JP2602538Y2 - パネルシヤツターにおけるパネル体の位置決め装置 - Google Patents
パネルシヤツターにおけるパネル体の位置決め装置Info
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- JP2602538Y2 JP2602538Y2 JP1993060309U JP6030993U JP2602538Y2 JP 2602538 Y2 JP2602538 Y2 JP 2602538Y2 JP 1993060309 U JP1993060309 U JP 1993060309U JP 6030993 U JP6030993 U JP 6030993U JP 2602538 Y2 JP2602538 Y2 JP 2602538Y2
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- Japan
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ビル等の建築物の開口
部に建付けられるパネルシヤツターにおけるパネル体の
位置決め装置に関するものである。
部に建付けられるパネルシヤツターにおけるパネル体の
位置決め装置に関するものである。
【0002】
【従来技術及び考案が解決しようとする課題】一般に、
この種パネルシヤツターのなかには、鎖状チエン等の連
結体を介して上下方向所定間隔を存して一連状に連結さ
れ、縦方向の案内レールに沿つて昇降する複数のパネル
体を、案内レールの上方に設けた横方向の収納レール
に、並列状に垂下する収納姿勢状態として継送するよう
に構成したものがある。ところでこのものは、パネル体
は、垂下する収納姿勢で収納レールを横移動したものが
案内レールに継送されることになり、このため、収納レ
ール方向、つまり前後方向の位置決めは、隣接パネル体
間同志の互いに対向する上下両側縁部を相决り状にする
ことで行うことができるが、左右横方向については前記
パネル継送があるため行うことができないこととなつ
て、左右横方向にはずれた状態で閉鎖しているのが現実
であり、これに対処することが強く要望されている。一
方、この様なパネルシヤツターを大開口部用とすると、
パネル体自体も大型化し、重いものとなる。そしてこの
ような大型のものでは、現場でパネル体を吊り込む場
合、パネル体をクレーン等で吊り上げることになる。と
ころで前記パネル体の位置決めを凹凸嵌合で行おうと
し、これをパネル体自体に形成した場合、パネル体に上
下が生じることになる。この結果、パネル体は、上下が
決められた状態で吊り上げ、この上下姿勢を維持した状
態で連結体に接続しなければならないが、パネル体を吊
り上げる場合、現場作業者が上下を間違うことがしばし
ば発生し、その度に吊り上げたパネル体を一旦降ろして
から上下向きを換えて吊り上げるという作業が必要にな
つて作業性が劣るという問題がある。
この種パネルシヤツターのなかには、鎖状チエン等の連
結体を介して上下方向所定間隔を存して一連状に連結さ
れ、縦方向の案内レールに沿つて昇降する複数のパネル
体を、案内レールの上方に設けた横方向の収納レール
に、並列状に垂下する収納姿勢状態として継送するよう
に構成したものがある。ところでこのものは、パネル体
は、垂下する収納姿勢で収納レールを横移動したものが
案内レールに継送されることになり、このため、収納レ
ール方向、つまり前後方向の位置決めは、隣接パネル体
間同志の互いに対向する上下両側縁部を相决り状にする
ことで行うことができるが、左右横方向については前記
パネル継送があるため行うことができないこととなつ
て、左右横方向にはずれた状態で閉鎖しているのが現実
であり、これに対処することが強く要望されている。一
方、この様なパネルシヤツターを大開口部用とすると、
パネル体自体も大型化し、重いものとなる。そしてこの
ような大型のものでは、現場でパネル体を吊り込む場
合、パネル体をクレーン等で吊り上げることになる。と
ころで前記パネル体の位置決めを凹凸嵌合で行おうと
し、これをパネル体自体に形成した場合、パネル体に上
下が生じることになる。この結果、パネル体は、上下が
決められた状態で吊り上げ、この上下姿勢を維持した状
態で連結体に接続しなければならないが、パネル体を吊
り上げる場合、現場作業者が上下を間違うことがしばし
ば発生し、その度に吊り上げたパネル体を一旦降ろして
から上下向きを換えて吊り上げるという作業が必要にな
つて作業性が劣るという問題がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができるパネルシ
ヤツターにおけるパネル体の位置決め装置を提供するこ
とを目的として創案されたものであつて、左右両端縁部
が連結体を介して上下方向所定間隔を存する状態で一連
状に連結され、縦方向の案内レールに沿つて昇降する複
数のパネル体を、案内レールの上方に設けた横方向の収
納レールに、並列状に垂下する収納姿勢状態として継送
するように構成してなるパネルシヤツターにおいて、隣
接対向するパネル体同志の上下端縁部に位置決め機構を
設けるにあたり、該位置決め機構は、一方のパネル体の
上下端縁部側に設けられ、先端側ほど左右方向に先鋭状
になつた位置決め突起と、他方のパネル体の上下端縁部
側に設けられ、前記位置決め突起が左右方向の位置決め
がなされる状態で嵌合する位置決め溝と、該位置決め溝
の収納レールとは反対側に位置して一体的に設けられ、
両パネル体が連結体を介して所定の間隔を存して吊持さ
れる状態で、位置決め突起の先端部が収納レール側から
接当する突起受け部とを備えて構成され、かつ該位置決
め機構は、パネル体の左右両端縁部にそれぞれ取付けら
れる端部材に形成されていることを特徴とするものであ
る。
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができるパネルシ
ヤツターにおけるパネル体の位置決め装置を提供するこ
とを目的として創案されたものであつて、左右両端縁部
が連結体を介して上下方向所定間隔を存する状態で一連
状に連結され、縦方向の案内レールに沿つて昇降する複
数のパネル体を、案内レールの上方に設けた横方向の収
納レールに、並列状に垂下する収納姿勢状態として継送
するように構成してなるパネルシヤツターにおいて、隣
接対向するパネル体同志の上下端縁部に位置決め機構を
設けるにあたり、該位置決め機構は、一方のパネル体の
上下端縁部側に設けられ、先端側ほど左右方向に先鋭状
になつた位置決め突起と、他方のパネル体の上下端縁部
側に設けられ、前記位置決め突起が左右方向の位置決め
がなされる状態で嵌合する位置決め溝と、該位置決め溝
の収納レールとは反対側に位置して一体的に設けられ、
両パネル体が連結体を介して所定の間隔を存して吊持さ
れる状態で、位置決め突起の先端部が収納レール側から
接当する突起受け部とを備えて構成され、かつ該位置決
め機構は、パネル体の左右両端縁部にそれぞれ取付けら
れる端部材に形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0004】そして本考案は、この構成によつて、レー
ル間のパネル継送を何ら損なうことなく左右横方向の位
置決めができるようにしたものである。
ル間のパネル継送を何ら損なうことなく左右横方向の位
置決めができるようにしたものである。
【0005】
【実施例】次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。図面において、1は建築物の開口部に建付けら
れるパネルシヤツターであつて、該パネルシヤツター1
を構成する後述のパネル体2の左右両縁部上部側には、
ガイドローラ3が取付けられる支軸4がそれぞれ突設さ
れており、これら支軸4に連結チエン5が所定間隔を存
して枢結されることでパネル体2が一連状に連結されて
いる。そして開口部の左右両側に設けた縦方向を向いた
ガイドレール6にガイドローラ3及びパネル体2の両端
部がガイドされることによつて上下昇降するようになつ
ているが、前記連結チエン5は、ガイドレール6の上端
部が組付けられたブラケツト7内に配設の駆動スプロケ
ツト8に噛合している。
明する。図面において、1は建築物の開口部に建付けら
れるパネルシヤツターであつて、該パネルシヤツター1
を構成する後述のパネル体2の左右両縁部上部側には、
ガイドローラ3が取付けられる支軸4がそれぞれ突設さ
れており、これら支軸4に連結チエン5が所定間隔を存
して枢結されることでパネル体2が一連状に連結されて
いる。そして開口部の左右両側に設けた縦方向を向いた
ガイドレール6にガイドローラ3及びパネル体2の両端
部がガイドされることによつて上下昇降するようになつ
ているが、前記連結チエン5は、ガイドレール6の上端
部が組付けられたブラケツト7内に配設の駆動スプロケ
ツト8に噛合している。
【0006】さらに、ブラケツト7には、一端部が駆動
スプロケツト8の巻上げ側上方を臨み、他端部が該一端
部よりも低くなるよう適当に傾斜して横方向を向く収納
レール9が内装されている。そして、駆動スプロケツト
8のチエン巻上げ作動に伴いパネル体2がガイドレール
6を上昇し、駆動スプロケツト8を収納レール9側に持
ち回られることに連繋してガイドローラ3が収納レール
9上に継送されることとなり、この様にしてガイドロー
ラ3が収納レール9上に継送されたパネル体2は、パネ
ル体2の自重によつて収納レール9の他端側に転動しな
がら横移動し、順次ブラケツト7内に並列状に収納され
て開口部を開放するようになつている。一方、駆動スプ
ロケツト8のチエンマキオロシ巻降ろし作動によつて、
パネル体2は、収納レール9に収納される状態から、座
板パネル体2aから順にガイドレール6側に継送され
て、所定間隔を存した状態でガイドレール6を下降し、
開口部を閉鎖する構成となつている。さらに、駆動スプ
ロケツト8のチエン巻降ろし側下方にはパネルガイド1
0が設けられていて、駆動スプロケツト8の駆動によつ
て巻降ろされるパネル体2は、パネル体2の下端部に配
設の振止め体12がパネルガイド10にガイドされる状
態でガイドレール6側に案内されるようになつている。
スプロケツト8の巻上げ側上方を臨み、他端部が該一端
部よりも低くなるよう適当に傾斜して横方向を向く収納
レール9が内装されている。そして、駆動スプロケツト
8のチエン巻上げ作動に伴いパネル体2がガイドレール
6を上昇し、駆動スプロケツト8を収納レール9側に持
ち回られることに連繋してガイドローラ3が収納レール
9上に継送されることとなり、この様にしてガイドロー
ラ3が収納レール9上に継送されたパネル体2は、パネ
ル体2の自重によつて収納レール9の他端側に転動しな
がら横移動し、順次ブラケツト7内に並列状に収納され
て開口部を開放するようになつている。一方、駆動スプ
ロケツト8のチエンマキオロシ巻降ろし作動によつて、
パネル体2は、収納レール9に収納される状態から、座
板パネル体2aから順にガイドレール6側に継送され
て、所定間隔を存した状態でガイドレール6を下降し、
開口部を閉鎖する構成となつている。さらに、駆動スプ
ロケツト8のチエン巻降ろし側下方にはパネルガイド1
0が設けられていて、駆動スプロケツト8の駆動によつ
て巻降ろされるパネル体2は、パネル体2の下端部に配
設の振止め体12がパネルガイド10にガイドされる状
態でガイドレール6側に案内されるようになつている。
【0007】前記各パネル体2は、左右方向に長尺状の
パネル部2bの左右両側縁部に、前記ガイドローラ3組
付用の端部材11がそれぞれ設けられるが、パネル部2
bの上下両端縁部には、隣接するパネル部2b同志が相
决り状に嵌合して前後方向の位置決めをするための位置
決め凹部2cが左右方向を向く状態で図7に示されるよ
うに上下が点対称となるようにして形成され、これによ
つてパネル体2自体は端部材11が取付けられるまでは
上下のない設定になつている。ところで、端部材11
は、パネル部2bの上下幅よりは短く設定されており、
上端縁部にガイドローラ3が軸承される支軸4が左右方
向に突出する状態で軸支されていて、パネル部2の左右
両側面に螺子止め固定されるように構成されているが、
端部材11の下端部には、正面視で略三角形状となつて
いて先端(下端)側ほど左右に先鋭状になつた位置決め
突起11aが一体的に形成されている。一方、支軸4が
軸支される上端縁部には、前記下端部に形成の位置決め
突起11aが嵌合して左右方向の横ズレ規制を行う正面
視で略V字状の位置決め溝11bが形成されている。し
かも、この位置決め溝11bの収納レール9とは反対側
面部には、後続して閉作動するパネル体2の下端部に形
成の前記位置決め突起11aの先端部が、両パネル体2
が連結チエン5を介して所定の間隔を存して吊持される
上下離間状態で収納レール9側から接当して受け止めガ
イドする突起受け部11cが一体的に形成されている。
パネル部2bの左右両側縁部に、前記ガイドローラ3組
付用の端部材11がそれぞれ設けられるが、パネル部2
bの上下両端縁部には、隣接するパネル部2b同志が相
决り状に嵌合して前後方向の位置決めをするための位置
決め凹部2cが左右方向を向く状態で図7に示されるよ
うに上下が点対称となるようにして形成され、これによ
つてパネル体2自体は端部材11が取付けられるまでは
上下のない設定になつている。ところで、端部材11
は、パネル部2bの上下幅よりは短く設定されており、
上端縁部にガイドローラ3が軸承される支軸4が左右方
向に突出する状態で軸支されていて、パネル部2の左右
両側面に螺子止め固定されるように構成されているが、
端部材11の下端部には、正面視で略三角形状となつて
いて先端(下端)側ほど左右に先鋭状になつた位置決め
突起11aが一体的に形成されている。一方、支軸4が
軸支される上端縁部には、前記下端部に形成の位置決め
突起11aが嵌合して左右方向の横ズレ規制を行う正面
視で略V字状の位置決め溝11bが形成されている。し
かも、この位置決め溝11bの収納レール9とは反対側
面部には、後続して閉作動するパネル体2の下端部に形
成の前記位置決め突起11aの先端部が、両パネル体2
が連結チエン5を介して所定の間隔を存して吊持される
上下離間状態で収納レール9側から接当して受け止めガ
イドする突起受け部11cが一体的に形成されている。
【0008】叙述の如く構成された本考案の実施例にお
いて、開口部の開閉は、駆動スプロケツト8の正逆駆動
に伴う連結チエン5の巻上げ、巻降ろしに基づいて移動
するパネル体2によつて行われることになるが、閉鎖す
る際に上下に隣接するパネル体2同志は、左右方向に位
置ズレすることなく整然と揃えられた状態で閉鎖するこ
とになる。
いて、開口部の開閉は、駆動スプロケツト8の正逆駆動
に伴う連結チエン5の巻上げ、巻降ろしに基づいて移動
するパネル体2によつて行われることになるが、閉鎖す
る際に上下に隣接するパネル体2同志は、左右方向に位
置ズレすることなく整然と揃えられた状態で閉鎖するこ
とになる。
【0009】つまり、本考案が実施されたものにおいて
は、隣接するパネル体2同志の互いに対向する上下端縁
部には、位置決め溝11bと位置決め突起11aとがそ
れぞれ設けられていて、閉鎖時、下側パネル体2の位置
決め溝11bに、上側パネル体2の位置決め突起11a
が左右方向に位置決めされる状態で嵌合することにな
り、この結果、隣接するパネル体2同志が左右に横ズレ
することがなく、整然と揃つた状態で閉鎖することにな
る。
は、隣接するパネル体2同志の互いに対向する上下端縁
部には、位置決め溝11bと位置決め突起11aとがそ
れぞれ設けられていて、閉鎖時、下側パネル体2の位置
決め溝11bに、上側パネル体2の位置決め突起11a
が左右方向に位置決めされる状態で嵌合することにな
り、この結果、隣接するパネル体2同志が左右に横ズレ
することがなく、整然と揃つた状態で閉鎖することにな
る。
【0010】しかも、前記位置決め溝11bには突起受
け部11cが設けられていて、パネル体2が連結チエン
5を介して所定の間隔を存して吊持される上下離間状態
で、上側パネル体2の位置決め突起11aが収納レール
9側から接当して受け止められることになり、この結
果、パネル体2が収納レール9からガイドレール6に継
送されるべく前後方向に移動する際に、該パネル体2側
の位置決め突起11aの先端部が、下側パネル体2の突
起受け部11cに受止め支持されることになつて、上側
パネル体2の振止めを行うと共に、位置決め突起11a
が位置決め溝11bに嵌合する際のガイドをすることに
なつて、位置決め突起11aと位置決め溝11bとが前
後方向に位置ズレしてしまうことを確実に回避し得るこ
とになり、パネル体2の左右横ズレ防止が確かなものに
なり、パネル体2の表面に図柄や宣伝が描かれていた
り、パネル体2に縦ラインが出るように配慮されたもの
において、これらが左右にずれて見苦しいものになつて
しまうことがない。しかもパネル体2は上記のような位
置決め機構が形成されながら、該位置決め機構は、チエ
ン連結用の端部材11に形成されている結果、端部材1
1に連結される前のパネル体2を上下がない構成にする
ことができ、これによつて、パネル体2を端部材11に
接続すべくパネル体2を吊り上げる際に、上下にとらわ
れることなくパネル体2を吊り上げることができて、上
下間違いをおこすことが回避され、パネル体2の吊り込
み作業の作業性が向上する。
け部11cが設けられていて、パネル体2が連結チエン
5を介して所定の間隔を存して吊持される上下離間状態
で、上側パネル体2の位置決め突起11aが収納レール
9側から接当して受け止められることになり、この結
果、パネル体2が収納レール9からガイドレール6に継
送されるべく前後方向に移動する際に、該パネル体2側
の位置決め突起11aの先端部が、下側パネル体2の突
起受け部11cに受止め支持されることになつて、上側
パネル体2の振止めを行うと共に、位置決め突起11a
が位置決め溝11bに嵌合する際のガイドをすることに
なつて、位置決め突起11aと位置決め溝11bとが前
後方向に位置ズレしてしまうことを確実に回避し得るこ
とになり、パネル体2の左右横ズレ防止が確かなものに
なり、パネル体2の表面に図柄や宣伝が描かれていた
り、パネル体2に縦ラインが出るように配慮されたもの
において、これらが左右にずれて見苦しいものになつて
しまうことがない。しかもパネル体2は上記のような位
置決め機構が形成されながら、該位置決め機構は、チエ
ン連結用の端部材11に形成されている結果、端部材1
1に連結される前のパネル体2を上下がない構成にする
ことができ、これによつて、パネル体2を端部材11に
接続すべくパネル体2を吊り上げる際に、上下にとらわ
れることなくパネル体2を吊り上げることができて、上
下間違いをおこすことが回避され、パネル体2の吊り込
み作業の作業性が向上する。
【0011】尚、本考案は、前記実施例に限定されない
ものであることは勿論であつて、位置決め突起と位置決
め溝は、前記実施例のものとは逆の配置関係で取付けら
れてもよいものである。
ものであることは勿論であつて、位置決め突起と位置決
め溝は、前記実施例のものとは逆の配置関係で取付けら
れてもよいものである。
【0012】
【作用効果】以上要するに、本考案は叙述の如く構成さ
れたものであるから、パネルシヤツターを閉鎖する場合
に、パネル体は、横方向の収納レールから縦方向の案内
レールに移動されることになるが、隣接するパネル体同
志の互いに対向する端縁部には、左右方向に先鋭状とな
つた位置決め突起と位置決め溝とがそれぞれ設けられて
いるため、パネル体の閉鎖時、位置決め溝に位置決め突
起が左右方向に位置決めされる状態で嵌合して、隣接す
るパネル体同志が左右方向に位置ズレすることがなくな
り、従つて、パネル体を横ズレのない整然と揃つた状態
で閉鎖することができる。
れたものであるから、パネルシヤツターを閉鎖する場合
に、パネル体は、横方向の収納レールから縦方向の案内
レールに移動されることになるが、隣接するパネル体同
志の互いに対向する端縁部には、左右方向に先鋭状とな
つた位置決め突起と位置決め溝とがそれぞれ設けられて
いるため、パネル体の閉鎖時、位置決め溝に位置決め突
起が左右方向に位置決めされる状態で嵌合して、隣接す
るパネル体同志が左右方向に位置ズレすることがなくな
り、従つて、パネル体を横ズレのない整然と揃つた状態
で閉鎖することができる。
【0013】しかも、この位置決め機構には突起受け部
が設けられていて、パネル体が収納レールからガイドレ
ールに継送される際に、後続するパネル体の位置決め突
起の先端部が収納レール側から接当して受け止められる
ことになつて、連結体を介して所定の間隔を存して吊持
される状態で位置決め突起が突起受け部に受止め支持さ
れることになつて、パネル体の振止めを行うと共に位置
決め突起の位置決め溝への嵌合ガイドをすることにな
り、この結果、パネル体の位置ズレを確実に回避すると
共に、確実なパネル体の左右方向のズレが防止でき、パ
ネル体の表面に種々の意匠が描かれて、特に縦ラインが
出るように配慮されたものであつても、これらが左右に
ずれて見苦しいものになることがない。そのうえ、この
様な位置決め機構を有しながら、該位置決め機構はパネ
ル体ではなく、その左右に設けられる端部材に形成され
ている結果、パネル体については上下区別のない構成に
でき、これによつてパネル体吊り上げ時に上下間違いを
起こしてしまうことを回避できることによつてパネル体
取付け時の作業性が向上する。
が設けられていて、パネル体が収納レールからガイドレ
ールに継送される際に、後続するパネル体の位置決め突
起の先端部が収納レール側から接当して受け止められる
ことになつて、連結体を介して所定の間隔を存して吊持
される状態で位置決め突起が突起受け部に受止め支持さ
れることになつて、パネル体の振止めを行うと共に位置
決め突起の位置決め溝への嵌合ガイドをすることにな
り、この結果、パネル体の位置ズレを確実に回避すると
共に、確実なパネル体の左右方向のズレが防止でき、パ
ネル体の表面に種々の意匠が描かれて、特に縦ラインが
出るように配慮されたものであつても、これらが左右に
ずれて見苦しいものになることがない。そのうえ、この
様な位置決め機構を有しながら、該位置決め機構はパネ
ル体ではなく、その左右に設けられる端部材に形成され
ている結果、パネル体については上下区別のない構成に
でき、これによつてパネル体吊り上げ時に上下間違いを
起こしてしまうことを回避できることによつてパネル体
取付け時の作業性が向上する。
【図1】パネルシヤツターの全体斜視図である。
【図2】パネルシヤツターの駆動部の側面図である。
【図3】パネル体の要部説明正面図である。
【図4】図4Aは位置決め機構の要部説明正面図であ
り、図4Bは位置決め機構の要部説明側面図である。
り、図4Bは位置決め機構の要部説明側面図である。
【図5】端部材の正面図である。
【図6】端部材の側面図である。
【図7】パネル体要部の分解斜視図である。
1 パネルシヤツター 2 パネル体 3 ガイドローラ 5 連結チエン 6 ガイドレール 8 駆動スプロケツト 9 収納レール 11 端部材 11a 位置決め突起 11b 位置決め溝 11c 突起受け部 12 振止め体
Claims (1)
- 【請求項1】 左右両端縁部が連結体を介して上下方向
所定間隔を存する状態で一連状に連結され、縦方向の案
内レールに沿つて昇降する複数のパネル体を、案内レー
ルの上方に設けた横方向の収納レールに、並列状に垂下
する収納姿勢状態として継送するように構成してなるパ
ネルシヤツターにおいて、隣接対向するパネル体同志の
上下端縁部に位置決め機構を設けるにあたり、該位置決
め機構は、一方のパネル体の上下端縁部側に設けられ、
先端側ほど左右方向に先鋭状になつた位置決め突起と、
他方のパネル体の上下端縁部側に設けられ、前記位置決
め突起が左右方向の位置決めがなされる状態で嵌合する
位置決め溝と、該位置決め溝の収納レールとは反対側に
位置して一体的に設けられ、両パネル体が連結体を介し
て所定の間隔を存して吊持される状態で、位置決め突起
の先端部が収納レール側から接当する突起受け部とを備
えて構成され、かつ該位置決め機構は、パネル体の左右
両端縁部にそれぞれ取付けられる端部材に形成されてい
ることを特徴とするパネルシヤツターにおけるパネル体
の位置決め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993060309U JP2602538Y2 (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | パネルシヤツターにおけるパネル体の位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993060309U JP2602538Y2 (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | パネルシヤツターにおけるパネル体の位置決め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0725194U JPH0725194U (ja) | 1995-05-12 |
JP2602538Y2 true JP2602538Y2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=13138440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993060309U Expired - Fee Related JP2602538Y2 (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | パネルシヤツターにおけるパネル体の位置決め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2602538Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-10-14 JP JP1993060309U patent/JP2602538Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0725194U (ja) | 1995-05-12 |
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