JP2588498Y2 - バーンイン装置用自動開閉扉 - Google Patents

バーンイン装置用自動開閉扉

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JP2588498Y2
JP2588498Y2 JP1993002220U JP222093U JP2588498Y2 JP 2588498 Y2 JP2588498 Y2 JP 2588498Y2 JP 1993002220 U JP1993002220 U JP 1993002220U JP 222093 U JP222093 U JP 222093U JP 2588498 Y2 JP2588498 Y2 JP 2588498Y2
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JP
Japan
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door
unit
group
burn
guide rail
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Application number
JP1993002220U
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English (en)
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JPH0659583U (ja
Inventor
慶華 陳
敏紘 大塚
Original Assignee
株式会社中央理研
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は半導体装置等のバーンイ
ン装置の開口部の扉に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般のバーンイン装置の開口部の
扉は片側を蝶番で保持した片開き扉が使用されている。
【0003】又、他の装置の場合には単位扉をそれぞれ
の隣接辺を蝶番で連結した扉群とし、ガイドレールで誘
導して格納するように構成したものがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、前者の場合は
扉を開いた時に扉の幅だけ装置の前方に張出し、フロア
スペースを大きく確保しておくことが必要である。
【0005】後者の場合は前方に大きなフロアスペース
は必要としないが、開扉時に展開状態のままの扉を収納
する場所が装置の内部に必要であり、大きな奥行きが必
要である。
【0006】本考案と上述の問題を解決して、余分をフ
ロアスペースも必要とせず、又、装置に余分な奥行きを
保持する必要もないバーンイン装置を提供することを課
題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、バーンイン装置用扉において、水平方向に等間隔
に分割し、かつ互いに連結している単位扉1と、この連
結された扉群を誘導するためにバーンイン装置の前面開
口部においては垂直に、底部においては奥側が低い位置
となるような緩い傾斜に保持されたガイドレール2と、
扉群を開閉するための駆動装置3とより構成したもので
ある。
【0008】なお、単位扉1は両側面にそれぞれ前記ガ
イドレール2と係合する係合突起11と、隣接する単位
扉1相互間を連結して扉群を構成するためにピン12で
回動自在に枢支される連結板13と、扉群がガイドレー
ル2の垂直部分で平面状に保持されたときに隣接する単
位扉1相互間が閉鎖状態を保持するように上及び下側端
面が互いに逆方向のL字状端面で構成されている。
【0009】更に、単位扉1の係合突起11は最上端及
び奇数番目の単位扉1ではその重心より一定距離の上側
の位置で、偶数番目の単位扉1ではその重心より一定距
離の下側の位置で突出しているものである。
【0010】又、駆動装置3には扉群の最上端の単位扉
1を引き上げる引上げ手段を設けたものである。
【0011】
【作用】上述のように、開口部が閉鎖状態のときは扉群
は駆動装置3で開口部の上端まで引き上げられて平面状
となり、各単位扉1は上下の端面が互いに接触して密閉
状態となる。
【0012】開口部を開放するときは、駆動装置3で扉
群の引上げ保持を解除すると、扉群は自重でガイドレー
ル2に沿って降下するが、ガイドレール2の傾斜部に移
行する湾曲部で各単位扉1はその自重でほぼ垂直状態を
保持しながらガイドレール2の傾斜部を奥の方向へ移行
し、各単位扉1は折り畳まれた状態で収納されてゆく。
【0013】
【実施例】図1は本考案のバーンイン装置用扉の構成図
で、(イ)は閉鎖状態の扉群の正面図、(ロ)は同じく
側面図、(ハ)は折り畳み状態の側面図(ガイドレール
を含む)、図2はバーンイン装置に配置された扉の構成
図である。
【0014】本考案のバーンイン装置用扉は、水平方向
に等間隔に分割し、かつ互いに連結している単位扉1
と、この連結された扉群を誘導するためにバーンイン装
置の前面開口部においては垂直に、底部においては奥側
が低い位置となるような緩い傾斜に保持されたガイドレ
ール2と、扉群を開閉するための駆動装置3とより構成
したものである。
【0015】単位扉1は両側面にそれぞれ前記ガイドレ
ール2と係合する係合突起11と、隣接する単位扉1相
互間を連結して扉群を構成するためにピン12で回動自
在に枢支される連結板13と、扉群がガイドレール2の
垂直部分で平面状に保持されたときに隣接する単位扉1
相互間が閉鎖状態を保持するように上及び下側端面が互
いに逆方向のL字状端面で構成されている。
【0016】更に、単位扉1の係合突起11は最上端及
び奇数番目の単位扉1ではその重心より一定距離の上側
の位置で、偶数番目の単位扉1ではその重心より一定距
離の下側の位置で突出しているものである。
【0017】又、駆動装置3は開口部の下側に設けら
れ、扉群を引き上げるようにチェーンやワイヤー等の伝
導部材31で扉群の最上端の単位扉1の上端を保持して
いる。
【0018】次に、上述の扉群の動作について説明す
る。図3は扉群及びガイドレールを示したもので、垂直
部はバーンイン装置の開口部の部分、下側の緩い傾斜部
はバーンイン装置の底部の部分である。なお、図3は説
明図であるので、扉群は垂直部と傾斜部の両方に部分的
に表示してある。
【0019】垂直部の扉群は各単位扉1は連結板13で
連結されており、各単位扉1の係合突起11がガイドレ
ール2の溝に係合して全体で平面状となっている。この
場合、各単位扉1の上側のL字状端面と上側に隣接して
いる単位扉1の下側の逆L字状端面とはL字の垂直部分
が接触するように構成されており、この接触により全体
として開口部を閉鎖するように構成されている。
【0020】開扉する場合は、駆動装置3で釣り上げら
れていた扉群の釣り上げを解除すると、扉群は自重でガ
イドレール2に沿って降下し湾曲部を経て緩い傾斜部に
到達する。
【0021】この場合、単位扉1の係合突起11は上か
ら奇数番目の単位扉1ではその重心より上側に設けられ
ており、偶数番目の単位扉1は下側に設けられている。
更に、連結板13は上から奇数番目と偶数番目の間では
内側に、偶数番目と奇数番目の間では外側に設けられて
いるので、この結果、底部の緩い傾斜部では図3に示す
ように折り畳んだ状態でガイドレール2の奥まで移行し
てゆく。
【0022】閉鎖する場合は駆動装置3でそのまま引き
上げると図3の垂直部に示すように各単位扉1は順次引
き出されて平面状に配列され、開口部を閉鎖する。
【0023】
【考案の効果】上述のように、開扉時には各単位扉1は
折り重なった状態で収容されるので、奥行きが短くても
収容が可能である。
【0024】又、扉は装置の外側に突出しないので、前
側に広いフロアスペースを取る必要がない。
【0025】更に、開閉は駆動装置のみで行うので、開
閉の自動化が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のバーンイン装置用扉の構成図で、
(イ)は閉鎖状態の扉群の正面図、(ロ)は同じく側面
図、(ハ)は折り畳み状態の側面図(ガイドレールを含
む)である。
【図2】バーンイン装置に配置された扉の構成図であ
る。
【図3】本考案の扉の動作説明図である。
【符号の説明】
1 単位扉 11 係合突起 12 ピン 13 連結板 2 ガイドレール 3 駆動装置

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーンイン装置用扉において、水平方向
    に等間隔に分割し、かつ互いに連結している単位扉と、
    この連結された扉群を誘導するために前記バーンイン装
    置の前面開口部に於いては垂直に、底部に於いては奥側
    が低い位置となるような緩い傾斜に保持されたガイドレ
    ールと、前記扉群を開閉するための駆動装置とよりな
    り、前記単位扉は両側面にそれぞれ前記ガイドレールと
    係合する係合突起と、隣接する単位扉とを連結して扉群
    を構成するためにピンで回動自在に枢支される連結板
    と、前記扉群が前記ガイドレールの垂直部分で平面状に
    保持されたときに隣接する単位扉相互間が閉鎖状態を保
    持するように上及び下側端面が互いに逆方向のL字状端
    面を具備し、前記駆動装置には前記扉群の最上端の単位
    扉を引き上げる引上げ手段を具備したことを特徴とする
    バーンイン装置用自動開閉扉。
  2. 【請求項2】 前記単位扉の係合突起は最上端及び奇数
    番目の単位扉ではその重心より一定距離の上側の位置
    で、偶数番目の単位扉ではその重心より一定距離の下側
    の位置で突出していることを特徴とする請求項1のバー
    ンイン装置用自動開閉扉。
JP1993002220U 1993-02-01 1993-02-01 バーンイン装置用自動開閉扉 Expired - Lifetime JP2588498Y2 (ja)

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JPH0659583U JPH0659583U (ja) 1994-08-19
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