JP3263032B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP3263032B2
JP3263032B2 JP23936498A JP23936498A JP3263032B2 JP 3263032 B2 JP3263032 B2 JP 3263032B2 JP 23936498 A JP23936498 A JP 23936498A JP 23936498 A JP23936498 A JP 23936498A JP 3263032 B2 JP3263032 B2 JP 3263032B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体像を電気信
号に変換する為の電子撮像装置と被写体像を銀塩フィル
ムに写し込む銀塩撮影装置とを有する、銀塩撮影・電子
撮像兼用のカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、被写体像を電気信号に変換す
る為の撮像装置と、被写体像を銀塩フィルムに写し込む
銀塩撮影装置の両方を具備し、銀塩撮影に同期して電子
撮像を行ない、撮像した電子画像をモニタ画面上に表示
するようにした銀塩撮影・電子撮像兼用のカメラは種々
提案されている。
【0003】例えば本出願人は、特願平8−30168
7号において、撮像した電子画像を一旦、電気的書き換
え可能なROM(以下EEPROMと称す)やフラッシ
ュメモリ等の不揮発性メモリ素子に記憶し、撮影後の任
意のタイミングでその電子画像を読み出してカメラ本体
上に設けられたモニタに表示するようにした確認機能付
きのカメラを提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、撮像素子で
撮像された被写体像は通常、各種の信号処理を施されて
ディジタル画像データに変換されるが、高画質の電子画
像(画素数が多い,階調・色調が細かい等の性質を有す
る画像)は膨大なデータ量となる為、銀塩フィルムの駒
数分(例えば36駒)のメモリ容量をカメラ内に確保す
ることが困難である。そこで、電子画像データをメモリ
に記憶する際には圧縮処理を施すことが一般的である。
【0005】しかしながらこの圧縮処理は非常に時間が
かかる為、被写体を連続撮影(いわゆる、連写)しよう
とした場合の障害になる。例えば、現状の一眼レフカメ
ラは毎秒5駒程度の撮影が可能であるが、圧縮処理は1
画像データあたり数秒を要する為に、毎秒5駒という高
速連続撮影は不可能になる。
【0006】また、EEPROMやフラッシュメモリ等
の不揮発性メモリ素子の動作速度がSRAMやDRAM
等の揮発性メモリ素子よりも遅いことや、撮像した電子
画像を液晶パネル等のモニタ上に表示する際のタイムラ
グも同様に、高速連続撮影を行なう為には障害となる。
【0007】本願の目的は、被写体像を電気信号に変換
する為の電子撮像装置と、被写体像を銀塩フィルムに写
し込む銀塩撮影装置の両方を有する銀塩撮影および電子
撮像兼用カメラにおいて、高速連続撮影を実現すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のカメラは、被写
体像を電気信号に変換する電子撮像装置と、上記撮像装
置から出力されたイメージデータを記憶可能なRAMお
よび不揮発性メモリを含む記憶手段と、被写体像を銀塩
フィルムに写し込む銀塩撮影装置と、カメラの動作モー
ドを連続撮影モードに設定する設定手段と、上記連続撮
影モード時は、上記銀塩撮影装置による上記銀塩フィル
ムへの露光動作と、それに連動する上記電子撮像装置に
よる撮像動作とを繰り返す連続撮影動作を実行させ、該
連続撮影の回数が上記RAMの記憶容量に応じて決定さ
れた値に達したら、上記連続撮影動作を終了させるとと
もに、上記連続撮影動作中に上記撮像装置から出力され
たイメージデータを上記RAMに記憶させ、上記連続撮
影の終了後に、上記RAMに記憶されたイメージデータ
を読み出して上記不揮発性メモリに記憶させる制御手段
と、を具備することを特徴とする。
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に
おけるカメラのブロック図である。
【0011】ここで、このシステム内の各回路は全てC
PU1によって制御され、各回路間のデータ通信はデー
タバス2を介して行なわれるようになっている。被写体
像を結像させる為の撮影光学系3は、正レンズ3aと負
レンズ3bとによって構成され、そしてこの撮影レンズ
3中に、既知の絞り機構4が配置されている。これら正
レンズ3a及び負レンズ3bを、それぞれレンズ駆動手
段5により適宜光軸方向に進退させることにより、撮影
光学系3の焦点距離や焦点位置が変更される。なお、こ
のレンズ駆動手段5には既知の電磁モータ,超音波モー
タ等の駆動源や、これら駆動源を制御する為のドライバ
ー回路等が含まれる。
【0012】更に上記絞り機構4は絞り駆動手段6によ
って駆動される。この絞り駆動手段6には上記レンズ駆
動手段5と同様に、既知の電磁モータ,超音波モータ等
の駆動源や、これら駆動源を制御する為のドライバー回
路等が含まれる。
【0013】撮影光学系3における負レンズ3bの後方
にはハーフミラー7が設けられており、該ハーフミラー
7によって反射される被写体光の一部が結像レンズ系8
を介してエリアセンサ9に結像される。
【0014】エリアセンサ9はエリアセンサ駆動手段1
0によって制御され、結像された被写体像をアナログ映
像信号に変換し、信号処理回路11に出力する。この信
号処理回路11は上記CPU1からの制御信号(画像取
り込み指示信号)に応答して動作し、上記アナログ信号
のディジタル信号への変換を含む所定の信号処理を行な
うもので、この信号処理回路11にはビデオメモリ12
及び液晶モニタ13が接続されている。信号処理回路1
1で処理された電子画像データはビデオメモリ12に転
送されて記憶された後、液晶モニタ13に電子画像とし
て表示される。
【0015】また、信号処理回路11は、CPU1から
の要求に応じて処理済みの電子画像データを該CPU1
に転送する。CPU1はこのデータを圧縮処理して、E
EPROM等により形成される不揮発性メモリ14に転
送して記憶させる。また、後述する連写撮影モードが設
定されている場合には所定駒数に対応する画像データを
未圧縮状態でRAM1aに保管する。
【0016】不揮発性メモリ14は電気的に書換が可能
であって、カメラ本体の電源がオフしても記憶内容が保
持されるので、電子画像の記録に用いられる。また、こ
の不揮発性メモリ14は、カメラ本体に対して装着自在
になっている。
【0017】信号処理回路11は測光機能も有してお
り、エリアセンサ9の信号を利用して被写体の輝度を計
測するとともに、ディジタル変換した後に測光データと
してデータバス2を介してCPU1に送信する。
【0018】ハーフミラー7の後方には、ほぼ中央部分
がハーフミラーとなっている可動ミラー15が設けられ
ており、この可動ミラー15の中央背面部分にはサブミ
ラー16が設けられ下方に被写体光を反射する。このサ
ブミラー16の反射光軸方向であって、図1中の垂直方
向に2つの光学系からなる、2像分離の為のセパレータ
光学系17が配置されている。このセパレータ光学系1
7による被写体像の結像位置にラインセンサ18が配置
され、このラインセンサ18はラインセンサ駆動回路1
9に接続されている。これらのサブミラー16,セパレ
ータ光学系17,ラインセンサ18等によって、公知の
位相差法による焦点検出装置が構成されており、CPU
1はラインセンサ駆動回路19を介して受信した信号に
基づいて、ラインセンサ上に結像した2像の間隔を求
め、撮影光学系3を合焦位置に駆動する為の駆動量を演
算する。
【0019】上記レンズ駆動手段5は、上記各レンズ3
a,3bの移動に応じて信号を発生する図示しないエン
コーダを有し、上記CPU1は、上記演算された駆動量
とエンコーダ出力とに基づいて合焦動作を行なう。
【0020】上記可動ミラー15の反射光路上には、焦
点板20,ペンタプリズム21およびファインダ接眼光
学系22が配置されている。本実施の形態において被写
体モニタ用として上記液晶モニタ13に加えて前記の光
学ファインダを設けている理由は、カメラ操作者が、液
晶モニタ13を見ながら撮影を行なうよりも、光学ファ
インダを覗きながら撮影を行なった方が、カメラのホー
ルディング性能が向上し、手ぶれ等の発生を防ぎ易い為
である。
【0021】上述した可動ミラー15はミラー駆動手段
23によって駆動される。また、該可動ミラー15の後
方に配置されたシャッタ24はシャッタ駆動手段25に
よって駆動される。可動ミラー15が上昇され、シャッ
タ24が開放状態となると、カメラ本体内に装填され撮
影開口まで給送された銀塩フィルム26上に被写体像が
結像され、露光される。
【0022】なお、信号処理回路11から出力される被
写体輝度値、図示しないフィルム感度検出回路によって
検出されたフィルム感度に基づいて、適正露光の得られ
る絞り機構4の絞り値およびシャッタ速度をCPU1が
演算し、シャッタ24は演算されたシャッタ速度で駆動
制御される。
【0023】銀塩フィルム26上の、ベース側の面に
は、磁気情報の記録層(不図示)が形成されており、こ
の磁気情報記録層と接するよう、銀塩フィルム26の後
方に磁気ヘッド27が配置されている。この磁気ヘッド
27は種々の情報を磁気記録することと、フイルムに磁
気記録された情報を読み取る機能を合わせもち、磁気ヘ
ッド駆動回路28によって磁気情報の記録と読み取りの
制御が行なわれる。
【0024】また、カメラ本体内には、フィルム駆動手
段29が設けられており、上記銀塩フイルム26をカメ
ラ本体内に装填した際の頭出しの為の巻き上げ動作,1
駒の撮影終了時に行なう巻き上げ動作,上記銀塩フイル
ム26の全駒撮影終了後又は不図示の強制巻き戻しボタ
ンが操作された際の巻戻し動作に関わる給送全体の駆動
制御を行なう。なお、上記磁気ヘッド27による磁気情
報記録・読み取りは、銀塩フィルム26の給送動作中に
実行される。
【0025】更にカメラ本体には、被写体を照明する為
のストロボ発光部30が設けられている。該ストロボ発
光部30はストロボ制御回路31を介してCPU1によ
って発光制御され、例えば被写体輝度が所定輝度より低
いとCPU1が判断した場合に補助光として発光され
る。
【0026】スイッチ入力手段32には、例えば、不図
示の巻戻釦に連動する巻戻スイッチ33や、不図示のレ
リーズ釦の半押し操作に連動してonする第1レリーズ
スイッチ34aと不図示のレリーズ釦の深押し操作に連
動してonする第2レリーズスイッチ34bからなるレ
リーズスイッチ34、更には不図示の切換ツマミに連動
する1駒撮影/連続撮影モード切換スイッチ35等の、
操作スイッチやメカ機構動作の検出スイッチなどの複数
のスイッチが接続され、これら各スイッチの状態を電気
信号として上記CPU1に送信する。なお、上記1駒撮
影/連続撮影モード切換スイッチ35は不図示の切換ツ
マミが連続撮影モード側に設定されることによりon
し、該切換ツマミが1駒撮影モードに設定されることに
よりoffする。
【0027】次に、図2を用いて、本発明の第1の実施
形態について説明する。図2に示されたフローチャート
はカメラ動作における撮影シーケンスを実行するサブル
ーチンである。このサブルーチンは、図1に示された第
1レリーズスイッチ34aが操作されたときに、不図示
のメインルーチンからコールされるようになっている。
尚、メインルーチンの動作は公知の技術であるので説明
は省略する。
【0028】まず、ステップ#1にて液晶モニタ23を
offするように信号処理回路11に制御信号を送り、
ステップ#2にて変数nに1を代入する。続いて、ステ
ップ#3にて第2レリーズスイッチ34bの状態をチェ
ックし、onしていなければステップ#19に進む。ス
テップ#19においては、第1レリーズスイッチ34a
を再度チェックし、onであればステップ#3に戻る
が、onでなければステップ#20に進む。尚、ステッ
プ#20以降の動作は後述する。
【0029】一方、ステップ#3で第2レリーズスイッ
チ34bがonであると判断したら、ステップ#4に進
んで「絞り込み」ルーチンを実行する。このルーチン
は、上記絞り駆動手段6によって絞り機構4を設定され
た絞り値まで駆動制御する動作であって、その絞り値は
不図示のメインルーチンにおいて予め、被写体輝度,銀
塩フィルム26の感度,プログラム線図等に基づいて公
知の技術によって決定される。
【0030】次に、ステップ#5にて「ミラーアップ」
ルーチンを実行する。このルーチンは、上記ミラー駆動
手段23によって可動ミラー15を撮影光路外に待避さ
せる動作である。この動作も公知であるので詳細な説明
は省略する。
【0031】次に、ステップ#6にて上記エリアセンサ
駆動回路10に対して撮像指示信号を送信する。この装
置の場合、撮像動作そのものの制御はエリアセンサ駆動
回路10が行なうようになっており、上述の撮像指示信
号に応答して上記エリアセンサ9に撮像動作を開始させ
る。エリアセンサ9によって撮像動作が終了すると、エ
リアセンサ駆動回路10は信号処理回路11に取り込み
許可信号を送信する。この許可信号を受けた信号処理回
路11は、エリアセンサ9からアナログイメージ信号を
取り込み、公知の方法でディジタルイメージデータに変
換する。そのディジタルイメージデータは、所定の信号
処理(例えば、表示用データへの変換等)を行なった後
にビデオメモリ12に転送される。
【0032】信号処理回路11が撮像指示信号に応答し
て撮像動作を実行している間に、ステップ#7にて「シ
ャッタ開閉」ルーチンを並行して実行する。このルーチ
ンは、上述の絞り値同様にメインルーチンで決定された
シャッタ秒時に基づいて上記シャッタ駆動手段25によ
ってシャッタ24の開閉を制御するものである。この動
作も公知であるので詳細説明を省略する。
【0033】次に、ステップ#8の「イメージ信号の取
り込み」ルーチンを実行する。このルーチンは、ビデオ
メモリ12に貯えられているディジタルイメージデータ
を取り込むルーチンである。
【0034】続いて、ステップ#9にてそのディジタル
イメージデータを変数nで規定される記憶領域である、
RAM(n)に記憶する。尚、この時点では、このデー
タの圧縮処理は行なわれていない。
【0035】次に、ステップ#10にて上記変数nに1
を加えた値を代入し、続いてステップ#11にて上述の
「ミラーアップ」ルーチンで待避させられた可動ミラー
15を撮影光路中の正規の位置へ復帰させる為の「ミラ
ーダウン」ルーチンを実行し、更にステップ#12にて
上述の「絞り込み」ルーチンにて絞り込み状態になった
絞り機構4を開放状態に復帰させる「絞りリセット」ル
ーチンを実行する。そして、ステップ#13にて銀塩フ
ィルム26を一駒分だけ巻き上げる為の「巻き上げ」ル
ーチンを実行する。この「巻き上げ」ルーチンは上述し
たフィルム駆動手段29によって制御される動作であ
り、また、その際には上記磁気ヘッド27によって上記
銀塩フィルム26の磁気情報記録層に磁気記録するよう
に磁気ヘッド駆動回路28を制御する動作も含まれてい
るが、それ自体は公知の技術なので詳細な説明は省略す
る。
【0036】次に、ステップ#14にて図1に示された
1駒撮影/連続撮影モード切換スイッチ35が、onし
ているか否かを判定する。上記1駒撮影/連続撮影モー
ド切換スイッチ35がoffしていると判断した場合に
は、カメラが予め1駒撮影モードに設定されているの
で、ステップ#16に進んで上記信号処理回路11に対
して表示on信号を送信する。この信号を受けた信号処
理回路11は、ビデオメモリ12に記憶されているディ
ジタルイメージデータ(つまり、最後に撮像したディジ
タルイメージデータ)を読み出して液晶モニタ13に表
示させる。
【0037】ステップ#14にて上記1駒撮影/連続撮
影モード切換スイッチ35がonしていると判断した場
合には、ステップ#15にて変数nをチェックする。こ
こで、n=6でない場合は上記ステップ#3に戻って同
じ動作、即ち撮影動作を繰り返し、n=6であれば上述
したステップ#16のステップへ進み表示onの動作を
実行する。
【0038】本実施形態のカメラにおいては、たとえ第
2レリーズがon状態に維持されていても、上記変数n
の値が6までカウントアップされればそれ以降の撮影は
行なわないように設定し、一回の連続撮影駒数は5駒に
限られている。連続撮影駒数を5駒に制限しているの
は、連続撮影速度を高める為には取り込んだディジタル
イメージを非圧縮状態でRAM1aに記憶させねばなら
ないが、非圧縮状態のディジタルイメージデータはデー
タ量が膨大である為、銀塩フィルム26の全駒分のRA
M領域をCPU1内に確保できないという理由によるも
のである。勿論、RAM1aの容量に余裕があれば連続
撮影駒数を増やすことが可能であり、RAM1aの容量
に余裕が無ければ連続撮影駒数を減らす(例えば3駒に
する)ことも考えられる。即ちRAM1aの容量に応じ
てステップ#15における変数nの上限を適宜変更し、
連続撮影駒数を変更することが可能となる。
【0039】信号処理回路11に表示動作を指示した
後、続くステップ#17の「イメージデータ圧縮処理」
ルーチンを実行する。このルーチンにおいては、上記R
AM1aに記憶されているディジタルイメージデータを
圧縮処理する。
【0040】上記1駒撮影/連続撮影モード切換スイッ
チ35がoffしている場合、即ちカメラが1駒撮影モ
ードに設定されている場合には、RAM1aに記憶され
ているディジタルイメージデータはRAM(1)に記憶
されている1駒分のみである。この場合、ステップ#1
7における圧縮処理は1駒分のディジタルイメージデー
タの圧縮で完了する。
【0041】上記1駒撮影/連続撮影モード切換スイッ
チ35がonしている場合、即ちカメラが連続撮影モー
ドに設定されている場合には、RAM1aに記憶されて
いるディジタルイメージデータは、RAM(1)乃至R
AM(5)に記憶されている5駒分である。この場合、
これら複数のディジタルイメージデータの全てを圧縮処
理する。
【0042】圧縮処理の完了後にステップ#18に進ん
で「不揮発性メモリへの記憶」ルーチンを実行する。こ
のルーチンにおいては、上述の「イメージデータ圧縮処
理」ルーチンで圧縮された1駒分もしくは5駒分のディ
ジタルイメージデータを不揮発性メモリ14へ転送して
記憶させる。尚、各データの記憶番地は銀塩フィルム2
6の各撮影駒番号に対応して設定されている。この記憶
動作が終了すれば、一連の連続撮影動作が完了するの
で、メインルーチンへリターンする。
【0043】ところで、ステップ#19において、第1
レリーズスイッチ41aがonしてない場合は、撮影者
がレリーズ釦から指を離したということを示しているの
で、連続撮影動作を中断する必要がある。その場合に
は、ステップ#20に進んでn=1であるか否かを判定
する。ここで、n=1であるなら、今回の連続撮影シー
ケンスにおいてはまだ1枚も撮影されていないことを示
しているので、そのままメインルーチンへリターンす
る。一方、n=1でないなら、ステップ#16に進んで
上述と同様に最後に撮像したディジタルイメージを液晶
モニタ23に表示させる。
【0044】以上の如き撮影シーケンスを採用すること
によって、連続撮影モードにおいては、時間がかかるデ
ィジタルイメージデータの圧縮処理,不揮発性メモリへ
の記憶,液晶モニタへの表示等の動作が連続撮影動作の
終了後に行なわれるので、連続撮影に必要な時間的サイ
クルを短くすることが可能となり、1駒同士の撮影間隔
を短くする、即ち高速連続撮影を行なうことが可能とな
る。
【0045】次に、図3を用いて図2に示した第1の実
施形態の変形例を説明する。尚、図3の各ステップのう
ち図2と同じ機能ステップに関しては、同じステップ番
号を付記する。
【0046】上述のように、図2の実施形態では連続撮
影駒数をRAM1aの容量を考慮して5枚に制限してい
るが、図3の変形例では銀塩フィルム26への露光動作
は第2レリーズスイッチ34bがonしている間中は続
行し、RAM1aへ記憶するディジタルイメージデータ
の数だけを制限するようにしている。
【0047】まず、ステップ#1の表示off指示か
ら、ステップ#9におけるディジタルイメージデータの
RAM(n)への記憶動作までは、上記図2に示した実
施形態と同一なので説明を省略する。
【0048】ステップ#9において、ディジタルイメー
ジデータのRAM(n)への記憶処理が完了した後は、
ステップ#21にて変数nをチェックする。ここでn=
5でなければ、ステップ#10に進んで、第1の実施形
態と同様に変数nに1を加えた後、ステップ#11の
「ミラーダウン」,ステップ#12の「絞りリセッ
ト」,ステップ#13の「巻き上げ」ルーチンを順次実
行して再びステップ#3に戻る。
【0049】一方、ステップ#21でn=5であると判
断したら、ステップ#10をスキップしてステップ#1
1に進む。つまり、変数nが5に達した後は、ステップ
#10における「n=n+1」の処理が行なわれないの
で上記変数nの値は5のままであり、5駒目以降のディ
ジタルイメージデータはRAM(5)に露光動作の度に
上書きされることになる。
【0050】ステップ#13の「巻き上げ」ルーチンが
終了してステップ#3に戻った際に、第2レリーズスイ
ッチ34bがonのままであれば連続撮影が続行される
が、第2レリーズスイッチ34bがoffで、その上に
ステップ#19にて第1レリーズスイッチ34aがof
fであれば、ステップ#20に進み、それ以降は第1の
実施形態と同様に連続撮影終了後の処理を実行してメイ
ンルーチンへリターンする。
【0051】つまり、この変形例における一連の動作を
まとめると、第2レリーズスイッチ34bがonしてい
る間、銀塩フィルム26への露光動作は銀塩フィルム2
6の余裕がある限り連続的に継続されるが、ディジタル
イメージデータの記憶は最初の4駒分と最後の1駒分に
制限されることになる。これにより、銀塩フィルム26
の連写可能駒数がRAM1aの容量で制限されることが
なくなる。
【0052】もちろん、最初の4駒分と最後の1駒分に
限定されるものではなく、古い順に更新したり、最初の
2駒分と最新の3駒分にするなど、撮像したディジタル
イメージデータの内、所定駒数分に対応する一部のディ
ジタルイメージデータだけを要望に応じて記憶するよう
に設定しても良いことは勿論である。
【0053】尚、CPU1内のRAM1aを用いずに、
大容量のRAMを不揮発性メモリ14と同様にデータバ
ス2に接続し、その大容量RAMに非圧縮のディジタル
イメージデータを逐次記憶させれば、連続撮影駒数を制
限する必要はなくなる。
【0054】
【発明の効果】被写体像を電気信号に変換する為の電子
撮像装置と、被写体像を銀塩フィルムに写し込む銀塩撮
影装置の両方を有する銀塩撮影および電子撮像兼用のカ
メラにおいて、連続撮影時のスピードが低下しないよう
にすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるカメラのブロック
図である。
【図2】上記図1におけるカメラの撮影シーケンスを示
すサブルーチンである。
【図3】上記一実施形態におけるカメラの撮影シーケン
スの変形例を示すサブルーチンである。
【符号の説明】
1 CPU 1a RAM(第1の記憶手段,揮発性メモリ) 9 エリアセンサ(電子撮像装置) 13 液晶モニタ(モニタ手段) 14 不揮発性メモリ(第2の記憶手段) 26 銀塩フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956 H04N 5/225 - 5/243 H04N 101:00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を電気信号に変換する電子撮像
    装置と、 上記撮像装置から出力されたイメージデータを記憶可能
    なRAMおよび不揮発性メモリを含む記憶手段と、 被写体像を銀塩フィルムに写し込む銀塩撮影装置と、カメラの動作モードを 連続撮影モードに設定する設定手
    段と、 上記連続撮影モード時は、上記銀塩撮影装置による上記
    銀塩フィルムへの露光動作と、それに連動する上記電子
    撮像装置による撮像動作とを繰り返す連続撮影動作を実
    行させ、該連続撮影の回数が上記RAMの記憶容量に応
    じて決定された値に達したら、上記連続撮影動作を終了
    させるとともに、上記連続撮影動作中に上記撮像装置か
    ら出力されたイメージデータを上記RAMに記憶させ、
    上記連続撮影の終了後に、上記RAMに記憶されたイメ
    ージデータを読み出して上記不揮発性メモリに記憶させ
    制御手段と、 を具備することを特徴とするカメラ。
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