JP2588338B2 - 経時劣化を防止した粘性炭化水素の水中油滴型エマルジョンの形成方法 - Google Patents

経時劣化を防止した粘性炭化水素の水中油滴型エマルジョンの形成方法

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JP2588338B2 JP3680792A JP3680792A JP2588338B2 JP 2588338 B2 JP2588338 B2 JP 2588338B2 JP 3680792 A JP3680792 A JP 3680792A JP 3680792 A JP3680792 A JP 3680792A JP 2588338 B2 JP2588338 B2 JP 2588338B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粘性炭化水素から水中
油滴型エマルジョンを調製する方法に関するもので、特
に、エマルジョンの経時的な劣化を実質的に防止しなが
ら粘性炭化水素から低粘性の水中油滴型エマルジョンを
調製する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カナダ、ロシア、アメリカ、中国及びベ
ネズエラで発見されている粘性炭化水素(12°API
重量未満)は、室温で10000乃至500000セン
チポアズの粘性を有する流体である。通常、こうした粘
性炭化水素は、機械的なポンピング、機械的なポンピン
グとスチームインジェクションの組み合わせ、及び採掘
技術を用いて産出されている。
【0003】この種の炭化水素を商業的に価値のあるも
のとするために、輸送及び貯蔵を効率的かつ有利なもの
として、その後の他の製品を製造するための原材料とし
ての使用や他の用途での使用を容易とすることが必要と
なる。このため、こうした炭化水素のポンプによる汲み
上げを可能とし、通常のパイブによって搬送できるよう
にする方法が提案されている。
【0004】こうした方法の最も一般的なものは、水中
油滴型エマルジョンを形成するものである。エマルジョ
ンは、炭化水素単体に比べてはるかに小さい粘性を有
し、通常のポンプ装置を使用してパイプラインを通って
より速い速度で搬送することが出来る。
【0005】前記のエマルジョンは、陰イオン界面活性
剤、陽イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤等の界面
活性剤を使用して調製される。このエマルジョンの調製
には、物理的及び化学的(エマルジョンの成分を決定す
る)及び機械的(撹拌方法及び撹拌速度に関連した)多
くの変数を含んでいる。こうした変数は、これらの変数
によって、成分相の分離が生じないか否か、また粘性が
長年にわたって変化しないか否か等のエマルジョンの安
定性を決定するので、非常に重要である。
【0006】化学的な添加剤を使用して炭化水素の水中
油滴型エマルジョンを形成して、搬送性を向上する幾つ
かの方法が提案されている。
【0007】代表的な方法は、アメリカ特許第3,38
0,531号、第3,467,159号、第3,48
7,844号、第3,006,354号、第3,42
5,429号、第3,467,195号、第3,51
9,006号、第3,943,954号、第4,09
9,537号、第4,108,193号、第4,23
9,052号、第4,249,554号、第4,62
7,458号及び第4,795,478号等に開示され
ている。これらの方法は、ナトリウムまたはアンモニア
の水酸化物、非イオン、陽イオン及び陰イオン界面活性
剤及びこれらの組み合わせを使用している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記した方法は、それ
らの相の融合の観点から安定なエマルジョンを生成す
る。しかしながら、今日までこれらのエマルジョンに影
響する経時的な劣化を制御しまたは防止することに関し
ては未解決の問題が残されている。経時的な劣化とは、
エマルジョンの粘性が経時的に増加することを意味す
る。
【0009】経時的な劣化を防止するための一つの技術
は電解質を添加することであるが、この方法はエマルジ
ョンの調製処理におけるコストを増大させる。
【0010】当然のことながら、粘性の炭化水素から、
エマルジョンの経時的な劣化を防止しつつ炭化水素の水
中油滴型エマルジョンを調製する方法を提供することが
望ましい。
【0011】そこで、本発明の主要な目的は、粘性の炭
化水素から、エマルジョンの経時的な劣化を防止しつつ
炭化水素の水中油滴型エマルジョンを調製する方法を提
供することにある。
【0012】また、本発明の目的は、最終生成物である
エマルジョンの粘性が、略26.7℃(80°F)で1
500センチポアズ以下である上記の方法を提供するこ
とにある。
【0013】本発明のもう一つの目的は、最終生成品で
あるエマルジョン中の油滴の平均サイズが15ミクロン
以上である上記の炭化水素の水中油滴型エマルジョンを
調製する方法を提供することにある。
【0014】さらに、本発明のもう一つの目的は、50
℃(122°F)における粘性が100センチポアズよ
りも大きく、API重量が16°API以上であること
によって特徴付けられる炭化水素が天然の原油、タール
または他の天然の炭化水素または残留燃料油であり、こ
うした粘性炭化水素より水中油滴型エマルジョンを形成
する方法を提供しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第一の構成によれば、(a)(1)水の
量が15重量%以下となるように、粘性炭化水素を乳化
剤及び水と混合し、(2)混合物を約48.9℃(約1
20°F)乃至約93.3℃(約200°F)の温度に
加熱し、(3)加熱された混合物を制御された条件下で
撹拌して平均油滴サイズが4ミクロン以下の濃縮された
炭化水素の水中油滴エマルジョンを形成し、(b)
(1)前記濃縮された炭化水素の水中油滴型エマルジョ
ンを、水の含有料が30重量%以下となるように水によ
って希釈し、(2)希釈された混合物を約60℃(14
0°F)乃至約104.4℃(約220°F)の温度に
加熱し、(3)加熱された混合物を制御された条件にお
いて撹拌して平均油滴サイズが15ミクロン以上であ
り、1s−1及び略26.7℃における粘性を1500
センチポアズ以下としたことを特徴とする粘性炭化水素
から低粘性で、ほぼ経時的な劣化のない炭化水素の水中
油滴型エマルジョンを製造する方法が提供される。
【0016】前記混合物は、工程(a)(2)において
約48.9℃乃至82.2℃(180°F)の温度に加
熱することが出来る。また、加熱された混合物は、工程
(a)(3)において、1000乃至1500rpmの
速度で撹拌することが望ましい。
【0017】さらに、希釈された混合物が、工程(b)
(2)において約82.2℃乃至約104.4℃の温度
に加熱することが出来る。また、この場合、加熱された
希釈された混合物は、工程(b)(3)において350
0乃至4500rpmで撹拌することが望ましい。
【0018】なお、本発明の方法は、゜API重量:1
乃至16、50℃における粘性:100000乃至50
0000センチポアズ、98.9℃(210°F)にお
ける粘性:10000乃至16000センチポアズ、樹
脂含有量:5乃至25重量%、炭素含有量:78.2乃
至85.5重量%、水素含有量:9.0乃至10.8重
量%、酸素含有量:0.25乃至1.1重量%、窒素含
有量:0.5乃至0.7重量%、硫黄含有量:2.0乃
至4.5重量%、バナジウム含有量:50乃至1000
ppm、ニッケル含有量:20乃至500ppm、鉄含
有量:5乃至100ppm、ナトリウム含有料10乃至
50ppmm及び灰分含有量:0.55乃至0.3重量
%の物理的及び化学的特性を有する炭化水素に用いるの
に好適である。
【0019】乳化剤は濃縮されたエマルジョンまたは希
釈されたエマルジョン中において濃縮されたエマルジョ
ンまたは希釈されたエマルジョンの合計重量に対して
0.1乃至5重量%の量存在することが好ましい。な
お、乳化剤が、非イオン界面活性剤及びフェノールホル
ムアルデヒドエトキシレート樹脂で形成され、フェノー
ルホルムアルデヒドエトキシレート樹脂は、乳化剤の合
計重量に対して1乃至5重量%含有されるものとするこ
とが出来る。
【0020】この場合、好ましくは、フェノールホルム
アルデヒドエトキシレート樹脂は、乳化剤の合計重量に
対して1乃至2重量%含有されるものとする。さらに好
ましくは、非イオン界面活性剤は、親水性親油性バラン
スが13よりも大きいものであり、前記フェノールホル
アルデヒドエトキシレート樹脂が3乃至7のエトキシ単
位を有しているものとする。なお、非イオン界面活性剤
は、エトキシレートアルキルフェノール、エトキシレー
トアルコール、エトキシレートスルビタン化合物のエス
テルよりなる群より選択することが可能である。
【0021】一方、前記乳化剤は、陰イオン界面活性剤
とフェノールホルムアルデヒドエトキシレート樹脂で形
成され、前記フェノールホルムアルデヒドエトキシレー
ト樹脂は乳化剤の合計重量に対して1乃至5重量%含ま
れるように構成することも可能である。この場合、前記
フェノールホルムアルデヒドエトキシレート樹脂は、乳
化剤の合計重量に対して1乃至2重量%含有されるよう
にすることが望ましい。また、陰イオン界面活性剤が、
カルボン酸及びスルホン酸よりなる群より選択すること
が出来る。好ましくは、陰イオン界面活性剤は、ドデシ
ルベンゼンスルフォネートアンモニアとする。
【0022】さらに好適な乳化剤は、アルキルフェノー
ルエトキシレート及びフェノールホルムアルデヒドエト
キシレート樹脂、またはドデシルベンゼンスルフォネー
トアンモニア及びフェノールホルムアルデヒドエトキシ
レート樹脂で形成される。
【0023】本発明の第二の構成によれば、約70乃至
80重量%の油と、約20乃至30重量%の水と、約
0.1乃至5重量%の乳化剤で形成され、平均油滴サイ
ズが15ミクロン以上であり、略26.7℃における粘
性が1500センチポアズ以下であり、経時的な劣化が
ないことを特徴とする粘性炭化水素より形成された低粘
性、非劣化性炭化水素の水中油滴型エマルジョンが提供
される。
【0024】
【実施例】本発明による方法は、エマルジョンの経時的
な劣化を実質的に防止することを可能としながら、粘性
炭化水素から炭化水素の水中油滴型エマルジョンの調製
を可能とする。
【0025】図1は、本発明の方法による粘性炭化水素
から炭化水素の水中油滴型エマルジョンを調製する過程
の概略を示している。本発明による方法は、特に、以下
の物理的、化学的特性を有する粘性炭化水素に適してい
る:゜API重量:1乃至16、50℃における粘性:
100000乃至500000センチポアズ、98.9
℃における粘性:10000乃至16000センチポア
ズ、樹脂含有量:5乃至25重量%、炭素含有量:7
8.2乃至85.5重量%、水素含有量:9.0乃至1
0.8重量%、酸素含有量:0.25乃至1.1重量
%、窒素含有量:0.5乃至0.7重量%、硫黄含有
量:2.0乃至4.5重量%、バナジウム含有量:50
乃至1000ppm、ニッケル含有量:20乃至500
ppm、鉄含有量:5乃至100ppm、ナトリウム含
有量10乃至500ppm及び灰分含有量:0.55乃
至0.3重量%。粘性炭化水素は、重質原油、天然のビ
チューメン、天然のタール、重質残留物等である。
【0026】本発明の方法によれば、経時的に劣化しな
い炭化水素の水中油滴型エマルジョンは、最初に濃縮さ
れたエマルジョンを形成することによって調製される。
図1に示すように、濃縮された炭化水素の水中油滴型エ
マルジョンは、粘性炭化水素を水及び乳化剤と混合する
ことによって形成される。炭化水素及び乳化剤と混合さ
れる水の量は、濃縮されたエマルジョン中の水の含有量
が確実に15重量%以下となるように決定される。乳化
剤は、濃縮された炭化水素の水中油滴型エマルジョンの
合計重量に対して0.1乃至5.0重量%の量、好まし
くは0.1乃至1.0重量%の量で添加される。
【0027】本発明の方法に使用される好適な乳化剤と
しては、非イオン界面活性剤または陰イオン界面活性剤
とフェノール−ホルムアルデヒド−エトキシレート(p
henol−formaldehyde−ethoxy
lated)樹脂の混合物を使用する。フェノール−ホ
ルムアルデヒド−エトキシレート樹脂は、乳化剤の合計
重量に対して界面活性剤と1乃至10重量%、好ましく
は1乃至5重量%の量で混合させる。
【0028】本発明の方法において使用可能な非イオン
界面活性剤は、エトキシレートアルキルフェノール、エ
トキシレートアルコール、エトキシレートスルビタン化
合物のエステルであり、好ましい、非イオン界面活性剤
は、親水性親油性バランス(HLB)が13よりも大き
いものである。好適な、非イオン界面活性剤はアルキル
フェノールエトキシレートである。
【0029】特に有効な陰イオン界面活性剤は、アルキ
ルアリールスルホン酸塩、アルキルアリール硫酸塩及び
長鎖カルボン酸から生成される界面活性剤である。好適
な陰イオン界面活性剤は、13よりも大きなHLBを有
する例えば、例えばドデシルベンゼンスルホン酸塩(d
odecil benzen−sulphonate)
等のアルキルアリールアンモニウムスルホン酸塩(am
momium alkylaryl sulphona
tes)である。フェノールホルムアルデヒドエトキシ
レート樹脂は、好ましくは3乃至7エトキシ単位を有す
るものである。
【0030】混合された粘性炭化水素と、水と、乳化剤
は、次いで約48.9℃乃至93.3℃の温度に加熱さ
れ、加熱された混合物は、平均の油滴サイズが4ミクロ
ン以下となるように制御された条件で撹拌されて濃縮さ
れた炭化水素の水中油滴型エマルジョンが形成される。
本発明によれば、加熱された混合物は、高速ミキサによ
り、2000rpm以下、好ましくは1000乃至15
00rpmの間の回転数で撹拌される。
【0031】濃縮された炭化水素の水中油滴型エマルジ
ョンが、次いで水によって希釈され、水分量が20乃至
30重量%、好ましくは28重量%とされる。希釈され
た混合物は、約60℃乃至104.4℃の温度、好まし
くは82.2℃乃至104.4℃の温度に加熱される。
加熱された希釈エマルジョンは高速ミキサにより、45
00rpmまでの回転数、好ましくは3500から45
00rpmの回転数で撹拌され、平均油滴サイズ15ミ
クロン以上で略26.7℃における粘性が1500セン
チポアズの最終的な炭化水素の水中油滴型エマルジョン
のなる。
【0032】本発明の方法によって調製される経時的に
劣化しない炭化水素の水中油滴型エマルジョンは、好ま
しくは約70乃至80重量%の油と約20乃至30重量
%の水及び約0.1乃至5重量%の乳化剤によって形成
され、平均油滴サイズは15ミクロン以上であり、粘性
が1s−1及び略26.7℃において1500センチポ
アズ以下である。
【0033】経時的に劣化しない炭化水素の水中油滴型
エマルジョンの経時的劣化の因子は、粘性の平均変化が
毎月毎に100センチポアズ未満であり、好ましくは毎
年毎に100センチポアズ未満である。経時的劣化因子
とは、所定の温度における粘性の経時的な変化を意味す
る。
【0034】本発明の好適実施例においては、経時的に
劣化しない炭化水素の水中油滴型エマルジョンは、フェ
ノールホルムアルデヒドエトキシレート樹脂を含む非イ
オン界面活性剤またはフェノールホルアルデヒドエトキ
シレート樹脂を含む陰イオン界面活性剤で構成され、フ
ェノールホルムアルデヒドエトキシレート樹脂は、乳化
剤の全重量に対して1乃至10重量%、好ましくは1乃
至5重量%の界面活性剤と組み合わされる。
【0035】本発明の方法によって調製された経時的に
劣化しない炭化水素の水中油滴型エマルジョンは、他の
方法によって調製された炭化水素の水中油滴型エマルジ
ョンにおいて悩みの種となっている経時的な劣化現象を
実質的に防止する。本発明の方法によって形成された経
時的に劣化しない炭化水素の水中油滴型エマルジョン
は、以下の実施例によってより明確となろう。
【0036】実施例1 エマルジョンの経時的な劣化を実質的に防止して炭化水
素の水中油滴型エマルジョンを形成するための本発明の
効果を示すために、天然の粘性炭化水素を水及び乳化剤
と混合した。天然の粘性炭化水素としてベネズエラのオ
リノコオイルベルトから産出されるセルロ・ネグロ・タ
ール(Cerro Negro tarを使用した。こ
の実施例において使用するセルロ・ネグロ・タールの物
理的及び化学的な特性は、以下の通りである。
【0037】
【表1】
【0038】乳化剤は、インテヴェップ,エス.エイ.
の登録商標「インタン−100(INTANT−10
0)」として販売されているアルキルフェノールエトキ
シレート化合物である非イオン界面活性剤とエチル酸化
物5部を含むフェノールホルムアルデヒドエトキシレー
ト樹脂で形成される。乳化剤組成物は97重量%の非イ
オン界面活性剤と3重量%のフェノールホルムアルデヒ
ドエトキシレート樹脂で構成される。混合物は、93重
量%のセルロ・ネグロ・タールと、6.7重量%の希釈
水と、0.3重量%の乳化剤組成物で形成される。
【0039】混合物は、75℃(167°F)の温度に
加熱され、徐々に予備混合される。その後に混合物は、
螺旋状パレットによって1200rpmの速度で撹拌さ
れて、第一の濃度のエマルジョンが得られる。2分、4
分、4分、4分撹拌後の4つの第一の濃度のエマルジョ
ンのサンプルが採取された。第一の濃度のエマルジョン
の4つのサンプルの平均油滴径が測定された。この測定
結果は、以下の表2に示す。
【0040】
【表2】
【0041】第一の濃度のエマルジョンの4つのサンプ
ルは、次いで希釈水によって希釈され、28重量%の水
を含むエマルジョンが形成される。希釈されたエマルジ
ョンは、80℃(176°F)の温度に加熱され、40
00rpmの速度で撹拌される。4つのサンプルは、そ
れぞれ1分、2分、3分、4分撹拌された。最終の冷却
されたエマルジョンは、略26.7℃で24時間貯蔵さ
れ、各サンプルの平均油滴径とともに粘性が測定され
た。粘性の測定は、48時間後にも行われた。この測定
結果を以下の表3に示す。
【0042】
【表3】
【0043】図2は、濃縮されたエマルジョンの油滴径
を示し、最終の希釈されたエマルジョンは、最終エマル
ジョンの粘性を有している。表3より、平均油滴径が4
ミクロン未満であるサンプル2,3,4は、最終エマル
ジョン製品において実質的に経時的な劣化を示さず、濃
縮エマルジョンにおいて8.6ミクロンの平均油滴径を
有していたサンプル1は、最終エマルジョン製品を形成
した時に経時的な劣化を生起することが判明した。
【0044】さらに、サンプル2,3,4の最終エマル
ジョン製品は、平均油滴径が増加して、最終的な製品の
粘性が大きく低下した。油滴径が増加することによって
最終的な希釈されたエマルジョンの粘性が改善されたば
かりではなく、油滴サイズの増加によって同様にエマル
ジョンの経時的に劣化と生じない特性が増加した。この
実施例は、経時的に粘性の劣化の少ない最終的な炭化水
素の水中油滴型エマルジョンのエマルジョン製品を得る
ために濃縮されたエマルジョンと最終的な希釈されたエ
マルジョンにおける油滴サイズが重要であることを明確
に示している。表3から、濃縮されたエマルジョンが4
ミクロン未満の油滴径を有し、最終エマルジョン製品が
15ミクロン以上の油滴径を有していることが好ましい
ことがわかる。
【0045】実施例2 上記の実施例1と同じ手順で、撹拌時間のみを変化させ
て5つの追加サンプルを形成してそれぞれ異なる油滴径
の濃縮されたエマルジョンと最終的な希釈されたエマル
ジョンを得た。以下の表4は、これらのサンプルの濃縮
されたエマルジョン及び希釈されたエマルジョンの平均
油滴径を示している。
【0046】
【表4】
【0047】サンプルは、略26.7℃で貯蔵され、エ
マルジョンの経時的に劣化しない特性を判定するために
粘性が10日毎に定期的に測定された。この結果は、図
2に示されている。図2より明かなように、初期の濃縮
されたエマルジョンの油滴サイズが、炭化水素の水中油
滴型エマルジョンの経時的な劣化の防止に重要である。
さらに、経時的な劣化の少ない炭化水素の水中油滴型エ
マルジョンを得る為には、最終的な希釈されたエマルジ
ョンにおける油滴径も重要である。
【0048】実施例3 乳化剤を97重量%のドデシルベンゼンスルフォネート
アンモニウムと3重量%の実施例2で使用したものと同
一のホルムアルデヒド樹脂で形成した以外は、実施例2
と同一として、実験が反復された。濃縮されたエマルジ
ョンと希釈されたエマルジョンを形成した後に平均油滴
径の測定が行われた。最終的な希釈エマルジョンが、略
26.7℃に冷却され、24時間後及び48時間後に粘
性が測定された。この測定結果は、以下の表5に示され
ている。
【0049】
【表5】
【0050】上記のように、最終的な炭化水素の水中油
滴型エマルジョンにおける粘性を減少させるとともにそ
の経時的に劣化しない特性を得るためには、濃縮された
エマルジョンの油滴径を4ミクロン以下とすることが重
要であることがわかる。
【0051】実施例4 実施例3の乳化剤組成を、実施例2の手順に従って二つ
の追加サンプルを作成した。濃縮されたエマルジョンと
希釈されたエマルジョンのそれぞれのサンプルの平均油
滴径は以下の表6に示す通りであった。
【0052】
【表6】
【0053】エマルジョンは、略26.7℃で貯蔵さ
れ、1日、3日、及び5日後の粘性が測定された。貯蔵
時間に対するエマルジョンの変化は、図3に示されてい
る。ここにおいても、低粘性で経時的な劣化のない炭化
水素の水中油滴型エマルジョンを得るために、濃縮され
たエマルジョンにおける油滴径が重要であることがわか
る。
【0054】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、粘性の
炭化水素から、エマルジョンの経時的な劣化を防止しつ
つ炭化水素の水中油滴型エマルジョンを調製する方法が
提供される。さらに、本発明によれば、最終生成物であ
るエマルジョンの粘性が、略26.7℃で1500セン
チポアズ以下である上記の方法を提供することが可能と
なる。
【0055】さらに、本発明によれば、最終生成品であ
るエマルジョン中の油滴の平均サイズが15ミクロン以
上である上記の炭化水素の水中油滴型エマルジョンを調
製する方法を提供することが出来る。またさらに、本発
明によれば、50℃における粘性が100センチポアズ
よりも大きく、API重量が16°API以上であるこ
とによって特徴付けられる炭化水素が天然の原油、ター
ルまたは他の天然の炭化水素または残留燃料油であり、
こうした粘性炭化水素より水中油滴型エマルジョンを形
成する方法を提供することが可能である。
【0055】なお、本発明は、発明の本質から逸脱する
ことなく他の態様においても実施することが可能であ
る。従って、上記に実施例は、あらゆる面において説明
のための例示にすぎないものであり、本発明の範囲を限
定する物ではなく、本発明は、特許請求の範囲の要件を
包含するすべてのものを包含するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法による炭化水素の水中油滴型エマ
ルジョンの製造工程を示す概略図である。
【図2】実施例2によって調製された炭化水素の水中油
滴エマルジョンの劣化に対する油滴サイズの影響を示す
グラフである。
【図3】実施例4によって調製された炭化水素の水中油
滴エマルジョンの劣化に対する油滴サイズの影響を示す
グラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マリア ルイサ ヴェントレスカ ヴェネズエラ,ロス テケス,アプト. 62−ビー,レジデンシャス パエス プ ラザ,カレ グアイカイプロ コン パ エス (番地なし) (72)発明者 ジェラルド サンチェス ヴェネズエラ,ジャゴヴェン モナガ ス,キャンポ モーリシャル カサ ナ ンバー305 (56)参考文献 特開 平1−249892(JP,A) 特開 平1−247492(JP,A) 特開 平3−97787(JP,A) 特開 平3−97788(JP,A)

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)(1)水の量が15重量%以下と
    なるように、粘性炭化水素を乳化剤及び水と混合し、 (2)混合物を約48.9℃〜約93.3℃の温度に加
    熱し、 (3)加熱された混合物を制御された条件下で撹拌し
    て、 平均油滴サイズが4ミクロン以下の濃縮された炭化水素
    の水中油滴エマルジョンを形成し、 (b)(1)前記濃縮された炭化水素の水中油滴型エマ
    ルジョンを、水の含有量が30重量%以下となるように
    水によって希釈し、 (2)希釈された混合物を約60℃〜約104.4℃の
    温度に加熱し、 (3)加熱された混合物を制御された条件において撹拌
    して平均油滴サイズが15ミクロン以上であり、1s
    −1及び26.7℃における粘性を1500センチポア
    ズ以下としたことを特徴とする粘性炭化水素から低粘性
    で、ほぼ経時的な劣化のない炭化水素の水中油滴型エマ
    ルジョンを製造する方法。
  2. 【請求項2】 前記混合物は、工程(a)(2)におい
    て48.9℃〜82.2℃の温度に加熱される請求項1
    の方法。
  3. 【請求項3】 加熱された混合物は、工程(a)(3)
    において、1000〜1500rpmの速度で撹拌され
    る請求項1の方法。
  4. 【請求項4】 希釈された混合物が、工程(b)(2)
    において約82.2℃〜約104.4℃の温度に加熱さ
    れる請求項1の方法。
  5. 【請求項5】 加熱された希釈された混合物は、工程
    (b)(3)において3500〜4500rpmで撹拌
    される請求項1の方法。
  6. 【請求項6】 前記粘性炭化水素が、゜API重量:1
    〜16、50℃における粘性:100000〜5000
    00センチポアズ、98.9℃における粘性:1000
    0〜16000センチポアズ、樹脂含有量:5〜25重
    量%、炭素含有量:78.2〜85.5重量%、水素含
    有量:9.0〜10.8重量%、酸素含有量:0.25
    〜1.1重量%、窒素含有量:0.5〜0.7重量%、
    硫黄含有量:2.0〜4.5重量%、バナジウム含有
    量:50〜1000ppm、ニッケル含有量:20〜5
    00ppm、鉄含有量:5〜100ppm、ナトリウム
    含有料10〜500ppm及び灰分含有量:0.55〜
    0.3重量%の物理的及び化学的特性を有している請求
    項1の方法。
  7. 【請求項7】 乳化剤は濃縮されたエマルジョンまたは
    希釈されたエマルジョン中において濃縮されたエマルジ
    ョンまたは希釈されたエマルジョンの合計重量に対して
    0.1〜5重量%の量存在する請求項1の方法。
  8. 【請求項8】 乳化剤が、非イオン界面活性剤及びフェ
    ノールホルムアルデヒドエトキシレート樹脂で形成さ
    れ、フェノールホルムアルデヒドエトキシレート樹脂
    は、乳化剤の合計重量に対して1〜5重量%含有される
    請求項1の方法。
  9. 【請求項9】 フェノールホルムアルデヒドエトキシレ
    ート樹脂は、乳化剤の合計重量に対して1〜2重量%含
    有される請求項8の方法。
  10. 【請求項10】 非イオン界面活性剤は、親水性親油性
    バランスが13よりも大きいものであり、前記フェノー
    ルホルアルデヒドエトキシレート樹脂が3〜7のエトキ
    シ単位を有している請求項8の方法。
  11. 【請求項11】 非イオン界面活性剤は、エトキシレー
    トアルキルフェノール、エトキシレートアルコール、エ
    トキシレートスルビタン化合物のエステルよりなる群よ
    り選択される請求項8の方法。
  12. 【請求項12】 前記乳化剤は、陰イオン界面活性剤と
    フェノールホルムアルデヒドエトキシレート樹脂で形成
    され、前記フェノールホルムアルデヒドエトキシレート
    樹脂は乳化剤の合計重量に対して1〜5重量%含まれる
    請求項1の方法。
  13. 【請求項13】 前記フェノールホルムアルデヒドエト
    キシレート樹脂は、乳化剤の合計重量に対して1〜2重
    量%含有される請求項12の方法。
  14. 【請求項14】 陰イオン界面活性剤が、カルボン酸及
    びスルホン酸よりなる群より選択される請求項12の方
    法。
  15. 【請求項15】 陰イオン界面活性剤は、ドデシルベン
    ゼンスルフォネートアンモニアである請求項14の方
    法。
  16. 【請求項16】 乳化剤は、アルキルフェノールエトキ
    シレート及びフェノールホルムアルデヒドエトキシレー
    ト樹脂で形成される請求項1の方法。
  17. 【請求項17】 乳化剤は、ドデシルベンゼンスルフォ
    ネートアンモニア及びフェノールホルムアルデヒドエト
    キシレート樹脂で形成される請求項1の方法。
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