JPS6052173A - 電子スチルカメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は静止画像を記録する電子スチルカメラに関する
。

従来例の構成とその問題点 撮像光学系によって形成された被写体像を撮像手段を用
いて静止画像信号に変換し、この静止画像信号を記録装
置に記憶する電子スチルカメラの従来の基本構成は第１
図に示す如くである。この電子スチルカメラにおいて被
写体像（図示せず）はレンズ１によって撮像素子３の撮
像面に結像されるよう構成されているが、通常（被写体
非撮像時）はシャッター２が閉じておシ、被写体からの
入射光は遮断されて撮像素子３には導かれない。

そして被写体撮像時には、レリーズスイッチ７を押圧す
ると、シャッタースピード設定器６によって設定された
所要の期間だけシャッター２が開放され、被写体からの
入射光が撮像素子３に導かれ・る。そしてこの入射光に
対応した電荷が撮像素子内に発生・蓄積され、この電荷
が同期信号発生器５からの同期信号に同期して映像信号
として読み出され、記録装置４に記録されて静止画の撮
影が完了する。

以上のような構成の従来の電子スチルカメラでは、被写
体の瞬時画像を得るのに従来の銀塩フィルムを用いた写
真機と同様に、入射光の入射期間を制御するという方法
を用いている為に、入射光の遮光・通過を制御する為の
シャッター装置が必要になり、機器の小型化・低コスト
化を阻害する一因となっている。

発明の目的 本発明は、以上述べた従来の電子スチルカメラの欠点を
除去し、従来のようなシャッター装置を必要としない、
小型化・低コスト化の可能な電子スチルカメラを提供す
る事を目的としている。

発明の構成 本発明は、撮像素子と、との撮像素子に被写体像を結像
させるレンズと、前記撮像素子より得られる映像信号を
記憶する記録装置とを備えた電子スチルカメラで、前記
撮像素子の駆動条件を制御する事によって撮像素子の電
荷蓄積期間を制御し、任意のシャッタースピードの静止
画像の撮影を行なえるようにしたものである。

実施例の説明 第２図は、本考案の一実施例における電子スチルカメラ
の構成を示す図である。被写体像はレンズ１によって撮
像素子８の撮像面に常に結像されている。そして通常（
被写体非撮影時）は、駆動条件設定器１ｏからの制御信
号によって駆動回路９から、撮像素子８が充電変換動作
を行なわない動作モード（非光電変換動作モード）かも
しくは光電変換動作によって発生した電荷を蓄積しない
動作モード（非蓄積モード）になるような駆動信号が撮
像素子８に与えられ、撮像素子８の出力信号は被写体像
に対応したものではなく、等価的に、撮像素子８に被写
体からの入射光が導かれていない状態すなわち、シャッ
ターが閉じた状態となっている。一方、被写体撮像時に
は、レリーズスイッチ７を押圧すると、シャッタースピ
ード設定器６で設定された所要の期間（任意の値）だけ
、駆動条件設定器１０からの制御信号が、撮像素子８に
本来の光電変換・電荷蓄積動作（撮像モード）を行なわ
せるような信号に変化し、この信号によって変化した駆
動回路９からの駆動信号によって。

撮像素子８は入射された被写体像に応じた電荷を発生す
る。すなわちこの期間は、等価的にシャッターが開放さ
れた期間となる。そして前記発生電荷は、撮像素子の動
作モードが撮像モードから、非撮像モード（非光電変換
ｉ作モードもしくは非蓄積モード）に移行した後に、同
期信号発生器５よりの同期信号に同期して読み出されて
記録装置４に記録され、被写体像の任意のシャッタース
ピードでの撮影が完了する。

以上の動作を第３図のタイミングチャートを用いて更に
説明する。レリーズスイッチ７が押圧される時間ｔ１ま
では、撮像素子８は非撮像モードになっている（第３図
（ｂ）のＬＯＷレベルで示ス。）。

そして時間ｔ１でレリーズスイッチ７が押圧されるとシ
ステムの時間遅れ（第３図ではその記載を省略している
。）の後に、撮像素子８が撮像モード（第、３図（ｂ）
のＨｉｇｈレベルで示す。）に移行し、この状態が設定
された所用のシャッタースピード期間Ｔｓだけ持続され
て被写体像に応じた電荷を発生・蓄積する。そしてこの
電荷は、同期信号発生器６より発生される同期信号（第
３図（ａ）にそのうちの垂直同期信号を示す。）に同期
して読み出されて、第３図（Ｃ）に示すような１フレー
ムもしくは１フィールド分の映像信号とされて、この信
号が記録装置４に記録きれる。

なお、撮像素子の動作モードは、Ｔｓ期間の後に元の非
撮像モードに移るのであるが、この時間は、撮像素子の
種類によっては、垂直同期信号ＶＤ　に同期する必要の
ある素子があるが、このような素子は第４図にそのタイ
ミングチャートを示すように、レリーズスイッチ７が押
圧された時刻ｔ１以降で且つ、ＶＤの立上り時間より’
ｒｓ期間だけ以前の時刻ｔ２に撮像素子８の動作モード
を撮像モードに移行させ、そしてＶｎの立上りに目間し
て非撮像モードに移行ζせれば良い。なお同図（氏）。

（ｂ）　、　（Ｃ）の波形は第３図と同じくそれぞれ垂
直同期信号、撮像素子８の動作モード、撮像素子より得
られる映像信号を表わしている。

なお、撮像素子の非撮像モードの具体例としては、オー
バーフロードレイン機能を有したインク一ラインＣＣＤ
（ＩＬＴ−ＣＣＤ）やフレームトランスファＣＣＤ　（
ＦＴ−１ｃＤ　）では、オーバーフロードレイン機能を
常時働かせておく事により入射光に応じて発生する電荷
を常時捨ててしまい蓄積しないようにしたり、光導電膜
積層型固体イメージセンサでは、光導電膜に所定のバイ
アス電圧を印加しないで、光電変換動作が行なわれない
ようにすることができる。

第６図は本発明の第２の実施例を示すブロック図であっ
て、第２図と同一部分は同一符号で示してあり説明を省
略する。第２図との相違点は、シャッタースピードつ寸
り撮像素子８を撮像モードに保っておく期間を、被写体
の明るさに応じて自動的に制御して、被写体にかかわら
ず適正レベルの出力映像信号を得るところにある。つ寸
り、被写体の明るさは、測光素子１１によって常時測定
されており、この測光情報はシャッタースピード制御回
路１２に導かれている。そしてレリーズスイッチ７が押
圧されて撮影が指令されると、その時の測光情報に応じ
た適正なシャッタースピードが、シャッタースピード制
御回路１２によって設定され、この情報が駆動条件設定
器１０に導かれ適正なシャッタースピード期間だけ撮像
素子８が撮像モードに保たれて、被写体に応じた電荷を
発生・蓄積し、適正レベルの映像信号が出力さｉｌｌ、
記録装置４に記憶される。

このような構成とする事により、第２図に示しだ実施例
に比べ、被写体の明るさ変化にかかわらず常に適正なシ
ャッタースピードでの撮影が可能となる。

発明の効果 以上のように、本発明によれば、撮像装置の動作条件を
制御するだけで従来の電子スチルレノ１メラで必要とし
ていたシャッター装置を使用せずに、任意のシャッター
スピードでの被写体像を撮影する事ができ、電子スチル
カメラの小型化・低コスト化に寄与することができ、そ
の実用的価値は高い０

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の電子スチルカメラの基本構成を示すブロ
ック図、第２図は本発明の一実施例における電子スチル
カメラの基本構成を示すブロック図、第３図（ａ）〜（
Ｃ）、第４画（ａ）〜（Ｃ）はその動作を説明する為の
タイミング図、第６図は本発明の他の実施例を示すブロ
ック図である。 １・・・・・・レンズ、４・・・・・・記録装置、６・
・・・・シャッタスピード設定器、８・・・・・・撮像
素子、９・・・・・・駆動回路、１ｏ・・・・・・駆動
条件設定器、１１・・・・・・測光素子、１２・・・・
・・シャッタースピード制御回路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 １２　３　４ ／／／／ ζ、１２　図 ｆ　、５）　４ ／／／ 第　３　口 （Ｃ） Ｚｎ２図 第　５　図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）撮像素子と、前記撮像素子に被写体像を結像させ
   るレンズと、前記撮像素子によシ得られる映像信号を記
   憶する記録装置と、前記撮像素子を駆動する駆動回路と
   、前記駆動回路が前記撮像素子を駆動する駆動条件を制
   御する駆動制御手段とを備え、前記撮像素子の電荷蓄積
   期間を駆動条件を変えることにより制御することを特徴
   とする電子スチルカメラ。
2. （２）駆動制御手段は、被写体像の明るさを検出する測
   光部の信号によシ駆動条件を変えることを特徴とする特
   許請求の範囲第０）項記載の電子スチルカメラ。