JP2590537B2 - 温風暖房器 - Google Patents
温風暖房器Info
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- JP2590537B2 JP2590537B2 JP63180923A JP18092388A JP2590537B2 JP 2590537 B2 JP2590537 B2 JP 2590537B2 JP 63180923 A JP63180923 A JP 63180923A JP 18092388 A JP18092388 A JP 18092388A JP 2590537 B2 JP2590537 B2 JP 2590537B2
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- air heater
- hot air
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- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、開放燃焼式等の温風暖房器に関するもので
ある。
ある。
従来の技術 近年、ファンを備えた温風暖房器が急速に普及し、熱
源として電気の他、石油、ガスなど様々な燃焼用エネル
ギが利用されている。
源として電気の他、石油、ガスなど様々な燃焼用エネル
ギが利用されている。
以下、図面に基づいて従来の温風暖房器を説明する。
第４図は従来の温風暖房器を示したもので、１はガ
ス、石油などを燃焼するバーナ、２は熱交換器、３は対
流用ファン、４はファンケース部、５は本体ケース、６
は吸気フィルタ、７は吸気口、８は吹出口、９はルー
バ、10は室温を感知するサーミスタ、11はサーミスタ10
で感知した室温を読み取って熱源の消費熱量や対流用フ
ァン３等を調節する制御部、12はバーナ１での消費熱量
を調節する調節装置である。
ス、石油などを燃焼するバーナ、２は熱交換器、３は対
流用ファン、４はファンケース部、５は本体ケース、６
は吸気フィルタ、７は吸気口、８は吹出口、９はルー
バ、10は室温を感知するサーミスタ、11はサーミスタ10
で感知した室温を読み取って熱源の消費熱量や対流用フ
ァン３等を調節する制御部、12はバーナ１での消費熱量
を調節する調節装置である。
以上述べたように構成された温風暖房器の動作を説明
する。
する。
運転が開始されると、ファン３が回転し、燃焼に必要
な空気と熱交換される空気を吸気フィルタ６を介して外
部から本体ケース５内に吸気口７より取り入れられると
同時に熱量調節装置12を介してガスなどの熱源がバーナ
１に供給され、熱が発生する。吸引された空気は熱交換
器２を通過する間に、ガスなどを燃焼しているバーナ１
の発生する熱によって暖められる。暖められた空気は、
ファン３、ファンケース部４を介して吹出口８を通過
し、ルーバ９によって、その吹き出し方向が制御され室
内へ放出される。
な空気と熱交換される空気を吸気フィルタ６を介して外
部から本体ケース５内に吸気口７より取り入れられると
同時に熱量調節装置12を介してガスなどの熱源がバーナ
１に供給され、熱が発生する。吸引された空気は熱交換
器２を通過する間に、ガスなどを燃焼しているバーナ１
の発生する熱によって暖められる。暖められた空気は、
ファン３、ファンケース部４を介して吹出口８を通過
し、ルーバ９によって、その吹き出し方向が制御され室
内へ放出される。
そして、サーミスタ10によって読み取った温度に対応
して制御部11が消費熱量を決定し、調節装置12によって
消費熱量を調整する。
して制御部11が消費熱量を決定し、調節装置12によって
消費熱量を調整する。
また、運転開始時の室温がある一定の温度To以下であ
る場合に、運転開始後一定時間あるいは、設定室温に達
するまで通常の消費熱量より多くの熱量で運転する速暖
機能が働く。
る場合に、運転開始後一定時間あるいは、設定室温に達
するまで通常の消費熱量より多くの熱量で運転する速暖
機能が働く。
発明が解決しようとする課題 しかし、従来の構成では、室内の温度分布を均一にす
るためにルーバを下向きあるいは、水平方向にしている
と床面の温度上昇が起こり、床面材質の変色・変形が起
こる危険があった。そのため、ルーバの角度を規制し
て、温風をある程度上方に上げざるをえなかった。
るためにルーバを下向きあるいは、水平方向にしている
と床面の温度上昇が起こり、床面材質の変色・変形が起
こる危険があった。そのため、ルーバの角度を規制し
て、温風をある程度上方に上げざるをえなかった。
室内をすばやく暖めるための速暖機能を有していて
も、室内温度分布が上部で高く、下部で低くなり、不快
感を与えたり、人の居住空間である部屋の下部をすばや
く暖めることが不十分になる恐れを有していた。
も、室内温度分布が上部で高く、下部で低くなり、不快
感を与えたり、人の居住空間である部屋の下部をすばや
く暖めることが不十分になる恐れを有していた。
本発明は、このような従来の課題を解決するもので、
速暖機能が働いている時に限り、ルーバを通常より下向
きにし、速暖効果をさらに高めると同時に、エネルギの
節約に役立たせ、床面材質を損傷するという危険を取り
除き、使用上有益で快適な温風暖房器を提供することを
目的とする。
速暖機能が働いている時に限り、ルーバを通常より下向
きにし、速暖効果をさらに高めると同時に、エネルギの
節約に役立たせ、床面材質を損傷するという危険を取り
除き、使用上有益で快適な温風暖房器を提供することを
目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の温風暖房器は、室
温が所定温度以下の場合において、運転開始後所定時
間、定格熱量より多くの熱量を発生する速暖機能を設け
るとともに、ルーバ可変装置を前記速暖機能の作動時に
前記ルーバを下向きにするものである。
温が所定温度以下の場合において、運転開始後所定時
間、定格熱量より多くの熱量を発生する速暖機能を設け
るとともに、ルーバ可変装置を前記速暖機能の作動時に
前記ルーバを下向きにするものである。
作用 本発明は上記構成により、室温が所定温度以下の場合
において、運転開始後所定時間、速暖機能の作動時にル
ーバ可変装置によりルーバを下向きにし、吹き出し温風
を部屋の床面に沿うようにし、部屋全体を効率よく暖房
し、不快感を防ぐと同時に、エネルギの無駄使いを防ぐ
ことができる。また運転開始後、室温がある温度以下で
あれば速暖機能が働くので室内をより速く、かつ効率よ
く暖めることができる。
において、運転開始後所定時間、速暖機能の作動時にル
ーバ可変装置によりルーバを下向きにし、吹き出し温風
を部屋の床面に沿うようにし、部屋全体を効率よく暖房
し、不快感を防ぐと同時に、エネルギの無駄使いを防ぐ
ことができる。また運転開始後、室温がある温度以下で
あれば速暖機能が働くので室内をより速く、かつ効率よ
く暖めることができる。
実施例 第１図は本発明の一実施例を示す構成図で、第２図は
ルーバの動きを示した詳細図である。１は燃焼用バー
ナ、２は熱交換器、３は対流用ファン、４はファンケー
ス、５は本体ケース、６は吸気フィルタ、７は吸気口、
８は吹出口、９は可変するルーバ、10は室温を感知する
サーミスタ、11はサーミスタ10で感知した室温を読み取
って熱源の消費熱量や対流用ファン３等を調節する制御
部、12はバーナ１での消費熱量を調節する調節装置、13
は駆動部としてモータなどが使われワイヤーあるいは軸
を介して可変するルーバ９に連結されて、制御部の出力
信号によってルーバ９の方向を変えるルーバ可変装置で
ある。
ルーバの動きを示した詳細図である。１は燃焼用バー
ナ、２は熱交換器、３は対流用ファン、４はファンケー
ス、５は本体ケース、６は吸気フィルタ、７は吸気口、
８は吹出口、９は可変するルーバ、10は室温を感知する
サーミスタ、11はサーミスタ10で感知した室温を読み取
って熱源の消費熱量や対流用ファン３等を調節する制御
部、12はバーナ１での消費熱量を調節する調節装置、13
は駆動部としてモータなどが使われワイヤーあるいは軸
を介して可変するルーバ９に連結されて、制御部の出力
信号によってルーバ９の方向を変えるルーバ可変装置で
ある。
以上の構成における動作を第３図の作動フローチャー
トに基づいて説明する。温風暖房器が運転されている
と、サーミスタ10によって読み取った室温と設定室温が
常時制御部11によって比較されている。温風暖房器の運
転開始に、サーミスタ10によって読み取られた室温があ
る一定の温度To以下の場合、制御部11の出力信号によっ
て調節装置12が定格の消費熱量よりも多くの熱量で暖房
（速暖機能）を開始させると同時に、第２図ａの如くル
ーバ可変装置13によってルーバ９が下向きにされる。そ
のことにより、温風が床面に沿って部屋全体に広がる。
床面は当初温度が低く材質が変色したり、変形したりす
ることはない。この速暖機能は設定室温に達するか、あ
る一定時間経過した後終了し、通常運転に戻るようにプ
ログラムされている。
トに基づいて説明する。温風暖房器が運転されている
と、サーミスタ10によって読み取った室温と設定室温が
常時制御部11によって比較されている。温風暖房器の運
転開始に、サーミスタ10によって読み取られた室温があ
る一定の温度To以下の場合、制御部11の出力信号によっ
て調節装置12が定格の消費熱量よりも多くの熱量で暖房
（速暖機能）を開始させると同時に、第２図ａの如くル
ーバ可変装置13によってルーバ９が下向きにされる。そ
のことにより、温風が床面に沿って部屋全体に広がる。
床面は当初温度が低く材質が変色したり、変形したりす
ることはない。この速暖機能は設定室温に達するか、あ
る一定時間経過した後終了し、通常運転に戻るようにプ
ログラムされている。
通常運転に戻ると、制御部11の出力信号によって調節
装置12が消費熱量を定格値に戻すだけでなく、第２回ｂ
の如くルーパ９も長時間温風にさらされても床材の変色
や変形が起こらないところまで上向きに変える。
装置12が消費熱量を定格値に戻すだけでなく、第２回ｂ
の如くルーパ９も長時間温風にさらされても床材の変色
や変形が起こらないところまで上向きに変える。
運転開始時室温がTo以上であれば速暖機能は働かず最
初から通常運転となっている。
初から通常運転となっている。
発明の効果 以上、実施例より明らかなように、本発明により、部
屋の暖房効果を高め、エネルギ節約に役立つ。また、ル
ーバが下向きの時には、床材の温度が低いので、床材を
損傷することもなく、安全性も損なうことなく暖房効果
を向上させる。
屋の暖房効果を高め、エネルギ節約に役立つ。また、ル
ーバが下向きの時には、床材の温度が低いので、床材を
損傷することもなく、安全性も損なうことなく暖房効果
を向上させる。
第１図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第２図は同
速暖機能の作動時と通常運転時のルーバの断面図、第３
図は本発明の一実施例の作動フローを示す作動フローチ
ャート、第４図は従来例の温風暖房器を示す縦断面図で
ある。 １……バーナ、２……熱交換器、３……対流ファン、９
……可変ルーバ、13……ルーバ可変装置
速暖機能の作動時と通常運転時のルーバの断面図、第３
図は本発明の一実施例の作動フローを示す作動フローチ
ャート、第４図は従来例の温風暖房器を示す縦断面図で
ある。 １……バーナ、２……熱交換器、３……対流ファン、９
……可変ルーバ、13……ルーバ可変装置
フロントページの続き (72)発明者 藤原 義光 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 鈴木 富治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 上原 一仁 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−59340（ＪＰ，Ａ) 実開 昭62−52848（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】外装ケースに設けた吸気口より吸引した空
気を対流風路を通して熱源で加熱した後、外装ケースに
設けた吹出口よりルーバを介して室内に吹き出し、室温
が所定温度以下の場合において、運転開始後所定時間、
定格熱量より多くの熱量を発生する速暖機能を設けると
ともに、前記速暖機能の作動時に前記ルーバを下向きに
するルーバ可変装置を設けた温風暖房器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63180923A JP2590537B2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 温風暖房器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63180923A JP2590537B2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 温風暖房器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0233562A JPH0233562A (ja) | 1990-02-02 |
| JP2590537B2 true JP2590537B2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=16091644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63180923A Expired - Fee Related JP2590537B2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 温風暖房器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2590537B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0833239B2 (ja) * | 1990-11-29 | 1996-03-29 | リンナイ株式会社 | 温風暖房機 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0784948B2 (ja) * | 1985-09-09 | 1995-09-13 | 松下電器産業株式会社 | 温風暖房器 |
| JPS6252848U (ja) * | 1985-09-19 | 1987-04-02 |
-
1988
- 1988-07-20 JP JP63180923A patent/JP2590537B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0233562A (ja) | 1990-02-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |