JP2588131B2 - 小型放熱扇風機のステータの結合構造 - Google Patents

小型放熱扇風機のステータの結合構造

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JP2588131B2 JP6023794A JP2379494A JP2588131B2 JP 2588131 B2 JP2588131 B2 JP 2588131B2 JP 6023794 A JP6023794 A JP 6023794A JP 2379494 A JP2379494 A JP 2379494A JP 2588131 B2 JP2588131 B2 JP 2588131B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の小型放熱扇風機のステー
タ結合構造は、金属軸管に数段の大きさの違う外径を設
け、その中間の段の外径は両端の外径より大きく、そし
て、強力圧迫結合方式で上磁極片、ステータコイル及び
下磁極片を金属軸管の両端から押し込み、ステータコイ
ルを金属軸管の大きい外径に固定し、回路板を結合して
から金属軸管の底部のケースの中心穴に嵌め込んで結合
するような構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものにあっては、下記の
ようなものになっている。従来の工業用の小型放熱扇風
機は図8が示す如く、はねA、軸受B、ステータC及び
ケースDより構成され、このような伝統的な小型放熱扇
風機はプラスチックのケースを成形すると同時に予め金
属軸管を埋設しなければならず、またはプラスチックの
ケースを成形する時に直接プラスチックの軸管を一体成
形し、そして、その固定した突き出た軸管から回路板、
ステータコイル及び磁極片を結合するようなものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の小型放熱扇風機
は、ケースの内部の空間は限られているため、組立の上
で不便なところがあり、と同時に各部品は組立の過程に
おいて力強く圧迫して結合させると、ケースを破裂する
という問題があり、しかし、力強く圧さないと結合しに
くく、回路板、ステータコイル及び磁極片が脱落すると
いう問題がよく生じてくる。本願は、従来の技術の有す
るこのような問題点に鑑みなされたものであり、その目
的とするところは、上述の問題を解決できるものを提供
しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。本発明の目
的は、小型放熱扇風機のステータ構造を提供し、予めス
テータコイル、上下磁極片及び回路板などの部品をケー
スの外で金属軸管に結合させ、ケース内に押し込んで結
合するものである。
【0005】そこで、より具体的には、ステータコイ
ル、上下磁極片、回路板及びケースより構成され、適当
な外径を設けた金属軸管がステータコイル及び上下磁極
片、回路板の中心穴を貫通して一体になるように結合
し、それから金属軸管の底部をもってケースの中心穴内
に押し込むものである小型放熱扇風機のステータの結合
構造である。
【0006】この場合、上記金属軸管の外径は、いくつ
かの段になるように設けられ、それはそれぞれ上端のリ
ング縁及び中間の段の大きい外径部と底部に分けられ、
そして、ステータコイルに金属軸管の大きい外径より少
し大きめの中心穴が設けられ、また、上磁極片にはリン
グ縁の外径より少し小さめの中心穴が設けられ、下磁極
片には金属軸管の底部の外径より少し小さめの中心穴が
設けられ、回路板には金属軸管の底部の外径より少し小
さめの中心穴が設けられ、上磁極片を強力圧迫方式で金
属軸管のリング縁に押し込み、それから金属軸管の底部
からステータコイルを金属軸管の大きい外径部に嵌め込
み、そして、下磁極片と回路板を金属軸管の底部に押し
込み、すなわち、金属軸管の外径の大きさが違うのを利
用してステータコイルを上下磁極片により挟めて金属軸
管の大きい外径部に固定し、ステータコイルはケースの
外で組み立てられ、最後にケースの中心穴より大きめの
金属軸管の底部の外径を力強くケースの中心穴に押し込
むよう構成することができる。さらに、上下磁極片
1,32の中心穴の内周面にはねじを形成することがで
きる。
【0007】
【作用】先ずケース1の外側で上磁極片31を金属軸管
4のリング縁43に押し込み、再びステータコイル3を
大きい外径部41に嵌め込み、下磁極片32及び回路板
2を底部42に押し込んで結合してからケース1内に移
し、最後に強力圧迫方式でケース1の中心穴11に結合
するため、組立の作業上においては空間が狭かったり、
あるいは組立てにくかったりするという問題はなくな
り、また、本発明は直径の差異で強迫性の圧迫結合をす
るため、よりよい結合効果及び固定効果が得られて脱落
するという問題点をも解決できる。そして、その金属軸
管4はステータコイル3、上下磁極片31,32及び回
路板2を結合した後、再び同じ圧迫方式で金属軸管4の
底部42をケース1に結合するため、組立上においては
実に便利である。
【0008】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。な
お、この場合、図2ないし図7は結合過程を順に示して
いる。図1が示す如く、本発明はケース1、回路板2、
ステータコイル3、金属軸管4などの部品より構成され
る。ケース1はプラスチック材質で射出成形によって製
造され、ケース1に中心穴11が設けられ、金属軸管4
を強力圧迫方式で中心穴11に押し込んで結合すること
ができる。回路板2は従来周知の部品であり、その中心
にも中心穴21が設けられ、中心穴21の直径は金属軸
管4の底部42の外径より少し小さめのため、回路板2
も強力圧迫方式で金属軸管4の適当な位置に結合するこ
とができる。
【0009】ステータコイル3は上磁極片31及び下磁
極片32より構成され、その構造も従来周知の部品であ
り、または図が示すような形でなくてもいいし、そのス
テータコイル3には中心穴33が設けられ、その中心穴
33の外径は金属軸管4の大きい外径部41の外径より
少し大きめに構成されている。また、上磁極片31及び
下磁極片32にもそれぞれ中心穴30,35が設けら
れ、上磁極片31の中心穴30の外径は金属軸管4の上
端のリング縁43の外径より少し小さめで、下磁極片3
2の中心穴35の内径は金属軸管4の底部42の外径よ
り少し小さめに構成されている。
【0010】このため、強力圧迫方式で上磁極片31を
金属軸管4のリング縁43に押し込み、金属軸管4の底
部42からステータコイル3を嵌め込んで再び強力圧迫
方式で下磁極片32を金属軸管4の底部42に押し込む
と、ステータコイル3は上磁極片31及び下磁極片32
挟んで金属軸管4の大きい外径部41に固定される。
この場合、上下磁極片31,32の中心穴30,35に
ねじ34を設けるよう設計すると、結合する時にはより
一層の固着効果を得ることができる。
【0011】金属軸管4の外径は上端のリング縁43、
中間の大きい外径部41及び底部42に分けられ、図2
から図6まで示す如く、片端から上磁極片31と結合
し、もう片端からはステータコイル3を嵌め込んでから
下磁極片32や回路板2などの部品を押し込み、その金
属軸管4は適当な外径をもって上述の部品の中心穴3
0,33,35,21を通過させることができる。
【0012】そして、この中心穴30,33,35,2
1の直径は金属軸管4のリング縁43及び底部42の外
径より少し小さめのために各部品は強力圧迫方式で結合
することができる。そして、ステータコイル3を一定の
位置に固定してより一層の固着効果が得られ、かつ、金
属軸管4の底部42の外径はケース1の中心穴11の外
径より少し大きめ(図6が示す如く)で、両者の間は強
力圧迫方式で組立てられるため、金属軸管4はケース1
にしっかりと固着することができる。
【0013】
【発明の効果】本発明のものは、直径の違いの差異を利
用して強力圧迫方式で圧迫して結合するため、より一層
の固着効果が得られ、また、組立上においては予め一部
分の部品をケースの外側で組立するため、組立は簡単に
なって作業しにくいという問題はなくなり、実に便利に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】分解斜視図である。
【図2】結合過程を説明する縦断面図である。
【図3】結合過程を説明する縦断面図である。
【図4】結合過程を説明する縦断面図である。
【図5】結合過程を説明する縦断面図である。
【図6】結合過程を説明する縦断面図である。
【図7】結合過程を説明する縦断面図である。
【図8】従来の放熱扇風機の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 回路板 3 ステータコイル 4 金属軸管 11,21,30,33,35 中心穴 31 上磁極片 32 下磁極片 34 ねじ 41 大きい外径部 42 底部 43 リング縁

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータコイル(3)、上下磁極片(3
    1,32)、回路板(2)及びケース(1)より構成さ
    れ、金属軸管がステータコイル(3)及び上下磁極片
    (31,32)、回路板(2)の中心穴を貫通して一体
    になるように結合すると共に、金属軸管(4)の底部
    (42)をもってケース(1)の中心穴内に押し込む
    う構成されているものにおいて、上記金属軸管(4)の
    外径は、いくつかの段になるように設けられ、それぞれ
    上端のリング縁(43)及び中間の段の大きい外径部
    (41)と底部(42)に分けられ、ステータコイル
    (3)に金属軸管(4)の大きい外径より少し大きめの
    中心穴が設けられ、また、上磁極片(31)にはリング
    縁(43)の外径より少し小さめの中心穴が設けられ、
    下磁極片(32)には金属軸管(4)の底部(42)の
    外径より少し小さめの中心穴が設けられ、回路板(2)
    には金属軸管(4)の底部(42)の外径より少し小さ
    めの中心穴が設けられていると共に、上磁極片(31)
    を圧迫状態で金属軸管(4)のリング縁(43)に押し
    込み、それから金属軸管(4)の底部(42)からステ
    ータコイル(3)を金属軸管(4)の大きい外径部(4
    1)に嵌め込み、そして、下磁極片(32)と回路板
    (2)を金属軸管(4)の底部(42)に押し込み、金
    属軸管(4)の外径の大きさが違うのを利用してステー
    タコイル(3)を上下磁極片(31,32)により挟ん
    で金属軸管(4)の大きい外径部(41)に固定するこ
    とで、ステータコイル(3)はケース(1)の外で組み
    立てて、最後にケース(1)の中心穴より大きめの金属
    軸管(4)の底部(42)の外径を強くケース(1)の
    中心穴に押し込むよう構成されていることを特徴とする
    小型放熱扇風機のステータの結合構造。
  2. 【請求項2】 上下磁極片(31,32)の中心穴の内
    周面にはねじが形成されている請求項1記載の小型放熱
    扇風機のステータの結合構造。
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