JP2590333B2 - 撮影制御装置 - Google Patents
撮影制御装置Info
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- JP2590333B2 JP2590333B2 JP62108859A JP10885987A JP2590333B2 JP 2590333 B2 JP2590333 B2 JP 2590333B2 JP 62108859 A JP62108859 A JP 62108859A JP 10885987 A JP10885987 A JP 10885987A JP 2590333 B2 JP2590333 B2 JP 2590333B2
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- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
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- Stroboscope Apparatuses (AREA)
- Shutter-Related Mechanisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、シャッタ全閉信号が出力される電子スチル
カメラ(以後ESカメラという)と、撮影者がメインに使
用するマスターカメラとの撮影制御装置に関し、マスタ
ーカメラのストロボ装置の発光に同期してESカメラの撮
影が行えるよう企図したものである。
カメラ(以後ESカメラという)と、撮影者がメインに使
用するマスターカメラとの撮影制御装置に関し、マスタ
ーカメラのストロボ装置の発光に同期してESカメラの撮
影が行えるよう企図したものである。
<従来の技術> スタジオ撮影される営業写真、コマーシャル写真等の
撮影には、一般に120,220ロールフィルムやシートフィ
ルムを使用するレンズ交換式の大判カメラが使用されて
いる。そして、スタジオ撮影において、静止物体を被写
体として撮影する時、仕上がった写真はファインダーで
のぞいた像がそのまま写るが、動きのある被写体、例え
ば人物写真等においてはフィルムに写る画像を撮影時に
確認できないので、撮影アングルやポーズを変えて複数
枚撮影し現像処理後、その中から気にいった写真を選択
して、その写真を引伸していた。
撮影には、一般に120,220ロールフィルムやシートフィ
ルムを使用するレンズ交換式の大判カメラが使用されて
いる。そして、スタジオ撮影において、静止物体を被写
体として撮影する時、仕上がった写真はファインダーで
のぞいた像がそのまま写るが、動きのある被写体、例え
ば人物写真等においてはフィルムに写る画像を撮影時に
確認できないので、撮影アングルやポーズを変えて複数
枚撮影し現像処理後、その中から気にいった写真を選択
して、その写真を引伸していた。
<発明が解決しようとする問題点> 前記したように、大判カメラによる人物写真の撮影、
例えば撮影依頼者が写真館で記念写真を撮ってもらう時
においては、撮影時に実際どのように写っているか確認
できないために、複数枚撮影して後日その中から引伸す
写真を撮影依頼者に選んでもらう。そして、それからそ
の写真の引伸し作業を行うので、撮影依頼者は再三写真
館に出向く必要があり、手間と時間を要していた。
例えば撮影依頼者が写真館で記念写真を撮ってもらう時
においては、撮影時に実際どのように写っているか確認
できないために、複数枚撮影して後日その中から引伸す
写真を撮影依頼者に選んでもらう。そして、それからそ
の写真の引伸し作業を行うので、撮影依頼者は再三写真
館に出向く必要があり、手間と時間を要していた。
また、大判カメラによる人物写真の撮影時にインスタ
ントフィルムカメラを同時にセットすれば、その時に撮
影される写真をインスタントフィルムカメラによりその
場で見ることができる。しかしながら、スタジオ撮影で
は大判のカメラのシャッターレリーズにストロボ装置の
発光を同化させて撮影を行うために、インスタントフィ
ルムカメラはこのストロボに同期して撮影することがで
きず、大判カメラで撮影される写真と同一タイミングの
写真を撮ることはできなかった。
ントフィルムカメラを同時にセットすれば、その時に撮
影される写真をインスタントフィルムカメラによりその
場で見ることができる。しかしながら、スタジオ撮影で
は大判のカメラのシャッターレリーズにストロボ装置の
発光を同化させて撮影を行うために、インスタントフィ
ルムカメラはこのストロボに同期して撮影することがで
きず、大判カメラで撮影される写真と同一タイミングの
写真を撮ることはできなかった。
更に、最近、磁気記録媒体に画像を電気的に撮影、記
録し、撮影した写真を再生装置によって即座に見ること
ができるESカメラが商品化されている。しかしながら、
このESカメラを大判カメラと同時にセットして撮影して
も、インスタントフィルムカメラと同様、大判カメラの
ストロボ装置のストロボ発光に同期して撮影することは
できなかった。
録し、撮影した写真を再生装置によって即座に見ること
ができるESカメラが商品化されている。しかしながら、
このESカメラを大判カメラと同時にセットして撮影して
も、インスタントフィルムカメラと同様、大判カメラの
ストロボ装置のストロボ発光に同期して撮影することは
できなかった。
本発明は上記した問題点を解決する目的でなされ、マ
スターカメラのストロボ装置の発光に同期して大判カメ
ラとESカメラが同一タイミングで撮影できる撮影制御装
置を提供しようとするものである。
スターカメラのストロボ装置の発光に同期して大判カメ
ラとESカメラが同一タイミングで撮影できる撮影制御装
置を提供しようとするものである。
<問題点を解決するための手段> 前記問題点の解決にあたって本発明は、シャッタが全
閉の場合とシャッタが全閉ではない場合とでその出力状
態が変化するシャッタ全閉信号を出力する電子スチルカ
メラと、撮影者がメインに使用するマスターカメラと、
前記マスターカメラから出力されるストロボ同期信号に
よって発光するストロボ装置とを接続し、前記電子スチ
ルカメラとマスターカメラとは別体に設けた共通のレリ
ーズスイッチを投入すると予めバルブにセットされてい
る前記電子スチルカメラにシャッタが開くように信号を
出力して前記電子スチルカメラのシャッタレリーズを行
い、その後前記電子スチルカメラのシャッタが開き始め
ることによる前記シャッタ全閉信号の状態変化に基づい
て、所定のシャッタ速度にセットされている前記マスタ
ーカメラのシャッタレリーズが前記電子スチルカメラに
行われたシャッタレリーズ開始の時期よりも遅れて開始
され、前記ストロボ同期信号によって前記ストロボ装置
が発光した後、ストロボ発光完了信号に基づいて、前記
電子スチルカメラにシャッタが閉じるよう信号を出力す
ることを特徴とする。
閉の場合とシャッタが全閉ではない場合とでその出力状
態が変化するシャッタ全閉信号を出力する電子スチルカ
メラと、撮影者がメインに使用するマスターカメラと、
前記マスターカメラから出力されるストロボ同期信号に
よって発光するストロボ装置とを接続し、前記電子スチ
ルカメラとマスターカメラとは別体に設けた共通のレリ
ーズスイッチを投入すると予めバルブにセットされてい
る前記電子スチルカメラにシャッタが開くように信号を
出力して前記電子スチルカメラのシャッタレリーズを行
い、その後前記電子スチルカメラのシャッタが開き始め
ることによる前記シャッタ全閉信号の状態変化に基づい
て、所定のシャッタ速度にセットされている前記マスタ
ーカメラのシャッタレリーズが前記電子スチルカメラに
行われたシャッタレリーズ開始の時期よりも遅れて開始
され、前記ストロボ同期信号によって前記ストロボ装置
が発光した後、ストロボ発光完了信号に基づいて、前記
電子スチルカメラにシャッタが閉じるよう信号を出力す
ることを特徴とする。
<作用> 本発明の撮影制御装置により、レリーズスイッチを投
入するとバルブにセットされているESカメラのシャッタ
レリーズを行い、その後出力が変化するシャッタに全閉
信号に基づいてマスターカメラのシャッタレリーズが行
われる。そして、マスターカメラから出力されるストロ
ボ同期信号によってストロボ装置が発光した後、ストロ
ボ発光完了信号に基づいてESカメラにシャッタが閉じる
よう信号を出力することにより、マスターカメラのスト
ロボ装置の発光に同期してESカメラの撮影が行われる。
入するとバルブにセットされているESカメラのシャッタ
レリーズを行い、その後出力が変化するシャッタに全閉
信号に基づいてマスターカメラのシャッタレリーズが行
われる。そして、マスターカメラから出力されるストロ
ボ同期信号によってストロボ装置が発光した後、ストロ
ボ発光完了信号に基づいてESカメラにシャッタが閉じる
よう信号を出力することにより、マスターカメラのスト
ロボ装置の発光に同期してESカメラの撮影が行われる。
<実 施 例> 以下、本発明を図示の一実施例により詳細に説明す
る。
る。
第1図は、本発明の実施例を示す構成図である。この
図に示すように、1は撮影者がメインに使用する機械制
御式レンズシャッタ1aを装着した大判カメラ、2はシャ
ッタ全閉信号(シャッタの開き始め信号)を出力するES
カメラであり、該ESカメラ2は、大判カメラ1と同一方
向に向けて近接位置に配置される。ESカメラ2は、スチ
ルビデオフロッピーと呼ばれる直径4.7cmの磁気ディス
ク(1枚50画面)に静止画像情報を電気的に撮影、記録
するカメラである。3は発光部3aと本体3bとで構成され
るストロボ装置であり、大判カメラ1のシンクロ接点
(X接点)1cからのストロボ同期信号(XON)によって
発光する。4はESカメラ2のシャッタレリーズを大判カ
メラ1のストロボ装置3の発光に同期させる撮影制御装
置である。撮影制御装置4には、ESカメラ2のシャッタ
レリーズ端子2a、ストロボ装置3の本体3bが電気的に接
続され、且つ大判カメラ1のシャッタレリーズ端子1bが
ケーブルレリーズ5によって機械的に接続されると共
に、大判カメラ1のシンクロ接点(X接点)1cからのス
トロボ同期信号(XON)が入力される。そして、撮影制
御装置4に設けたレリーズスイッチ4aの操作、大判カメ
ラ1のシャッタ開操作、ESカメラ2のシャッタ(フォー
カルプレーンシャッタ)開閉操作及びストロボ発光は、
撮影制御装置4内のCPU(不図示)によって制御され
る。尚、本実施例による撮影は、スタジオ内でストロボ
装置3のストロボ発光の光で行われ、撮影時は照明を暗
くする。
図に示すように、1は撮影者がメインに使用する機械制
御式レンズシャッタ1aを装着した大判カメラ、2はシャ
ッタ全閉信号(シャッタの開き始め信号)を出力するES
カメラであり、該ESカメラ2は、大判カメラ1と同一方
向に向けて近接位置に配置される。ESカメラ2は、スチ
ルビデオフロッピーと呼ばれる直径4.7cmの磁気ディス
ク(1枚50画面)に静止画像情報を電気的に撮影、記録
するカメラである。3は発光部3aと本体3bとで構成され
るストロボ装置であり、大判カメラ1のシンクロ接点
(X接点)1cからのストロボ同期信号(XON)によって
発光する。4はESカメラ2のシャッタレリーズを大判カ
メラ1のストロボ装置3の発光に同期させる撮影制御装
置である。撮影制御装置4には、ESカメラ2のシャッタ
レリーズ端子2a、ストロボ装置3の本体3bが電気的に接
続され、且つ大判カメラ1のシャッタレリーズ端子1bが
ケーブルレリーズ5によって機械的に接続されると共
に、大判カメラ1のシンクロ接点(X接点)1cからのス
トロボ同期信号(XON)が入力される。そして、撮影制
御装置4に設けたレリーズスイッチ4aの操作、大判カメ
ラ1のシャッタ開操作、ESカメラ2のシャッタ(フォー
カルプレーンシャッタ)開閉操作及びストロボ発光は、
撮影制御装置4内のCPU(不図示)によって制御され
る。尚、本実施例による撮影は、スタジオ内でストロボ
装置3のストロボ発光の光で行われ、撮影時は照明を暗
くする。
次に、本発明の動作を第1図、動作状態を示すタイム
チャートである第2図及びフローチャートである第3図
を参照して説明する。なお、動作の説明を行う前にここ
で前述のESカメラ2から出力されるシャッタ全閉動作
(シャッタの開き始め信号)について図2に基づき説明
する。図2に示すように、ESカメラ2のシャッタ全閉信
号は、ESカメラ2のシャッタが図中の開口波形の如く時
刻t2までは全閉状態で時刻t2から開き始めその後時刻t8
から閉じ始めて時刻t9で全閉となる場合、時刻t2までは
ON状態であり、この時刻t2で立下がってOFF状態とな
り、その後時刻t9で再びON状態となる。つまり、ESカメ
ラ2のシャッタ全閉信号は、シャッタが全閉のときにON
状態となり、シャッタが全閉ではないときにOFF状態と
なる。換言すれば、ESカメラ2のシャッタ全閉信号は、
シャッタが全閉の場合と、シャッタが全閉ではない場合
とで、その出力状態が変化する。従って、ESカメラ2を
シャッタレリーズしてシャッタが開き始めると、ESカメ
ラ2のシャッタ全閉信号の状態が変化(ON状態からOFF
状態に変化)するが、このシャッタ全閉信号の状態変化
によって、シャッタが開き始めたことが分かる。続い
て、動作の説明を行う。所定のシャッタ速度,絞りにセ
ットした大判カメラ1と、シャッタ速度をバルブにして
所定の絞りにセットしたESカメラ2及びストロボ装置3
の発光部3aを人物等の被写体(不図示)に向けてセット
する(ステップ1)。
チャートである第2図及びフローチャートである第3図
を参照して説明する。なお、動作の説明を行う前にここ
で前述のESカメラ2から出力されるシャッタ全閉動作
(シャッタの開き始め信号)について図2に基づき説明
する。図2に示すように、ESカメラ2のシャッタ全閉信
号は、ESカメラ2のシャッタが図中の開口波形の如く時
刻t2までは全閉状態で時刻t2から開き始めその後時刻t8
から閉じ始めて時刻t9で全閉となる場合、時刻t2までは
ON状態であり、この時刻t2で立下がってOFF状態とな
り、その後時刻t9で再びON状態となる。つまり、ESカメ
ラ2のシャッタ全閉信号は、シャッタが全閉のときにON
状態となり、シャッタが全閉ではないときにOFF状態と
なる。換言すれば、ESカメラ2のシャッタ全閉信号は、
シャッタが全閉の場合と、シャッタが全閉ではない場合
とで、その出力状態が変化する。従って、ESカメラ2を
シャッタレリーズしてシャッタが開き始めると、ESカメ
ラ2のシャッタ全閉信号の状態が変化(ON状態からOFF
状態に変化)するが、このシャッタ全閉信号の状態変化
によって、シャッタが開き始めたことが分かる。続い
て、動作の説明を行う。所定のシャッタ速度,絞りにセ
ットした大判カメラ1と、シャッタ速度をバルブにして
所定の絞りにセットしたESカメラ2及びストロボ装置3
の発光部3aを人物等の被写体(不図示)に向けてセット
する(ステップ1)。
そして、撮影制御装置4のレリーズスイッチ4aを時刻
t1で投入すると、CPUの指令に基づいてESカメラ2にシ
ャッタ開信号を出力してシャッタレリーズを行い、時刻
t1から時刻t2間に絞り込み、ミラーアップ動作が行われ
その後、時刻t2でシャッタが開き始め、時刻t3でシャッ
タが全開する(ステップ2)。また、撮影制御装置4
は、ESカメラ2からシャッタレリーズ端子2aを介して入
力されるシャッタ全閉信号が、シャッタが開き始める時
刻t2で立下がってOFF状態となることに基づいて(即
ち、シャッタ全閉信号の出力状態が変化することに基づ
いて)大判カメラ1にシャッタ開信号を出力して、ケー
ブルレリーズ5を介してシャッタレリーズを行い、メカ
遅れ(時刻t2から時刻t4までの時間)後、シャッタ1aは
開き時刻t5で全開する(ステップ3)。時刻t5でシャッ
タ1aが全開すると、X接点1cからストロボ同期信号(XO
N)が撮影制御装置4に入力され、入力されたXON信号に
基づいてストロボ装置3の発光部3aが発光する(ステッ
プ4)。この時、大判カメラ1及びESカメラ2の各シャ
ッタは全開しているので、大判カメラ1,ESカメラ2はス
トロボ発光に同期して撮影が行なわれる。ストロボ装置
3のストロボ発光後、所定のシャッタ時間が経過すると
時刻t6で大判カメラのシャッタ1aが閉じ始めると共に、
XON信号がOFF状態になり、時刻t7でショッタ1aを閉じる
(ステップ5)。そして、撮影制御装置4は、時刻t6で
XON信号の立下がり、つまり、ストロボ発光完了信号が
入力されるとそれを受けてESカメラ2にシャッタ閉信号
を出力し、ESカメラは、メカ遅れ後時刻t8でシャタが閉
じ始め時刻t9でシャッタが閉じ、シャッタ全閉信号が立
上がる(ステップ6)。また、時刻t7で大判カメラ1の
シャッタ1aが閉じた後、時刻t10でシャッタレリーズ信
号をOFF状態にすると共にレリーズスイッチ4aを開放し
て、次の撮影準備が行われる。なお、ESカメラ2のシャ
ッタ速度を予めバルブにセットするのは、上記の如くス
トロボ発光完了信号に基づきストロボ発光完了後にESカ
メラ2のシャッタが閉じるように制御するためである。
つまり、ESカメラ2のシャッタ速度をバルブ以外にセッ
トした場合にはストロボ装置3が発光する前や発光中に
ESカメラ2のシャッタが閉じ始めてしまう虞が有るのに
対し、バルブにセットすれば、ストロボ発光完了信号に
基づいてESカメラ2のシャッタが閉じるようにすること
ができ、このことによって確実にストロボ発光完了後に
ESカメラ2のシャッタが閉じるようにすることができ
る。
t1で投入すると、CPUの指令に基づいてESカメラ2にシ
ャッタ開信号を出力してシャッタレリーズを行い、時刻
t1から時刻t2間に絞り込み、ミラーアップ動作が行われ
その後、時刻t2でシャッタが開き始め、時刻t3でシャッ
タが全開する(ステップ2)。また、撮影制御装置4
は、ESカメラ2からシャッタレリーズ端子2aを介して入
力されるシャッタ全閉信号が、シャッタが開き始める時
刻t2で立下がってOFF状態となることに基づいて(即
ち、シャッタ全閉信号の出力状態が変化することに基づ
いて)大判カメラ1にシャッタ開信号を出力して、ケー
ブルレリーズ5を介してシャッタレリーズを行い、メカ
遅れ(時刻t2から時刻t4までの時間)後、シャッタ1aは
開き時刻t5で全開する(ステップ3)。時刻t5でシャッ
タ1aが全開すると、X接点1cからストロボ同期信号(XO
N)が撮影制御装置4に入力され、入力されたXON信号に
基づいてストロボ装置3の発光部3aが発光する(ステッ
プ4)。この時、大判カメラ1及びESカメラ2の各シャ
ッタは全開しているので、大判カメラ1,ESカメラ2はス
トロボ発光に同期して撮影が行なわれる。ストロボ装置
3のストロボ発光後、所定のシャッタ時間が経過すると
時刻t6で大判カメラのシャッタ1aが閉じ始めると共に、
XON信号がOFF状態になり、時刻t7でショッタ1aを閉じる
(ステップ5)。そして、撮影制御装置4は、時刻t6で
XON信号の立下がり、つまり、ストロボ発光完了信号が
入力されるとそれを受けてESカメラ2にシャッタ閉信号
を出力し、ESカメラは、メカ遅れ後時刻t8でシャタが閉
じ始め時刻t9でシャッタが閉じ、シャッタ全閉信号が立
上がる(ステップ6)。また、時刻t7で大判カメラ1の
シャッタ1aが閉じた後、時刻t10でシャッタレリーズ信
号をOFF状態にすると共にレリーズスイッチ4aを開放し
て、次の撮影準備が行われる。なお、ESカメラ2のシャ
ッタ速度を予めバルブにセットするのは、上記の如くス
トロボ発光完了信号に基づきストロボ発光完了後にESカ
メラ2のシャッタが閉じるように制御するためである。
つまり、ESカメラ2のシャッタ速度をバルブ以外にセッ
トした場合にはストロボ装置3が発光する前や発光中に
ESカメラ2のシャッタが閉じ始めてしまう虞が有るのに
対し、バルブにセットすれば、ストロボ発光完了信号に
基づいてESカメラ2のシャッタが閉じるようにすること
ができ、このことによって確実にストロボ発光完了後に
ESカメラ2のシャッタが閉じるようにすることができ
る。
ここで、ESカメラ2の撮影は、記録について説明す
る。ESカメラ2は、レンズ系を通して入射した光学像を
撮像素子であるCCDに結像させ、CCDからの画像信号を順
次転送して処理回路で処理し、記録回路を介して磁気デ
ィスクに記録する。この際、CCDに蓄積されている電荷
をクリア状態にしておく必要があるために、ESカメラ2
のシャッタ開の開始(時刻t2)によるシャッタ全閉信号
の立下りによってクリア信号a1が出力され、CCDの電荷
をクリア状態にして撮影制御装置4のストロボ発光で撮
影が行われる。そして、シャッタ閉(時刻t9)によるシ
ャッタ全閉信号の立上がり後、転送信号a2が出力され、
撮像信号処理回路(不図示)にて所定の処理が行われて
磁気ディスクに画像信号が1垂直走査期間(1V)だけ記
録される。磁気ディスクに記録された画像は、再生装置
によって即座にテレビ画面に映し出すことができる。
る。ESカメラ2は、レンズ系を通して入射した光学像を
撮像素子であるCCDに結像させ、CCDからの画像信号を順
次転送して処理回路で処理し、記録回路を介して磁気デ
ィスクに記録する。この際、CCDに蓄積されている電荷
をクリア状態にしておく必要があるために、ESカメラ2
のシャッタ開の開始(時刻t2)によるシャッタ全閉信号
の立下りによってクリア信号a1が出力され、CCDの電荷
をクリア状態にして撮影制御装置4のストロボ発光で撮
影が行われる。そして、シャッタ閉(時刻t9)によるシ
ャッタ全閉信号の立上がり後、転送信号a2が出力され、
撮像信号処理回路(不図示)にて所定の処理が行われて
磁気ディスクに画像信号が1垂直走査期間(1V)だけ記
録される。磁気ディスクに記録された画像は、再生装置
によって即座にテレビ画面に映し出すことができる。
尚、前記実施例は、第1のカメラとしてシャッタ全閉
信号を出力するESカメラを使用したが、これに限らず、
シャッタ全閉信号を出力するカメラであれば本発明の適
用が可能である。
信号を出力するESカメラを使用したが、これに限らず、
シャッタ全閉信号を出力するカメラであれば本発明の適
用が可能である。
<発明の効果> 以上、実施例とともに具体的に説明したように本発明
によれば、マスターカメラのストロボ装置のストロボ発
光に同期してESカメラの撮影を行うことができるので、
マスターカメラと同一タイミングの写真を即座に見るこ
とができる。
によれば、マスターカメラのストロボ装置のストロボ発
光に同期してESカメラの撮影を行うことができるので、
マスターカメラと同一タイミングの写真を即座に見るこ
とができる。
第1図は、本発明の実施例を示す構成図、第2図は、本
発明の実施例を示すタイムチャート、第3図は、本発明
の実施例を示すフローチャートである。 図面中、 1は大判カメラ、 1aはレンズシャッタ、 2はESカメラ、 3はストロボ装置、 4は撮影制御装置である。
発明の実施例を示すタイムチャート、第3図は、本発明
の実施例を示すフローチャートである。 図面中、 1は大判カメラ、 1aはレンズシャッタ、 2はESカメラ、 3はストロボ装置、 4は撮影制御装置である。
Claims (1)
- 【請求項1】シャッタが全閉の場合とシャッタが全閉で
はない場合とでその出力状態が変化するシャッタ全閉信
号を出力する電子スチルカメラと、撮影者がメインに使
用するマスターカメラと、前記マスターカメラから出力
されるストロボ同期信号によって発光するストロボ装置
とを接続し、前記電子スチルカメラとマスターカメラと
は別体に設けた共通のレリーズスイッチを投入すると予
めバルブにセットされている前記電子スチルカメラにシ
ャッタが開くように信号を出力して前記電子スチルカメ
ラのシャッタレリーズを行い、その後前記電子スチルカ
メラのシャッタが開き始めることによる前記シャッタ全
閉信号の状態変化に基づいて、所定のシャッタ速度にセ
ットされている前記マスターカメラのシャッタレリーズ
が前記電子スチルカメラに行われたシャッタレリーズ開
始の時期よりも遅れて開始され、前記ストロボ同期信号
によって前記ストロボ装置が発光した後、ストロボ発光
完了信号に基づいて、前記電子スチルカメラにシャッタ
が閉じるよう信号を出力することを特徴とする撮影制御
装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62108859A JP2590333B2 (ja) | 1987-05-06 | 1987-05-06 | 撮影制御装置 |
US07/187,039 US4920371A (en) | 1987-04-27 | 1988-04-27 | Camera control device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62108859A JP2590333B2 (ja) | 1987-05-06 | 1987-05-06 | 撮影制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63274935A JPS63274935A (ja) | 1988-11-11 |
JP2590333B2 true JP2590333B2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=14495402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62108859A Expired - Fee Related JP2590333B2 (ja) | 1987-04-27 | 1987-05-06 | 撮影制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2590333B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11122519A (ja) * | 1997-10-17 | 1999-04-30 | Fuji Photo Optical Co Ltd | カメラシステム |
CN102388342A (zh) * | 2009-02-12 | 2012-03-21 | 拉布合伙人联合公司 | 早期摄影同步系统和方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000341581A (ja) | 1999-05-31 | 2000-12-08 | Fuji Photo Optical Co Ltd | 複合カメラ |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6134485Y2 (ja) * | 1981-01-13 | 1986-10-07 | ||
JPH0683389B2 (ja) * | 1984-03-12 | 1994-10-19 | オリンパス光学工業株式会社 | 電子ビユ−フアインダ−を備えたカメラ |
JP3018319B2 (ja) * | 1985-03-20 | 2000-03-13 | カシオ計算機株式会社 | 写真装置 |
-
1987
- 1987-05-06 JP JP62108859A patent/JP2590333B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH11122519A (ja) * | 1997-10-17 | 1999-04-30 | Fuji Photo Optical Co Ltd | カメラシステム |
CN102388342A (zh) * | 2009-02-12 | 2012-03-21 | 拉布合伙人联合公司 | 早期摄影同步系统和方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS63274935A (ja) | 1988-11-11 |
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