JP3471275B2 - 同期化回路 - Google Patents

同期化回路

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JP3471275B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同期化回路に関
し、特にFIFO回路を備える同期化回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マイクロコンピュータにおける処
理能力の向上が望まれているが、一方では、マイクロコ
ンピュータにおけるインターフェース部において、外部
に対して規格によって最大クロック周波数が決められて
おり、外部に対してのクロック数をむやみに上げること
ができない。そのため、マイクロコンピュータ内部にお
いて、高速なクロックを用い処理能力を向上させること
が行われているが、このような場合、マイクロコンピュ
ータ内部に異なる周波数で動作する複数のブロックが存
在することになる。そのため、これらのブロック間でデ
ータや制御信号をやり取りするために、同期をとるため
の同期回路が必要とされている。このような従来の同期
化回路を図8に示す。
【0003】従来の同期化回路は、mビットのデータn
個を記憶し、クロックCLK1に同期した回路ブロック
からの入力データを、ライトポインタによって指定され
るアドレスにクロックCLK1に同期してライトイネー
ブルWEが入力されているときに書きこまれ、クロック
CLK2に同期したリードポインタによって指定される
アドレスに記憶されたデータを出力データとして出力す
るn段の先入れ先出し回路(FIFO)815と、クロ
ックCLK1に同期すると共にライトイネーブルWEが
入力されているときに順次ワンホット型のライトポイン
タを出力するワンホット型ライトポインタ回路813、
クロックCLK2に同期すると共にリードインクリメン
ト信号が入力されているときに順次ワンホット型のリー
ドポインタを出力するワンホット型リードポインタ回路
819と、ライトポインタをクロックCLK2に同期さ
せて出力する同期化用フリップフロップ回路816と、
クロックCKL2に同期したライトポインタとリードポ
インタとが入力されFIFO815内のデータが読み出
しても良い有効なデータであるかどうか等を判定するデ
コード回路818とを備えて構成されている。ここで、
ワンホット型リード/ライトポインタは、アドレスに対
応するビットのみが他のビットとは異なる値になってい
る、すなわち、当該ビットのみが1もしくは0になって
いる。一例を挙げると、5個のデータを格納することが
できる5段のFIFOに対するワンホット型リード/ラ
イトポインタは5ビットで表現することができ、アドレ
スが0の時に00000、1の時に00001、2の時
に00010、3の時に00100、4の時に0100
0、5の時に10000となる。
【0004】このように、FIFO815は、CLK1
に同期してライトポインタに応答したアドレスにデータ
を記憶し、クロックCLK2に同期したリードポインタ
に応答したアドレスのデータを出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の同期化回路で
は、ワンホット型のアドレスを使用しているため、リー
ドポインタ、ライトポインタの値からFIFO有効段情
報及び、Full/Empty情報を得るためにはn*nのテーブ
ルが必要になるなど複雑な回路が必要となり、回路規模
が大きくなってしまうという問題点を有している。
【0006】また、アドレスが1から2に変化しようと
した場合を上述の例を参考にして考えると、00001
から00010にワンホット型ポインタが変化すること
になる。すなわち、上位の3ビットは変化しないが、下
位の2ビットが変化することになる。このとき、ワンホ
ット型ライトポインタ回路813からデコード回路81
8までの配線遅延もしくは、CLK1からCLK2に切
り直す際のタイミングによって、ワンホット型ポインタ
の下位2ビットが0、1いずれになるか不明の瞬間が存
在する。すなわち、同期化用フリップフロップ116に
供給されるワンホット型ポインタは000XX(Xは0
または1)となってしまう瞬間がある。したがって、こ
の瞬間にCLK2が入力されているとデコード回路81
8には、ライトポインタとして00000、0000
1、00010、00011というアドレスが供給され
る可能性があり、00000や、00011というアド
レスがデコード回路818に供給されてしまうと、デコ
ード回路818による有効段の演算に誤りが起こるとい
う問題がある。
【0007】したがって、本発明の目的は、回路規模を
小さくすると共に、有効段の演算に誤まりの無い同期化
回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の同期化回路は、
n個のデータを保持するn段の先入れ先出し回路(FI
FO)と、前記FIFOに対して第1のクロックに応答
して書き込みアドレスを生成する第1のジョンソンカウ
ンタと、前記FIFOに対して第2のクロックに応答し
て読出しアドレスを生成する第2のジョンソンカウンタ
と、前記書き込みアドレスと前記読出しアドレスとから
前記FIFOに保持されたデータが有効/無効であるこ
とを示すFIFO有効段情報を生成する有効段情報生成
デコード回路と、前記書き込みアドレスを、アドレスに
対応するビットのみが他のビットとは異なる値になって
いる、ワンホット型のアドレスに変換して前記FIFO
に供給する第1のデコード回路および、前記読出しアド
レスを前記ワンホット型のアドレスに変換して前記FI
FOに供給する第2のデコード回路とを備え、前記第1
及び第2のデコード回路は、前記書き込み又は読出しア
ドレスの下位ビットと前記下位ビットと隣り合う上位ビ
ット同士の排他的論理和をとり、前記上位ビットに対応
するアドレスとして出力するn−1個の排他的論理和回
路と、最上位ビットの反転ビットと最下位ビットとの排
他的論理和をとり最下位ビットのアドレスとして出力す
る排他的論理和回路を備えることを特徴とする。
【0009】このようにアドレス生成回路としてジョン
ソンカウンタを使用することによって有効段情報生成デ
コード回路の回路構成を小さくすることができると共
に、誤まったFIFO有効段情報を生成することが無く
なる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。
【0011】本発明による同期化回路では、ライトポイ
ンタ回路及びリードポインタ回路をそれぞれジョンソン
カウンタによって構成し、FIFO有効段情報を両ポインタ
回路からのポインタのEXORをとるデコード回路とに
より構成している。
【0012】本発明の第1の実施例のブロック図を図1
に示す。
【0013】本発明の同期化回路は、mビットのデータ
n個を記憶し、クロックCLK1に同期した回路ブロッ
クからの入力データを、ライトポインタによって指定さ
れるアドレスにクロックCLK1に同期してライトイネ
ーブルWEが入力されているときに書きこまれ、クロッ
クCLK2に同期したリードポインタによって指定され
るアドレスに記憶されたデータを出力データとして出力
するn段の先入れ先出し回路(FIFO)115と、ク
ロックCLK1に同期してライトイネーブル信号WEが
入力されているときにインクリメント動作を行うジョン
ソンカウンタ113と、クロックCLK2に同期してリ
ードポインタインクリメント信号が入力されているとき
にインクリメント動作を行うジョンソンカウンタ119
と、ジョンソンカウンタ113からのポインタをワンホ
ット型のポインタに変換しワンホット型のライトポイン
タとしてFIFO115に供給するデコード回路114
と、ジョンソンカウンタ119からのポインタをワンホ
ット型のポインタに変換しワンホット型のリードポイン
タとしてFIFO115に供給するデコード回路117
と、ジョンソンカウンタ113からのライトポインタを
クロックCLK2に同期した信号として切り直す同期化
用フリップフロップ116と、同期化用フリップフロッ
プ116によって切り直されたライトポインタとジョン
ソンカウンタ119からのリードポインタとからFIF
O有効段情報を生成するデコード回路118とから構成
されている。
【0014】ここで、ジョンソンカウンタ113及び1
19の回路構成及びその動作を図2を参照しながら説明
する。ただし、ジョンソンカウンタ113と119と
は、同一構成であるためジョンソンカウンタ113のみ
について説明する。
【0015】nビットのジョンソンカウンタは、図2
(a)に示すように、n個のフリップフロップ210、
211〜21n−1をn段直列に接続すると共に、最上
位ビット(MSB)、すなわちフリップフロップ21n
−1の出力を反転して最下位ビット(LSB)、すなわ
ちフリップフロップ210の入力に接続し、クロック信
号CLKに同期してインクリメント信号が入力されてい
るときに下位ビットから上位ビットにビットが進んで行
き、インクリメント信号が入力されていないときには、
そのときのフリップフロップの値を維持する構成となっ
ている。ただし、リセット状態及び初期状態では、全て
のフリップフロップは0の状態にある。
【0016】したがって、nビットのジョンソンカウン
タにおいては、クロックCLKの立ち上がり時点でイン
クリメント信号がアクティブのとき、各フリップフロッ
プは1つ右側(LSB側)のフリップフロップの値をラッ
チし、フリップフロップ210(LSB)はフリップフ
ロップ21n−1(MSB)の出力の反転をラッチする。
このようにして、データがクロックに応答して変化して
行くと、図2(b)に示すように、2n回のカウントで
元の000…000に戻ることになる。ただし、対応す
るFIFO115の段は、ジョンソンカウンタがn回動
作することによって0〜n−1まで順次変化し、ジョン
ソンカウンタがn+1からn回動作することによって再
度0〜n−1まで順次変化する。また、ジョンソンカウ
ンタからの出力は、000…000からカウントが始ま
り、n回カウントが行われると111…111になり、
その後のn+1回から2n回のカウントはMSBの1が
LSBに反転入力されるためLSBから順次上位ビット
に向かって0が進んでいくことになる。
【0017】ここで、nビットのジョンソンカウンタか
ら出力されるポインタは、ワンホット型ポインタではな
いので、そのままではn段FIFO115に供給するこ
とができない。そのため、ジョンソンカウンタから出力
されたポインタをワンホット型ポインタに変換するデコ
ード回路114及び117が必要となる。そこで、図2
(b)に示すようにジョンソンカウンタからのポインタ
とnビットのワンホット型ポインタとを対応させると、
デコード回路は、図2(c)に示す式で動作を表すことが
でき、つまりはn個の排他的論理和回路だけで構成する
ことができる。
【0018】具体的には、図3に示されるように、nビ
ットのポインタのうち隣り合うビット同士の排他的論理
和をとるn個の排他的論理和回路(EXOR)300〜
30n‐1であって、LSBのEXOR300にはMS
BのEXOR30n−1の出力の反転が入力されている
デコード回路によって構成される。また、FIFO有効
段情報を生成するデコード回路118は、図5に示され
るように、クロックCLK2で切り直されたジョンソン
カウンタ113からのライトポインタ及びジョンソンカ
ウンタ119からのリードポインタの対応するビットを
それぞれ入力として受けるn個のEXOR回路500〜
50n−1によって構成されている。
【0019】次に、図1の回路の動作について説明す
る。
【0020】リセット後の初期状態では、ジョンソンカ
ウンタは、全てのビットが0の状態であるため、デコー
ド回路の出力は、“000…001”となり、FIFO
115のライトポインタ、リードポインタ共に0段目を
指し示している。
【0021】CLK1同期で有効な入力データが入力さ
れ、ライトイネーブル信号がアクティブになると、FI
FO115の0段目(ライトポインタが指し示す段)にて
入力データがラッチされ、同時にジョンソンカウンタの
インクリメント信号もアクティブになるため、ジョンソ
ンカウンタは1つ状態遷移する。その結果、デコード回
路の出力も更新されFIFO115のライトポインタは
“000…010”となり、次の段(1段目)を指し示し
て次のデータの入力に備える。ただし、FIFO115
に対する書き込みはライトイネーブル信号に応答して行
われ、当該ライトイネーブル信号に応答して更新された
ライトポインタの示すFIFO115の段への書き込み
は、次のライトイネーブル信号によって行われるものと
する。
【0022】出力データは、FIFO115のn段のう
ち、CLK2同期であるリードポインタ の指し示す段
のデータを出力する。図示しない制御回路は、リードポ
インタが指し示す段の出力データを使い終わると、次段
のデータを出力するために、ジョンソンカウンタのイン
クリメント信号をCLK2同期でアクティブにする。そ
の結果、ジョンソンカウンタは1つ状態遷移し、デコー
ド回路の出力が接続されるリードポインタも1つ更新さ
れ、次の段のデータが出力データとして出力される。
【0023】ここで、FIFO115からデータを読み
出す場合、FIFO115に有効なデータ、すなわち新
たにラッチした未使用なデータが存在するかどうかを判
断する必要がある。その方法について図1、図5を用い
て説明する。
【0024】まず、ライトポインタとリードポインタの
同期をとるため、図1に示すように、ジョンソンカウン
タ113のライトポインタを同期化用フリップフロップ
116によってCLK2で切り直し、デコード回路のラ
イトポインタ入力WPに供給する。CLK2同期のジョ
ンソンカウンタ119のリードポインタは、そのままデ
コード回路のリードポインタ入力RPに供給される。デ
コード回路118において、図5(a)に示す演算を行
い、FIFO有効段情報を出力する。
【0025】この同期化用フリップフロップ116に入
力されるライトポインタは、上述したとおり、ジョンソ
ンポインタからの出力である。したがって、変化するの
はnビットのデータのうち、1ビットのみである。たと
えば、1段目から2段目にデータが変化する場合には、
00001から00011に変化することになる。同期
化用フリップフロップ116において、この変化のタイ
ミングでCLK2が入力されると、5ビットのデータを
例に取ると、000X1(Xは、0または1)というデ
ータになる可能性がある。しかしながら、得られるデー
タは00001または00011というデータしか得ら
れることは無く、00001は1段目のアドレスであ
り、00011は2段目のアドレスであるため、非同期
システムにおいてはどちらのデータがデコード回路11
8に供給されても問題が起こることはない。すなわち、
供給されるデータは、ジョンソンカウンタの本来の状態
遷移の前あるいは後の状態を表すデータと一致するた
め、状態遷移の瞬間に遷移の前後以外の状態がデコード
回路118に供給されることはない。
【0026】続いて、具体的なデータを用いて、デコー
ド回路118のデコード動作を説明する。図3(b)に
おいて、ライトポインタWPが次にデータが書き込まれ
る段が4段目であることを示し、リードポインタRPが
次にデータが読み出されるべき段が1段目であることを
示している場合について考える。したがって、有効な段
は、既にデータが書きこまれまだ読み出されていない1
〜3段である。このとき、ライトポインタの値は、図2
(b)で示すところの4段目であるため01111を示
し、リードポインタの値は同様に1段目であるため00
001を示している。したがって、これらポインタの対
応するビットのそれぞれについてEXORをとると、0
1110というFIFO有効段情報を得ることができ
る。これは、0段目と4段目が有効ではなく、1〜3段
が有効であるデータを示している。したがって、実際の
FIFO115の内容と、演算によって得られたFIF
O有効情報とが一致していることがわかる。ただし、ラ
イトポインタはリードポインタに追い越されることは無
く、また、先行したライトポインタがリードポインタを
追い越すことが無いものとする。
【0027】次に、ライトポインタがリードポインタに
先行し、FIFO115の最終段を超えて書きこみが行
われている場合について図5(c)を用いて説明する。
この場合、既に0〜n−1段にデータを書き込み済みの
ため、0段目に戻って書き込みが行われることになる。
すなわち、FIFO115は、n−1段目の後に0段が
存在するよう、リング状に使用される。このとき、ライ
トポインタの値は2周目(ジョンソンカウンタによって
n−1回より多くカウントされた)の値になっているた
め、図2(b)に示すように、1段目の値であっても0
0001ではなく、11110を示している。そして、
リードポインタは1周目(ジョンソンカウンタによって
n−1回以下しかカウントされていない)であるため、
3段目の00111を示している。したがって、これら
ポインタの対応するビットのEXORをとると、110
01という有効段情報を得ることができる。これは、0
段目、3段目及び4段目のデータが有効であり、1段目
及び2段目のデータが有効ではないことを示している。
【0028】このように、ジョンソンカウンタを使用し
たアドレス制御を行うことにより、ライトポインタとリ
ードポインタとのEXORをとるデコード回路を使用す
ることによって有効段情報を得ることができ、また、ジ
ョンソンカウンタの出力をFIFOに供給する差異にも
EXORによって構成されるデコード回路を使用するこ
とによってワンホット型データに変換することができる
ため、回路構成を簡単にすることができる。
【0029】この第1の実施例では、CLK2に同期し
てFIFO有効段情報を生成しているため、図示されて
いないリード側の制御回路に対して有効にFIFO有効
段情報を供給することができる一方、図示されていない
ライト側の制御回路に対しては、CLK1に同期してい
ないため有効なFIFO有効段情報を供給することがで
きない。
【0030】そこで、本発明の第2の実施例では、ライ
ト側の制御回路に対して有効なFIFO有効段情報を供
給することができる同期化回路を提供する。
【0031】本発明の第2の実施例を図6に示す。実施
例1と異なる回路は、同期化用フリップフロップ443
と、デコード回路442の接続位置及び同期信号のみで
あるため、その他の部分については説明を省略する。
【0032】同期化用フリップフロップはジョンソンカ
ウンタ119からCLK2に同期したリードポインタを
受け、CLK1で切り直して出力している。デコード回
路442は、CLK1で切り直されたリードポインタと
ジョンソンカウンタ113からのライトポインタとを受
け、第1の実施例と同様にライトポインタとリードポイ
ンタとのEXORをとることによって、FIFO有効段
情報を生成している。このとき、FIFO有効段情報
は、CLK1に同期しているため、ライト側の制御回路
に対して、FIFOがFullになったため書き込みを
一時停止する等の制御に使用される、有効なFIFO有
効段情報を供給することができる。
【0033】そして、リード側及びライト側の双方に有
効なFIFO有効段情報が必要な場合には、第3の実施
例として図7に示されるように、第1の実施例と第2の
実施例とを組み合わせることによって、双方に有効なF
IFO有効段情報を供給することができる。
【0034】以上、第1乃至第3の実施例を用いて本発
明を説明したが、本発明はこれら実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変
更が可能である。
【0035】
【発明の効果】このように、本発明によれば、ジョンソ
ンカウンタを用いることによって、状態遷移の際のデー
タが不確定な瞬間のデータがFIFO有効段情報を得る
ためのデコード回路に供給されたとしても誤まったデー
タが得られることは無く、また、当該デコード回路及び
FIFOにアドレスを変換して供給するためのデコード
回路もEXORによって簡単に構成することができるた
め、回路構成を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による同期化回路の第1の実施例を示す
ブロック図。
【図2】(a)ジョンソンカウンタの回路図。(b)ジ
ョンソンカウンタとデコード回路及び対応するFIFO
の段の関係を示すチャート。(c)デコード回路の入出
力関係を示す論理式。
【図3】ジョンソンカウンタの出力をワンホット型アド
レスに変換するためのデコード回路の回路図。
【図4】ライトポインタとリードポインタからFIFO
有効段情報を得るデコード回路の回路図。
【図5】(a)ライトポインタとリードポインタとから
FIFO有効段情報を得る論理式。(b)FIFO有効
段情報を得る第1の例。(c)FIFO有効段情報を得
る第2の例。
【図6】本発明による同期化回路の第2の実施例を示す
ブロック図。
【図7】本発明による第3の同期化回路の第3の実施例
を示すブロック図。
【図8】従来の同期化回路を示すブロック図
【符号の説明】
113、119 ジョンソンカウンタ 114、117 デコード回路 115 FIFO 116 同期化用フリップフロップ 118 デコード回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 7/00 H03M 7/16 H03M 7/22

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n個のデータを保持するn段の先入れ先
    出し回路(FIFO)と、前記FIFOに対して第1の
    クロックに応答して書き込みアドレスを生成する第1の
    ジョンソンカウンタと、前記FIFOに対して第2のク
    ロックに応答して読出しアドレスを生成する第2のジョ
    ンソンカウンタと、前記書き込みアドレスと前記読出し
    アドレスとから前記FIFOに保持されたデータが有効
    /無効であることを示すFIFO有効段情報を生成する
    有効段情報生成デコード回路と、前記書き込みアドレス
    、アドレスに対応するビットのみが他のビットとは異
    なる値になっている、ワンホット型のアドレスに変換し
    て前記FIFOに供給する第1のデコード回路および、
    前記読出しアドレスを前記ワンホット型のアドレスに変
    換して前記FIFOに供給する第2のデコード回路とを
    備え、前記第1及び第2のデコード回路は、前記書き込
    み又は読出しアドレスの下位ビットと前記下位ビットと
    隣り合う上位ビット同士の排他的論理和をとり、前記上
    位ビットに対応するアドレスとして出力するn−1個の
    排他的論理和回路と、最上位ビットの反転ビットと最下
    位ビットとの排他的論理和をとり最下位ビットのアドレ
    スとして出力する排他的論理和回路を備えることを特徴
    とする同期化回路。
  2. 【請求項2】 前記第1のジョンソンカウンタは、出力
    と入力とが直列に接続され、最上位の出力が最下位の入
    力に接続されると共に前記第1のクロックに同期して動
    作するn個のフリップフロップによって構成され、前記
    第2のジョンソンカウンタは、出力と入力とが直列に接
    続され、最上位の出力が最下位の入力に接続されると共
    に前記第2のクロックに同期して動作するn個のフリッ
    プフロップによって構成されていることを特徴とする請
    求項記載の同期化回路。
  3. 【請求項3】 前記有効段情報生成デコード回路は、n
    ビットの前記書き込みアドレスとnビットの前記読出し
    アドレスとの対応するビット毎に排他的論理和をとるn
    個の排他的論理和回路によって構成されていることを特
    徴とする請求項記載の同期化回路。
  4. 【請求項4】 前記第1のクロックに同期した前記書き
    込みアドレスが入力され前記第2のクロックに同期した
    書き込みアドレスを前記有効段情報生成デコード回路に
    出力する第1の同期化用フリップフロップを更に備える
    ことを特徴とする請求項記載の同期化回路。
  5. 【請求項5】 前記第2のクロックに同期した前記読み
    出しアドレスが入力され前記第1のクロックに同期した
    読み出しアドレスを前記有効段情報生成デコード回路に
    出力する第2の同期化用フリップフロップをさらに備え
    ることを特徴とする請求項記載の同期化回路。
  6. 【請求項6】 前記第1のクロックに同期した前記書き
    込みアドレスが入力され前記第2のクロックに同期した
    書き込みアドレスを前記有効段情報生成デコード回路に
    出力する第1の同期化用フリップフロップと、前記第2
    のクロックに同期した読み出しアドレスが入力され前記
    第1のクロックに同期した前記読み出しアドレスを前記
    有効段情報生成デコード回路に出力する第2の同期化用
    フリップフロップとを備え、 前記有効段情報生成デコード回路は、前記第2のクロッ
    クに同期した書き込みアドレスと前記読出しアドレスと
    から第1のFIFO有効段情報を生成する第1の有効段
    情報生成デコード回路と、前記第1のクロックに同期し
    た読み出しアドレスと前記書き込みアドレスとから第2
    のFIFO有効段情報を生成する第2の有効段情報生成
    デコード回路とを備えることを特徴とする請求項記載
    の同期化回路。
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