JP5175888B2 - 発振異常検出回路 - Google Patents
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Description
本発明は、発振回路の発振異常を検出する発振異常検出回路に関する。
半導体集積回路やASIC(Application Specific Integrated Circuit)は、外部から入力されるクロック信号にて動作している。そのため、クロック信号を生成する発振回路の発振停止や異常が生じると、これらの半導体集積回路やASICの動作も異常となり、これらを用いたシステムの動作に支障をきたすこととなる。そこで、製造過程においても基板状態で発振回路の動作チェックが行われている。
しかしながら、発振回路の発振信号を検査するために、検査装置のプローブを発振素子のリードに接続すると、プローブの容量によって発振異常を引き起こす可能性がある。
そこで、外部に検査装置を接続することなく、回路基板上に発振停止検出回路を設けて、この発振停止検出回路によって、発振回路の停止異常を検出する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、特許文献1に記載の発振停止検出回路は、発振の停止を検出することができるものの、正常な発振周波数とは異なる周波数で発振するような発振周波数の異常を検出することはできなかった。
一方、発振回路は、部品の特性バラツキ等によって、発振周波数が正常な周波数からずれてしまう場合がある。また、水晶発振子を用いた発振回路では、基本波の周波数で発信させるべきところでオーバートーンの周波数で発振してしまったり、逆にオーバートーンの周波数で発振させるべきところで基本波の周波数で発振してしまったりする発振異常が生じることがある。
そのため、発振回路の発振周波数の異常を、基板上の回路で検出したいという、ニーズがある。
本発明の目的は、発振回路の発振周波数の異常を検出することができる発振異常検出回路を提供することである。
本発明に係る発振異常検出回路は、発振回路から出力される発振信号を、直列接続された複数の遅延素子を用いて遅延させる遅延部と、前記各遅延素子の出力信号から、前記複数の遅延素子により得られる前記遅延部全体の遅延時間である全体遅延時間内における、前記発振信号の変化を示す発振信号パターンを取得する信号パターン取得部と、前記発振信号が正常であるときに前記信号パターン取得部によって取得されることが期待される発振信号パターンを、期待信号パターンとして予め記憶する期待値記憶部と、前記信号パターン取得部によって取得される発振信号パターンと前記期待値記憶部に記憶されている期待信号パターンとを比較する比較部と、前記比較部による比較結果が一致しない場合、前記発振回路に発振異常が生じていると判定する異常判定部とを備える。
この構成によれば、発振回路から出力される発振信号が、直列接続された複数の遅延素子を用いて遅延される。そして、信号パターン取得部によって、各遅延素子の出力信号から、全体遅延時間内における、発振信号の変化を示す発振信号パターンが取得される。さらに、比較部によって、信号パターン取得部で取得される発振信号パターンと期待信号パターンとが比較され、異常判定部によって、比較部による比較結果が一致しない場合、発振回路に発振異常が生じていると判定される。
この場合、発振回路の発振周波数に異常が生じると、信号パターン取得部で取得される発振信号パターンと期待信号パターンとが一致しなくなって比較部による比較結果が不一致となり、異常判定部によって、発振回路に発振異常が生じていると判定されるので、発振回路の発振周波数の異常を検出することができる。
また、前記全体遅延時間が、前記発振回路の正常な発振周期の2分の1より長い時間になるように、前記遅延素子の数と前記各遅延素子の遅延時間とが設定されていることが好ましい。
全体遅延時間が、発振回路の正常な発振周期の2分の1より長い時間になるように、遅延素子の数と各遅延素子の遅延時間とが設定されていれば、信号パターン取得部は、正常時における発振信号のロー側及びハイ側のうち少なくとも一方のパルス幅を含むように、発振信号パターンを取得することができる。そうすると、正常時における発振信号のロー側及びハイ側のうち少なくとも一方のパルス幅を含む期待信号パターンと比較することで、発振回路の発振周波数の異常を検出することが可能となる。
また、前記異常判定部は、前記発振回路の正常な発振周期の間、前記比較部による比較結果が一致しない状態が継続した場合に、前記発振回路に発振異常が生じていると判定することが好ましい。
遅延部は、発振回路から出力される発振信号を、直列接続された複数の遅延素子によってそのまま遅延させるだけなので、各遅延素子の出力信号をそのまま発振信号パターンとして用いると、発振信号パターンは、期待信号パターンが時間的にシフトした信号パターンになる場合がある。このような場合、発振回路が正常に発振している場合であっても発振信号パターンと期待信号パターンとが一致しなくなる。そこで、異常判定部は、発振回路の正常な発振周期の間、比較部による比較結果が一致しない状態が継続した場合に、発振回路に発振異常が生じていると判定することで、発振回路が正常に発振しているにも関わらず、誤って発振異常が生じていると判定するおそれが低減される。
また、前記期待値記憶部は、前記遅延素子一つ分の遅延時間ずつシフトさせた複数の期待信号パターンを、前記発振回路の正常な発振周期を前記遅延素子一つ分の遅延時間で除して得られる数以上記憶し、前記比較部は、前記信号パターン取得部によって取得される発振信号パターンと前記期待値記憶部に記憶されている全ての期待信号パターンとを比較し、前記異常判定部は、前記比較部による全ての比較結果が一致しない場合に、前記発振回路に発振異常が生じていると判定することが好ましい。
この構成によれば、期待値記憶部には、遅延素子一つ分の遅延時間ずつシフトさせた複数の期待信号パターンが、発振回路の正常な発振周期を前記遅延素子一つ分の遅延時間で除して得られる数以上記憶されている。そうすると、期待値記憶部には、発振回路が正常に発振している場合に信号パターン取得部によって取得される可能性のある発振信号パターンが全て記憶されていることになる。そこで、比較部は、信号パターン取得部によって取得される発振信号パターンと期待値記憶部に記憶されている全ての期待信号パターンとを比較し、異常判定部は、比較部による全ての比較結果が一致しない場合に、発振回路に発振異常が生じていると判定することで、発振回路の正常な発振周期の間待つことなく、速やかに発振異常を検出することが可能となる。
また、前記異常判定部によって、前記発振回路に発振異常が生じていると判定されたとき、前記信号パターン取得部によって取得された発振信号パターンを記憶する異常信号パターン記憶部をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、発振回路に発振異常が生じたとき、信号パターン取得部によって取得された発振信号パターン、すなわち異常な状態の発振信号を示す発振信号パターンが異常信号パターン記憶部によって記憶されるので、異常信号パターン記憶部に記憶された発振信号パターンを参照することによって、発振回路を修理したり調整したりするための手懸かりを得ることが可能となる。
このような構成の発振異常検出回路によれば、発振回路の発振周波数に異常が生じると、信号パターン取得部で取得される発振信号パターンと期待信号パターンとが一致しなくなって比較部による比較結果が不一致となり、異常判定部によって、発振回路に発振異常が生じていると判定されるので、発振回路の発振周波数の異常を検出することができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。図1は、本発明の一実施形態に係る発振異常検出回路の一例を示すブロック図である。
図1に示す発振異常検出回路1は、例えば、遅延部2、信号パターン取得部3、期待値記憶部4、比較部5、異常判定部6、異常信号パターン記憶部7、自己発振回路8、及び接続端子11,12,13を備えて構成されている。
発振異常検出回路1は、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)の一部として構成されている。そして、接続端子11に検査対象である発振回路100が接続されて、発振回路100から出力されたクロック信号CLK(発振信号)が、検査対象の信号として接続端子11によって受け付けられるようになっている。
遅延部2は、例えば遅延素子20,21,22,23,24,25が直列接続されて構成されている。遅延素子20〜25としては、例えばバッファやディレ−ライン等の遅延素子が用いられる。そして、発振回路100から接続端子11へ出力されたクロック信号CLKが、遅延素子20〜25によって遅延時間tdずつ遅延されて、各素子の出力信号がクロック信号CLK0〜CLK5としてそれぞれ信号パターン取得部3へ出力される。
この場合、遅延部2全体の遅延時間である全体遅延時間tdaは、遅延時間tdに遅延素子の数nを乗じた時間、すなわち全体遅延時間tda=td×nとなる。全体遅延時間tdaが、正常なクロック信号CLKの周期の1/2より長い時間になるように、遅延時間tdと遅延素子の数nとが設定されている。
自己発振回路8は、例えばリングオシレータなどで構成された発振回路である。自己発振回路8は、遅延時間tdよりも周期が短いクロック信号SKを出力するようにされている。
信号パターン取得部3は、例えば遅延素子の数と同じ6個のDフリップフロップであるフリップフロップ30,31,32,33,34,35を備えて構成されている。そして、フリップフロップ30〜35の各D入力端子には、遅延素子20〜25から出力されたクロック信号CLK0〜CLK5が、それぞれ入力される。
また、フリップフロップ30〜35のクロック入力端子には、自己発振回路8から出力されたクロック信号SKが入力されている。これにより、フリップフロップ30〜35によって、クロック信号SKと同期してクロック信号CLK0〜CLK5がラッチされ、そのラッチされた信号が、発振信号パターンD0〜D5として比較部5、及び異常信号パターン記憶部7へ出力される。
これにより、発振信号パターンD0〜D5は、全体遅延時間tda内における、クロック信号CLKの変化を示す信号となる。
期待値記憶部4は、クロック信号CLKが正常であるときに信号パターン取得部3によって取得されることが期待される発振信号パターンD0〜D5と同じ信号パターンが、期待信号パターンE0〜E5として予め記憶された記憶部である。発振異常検出回路1は、期待値記憶部4に記憶させる期待信号パターンE0〜E5を変更することにより、種々の発振周波数に対応させることが可能である。
比較部5は、信号パターン取得部3から出力される発振信号パターンD0〜D5と期待値記憶部4に記憶されている期待信号パターンE0〜E5とを比較し、その比較結果を示す比較結果信号Scを異常判定部6へ出力する比較回路である。
異常判定部6は、比較部5から出力される比較結果信号Scを監視し、発振回路100の正常な発振周期、すなわちクロック信号CLKの正常な周期tcycの間、比較結果信号Scが比較結果の一致を示さない状態が継続した場合に、発振回路100に発振異常が生じていると判定し、その判定結果を示す異常判定信号Seを接続端子13及び異常信号パターン記憶部7へ出力する。
接続端子13には、外部回路を接続可能にされている。これにより、異常判定部6は、接続端子13に接続された外部回路へ、発振回路100で発振異常が生じたことを通知することが可能となる。
異常信号パターン記憶部7は、例えばレジスタ回路によって構成されている。そして、異常信号パターン記憶部7は、異常判定部6から出力された異常判定信号Seが、発振異常の発生を示したとき、発振信号パターンD0〜D5を記憶する。異常信号パターン記憶部7に記憶された発振信号パターンD0〜D5は、接続端子12を介して外部回路から読出し可能にされている。
次に、このように構成された発振異常検出回路1の動作について説明する。図2は、図1に示す発振回路100が正常に発振している場合における発振異常検出回路1の動作を説明するための説明図である。図2において、クロック信号CLKの信号波形と、クロック信号CLKに対応して取得される発振信号パターンD0〜D5と、予め設定されている期待信号パターンE0〜E5とを示している。
また、発振信号パターンD0〜D5としては、クロック信号CLKの周期tcycの期間中に得られる(1)〜(8)の8個の信号パターンを示している。図2に示すように、発振信号パターンD0〜D5は、遅延時間tdずつタイミングがずれた信号になっている。
また、全体遅延時間tdaは、周期tcycの1/2より長い時間にされている。これにより、全体遅延時間tdaの中に、クロック信号CLKの、ローレベルの期間及びハイレベルの期間のうち少なくとも一方を完全に含み、かつ他方の期間の一部を含むことができるようになっている。
図2に示すように、発振回路100からクロック信号CLKが出力されると、遅延素子20〜25によってクロック信号CLKが遅延されてクロック信号CLK0〜CLK5が生成される。そして、信号パターン取得部3によって、クロック信号CLK0〜CLK5から発振信号パターンD0〜D5が生成される。
発振信号パターンD0〜D5は、クロック信号CLKの変化に伴い変化し、周期tcycの間に、全体遅延時間tdaを遅延時間tdで除して得られる数の発振信号パターンD0〜D5、例えば図2に示す(1)〜(8)の発振信号パターンD0〜D5が得られることになる。
(1)〜(8)の発振信号パターンD0〜D5は、比較部5によって期待信号パターンE0〜E5と比較される。そうすると、(2)の発振信号パターンD0〜D5が期待信号パターンE0〜E5と一致する。このように、クロック信号CLKが正常な周期tcycになっていれば、周期tcycの間に必ず発振信号パターンD0〜D5が期待信号パターンE0〜E5と一致し、比較部5から異常判定部6へ、比較結果の一致を示す比較結果信号Scが出力される。
そして、異常判定部6は、周期tcycの間に比較結果の一致を示す比較結果信号Scを受信すると、発振回路100の発振が正常であることを示す異常判定信号Seを、接続端子13を介して外部へ出力すると共に、異常信号パターン記憶部7へ出力する。
これにより、発振回路100が正常な周波数で発振していることを確認することが可能になる。
図3は、図1に示す発振回路100が発振異常を生じた場合における発振異常検出回路1の動作を説明するための説明図である。発振回路100の発振異常の一例として、例えば、正常時における発振回路100は、基本波の3倍の周波数を有する3次オーバートーンによる発振信号をクロック信号CLKとして出力するものである場合に、発振異常により基本波の周波数で発振し、クロック信号CLKの周波数が正常時の1/3になった場合の例を示している。
図3に示すように、クロック信号CLKの周波数が正常時の1/3となり、周期が3倍に長くなると、信号パターン取得部3によって周期tcycの間に取得される(1)〜(8)の発振信号パターンD0〜D5のいずれも、期待信号パターンE0〜E5と一致しなくなる。そうすると、周期tcycの間、比較部5から異常判定部6へ、比較結果が一致しないことを示す比較結果信号Scが出力され続けることとなる。
そうすると、異常判定部6によって、発振回路100の発振に異常が生じたと判定され、異常であることを示す異常判定信号Seが、接続端子13を介して外部へ出力されると共に、異常信号パターン記憶部7へ出力される。これにより、発振回路100の発振周波数の異常を検出し、外部に通知することが可能となる。
また、異常信号パターン記憶部7は、異常であることを示す異常判定信号Seを受信すると、信号パターン取得部3から出力された発振信号パターンD0〜D5を記憶する。これにより、発振回路100の発振異常が生じたときは、異常信号パターン記憶部7に記憶されている発振信号パターンD0〜D5を、接続端子12を介して読み出すことで、発振異常についての詳細な情報、例えば、発振回路100が正常な周波数より高い周波数で発振しているのか低い周波数で発振しているのか、あるいは発振が停止しているのか等を判断する手懸かりとなる情報を得ることができるので、発振回路100の修理、調整等を行うことが容易となる。
なお、図3においては、正常な周波数より低い周波数で発振する異常が生じた例を示したが、正常な周波数より高い周波数で発振した場合や、発振が停止した場合であっても、周期tcycの間、比較部5による比較結果が一致しないので、このような発振異常も検出することができる。
また、期待値記憶部4が、期待信号パターンE0〜E5を一つだけ記憶しておき、異常判定部6が、周期tcycの間、比較部5から比較結果が一致しないことを示す比較結果信号Scが出力され続けた場合に発振異常が生じたことを検出する例を示したが、例えば図4に示す発振異常検出回路1aのように、期待値記憶部4aに、遅延時間tdずつシフトさせた複数の期待信号パターンE0〜E5を、周期tcycを遅延時間tdで除して得られる数以上、例えば期待信号パターン1〜8として記憶しておくようにしてもよい。
そして、比較部5aは、信号パターン取得部3によって取得される発振信号パターンD0〜D5と期待値記憶部4aに記憶されている全ての期待信号パターン1〜8とを比較し、異常判定部6aは、比較部5aによる全ての比較結果が一致しない場合に、発振回路100に発振異常が生じていると判定して異常であることを示す異常判定信号Seを出力するようにしてもよい。
この場合、異常判定部6aは、周期tcycの間待つことなく、比較部5aによる全ての比較結果が一致しない場合に即座に発振回路100に発振異常が生じていると判定することができるので、発振異常が生じてから異常が検出されるまでの検出時間を短縮することができる。また、瞬時的な発振異常を検出することも容易となる。
1,1a 発振異常検出回路
2 遅延部
3 信号パターン取得部
4,4a 期待値記憶部
5,5a 比較部
6,6a 異常判定部
7 異常信号パターン記憶部
8 自己発振回路
11,12,13 接続端子
20 遅延素子
30 フリップフロップ
100 発振回路
CLK,CLK0〜CLK5 クロック信号
D0〜D5 発振信号パターン
E0〜E5 期待信号パターン
Sc 比較結果信号
Se 異常判定信号
tcyc 周期
td 遅延時間
tda 全体遅延時間
2 遅延部
3 信号パターン取得部
4,4a 期待値記憶部
5,5a 比較部
6,6a 異常判定部
7 異常信号パターン記憶部
8 自己発振回路
11,12,13 接続端子
20 遅延素子
30 フリップフロップ
100 発振回路
CLK,CLK0〜CLK5 クロック信号
D0〜D5 発振信号パターン
E0〜E5 期待信号パターン
Sc 比較結果信号
Se 異常判定信号
tcyc 周期
td 遅延時間
tda 全体遅延時間
Claims (5)
- 発振回路から出力される発振信号を、直列接続された複数の遅延素子を用いて遅延させる遅延部と、
前記各遅延素子の出力信号から、前記複数の遅延素子により得られる前記遅延部全体の遅延時間である全体遅延時間内における、前記発振信号の変化を示す発振信号パターンを取得する信号パターン取得部と、
前記発振信号が正常であるときに前記信号パターン取得部によって取得されることが期待される発振信号パターンを、期待信号パターンとして予め記憶する期待値記憶部と、
前記信号パターン取得部によって取得される発振信号パターンと前記期待値記憶部に記憶されている期待信号パターンとを比較する比較部と、
前記比較部による比較結果が一致しない場合、前記発振回路に発振異常が生じていると判定する異常判定部と
を備えることを特徴とする発振異常検出回路。 - 前記全体遅延時間が、前記発振回路の正常な発振周期の2分の1より長い時間になるように、前記遅延素子の数と前記各遅延素子の遅延時間とが設定されていること
を特徴とする請求項1記載の発振異常検出回路。 - 前記異常判定部は、
前記発振回路の正常な発振周期の間、前記比較部による比較結果が一致しない状態が継続した場合に、前記発振回路に発振異常が生じていると判定すること
を特徴とする請求項1又は2記載の発振異常検出回路。 - 前記期待値記憶部は、
前記遅延素子一つ分の遅延時間ずつシフトさせた複数の期待信号パターンを、前記発振回路の正常な発振周期を前記遅延素子一つ分の遅延時間で除して得られる数以上記憶し、
前記比較部は、
前記信号パターン取得部によって取得される発振信号パターンと前記期待値記憶部に記憶されている全ての期待信号パターンとを比較し、
前記異常判定部は、
前記比較部による全ての比較結果が一致しない場合に、前記発振回路に発振異常が生じていると判定すること
を特徴とする請求項1又は2記載の発振異常検出回路。 - 前記異常判定部によって、前記発振回路に発振異常が生じていると判定されたとき、前記信号パターン取得部によって取得された発振信号パターンを記憶する異常信号パターン記憶部をさらに備えること
を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の発振異常検出回路。
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