JP2002112504A - ブラシレスモータ - Google Patents
ブラシレスモータInfo
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- JP2002112504A JP2002112504A JP2000293963A JP2000293963A JP2002112504A JP 2002112504 A JP2002112504 A JP 2002112504A JP 2000293963 A JP2000293963 A JP 2000293963A JP 2000293963 A JP2000293963 A JP 2000293963A JP 2002112504 A JP2002112504 A JP 2002112504A
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- cooling air
- storage chamber
- brushless motor
- control circuit
- armature winding
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D25/00—Pumping installations or systems
- F04D25/02—Units comprising pumps and their driving means
- F04D25/08—Units comprising pumps and their driving means the working fluid being air, e.g. for ventilation
- F04D25/082—Units comprising pumps and their driving means the working fluid being air, e.g. for ventilation the unit having provision for cooling the motor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/58—Cooling; Heating; Diminishing heat transfer
- F04D29/5806—Cooling the drive system
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K11/00—Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
- H02K11/30—Structural association with control circuits or drive circuits
- H02K11/33—Drive circuits, e.g. power electronics
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K9/00—Arrangements for cooling or ventilating
- H02K9/02—Arrangements for cooling or ventilating by ambient air flowing through the machine
- H02K9/04—Arrangements for cooling or ventilating by ambient air flowing through the machine having means for generating a flow of cooling medium
- H02K9/06—Arrangements for cooling or ventilating by ambient air flowing through the machine having means for generating a flow of cooling medium with fans or impellers driven by the machine shaft
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 制御回路に弊害を与えることなく制御回路の
冷却に十分な冷却風を供給することができると共に、電
機子巻線をも積極的に冷却することのできるブラシレス
モータを提供する。 【解決手段】 制御回路28が収納された収納室26と
は非連通で、収納室26の外面および電機子巻線18に
冷却風を供給することができるように、冷却風通路5が
形成される。そのため、冷却風は収納室26内には入る
ことなく収納室26の外面を流れるので、そこに例えば
制御回路28のヒートシンク31を配置することで、冷
却風に含まれる水分および塵埃等に起因する弊害を制御
回路28に生じさせることなく制御回路28に十分な冷
却を与えることができると共に、電機子巻線18を積極
的に冷却することができる。
冷却に十分な冷却風を供給することができると共に、電
機子巻線をも積極的に冷却することのできるブラシレス
モータを提供する。 【解決手段】 制御回路28が収納された収納室26と
は非連通で、収納室26の外面および電機子巻線18に
冷却風を供給することができるように、冷却風通路5が
形成される。そのため、冷却風は収納室26内には入る
ことなく収納室26の外面を流れるので、そこに例えば
制御回路28のヒートシンク31を配置することで、冷
却風に含まれる水分および塵埃等に起因する弊害を制御
回路28に生じさせることなく制御回路28に十分な冷
却を与えることができると共に、電機子巻線18を積極
的に冷却することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両用空調
システムの送風機用モータとして用いられるブラシレス
モータに関する。
システムの送風機用モータとして用いられるブラシレス
モータに関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に関連する従来技術のひとつとし
て、特開平10−191595号公報に記載の車載用送
風機がある。これは、アルミニウム合金製のモータハウ
ジングと、このモータハウジングの円板状の基部の上面
に形成された冷却フィンと、モータハウジングの上面側
に設けられた送風ファンと、送風ファンの下部に設けら
れた補助ブレードと、モータハウジングの下面側に設け
られた制御回路基板を収納する収納室とを有している。
冷却フィンは、モータハウジングの基部の円周方向に1
20度の角度間隔で3個形成され、送風ファンの内側に
位置している。このような構成で、クーリングユニット
から制御回路基板が収納された収納室に冷却風を導入
し、送風ファンすなわち補助ブレードの回転で、収納室
とモータハウジングとの間等の隙間を通して収納室から
冷却フィンに冷却風を与えることにより、モータハウジ
ングの上面の冷却フィンを冷却しようとするものであ
る。
て、特開平10−191595号公報に記載の車載用送
風機がある。これは、アルミニウム合金製のモータハウ
ジングと、このモータハウジングの円板状の基部の上面
に形成された冷却フィンと、モータハウジングの上面側
に設けられた送風ファンと、送風ファンの下部に設けら
れた補助ブレードと、モータハウジングの下面側に設け
られた制御回路基板を収納する収納室とを有している。
冷却フィンは、モータハウジングの基部の円周方向に1
20度の角度間隔で3個形成され、送風ファンの内側に
位置している。このような構成で、クーリングユニット
から制御回路基板が収納された収納室に冷却風を導入
し、送風ファンすなわち補助ブレードの回転で、収納室
とモータハウジングとの間等の隙間を通して収納室から
冷却フィンに冷却風を与えることにより、モータハウジ
ングの上面の冷却フィンを冷却しようとするものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術によれば、冷却フィンが送風ファンの内側
の下部に設けられており、また、収納室とモータハウジ
ングとの間等の隙間を通して冷却風が冷却フィンに与え
られるので、冷却フィンに十分な冷却風を与えることが
難しい。すなわち、冷却フィンが設けられている送風フ
ァンの内側の下部は風があまり流れない部分であり、ま
た、収納室とモータハウジングとの間等の隙間を通すた
めに通風抵抗が大きくなるので、送風ファンの下部に補
助ブレードが設けられているとしても、冷却フィンを十
分に冷却することができないという問題がある。更に、
制御回路基板が収納された収納室に冷却風を導入するの
で、冷却風と共に水分および塵埃等が収納室に侵入し、
制御回路に弊害を与えるおそれがあるなどの問題があ
る。
うな従来技術によれば、冷却フィンが送風ファンの内側
の下部に設けられており、また、収納室とモータハウジ
ングとの間等の隙間を通して冷却風が冷却フィンに与え
られるので、冷却フィンに十分な冷却風を与えることが
難しい。すなわち、冷却フィンが設けられている送風フ
ァンの内側の下部は風があまり流れない部分であり、ま
た、収納室とモータハウジングとの間等の隙間を通すた
めに通風抵抗が大きくなるので、送風ファンの下部に補
助ブレードが設けられているとしても、冷却フィンを十
分に冷却することができないという問題がある。更に、
制御回路基板が収納された収納室に冷却風を導入するの
で、冷却風と共に水分および塵埃等が収納室に侵入し、
制御回路に弊害を与えるおそれがあるなどの問題があ
る。
【0004】本発明は上記観点に基づいてなされたもの
で、その目的は、制御回路に弊害を与えることなく制御
回路の冷却に十分な冷却風を供給することができると共
に、電機子巻線をも積極的に冷却することのできるブラ
シレスモータを提供することにある。
で、その目的は、制御回路に弊害を与えることなく制御
回路の冷却に十分な冷却風を供給することができると共
に、電機子巻線をも積極的に冷却することのできるブラ
シレスモータを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明においては、制御
回路が収納された収納室とは非連通で、前記収納室の外
面および電機子巻線に冷却風を供給することができるよ
うに形成された冷却風通路を有するブラシレスモータに
よって、上記目的を達成する。
回路が収納された収納室とは非連通で、前記収納室の外
面および電機子巻線に冷却風を供給することができるよ
うに形成された冷却風通路を有するブラシレスモータに
よって、上記目的を達成する。
【0006】このような構成によれば、冷却風通路によ
って、制御回路を収納した収納室の外面に冷却風が流
れ、収納室内には流れないので、収納室の外面に例えば
制御回路のヒートシンクなどの被冷却部材を配設するこ
とで、冷却風によって運ばれる水分および塵埃等に起因
する弊害を制御回路に生じさせることなく、制御回路に
十分な冷却を与えることができる。また、冷却風が電機
子巻線に与えられるので、電機子巻線を積極的に冷却す
ることができる。
って、制御回路を収納した収納室の外面に冷却風が流
れ、収納室内には流れないので、収納室の外面に例えば
制御回路のヒートシンクなどの被冷却部材を配設するこ
とで、冷却風によって運ばれる水分および塵埃等に起因
する弊害を制御回路に生じさせることなく、制御回路に
十分な冷却を与えることができる。また、冷却風が電機
子巻線に与えられるので、電機子巻線を積極的に冷却す
ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の第1
例を示す断面構成図で、車両用空調システムの送風機に
適用した場合を示している。
例を示す断面構成図で、車両用空調システムの送風機に
適用した場合を示している。
【0008】図1において、1はモータフランジ、2は
ロータ、3はステータ、4は回路ケース、5は冷却風通
路である。モータフランジ1は図しないブロアケースの
底面を形成し、その一方の面である上面にロータ2およ
びステータ3が設けられ、他方の面である下面に回路ケ
ース4が設けられている。冷却風通路3は、本例では、
モータフランジ1と回路ケース4の後述する収納室26
との間に形成されるようになっている。
ロータ、3はステータ、4は回路ケース、5は冷却風通
路である。モータフランジ1は図しないブロアケースの
底面を形成し、その一方の面である上面にロータ2およ
びステータ3が設けられ、他方の面である下面に回路ケ
ース4が設けられている。冷却風通路3は、本例では、
モータフランジ1と回路ケース4の後述する収納室26
との間に形成されるようになっている。
【0009】ロータ2は、外側にシロッコファンなどの
遠心式ファン6が設けられた円筒容器状で、閉成面が上
面を形成し開放面が下面を形成するように配置され、そ
の内周面に複数の永久磁石7が設けられていると共に、
上面に複数の通気孔8が形成されている。ロータ2は、
上面の中央部に軸孔9を有し、この軸孔9を介してモー
タ軸10の上部に固着されている。モータ軸10は、軸
受11,12を介して支持筒13に回転自在に支持され
ている。支持筒13は、その下端部を受容するモータフ
ランジ1の凹所14に形成された孔15に、立設配置さ
れるようになっている。モータ軸10の下端部は回路ケ
ース4の収納室26内に突出するようになっており、そ
の突出部分にロータ位置を検出するためのセンサマグネ
ット16が固着されている。
遠心式ファン6が設けられた円筒容器状で、閉成面が上
面を形成し開放面が下面を形成するように配置され、そ
の内周面に複数の永久磁石7が設けられていると共に、
上面に複数の通気孔8が形成されている。ロータ2は、
上面の中央部に軸孔9を有し、この軸孔9を介してモー
タ軸10の上部に固着されている。モータ軸10は、軸
受11,12を介して支持筒13に回転自在に支持され
ている。支持筒13は、その下端部を受容するモータフ
ランジ1の凹所14に形成された孔15に、立設配置さ
れるようになっている。モータ軸10の下端部は回路ケ
ース4の収納室26内に突出するようになっており、そ
の突出部分にロータ位置を検出するためのセンサマグネ
ット16が固着されている。
【0010】ステータ3は、積層コア17と、積層コア
17に巻回された電機子巻線18と、上部保持部材19
および下部保持部材20とを有し、ロータ2の内側に配
置されている。積層コア17にはその中央部を貫通して
支持筒13が配置され、支持筒13が例えば圧入により
積層コア17に固定されている。上部保持部材19およ
び下部保持部材20は、支持筒13を受容する孔21,
22を有し、孔21,22を介して積層コア17の上部
および下部に夫々設けられ、積層コア17を保持するよ
うになっている。下部保持部材20は外方に張出したL
字状の固定部20aを有し、固定部20aがモータフラ
ンジ1に固定されることによって、ロータ2およびステ
ータ3がモータフランジ1の上面に保持されるようにな
っている。下部保持部材20の固定部20aは、弾性部
材23,24を介してホルダ部材25とモータフランジ
1とにより挟持されることによって、モータフランジ1
に固定される。弾性部材23,24はロータ2およびス
テータ3の振動吸収手段である。
17に巻回された電機子巻線18と、上部保持部材19
および下部保持部材20とを有し、ロータ2の内側に配
置されている。積層コア17にはその中央部を貫通して
支持筒13が配置され、支持筒13が例えば圧入により
積層コア17に固定されている。上部保持部材19およ
び下部保持部材20は、支持筒13を受容する孔21,
22を有し、孔21,22を介して積層コア17の上部
および下部に夫々設けられ、積層コア17を保持するよ
うになっている。下部保持部材20は外方に張出したL
字状の固定部20aを有し、固定部20aがモータフラ
ンジ1に固定されることによって、ロータ2およびステ
ータ3がモータフランジ1の上面に保持されるようにな
っている。下部保持部材20の固定部20aは、弾性部
材23,24を介してホルダ部材25とモータフランジ
1とにより挟持されることによって、モータフランジ1
に固定される。弾性部材23,24はロータ2およびス
テータ3の振動吸収手段である。
【0011】回路ケース4は収納室26を有し、この収
納室26に、モータ軸10に設けられたセンサマグネッ
ト16の磁極位置すなわちロータ位置を検出するための
ホール素子などの磁気感応素子27、電機子巻線18の
転流を制御するための図示しないパワーFETなどのス
イッチング素子を含む制御回路28およびコンデンサ2
9等が収納され、これらがモータ軸10に設けられたセ
ンサマグネット16と共にブラシレスモータの駆動手段
を構成している。モータフランジ1の下面に対向する収
納室26の上面は、回路ケース4の上端面を閉成するよ
うに設けられたベアチップ実装基板30で形成されてい
る。ベアチップ実装基板30は、本例ではアルミニウム
基板で、収納室26側の面に制御回路28が載置されて
いる。制御回路28のパワーFET等の素子は、制御回
路28の小型化を図ることができるように、本例では、
モールドされていないベアチップの状態でアルミニウム
基板30に設けられている。そのため、パワーFET等
の素子の発熱はアルミニウム基板30に十分に伝えられ
ることとなる。アルミニウム基板30の制御回路28の
載置面と反対の外表面には、制御回路28を冷却するた
めのヒートシンク31が設けられている。ヒートシンク
31は、本例では、アルミニウム製で、平板状の基部3
1aと、基部31aの一面に互いに平行に立設された複
数のフィン31bとを有し、基部31aの他面がアルミ
ニウム基板30に密着するように当該基板30に例えば
接着によって設けられている。このようにヒートシンク
31は平板状の基部31aとフィン31bとで構成さ
れ、例えば発熱素子を挟み込むような特殊な形状にヒー
トシンク31を形成する必要がないので、製造の容易性
およびコスト低減を図ることができる。また、制御回路
28が載置されたアルミニウム基板30の広い面にわた
ってヒートシンク31を設けることができるので、冷却
能力を大きくすることができる。収納室26の下面は、
回路ケース4の下端面を閉成するように当該下端面に例
えばビス止め等によって設けられた平板状の蓋体32で
形成されている。なお、本例ではベアチップ実装基板3
0としてアルミニウム基板を用いたが、セラミック基板
を用いることも勿論可能である。
納室26に、モータ軸10に設けられたセンサマグネッ
ト16の磁極位置すなわちロータ位置を検出するための
ホール素子などの磁気感応素子27、電機子巻線18の
転流を制御するための図示しないパワーFETなどのス
イッチング素子を含む制御回路28およびコンデンサ2
9等が収納され、これらがモータ軸10に設けられたセ
ンサマグネット16と共にブラシレスモータの駆動手段
を構成している。モータフランジ1の下面に対向する収
納室26の上面は、回路ケース4の上端面を閉成するよ
うに設けられたベアチップ実装基板30で形成されてい
る。ベアチップ実装基板30は、本例ではアルミニウム
基板で、収納室26側の面に制御回路28が載置されて
いる。制御回路28のパワーFET等の素子は、制御回
路28の小型化を図ることができるように、本例では、
モールドされていないベアチップの状態でアルミニウム
基板30に設けられている。そのため、パワーFET等
の素子の発熱はアルミニウム基板30に十分に伝えられ
ることとなる。アルミニウム基板30の制御回路28の
載置面と反対の外表面には、制御回路28を冷却するた
めのヒートシンク31が設けられている。ヒートシンク
31は、本例では、アルミニウム製で、平板状の基部3
1aと、基部31aの一面に互いに平行に立設された複
数のフィン31bとを有し、基部31aの他面がアルミ
ニウム基板30に密着するように当該基板30に例えば
接着によって設けられている。このようにヒートシンク
31は平板状の基部31aとフィン31bとで構成さ
れ、例えば発熱素子を挟み込むような特殊な形状にヒー
トシンク31を形成する必要がないので、製造の容易性
およびコスト低減を図ることができる。また、制御回路
28が載置されたアルミニウム基板30の広い面にわた
ってヒートシンク31を設けることができるので、冷却
能力を大きくすることができる。収納室26の下面は、
回路ケース4の下端面を閉成するように当該下端面に例
えばビス止め等によって設けられた平板状の蓋体32で
形成されている。なお、本例ではベアチップ実装基板3
0としてアルミニウム基板を用いたが、セラミック基板
を用いることも勿論可能である。
【0012】このような回路ケース4は、アルミニウム
基板30およびヒートシンク31を有し制御回路28お
よびコンデンサ29等を収納するワンモジュールとして
構成され、モータフランジ1の下面に形成された取付枠
33に本例では後述するように嵌合とビス止めとを用い
て組み付けられるようになっている。
基板30およびヒートシンク31を有し制御回路28お
よびコンデンサ29等を収納するワンモジュールとして
構成され、モータフランジ1の下面に形成された取付枠
33に本例では後述するように嵌合とビス止めとを用い
て組み付けられるようになっている。
【0013】冷却風通路5は、回路ケース4がモータフ
ランジ1に取付けられることによって、モータフランジ
1の下面と回路ケース4の収納室26の上面であるアル
ミニウム基板30との間に形成される。冷却風通路5に
は冷却風導入部34を介して冷却風が導入されるように
なっており、導入された冷却風が、アルミニウム基板3
0に設けられたヒートシンク31のフィン31bの間を
通り、モータフランジ1の後述する複数の送風開口37
a〜37eを通して電機子巻線18に与えられるように
なっている。冷却風導入部34はモータフランジ1およ
び回路ケース4に本例では嵌合によって固着され、その
パイプ部分34aと図示しないエアホースとの接続を介
して、送風機の下流から冷却風導入部34に冷却風が供
給される。冷却風通路5に導入される冷却風量は、冷却
風導入部34の例えばパイプ部分34aの有効径の変更
等によって容易に変えることができる。なお、本例では
冷却風導入部34が嵌合によって固着されるが、これに
限定するものではない。ビス止めによって固着するよう
にしてもよいことは勿論である。
ランジ1に取付けられることによって、モータフランジ
1の下面と回路ケース4の収納室26の上面であるアル
ミニウム基板30との間に形成される。冷却風通路5に
は冷却風導入部34を介して冷却風が導入されるように
なっており、導入された冷却風が、アルミニウム基板3
0に設けられたヒートシンク31のフィン31bの間を
通り、モータフランジ1の後述する複数の送風開口37
a〜37eを通して電機子巻線18に与えられるように
なっている。冷却風導入部34はモータフランジ1およ
び回路ケース4に本例では嵌合によって固着され、その
パイプ部分34aと図示しないエアホースとの接続を介
して、送風機の下流から冷却風導入部34に冷却風が供
給される。冷却風通路5に導入される冷却風量は、冷却
風導入部34の例えばパイプ部分34aの有効径の変更
等によって容易に変えることができる。なお、本例では
冷却風導入部34が嵌合によって固着されるが、これに
限定するものではない。ビス止めによって固着するよう
にしてもよいことは勿論である。
【0014】図2はモータフランジ1の下面を示す図
で、回路ケース4が設けられていない状態を表わしてい
る。図3は回路ケース4が設けられた状態での図2のA
−A断面を示す図で、ロータ2およびステータ3は図示
が省略されている。なお、図1の構成は回路ケース4が
設けられた状態での図2のB−B断面に相当する。
で、回路ケース4が設けられていない状態を表わしてい
る。図3は回路ケース4が設けられた状態での図2のA
−A断面を示す図で、ロータ2およびステータ3は図示
が省略されている。なお、図1の構成は回路ケース4が
設けられた状態での図2のB−B断面に相当する。
【0015】ステータ3の電機子巻線18は、図1およ
び図2から明らかなように、モータフランジ1の凹所1
4に設けられたモータ端子35a,35b,35cに接
続されている。モータ端子35a〜35cは、凹所14
の孔15の周囲に設けられており、支持筒13の下部に
形成されたフランジ部13a,モータフランジ1の凹所
14の底面14aおよび回路ケース4のアルミニウム基
板30を貫通して、回路ケース4の収納室26内に突出
するようになっている。収納室26に突出するモータ端
子35a〜35cの自由端は、回路ケース4がモータフ
ランジ1に設けられた場合に、回路ケース4の収納室2
6内の図示しないバスバーに接続され、これを介して制
御回路28に接続される。なお、モータ端子35a〜3
5cがアルミニウム基板30に電気的に接触しないよう
に構成されることは勿論である。
び図2から明らかなように、モータフランジ1の凹所1
4に設けられたモータ端子35a,35b,35cに接
続されている。モータ端子35a〜35cは、凹所14
の孔15の周囲に設けられており、支持筒13の下部に
形成されたフランジ部13a,モータフランジ1の凹所
14の底面14aおよび回路ケース4のアルミニウム基
板30を貫通して、回路ケース4の収納室26内に突出
するようになっている。収納室26に突出するモータ端
子35a〜35cの自由端は、回路ケース4がモータフ
ランジ1に設けられた場合に、回路ケース4の収納室2
6内の図示しないバスバーに接続され、これを介して制
御回路28に接続される。なお、モータ端子35a〜3
5cがアルミニウム基板30に電気的に接触しないよう
に構成されることは勿論である。
【0016】モータ端子35a〜35cが貫通するモー
タフランジ1の凹所14の底面14aおよび支持筒13
のフランジ部13aには、モータ端子35a〜35cの
貫通部分の防水を図るため、図1に示すように、第1の
シール部材36が設けられている。これによって、モー
タフランジ1の上面側すなわちファン6側から、モータ
端子35a〜35cの貫通部分および支持筒13とモー
タフランジ1との隙間を通して、回路ケース4の収納室
26内に水等が侵入しないようになっている。
タフランジ1の凹所14の底面14aおよび支持筒13
のフランジ部13aには、モータ端子35a〜35cの
貫通部分の防水を図るため、図1に示すように、第1の
シール部材36が設けられている。これによって、モー
タフランジ1の上面側すなわちファン6側から、モータ
端子35a〜35cの貫通部分および支持筒13とモー
タフランジ1との隙間を通して、回路ケース4の収納室
26内に水等が侵入しないようになっている。
【0017】モータフランジ1の凹所14の外周囲に
は、本例では、図2に示すように5つの送風開口37
a,37b,37c,37d,37eが貫通形成されて
いる。送風開口37a〜37eは、冷却風通路5に連通
していると共に、図1に示すように電機子巻線18の下
方近傍に位置しており、ヒートシンク31を通った冷却
風を電機子巻線18に与えることができるようになって
いる。
は、本例では、図2に示すように5つの送風開口37
a,37b,37c,37d,37eが貫通形成されて
いる。送風開口37a〜37eは、冷却風通路5に連通
していると共に、図1に示すように電機子巻線18の下
方近傍に位置しており、ヒートシンク31を通った冷却
風を電機子巻線18に与えることができるようになって
いる。
【0018】モータフランジ1の下面の取付枠33は、
モータ軸10,モータ端子35a〜35cおよび送風開
口37a〜37eが取付枠33の内側となるように形成
されている。取付枠33には、図2に示すように、回路
ケース4との接合面にその全周にわたって嵌合溝38が
形成されていると共に、回路ケース4をビス止めするた
めの張出部39a,39bが形成されている。回路ケー
ス4は、図3に示すように、モータフランジ1の取付枠
33との接合面に取付枠33の嵌合溝38に嵌合する嵌
合突起40をその全周にわたって有すると共に、モータ
フランジ1の取付枠33の張出部39a,39bにビス
止めされる固定部41a,41bを有している。回路ケ
ース4は、モータフランジ1の取付枠33の嵌合溝38
に回路ケース4の嵌合突起40を嵌合させ、回路ケース
4の固定部41a,41bをモータフランジ1の取付枠
33の張出部39a,39bにビス42で固定すること
によって、モータフランジ1に組み付けられる。本例で
は、回路ケース4のモータフランジ1への取付けにパッ
キン等を介装しないので、部品点数および工程数の低減
を図ることができる。
モータ軸10,モータ端子35a〜35cおよび送風開
口37a〜37eが取付枠33の内側となるように形成
されている。取付枠33には、図2に示すように、回路
ケース4との接合面にその全周にわたって嵌合溝38が
形成されていると共に、回路ケース4をビス止めするた
めの張出部39a,39bが形成されている。回路ケー
ス4は、図3に示すように、モータフランジ1の取付枠
33との接合面に取付枠33の嵌合溝38に嵌合する嵌
合突起40をその全周にわたって有すると共に、モータ
フランジ1の取付枠33の張出部39a,39bにビス
止めされる固定部41a,41bを有している。回路ケ
ース4は、モータフランジ1の取付枠33の嵌合溝38
に回路ケース4の嵌合突起40を嵌合させ、回路ケース
4の固定部41a,41bをモータフランジ1の取付枠
33の張出部39a,39bにビス42で固定すること
によって、モータフランジ1に組み付けられる。本例で
は、回路ケース4のモータフランジ1への取付けにパッ
キン等を介装しないので、部品点数および工程数の低減
を図ることができる。
【0019】モータフランジ1の下面と回路ケース4の
上面であるアルミニウム基板30との間には、冷却風通
路5の冷却風がモータ端子35a〜35cとアルミニウ
ム基板30との間の隙間およびモータ軸10とアルミニ
ウム基板30との間の隙間を通して収納室26内に侵入
しないように、図1および図2に示すように第2のシー
ル部材43が設けられている。第2のシール部材43
は、モータ端子35a〜35cおよびモータ軸10を囲
むように、モータ端子35a〜35cと送風開口37a
〜37eとの間に設けられている。これにより、冷却風
導入部34から導入された冷却風が、回路ケース4の収
納室26内に与えられることなく、ヒートシンク31を
経て送風開口37a〜37eから電機子巻線18に与え
られ、制御回路28および電機子巻線18が直列に冷却
されることとなる。
上面であるアルミニウム基板30との間には、冷却風通
路5の冷却風がモータ端子35a〜35cとアルミニウ
ム基板30との間の隙間およびモータ軸10とアルミニ
ウム基板30との間の隙間を通して収納室26内に侵入
しないように、図1および図2に示すように第2のシー
ル部材43が設けられている。第2のシール部材43
は、モータ端子35a〜35cおよびモータ軸10を囲
むように、モータ端子35a〜35cと送風開口37a
〜37eとの間に設けられている。これにより、冷却風
導入部34から導入された冷却風が、回路ケース4の収
納室26内に与えられることなく、ヒートシンク31を
経て送風開口37a〜37eから電機子巻線18に与え
られ、制御回路28および電機子巻線18が直列に冷却
されることとなる。
【0020】モータフランジ1の冷却風通路5を形成す
る下面は、図1に示すように、その段差部分44,45
が、冷却風導入部34からの冷却風に対して通風抵抗が
低減するように、なだらかに形成されている。ヒートシ
ンク31は、ブラシレスモータの小型化という観点か
ら、そのフィン31bがモータフランジ1の下面に略接
するように構成されている。これにより、ブラシレスモ
ータの高さ方向の寸法を小さくすることができる。フィ
ン31bが冷却風の流れに対して平行になるようにヒー
トシンク31が設けられることは勿論である。
る下面は、図1に示すように、その段差部分44,45
が、冷却風導入部34からの冷却風に対して通風抵抗が
低減するように、なだらかに形成されている。ヒートシ
ンク31は、ブラシレスモータの小型化という観点か
ら、そのフィン31bがモータフランジ1の下面に略接
するように構成されている。これにより、ブラシレスモ
ータの高さ方向の寸法を小さくすることができる。フィ
ン31bが冷却風の流れに対して平行になるようにヒー
トシンク31が設けられることは勿論である。
【0021】このような構成のブラシレスモータは、磁
気感応素子27によってロータ位置を検出し、この検出
に基づいてステータ3の電機子巻線18の転流を制御回
路28で制御することによって、ロータ2すなわちファ
ン6を駆動する。この駆動によって、制御回路28の特
にパワーFETなどのスイッチング素子が発熱し、ま
た、電機子巻線18が発熱する。制御回路28のパワー
FETなどの素子はベアチップでアルミニウム基板30
に接して設けられており、また、ヒートシンク31はア
ルミニウム基板30に密着して設けられているので、制
御回路28の発熱は冷却風通路5に設けられているシー
トシンク31に十分に伝わることとなる。冷却風導入部
34から導入された冷却風は、ヒートシンク31の複数
のフィン31bの間を通って送風開口37a〜37eに
抜けるので、ヒートシンク31は十分に冷却されること
となる。すなわち、制御回路28に十分な冷却を与える
ことができる。冷却風は第2のシール部材43によって
回路ケース4の収納室26内への侵入が阻止されるの
で、冷却風に起因して収納室26内に水分および塵埃等
が入るようなことはない。送風開口37a〜37eから
出た冷却風は、電機子巻線18に供給され、電機子巻線
18を積極的に冷却した後、ファン6の回転でブロアケ
ース内に抜けていく。このように、制御回路28と共に
電機子巻線18が積極的に冷却されるので、銅損を低減
することができモータ効率の向上を図ることができる。
気感応素子27によってロータ位置を検出し、この検出
に基づいてステータ3の電機子巻線18の転流を制御回
路28で制御することによって、ロータ2すなわちファ
ン6を駆動する。この駆動によって、制御回路28の特
にパワーFETなどのスイッチング素子が発熱し、ま
た、電機子巻線18が発熱する。制御回路28のパワー
FETなどの素子はベアチップでアルミニウム基板30
に接して設けられており、また、ヒートシンク31はア
ルミニウム基板30に密着して設けられているので、制
御回路28の発熱は冷却風通路5に設けられているシー
トシンク31に十分に伝わることとなる。冷却風導入部
34から導入された冷却風は、ヒートシンク31の複数
のフィン31bの間を通って送風開口37a〜37eに
抜けるので、ヒートシンク31は十分に冷却されること
となる。すなわち、制御回路28に十分な冷却を与える
ことができる。冷却風は第2のシール部材43によって
回路ケース4の収納室26内への侵入が阻止されるの
で、冷却風に起因して収納室26内に水分および塵埃等
が入るようなことはない。送風開口37a〜37eから
出た冷却風は、電機子巻線18に供給され、電機子巻線
18を積極的に冷却した後、ファン6の回転でブロアケ
ース内に抜けていく。このように、制御回路28と共に
電機子巻線18が積極的に冷却されるので、銅損を低減
することができモータ効率の向上を図ることができる。
【0022】図4は本発明の実施の形態の第2例を示す
要部構成図で、回路ケース4が設けられた状態での図2
のA−A断面に相当する。本例では、回路ケース4の収
納室26の側面を通るように冷却風通路50が形成さ
れ、この冷却風通路50に制御回路28のヒートシンク
51が設けられるようになっている。冷却風通路50
は、第1例で述べた冷却風通路5と同様に、冷却風導入
部34に接続されていると共に、送風開口37a〜37
eに連通している。ヒートシンク51は、上面部分52
aと側面部分52bとを有するL字状の基部52と、基
部52の側面部分52bの一面に立設された複数のフィ
ン53とを有し、基部52の上面部分52aがアルミニ
ウム基板30に密着し、側面部分52bのフィン53が
冷却風通路50側に位置するように設けられている。収
納室26はヒートシンク51によって冷却風通路50と
隔離され、冷却風が収納室26内に入らないようになっ
ている。制御回路28の発熱はアルミニウム基板30を
介してヒートシンク51に伝えられ、ヒートシンク51
が冷却風通路50に導入された冷却風で十分に冷却され
るようになっている。その他の構成は先の第1例で述べ
た通りである。
要部構成図で、回路ケース4が設けられた状態での図2
のA−A断面に相当する。本例では、回路ケース4の収
納室26の側面を通るように冷却風通路50が形成さ
れ、この冷却風通路50に制御回路28のヒートシンク
51が設けられるようになっている。冷却風通路50
は、第1例で述べた冷却風通路5と同様に、冷却風導入
部34に接続されていると共に、送風開口37a〜37
eに連通している。ヒートシンク51は、上面部分52
aと側面部分52bとを有するL字状の基部52と、基
部52の側面部分52bの一面に立設された複数のフィ
ン53とを有し、基部52の上面部分52aがアルミニ
ウム基板30に密着し、側面部分52bのフィン53が
冷却風通路50側に位置するように設けられている。収
納室26はヒートシンク51によって冷却風通路50と
隔離され、冷却風が収納室26内に入らないようになっ
ている。制御回路28の発熱はアルミニウム基板30を
介してヒートシンク51に伝えられ、ヒートシンク51
が冷却風通路50に導入された冷却風で十分に冷却され
るようになっている。その他の構成は先の第1例で述べ
た通りである。
【0023】図5は本発明の実施の形態の第3例を示す
要部構成図で、回路ケース4が設けられた状態での図2
のA−A断面に相当する。本例では、回路ケース4の収
納室26の下面を通るように冷却風通路60が形成さ
れ、この冷却風通路60に制御回路28のヒートシンク
61が設けられるようになっている。冷却風通路60
は、第1例で述べた冷却風通路5と同様に、冷却風導入
部34に接続されていると共に、送風開口37a〜37
eに連通している。ヒートシンク61は、第1例で述べ
たヒートシンク31と同様の構成を有し、その基部61
aがアルミニウム基板30に密着し、複数のフィン61
bが冷却風通路60側に配置されるようになっている。
制御回路28の発熱はアルミニウム基板30を介してヒ
ートシンク61に伝えられ、ヒートシンク61が冷却風
通路60に導入された冷却風で十分に冷却されるように
なっている。その他の構成は先の第1例で述べた通りで
ある。
要部構成図で、回路ケース4が設けられた状態での図2
のA−A断面に相当する。本例では、回路ケース4の収
納室26の下面を通るように冷却風通路60が形成さ
れ、この冷却風通路60に制御回路28のヒートシンク
61が設けられるようになっている。冷却風通路60
は、第1例で述べた冷却風通路5と同様に、冷却風導入
部34に接続されていると共に、送風開口37a〜37
eに連通している。ヒートシンク61は、第1例で述べ
たヒートシンク31と同様の構成を有し、その基部61
aがアルミニウム基板30に密着し、複数のフィン61
bが冷却風通路60側に配置されるようになっている。
制御回路28の発熱はアルミニウム基板30を介してヒ
ートシンク61に伝えられ、ヒートシンク61が冷却風
通路60に導入された冷却風で十分に冷却されるように
なっている。その他の構成は先の第1例で述べた通りで
ある。
【0024】図6は本発明の実施の形態の第4例を示す
要部構成図で、回路ケース4が設けられた状態での図2
のA−A断面に相当する。本例では、モータフランジ1
の下面と回路ケース4の収納室26の上面を形成するヒ
ートシンク70とによって冷却風通路71が形成される
共に、収納室26内にベアチップ実装基板30に代えて
プラスチック基板72が収納されるようになっている。
ヒートシンク70は、第1例で述べたヒートシンク31
と同様の構成を有し、その基部70aが回路ケース4の
上端面を閉成するように設けられ、複数のフィン70b
が冷却風通路71側に配置されるようになっている。冷
却風通路71は、第1例で述べた冷却風通路5と同様
に、冷却風導入部34に接続されていると共に、送風開
口37a〜37eに連通している。制御回路28はプラ
スチック基板72に載置され、制御回路28の発熱素子
である例えばパワーFETなどのスイッチング素子28
aがヒートシンク70の背面に密着するように設けられ
ている。スイッチング素子28aの発熱はヒートシンク
70に伝えられ、ヒートシンク70が冷却風通路71に
導入された冷却風で十分に冷却されるようになってい
る。その他の構成は先の第1例で述べた通りである。
要部構成図で、回路ケース4が設けられた状態での図2
のA−A断面に相当する。本例では、モータフランジ1
の下面と回路ケース4の収納室26の上面を形成するヒ
ートシンク70とによって冷却風通路71が形成される
共に、収納室26内にベアチップ実装基板30に代えて
プラスチック基板72が収納されるようになっている。
ヒートシンク70は、第1例で述べたヒートシンク31
と同様の構成を有し、その基部70aが回路ケース4の
上端面を閉成するように設けられ、複数のフィン70b
が冷却風通路71側に配置されるようになっている。冷
却風通路71は、第1例で述べた冷却風通路5と同様
に、冷却風導入部34に接続されていると共に、送風開
口37a〜37eに連通している。制御回路28はプラ
スチック基板72に載置され、制御回路28の発熱素子
である例えばパワーFETなどのスイッチング素子28
aがヒートシンク70の背面に密着するように設けられ
ている。スイッチング素子28aの発熱はヒートシンク
70に伝えられ、ヒートシンク70が冷却風通路71に
導入された冷却風で十分に冷却されるようになってい
る。その他の構成は先の第1例で述べた通りである。
【0025】図4の第2例および図5の第3例において
も、図6の第4例のように、ベアチップ実装基板30に
代えてプラスチック基板を用いることができる。
も、図6の第4例のように、ベアチップ実装基板30に
代えてプラスチック基板を用いることができる。
【0026】図7は冷却風通路5の冷却風導入部の別の
例を示す断面構成図、図8は図7の冷却風導入部への冷
却風の供給を説明するための説明図である。本例では、
冷却風通路5の冷却風導入部が冷却風導入部80で構成
され、この冷却風導入部80がエアーホースを介するこ
となくブロアケース81の冷却風供給パイプ82に直接
接続されるようになっている。冷却風導入部80は、モ
ータフランジ1および回路ケース4に嵌合によって固着
され、そのパイプ部分80aがブロアケース81の底面
81aに対面するようにL字状に形成されている。ブロ
アケース81は、図8に示すように、ファン6とブロア
出口83との間にブロアケース81の内壁からブロアケ
ース内部に張出した舌部84を有し、この舌部84のブ
ロア出口83側に冷却室85を備えている。冷却室85
はブロア出口83側に冷却風取込口86を有し、この冷
却室85の底面85aに冷却風供給パイプ82が開口し
ている。冷却風供給パイプ82は、ブロアケース81と
一体で形成されており、下方に延びている。冷却風供給
パイプ82は、ブロアケース81のモータフランジ1へ
の組付けと同時に、冷却風導入部80のパイプ部分80
aに接続される。これにより、冷却室85から冷却風通
路5に冷却風が与えられる。すなわち、ブロアケース8
1のブロア出口83の下流にはエバポレータ87が設け
られているので、その通風抵抗によりブロア出口83か
らの排出空気が流れにくくなり、その一部が通風抵抗の
低い冷却室85に流れ込み、冷却風供給パイプ82と冷
却風導入部80との接続を介して冷却風通路5に与えら
れることとなる。本例によれば、エアーホースを用いる
必要がないので、部品点数および工程数の低減を図るこ
とができる。また、冷却風導入部80と冷却風供給パイ
プ82との接続が、ブロアケース81のモータフランジ
1への組付けと共に行なうことができるので、工程数の
低減を図ることができる。その他の構成は先の第1例で
述べた通りである。
例を示す断面構成図、図8は図7の冷却風導入部への冷
却風の供給を説明するための説明図である。本例では、
冷却風通路5の冷却風導入部が冷却風導入部80で構成
され、この冷却風導入部80がエアーホースを介するこ
となくブロアケース81の冷却風供給パイプ82に直接
接続されるようになっている。冷却風導入部80は、モ
ータフランジ1および回路ケース4に嵌合によって固着
され、そのパイプ部分80aがブロアケース81の底面
81aに対面するようにL字状に形成されている。ブロ
アケース81は、図8に示すように、ファン6とブロア
出口83との間にブロアケース81の内壁からブロアケ
ース内部に張出した舌部84を有し、この舌部84のブ
ロア出口83側に冷却室85を備えている。冷却室85
はブロア出口83側に冷却風取込口86を有し、この冷
却室85の底面85aに冷却風供給パイプ82が開口し
ている。冷却風供給パイプ82は、ブロアケース81と
一体で形成されており、下方に延びている。冷却風供給
パイプ82は、ブロアケース81のモータフランジ1へ
の組付けと同時に、冷却風導入部80のパイプ部分80
aに接続される。これにより、冷却室85から冷却風通
路5に冷却風が与えられる。すなわち、ブロアケース8
1のブロア出口83の下流にはエバポレータ87が設け
られているので、その通風抵抗によりブロア出口83か
らの排出空気が流れにくくなり、その一部が通風抵抗の
低い冷却室85に流れ込み、冷却風供給パイプ82と冷
却風導入部80との接続を介して冷却風通路5に与えら
れることとなる。本例によれば、エアーホースを用いる
必要がないので、部品点数および工程数の低減を図るこ
とができる。また、冷却風導入部80と冷却風供給パイ
プ82との接続が、ブロアケース81のモータフランジ
1への組付けと共に行なうことができるので、工程数の
低減を図ることができる。その他の構成は先の第1例で
述べた通りである。
【0027】図9は冷却風通路5の冷却風導入部の更に
別の例を示す断面構成図である。本例では、冷却風通路
5の冷却風導入部90が、モータフランジ1と回路ケー
ス4とによって形成されるようになっている。冷却風導
入部90の上部部分91はモータフランジ1と一体に形
成され、下部部分92が回路ケース4と一体に形成され
ており、回路ケース4がモータフランジ1に取付けられ
ることによって上部部分91と下部部分92とが嵌合
し、冷却風導入部90が形成される。冷却風導入部90
の上部部分91は上方に延びたパイプ部分91aを有
し、このパイプ部分91aの上端面が開口している。冷
却風導入部90の上部部分91のパイプ部分91aは、
図7および図8で述べたように、ブロアケース81のモ
ータフランジ1への組付けと同時に、ブロアケース81
の冷却風供給パイプ82に接続される。その他の構成は
図7および図8で述べた通りである。本例によれば、冷
却風導入部を別部品として取付ける必要がないので、更
に部品点数および工程数の低減を図ることができる。
別の例を示す断面構成図である。本例では、冷却風通路
5の冷却風導入部90が、モータフランジ1と回路ケー
ス4とによって形成されるようになっている。冷却風導
入部90の上部部分91はモータフランジ1と一体に形
成され、下部部分92が回路ケース4と一体に形成され
ており、回路ケース4がモータフランジ1に取付けられ
ることによって上部部分91と下部部分92とが嵌合
し、冷却風導入部90が形成される。冷却風導入部90
の上部部分91は上方に延びたパイプ部分91aを有
し、このパイプ部分91aの上端面が開口している。冷
却風導入部90の上部部分91のパイプ部分91aは、
図7および図8で述べたように、ブロアケース81のモ
ータフランジ1への組付けと同時に、ブロアケース81
の冷却風供給パイプ82に接続される。その他の構成は
図7および図8で述べた通りである。本例によれば、冷
却風導入部を別部品として取付ける必要がないので、更
に部品点数および工程数の低減を図ることができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、制
御回路が収納された収納室とは非連通でこの収納室の外
面および電機子巻線に冷却風を供給することができるよ
うに冷却風通路を形成するようにしたので、収納室の外
面に例えば制御回路のヒートシンクなどの被冷却部材を
配置することで、冷却風によって運ばれる水分および塵
埃等に起因する弊害を制御回路に生じさせることなく、
制御回路に十分な冷却を与えることができ、また、冷却
風が電機子巻線にも与えられるので電機子巻線を積極的
に冷却することができ、モータ効率の向上等を図ること
ができる。
御回路が収納された収納室とは非連通でこの収納室の外
面および電機子巻線に冷却風を供給することができるよ
うに冷却風通路を形成するようにしたので、収納室の外
面に例えば制御回路のヒートシンクなどの被冷却部材を
配置することで、冷却風によって運ばれる水分および塵
埃等に起因する弊害を制御回路に生じさせることなく、
制御回路に十分な冷却を与えることができ、また、冷却
風が電機子巻線にも与えられるので電機子巻線を積極的
に冷却することができ、モータ効率の向上等を図ること
ができる。
【0029】また、冷却風通路がモータフランジと制御
回路を収納する収納室とによって形成されるので、冷却
風通路の形成のために専用の部品を用意する必要がな
く、既存部品の有効利用および部品点数の低減を図るこ
とができる。
回路を収納する収納室とによって形成されるので、冷却
風通路の形成のために専用の部品を用意する必要がな
く、既存部品の有効利用および部品点数の低減を図るこ
とができる。
【0030】また、制御回路を収納する収納室の上面が
制御回路が載置されたベアチップ実装基板で形成される
ので、収納室の上面を形成する別部品を用意する必要が
なく、部品の有効利用を図ることができる。
制御回路が載置されたベアチップ実装基板で形成される
ので、収納室の上面を形成する別部品を用意する必要が
なく、部品の有効利用を図ることができる。
【0031】また、収納室の上面を形成するベアチップ
実装基板に制御回路のヒートシンクが設けられるので、
ヒートシンクを特殊な形状にする必要がなく、ヒートシ
ンクの製造の容易性およびコスト低減を図ることができ
ると共に、ベアチップ実装基板の広い面にわたってヒー
トシンクを設けることが可能となり、冷却能力を向上さ
せることができる。
実装基板に制御回路のヒートシンクが設けられるので、
ヒートシンクを特殊な形状にする必要がなく、ヒートシ
ンクの製造の容易性およびコスト低減を図ることができ
ると共に、ベアチップ実装基板の広い面にわたってヒー
トシンクを設けることが可能となり、冷却能力を向上さ
せることができる。
【0032】また、冷却風通路内のモータフランジの段
差部分を通風抵抗が低減されるようになだらかにしたの
で、冷却能力の向上を図ることができる。
差部分を通風抵抗が低減されるようになだらかにしたの
で、冷却能力の向上を図ることができる。
【0033】また、収納室を形成する回路ケースが制御
回路を含むワンモジュールとして構成されるので、モー
タフランジへの回路ケースの取付けでブラシレスモータ
の制御部を組付けることができ、製造の容易性を図るこ
とができると共に、ロータおよびステータの大きさ等が
異なる場合でも、共用できるように構成することができ
る。
回路を含むワンモジュールとして構成されるので、モー
タフランジへの回路ケースの取付けでブラシレスモータ
の制御部を組付けることができ、製造の容易性を図るこ
とができると共に、ロータおよびステータの大きさ等が
異なる場合でも、共用できるように構成することができ
る。
【0034】更に、冷却風通路の冷却風導入部がL字状
のパイプ部分を有し、モータフランジがブロアケースに
組付けられた場合に冷却風導入部のパイプ部分がブロア
ケースの冷却風供給パイプに接続されるようにしたの
で、エアーホースを用いる必要がなく、部品点数および
工程数の低減を図ることができ、また、ブロアケースと
モータフランジとの組付けと共に冷却風導入部と冷却風
供給パイプとの接続を行なうことができ、工程数の低減
を図ることができる。
のパイプ部分を有し、モータフランジがブロアケースに
組付けられた場合に冷却風導入部のパイプ部分がブロア
ケースの冷却風供給パイプに接続されるようにしたの
で、エアーホースを用いる必要がなく、部品点数および
工程数の低減を図ることができ、また、ブロアケースと
モータフランジとの組付けと共に冷却風導入部と冷却風
供給パイプとの接続を行なうことができ、工程数の低減
を図ることができる。
【図1】図1は本発明の実施の形態の第1例を示す断面
構成図である。
構成図である。
【図2】図2は図1のモータフランジの下面を示す図で
ある。
ある。
【図3】図3は図2のA−A断面を示す図である。
【図4】図4は本発明の実施の形態の第2例を示す要部
構成図である。
構成図である。
【図5】図5は本発明の実施の形態の第3例を示す要部
構成図である。
構成図である。
【図6】図6は本発明の実施の形態の第4例を示す要部
構成図である。
構成図である。
【図7】図7は図1の冷却風通路の冷却風導入部の別の
例を示す断面構成図である。
例を示す断面構成図である。
【図8】図8は図7の冷却風導入部への冷却風の供給を
説明するための説明図である。
説明するための説明図である。
【図9】図9は図1の冷却風通路の冷却風導入部の更に
別の例を示す断面構成図である。
別の例を示す断面構成図である。
1 モータフランジ 2 ロータ 3 ステータ 4 回路ケース 5,50,60,71 冷却風通路 18 電機子巻線 26 収納室 28 制御回路 30 ベアチップ実装基板 31,51,61,70 ヒートシンク 37a〜37e 送風開口 44,45 段差部分 80,90 冷却風導入部 80a,91a パイプ部分 81 ブロアケース 82 冷却風供給パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 7/14 H02K 7/14 A 5H607 11/00 29/08 5H609 // H02K 29/08 11/00 X 5H611 Fターム(参考) 3H022 AA02 BA03 BA07 CA48 CA51 DA03 3H035 AA01 AA06 3L011 BF01 5H019 AA07 BB01 BB05 BB15 BB19 BB22 CC04 DD01 FF01 5H605 AA01 AA02 AA03 AA05 BB05 BB10 BB14 BB19 CC02 CC08 DD12 DD17 DD24 5H607 AA02 AA04 AA05 AA06 AA12 BB01 BB07 BB09 BB14 BB17 BB25 CC01 CC05 CC07 DD09 DD16 DD19 FF04 HH01 HH09 JJ08 5H609 BB03 BB11 PP02 PP08 PP09 QQ02 QQ11 QQ18 RR02 RR19 RR35 5H611 AA09 BB01 BB07 BB08 TT01
Claims (10)
- 【請求項1】 制御回路が収納された収納室とは非連通
で、前記収納室の外面および電機子巻線に冷却風を供給
することができるように形成された冷却風通路を有する
ブラシレスモータ。 - 【請求項2】 前記制御回路が前記収納室の外面に配設
されたヒートシンクを有し、冷却風が前記ヒートシンク
を通って前記電機子巻線に向うように前記冷却風通路に
冷却風が供給される請求項1に記載のブラシレスモー
タ。 - 【請求項3】 一方の面に前記電機子巻線が設けられ、
他方の面に前記収納室が設けられたモータフランジを有
し、 前記冷却風通路が、前記モータフランジと前記収納室と
の間を通り、前記電機子巻線の近傍に連通するように形
成された請求項1に記載のブラシレスモータ。 - 【請求項4】 前記冷却風通路が、前記モータフランジ
の他方の面とこの他方の面に対向する前記収納室の上面
とによって形成され、前記電機子巻線に略対向するよう
に前記モータフランジに形成された少なくともひとつの
送風開口を通して前記電機子巻線に連通するようにした
請求項3に記載のブラシレスモータ。 - 【請求項5】 前記収納室の上面が、載置された回路側
が前記収納室の内側になるように設けられたベアチップ
実装基板で形成された請求項4に記載のブラシレスモー
タ。 - 【請求項6】 前記ベアチップ実装基板の前記冷却風通
路側の面に前記制御回路のヒートシンクが設けられ、冷
却風が前記ヒートシンクを通り前記送風開口から前記電
機子巻線に与えられるようにすると共に、前記制御回路
が前記ベアチップ実装基板を介して前記ヒートシンクに
よって冷却されるようにした請求項5に記載のブラシレ
スモータ。 - 【請求項7】 前記冷却風通路内の前記モータフランジ
の段差部分が、通風抵抗が低減されるようになだらかに
なるように形成された請求項4に記載のブラシレスモー
タ。 - 【請求項8】 一方の面に前記電機子巻線が設けられ、
他方の面に前記収納室が設けられたモータフランジを有
し、 前記冷却風通路が、前記収納室の側面または下面を通
り、前記電機子巻線の近傍に連通するように形成された
請求項1に記載のブラシレスモータ。 - 【請求項9】 前記収納室を形成する回路ケースが、前
記制御回路を含むワンモジュールとして構成され、前記
モータフランジに組付けられるようにした請求項3又は
8に記載のブラシレスモータ。 - 【請求項10】 前記ブラシレスモータが車両用空調シ
ステムの送風機用モータであり、 前記冷却風通路が冷却風を導入するための冷却風導入部
を有し、 前記冷却風導入部が、前記モータフランジがブロアケー
スに組付けられた場合に前記ブロアケースの冷却風供給
パイプに接続される、L字状のパイプ部分を有する請求
項3又は8に記載のブラシレスモータ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000293963A JP2002112504A (ja) | 2000-09-27 | 2000-09-27 | ブラシレスモータ |
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- 2001-09-13 WO PCT/JP2001/007938 patent/WO2002027895A1/ja active Application Filing
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