ2を設ける場合において、
シフトレジスタ2の並列出力が割込み要求信号入力端子1側からシフト方向にn
ビット連続してLレベルが出力された場合、割込み受付信号を出力するように組
合せ論理回路3を構成する場合には、立ち上がりエッジが割込み要求を示してい
る割込み要求信号IRQを受け付けることができる。換言すれば、この場合、立
ち上がりエッジが割込み要求を示している割込み要求信号IRQは、立ち上がり 後、シフトレジスタ2に供給されるクロック周期でn−1サイクルよりも長い期
間、Hレベルが連続した場合のみ、割込み要求信号として受け付けられる。 【0017】 そこで、また、図2に本発明中、第2の発明の原理説明図を示すように、割込
み要求信号入力端子1と、この割込み要求信号入力端子1に入力される割込み要
求信号IRQを反転することなく直並列変換するn+iビット構成のシフトレジ
スタ2と、第1、第2、第3、第4の出力端子41、42、43、44を有し、シフ
トレジスタ2の並列出力を論理処理し、シフトレジスタ2の並列出力が割込み要
求信号入力端子1側からシフト方向にnビット以上連続してHレベルである場合
には第1の出力端子41に割込み受付信号を出力し、シフトレジスタ2の並列出
力が割込み要求信号入力端子1側からシフト方向にnビット連続してHレベルで
ある場合には第2の出力端子42にも割込み受付信号を出力し、シフトレジスタ
2の並列出力が割込み要求信号入力端子1側からシフト方向にnビット以上連続
してLレベルである場合には第3の出力端子43に割込み受付信号を出力し、シ
フトレジスタ2の並列出力が割込み要求信号入力端子1側からシフト方向にnビ
ット連続してLレベルが出力された場合には第4の出力端子44にも割込み受付
信号を出力するように構成された組み合わせ論理回路5と、第1、第2、第3、
第4の出力端子41、42、43、44に出力される割込み受付信号を選択するため
のマルチプレクサ6とを設けて構成する場合には、Hレベル割込みモード、立ち
上がりエッジ割込みモード、Lレベル割込みモード、立ち下がりエッジ割込みモ
ードのうち、所望の割込みモードを設定することができる。 【0018】 即ち、第1の出力端子41に出力される割込み受付信号を選択する場合には、
Hレベルが割込み要求を示している割込み要求信号IRQを受け付けることがで
きる。但し、この場合、Hレベルが割込み要求を示している割込み要求信号IR
Qは、シフトレジスタ2に供給されるクロック周期でn−1サイクルよりも長い
期間、Hレベルが連続しないと受け付けられない。 【0019】 また、第2の出力端子42に出力される割込み受付信号を選択する場合には、 立ち上がりエッジが割込み要求を示している割込み要求信号IRQを受け付ける
ことができる。但し、この場合、立ち上がりエッジが割込み要求を示している割
込み要求信号IRQは、立ち上がり後、シフトレジスタ2に供給されるクロック
周期でn−1サイクルよりも長い期間、Hレベルが連続しないと受け付けられな
い。 【0020】 また、第3の出力端子43に出力される割込み受付信号を選択する場合には、
Lレベルが割込み要求を示している割込み要求信号IRQを受け付けることがで
きる。但し、この場合、Lレベルが割込み要求を示している割込み要求信号IR
Qは、シフトレジスタ2に供給されるクロック周期でn−1サイクルよりも長い
期間、Lレベルが連続しないと受け付けられない。 【0021】 また、第4の出力端子44に出力される割込み受付信号を選択する場合には、
立ち下がりエッジが割込み要求を示している割込み要求信号IRQを受け付ける
ことができる。但し、この場合、立ち下がりエッジが割込み要求を示している割
込み要求信号は、立ち下がり後、シフトレジスタ2に供給されるクロック周期で
n−1サイクルよりも長い期間、Lレベルが連続しないと受け付けられない。 【0022】 また、図2において、シフトレジスタ2を、割込み要求信号入力端子1に入力
される割込み要求信号IRQを反転して直並列変換するように構成する場合にお
いては、第1の出力端子41に出力される割込み受付信号を選択する場合、Lレ
ベルが割込み要求を示している割込み要求信号IRQを受け付けることができ、
第2の出力端子42に出力される割込み受付信号を選択する場合には、立ち下が
りエッジが割込み要求を示している割込み要求信号IRQを受け付けることがで
き、第3の出力端子43に出力される割込み受付信号を選択する場合には、Hレ
ベルが割込み要求を示している割込み要求信号IRQを受け付けることができ、
第4の出力端子44に出力される割込み受付信号を選択する場合には、立ち上が
りエッジが割込み要求を示している割込み要求信号IRQを受け付けることがで
きる。 【0023】 但し、Lレベルが割込み要求を示している割込み要求信号IRQは、シフトレ
ジスタ2に供給されるクロック周期でn−1サイクルよりも長い期間、Lレベル
が連続しないと受け付けられず、立ち下がりエッジが割込み要求を示している割
込み要求信号IRQは、立ち下がり後、シフトレジスタ2に供給されるクロック
周期でn−1サイクルよりも長い期間、Lレベルが連続しないと受け付けられず
、Hレベルが割込み要求を示している割込み要求信号IRQは、シフトレジスタ
2に供給されるクロック周期でn−1サイクルよりも長い期間、Hレベルが連続
しないと受け付けられず、立ち上がりエッジが割込み要求を示している割込み要
求信号は、立ち上がり後、シフトレジスタ2に供給されるクロック周期でn−1
サイクルよりも長い期間、Hレベルが連続しないと受け付けられない点は、前例
と同様である。 【0024】 【実施例】 以下、図3〜図5を参照して本発明の一実施例について説明する。 【0025】 図3は本発明の一実施例を示す図であり、図中、7は割込み要求信号IRQが
入力される割込み要求信号入力端子、8は割込み要求信号入力端子7に入力され
る割込み要求信号IRQを反転して直並列変換する4ビット構成のシフトレジス
タ、9はクロック入力端子、10は組合せ論理回路であり、この組合せ論理回路
10は、インバータ11、12と、NOR回路13と、排他的OR回路14と、
AND回路15〜17とで構成されている。 【0026】 また、18〜21は割込みモード設定信号D1、D2、D1バー、D2バーが
入力される割込みモード設定信号入力端子、22は割込みモード設定信号D1、
D2、D1バー、D2バーによって制御されて組合せ論理回路10の出力OA、
OB、OC、ODを選択するマルチプレクサであり、このマルチプレクサ22は
、AND回路23〜26と、NOR回路27とで構成されている。なお、28は
割込み受付信号出力端子である。 【0027】 ここに、シフトレジスタ8の出力QA、QB、QC、QDと、組合せ論理回路
10の出力OA、OB、OC、ODとの関係は表1に示すようになる。 【0028】 【表1】 【0029】 なお、インバータ11、12は、シフトレジスタ8の出力QA、QB、QC、
QDが全てLレベルになった場合に、組合せ論理回路10の出力OBがHレベル
になることを回避するためのものである。 【0030】 また、割込みモード設定信号D1、D2、D1バー、D2バーと、AND回路
23〜26の活性、不活性と、組合せ論理回路の出力OA、OB、OC、ODの
うち、マルチプレクサ22によって選択される出力との関係は、表2に示すよう
になる。 【0031】 【表2】【0032】 そこで、シフトレジスタ8の出力QA、QB、QC、QDと、組合せ論理回路
10の出力OA、OB、OC、ODと、割込みモード設定信号D1、D2、D1
バー、D2バーと、組合せ論理回路の出力OA、OB、OC、ODのうち、マル
チプレクサ22によって選択される出力と、割込み受付信号出力端子28の論理
状態とは、表3、表4に示すようになる。 【0033】 【表3】【0034】 【表4】【0035】 ここに、割込み受付信号出力端子28に出力されるLレベルの信号をもって割
込み受付信号とすれば、表3から明らかなように、組合せ論理回路10の出力O
Aを選択する場合には、Hレベルが割込み要求を示している割込み要求信号IR
Qを受け付けることができる。即ち、Hレベル割込みモードを設定することがで
きる。但し、この場合、Hレベルが割込み要求を示している割込み要求信号IR
Qは、図4に示すように、シフトレジスタ2に供給されるクロック周期で2サイ クルよりも長い期間、Hレベルが連続していないと受け付けられない。 【0036】 また、同じく、表3から明らかなように、組合せ論理回路10の出力OBを選
択する場合には、立ち上がりエッジが割込み要求を示している割込み要求信号I
RQを受け付けることができる。即ち、立ち上がりエッジ割込みモードを設定す
ることができる。但し、この場合、立ち上がりエッジが割込み要求を示している
割込み要求信号IRQは、同じく、図4に示すように、立ち上がり後、シフトレ
ジスタ2に供給されるクロック周期で2サイクルよりも長い期間、Hレベルが連
続していないと受け付けられない。 【0037】 また、表4から明らかなように、組合せ論理回路10の出力OCを選択する場
合には、Lレベルが割込み要求を示している割込み要求信号IRQを受け付ける
ことができる。即ち、Lレベル割込みモードを設定することができる。但し、こ
の場合、Lレベルが割込み要求を示している割込み要求信号IRQは、図5に示
すように、シフトレジスタ2に供給されるクロック周期で2サイクルよりも長い
期間、Lレベルが連続していないと受け付けられない。 【0038】 また、同じく、表4から明らかなように、組合せ論理回路10の出力ODを選
択する場合には、立ち下がりエッジが割込み要求を示している割込み要求信号I
RQを受け付けることができる。即ち、立ち下がりエッジ割込みモードを設定す
ることができる。但し、この場合、立ち下がりエッジが割込み要求を示している
割込み要求信号IRQは、同じく、図5に示すように、立ち下がり後、シフトレ
ジスタ2に供給されるクロック周期で2サイクルよりも長い期間、Lレベルが連
続していないと受け付けられない。 【0039】 以上のように、本実施例によれば、Hレベル割込みモード、立ち上がりエッジ
割込みモード、Lレベル割込みモード、立ち下がりエッジ割込みモードのうち、
所望の割込みモードを設定することができるが、本実施例は、これを簡単な回路
構成で実現している。 【0040】 また、本実施例においては、Hレベル割込みモードに設定する場合、Hレベル
が割込み要求を示している割込み要求信号IRQは、シフトレジスタ2に供給さ
れるクロック周期で2サイクルよりも長い期間、Hレベルが連続していないと受
け付けられない。また、立ち上がりエッジ割込みモードに設定する場合、立ち上
がりエッジが割込み要求を示している割込み要求信号IRQは、立ち上がり後、
シフトレジスタ2に供給されるクロック周期で2サイクルよりも長い期間、Hレ
ベルが連続していないと受け付けられない。また、Lレベル割込みモードに設定
する場合、Lレベルが割込み要求を示している割込み要求信号IRQは、シフト
レジスタ2に供給されるクロック周期で2サイクルよりも長い期間、Lレベルが
連続していないと受け付けられない。また、立ち下がり割込みモードに設定する
場合、立ち下がりエッジが割込み要求を示している割込み要求信号IRQは、立
ち下がり後、シフトレジスタ2に供給されるクロック周期で2サイクルよりも長
い期間、Lレベルが連続していないと受け付けられない。したがって、本実施例
によれば、割込み要求信号入力端子7に入力されるノイズによる誤受付を回避す
ることができる。 【0041】 なお、上述の実施例においては、シフトレジスタ8と、組合せ論理回路10と
、マルチプレクサ22とで構成した場合につき述べたが、この代わりに、シフト
レジスタと、組合せ論理回路とで構成し、かつ、組合せ論理回路を、Hレベル割
込みモード、立ち上がりエッジ割込みモード、Lレベル割込みモード又は立ち下
がりエッジ割込みモードのみを設定できるように構成する場合には、これを特定
の割込みモード専用に使用することもできる。 【0042】 【発明の効果】 本発明中、第1の発明によれば、Hレベルが割込み要求を示している割込み要
求信号IRQを受け付けるように構成する場合、この割込み要求信号IRQは、
シフトレジスタ2に供給されるクロック周期でn−1サイクルよりも長い期間、
Hレベルが連続した場合のみ、割込み要求信号として受け付けられる。また、L レベルが割込み要求を示している割込み要求信号IRQを受け付けるように構成
する場合、この割込み要求信号IRQは、シフトレジスタ2に供給されるクロッ
ク周期でn−1サイクルよりも長い期間、Lレベルが連続した場合のみ、割込み
要求信号として受付けられる。また、立ち上がりエッジが割込み要求を示してい
る割込み要求信号IRQを受け付けるように構成する場合、この割込み要求信号
IRQは、立ち上がり後、シフトレジスタ2に供給されるクロック周期でn−1
サイクルよりも長い期間、Hレベルが連続した場合のみ、割込み要求信号として
受け付けられる。また、立ち下がりエッジが割込み要求を示している割込み要求
信号IRQを受け付ける場合、この割込み要求信号IRQは、立ち下がり後、シ
フトレジスタ2に供給されるクロック周期でn−1サイクルよりも長い期間、L
レベルが連続した場合のみ、割込み要求信号として受け付けられる。したがって
、割込み要求信号入力端子1に入力されるノイズによる誤受付を回避することが
できる。 【0043】 また、本発明中、第2の発明によれば、Hレベル割込みモード、立ち上がりエ
ッジ割込みモード、Lレベル割込みモード、立ち下がりエッジ割込みモードのう
ち、所望の割込みモードの設定を行うことができ、しかも、これを簡単な回路構
成で実現することができる。 【0044】 また、この第2の発明によれば、Hレベル割込みモードに設定する場合、Hレ
ベルが割込み要求を示している割込み要求信号IRQは、シフトレジスタ2に供
給されるクロック周期でn−1サイクルよりも長い期間、Hレベルが連続した場
合のみ、割込み要求信号として受け付けられる。また、Lレベル割込みモードに
設定する場合、Lレベルが割込み要求を示している割込み要求信号IRQは、シ
フトレジスタ2に供給されるクロック周期でn−1サイクルよりも長い期間、L
レベルが連続した場合のみ、割込み要求信号として受付けられる。また、立ち上
がりエッジ割込みモードに設定する場合、立ち上がりエッジが割込み要求を示し
ている割込み要求信号IRQは、立ち上がり後、シフトレジスタ2に供給される
クロック周期でn−1サイクルよりも長い期間、Hレベルが連続した場合のみ、 割込み要求信号として受け付けられる。また、立ち下がりエッジ割込みモードに
設定する場合、立ち下がりエッジが割込み要求を示している割込み要求信号IR
Qは、立ち下がり後、シフトレジスタ2に供給されるクロック周期でn−1サイ
クルよりも長い期間、Lレベルが連続した場合のみ、割込み要求信号として受け
付けられる。したがって、割込み要求信号入力端子1に入力されるノイズによる
誤受付を回避することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明中、第1の発明の原理説明図である。 【図2】 本発明中、第2の発明の原理説明図である。 【図3】 本発明の一実施例を示す図である。 【図4】 本発明の一実施例の動作を説明するためのタイムチャートである。 【図5】 本発明の一実施例の動作を説明するためのタイムチャートである。 【図6】 従来の割込み受付回路の一例を示す図である。 【図7】 図6の割込み受付回路の動作を示すタイムチャートである。 【図8】 従来の割込み受付回路の他の例を示す図である。 【図9】 図8の割込み受付回路の動作を示すタイムチャートである。 【符号の説明】 1 割込み要求信号入力端子 2 シフトレジスタ 3、5 組合せ論理回路 6 マルチプレクサ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 割込み要求信号入力端子(1)と、 前記割込み要求信号入力端子(1)に入力される割込み要求信号(IRQ)を
    反転することなく又は反転して直並列変換するn+iビット構成(但し、n=2
    以上の整数、i=1以上の整数)のシフトレジスタ(2)と、 第1、第2、第3、第4の出力端子(41、42、43、44)を有し、前記シフ
    トレジスタ(2)の並列出力を論理処理し、前記第1、第2、第3、第4の出力
    端子(41、42、43、44)に割込み受付信号を出力する組合せ論理回路(5)
    と、 前記第1、第2、第3、第4の出力端子(41、42、43、44)に出力される
    割込み受付信号を選択し、割込みモードを設定するためのマルチプレクサ(6)
    とを有し、 前記組合せ論理回路(5)は、 前記シフトレジスタ(2)の並列出力が、前記割込み要求信号入力端子(1)
    側からシフト方向にnビット連続してHレベルである場合には、前記第1の出力
    端子(41)と前記第2の出力端子(42)とに割込み受付信号を出力し、 前記シフトレジスタ(2)の並列出力が、前記割込み要求信号入力端子(1)
    側からシフト方向にn+1ビット以上連続してHレベルである場合には、前記第
    1の出力端子(41)に割込み受付信号を出力し、 前記シフトレジスタ(2)の並列出力が、前記割込み要求信号入力端子(1)
    側からシフト方向にnビット連続してLレベルである場合には、前記第3の出力
    端子(43)と前記第4の出力端子(44)とに割込み受付信号を出力し、 前記シフトレジスタ(2)の並列出力が、前記割込み要求信号入力端子(1)
    側からシフト方向にn+1ビット以上連続してLレベルである場合には、前記第
    3の出力端子(43)に割込み受付信号を出力するように、 構成されていることを特徴とする割込み受付回路。

Family

ID=

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6275546B1 (en) Glitchless clock switch circuit
JP3604323B2 (ja) クロック切替回路
JP3995142B2 (ja) 半導体集積回路
JP2004080792A (ja) クロック及びデータ復元回路及び方法
JP2002182777A (ja) クロック切り換え回路
EP1078464A1 (en) Low power counters
JP2590625C (ja)
JP2590625B2 (ja) 割込み受付回路
JP2003216268A (ja) クロック選択回路およびクロック選択方法
US20020188785A1 (en) Interrupt signal processing apparatus
EP0462622A2 (en) Microprocessor capable of ensuring flexible recovery time for I/O device
JPH11509658A (ja) 拡張されたチップ選択リセット装置および方法
JP2525082B2 (ja) シリアルデ―タ受信回路
US7123679B2 (en) Counter having improved counting speed
JP3219141B2 (ja) クロック切替回路
JP3026398B2 (ja) データの位相乗せ換え方法及び回路
JPH0546535A (ja) データ転送インタフエース装置
JPH01229311A (ja) タイマ回路
JP2558939B2 (ja) 丸め回路
JPH03222539A (ja) スタートビット検出回路
KR100338952B1 (ko) 지그재그 스캐닝을 위한 어드레스 발생기
KR100437833B1 (ko) 클럭신호 스위치 회로
JP4620492B2 (ja) バスインターフェイス回路
JPS59191647A (ja) デ−タ処理システムにおけるシリアルi/o
JPH05173955A (ja) 制御信号入力回路