JPH0432823Y2 - - Google Patents
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- JPH0432823Y2 JPH0432823Y2 JP1988163992U JP16399288U JPH0432823Y2 JP H0432823 Y2 JPH0432823 Y2 JP H0432823Y2 JP 1988163992 U JP1988163992 U JP 1988163992U JP 16399288 U JP16399288 U JP 16399288U JP H0432823 Y2 JPH0432823 Y2 JP H0432823Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- bit
- data
- bits
- circuit
- Prior art date
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 46
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 8
- 238000003909 pattern recognition Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Dc Digital Transmission (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(1) 考案の技術分野
本考案は符号変換回路に関する。
(2) 技術の背景
例えば磁気デイスク装置においてデイジタルデ
ータを書き込む場合、NRZのデータをそのまま
書き込むというのが普通である。ところがこのよ
うにNRZのデータをそのまま書き込むと、次の
2つの問題が生ずる。第1は、NRZのデータは
原データの1又は0に変化がない限り全く無変化
となり、動作周波数帯域としてはDC成分から考
慮しなければならず極めて広帯域化してしまうと
いう問題である。第2は、上述の如くNRZのデ
ータが全く無変化になると、いわゆるクロツク成
分の抽出が行えず、復合化が困難になるという問
題である。このような問題を解決すべく、2ビツ
トおよび4ビツトのNRZデータをそれぞれ3ビ
ツトおよび6ビツトの1/7コードワードに変換す
るという符号化変換方式が提案されている。例え
ば、IEEE Trans on Mag Vol MAG12 No.6
1976 November等に述べられている。ここに
1/7コードワードとはあるビツト1とその次のビ
ツト1の間にビツト0が最低1個、最大7個入る
ようにしたコードを意味する。このように、ビツ
ト0が必ず所定期間内に出現することから上記2
つの問題は同時に解決される。さらに加えて、上
記提案の符号化変換方式では、2ビツト→3ビツ
トならびに4ビツト→6ビツトの符号変換がなさ
れるから周波数Fは1.5倍に増大するが、ビツト
0がビツト1とビツト1の間に必ず1個存在する
ため結果的には記録周波数は0.75倍に減少する。
この結果、NRZデータをそのまま書き込む従来
の場合に比していわゆる記録密度がさらに高くな
り、磁気デイスクの利用効率が向上するという利
点ももたらされる。
ータを書き込む場合、NRZのデータをそのまま
書き込むというのが普通である。ところがこのよ
うにNRZのデータをそのまま書き込むと、次の
2つの問題が生ずる。第1は、NRZのデータは
原データの1又は0に変化がない限り全く無変化
となり、動作周波数帯域としてはDC成分から考
慮しなければならず極めて広帯域化してしまうと
いう問題である。第2は、上述の如くNRZのデ
ータが全く無変化になると、いわゆるクロツク成
分の抽出が行えず、復合化が困難になるという問
題である。このような問題を解決すべく、2ビツ
トおよび4ビツトのNRZデータをそれぞれ3ビ
ツトおよび6ビツトの1/7コードワードに変換す
るという符号化変換方式が提案されている。例え
ば、IEEE Trans on Mag Vol MAG12 No.6
1976 November等に述べられている。ここに
1/7コードワードとはあるビツト1とその次のビ
ツト1の間にビツト0が最低1個、最大7個入る
ようにしたコードを意味する。このように、ビツ
ト0が必ず所定期間内に出現することから上記2
つの問題は同時に解決される。さらに加えて、上
記提案の符号化変換方式では、2ビツト→3ビツ
トならびに4ビツト→6ビツトの符号変換がなさ
れるから周波数Fは1.5倍に増大するが、ビツト
0がビツト1とビツト1の間に必ず1個存在する
ため結果的には記録周波数は0.75倍に減少する。
この結果、NRZデータをそのまま書き込む従来
の場合に比していわゆる記録密度がさらに高くな
り、磁気デイスクの利用効率が向上するという利
点ももたらされる。
(3) 従来技術と課題
ところで叙上のように優れた機能を発揮し得る
符号化変換方式に対し、これを実施するための符
号変換回路は未だ市場に提供されたものは少な
い。当然に考えられる1つの試みとしては、その
符号変換回路をROMで構成することが挙げられ
る。すなわち2ビツト又は4ビツトのNRZデー
タをROMのアドレス入力として、3ビツト又は
6ビツトのコードワードを該ROMより読み出す
ものである。これは単純な発想であり現実的では
あるが、ROMのアクセス時間に限界があること
を考慮すると、高速の符号変換には対応できな
い。そこで、ROMを用いずにデイスクリートな
構成で実現できる符号変換回路の出現が是非とも
要望される。
符号化変換方式に対し、これを実施するための符
号変換回路は未だ市場に提供されたものは少な
い。当然に考えられる1つの試みとしては、その
符号変換回路をROMで構成することが挙げられ
る。すなわち2ビツト又は4ビツトのNRZデー
タをROMのアドレス入力として、3ビツト又は
6ビツトのコードワードを該ROMより読み出す
ものである。これは単純な発想であり現実的では
あるが、ROMのアクセス時間に限界があること
を考慮すると、高速の符号変換には対応できな
い。そこで、ROMを用いずにデイスクリートな
構成で実現できる符号変換回路の出現が是非とも
要望される。
(4) 考案の目的
本考案は上記事情に鑑み、ROMを用いること
のない符号変換回路を実現することを目的とする
ものである。
のない符号変換回路を実現することを目的とする
ものである。
(5) 考案の構成
上記目的を達成するために本考案は、任意のビ
ツト列で構成される入力データの複数ビツトを逐
次保持する入力レジスタと、該入力レジスタに保
持された入力データを、2ビツト以上のビツトモ
ードを単位とする複数のビツトモードに分類し、
その分類に基づき該入力データを符号変換する符
号変換用の論理回路と、該符号変換用の論理回路
からの出力を逐次保持するとともに保持された出
力データを送出する出力レジスタと、前記入力レ
ジスタに接続されて該入力レジスタに逐次保持さ
れた前記入力データを該複数のビツトモードに分
類するビツトモード分類用の論理回路と、該ビツ
トモード分類用の論理回路により分類されたビツ
トモードに応じて、該符号変換用の論理回路から
の出力を前記出力レジスタに保持するタイミング
と該出力レジスタから前記出力データを取り出す
出力タイミングとを設定するタイミング制御回路
とから構成することを特徴とするものである。
ツト列で構成される入力データの複数ビツトを逐
次保持する入力レジスタと、該入力レジスタに保
持された入力データを、2ビツト以上のビツトモ
ードを単位とする複数のビツトモードに分類し、
その分類に基づき該入力データを符号変換する符
号変換用の論理回路と、該符号変換用の論理回路
からの出力を逐次保持するとともに保持された出
力データを送出する出力レジスタと、前記入力レ
ジスタに接続されて該入力レジスタに逐次保持さ
れた前記入力データを該複数のビツトモードに分
類するビツトモード分類用の論理回路と、該ビツ
トモード分類用の論理回路により分類されたビツ
トモードに応じて、該符号変換用の論理回路から
の出力を前記出力レジスタに保持するタイミング
と該出力レジスタから前記出力データを取り出す
出力タイミングとを設定するタイミング制御回路
とから構成することを特徴とするものである。
(6) 考案の実施例
第1図は2ビツトおよび4ビツトのNRZデー
タをそれぞれ3ビツトおよび6ビツトのコードワ
ードに符号変換するときの対応を示す図表であ
る。本考案は左側のNRZデータ例えば(10)を
入力として、右側のコードワード例えば(010)
に符号変換するための回路について言及する。上
記図表中、コードワードのビツトC6の中で×を
付したものがあるが、これはその直前に来るコー
ドビツトの1又は0に応じてそれぞれ0又は1と
なる不定のビツトを表わす。いずれにしても、第
1図の図表に示す対応関係をほぼ瞬時的に得るた
めの符号変換回路の実現はそう簡単なことではな
い。
タをそれぞれ3ビツトおよび6ビツトのコードワ
ードに符号変換するときの対応を示す図表であ
る。本考案は左側のNRZデータ例えば(10)を
入力として、右側のコードワード例えば(010)
に符号変換するための回路について言及する。上
記図表中、コードワードのビツトC6の中で×を
付したものがあるが、これはその直前に来るコー
ドビツトの1又は0に応じてそれぞれ0又は1と
なる不定のビツトを表わす。いずれにしても、第
1図の図表に示す対応関係をほぼ瞬時的に得るた
めの符号変換回路の実現はそう簡単なことではな
い。
第2図は本考案に基づく符号変換回路の一実施
例を示す回路図である。以下、この符号変換回路
の構成ならびに動作を説明する。なお、第3図は
第2図の符号変換回路の動作説明に用いる、要部
の波形を示すタイムチヤートである。第2図なら
びに第3図を参照すると、第2図中の左側より入
力された入力データDin(第1図のNRZデータ)
は、本考案の符号変換回路20により符号変換さ
れ、同図中の右側より出力データDout(第1図の
コードワード)としてビツトシリアルに出力され
る。この入力データDinは第3図の(10)欄に例示さ
れており、これに対応する出力データDoutが同
図の(11)欄に例示されている。この場合、入力
データDin(NRZデータ)は第3図の(1)欄に示す
1F(Frequency)のクロツクCLKに同期してお
り、一方、出力データDoutは同図の(2)欄に示す、
1.5倍の周波数すなわち1.5FのクロツクCLKに同
期している。1.5倍となるのは同一の時間内に2
ビツト→3ビツト(又は4ビツト→6ビツト)の
符号変換がなされるからである。
例を示す回路図である。以下、この符号変換回路
の構成ならびに動作を説明する。なお、第3図は
第2図の符号変換回路の動作説明に用いる、要部
の波形を示すタイムチヤートである。第2図なら
びに第3図を参照すると、第2図中の左側より入
力された入力データDin(第1図のNRZデータ)
は、本考案の符号変換回路20により符号変換さ
れ、同図中の右側より出力データDout(第1図の
コードワード)としてビツトシリアルに出力され
る。この入力データDinは第3図の(10)欄に例示さ
れており、これに対応する出力データDoutが同
図の(11)欄に例示されている。この場合、入力
データDin(NRZデータ)は第3図の(1)欄に示す
1F(Frequency)のクロツクCLKに同期してお
り、一方、出力データDoutは同図の(2)欄に示す、
1.5倍の周波数すなわち1.5FのクロツクCLKに同
期している。1.5倍となるのは同一の時間内に2
ビツト→3ビツト(又は4ビツト→6ビツト)の
符号変換がなされるからである。
先ず入力のNRZデータDinはビツトシリアルに
シフトレジスタ(4ビツトシフトレジスタ)21
に入力される。シフトレジスタ21内の4ビツト
D1,D2,D3およびD4は、第1図のNRZデータの
各ビツトD1〜D4が完全に詰つた場合に対応する。
ここで最初になすべきことはいわゆる同期引込み
でる。このために本来のNRZデータの直前にス
タートビツトパターンを付与する。スタートビツ
トパターンとしては、ギヤツプパターンと明確に
区別できるものであればどの様なパターンでも良
い。一般に磁気デイスク上の各トラツクの構成
は、(ギヤツプパターン)(シンクビツトパター
ン)(データパターン)という風になつているか
ら、ギヤツプパターンとしては例えば(1111…)
を与え、シンクビツトパターン(synchronous
bit pattern)として、スタートビツトパターン
(1110)を与えるようにすれば良い。以下、スタ
ートビツトパターンとしてその(1110)を例にと
つて説明する。今、データの書込み指令(WC:
Write Command)が与えられたとする(第3図
の(3)欄におけるWCの立上り)。この指令WCは、
同期引込み回路35の一部を構成するフリツプ・
フロツプ23のリセツト入力にレベル反転して印
加され、該フリツプ・フロツプ23をアクテイブ
にする。一方、該同期引込み回路35の一部を構
成するANDゲート22は、各入力をレベル反転
したシフトレジスタ21からのデータビツト
(D1〜D4)が与えられる。ただし、シフトレジス
タ21のビツトのうちD4〜D2については反転出
力(小さい○印を付して示す)として、ビツト
D1についてはそのままの出力でANDゲート22
が与えられる。このため、シフトレジスタ21内
の(D4D3D2D1)に丁度前記スタートビツトパタ
ーン(1110)が揃つたところでANDゲート22
の入力には(0000)が印加され、各入力のレベル
反転によりANDゲート22は出力1を送出する。
この出力1は第3図の(4)欄に示される。この出力
1により、今、WCによつてアクテイブになつて
いるフリツプ・フロツプ23がセツトされ、その
出力Pも又立上る(第3図の(5)欄)。そしてこの
出力Pを受けて、同期引込み回路35の一部を構
成するフリツプ・フロツプ24の出力Qが立下が
る(第3図の(6)欄)。この出力Qは図示のとおり
クロツク1.5F・CLKに同期しており、ロード・
シフト・イネーブル信号LSEとして機能する。こ
のロード・シフト・イネーブル信号LSEは論理0
となつたとき、ロード・シフト切換ゲート
(NORゲート)27を開成する。ここにロードと
は、6ビツトのシフトレジスタ28に、前記シフ
トレジスタ21内のNRZデータを符号変換して
(第1図の対応関係に従つて)、パラレルに入力す
ることをいう。又、シフトとは、シフトレジスタ
28にロードされた符号変換後のデータ(コード
ワード)を、クロツク1.5F・CLKに同期して上
方に押し出すことをいう。なお、シフトレジスタ
28の各ビツトC1〜C6は第1図のコードワード
の各ビツトC1〜C6に対応する。
シフトレジスタ(4ビツトシフトレジスタ)21
に入力される。シフトレジスタ21内の4ビツト
D1,D2,D3およびD4は、第1図のNRZデータの
各ビツトD1〜D4が完全に詰つた場合に対応する。
ここで最初になすべきことはいわゆる同期引込み
でる。このために本来のNRZデータの直前にス
タートビツトパターンを付与する。スタートビツ
トパターンとしては、ギヤツプパターンと明確に
区別できるものであればどの様なパターンでも良
い。一般に磁気デイスク上の各トラツクの構成
は、(ギヤツプパターン)(シンクビツトパター
ン)(データパターン)という風になつているか
ら、ギヤツプパターンとしては例えば(1111…)
を与え、シンクビツトパターン(synchronous
bit pattern)として、スタートビツトパターン
(1110)を与えるようにすれば良い。以下、スタ
ートビツトパターンとしてその(1110)を例にと
つて説明する。今、データの書込み指令(WC:
Write Command)が与えられたとする(第3図
の(3)欄におけるWCの立上り)。この指令WCは、
同期引込み回路35の一部を構成するフリツプ・
フロツプ23のリセツト入力にレベル反転して印
加され、該フリツプ・フロツプ23をアクテイブ
にする。一方、該同期引込み回路35の一部を構
成するANDゲート22は、各入力をレベル反転
したシフトレジスタ21からのデータビツト
(D1〜D4)が与えられる。ただし、シフトレジス
タ21のビツトのうちD4〜D2については反転出
力(小さい○印を付して示す)として、ビツト
D1についてはそのままの出力でANDゲート22
が与えられる。このため、シフトレジスタ21内
の(D4D3D2D1)に丁度前記スタートビツトパタ
ーン(1110)が揃つたところでANDゲート22
の入力には(0000)が印加され、各入力のレベル
反転によりANDゲート22は出力1を送出する。
この出力1は第3図の(4)欄に示される。この出力
1により、今、WCによつてアクテイブになつて
いるフリツプ・フロツプ23がセツトされ、その
出力Pも又立上る(第3図の(5)欄)。そしてこの
出力Pを受けて、同期引込み回路35の一部を構
成するフリツプ・フロツプ24の出力Qが立下が
る(第3図の(6)欄)。この出力Qは図示のとおり
クロツク1.5F・CLKに同期しており、ロード・
シフト・イネーブル信号LSEとして機能する。こ
のロード・シフト・イネーブル信号LSEは論理0
となつたとき、ロード・シフト切換ゲート
(NORゲート)27を開成する。ここにロードと
は、6ビツトのシフトレジスタ28に、前記シフ
トレジスタ21内のNRZデータを符号変換して
(第1図の対応関係に従つて)、パラレルに入力す
ることをいう。又、シフトとは、シフトレジスタ
28にロードされた符号変換後のデータ(コード
ワード)を、クロツク1.5F・CLKに同期して上
方に押し出すことをいう。なお、シフトレジスタ
28の各ビツトC1〜C6は第1図のコードワード
の各ビツトC1〜C6に対応する。
かくして、入力データDin(NRZデータ)に対
する同期引込みが完了し、且つロード・シフト切
換ゲート27を開成したところで、次に本来の
NRZデータの符号変換を開始する。ところがこ
の符号変換は即座に開始できない。なぜなら第1
図に示すとおり、入力のNRZデータには2ビツ
トのモードと4ビツトのモードがランダムに現わ
れるからである。そこで、2ビツトモードなのか
4ビツトモードなのかを予め識別しておかなけれ
ばならない。この識別も単純且つ迅速に行われる
のが好ましい。そこで本実施例ではシフトレジス
タ21内の内容を見ていずれかのモードに固有の
ビツトパターンを発見することとする。再び第1
図を参照すると、NRZデータの第4および第3
ビツト(D4D3)に着目したとき、(00)という固
有のビツトパターンが見れる。つまり(D4D3)
が(00)のときは、2ビツトモードではなく4ビ
ツトモードなのである。このモード識別を行うの
がモード識別回路であり、具体的にはANDゲー
ト29であり、シフトレジスタ21の(D4D3)
が(00)、すなわち小さい○印を付した反転出力
が(11)となつたとき、4ビツトモードであつて
2ビツトモードでないことを示す出力S(第3図
の(9)欄参照)が送出される。従つて出力Sが論理
0のときは逆に2ビツトモードである。この出力
Sはさらにプリセツト回路37に印加される。プ
リセツト回路37は図示のとおりANDゲートと
インバータを含んでなる。プリセツトとは後述す
るカウント回路36のカウント値を初期設定する
ことを意味する。このカウント値は前述したシフ
トレジスタ28でのビツトシフト量を示す。この
カウント値は2ビツトモードにおいて2(=3−
1)である。このうち( )内の3は2ビツトモ
ードに対応するコードワードのビツト数である。
又、そのカウント値は4ビツトモードにおいて5
(=6−1)である。6の意味は、この4ビツト
モードに対応するコードワードのビツト数であ
る。これらカウント値に応じてシフトレジスタ2
8の内容を、NRZデータの2ビツトモードにお
いて、2→1→0と、コードワードの3ビツト分
を押し出し(データDoutのシリアルアウト)、
NRZデータの4ビツトモードにおいて5→4→
3→2→1→0と、コードワードの6ビツト分を
シリアルアウトする。なぜなら、コードワードは
3ビツト又は6ビツトで1つのワードをなすから
である。これら2→1→0,5→4→3→2→1
→0は第3図(8)欄で説明される(後述)。
する同期引込みが完了し、且つロード・シフト切
換ゲート27を開成したところで、次に本来の
NRZデータの符号変換を開始する。ところがこ
の符号変換は即座に開始できない。なぜなら第1
図に示すとおり、入力のNRZデータには2ビツ
トのモードと4ビツトのモードがランダムに現わ
れるからである。そこで、2ビツトモードなのか
4ビツトモードなのかを予め識別しておかなけれ
ばならない。この識別も単純且つ迅速に行われる
のが好ましい。そこで本実施例ではシフトレジス
タ21内の内容を見ていずれかのモードに固有の
ビツトパターンを発見することとする。再び第1
図を参照すると、NRZデータの第4および第3
ビツト(D4D3)に着目したとき、(00)という固
有のビツトパターンが見れる。つまり(D4D3)
が(00)のときは、2ビツトモードではなく4ビ
ツトモードなのである。このモード識別を行うの
がモード識別回路であり、具体的にはANDゲー
ト29であり、シフトレジスタ21の(D4D3)
が(00)、すなわち小さい○印を付した反転出力
が(11)となつたとき、4ビツトモードであつて
2ビツトモードでないことを示す出力S(第3図
の(9)欄参照)が送出される。従つて出力Sが論理
0のときは逆に2ビツトモードである。この出力
Sはさらにプリセツト回路37に印加される。プ
リセツト回路37は図示のとおりANDゲートと
インバータを含んでなる。プリセツトとは後述す
るカウント回路36のカウント値を初期設定する
ことを意味する。このカウント値は前述したシフ
トレジスタ28でのビツトシフト量を示す。この
カウント値は2ビツトモードにおいて2(=3−
1)である。このうち( )内の3は2ビツトモ
ードに対応するコードワードのビツト数である。
又、そのカウント値は4ビツトモードにおいて5
(=6−1)である。6の意味は、この4ビツト
モードに対応するコードワードのビツト数であ
る。これらカウント値に応じてシフトレジスタ2
8の内容を、NRZデータの2ビツトモードにお
いて、2→1→0と、コードワードの3ビツト分
を押し出し(データDoutのシリアルアウト)、
NRZデータの4ビツトモードにおいて5→4→
3→2→1→0と、コードワードの6ビツト分を
シリアルアウトする。なぜなら、コードワードは
3ビツト又は6ビツトで1つのワードをなすから
である。これら2→1→0,5→4→3→2→1
→0は第3図(8)欄で説明される(後述)。
上述のようにシフトレジスタ28の内容を、ク
ロツク1.5F・CLKを用いてワード単位でシフト
するとき、その内容は既に、第1図の対応関係で
符号変換されていなければならない。このため、
シフトレジスタ21内のNRZデータは、前記の
クロツクと非同期で、略瞬時的に符号変換され且
つシフトレジスタ28内にパラレルにロードされ
なければならない。これを行うのが符号変換論理
回路38である。本回路38内のロジツクは第1
図の対応関係を生ずるように組まれている。この
ロジツクは、ある規則性に着目すれば比較的単純
に組むことができる。例えば、コードワードのビ
ツトC3,C2は常に0である。ビツトC1はNRZデ
ータのビツトD1と常に同じである。ビツトC4が
1になるのは、NRZデータのビツト(D4D3)が
(10)のときである。ビツトC5が1になるのは、
NRZデータのビツト(D4D3)が(10)のときであ
り、又はビツト(D4D3)が(00)で且つビツト
(D2D1が(11)又は(00)のときである。ビツト
C6については、NRZデータの2ビツトモードの
とき(D4D3)が(10)で0、その4ビツトモー
ドのとき(D4D3)が(00)で(D2D1)が(11)
又は(00)の時0となる。この場合のビツトモー
ド判別は既述のANDゲート29の出力Sを兼用
する。又、ビツトC6の×のビツトは、その直前
のコードワードビツトを反転したものであるか
ら、シフトレジスタ28の上方のC6の反転出力
Xを回路38内の所定のゲートにフイードバツク
する。かくの如く、シフトレジスタ21内の
NRZデータは常時所定の符号変換がなされた後、
シフトレジスタ28内にコードワードとしてパラ
レルロードされる。
ロツク1.5F・CLKを用いてワード単位でシフト
するとき、その内容は既に、第1図の対応関係で
符号変換されていなければならない。このため、
シフトレジスタ21内のNRZデータは、前記の
クロツクと非同期で、略瞬時的に符号変換され且
つシフトレジスタ28内にパラレルにロードされ
なければならない。これを行うのが符号変換論理
回路38である。本回路38内のロジツクは第1
図の対応関係を生ずるように組まれている。この
ロジツクは、ある規則性に着目すれば比較的単純
に組むことができる。例えば、コードワードのビ
ツトC3,C2は常に0である。ビツトC1はNRZデ
ータのビツトD1と常に同じである。ビツトC4が
1になるのは、NRZデータのビツト(D4D3)が
(10)のときである。ビツトC5が1になるのは、
NRZデータのビツト(D4D3)が(10)のときであ
り、又はビツト(D4D3)が(00)で且つビツト
(D2D1が(11)又は(00)のときである。ビツト
C6については、NRZデータの2ビツトモードの
とき(D4D3)が(10)で0、その4ビツトモー
ドのとき(D4D3)が(00)で(D2D1)が(11)
又は(00)の時0となる。この場合のビツトモー
ド判別は既述のANDゲート29の出力Sを兼用
する。又、ビツトC6の×のビツトは、その直前
のコードワードビツトを反転したものであるか
ら、シフトレジスタ28の上方のC6の反転出力
Xを回路38内の所定のゲートにフイードバツク
する。かくの如く、シフトレジスタ21内の
NRZデータは常時所定の符号変換がなされた後、
シフトレジスタ28内にコードワードとしてパラ
レルロードされる。
上述のようにパラレルロードされたコードワー
ドは、3ビツトコードワード(第1図のC6〜C4)
か6ビツトコードワード(同図のC6〜C1)かに
応じて、シフトレジスタ28よりシリアルアウト
すべきシフト量が異なる(既述)。このために、
前記カウント回路36が有効になる。カウント回
路36はロード・シフト切換出力LS′(Load,
Shift)を送出し、今、前記ロード・シフト・イ
ネーブル信号LSE(第3図の(6)欄)によつて開成
しているロード・シフト切換ゲート27を通過し
てロード・シフト切換出力LSとなり、一方では、
カウント回路36内のカウンタ25における入力
S1に印加され、他方では、シフトレジスタ28の
シフト入力S2に印加される。ここで説明を分かり
易くするために、NRZデータDinのビツト列
(1,0)が第3図の(10)欄に示す如くクロツク
1F・CLKに同期して現われ、結論として、同図
の(11)欄に示す如くクロツク1.5F・CLKに同期し
てコードワードのビツト列(1,0)が、少し遅
れて出力される場合を例にとつて述べる。先ず、
既述のスタートビツトパターンSBP1(1110)が
Din内に現われたものとすると、第3図の(4)欄の
如くANDゲート22の出力が立上り、同期引込
みに入る。なお、本実施例では、該SBP1と2連
続となるスタートビツトパターンSBP2(1110)を
付加し、いわゆる先頭フラグとして機能させる。
このSBP2の後に本来のNRZデータ、例えば
(0010),(11)…が続く。その対応コードワード
(100000),(101)…となる。第3図の(7)欄に示す
如く、ロード・シフト・切換え出力LSがロード
(Load)とシフト(Shift)の動作を順次繰り返
す。例えばShift3ではLoad3で瞬時にロードした
NRZの4ビツトモードのデータに対応する、シ
フトレジスタ28内の6ビツトコードワードを、
既述の如く、5→4→3→2→1→0とシフトす
る。そして次のLoad4でNRZの2ビツトモード
のデータに対応する、シフトレジスタ28内の3
ビツトコードワード(C6C5C4)を2→1→0と
シフトする。これはShift4にて行われる。前記
Load3で、NRZデータの4ビツトモードデータ
に対応するコードワードがシフトレジスタ28内
に取り込まれていることは、既述のANDゲート
29の出力S(論理1)によつて判別される(第
3図の(9)欄)。従つて、この出力Sが論理1とな
つたときには前記Shift3で6ビツトのシフトがな
されなければならない。このため、カウンタ25
の(D2D1D0)入力にはバイナリーでカウント値
5がプリセツトされなければならない。このカウ
ント値5は前記入力(D2D1D0)が(101)のとき
に当る。この(101)は、前記プリセツト回路3
7のANDゲートより与えられる。このプリセツ
ト回路37は、上記の場合、NRZデータの4ビ
ツトモードデータを入力中であるから、ANDゲ
ート29からの出力S(論理1)を受信して、2
出力のANDゲートの一方(図示上方)より論理
1を、その他方(図中下方)より論理0を、カウ
ンタ25の(D2D1D0)に(101)として印加する
ことになる。カウンタ25は減算カウンタを構成
しており、クロツク1.5F・CLKの到来毎に1つ
ずつ減算する。ここに5→4→3→2→…と減算
中は、カウンタ25の(Q2Q1Q0)出力を受信す
るNORゲート26からは論理0が出力され続け
る。すなわち、ロード・シフト切換出力LS′は論
理0になつていて、ロード・シフト切換ゲート2
7からのロード・シフト切換出力LSは論理1と
なる(第3図の(7)欄における論理1のShift3)。
この論理1の切換出力LSは、シフトレジスタ2
8のシフト入力S2に印加されてこれをシフトモー
ドにする。他方、その論理1の切換出力LSは、
カウンタ25の入力S1に印加されこれを減算動作
モードにする。且つ、プリセツト回路37のイン
バータを通してその2出力ANDゲートを閉成す
る。そして、前記の減算が5→4…→1を超えて
0に至ると、前記NORゲート26の出力(LS′)
は論理1に変化し、切換ゲート27からのロー
ド・シフト切換出力LSは論理0となる(第3図
の(7)欄における論理0のLoad4)。これにより、
シフトレジスタ28はシフトモードからロードモ
ードに切り換わり次のコードワードを瞬時に取り
込む。他方、プリセツト回路37のインバータを
通して2出力ANDゲートを開成し、このロード
の時点での出力S(ANDゲート29より)を通過
させる。この例の場合、NRZの2ビツトモード
データが入力中であり、前記出力Sは論理0であ
る(第3図の(7)欄におけるLoad4の下方における
同(9)欄に示す論理が0である)から、カウンタ2
5の(D2D1D0)は(110)となり、バイナリーで
2のカウント値が該カウンタ25に与えられる。
既述のとおり、カウンタ25は減算カウンタを構
成しており、クロツク1.5F・CLKの到来ごとに
1ずつ減算する。ここに2→1→…と減算中は、
カウンタ25の(Q2Q1Q0)出力を受信するNOR
ゲート26からは論理0が出力され続ける。すな
わち、ロード・シフト切換出力LS′は論理0にな
つていて、ロード・シフト切換ゲート27からの
ロード・シフト切換出力LSは論理1となる(第
3図の(7)欄における論理1のShift4)。この論理
1の切換出力LSは、シフトレジスタ28のシフ
ト入力S2に印加されてこれをシフトモードにす
る。他方、その論理1の切換出力LSは、カウン
タ25の入力S1に印加されこれを減算動作モード
にする。且つ、プリセツト回路37のインバータ
を通してその2出力ANDゲートを閉成する。そ
して、前記の減算が2→1…を超えて0に至る
と、前記NORゲート26の出力LS′は論理1に変
化し、切換ゲート27からのロード・シフト切換
出力LSは論理0となる(第3図の(7)欄における
論理0のLoad5)。これにより、シフトレジスタ
28はシフトモードからロードモードに切り換わ
り次のNRZデータ入力に対応するコードワード
をロードする。上記のShift4ではシフトレジスタ
28内のコードワード(C6C5C4)がシリアルア
ウトされるだけで、コードワード(C3C2C1)は
そのままシフトレジスタ28内の(C6C5C4)の
位置に止まる。然し、これは何の意味もないデー
タであり、次のNRZデータに対応するコードワ
ードをパラレルインするときに上塗りされ、消滅
する。
ドは、3ビツトコードワード(第1図のC6〜C4)
か6ビツトコードワード(同図のC6〜C1)かに
応じて、シフトレジスタ28よりシリアルアウト
すべきシフト量が異なる(既述)。このために、
前記カウント回路36が有効になる。カウント回
路36はロード・シフト切換出力LS′(Load,
Shift)を送出し、今、前記ロード・シフト・イ
ネーブル信号LSE(第3図の(6)欄)によつて開成
しているロード・シフト切換ゲート27を通過し
てロード・シフト切換出力LSとなり、一方では、
カウント回路36内のカウンタ25における入力
S1に印加され、他方では、シフトレジスタ28の
シフト入力S2に印加される。ここで説明を分かり
易くするために、NRZデータDinのビツト列
(1,0)が第3図の(10)欄に示す如くクロツク
1F・CLKに同期して現われ、結論として、同図
の(11)欄に示す如くクロツク1.5F・CLKに同期し
てコードワードのビツト列(1,0)が、少し遅
れて出力される場合を例にとつて述べる。先ず、
既述のスタートビツトパターンSBP1(1110)が
Din内に現われたものとすると、第3図の(4)欄の
如くANDゲート22の出力が立上り、同期引込
みに入る。なお、本実施例では、該SBP1と2連
続となるスタートビツトパターンSBP2(1110)を
付加し、いわゆる先頭フラグとして機能させる。
このSBP2の後に本来のNRZデータ、例えば
(0010),(11)…が続く。その対応コードワード
(100000),(101)…となる。第3図の(7)欄に示す
如く、ロード・シフト・切換え出力LSがロード
(Load)とシフト(Shift)の動作を順次繰り返
す。例えばShift3ではLoad3で瞬時にロードした
NRZの4ビツトモードのデータに対応する、シ
フトレジスタ28内の6ビツトコードワードを、
既述の如く、5→4→3→2→1→0とシフトす
る。そして次のLoad4でNRZの2ビツトモード
のデータに対応する、シフトレジスタ28内の3
ビツトコードワード(C6C5C4)を2→1→0と
シフトする。これはShift4にて行われる。前記
Load3で、NRZデータの4ビツトモードデータ
に対応するコードワードがシフトレジスタ28内
に取り込まれていることは、既述のANDゲート
29の出力S(論理1)によつて判別される(第
3図の(9)欄)。従つて、この出力Sが論理1とな
つたときには前記Shift3で6ビツトのシフトがな
されなければならない。このため、カウンタ25
の(D2D1D0)入力にはバイナリーでカウント値
5がプリセツトされなければならない。このカウ
ント値5は前記入力(D2D1D0)が(101)のとき
に当る。この(101)は、前記プリセツト回路3
7のANDゲートより与えられる。このプリセツ
ト回路37は、上記の場合、NRZデータの4ビ
ツトモードデータを入力中であるから、ANDゲ
ート29からの出力S(論理1)を受信して、2
出力のANDゲートの一方(図示上方)より論理
1を、その他方(図中下方)より論理0を、カウ
ンタ25の(D2D1D0)に(101)として印加する
ことになる。カウンタ25は減算カウンタを構成
しており、クロツク1.5F・CLKの到来毎に1つ
ずつ減算する。ここに5→4→3→2→…と減算
中は、カウンタ25の(Q2Q1Q0)出力を受信す
るNORゲート26からは論理0が出力され続け
る。すなわち、ロード・シフト切換出力LS′は論
理0になつていて、ロード・シフト切換ゲート2
7からのロード・シフト切換出力LSは論理1と
なる(第3図の(7)欄における論理1のShift3)。
この論理1の切換出力LSは、シフトレジスタ2
8のシフト入力S2に印加されてこれをシフトモー
ドにする。他方、その論理1の切換出力LSは、
カウンタ25の入力S1に印加されこれを減算動作
モードにする。且つ、プリセツト回路37のイン
バータを通してその2出力ANDゲートを閉成す
る。そして、前記の減算が5→4…→1を超えて
0に至ると、前記NORゲート26の出力(LS′)
は論理1に変化し、切換ゲート27からのロー
ド・シフト切換出力LSは論理0となる(第3図
の(7)欄における論理0のLoad4)。これにより、
シフトレジスタ28はシフトモードからロードモ
ードに切り換わり次のコードワードを瞬時に取り
込む。他方、プリセツト回路37のインバータを
通して2出力ANDゲートを開成し、このロード
の時点での出力S(ANDゲート29より)を通過
させる。この例の場合、NRZの2ビツトモード
データが入力中であり、前記出力Sは論理0であ
る(第3図の(7)欄におけるLoad4の下方における
同(9)欄に示す論理が0である)から、カウンタ2
5の(D2D1D0)は(110)となり、バイナリーで
2のカウント値が該カウンタ25に与えられる。
既述のとおり、カウンタ25は減算カウンタを構
成しており、クロツク1.5F・CLKの到来ごとに
1ずつ減算する。ここに2→1→…と減算中は、
カウンタ25の(Q2Q1Q0)出力を受信するNOR
ゲート26からは論理0が出力され続ける。すな
わち、ロード・シフト切換出力LS′は論理0にな
つていて、ロード・シフト切換ゲート27からの
ロード・シフト切換出力LSは論理1となる(第
3図の(7)欄における論理1のShift4)。この論理
1の切換出力LSは、シフトレジスタ28のシフ
ト入力S2に印加されてこれをシフトモードにす
る。他方、その論理1の切換出力LSは、カウン
タ25の入力S1に印加されこれを減算動作モード
にする。且つ、プリセツト回路37のインバータ
を通してその2出力ANDゲートを閉成する。そ
して、前記の減算が2→1…を超えて0に至る
と、前記NORゲート26の出力LS′は論理1に変
化し、切換ゲート27からのロード・シフト切換
出力LSは論理0となる(第3図の(7)欄における
論理0のLoad5)。これにより、シフトレジスタ
28はシフトモードからロードモードに切り換わ
り次のNRZデータ入力に対応するコードワード
をロードする。上記のShift4ではシフトレジスタ
28内のコードワード(C6C5C4)がシリアルア
ウトされるだけで、コードワード(C3C2C1)は
そのままシフトレジスタ28内の(C6C5C4)の
位置に止まる。然し、これは何の意味もないデー
タであり、次のNRZデータに対応するコードワ
ードをパラレルインするときに上塗りされ、消滅
する。
上述の説明は第1図に示した符号変換表に基づ
く1/7コードワードの生成回路について述べたが、
一般的に1/N(Nは自然数)コードワードの生
成回路についても同様に応用できる。すなわち、
例えばNRZデータのkビツトモード、lビツト
モードおよびmビツトモードを、コードワードの
Kビツトワード、LビツトワードおよびMビツト
ワードに符号変換することもできる。この場合の
回路構成も基本的には第2図の場合と何ら変わら
ない。第4図は一般的な1/Nコードワードを得
る符号変換回路の一例を示すブロツク図である。。
本図中の参照番号41,42,43,44,45,46,47,
48,50,57,58を付した構成要素は、第2図中の
21,22,23,24,25,26,27,28,30,37,38を
付した構成要素とそれぞれ実質的に同一である。
異なるところは、スタートビツトパターンを検知
する部分と、カウンタ45にプリセツトすべきカ
ウント値である。前記スタートビツトパターン
は、新たな符号変換回路40用に設定し直す必要
がある。又、前記カウント値(第2図の場合の
「2」又は「5」)は、k,lおよびmビツトモー
ド毎にそれぞれ設定し直さなければならない。然
し、既述の動作原理が理解されれば、どのように
設定すべきか自ずと明らかである。かくの如く、
別の符号変換手法が与えられたとしても、NRZ
の入力データDin′からコードワード出力D′outを
得る基本プロセスは第3図の場合と同様である。
く1/7コードワードの生成回路について述べたが、
一般的に1/N(Nは自然数)コードワードの生
成回路についても同様に応用できる。すなわち、
例えばNRZデータのkビツトモード、lビツト
モードおよびmビツトモードを、コードワードの
Kビツトワード、LビツトワードおよびMビツト
ワードに符号変換することもできる。この場合の
回路構成も基本的には第2図の場合と何ら変わら
ない。第4図は一般的な1/Nコードワードを得
る符号変換回路の一例を示すブロツク図である。。
本図中の参照番号41,42,43,44,45,46,47,
48,50,57,58を付した構成要素は、第2図中の
21,22,23,24,25,26,27,28,30,37,38を
付した構成要素とそれぞれ実質的に同一である。
異なるところは、スタートビツトパターンを検知
する部分と、カウンタ45にプリセツトすべきカ
ウント値である。前記スタートビツトパターン
は、新たな符号変換回路40用に設定し直す必要
がある。又、前記カウント値(第2図の場合の
「2」又は「5」)は、k,lおよびmビツトモー
ド毎にそれぞれ設定し直さなければならない。然
し、既述の動作原理が理解されれば、どのように
設定すべきか自ずと明らかである。かくの如く、
別の符号変換手法が与えられたとしても、NRZ
の入力データDin′からコードワード出力D′outを
得る基本プロセスは第3図の場合と同様である。
(7) 考案の効果
以上詳細に説明したように本考案によれば2ビ
ツト以上のビツトモードが複数種混在するNRZ
データからコードワードへの符号変換回路が具体
的に実現され、しかも殆どゲート回路で構成され
るので、アクセス時間が不可欠なROMを利用す
る場合に比して高速動作が期待される。
ツト以上のビツトモードが複数種混在するNRZ
データからコードワードへの符号変換回路が具体
的に実現され、しかも殆どゲート回路で構成され
るので、アクセス時間が不可欠なROMを利用す
る場合に比して高速動作が期待される。
第1図は2ビツトおよび4ビツトのNRZデー
タを3ビツトおよび6ビツトのコードワードに符
号変換するときの対応を示す図表、第2図は本考
案に基づく符号変換回路の一実施例を示す回路
図、第3図は第2図の符号変換回路の動作説明に
用いる要部の波形を示すタイムチヤート、第4図
は一般的な1/Nコードワードを得る符号変換回
路の一例を示すブロツク図である。 20,40……符号変換回路、21……シフト
レジスタ、27……ロード・シフト切換ゲート、
28……シフトレジスタ、29……ANDゲート、
35……同期引込み回路、36……カウント回
路、37……プリセツト回路、38……符号変換
論理回路、Din……入力データ、Dout……出力デ
ータ。
タを3ビツトおよび6ビツトのコードワードに符
号変換するときの対応を示す図表、第2図は本考
案に基づく符号変換回路の一実施例を示す回路
図、第3図は第2図の符号変換回路の動作説明に
用いる要部の波形を示すタイムチヤート、第4図
は一般的な1/Nコードワードを得る符号変換回
路の一例を示すブロツク図である。 20,40……符号変換回路、21……シフト
レジスタ、27……ロード・シフト切換ゲート、
28……シフトレジスタ、29……ANDゲート、
35……同期引込み回路、36……カウント回
路、37……プリセツト回路、38……符号変換
論理回路、Din……入力データ、Dout……出力デ
ータ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 任意のビツト列で構成される入力データを、m
ビツトからnビツトへ変換する第1の変換モード
およびm′ビツトからn′ビツトへ変換する第2の変
換モード、ただしm>m′,n>n′,m/n=
m′/n′、の2つの変換モードを有する所定の変換
則に従つて符号変換する符号変換回路であつて、 入力データに同期した周波数Fの入力クロツク
に同期して、該入力データの連続するmビツトを
逐次的に保持する入力レジスタ21と、 該入力レジスタ21の保持されたmビツトのデ
ータをn′ビツトのデータに符号変換するととも
に、該mビツトのデータが前記2つの変換モード
のうちいずれかのモードで変換すべきものである
かを示す識別信号を出力する符号変換論理回路3
8、と、 該符号変換論理回路38のn′ビツトの出力と、
前記入力レジスタ21に保持されたデータの一部
D1と、固定データとが供給され、ロード信号に
より該n′ビツトの出力と該データの一部D1と、固
定データとを一括して保持するとともに、周波数
n/mFの出力クロツクに同期して、保持されたデ ータを逐次的に出力する出力レジスタ28と、 該出力クロツクに同期して動作し、前記符号変
換論理回路38が出力する識別信号が、前記第1
の変換モードの識別を示すとき、該出力レジスタ
28へn個の出力クロツクが供給された後に該ロ
ード信号を生成し、前記第2の変換モードの認識
を示すとき、該出力レジスタ28へn′個の出力ク
ロツクが供給された後に該ロード信号を生成する
タイミング制御回路36と、 前記入力レジスタに保持されたmビツトのデー
タから、符号変換の開始を表わすビツトパターン
を認識した後に、該タイミング制御回路36が生
成したロード信号を有効にして前記出力レジスタ
28へ供給する開始パターン認識回路35とを具
備することを特徴とする符号変換回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988163992U JPH0432823Y2 (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988163992U JPH0432823Y2 (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01119227U JPH01119227U (ja) | 1989-08-11 |
JPH0432823Y2 true JPH0432823Y2 (ja) | 1992-08-06 |
Family
ID=31449208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988163992U Expired JPH0432823Y2 (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0432823Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5088946A (ja) * | 1973-11-20 | 1975-07-17 | ||
JPS53136450A (en) * | 1977-05-04 | 1978-11-29 | Hitachi Ltd | Variable-length coding system |
-
1988
- 1988-12-20 JP JP1988163992U patent/JPH0432823Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5088946A (ja) * | 1973-11-20 | 1975-07-17 | ||
JPS53136450A (en) * | 1977-05-04 | 1978-11-29 | Hitachi Ltd | Variable-length coding system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01119227U (ja) | 1989-08-11 |
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