JP2710266B2 - 超重質油エマルション燃料 - Google Patents
超重質油エマルション燃料Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超重質油エマルション燃
料に関する。
料に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】石油、
石炭及びLNG に含まれない化石燃料資源として、オイル
サンド、ビチューメン類などが埋蔵量が多いことから非
常に注目されている。また、石油系でもナフサなどの蒸
留留出油分を除いたアスファルト又はその熱処理残渣類
は多量にあまっている。これらの超重質油は通常減圧蒸
留残分である 420〜450 ℃以上の重質留分を約60〜70%
以上含有する油状物質で、そのままでは流動しないか、
又は数万センチポイズ以上の高粘性を有している。その
ため、燃料として使用するには、280〜300℃などの高温
にしないとハンドリングや霧化などで問題があり、また
配管などの閉塞のトラブルを起こし易く、大変、使いに
くい燃料である。
石炭及びLNG に含まれない化石燃料資源として、オイル
サンド、ビチューメン類などが埋蔵量が多いことから非
常に注目されている。また、石油系でもナフサなどの蒸
留留出油分を除いたアスファルト又はその熱処理残渣類
は多量にあまっている。これらの超重質油は通常減圧蒸
留残分である 420〜450 ℃以上の重質留分を約60〜70%
以上含有する油状物質で、そのままでは流動しないか、
又は数万センチポイズ以上の高粘性を有している。その
ため、燃料として使用するには、280〜300℃などの高温
にしないとハンドリングや霧化などで問題があり、また
配管などの閉塞のトラブルを起こし易く、大変、使いに
くい燃料である。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは適当な界面
活性剤及び水溶性の合成高分子物質を用いると超重質油
(O) を水(W) の中に乳化させた超重質油の水中油滴型
(O/W 型)エマルション燃料を製造できることを見出し
た。このエマルション燃料は水に比較的近い粘度を示
し、常温〜90℃の温度で十分な霧化が可能であり、大変
取り扱い易い燃料である。O/W 型エマルション燃料にお
いて、 W (水)の含量が低いほど、即ち O (油) 含量が
多いほど、燃料として好ましく、燃料損失が少ない。エ
マルション燃料が通常の液体の燃料油と同じように扱え
るためには、輸送や貯蔵に耐える長期安定性が必要であ
る。従来、灯油、A 重油、B 重油、C 重油などの流動性
良好な油を乳化して使用することは数多く報告されてい
るが、重質留分が大変高く、流動しないか又は数万セン
チポイズ以上の高粘性を持つ超重質油を乳化し、燃料と
して使用することは殆ど報告されていない。
活性剤及び水溶性の合成高分子物質を用いると超重質油
(O) を水(W) の中に乳化させた超重質油の水中油滴型
(O/W 型)エマルション燃料を製造できることを見出し
た。このエマルション燃料は水に比較的近い粘度を示
し、常温〜90℃の温度で十分な霧化が可能であり、大変
取り扱い易い燃料である。O/W 型エマルション燃料にお
いて、 W (水)の含量が低いほど、即ち O (油) 含量が
多いほど、燃料として好ましく、燃料損失が少ない。エ
マルション燃料が通常の液体の燃料油と同じように扱え
るためには、輸送や貯蔵に耐える長期安定性が必要であ
る。従来、灯油、A 重油、B 重油、C 重油などの流動性
良好な油を乳化して使用することは数多く報告されてい
るが、重質留分が大変高く、流動しないか又は数万セン
チポイズ以上の高粘性を持つ超重質油を乳化し、燃料と
して使用することは殆ど報告されていない。
【0004】本発明者らは超重質油、水、特定のノニオ
ン界面活性剤及び特定の水溶性合成高分子物質を特定量
配合した組成物が低粘度で長時間安定なO/W 型の超重質
油エマルション燃料となることを見出し、本発明を完成
させたのである。
ン界面活性剤及び特定の水溶性合成高分子物質を特定量
配合した組成物が低粘度で長時間安定なO/W 型の超重質
油エマルション燃料となることを見出し、本発明を完成
させたのである。
【0005】即ち、本発明は、超重質油 100重量部、水
30〜80部(重量基準、以下同じ)、好ましくは33〜50
部、下記 (i) 〜 (vii)で示される群から選ばれる HLB
(親水性親油性バランス)9〜19のノニオン界面活性剤
0.05〜4部、及び下記の(A) 〜(F) で示される群から選
ばれる水に溶解し粘性を示す分子量5万〜90万の水溶性
合成高分子0.01〜1部からなり、4000〜20000/秒の剪
断力を有する高剪断型の攪拌装置により攪拌し乳化して
なる超重質油エマルション燃料を提供するものである。 <HLB 9〜19のノニオン界面活性剤> (i) フェノール、クレゾール、ブチルフェノール、ノ
ニルフェノール、ジノニルフェノール、ドデシルフェノ
ール、パラクミルフェノール、ビスフェノールAなどの
フェノール性水酸基を有する化合物のアルキレンオキシ
ド付加物。但し、アルキレンオキシドはエチレンオキシ
ド又は/及びプロピレンオキシド、ブチレンオキシド、
スチレンオキシドである。 (ii) アルキルフェノール、フェノール、メタクレゾー
ル、スチレン化フェノール、ベンジル化フェノールなど
のフェノール性水酸基を有する化合物のホルマリン縮合
物のアルキレンオキシド付加物。縮合度の平均は1.2 〜
100 、好ましくは2〜20、アルキレンオキシドはエチレ
ンオキシド又は/及びプロピレンオキシド、ブチレンオ
キシド、スチレンオキシドである。 (iii)炭素数2〜50の一価の脂肪族アルコール及び/又
は脂肪族アミンのアルキレンオキシド付加物。アルキレ
ンオキシドはエチレンオキシド又は/及びプロピレンオ
キシド、ブチレンオキシド、スチレンオキシドである。 (iv) エチレンオキシドとプロピレンオキシド又は/及
びブチレンオキシド、スチレンオキシドのブロック又は
ランダム付加重合物。 (v) グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエ
リスリトール、ソルビトール、蔗糖、ポリグリセリン、
エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピ
レングリコール、ポリプロピレングリコールなどの多価
アルコール、又はそれら多価アルコールと炭素数8〜18
の脂肪酸とのエステルのアルキレンオキシド付加物。ア
ルキレンオキシドはエチレンオキシド又は/及びプロピ
レンオキシド、ブチレンオキシド、スチレンオキシドで
ある。 (vi) エチレンジアミン、テトラエチレンジアミン、ポ
リエチレンイミン(分子量 600〜1万) などの複数個の
活性水素を有する多価アミンのアルキレンオキシド付加
物。アルキレンオキシドはエチレンオキシド又は/及び
プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、スチレンオキ
シドである。 (vii)トリグリセライド型油脂1モルと、グリセリン、
トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ソル
ビトール、蔗糖、エチレングリコール、分子量1000以下
のポリエチレングリコール、プロピレングリコール、分
子量1000以下のポリプロピレングリコールからなる群か
ら選ばれた1種又は2種以上の多価アルコール及び/又
は水0.1 〜5モルとの混合物に、アルキレンオキシドを
付加反応させた生成物。アルキレンオキシドはエチレン
オキシド又は/及びプロピレンオキシド、ブチレンオキ
シド、スチレンオキシドである。 <水溶性合成高分子> (A) 次式で表されるアクリル酸及びその誘導体のホモポ
リマー、及び他のモノマーとのコポリマー。
30〜80部(重量基準、以下同じ)、好ましくは33〜50
部、下記 (i) 〜 (vii)で示される群から選ばれる HLB
(親水性親油性バランス)9〜19のノニオン界面活性剤
0.05〜4部、及び下記の(A) 〜(F) で示される群から選
ばれる水に溶解し粘性を示す分子量5万〜90万の水溶性
合成高分子0.01〜1部からなり、4000〜20000/秒の剪
断力を有する高剪断型の攪拌装置により攪拌し乳化して
なる超重質油エマルション燃料を提供するものである。 <HLB 9〜19のノニオン界面活性剤> (i) フェノール、クレゾール、ブチルフェノール、ノ
ニルフェノール、ジノニルフェノール、ドデシルフェノ
ール、パラクミルフェノール、ビスフェノールAなどの
フェノール性水酸基を有する化合物のアルキレンオキシ
ド付加物。但し、アルキレンオキシドはエチレンオキシ
ド又は/及びプロピレンオキシド、ブチレンオキシド、
スチレンオキシドである。 (ii) アルキルフェノール、フェノール、メタクレゾー
ル、スチレン化フェノール、ベンジル化フェノールなど
のフェノール性水酸基を有する化合物のホルマリン縮合
物のアルキレンオキシド付加物。縮合度の平均は1.2 〜
100 、好ましくは2〜20、アルキレンオキシドはエチレ
ンオキシド又は/及びプロピレンオキシド、ブチレンオ
キシド、スチレンオキシドである。 (iii)炭素数2〜50の一価の脂肪族アルコール及び/又
は脂肪族アミンのアルキレンオキシド付加物。アルキレ
ンオキシドはエチレンオキシド又は/及びプロピレンオ
キシド、ブチレンオキシド、スチレンオキシドである。 (iv) エチレンオキシドとプロピレンオキシド又は/及
びブチレンオキシド、スチレンオキシドのブロック又は
ランダム付加重合物。 (v) グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエ
リスリトール、ソルビトール、蔗糖、ポリグリセリン、
エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピ
レングリコール、ポリプロピレングリコールなどの多価
アルコール、又はそれら多価アルコールと炭素数8〜18
の脂肪酸とのエステルのアルキレンオキシド付加物。ア
ルキレンオキシドはエチレンオキシド又は/及びプロピ
レンオキシド、ブチレンオキシド、スチレンオキシドで
ある。 (vi) エチレンジアミン、テトラエチレンジアミン、ポ
リエチレンイミン(分子量 600〜1万) などの複数個の
活性水素を有する多価アミンのアルキレンオキシド付加
物。アルキレンオキシドはエチレンオキシド又は/及び
プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、スチレンオキ
シドである。 (vii)トリグリセライド型油脂1モルと、グリセリン、
トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ソル
ビトール、蔗糖、エチレングリコール、分子量1000以下
のポリエチレングリコール、プロピレングリコール、分
子量1000以下のポリプロピレングリコールからなる群か
ら選ばれた1種又は2種以上の多価アルコール及び/又
は水0.1 〜5モルとの混合物に、アルキレンオキシドを
付加反応させた生成物。アルキレンオキシドはエチレン
オキシド又は/及びプロピレンオキシド、ブチレンオキ
シド、スチレンオキシドである。 <水溶性合成高分子> (A) 次式で表されるアクリル酸及びその誘導体のホモポ
リマー、及び他のモノマーとのコポリマー。
【0006】
【化6】
【0007】但し、 R':H, メチル基又はエチル基 M1:H, Na, K, Li, NH4
【0008】
【化7】
【0009】又はこのモノマーと共重合可能なモノマー
或いはその塩(NH4,Na,K, Li)から誘導される2価の
基、 例えば、(無水)マレイン酸、(無水)イタコン
酸、α−オレフィン、アクリルアミド、ビニルスルホン
酸、アリルスルホン酸、メタリルスルホン酸、アクリル
アミドメチルプロピルスルホン酸又はその塩(NH4, Na,
K) 、ジアルキル(メチル又はエチル)エチルアミノメ
タアクリレート及びその塩(塩素、ジエチル硫酸、ジメ
チル硫酸)。 n :50〜100,000 (B) 次式で表されるアクリルアミド及びその誘導体のホ
モポリマー、及び他の共重合可能なモノマーとのコポリ
マー。
或いはその塩(NH4,Na,K, Li)から誘導される2価の
基、 例えば、(無水)マレイン酸、(無水)イタコン
酸、α−オレフィン、アクリルアミド、ビニルスルホン
酸、アリルスルホン酸、メタリルスルホン酸、アクリル
アミドメチルプロピルスルホン酸又はその塩(NH4, Na,
K) 、ジアルキル(メチル又はエチル)エチルアミノメ
タアクリレート及びその塩(塩素、ジエチル硫酸、ジメ
チル硫酸)。 n :50〜100,000 (B) 次式で表されるアクリルアミド及びその誘導体のホ
モポリマー、及び他の共重合可能なモノマーとのコポリ
マー。
【0010】
【化8】
【0011】又はこのモノマーと可能なモノマー或いは
その塩(NH4, Na, K, Li)から誘導される2価の基、例え
ば、ビニルスルホン酸、アリルスルホン酸、メタリルス
ルホン酸、アクリルアミドメチルプロピルスルホン酸、
ジアルキル(メチル又はエチル)エチルアミノメタアク
リレート及びその塩(塩素、ジメチル硫酸、ジエチル硫
酸など)、スチレン、α−オレフィン(C2〜C18)、ビニ
ルアリルアルコール。 n :50〜100,000 (C) 無水マレイン酸又は無水イタコン酸のホモポリマ
ー、及び次式で表されるコポリマー。
その塩(NH4, Na, K, Li)から誘導される2価の基、例え
ば、ビニルスルホン酸、アリルスルホン酸、メタリルス
ルホン酸、アクリルアミドメチルプロピルスルホン酸、
ジアルキル(メチル又はエチル)エチルアミノメタアク
リレート及びその塩(塩素、ジメチル硫酸、ジエチル硫
酸など)、スチレン、α−オレフィン(C2〜C18)、ビニ
ルアリルアルコール。 n :50〜100,000 (C) 無水マレイン酸又は無水イタコン酸のホモポリマ
ー、及び次式で表されるコポリマー。
【0012】
【化9】
【0013】但し、 M2:無水マレイン酸又は無水イタコン酸残基 Z3:α−オレフィン(エチレン、プロピレン、ブチレ
ン、イソブチレン、オクテン、デセン、ドデセン等)又
はスチレン残基 n :50〜100,000 (D) ビニルアルコールのホモポリマー及び次式で表され
るコポリマー。
ン、イソブチレン、オクテン、デセン、ドデセン等)又
はスチレン残基 n :50〜100,000 (D) ビニルアルコールのホモポリマー及び次式で表され
るコポリマー。
【0014】
【化10】
【0015】但し、 Z4:酢酸ビニル又はスチレン残基 n':30〜100,000 (E) ビニルピロリドンのホモポリマー及び次式で表され
るコポリマー。
るコポリマー。
【0016】
【化11】
【0017】但し、 Z5:ビニルピロリドンと共重合可能なモノマー又はその
塩(NH4, Na, K, Li) から誘導される2価の基、例え
ば、アクリルアミド、ビニルスルホン酸、メタリルスル
ホン酸、無水マレイン酸、無水イタコン酸、スチレン、
α−オレフィン(C2〜C18)など。 n :50〜100,000 (F) 分子量10万〜500 万のポリエチレンオキサイド(PE
O) 。
塩(NH4, Na, K, Li) から誘導される2価の基、例え
ば、アクリルアミド、ビニルスルホン酸、メタリルスル
ホン酸、無水マレイン酸、無水イタコン酸、スチレン、
α−オレフィン(C2〜C18)など。 n :50〜100,000 (F) 分子量10万〜500 万のポリエチレンオキサイド(PE
O) 。
【0018】超重質油エマルション燃料を製造した後、
パイプ輸送したり、更に船で遠距離を輸送する場合、少
なくとも1ケ月、できれば3ケ月以上にわたって、エマ
ルション燃料が安定で、増粘したり、分離が起こらない
ことが必要である。上記のノニオン界面活性剤だけを含
み、水溶性合成高分子を含まない超重質油エマルション
燃料では2〜3週間以内に非常に粘度が高くなったり、
固い沈降物を生成したり、粒子が凝集して大きくなった
り、油が分離したりする。このような系に水溶性合成高
分子を添加すると1ケ月以上から3ケ月以上にわたっ
て、安定なエマルション燃料になる。
パイプ輸送したり、更に船で遠距離を輸送する場合、少
なくとも1ケ月、できれば3ケ月以上にわたって、エマ
ルション燃料が安定で、増粘したり、分離が起こらない
ことが必要である。上記のノニオン界面活性剤だけを含
み、水溶性合成高分子を含まない超重質油エマルション
燃料では2〜3週間以内に非常に粘度が高くなったり、
固い沈降物を生成したり、粒子が凝集して大きくなった
り、油が分離したりする。このような系に水溶性合成高
分子を添加すると1ケ月以上から3ケ月以上にわたっ
て、安定なエマルション燃料になる。
【0019】ノニオン界面活性剤の性能は温度の影響を
強くうけるため、高温で乳化した系は、温度が低くなる
と乳化の安定性が悪くなる。超重質油のように粘性が非
常に高い油を乳化する場合、40〜60℃以上で乳化するの
が一般的であり、これを保存したり、船輸送したり、パ
イプ輸送する場合はその土地や季節の温度になるので、
零度近い温度又はそれ以下になることもある。水溶性合
成高分子を添加するとその水溶性合成高分子付与効果が
大きいため、ノニオン界面活性剤の温度低下による性能
の低下を補うことができる。水溶性合成高分子の分子量
は5万〜90万であり、特に10〜70万のものが好ましい。
水溶性合成高分子は乳化滴同士が再凝集するのを防ぐた
めの保護作用が主な働きである。分子量が小さすぎると
その作用が小さく、また、90万以上のように大きくなり
過ぎると、凝集作用効果が大きくなりすぎて乳化滴同士
が凝集し、クリーミングになり、また、粘性も高くな
る。また、乳化系も破壊されてゆく。特に架橋度の大き
いポリマーは凝集性も大きいので好ましくない。
強くうけるため、高温で乳化した系は、温度が低くなる
と乳化の安定性が悪くなる。超重質油のように粘性が非
常に高い油を乳化する場合、40〜60℃以上で乳化するの
が一般的であり、これを保存したり、船輸送したり、パ
イプ輸送する場合はその土地や季節の温度になるので、
零度近い温度又はそれ以下になることもある。水溶性合
成高分子を添加するとその水溶性合成高分子付与効果が
大きいため、ノニオン界面活性剤の温度低下による性能
の低下を補うことができる。水溶性合成高分子の分子量
は5万〜90万であり、特に10〜70万のものが好ましい。
水溶性合成高分子は乳化滴同士が再凝集するのを防ぐた
めの保護作用が主な働きである。分子量が小さすぎると
その作用が小さく、また、90万以上のように大きくなり
過ぎると、凝集作用効果が大きくなりすぎて乳化滴同士
が凝集し、クリーミングになり、また、粘性も高くな
る。また、乳化系も破壊されてゆく。特に架橋度の大き
いポリマーは凝集性も大きいので好ましくない。
【0020】上記のノニオン界面活性剤の作用は超重質
油の粒子の界面に吸着し、粒子が小さくなるのを助ける
と同時に、保護作用によって、粒子の再凝集を妨げるこ
とである。
油の粒子の界面に吸着し、粒子が小さくなるのを助ける
と同時に、保護作用によって、粒子の再凝集を妨げるこ
とである。
【0021】超重質油の粘性は非常に高いため、一般に
40〜60℃以上の高温で乳化してエマルション燃料を製造
している。油の粘性が高い程高い温度が必要である。ノ
ニオン界面活性剤のHLB 値は乳化温度によって異なる
が、9〜19、好ましくは12〜17である。上記ノニオン界
面活性剤の中では (vii)が最も優れた性能を示す。
40〜60℃以上の高温で乳化してエマルション燃料を製造
している。油の粘性が高い程高い温度が必要である。ノ
ニオン界面活性剤のHLB 値は乳化温度によって異なる
が、9〜19、好ましくは12〜17である。上記ノニオン界
面活性剤の中では (vii)が最も優れた性能を示す。
【0022】ノニオン界面活性剤、水溶性合成高分子の
二者使用系は、予め配合したものを使用しても良いし、
別々に添加して使用しても良い。
二者使用系は、予め配合したものを使用しても良いし、
別々に添加して使用しても良い。
【0023】本発明のエマルション燃料の製造には効率
の良い機械的手段として、高剪断型の撹拌装置が用いら
れる。例えば、ラインミキサー、矢羽根タービン翼、プ
ロペラ翼、ブルマージン型翼、バドル翼などが使用でき
る。ここで高剪断力とは4000〜20,000/秒の剪断力であ
る。2つ以上の方法の組み合わせでもよい。
の良い機械的手段として、高剪断型の撹拌装置が用いら
れる。例えば、ラインミキサー、矢羽根タービン翼、プ
ロペラ翼、ブルマージン型翼、バドル翼などが使用でき
る。ここで高剪断力とは4000〜20,000/秒の剪断力であ
る。2つ以上の方法の組み合わせでもよい。
【0024】本発明で超重質油と呼んでいる油は高温に
加温しないと流動しない下記の油が含まれる。 (1) 石油系アスファルト類及びその油の混合物。 (2) 石油系アスファルト各種処理物、その中間製品、残
渣、及びそれらの油混合物。 (3) 高温で流動しない高流動点油あるいは原油。 (4) 石油系タールピッチ及びその油混合物。 (5) ビチューメン類。
加温しないと流動しない下記の油が含まれる。 (1) 石油系アスファルト類及びその油の混合物。 (2) 石油系アスファルト各種処理物、その中間製品、残
渣、及びそれらの油混合物。 (3) 高温で流動しない高流動点油あるいは原油。 (4) 石油系タールピッチ及びその油混合物。 (5) ビチューメン類。
【0025】
【実施例】以下に本発明の実施例を示すが、本発明はこ
れらの実施例に限定されるものではない。
れらの実施例に限定されるものではない。
【0026】実施例1 中東石油系アスファルト(軟化温度50℃)、水、表1,
2に示す各種界面活性剤及び水溶性合成高分子を合計量
300gになるように所定量秤量し、800 ml遠沈管に入れ、
75℃に加温する。一定温度に達した後、特殊機化工製、
TKホモミキサー(低粘度撹拌翼付)により撹拌し、エマ
ルション燃料を調製し、60℃で保温する。一定温度に達
した後、粘度を測定した。エマルション燃料の一部は50
℃に保温し、状態を1日後、7日後、21日後、1ヶ月
後、3ヶ月後と観察し、一部は取り出して、100 メッシ
ュの篩の通過量を測定した。粘度は芝浦システム(株)
製ビスメトロンVS−AI型, No. 2, ローター60rpm で測
定し、篩通過量は50℃の雰囲気でφ70mmの100 メッシュ
ステンレス製篩に約10g の試料をのせ、10分後の篩残量
を測定し算出した。結果を表1,2に示した。
2に示す各種界面活性剤及び水溶性合成高分子を合計量
300gになるように所定量秤量し、800 ml遠沈管に入れ、
75℃に加温する。一定温度に達した後、特殊機化工製、
TKホモミキサー(低粘度撹拌翼付)により撹拌し、エマ
ルション燃料を調製し、60℃で保温する。一定温度に達
した後、粘度を測定した。エマルション燃料の一部は50
℃に保温し、状態を1日後、7日後、21日後、1ヶ月
後、3ヶ月後と観察し、一部は取り出して、100 メッシ
ュの篩の通過量を測定した。粘度は芝浦システム(株)
製ビスメトロンVS−AI型, No. 2, ローター60rpm で測
定し、篩通過量は50℃の雰囲気でφ70mmの100 メッシュ
ステンレス製篩に約10g の試料をのせ、10分後の篩残量
を測定し算出した。結果を表1,2に示した。
【0027】尚、総合評価はエマルションの粘度、篩通
過量、エマルション放置後の分散状態の肉眼観察を総合
して行った。◎>○>△>×の順に良好であり、△以上
が一応、効果が認められる系である。
過量、エマルション放置後の分散状態の肉眼観察を総合
して行った。◎>○>△>×の順に良好であり、△以上
が一応、効果が認められる系である。
【0028】但し、静置後の分散状態は、図1に示すよ
うな表面層1、中間層2及び沈降層3の三層の状況を観
察して、それぞれ表面層、中間層、沈降層に分けて評価
した。
うな表面層1、中間層2及び沈降層3の三層の状況を観
察して、それぞれ表面層、中間層、沈降層に分けて評価
した。
【0029】表面層1においては、表面の油滴の大小、
それが大きくなった油膜の大小を観察した。分散状態は
油滴なし>油滴少量>油膜少量>油膜多量の順に良好で
ある。
それが大きくなった油膜の大小を観察した。分散状態は
油滴なし>油滴少量>油膜少量>油膜多量の順に良好で
ある。
【0030】中間層2においては、乳化状態の良し悪し
を観察した。乳化状態は乳化良好>若干クリーム状>ク
リーム状>分離状態>分離度大きい>完全分離の順に良
好である。
を観察した。乳化状態は乳化良好>若干クリーム状>ク
リーム状>分離状態>分離度大きい>完全分離の順に良
好である。
【0031】沈降層3においては、沈降物なし>ソフト
沈降物>ハード沈降物の順に良好である。ソフト沈降物
はやわらかく再分散が容易な沈降物であり、ハード沈降
物は固く、再分散が困難な沈降物である。
沈降物>ハード沈降物の順に良好である。ソフト沈降物
はやわらかく再分散が容易な沈降物であり、ハード沈降
物は固く、再分散が困難な沈降物である。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】実施例2 アサバスカビチューメン(軟化温度12.5℃、カナダ
産)、水、表3に示す各種界面活性剤及び水溶性合成高
分子を合計量300gになるように所定量秤定し、800ml遠
沈管に入れ、40℃に加温する。一定温度に達した後、特
殊機化工製、TKホモミキサー(低粘度撹拌翼付)により
撹拌し、エマルション燃料を調製し、40℃の恒温槽に入
れ、一定温度に達した後、粘度を測定した。エマルショ
ン燃料の一部は40℃で保温し、状態を1日後、7日後、
21日後、1ヶ月後、3ヶ月後と観察し、一部は取り出し
て、 100メッシュの篩の通過量を測定した。粘度は芝浦
システム(株)製ビスメトロンVS−AI型, No. 2,ロー
ター60rpm で測定し、篩通過量は40℃の雰囲気で、φ70
mmの100 メッシュステンレス製篩に約10g の試料をの
せ、10分後の篩残量を測定し算出した。結果を表3に示
した。なお、総合評価及び静置後の分散状態の観察は実
施例1と同様の方法で行った。
産)、水、表3に示す各種界面活性剤及び水溶性合成高
分子を合計量300gになるように所定量秤定し、800ml遠
沈管に入れ、40℃に加温する。一定温度に達した後、特
殊機化工製、TKホモミキサー(低粘度撹拌翼付)により
撹拌し、エマルション燃料を調製し、40℃の恒温槽に入
れ、一定温度に達した後、粘度を測定した。エマルショ
ン燃料の一部は40℃で保温し、状態を1日後、7日後、
21日後、1ヶ月後、3ヶ月後と観察し、一部は取り出し
て、 100メッシュの篩の通過量を測定した。粘度は芝浦
システム(株)製ビスメトロンVS−AI型, No. 2,ロー
ター60rpm で測定し、篩通過量は40℃の雰囲気で、φ70
mmの100 メッシュステンレス製篩に約10g の試料をの
せ、10分後の篩残量を測定し算出した。結果を表3に示
した。なお、総合評価及び静置後の分散状態の観察は実
施例1と同様の方法で行った。
【0035】
【表3】
【図1】 静置後の分散状態の評価に用いた遠心管の略
示図である。
示図である。
【符号の説明】 1:表面層 2:中間層 3:沈降層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徳田 君代 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重 工業株式会社長崎研究所内 (72)発明者 北村 光 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番 1号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (56)参考文献 特表 昭61−501754(JP,A) 米国特許4666457(US,A) 米国特許4392865(US,A) 米国特許4293459(US,A) 欧州特許156486(EP,B) 国際公開85/3646(WO,A)
Claims (4)
- 【請求項1】 超重質油 100重量部、水30〜80重量部、
下記(i)〜(vii) で示される群から選ばれる HLB(親
水性親油性バランス)9〜19のノニオン界面活性剤0.05
〜4重量部、及び下記の(A) 〜(F) で示される群から選
ばれる水に溶解し粘性を示す分子量5万〜90万の水溶性
合成高分子0.01〜1重量部からなり、4000〜20000/秒
の剪断力を有する高剪断型の攪拌装置により攪拌し乳化
してなる超重質油エマルション燃料。 <HLB 9〜19のノニオン界面活性剤> (i) フェノール性水酸基を有する化合物のアルキレン
オキシド付加物。ただし、アルキレンオキシドはエチレ
ンオキシド又は/及びプロピレンオキシド、ブチレンオ
キシド、スチレンオキシドである。 (ii) フェノール性水酸基を有する化合物のホルマリン
縮合物のアルキレンオキシド付加物。縮合度の平均は1.
2 〜100 、アルキレンオキシドはエチレンオキシド又は
/及びプロピレンオキシド、ブチレンオキシド、スチレ
ンオキシドである。 (iii)炭素数2〜50の一価の脂肪族アルコール及び/又
は脂肪族アミンのアルキレンオキシド付加物。アルキレ
ンオキシドはエチレンオキシド又は/及びプロピレンオ
キシド、ブチレンオキシド、スチレンオキシドである。 (iv) エチレンオキシドとプロピレンオキシド又は/及
びブチレンオキシド、スチレンオキシドのブロック又は
ランダム付加重合物。 (v) 多価アルコール、又はそれら多価アルコールと炭
素数8〜18の脂肪酸とのエステルのアルキレンオキシド
付加物。アルキレンオキシドはエチレンオキシド又は/
及びプロピレンオキシド、ブチレンオキシド、スチレン
オキシドである。 (vi) 複数個の活性水素を有する多価アミンのアルキレ
ンオキシド付加物。アルキレンオキシドはエチレンオキ
シド又は/及びプロピレンオキシド、ブチレンオキシ
ド、スチレンオキシドである。 (vii)トリグリセライド型油脂1モルと、グリセリン、
トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ソル
ビトール、蔗糖、エチレングリコール、分子量1000以下
のポリエチレングリコール、プロピレングリコール、分
子量1000以下のポリプロピレングリコールからなる群か
ら選ばれた1種又は2種以上の多価アルコール及び/又
は水0.1 〜5モルとの混合物に、アルキレンオキシドを
付加反応させた生成物。アルキレンオキシドはエチレン
オキシド又は/及びプロピレンオキシド、ブチレンオキ
シド、スチレンオキシドである。 <水溶性合成高分子> (A) 次式で表されるアクリル酸及びその誘導体のホモポ
リマー、及び他のモノマーとのコポリマー。 【化1】 (B) 次式で表されるアクリルアミド及びその誘導体のホ
モポリマー、及び他の共重合可能なモノマーとのコポリ
マー。 【化2】 (C) 無水マレイン酸又は無水イタコン酸のホモポリマ
ー、及び次式で表されるコポリマー。 【化3】 (D) ビニルアルコールのホモポリマー及び次式で表され
るコポリマー。 【化4】 (E) ビニルピロリドンのホモポリマー及び次式で表され
るコポリマー。 【化5】 (F) 分子量10万〜500 万のポリエチレンオキサイド(PE
O) 。 - 【請求項2】 水の添加量が超重質油 100重量部に対し
て33〜50重量部である請求項1記載の超重質油エマルシ
ョン燃料。 - 【請求項3】 ノニオン界面活性剤のHLB が12〜17であ
る請求項1又は2記載の超重質油エマルション燃料。 - 【請求項4】 水溶性合成高分子の分子量が10万〜70万
である請求項1又は2記載の超重質油エマルション燃
料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6158704A JP2710266B2 (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | 超重質油エマルション燃料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6158704A JP2710266B2 (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | 超重質油エマルション燃料 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1236081A Division JPH0397788A (ja) | 1989-09-12 | 1989-09-12 | 超重質油エマルション燃料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0748582A JPH0748582A (ja) | 1995-02-21 |
JP2710266B2 true JP2710266B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=15677539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6158704A Expired - Fee Related JP2710266B2 (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | 超重質油エマルション燃料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2710266B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030001663A (ko) * | 2001-06-26 | 2003-01-08 | 이공석 | 에멀젼연료의 첨가제 |
JP2006257395A (ja) * | 2005-02-21 | 2006-09-28 | Adeka Corp | エマルション組成物 |
CN114853945B (zh) * | 2022-04-29 | 2023-02-17 | 山东大学 | 一种水溶性非离子聚合物降粘剂及其制备方法与在特稠油降粘中的应用 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4293459A (en) | 1979-06-07 | 1981-10-06 | American Can Company | Asphalt emulsion-conditioner |
US4392865A (en) | 1977-02-23 | 1983-07-12 | Lanko, Inc. | Hydrocarbon-water fuels, emulsions, slurries and other particulate mixtures |
US4666457A (en) | 1984-09-24 | 1987-05-19 | Petroleum Fermentations N.V. | Method for reducing emissions utilizing pre-atomized fuels |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4684372A (en) * | 1983-11-02 | 1987-08-04 | Petroleum Fermentations N.V. | Combustion of viscous hydrocarbons |
GB8404347D0 (en) * | 1984-02-18 | 1984-03-21 | British Petroleum Co Plc | Preparation of emulsions |
JPS6154498A (ja) * | 1984-08-24 | 1986-03-18 | 株式会社東芝 | 原子炉冷却材再循環流量制御装置 |
-
1994
- 1994-07-11 JP JP6158704A patent/JP2710266B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4392865A (en) | 1977-02-23 | 1983-07-12 | Lanko, Inc. | Hydrocarbon-water fuels, emulsions, slurries and other particulate mixtures |
US4293459A (en) | 1979-06-07 | 1981-10-06 | American Can Company | Asphalt emulsion-conditioner |
US4666457A (en) | 1984-09-24 | 1987-05-19 | Petroleum Fermentations N.V. | Method for reducing emissions utilizing pre-atomized fuels |
US4666457B1 (ja) | 1984-09-24 | 1990-05-01 | Petroleum Fermentations |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0748582A (ja) | 1995-02-21 |
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