JPH0397788A - 超重質油エマルション燃料 - Google Patents

超重質油エマルション燃料

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JPH0397788A
JPH0397788A JP1236081A JP23608189A JPH0397788A JP H0397788 A JPH0397788 A JP H0397788A JP 1236081 A JP1236081 A JP 1236081A JP 23608189 A JP23608189 A JP 23608189A JP H0397788 A JPH0397788 A JP H0397788A
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昭夫 開
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は超重質油エマルション燃料に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕石油、
石炭及びLNGに含まれない化石燃料資源として、オイ
ルサンド、ビチューメン類などが埋蔵量が多いことから
非常に注目されている。
また、石油系でもナフサなどの蒸留留出油分を除いたア
スファルト又はその熱処理残渣類は多星にあまっている
。これらの超重質油は通常減圧蒸留残分である420〜
450″C以上の重質留分を約60〜70%以上含有す
る油状物質で、そのままでは流動しないか、又は数万セ
ンチボイズ以上の高粘性を有している。そのため、燃料
として使用するには、280〜300 ’Cなどの高温
にしないとハンドリングや霧化などで問題があり、また
配管などの閉塞のトラブルを起こし易く、大変、使いに
くい燃料である。
〔課題を解決するための手段] 本発明者らは適当な界面活性剤及び水溶性の合成高分子
物質を用いると超重質油(0)を水(W)の中に乳化さ
せた超重質油の水中油滴型(0/h型)エマルション燃
料を製造できることを見出した。このエマルション燃料
は水に比較的近い粘度を示し、常温〜90゜Cの温度で
十分な霧化が可能であり、大変取り扱い易い燃料である
。07何型エマルション燃料において、W(水)の含量
が低いほど、即ち0(油)含量が多いほど、燃料として
好ましく、燃料損失が少ない。エマルション燃料が通常
の液体の燃料油と同じように扱えるためには、輸送や貯
蔵に耐える長期安定性が必要である。従来、灯油、A重
油、8重油、C重油などの流動性良好な油を乳化して使
用することは数多く報告されているが、重質留分が大変
高く、流動しないか又は数万センチボイズ以上の高粘性
を持つ超重質油を乳化し、燃料として使用することは殆
ど報告されていない。
本発明者らは超重質油、水、特定のノニオン界面活性剤
及び特定の水溶性合戊高分子物質を特定量配合した組成
物が低粘度で長時間安定な0/W型の超重質油エマルシ
ョン燃料となることを見出し、本発明を完成させたので
ある。
即ち、本発明は、超重質油100重量部、水30〜80
部(重N基準、以下同じ)、好ましくは33〜50部、
下記(i)〜(vi)で示される群から選ばれるHLB
 (親水性親油性バランス)9〜19のノニオン界面活
性剤0,05〜4部、及び下記の(A)〜(F)で示さ
れる群から選ばれる水に溶解し粘性を示す水溶性合成高
分子0.01〜1部からなる超重質油エマルシゴン燃料
を提供するものである。
<IILB 9〜19のノニオン界面活性剤〉(i)フ
ェノール、クレゾール、ブチルフェノール、ノニルフェ
ノール、ジノニルフェノール、ドデシルフェノール、バ
ラクξルフェノール、ビスフェノールAなどのフェノー
ル性水酸基を有する化合物のアルキレンオキシド付加物
但し、アルキレンオキシドはエチレンオキシド又は/及
びプロピレンオキシド、ブチレンオキシド、スチレンオ
キシドである。
(11)アルキルフェノール、フェノール、メタクレゾ
ール、スチレン化フェノール、ベンジル化フェノールな
どのフェノール性水酸基を有する化合物のホルマリン縮
合物のアルキレンオキシド付加物。縮合度の平均は1.
2〜100、好ましくは2〜20、アルキレンオキシド
はエチレンオキシド又は/及びプロピレンオキシド、ブ
チレンオキシド、スチレンオキシドである。
( iii )炭素数2〜50の一価の脂肪族アルコー
ル及び/又は脂肪族アミンのアルキレンオキシド付加物
。アルキレンオキシドはエチレンオキシド又は/及びプ
ロピレンオキシド、ブチレンオキシド、スチレンオキシ
ドである。
(iv)エチレンオキシドとプロピレンオキシド又は/
及びブチレンオキシド、スチレンオキシドのブロック又
はランダム付加重合物。
(V)グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエ
リスリトール、ソルビトール、蔗糖、ポリグリセリン、
エチレングリコール、ボリエチレングリコール、ブ口ビ
レングリコール、ボリブロビレングリコールなどの多価
アルコール、又はそれら多価アルコールと炭素数8〜1
8の脂肪酸とのエステルのアルキレンオギシド付加物。
アルヰレンオキシドはエチレンオキシド又は/及びプロ
ピレンオキシド、ブチレンオキシド、スチレンオキシド
である。
(vi)エチレンジアξン、テトラエチレンジアミン、
ボリエチレンイミン(分子i1 600〜1万)などの
複数個の活性水素を有する多価アミンのアルキレンオキ
シド付加物。アルキレンオキシドはエチレンオキシド又
は/及びプロピレンオキシド、ブチレンオキシド、スチ
レンオキシドである。
(■)トリグリセラード型油脂1モルと、グリセリン、
トリメチロールブロバン、ペンタエリスリトール、ソル
ビトール、蔗糖、エチレングリコール、分子ffilo
oo以下のポリエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、分子量iooo以下のポリプロピレングリコール
からなる群から選ばれた1種又は2種以上の多価アルコ
ール及び/又は水0.1〜5モルとの混合物に、アルキ
レンオキシドを付加反応させた生或物。アルキレンオキ
シドはエチレンオキシド又は/及びプロピレンオキシド
、ブチレンオキシド、スチレンオキシドである。
く水溶性合戊高分子〉 (A)次式で表されるアクリル酸及びその誘導体のホモ
ポリマー、及び他のモノマーとのコポリマー 但し、 ?’:l1,  メチル基又はエチル基M+ : I{
+ Na+ K+ Lll NH4R Z,:CII■−C  又はこのモノマーと共重CO■
M1 合可能なモノマー或いはその塩(N11■Na, K.
 L+)から誘導される2価の基、例えば、(無水)マ
レイン酸、(無水)イタコン酸、α−オレフィン、アク
リ ルアミド、ビニルスルホン酸、アリル スルホン酸、メタリルスルホン酸、ア クリルアξドメチルプロビルスルホン 酸又はその塩(NH41 Na+ K) 、ジアルキル
(メチル又はエチル)エチルアミ ノメタアクリレート及びその塩(塩素、ジエチル硫酸、
ジメチル硫酸)。
n  : 50 〜100,000 (I1)次式で表されるアクリルアミド及びその誘導体
のホモポリマー、及び他の共重合可能なモノー冫ーとの
コポリマー N}I R” 但し、 R“:H,C.H.ON Z.:  CH2=CH  又はこのモノマーと共重合
CO NH R″ 可能なモノマー或いはその塩(Nl{., Na,K,
 Li)から誘導される2価の基、例えば、ビニルスル
ホン酸、アリルスルホ ン酸、メタリルスルホン酸、アクリル アミドメヂルブロビルスルホン酸、ジ アルキル(メチル又はエチル)エチル アミノメタアクリレート及びその塩 (塩素、ジメチル硫酸、ジエチル硫酸 など)、スチレン、α−オレフイン(C2〜Cps)、
ビニルアリルアルコール。
n  : 50〜100,000 (C)無水マレイン酸又は無水イタコン酸のホモポリマ
ー、及び次式で表されるコボリマー+M2−Z3h一 但し、 ト:無水マレイン酸又は無水イタコン酸残基 Z3:α−オレフィン(エチレン、プロビレン、ブチレ
ン、イソプチレン、オクテ ン、デセン、ドデセン等)又はスチレ ン残基 n  :50〜100,000 (D)ビニルアルコールのホモポリマー及び次式で表さ
れるコボリマ− イtq し、 Z4:酢酸ビニル又はスチレン残基 n  : 30〜100.000 (E)ビニルビロリドンのホモポリマー及び次式で表さ
れるコボリマー C[I2−cut 但し、 Z,:ビニルビロリドンと共重合可能なモノマー又はそ
の塩(Nl{41 Na, K. Li)から誘導され
る2価の基、例えば、アク リルアミド、ビニルスルホン酸、メタ リルスルホン酸、無水マレイン酸、無 水イタコン酸、スチレン、α−オレフ ィン(CZ〜Cps)など。
n  : 50−100.000 (F)分子量10万〜500万のポリエチレンオキサイ
ド(PEO)  。
更に上記のノニオン界面活性剤及び水溶性合成高分子の
他に、下記の(1)〜(■)で示される群から選ばれる
アニオン界面活性剤又は(1)〜(9)で示される群か
ら選ばれるカチオン又は/及び両性界面活性剤を、超重
質油1.00部に対して0.005〜4部添加すると、
更に好ましい超重質油エマルション燃料が得られる。
くアニオン界面活性剤〉 (1)ナフタリン、アルキルナフタリン、アルキルフェ
ノール、アルキルベンゼンなどの芳香族環化合物のスル
ホン酸又はスル永ン酸塩のホルマリン縮音物。但し、ホ
ルマリンの平均縮合度は1.2〜100、好ましくは2
〜20,塩はアンモニウム、モノエタノールアくン、ジ
エタノールアミン、トリエタノールアミン、トリエチル
アミンなどの低級アミン、ナ1−リウム、カリウム、マ
グネシウム、カルシウムなどのアルカリ金属又はアルカ
リ土頻金属頻である。
(n)リグニンスルホン酸、リグニンスルホン酸塩、そ
の誘導体、リグニンスルホン酸とナフタリン、アルキル
ナフタリンなどの芳香族化合物のスルホン酸とのホルマ
リン縮合物及びその塩。塩としては上記のいずれの場合
も、アンモニウム、モノエタノールアミン、ジエタノー
ルアミン、トリエタノールアξン、トリエチルアミンな
どの低級アミン、ナトリウム、カリウム、カルシウム、
マグネシウムなどのアルカリ金属又はアルカリ土類金属
である。ホルマリンの平均縮合度は1.2〜50、好ま
しくは2〜20である。リグニンの中では変性リグニン
、例えばカルボキシル基を少し導入した方が、特に高温
で優れた性能を示す。
(III)ポリスチレンスルホン酸又はその塩及びスチ
レンスルホン酸と他の共重合性モノマーとの共重合体と
その塩。但し、分子量は500〜50万、好ましくは2
000−10万。塩はアンモニウム、モノエタノールア
ミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ト
リエチルアミンなどの低級アミン、ナトリウム、カリウ
ム、カルシウム、マグネシウムなどのアルカリ金属又は
アルカリ土類金属である。共重合性モノマーとしては、
例えばアクリル酸、メタクリル酸、酢酸ビニル、アクリ
ル酸エステル、オレフィン、アリルアルコール及びその
酸化エチレン付加物、AMPSなどがその代表例である
(IV)ジシクロペンタジエンスルホン酸重合物又はそ
の塩。重合物の分子量は500から50万、好ましくは
2000〜10万。塩は、アンモニウム、モノエタノー
ルアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン
、トリエチルア主ンなどの低級アξン、ナトリウム、カ
リウム、カルシウム、マグネシウムなどのアルカリ金属
又はアルカリ土類金属類である。
(V)無水マレイン酸又は/及び無水イタコン酸と他の
共重合性モノマーとの共重合体とその酸及び塩。但し、
分子量は500から50万、好ましくはl500〜lO
万である。塩はアンモニウム及びナトリウム、カリウム
などのアルカリ金属類である。共重合性モノマーとして
は、オレフィン(エチレン、プロピレン、ブチレン、ペ
ンテン、ヘキセン、ヘプテン、オクテン、ノネン、デセ
ン、ウンデセン、ドデセン、トリデセン、テトラデセン
、ペンタデセン、ヘキサデセン)、スチレン、酢酸ビニ
ル、アクリル酸エステル、メタクリル酸、アクリル酸な
どである。
(Vl)液状ポリブタジエンのマレイン化物及びその塩
。但し、液状ポリブタジエンの分子量は500〜20万
、好ましくはiooo〜5万。マレイン化度は水に溶解
するのに必要なだけでよいが、好ましくは40〜70%
である。塩としては、アンモニウム及びナトリウム、カ
リウムなどのアルカリ金属類である。
(■)親水基を分子中に1個又は2個持つ、次のアニオ
ン界面活性剤や (a)  炭素数4〜18のアルコールの硫酸エステル
塩。但し、塩としては、アンモニウム、モノエタノール
アミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、
トリエチルアミンなどの低級ア亀ン、ナトリウム、カリ
ウム、マグネシウム、カルシウムなどのアルカリ金属又
はアルカリ土類金属類である。
ドデシル硫酸ナトリウム、オクチル硫酸ナトリウムなど
がその代表例である。
(b)  炭素数4〜18のアルカン、アルケン又は/
及びアルキルアリールスルホン酸又はその塩。但し、塩
としては、アンモニウム、モノエタノールアミン、ジエ
タノールアξン、トリエタノールアミン、トリエチルア
ミンなどの低級アミン、ナトリウム、カリウム、マグネ
シウム、カルシウムなどのアルカリ金属又はアルカリ土
類金属類である。
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ブチルナフタ
リンスルホン酸ナトリウム、ドデカンスルホン酸ナトリ
ウムが代表例である. (C)  活性水素を分子中に1個以上持つ化合物のア
ルキレンオキシド付加物の硫酸化物又はリン酸エステル
化物及びそれらの塩。塩としては、アンモニウム、ナト
リウム、カリウム、マグネシウム、カルシウムである。
ポリオキシエチレン(3モル)ノニルフェニルエーテル
の硫酸エステルナトリウム塩、ボリオキシエチレン(3
モル)ドデシルエーテルのリン酸エステルナトリウム塩
がその代表例である. (d)  炭素数4〜22の飽和又は不飽和脂肪酸のエ
ステルであるスルホコハク酸塩。但し、塩としては、ア
ンモニウム、ナトリウム、カリウムである。ジオクチル
スルホコハク酸ナトリウム塩またはアンモニウム塩、ジ
ブチルスルホコハク酸ナトリウム塩などがその代表例で
ある。
(e)  アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸又
はその塩。アルキル基は炭素数8〜18のアルキル基で
あり、塩はアンモニウム、ナトリウム、カリウム、マグ
ネシウム、カルシウムである。
(fJ  口ジン酸又はその塩。塩としてはアンモニウ
ム、ナトリウム、カリウムである。ロジン酸と高級脂肪
酸の混合酸であるトール油混酸とその塩もこの中に含ま
れる。
(濁炭素数4〜l8のアルカン又はアルケン脂肪酸とそ
の塩。塩はアンモニウム、カリウム、ナトリウムである
〈カチオン又は/及び両性界面活性剤〉(1)炭素数4
〜l8のアルキル又は/及びアルケニルアミンを塩酸、
酢酸等の無機酸又はブロピオン酸等の有機酸で中和した
アルキル又は/及びアルケニルアミン塩。
(2)下記式(イ)〜(口)で表される第4級アンモニ
ウム塩。
(但し、1111, I?Z, R., I?.は炭素
数1〜18のアルキル又はアルケニル基、Xは塩素、臭
素、ヨウ素などのハロゲンイオン、エチル硫酸イオン、
酢酸イオン等の対アニオンである。) O (但し、R,, R., R3及びχは前記と同じ意味
を有する。) (但し、Rは炭素数8〜18のアルキル又はアルケニル
基である。) (4)次式で表されるアルキルアミンオキサイド。
CH.t R−N→O CHz (但し、Rは前記と同じ意味を有する。)(5)次式で
表されるアルキルアラニン。
(但し、R5は炭素数8〜18のアルキル又は0 アルケニル基、R,はH又はメチル基、Xは前記と同じ
意味を有する.) (3)次式で表されるアルキルベタイン.\ C11, (但し、Rは前記と同じ意味を有する。)(6)次式(
二)又は(ホ)で表されるボリアミート。
RN}lc3H.NllY           (二
)(但し、Rは前記と同じ意味を有し、Y, Y’はそ
れぞれ式−{C,H,O)7H(■は1〜50、好まし
くは3〜10)で表されるオキシエチレン鎖である.) (7)次式(へ)又は(ト)で表されるボリアξン塩。
RNHCjH6NHX’           (へ)
RNH(C3H6NH) J’           
 (ト)(但し、Rは前記と同じ意味を有し、X゛は塩
酸、酢酸等の無機酸又はブロビオン酸等の有機酸である
。) (8)次式で表されるイξダゾリン型両性界面活性剤。
N − C II . (但し、Rは前記と同じ意味を有する。)(9)次式で
表されるスルホベタイン型両性界面活性剤。
CH3 CH.     OH (但し、Rは前記と同じ意味を有する。)超重質油エマ
ルション燃料を製造した後、バイブ輸送したり、更に船
で遠距離を輸送する場合、少なくともlケ月、できれば
3ケ月以上にわたって、エマルション燃料が安定で、増
粘したり、分離が起こらないことが必要である。」二記
のノニオン界面活性剤だけを含み、水溶性合戒高分子を
含まない超重質油エマルション燃料では2〜3週間以内
に非常に粘度が高くなったり、固い沈降物を生威したり
、粒子が凝集して大きくなったり、油が分離したりする
。このような系に水溶性合成高分子を添加すると1ケ月
以上から3ケ月以上にわたって、安定なエマルシジン燃
料になる。
ノニオン界面活性剤の性能は温度の影響を強くうけるた
め、高温で乳化した系は、温度が低くなると乳化の安定
性が悪くなる。超重質油のように粘性が非常に高い油を
乳化する場合、40〜60゛C以上で乳化するのが一般
的であり、これを保存したり、船輸送したり、パイプ輸
送する場合はその土地や季節の温度になるので、零度近
い温度又はそれ以下になることもある。水溶性合成高分
子を添加するとその水溶性合成高分子付与効果が大きい
ため、ノニオン界面活性剤の温度低下による性能の低下
を補うことができる。
−E記のノニオン界面活性剤一水溶性合成高分子の系に
、更にアニオン界面活性剤、又はカチオン又は/及び両
性界面活性剤を加えると一層長期間安定な超重質油エマ
ルション燃料になる。
上記のノニオン界面活性剤の作用は超重質油の粒子の界
面に吸着し、粒子が小さくなるのを助けると同時に、保
護作用によって、粒子の再凝集を妨げることである。
超重質油の粘性は非常に高いため、一般に4Q〜60゛
C以上の高温で乳化してエマルション燃料を製造してい
る.油の粘性が高い程高い温度が必要である。ノニオン
界面活性剤のIILB値は乳化温度によって異なるが、
9〜1つ、好ましくは12〜17である。
上記ノニオン界面活性剤の中では(vi)が最も優れた
性能を示す。
また本発明において使用される上記のアニオン界面活性
剤やカチオン又は/及び両性界面活性剤の作用は、超重
質油の粒子の界面に吸着し、粒子が更に小さくなるのを
助けると同時に、粒子に荷電を与え、粒子の再凝集を妨
げることである。この荷電効果の他に水溶性合成高分子
の保護作用が加わり、保存安定性は一層向上する。
荷電効果が最も優れているのは、アニオン界面活性剤や
カチオン又は/及び両性界面活性剤(以下イオン性界面
活性剤と略記する)とノニオン界面活性剤の重量比が2
:98〜75 : 25、好ましくは10 : 90〜
40 : 60の時である。
アニオン界面活性剤の中では(1)と(IN)が優れた
性能を示す。またカチオン又は/及び両性界面活性剤の
中では(3)が最も優れた性能を示し、次に(4)が優
れた性能を示した。
エマルション燃料100部に対するイオン性界面活性剤
の添加量は0.005〜4部であり、好ましくは0.0
1〜2.2部、更に好ましくは0.06〜0.61部で
ある。
イオン性界面活性剤、ノニオン界面活性剤、水溶性合威
高分子の二者使用系及びノニオン界面活性剤、水溶性合
成高分子の二者使用系は、予め配合したものを使用して
も良いし、別々に添加して使用しても良い。
本発明のエマルション燃料の製造には効率の良い機械的
手段を使うのが好ましい。本発明に用いられる機械的な
手段としては、効率の良い撹拌手段ならばどのような方
法でも良いし、2つ以上の方法の組み合わせでもよい。
特に、高剪断型の撹拌装置が好ましい。例えば、ライン
ξキサー、矢羽根タービン翼、プロペラ翼、ブルマージ
ン型翼、パドル翼などが使用できる。
ここで高剪断力とは1100/秒以上の剪断力、好まし
くは4000〜20.000/秒の剪断力である。
本発明で超重質油と呼んでいる油は高温に加温しないと
流動しない下記の油が含まれる。
(1)石油系アスファルト類及びその油の混合物。
(2)石油系アスファルト各種処理物、その中間製品、
残渣、及びそれらの油混合物。
(3)高温で流動しない高流動点油あるいは原油。
(4)石油系タールピッチ及びその油混合物。
(5)  ビチヱーメン類。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を示すが、本発明はこれらの実施
例に限定されるものではない。
実施例1 中東石油系アスファルト(軟化温度50’C)、水、表
1に示す各種界面活性剤及び水溶性合戊高分子を合計,
1300gになるように所定量秤量し、800 m7遠
沈管に入れ、75゜Cに加温する。一定温度に達した後
、特殊機化工製、TKホモミキサー(低粘度撹拌翼付)
により撹拌し、エマルション燃料を調製し、60゛cで
保温する。一定温度に達した後、粘度を測定した。エマ
ルション燃料の一部は50゜Cに保温し、状態を1日後
、7日後、21日後、1ケ月後、3ケ月後と観察し、一
部は取り出して、100メソシェの篩の通過量を測定し
た。粘度は芝浦システム株製ビスメトロンvSAI型,
Nα2,ローター6Orpmで測定し、篩通過量は50
゜Cの雰囲気でφ70問の100メッシュステンレス製
篩に約10gの試料をのせ、10分後の篩残量を測定し
算出した。
結果を表1に示した。
尚、総合評価はエマルションの粘度、篩通過量、エマル
ション放置後の分散状態の肉眼観察を総合しで行った。
◎〉○〉△〉×の順に良好であり、Δ以上が一応、効果
が認められる系である。
但し、静置後の分散状態は、第1図に示すような表面層
1、中間層2及び沈降N3の三層の状況を観察して、そ
れぞれ表面層、中間層、沈降層に分けて評価した。
表面層lにおいては、表面の油滴の大小、それが大きく
なった油膜の大小を観察した。分散状態は油滴なし〉油
滴少量〉油膜少■〉油膜多量の順に良好である。
中間層2においては、乳化状態の良し悪しを観察した。
乳化状態は乳化良好〉若干クリーム状〉クリーム状〉分
離状態〉分離度大きい〉完全分離の順に良好である。
沈降層3においては、沈降物なし〉ソフト沈降物〉ハー
ド沈降物の順に良好である。ソフト沈降物はやわらかく
再分散が容易な沈降物であり、ハード沈降物は固く、再
分散が困難な沈降物である。
実施例2 アサバスカビチューメン(軟化温!12.5“C、カナ
ダ産)、水、表2に示す各種界面活性剤及び水溶性合成
高分子を合計量300gになるように所定量秤定し、8
00 ml7遠沈管に入れ、40゛Cに加温する.一定
温度に達した後、特殊機化工製、TKホモミキサー(低
粘度撹拌翼付)により撹拌し、エマルシゴン燃料を調製
し、40″Cの恒温槽に入れ、一定温度に達した後、粘
度を測定した。
エマルション燃料の一部は40″Cで保温し、状態を1
日後、7日後、21日後、1ケ月後、3ケ月後と観察し
、一部は取り出して、100メッシュの篩の通過量を測
定した。粘度は芝浦システム■製ヒスメトロンvS−A
I型+ k 2 −  ローター60rpmで測定し、
篩通過量は40’Cの雰囲気で、φ7(b++mの10
0メッシュステンレス製篩に約10gの試ネ4をのせ、
10分後の篩残量を測定し算出した。
結果を表2に示した。
なお、総合評価及び静置後の分散状態の観察は実施例1
と同様の方法で行った。
4.
【図面の簡単な説明】
第1図は静置後の分散状態の評価に用いた遠心管の略示
図である。 l 2 3 二表面層 :中間層 :沈降層

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、超重質油100重量部、水30〜80重量部、下記
    (i)〜(vi)で示される群から選ばれるHLB(親
    水性親油性バランス)9〜19のノニオン界面活性剤0
    .05〜4重量部、及び下記の(A)〜(F)で示され
    る群から選ばれる水に溶解し粘性を示す水溶性合成高分
    子0.01〜1重量部からなる超重質油エマルション燃
    料。 <HLB9〜19のノニオン界面活性剤> (i)フェノール性水酸基を有する化合物のアルキレン
    オキシド付加物。ただし、アル キレンオキシドはエチレンオキシド又は/ 及びプロピレンオキシド、ブチレンオキシ ド、スチレンオキシドである。 (ii)フェノール性水酸基を有する化合物のホルマリ
    ン縮合物のアルキレンオキシド付 加物。縮合度の平均は1.2〜100、アルキレンオキ
    シドはエチレンオキシド又は/及 びプロピレンオキシド、ブチレンオキシド、スチレンオ
    キシドである。 (iii)炭素数2〜50の一価の脂肪族アルコール及
    び/又は脂肪族アミンのアルキレンオ キシド付加物、アルキレンオキシドはエチ レンオキシド又は/及びプロピレンオキシ ド、ブチレンオキシド、スチレンオキシド である。 (iv)エチレンオキシドとプロピレンオキシド又は/
    及びブチレンオキシド、スチレン オキシドのブロック又はランダム付加重合 物。 (v)多価アルコール、又はそれら多価アルコールと炭
    素数8〜18の脂肪酸とのエステルのアルキレンオキシ
    ド付加物、アルキレ ンオキシドはエチレンオキシド又は/及び プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、 スチレンオキシドである。 (vi)複数個の活性水素を有する多価アミンのアルキ
    レンオキシド付加物、アルキレン オキシドはエチレンオキシド又は/及びプ ロピレンオキシド、ブチレンオキシド、ス チレンオキシドである。 (vii)トリグリセラード型油脂1モルと、グリセリ
    ン、トリメチロールプロパン、ペン タエリスリトール、ソルビトール、蔗糖、 エチレングリコール、分子量1000以下のポリエチレ
    ングリコール、プロピレングリコ ール、分子量1000以下のポリプロピレングリコール
    からなる群から選ばれた1種又は 2種以上の多価アルコール及び/又は水0.1〜5モル
    との混合物に、アルキレンオキシ ドを付加反応させた生成物。アルキレンオ キシドはエチレンオキシド又は/及びプロ ピレンオキシド、ブチレンオキシド、スチ レンオキシドである。 <水溶性合成高分子> (A)次式で表されるアクリル酸及びその誘導体のホモ
    ポリマー、及び他のモノマーとの コポリマー。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し、 R′:H,メチル基又はエチル基 M_1:H,Na,K,Li,NH_4 Z_1:▲数式、化学式、表等があります▼又はこのモ
    ノマーと共重 合可能なモノマー或いはその塩から誘 導される2価の基 n:50〜100,000 (B)次式で表されるアクリルアミド及びその誘導体の
    ホモポリマー、及び他の共重合可 能なモノマーとのコポリマー。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し、 R″:H,C_2H_4OH Z_2:▲数式、化学式、表等があります▼又はこのモ
    ノマーと共重合 可能なモノマー或いはその塩から誘導 される2価の基 n:50〜100,000 (C)無水マレイン酸又は無水イタコン酸のホモポリマ
    ー、及び次式で表されるコポリマ ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し、 M_2:無水マレイン酸又は無水イタコン酸残基 Z_3:α−オレフィン又はスチレン残基 n:50〜100,000 (D)ビニルアルコールのホモポリマー及び次式で表さ
    れるコポリマー。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し、 Z_4:酢酸ビニル又はスチレン残基 n′:30〜100,000 (E)ビニルピロリドンのホモポリマー及び次式で表さ
    れるコポリマー。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し、 Z_5:ビニルピロリドンと共重合可能なモノマー又は
    その塩から誘導される2価の 基 n:50〜100,000 (F)分子量10万〜500万のポリエチレンオキサイ
    ド(PEO)。 2、請求項1記載のノニオン界面活性剤及び水溶性合成
    高分子の他に、下記の( I )〜(VII)で示される群か
    ら選ばれるアニオン界面活性剤又は(1)〜(9)で示
    される群から選ばれるカチオン又は/及び両性界面活性
    剤を、超重質油100重量部に対して0.005〜4重
    量部添加してなる請求項1記載の超重質油エマルション
    燃料。 <アニオン界面活性剤> ( I )芳香族環化合物のスルホン酸又はスルホン酸塩
    のホルマリン縮合物。但し、ホルマ リンの平均縮合度は1.2〜100、塩はアンモニウム
    、低級アミン、アルカリ金属又はア ルカリ土類金属の塩である。 (II)リグニンスルホン酸、リグニンスルホン酸塩、そ
    の誘導体、リグニンスルホン酸と 芳香族化合物のスルホン酸とのホルマリン 縮合物及びその塩。塩としては上記のいず れの場合も、アンモニウム、低級アミン、 アルカリ金属又はアルカリ土類金属の塩で ある。ホルマリンの平均縮合度は1.2〜50である。 (III)ポリスチレンスルホン酸又はその塩及びスチレ
    ンスルホン酸と他の共重合性モノマ ーとの共重合体とその塩。但し、分子量は 500〜50万。塩はアンモニウム、低級アミン、アル
    カリ金属又はアルカリ土類金属の 塩である。 (IV)ジシクロペンタジエンスルホン酸重合物又はその
    塩。重合物の分子量は500から50万。塩は、アンモ
    ニウム、低級アミン、ア ルカリ金属又はアルカリ土類金属の塩であ る。 (V)無水マレイン酸又は/及び無水イタコン酸と他の
    共重合性モノマーとの共重合体と その酸及び塩。但し、分子量は500から50万、塩は
    アンモニウム又はアルカリ金属の 塩である。 (VI)液状ポリブタジエンのマレイン化物及びその塩、
    但し、液状ポリブタジエンの分子 量は500〜20万、塩としては、アンモニウム又はア
    ルカリ金属の塩である。 (VII)親水基を分子中に1個又は2個持つ、次のアニ
    オン界面活性剤。 (a)炭素数4〜18のアルコールの硫酸エステル塩。 但し、塩としては、アンモニウ ム、低級アミン、アルカリ金属又はアル カリ土類金属の塩である。 (b)炭素数4〜18のアルカン、アルケン又は/及び
    アルキルアリールスルホン酸又 はその塩。但し、塩としては、アンモニ ウム、低級アミン、アルカリ金属又はア ルカリ土類金属の塩である。 (c)活性水素を分子中に1個以上持つ化合物のアルキ
    レンオキシド付加物の硫酸化 物又はリン酸エステル化物及びそれらの 塩。塩としては、アンモニウム、アルカ リ金属又はアルカリ土類金属の塩である。 (d)炭素数4〜22の飽和又は不飽和脂肪酸のエステ
    ルであるスルホコハク酸塩、但 し、塩としては、アンモニウム又はアル カリ金属の塩である。 (e)アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸又はそ
    の塩。アルキル基は炭素数8 〜18のアルキル基であり、塩はアンモニ ウム、アルカリ金属又はアルカリ土類金 属の塩である。 (f)ロジン酸又はその塩。塩としてはアンモニウム又
    はアルカリ金属の塩である。 (g)炭素数4〜18のアルカン又はアルケン脂肪酸と
    その塩、塩はアンモニウム又は アルカリ金属の塩である。 <カチオン又は/及び両性界面活性剤> (1)炭素数4〜18のアルキル又は/及びアルケニル
    アミンを無機酸又は有機酸で中和し たアルキル又は/及びアルケニルアミン塩。 (2)下記式(イ)〜(ハ)で表される第4級アンモニ
    ウム塩。 ▲数式、化学式、表等があります▼(イ) (但し、R_1,R_2,R_3,R_4は炭素数1〜
    18のアルキル又はアルケニル基、X^■は対アニオン
    である。) ▲数式、化学式、表等があります▼(ロ) (但し、R_1,R_2,R_3及びX^■は前記と同
    じ意味を有する。) ▲数式、化学式、表等があります▼(ハ) (但し、R_5は炭素数8〜18のアルキル又はアルケ
    ニル基、R_6はH又はメチル基、X^■は前記と同じ
    意味を有する。) (3)次式で表されるアルキルベタイン。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、Rは炭素数8〜18のアルキル又はアルケニル
    基である。) (4)次式で表されるアルキルアミンオキサイド。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、Rは前記と同じ意味を有する。) (5)次式で表されるアルキルアラニン。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、Rは前記と同じ意味を有する。) (6)次式(ニ)又は(ホ)で表されるポリアミート。 RNHC_3H_6NHY(ニ) ▲数式、化学式、表等があります▼(ホ) (但し、Rは前記と同じ意味を有し、Y,Y′はそれぞ
    れ式▲数式、化学式、表等があります▼(mは1〜50
    )で 表されるオキシエチレン鎖である。) (7)次式(ヘ)又は(ト)で表されるポリアミン塩。 RNHC_3H_6NHX′(ヘ) RNH(C_3H_6NH)_2X′(ト)(但し、R
    は前記と同じ意味を有し、X′は無機酸又は有機酸であ
    る、) (8)次式で表されるイミダゾリン型両性界面活性剤。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、Rは前記と同じ意味を有する。) (9)次式で表されるスルホベタイン型両性界面活性剤
    。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、Rは前記と同じ意味を有する。) 3、アニオン界面活性剤或いはカチオン又は/及び両性
    界面活性剤と、ノニオン界面活性剤との重量比が10:
    90〜40:60である請求項2記載の超重質油エマル
    ション燃料。 4、水の添加量が超重質油100重量部に対して33〜
    50重量部である請求項1又は2記載の超重質油エマル
    ション燃料。 5、ノニオン界面活性剤のHlBが12〜17である請
    求項1又は2記載の超重質油エマルション燃料。 6、カチオン又は/及び両性界面活性剤が請求項2記載
    の(3)であり、ノニオン界面活性剤が請求項1記載の
    (vii)である請求項2記載の超重質油エマルション
    燃料。
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