JP3026398B2 - データの位相乗せ換え方法及び回路 - Google Patents

データの位相乗せ換え方法及び回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ乗せ換え回路に関
し、特に、PLL回路を用いないデータの位相乗せ換え
回路に関するものである。
【0002】
【従来技術】図10は従来のデータ乗せ換え回路を示す
ものである。送信側装置90の送信部91より該送信側
装置90のクロックジェネレータ92の出力する送信側
クロック信号に従ってデータが送信される。このデータ
は受信側装置80の受信部81で受信(ラッチ)され、
このときの制御クロックは入力データよりPLL回路8
2によって形成されたクロック信号を用いることにな
る。
【0003】ところが、受信側装置80は受信側のクロ
ックジェネレータ83の出力する受信側クロック信号に
よって制御されており、ここで、PLL回路82の出力
するクロック信号に同期した処理から受信側のクロック
ジェネレータ83の出力する受信側クロック信号に同期
した処理に切り変える必要がある。そこで、上記受信部
81の後段にビットバッファ84を備え、上記受信部8
1より出力されるデータは、該ビットバッファ84に上
記PLL回路82の出力クロック信号で書き込まれ、ク
ロックジェネレータ83の出力する受信側クロック信号
で読み出された後、所定の処理がなされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の回路による
と受信側装置80は受信したデータからPLL回路82
によって入力データに同期したクロック信号を抽出して
いる。上記PLL回路82をより正確に作動させるため
には、周波数の高い信号を用いた方が好ましいところか
ら、図11(a)に示すデータを送信する場合、図11
(b)に示す該データのユニポーラ信号NRZ(Non Re
turn to Zero)あるいは図11(c)に示すバイポーラ
信号を図11(d)に示すRZ(Return to Zero)信号化
して送信する必要があり、周波数が非常に高くなる欠点
がある。
【0005】現状技術では30MHz程度のクロック信
号を用いる場合には、ビットバッファ84として安価で
消費電力の小さなCMOSを用いることができるが、そ
れ以上の周波数になると高価で消費電力の大きなECL
を用いる必要がある。
【0006】更に、上記従来の方法によると、PLL回
路82を必要とし、部品点数が多くなり、コスト高とな
る。本発明は上記従来の事情に鑑みて提案されたもので
あって、低い周波数で処理することができ、従って安価
で電力消費の少ないデータの位相乗せ換え方法及び回路
を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために以下の手段を採用している。すなわち、入力
データを該入力データを受信する装置のクロック信号に
同期させるデータの位相乗せ換え方法において、入力デ
ータを多段階に遅延してラッチし、ラッチされた各段階
のデータが所期のパターンと一致する各遅延段階の入力
データのうち、入力データを構成するビットの中央がよ
り上記クロック信号の立ち上がりに近い入力データに対
応する位置を検出し、該位置に迄遅延された入力データ
を正規のデータとして出力するものである。
【0008】上記方法を実現するために、本発明は図1
に示すような回路を使用している。即ち、入力データを
多段階に遅延する遅延手段10と、上記遅延手段10で
遅延された各遅延段階の入力データをラッチするラッチ
手段20と、上記ラッチ手段20でラッチされた各遅延
段階の入力データが所期のパターンと一致するか否かを
判断するパターン判定手段30と、各パターン判定手段
30が“一致”と判断する各遅延段階の入力データのう
ち、入力データを構成するビットの中央がより上記クロ
ック信号の立ち上がりに近い入力データに対応する位置
を検出するセレクト信号作成手段45と、上記セレクト
信号作成手段45の出力によって決定された時間に迄遅
延された入力データを選択的に抽出するセレクタ60と
を備えるものである。
【0009】上記セレクト信号作成手段45は、上記パ
ターン判定手段30の出力を時間的に多段階に渡ってラ
ッチするシフト手段40と、該シフト手段40を構成す
る各フリップフロップの出力より上記位置を検出するデ
コーダ50とより構成される。
【0010】上記特定パターンとしては、入力データの
各フレームの先頭を表すフレームパターンを用いること
ができる。
【0011】
【作用】遅延手段10で多段階に遅延された入力データ
,,が、各遅延段階でラッチ手段20にラッチさ
れたときには、上記多段の遅延段階の入力データ,
,を構成する各ビットの中間位置で上記ラッチ手段
20が作動した場合、該ラッチ手段20には正常なラッ
チができ、他の段階、特に、隣接するビットとの境界付
近でラッチ手段20が作動した場合には正常なラッチは
できない。
【0012】上記正常なラッチはラッチ対象となるビッ
トの中央部で行われることになるので、正常なラッチが
複数回続けばその複数回の中央の回数に相当するデータ
が最も安全なデータということになる。そこで、このよ
うに正常なラッチが継続している時間的に中央の位置で
ラッチされたデータを正規のデータとして出力する。
【0013】正常な状態で入力データがラッチされたか
否かは、ラッチされたデータが特定のパターンになって
いるか否かを判定することによって明らかとなる。例え
ば、フレームパターン等特定のパターンを備えたデータ
をラッチして、該ラッチされたデータがパターン判定手
段30で特定パターンと“一致”していると判断された
ときが正常にラッチされたときである。
【0014】従って、上記セレクト信号作成手段45は
上記パターン判定手段30の所定時間に渡っての判定が
“一致”を示しているときの中央位置に対応する時間を
検出し、該検出された時間に入力されたデータを通過さ
せるようにセレクタ60を作動させる。
【0015】そこで、上記シフト手段40では上記パタ
ーン判定手段30の所定時間に渡っての判定信号をラッ
チしておき、このようにラッチされた判定信号をデコー
ダ50で判読することによって、上記位置を検出するこ
とができる。
【0016】図2は本発明の一実施例を示すブロック図
であり、データのタイムスロットとクロック周期とは同
一であることを前提としている(図4参照)。入力デー
タは遅延手段10に入力され、ここで、2段階の遅延回
路12、13を介して段階的に所定時間ずつ遅延され
る。ここで得られた各3段階の位相差を持った入力デー
タ,,はそれぞれラッチ手段20を構成するフリ
ップフロップ21,22,23に受信側クロック信号C
Lrの立ち上がりでラッチされ、各フリップフロップ2
1,22,23よりはデータ’,’,’が出力さ
れる。
【0017】上記各フリップフロップ21,22,23
の出力データ’,’,’はそれぞれパターン判定
手段30を構成するパターン検出回路31,32,33
に入力される。このパターン検出回路31,32,33
はそれぞれ図3(a)に示すように、シフトレジスタ3
01とアンドゲート302とよりなり、例えば、図3
(b)に示すようなパターンを認識したとき“1”を出
力するようになっている。
【0018】このようにして得られるパターン判定信号
は、正しいデータの各ビットの中央部分でフリップフロ
ップ21,22,23が作動しているときは、正しいパ
ターンであることを示す“1”を出力することになる。
ところが、後に詳しく説明するように上記フリップフロ
ップ21,22,23が隣接するビットとの境界付近で
作動するときには、該フリップフロップ21,22,2
3は不定状態にあるので、受信側クロック信号CLrよ
り位相の進んだ方のビットをラッチする場合、位相の遅
れた方のビットをラッチする場合、あるいは位相の遅れ
た方及び進んだ方のビットのいずれもラッチしない場合
がある。従って、正しいデータの境界付近でフリップフ
ロップ21,22,23が作動している場合は正しいデ
ータをラッチするとは限らないことになる。
【0019】このようにフリップフロップ21,22,
23にラッチされたデータに基づいて上記パターン判定
手段30でパターン判定した結果である判定信号を、2
段のフリップフロップ41a,41b,42a,42
b,43a,43bよりなるシフト手段40にラッチす
る。ここで、bの位相よりもaの位相の方が遅れた位相
であることを“b>a”と表すこととすると、上記フリ
ップフロップ41a、41b、42a、42b、43
a、43bはそれぞれシフトレジスタであるため、“4
1a>41b”、“42a>42b”、“43a>43
b”の関係が成り立つ。また、遅延回路12、13によ
り、1段目のフリップフロップ41a、42a、43a
には“41a>42a>43a”の関係が、2段目のフ
リップフロップ41b、42b、43bには“41b>
42b>43b”の関係が成り立つ。 すなわち、各フリ
ップフロップ41a〜43bには上述した関係で順次遅
れた位相の判定信号が時経列的に並べられることにな
る。このように時経列的に並べられた判定信号を以下に
説明するような方法で、どの段階迄遅延されたデータが
受信側クロック信号CLrと同期するかをデコーダ50
で判読し、この判読の結果得られるセレクト信号Ssに
基づいて受信側クロック信号CLrと同期するデータを
セレクタ60で抽出して出力するようになっている。
【0020】図4〜6は上記回路のタイムチャートを示
すものであり、以下、単位遅延要素の有する遅延量は、
データのタイムスロットの3分の1であることを前提に
説明する。上記したように各遅延回路11,12,13
で遅延された入力データ(各図の(b)(d)
(f))がラッチ手段20を構成する各ラッチ21,2
2,23に受信側クロック信号CLrの2つの立ち上が
り時刻t1 ,t2 でラッチされ、その出力データ’,
’,’がパターン判定手段30で判別される(各図
(c)(e)(g))。更に、上記パターン判定手段3
0での判別信号はセレクト信号作成手段45を構成する
シフト手段40に入力され、ここで上記時刻t1 に対応
する判別信号(各図P’,P’,P’)、時刻t
2 に対応する判別信号(各図P”,P”,P”)
がラッチされる。
【0021】ここで、図4(I) の(A),(II)の
(A),(III) の(A)はデータの変化点(ビットと
次のビットの境界)と受信側クロック信号CLrの立ち
上がりエッジが近い場合のタイムチャートを示してい
る。この場合、受信側クロック信号CLrで該受信側ク
ロック信号CLrより位相の進んだデータをラッチする
ケース(図2(I) の(A))、位相の遅れたデータをラ
ッチするケース(図4(II)の(A))、どちらもラッチ
しないケース(図4(III) の(A))が考えられ、各ケ
ースでパターン判定手段30で正規パターンであると判
断される(各図(c)(e)(g)に示される“○”は
パターン一致を、“×”はパターン不一致を示す)位相
が各図に示すように異なる。
【0022】すなわち、図4(I) の(A)では、受信側
クロック信号CLrの立ち上がりエッジ(時刻t1 )よ
り進んだビットb1 のデータをフリップフロップ21
にラッチしており、またデータ、データも時刻t1
で同じビットb1 がラッチされている。従って、上記ビ
ットb1 が正規のビットフレームの先頭信号を構成する
ビット)である場合、図4(I) の(B)に示すようにシ
フト手段40にラッチされたパターン判定手段30の判
別信号は、データのいずれについても時刻t1
ラッチ手段20にラッチされたデータを正規データと判
定し、時刻t2でラッチされたデータ,,は正規
データとは判定しない。従って、経時的には時刻t1
おいてフリップフロップ21,22,23にラッチされ
たデータが正しいデータということになり、その時間的
中間位置にあるデータ(データ)を次段のデコーダ
50とセレクタ60で選択すると最も安全なデータが選
択できたことになる。なお、図4(I) に示される“S”
は、データのうち、いずれのデータが上記選択動
作によって選択されるのかを、図面上、明らかにしたも
のである(以下に説明する図4(II)および(III) に示さ
れる“S”も同様である)。
【0023】次いで、図4(II)の(A)では受信側クロ
ック信号CLrの立ち上がりエッジ(時刻t1 )より遅
れたビットb2 のデータをフリップフロップ21にラ
ッチしており、またデータ、データは上記時刻t1
より1クロック遅れた時刻t 2 で同じビットb2 がラッ
チされている。従って、図4(II)の(B)よりシフト手
段40にラッチされるパターン判定手段30の判別信号
はデータについては時刻t1 に、データ,につい
ては時刻t2 にラッチ手段20にラッチされたデータを
正規データと判定している。この場合、データはラッ
チタイミングが大きくずれているので無視することに
し、時刻t2 にラッチされたデータ,のいずれかを
正しいデータとして選択して出力すればよいことにな
る。そこで、ここではクロック信号CLrの立ち上がり
がビットの中央に近く、より安全なデータ(データ
’)をデコーダ50と次段のセレクタ60で選択する
ようにする。
【0024】更に、図4(III) の(A)は受信側クロッ
ク信号CLrで、データの該受信側クロック信号CL
rより進んだ位相のビットも遅れた位相のビットもラッ
チできていない場合を示している。この場合、データ
、データは時刻t2 でビットb2 がラッチされてい
るが、よりビットの中央に近いデータ(データ’)
が選択されることになる。
【0025】同様に図5はデータの変化点と受信側ク
ロック信号CLrの立ち上がりが近い場合を示すもので
あり、図6はデータの変化点と受信側クロック信号C
Lrの立ち上がりが近い場合を示すものである。各場合
についてパターン判定手段30の判別信号を抽出する
と、それぞれ各図(B)に示すようになる。なお、図5
および図6に示される“○”“×”および“S”は、図
4における説明で述べた通りである。
【0026】デコーダ50は例えばフリップフロップ4
1a〜43bの出力を入力するROMで構成され、該R
OMは上記フリップフロップ41a〜43bの出力が図
4(I)の(B)であるときには、遅延回路12よりの出
力’が出力されるようにセレクタ60を制御するセレ
クタ信号Ssを出力するようになっている。同様にフリ
ップフロップ41a〜43bの出力が図4,図5,図6
の(B)のパターンに対応して遅延回路11,12,1
3の出力’,’,’の中の適正なデータを抽出す
るセレクタ信号Ssを出力する。
【0027】また、上記デコーダ50は図7に示すよう
なゲート回路を用いることができる。すなわち、図4
(I)の(B)のパターンの場合、シフト手段40を構成
するフリップフロップ41a〜43aの出力信号
P”,P”,P”の反転信号(時刻t2 のラッチ信
号に対応)及びフリップフロップ41b〜43bの出力
信号P’,P’,P’(時刻t1 のラッチ信号に
対応)が入力されたアンドゲート51を備える構成とす
る。これによって該アンドゲート51が“1”を出力す
ると、セレクタ60ではデータ(データ’)に対応
する遅延回路12よりの出力’が入力されているアン
ドゲート62が開かれることになる。
【0028】また、図4(II)の(B)に示すパターンで
あるときには、シフト手段40を構成するフリップフロ
ップ41a,42b,43bの出力P”,P’,
P’、及びフリップフリップ41b,42a,43aの
出力の反転信号P’,P”,P”が入力されるア
ンドゲート52が備えられる。このアンドゲート52が
“1”を出力するとセレクタ60を構成するアンドゲー
ト63を開いてデータ(データ’)を出力するよう
にしている。
【0029】このように、デコーダ50にそれぞれの場
合に対応するアンドゲート51,52…を備えることに
よって、セレクタ60のいずれかのアンドゲート61,
62,63を開いて所定のデータを出力する。尚、図示
していないがセレクタ60のアンドゲート61が開かれ
る場合として、例えば図5(II),(III) のケースが考え
られる。
【0030】尚、上記において1ビットを1の遅延要素
で3分の1ずつ遅延する場合についてのみ説明したが、
より多段階に遅延するこによってより安定した位相乗せ
換えを行うことができることはもちろんである。
【0031】また、シフト手段40では2つの時刻
1 ,t2 についての判別結果しかラッチしないように
しているが、更に多くの時刻についての判別結果をラッ
チしてもよいことはもちろんである。
【0032】図8はセレクト信号作成手段45の他の実
施例であり、図9はそのタイムチャートである。パター
ン判定手段40のn本の出力は隣接する2本がアンドゲ
ート群49を構成するアンドゲート491 〜49n-1
入力され、これによって図9(a)に示すように、パタ
ーン判定手段30が“一致”(出力“1”)と判断する
時間にタイム差があると、その境界部分ではアンドゲー
ト491 〜49n-1 は“0”を出力する。このアンドゲ
ート491 〜49n-1 の出力はフリップフロップ481
〜48n-1 にラッチされる。このフリップフロップ48
1 〜48n-1 は自身の出力と上記アンドゲート491
49n-1 の出力の論理和が入力となっており、これによ
って図9(b)に示すように一旦“1”がフリップフロ
ップ481 〜48n- 1 にラッチされると、その状態を保
持することになる。
【0033】上記フリップフロップ481 〜48n-1
出力は該フリップフロップ481 〜48n-1 の状態が安
定した時点、すなわち、フレームパターンのラッチ手段
20への入力開始からフレームの入力が終わる迄の所定
時間経過したときにフリップフロップ471 〜47n-1
にラッチされる。このため、カウンタ46はラッチ手段
20の位相の最も進んだ出力がフレームの開始を検出し
てからの所定の設定時間を検出して、上記フリップフロ
ップ471 〜47n-1 にラッチ信号を与えるようになっ
ている。このようにフリップフロップ471 〜47n-1
にラッチされたデータをデコーダ50であるROMに入
力され、セレクト信号Ssを得ることになる。
【0034】尚、上記フリップフロップ471 〜47
n-1 、481 〜48n-1 、カウンタ46はフレームパタ
ーンが開始される直前にリセットされ、次のフレームの
処理に支障を来さないようにしている。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、PLL回
路を用いないで位相乗せ換えを行うことができるので、
NRZ(Non Return to Zero)等の低い周波数のデータを
そのまま伝送することができ、回路価格を下げることが
でき、また回路をCMOSで構成することができるの
で、消費電力も少なくすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施例ブロック図である。
【図3】本発明のパターン判定手段を示すブロック図で
ある。
【図4】本発明のタイムチャートである。
【図5】本発明のタイムチャートである。
【図6】本発明のタイムチャートである。
【図7】本発明のデコーダとセレクタを示すブロック図
である。
【図8】セレクト信号作成手段の他の実施例である。
【図9】図8のタイムチャートである。
【図10】従来例ブロック図である。
【図11】ユニポーラ信号とRZ信号を示す波形図であ
る。
【符号の説明】
10 遅延手段 20 ラッチ手段 30 パターン判定手段 40 シフト手段 45 セレクト信号作成手段 49 アンドゲート群 50 デコーダ 60 セレクタ
フロントページの続き (72)発明者 松尾 浩之 大阪府大阪市中央区城見二丁目1番61号 富士通関西ディジタル・テクノロジ株 式会社内

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力データを該入力データを受信する
    置のクロック信号に同期させるデータの位相乗せ換え方
    法において、 入力データを多段階に遅延してラッチし、ラッチされた
    各段階のデータが所期のパターンと一致する各遅延段階
    の入力データのうち、入力データを構成するビットの中
    央がより上記クロック信号の立ち上がりに近い入力デー
    タに対応する位置を検出し、該位置に迄遅延された入力
    データを正規の入力データとするデータの位相乗せ換え
    方法。
  2. 【請求項2】 入力データを該入力データを受信する
    置のクロック信号に同期させるデータの位相乗せ換え方
    法において、 入力データを多段階に遅延する遅延手段と、 上記遅延手段で遅延された各遅延段階の入力データをラ
    ッチするラッチ手段と、 上記ラッチ手段でラッチされた各遅延段階の入力データ
    が所期のパターンと一致するか否かを判断するパターン
    判定手段と、 各パターン判定手段が“一致”と判断する各遅延段階の
    入力データのうち、入力データを構成するビットの中央
    がより上記クロック信号の立ち上がりに近い入力データ
    に対応する位置を検出するセレクト信号作成手段と、 上記セレクト信号作成手段の出力によって決定された時
    間に迄遅延された入力データを選択的に抽出するセレク
    タとを備えたことを特徴とするデータの位相乗せ換え回
    路。
  3. 【請求項3】 上記セレクト信号作成手段が上記パター
    ン判定手段の出力を時間的に多段階に渡ってラッチする
    シフト手段と、上記シフト手段を構成する各フリップフ
    ロップの出力より上記位置を決定するデコーダとよりな
    る請求項2に記載のデータの位相乗せ換え回路。
  4. 【請求項4】 上記セレクト信号作成手段が上記パター
    ン判定手段の上記各遅延段階に対応する出力より、該パ
    ターン判定手段が“一致”と判断する時間の境界を検出
    するアンドゲート群と、該アンドゲート群の出力より
    記位置を検出するデコーダとよりなる請求項2に記載の
    データの位相乗せ換え回路。
  5. 【請求項5】 上記特定パターンが入力データの各フレ
    ームの先頭を表すフレームパターンである請求項2に記
    載のデータの位相乗せ換え回路。
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