JP2963818B2 - 温風機 - Google Patents

温風機

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JP2963818B2
JP2963818B2 JP4161003A JP16100392A JP2963818B2 JP 2963818 B2 JP2963818 B2 JP 2963818B2 JP 4161003 A JP4161003 A JP 4161003A JP 16100392 A JP16100392 A JP 16100392A JP 2963818 B2 JP2963818 B2 JP 2963818B2
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JP
Japan
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heater unit
ambient temperature
hot air
fan motor
temperature
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秀和 飯嶋
茂治 吉田
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Shibaura Machine Co Ltd
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Toshiba Machine Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒータユニット及び輻
射ヒータユニットを備えて暖房運転を行う温風機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】温風機にはヒータユニット、ファンモー
タ等が設けられており、その暖房運転は、ヒータユニッ
トに対して通電が行われるとともにファンモータに対し
て動作制御が行われる。これにより、ヒータユニットに
より加熱された空気が温風として出力される。この場
合、暖房運転は、周囲温度と目標温度との偏差が求めら
れ、この偏差を零とするようにヒータユニットへの通電
制御が行われる。又、ファンモータは、回転速度が可変
され、例えば温風出力「強」「中」「弱」の3段階に切
り換えられる。
【0003】ところで、かかる温風機には、就寝時に適
用する暖房運転モード、いわゆる「おやすみ運転」の機
能が備えられている。このおやすみ運転としては、(a)
暖房運転の状態で一定時間経過したかを判断し、一定時
間経過したならば暖房運転を停止する、(b) 一定時間経
過したら暖房運転を開始する、 (c) (a)と(b) とを組み
合わせ、暖房運転の状態で一定時間経過したら暖房運転
を停止し、かつ一定時間経過したら暖房運転を開始す
る、ことが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、おやす
み運転では、一定時間ただ単にヒータユニットへの通電
及びファンモータの動作を行っているだけで、周囲温度
に応じてヒータユニットに対する通電制御は行われてい
ない。このため、就寝時の暖房が最適な温度とならず不
快を感じることがある。そこで本発明は、おやすみ運転
モードで運転中にも騒音が少なく静かで、かつ周囲温度
に応じて最適な温度に保温して暖房できる温風機を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ヒータユニッ
トと、セラミックヒータにより形成される輻射ヒータユ
ニットと、送風ファンモータと、周囲の温度を検出する
周囲温度センサと、通常の暖房運転モードやおやすみ運
転モードを選択するための運転モードスイッチと、この
運転モードスイッチによりおやすみ運転モードが設定さ
れたと判断すると、周囲温度センサにより検出された周
囲温度が所定温度以下であれば、ヒータユニット及び送
風ファンモータを動作させて温風を出力する温風手段
と、おやすみ運転モードが設定されている状態で温風手
段による温風出力により周囲温度が所定温度に到達する
と、ヒータユニット及びファンモータの動作を停止し、
かつ輻射ヒータユニットを動作させて輻射加熱を行う保
温手段とを備えて上記目的を達成しようとする温風機で
ある。
【0006】
【作用】このような手段を備えたことにより、運転モー
ドスイッチによりおやすみ運転モードが設定されると
周囲温度センサにより検出された周囲温度が所定温度以
下であれば、温風手段によりヒータユニット及び送風フ
ァンモータを動作させて温風が出力され、このおやすみ
運転モードが設定されている状態で前記温風出力により
周囲温度が所定温度に到達すると、保温手段によりヒー
タユニット及びファンモータの動作が停止され、かつ輻
射ヒータユニットを動作させて輻射加熱が行われる。こ
れにより、周囲温度が最適な温度に保温される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0008】図1は温風機の構成図である。温風機本体
1の内部には、送風ファンモータ2が設けられ、この送
風ファンモータ2の回転軸にファン3が取り付けられて
いる。温風機本体1の下部で、かつ送風ファンモータ2
の通風路にはヒータユニット4が設けられている。この
ヒータユニット4は、例えばPTCヒータを有するもの
で、このPTCヒータは当る風の強さに応じて発熱量が
変化する特性するを有するものである。又、温風機本体
1の前面には輻射ヒータユニット5が設けられている。
この輻射ヒータユニット5は、セラミックヒータに輻射
ヒータを組み込んで形成されている。
【0009】又、電気回路の構成は図2に示すようにマ
イクロコンピュータ10が設けられ、このマイクロコン
ピュータ10に各種スイッチ11、各リレー12、1
3、周囲温度センサ14及びファンモータ駆動回路15
が接続されている。このうち各種スイッチ11には、通
常の暖房運転モードやおやすみ運転モード等を選択する
ための運転モードスイッチ、温風暖房又は輻射暖房の選
択スイッチ、温風出力を「強」「中」「弱」で切れ換え
る温風出力スイッチ、温度調整スイッチ等が設けられて
いる。
【0010】各リレー回路12、13のうちリレー回路
12にはヒータユニット4が接続され、リレー回路13
には輻射ヒータユニット5が接続され、これらリレー回
路12、13が付勢されることによりヒータユニット
4、輻射ヒータユニット5に通電が行わせるようになっ
ている。又、ファンモータ駆動回路15には送風ファン
モータ2が接続されている。
【0011】前記マイクロコンピュータ10は、各種ス
イッチ11のうち温度調整スイッチにより設定された温
度と周囲温度センサ14により検出された温度との偏差
を零とするようにヒータユニット4又は輻射ヒータユニ
ット5のうちいずれか一方又は両方への通電制御を行う
機能、
【0012】図3に示すおやすみ運転流れ図のプログラ
ムに従って、おやすみ運転モードが設定された場合、周
囲温度センサ14の検出周囲温度が所定温度以下であれ
ば、ヒータユニット4及び送風ファンモータ2を動作さ
せる第1温風機能、
【0013】この温風出力により周囲温度が所定温度に
到達すると、保温手段によりヒータユニット4及び送風
ファンモータ2の動作を停止し、かつ輻射ヒータユニッ
ト5を動作させる輻射加熱機能、この輻射加熱の後にヒ
ータユニット4及び送風ファンモータ2を再び動作さる
第2温風機能を有している。次に上記の如く構成された
装置の作用について図3に示すおやすみ運転流れ図を参
照して説明する。
【0014】マイクロコンピュータ10は、ステップ#
1において各種スイッチ11のうち運転モードスイッチ
がおやすみ運転に設定されたかを判断し、これがおやす
み運転に設定されていればステップ#2に移って周囲温
度センサ14からの温度信号を取り込んで周囲温度を検
知する。
【0015】次にマイクロコンピュータ10は、ステッ
プ#3において各種スイッチ11の温風出力スイッチか
ら温風出力の「強」「中」「弱」を設定し、温度調整ス
イッチから目標温度を設定する。
【0016】次にマイクロコンピュータ10は、ステッ
プ#4において周囲温度と目標温度とを比較し、周囲温
度が目標温度に到達していなければステップ#5に移っ
てリレー回路12を付勢してヒータユニット4への通電
を行い、これと共にファンモータ駆動回路15に駆動制
御信号を送出して送風ファンモータ2を駆動する。これ
により、ヒータユニット4により加熱された空気が温風
として出力される。
【0017】再びマイクロコンピュータ10はステップ
#4に戻って周囲温度と目標温度とを比較し、周囲温度
が目標温度に到達していなければステップ#5に移って
上記同様に温風出力を行い、周囲温度が目標温度に到達
したならばステップ#6に移ってリレー回路12の付勢
を解除し、ヒータユニット4への通電を遮断し、送風フ
ァンモータ2の駆動を停止する。
【0018】次にマイクロコンピュータ10は、ステッ
プ#7において温風出力が停止されてから予め設定され
た一定時間経過したかを判断し、この時間を経過してい
なければステップ#8において周囲温度が所定温度以上
の高温であるかを判断する。
【0019】この判断の結果、周囲温度が所定温度以下
であれば、マイクロコンピュータ10は、ステップ#9
に移ってリレー回路13を付勢して輻射ヒータユニット
5に通電を行う。これにより、輻射ヒータユニット5は
発熱し、その輻射加熱により周囲の空気は保温される。
【0020】再びマイクロコンピュータ10はステップ
#7に戻って一定時間経過の判断を行い、この時間が経
過していなければ再びステップ#8において周囲温度が
所定温度以上に到達したかを判断する。そして、周囲温
度が所定温度以上となれば、マイクロコンピュータ10
はステップ#10に移ってリレー回路13への付勢を解
除し、輻射ヒータユニット5の発熱を停止する。
【0021】そうして、一定時間が経過すると、マイク
ロコンピュータ10はステップ#7からステップ#11
に移り、リレー回路12を付勢してヒータユニット4へ
の通電を行い、これと共にファンモータ駆動回路15に
駆動制御信号を送出して送風ファンモータ2を駆動す
る。これにより、ヒータユニット4により加熱された空
気が温風として出力される。なお、この場合、送風ファ
ンモータ2は低速、すなわち温風出力「中」「弱」で温
風が出力される。
【0022】このおやすみ運転での暖房動作が行われる
と、周囲温度は図4に示すように、先ずヒータユニット
4を用いた温風出力により上昇して目標温度に到達し、
次に輻射ヒータユニット5の輻射加熱により周囲温度が
保温される。この後、再びヒータユニット4を用いた温
風出力により周囲温度が上昇する。
【0023】このように上記一実施例においては、運転
モードスイッチでおやすみ運転が設定されると、周囲温
度と目標温度とを比較し、周囲温度が目標温度以下であ
れば、ヒータユニット4及び送風ファンモータ2を動作
させて温風を出力し、この温風出力により周囲温度が目
標温度に到達すると、ヒータユニット4及び送風ファン
モータ2の動作を停止して輻射ヒータユニット5を動作
して輻射加熱を行い、この輻射加熱の後に、ヒータユニ
ット4及び送風ファンモータ2を動作させて温風を出力
するようにしたので、おやすみ運転中にも周囲温度に応
じて最適な温度に暖房でき、就寝時に室温をほぼ一定に
保つことができて快適な室温に維持できる。又、このお
やすみ運転モードでは輻射ヒータユニット5を用いるの
で、騒音が発生せずに静かな暖房運転ができる。又、輻
射ヒータユニット5による輻射加熱の後の温風出力で
は、送風ファンモータ2を低速で動作させるので、静か
に温風出力できる。
【0024】なお、本発明は上記一実施例に限定される
ものでなくその要旨を変更しない範囲で変形してよい。
例えば、おやすみ運転は、タイマー運転と組み合わせて
行うようにしてもよい。又、輻射ヒータユニット5によ
る輻射加熱の後に行われる温風出力はなくしてもよい。
輻射ヒータユニット5はセラミックヒータに輻射ヒータ
を組み込んだものに限ることはなく他のものより形成し
てもよい。さらに、おやすみ運転が開始される条件はど
のようなものであってもよく、おやすみ運転に適用され
るだけのものでもない。
【0025】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、お
やすみ運転モードで運転中にも騒音が少なく静かで、か
つ周囲温度に応じて最適な温度にほぼ一定に保温して
房できる温風機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる温風機の一実施例を示す構成
図。
【図2】同温風機の電気回路の構成図。
【図3】同温風機におけるおやすみ運転流れ図。
【図4】同温風機によるおやすみ運転での周囲温度変化
を示す図。
【符号の説明】
1…温風機本体、 2…送風ファンモータ、 3…ファン、 4…ヒータユニット、 5…輻射ヒータユニット、 10…マイクロコンピュータ、 11…各種スイッチ、 12,13…リレー回路、 14…周囲温度センサ、 15…ファンモータ駆動回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータユニットと、セラミックヒータにより形成される 輻射ヒータユニット
    と、送風 ファンモータと、周囲の温度を検出する 周囲温度センサと、通常の暖房運転モードやおやすみ運転モードを選択する
    ための 運転モードスイッチと、 この運転モードスイッチにより前記おやすみ運転モード
    が設定されたと判断すると、前記周囲温度センサにより
    検出された周囲温度が所定温度以下であれば、前記ヒー
    タユニット及び前記送風ファンモータを動作させて温風
    を出力する温風手段と、前記おやすみ運転モードが設定されている状態で前記
    風手段による温風出力により前記周囲温度が所定温度に
    到達すると、前記ヒータユニット及び前記ファンモータ
    の動作を停止し、かつ前記輻射ヒータユニットを動作さ
    せて輻射加熱を行う保温手段と、 を具備したことを特徴とする温風機。
JP4161003A 1992-06-19 1992-06-19 温風機 Expired - Lifetime JP2963818B2 (ja)

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JP4912079B2 (ja) * 2006-08-15 2012-04-04 東京瓦斯株式会社 床暖房システムの運転制御方法
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