JP2587685Y2 - 液状化粧料塗布具 - Google Patents

液状化粧料塗布具

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JP2587685Y2
JP2587685Y2 JP1993007837U JP783793U JP2587685Y2 JP 2587685 Y2 JP2587685 Y2 JP 2587685Y2 JP 1993007837 U JP1993007837 U JP 1993007837U JP 783793 U JP783793 U JP 783793U JP 2587685 Y2 JP2587685 Y2 JP 2587685Y2
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修 山口
俊明 木内
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Shinohara Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
Shinohara Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、アイライナー等の液状
化粧料塗布具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、次に記載するようなアイライナー
が考案されている。すなわち、このアイライナーは、図
1に示す本考案の筒状容器1と同様の筒状容器を備え、
この筒状容器の口部近くに、本考案の環状しごき片27
と同様の環状しごき片を設け、前記筒状容器の口部に
は、本考案のキャップ32と同様のキャップを螺着して
いる。
【0003】そして、前記キャップに、本考案の保持筒
38と同様の保持筒の基部を密嵌して保持筒を前記キャ
ップから垂下して設け、この保持筒は、前記環状しごき
片に密接して挿入されるように形成している。
【0004】そして、前記保持筒には、本考案の塗布用
筆50と同様の塗布用筆を先端に装着した本考案の軸4
7と同様の軸が挿入して固定され、塗布用筆の先端部が
保持筒の先端から突出したものであり、塗布用筆を形成
する多数の細い毛体を保持筒の先端に筆として取り付け
ているものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】前記従来のアイライナ
ーは、小さな塗布用筆を軸と保持筒で確実に固定でき、
そして、キャップの頂板に軸や保持筒の取付用孔等がな
いので、液状化粧料が外部に漏出せず使い易いものであ
る。
【0006】しかしながら、前記アイライナーは、保持
筒を環状しごき片に挿通し、キャップを筒状容器の口部
に螺着すると、筒状容器は環状しごき片が保持筒に密接
しているので、密閉状態となる。そして、この密閉した
筒状容器に保持筒がさらに深く進入するので前記筒状容
器内は、圧力が上昇する。
【0007】そして、筒状容器内の圧力の上昇により、
筒状容器内の空気が、前記保持筒と軸との間の隙間を通
ってキャップ内に進入して、保持筒内は大気圧より高い
圧力となる。そして、保持筒の先端部内に液状化粧料が
進入することもある。
【0008】次に、前記筒状容器に収容した液状化粧料
を使用するため、キャップの螺合を外ずし、保持筒を筒
状容器内から抜き出すと、保持筒の外部は大気圧となる
ので、前記保持筒内の空気が保持筒と軸の間の間隙を通
って保持筒の先端から流出する。
【0009】このとき、保持筒の先端には液状化粧料が
付着していることが多く、また、保持筒の先端部内に液
状化粧料が進入していた場合には、その液状化粧料が保
持筒の先端に流出するので、前記流出する空気によっ
て、保持筒の先端に泡が発生することがある。
【0010】そして、前記発生した泡が小さいと液溜り
となり、塗布用筆が使い難くなる。さらに、発生した泡
が大きいと、泡が破裂し、液状化粧料が周辺に飛散し、
周辺を汚すこととなる。
【0011】本考案は、前記事項に鑑みなされたもので
あり、キャップに保持筒を設け、この保持筒に塗布用筆
を装着した軸を挿入して固定した液状化粧料塗布具であ
って、液状化粧料が外部に漏出する虞のない液状化粧料
塗布具のキャップを、筒状容器から外ずし、保持筒を環
状しごき片から抜き出したとき、保持筒の先端に泡が発
生しないようにすることを技術的課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本考案は、筒状容器1の
口部内側に口部筒6を密嵌し、前記口部筒6の下部に弾
力性を有する環状しごき片27を、前記筒状容器1と密
閉状態を保持するようにして設け、口部筒6に筒状容器
1を密閉するキャップ32を着脱自在に設け、キャップ
32に前記環状しごき片27が密閉状態で摺接する保持
筒38を垂下して設け、保持筒38に塗布用筆50を先
端部に装着した軸47を挿入して、塗布用筆50の先端
部が前記保持筒38の先端42より突出するようにして
固定し、軸47の先端部近くに前記保持筒38と前記軸
47の間を気密に密閉する空気流入防止用のOリング5
2を設けて液状化粧料塗布具とした。
【0013】
【作用】本考案の液状化粧料塗布具は、筒状容器1に設
けた環状しごき片27に、キャップ32に設けた保持筒
38を挿通し、保持筒38の外面を環状しごき片27に
摺接させながら押し込み、キャップ32を筒状容器1の
口部筒6に嵌着する。
【0014】そうすると、筒状容器1内は、外部と遮断
され、筒状容器1内は保持筒38の挿入によって圧力が
上昇する。しかしながら、前記保持筒38と軸47の間
には、保持筒38と軸47間を気密に密閉する空気流入
防止用のOリング52が設けてあるので、筒状容器1内
の空気は、保持筒38内に進入しない。
【0015】そして、液状化粧料塗布具は密閉状態とな
り、液状化粧料は外部に漏出しない。そして、筒状容器
1からキャップ32を外ずし、保持筒38を筒状容器1
の環状しごき片27から抜き出し、保持筒38の外側が
大気圧になっても、保持筒38の先端から空気は流出せ
ず、泡も発生しない。
【0016】
【実施例】以下図に基づいて本考案の実施例の説明をす
る。図1は本考案の一実施例の液状化粧料塗布具を示す
ものである。
【0017】この実施例は、金属製で円筒形に形成した
筒状容器1を設け、この筒状容器1の口部内側には、合
成樹脂製の口部筒6が密嵌してあり、この口部筒6に
は、前記筒状容器1の上縁に載置されるフランジ7が設
けてある。
【0018】前記口部筒6の筒状容器1から突出する部
分には、雄ねじ9が設けてあり、口部筒6の下端には、
環状垂下部12が設けてある。前記口部筒6の内側に
は、弾力性を有するゴムで形成された筒状体16が内嵌
され、筒状体16の上端に設けた上部フランジ17が、
前記口部筒6の上端に圧接し、筒状体16の下端に設け
た下部フランジ18が、前記口部筒6の中程に設けた内
側段部10に圧接するよう形成してあり、前記筒状体1
6が、前記口部筒6と密閉状態を保持するようにして設
けてある。
【0019】そして、前記筒状体16の内側には、外力
を負荷しない状態で、斜め下方に伸びる弾力性を有する
環状舌片19が設けてある。また、前記口部筒6の内側
には、アルミニウム製の固定用筒体23が嵌入され、固
定用筒体23の上端と口部筒6の内側段部10で、前記
筒状体16の下部フランジ18を押さえている。
【0020】そして、前記口部筒6の環状垂下部12に
は、弾力性を有する合成樹脂で形成した環状しごき片2
7が、環状凹溝28を嵌合することによって、取り付け
てあり、環状凹溝28と環状垂下部12に形成した凹凸
を嵌合させて止着してある。
【0021】さらに、前記環状しごき片27の外面は、
筒状容器1の内面に圧接し、環状しごき片27を、筒状
容器1と密閉状態を保持するようにして設けてある。前
記口部筒6に筒状容器1を密閉する合成樹脂製のキャッ
プ32が外嵌してあり、キャップ32に設けた雌ねじ3
3が、口部筒6の雄ねじ9に螺合するように形成してあ
る。
【0022】前記キャップ32には、合成樹脂製の保持
筒38の基部39が嵌入してあり、基部39の外側に設
けたローレット部40がキャップ32の内面に圧接し、
基部39の外側に設けた環状突出部41がキャップ32
の凹部に密接して、キャップ32内の基部39の垂直方
向の位置を制御するように形成してあり、キャップ32
に保持筒38が垂下して設けられるように形成してあ
る。
【0023】そして、保持筒38の外面には、環状膨出
部43が設けてある。前記保持筒38には、合成樹脂製
の軸47が挿入してあり、この軸47の上部に形成した
テーパー状の軸基部48が、前記保持筒38の基部39
内に固く密嵌されて前記軸47を固定している。
【0024】前記軸47の先端部には、細毛で形成した
塗布用筆50の基端部が当接され、前記軸47の先端部
と前記塗布用筆50の基端部に、肉薄に形成した合成樹
脂製の塗布用筆装着筒49が外嵌され、塗布用筆50を
軸47の先端部に装着しており、前記塗布用筆50の先
端部が前記保持筒38の先端42より突出するようにし
て固定してある。
【0025】そして、前記軸47の先端部近くの外面
と、この先端部近くに対応する保持筒38の内面に環状
に凹所を形成し、この凹所には合成樹脂製の空気流入防
止用のOリング52を介挿して設けてある。
【0026】そして、前記キャップ32に垂下して設け
た保持筒38は、前記環状舌片19及び前記環状しごき
片27に挿入して、密閉状態で摺接するように形成して
ある。
【0027】前記実施例の液状化粧料塗布具は、筒状容
器1に設けた環状舌片19と環状しごき片27に、キャ
ップ32に設けた保持筒38を挿通し、保持筒38の外
面を環状舌片19と環状しごき片27に摺接させながら
押し込み、保持筒38の環状膨出部43を前記環状舌片
19に強く圧接させ、キャップ32を口部筒6に嵌着す
る。
【0028】そうすると、筒状容器1内は、外部と遮断
され、筒状容器1内の液状化粧料が外部に漏出すること
はない。そして、前記筒状容器1内の圧力は上昇する
が、保持筒38と軸47の間には空気流入防止用のOリ
ング52が設けてあるので、筒状容器1内の空気は、保
持筒38内に進入しない。
【0029】そして、筒状容器1からキャップ32を外
ずして、保持筒38を環状しごき片27と環状舌片19
から抜き出し、保持筒38の外側が大気圧となっても保
持筒38の先端から空気は流出せず、泡も発生しない。
【0030】図2は、本考案の別の実施例に塗布用筆5
0を示すものである。この実施例は、保持筒38と軸4
7の間を気密に密閉する空気流入防止用のOリング5
を、塗布用筆装着筒49の先端部の外面と、保持筒38
の先端部近くの内面の間に介挿したものである
【0031】
【考案の効果】本考案の液状化粧料塗布具は、筒状容器
1に環状しごき片27を設けたので、キャップ32の閉
鎖時に筒状容器1と保持筒38の間を通って外部に液状
化粧料が漏出するのを確実に防止することができる。
【0032】そして、キャップ32も摺動部等の液状化
粧料が漏出する虞れのある部分を設けず、筒状容器1を
密閉するので、液状化粧料は漏出しない。そして、本考
案は、前記の如く液状化粧料が外部に漏出する虞れのな
い構成としたことにより、保持筒38を筒状容器1内に
挿入したキャップ32の閉鎖時に、圧力の上昇した筒状
容器1内の空気が、保持筒38と軸47間に流入するの
を、保持筒38と軸47間に介挿した空気流入防止用の
Oリング52で防止した。
【0033】したがって、前記保持筒38の抜き出し時
に、保持筒38と軸47の空気が、保持筒38の先端4
2から流出して泡が発生するのを防止できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例の断面図
【図2】 本考案の別の実施例の要部の断面図
【符号の説明】
1・・筒状容器 6・・口部筒 19・・環状舌片 27・・環状しごき片 32・・キャップ 38・・保持筒 42・・先端 47・・軸 50・・塗布用筆 52・・Oリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−125315(JP,U) 実開 昭60−80715(JP,U) 実開 昭61−71006(JP,U) 実公 平4−33066(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A45D 34/04 510 - 515

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状容器1の口部内側に口部筒6を密嵌
    し、前記口部筒6の下部に弾力性を有する環状しごき片
    27を前記筒状容器1と密閉状態を保持するようにして
    設け、口部筒6に筒状容器1を密閉するキャプ32を
    着脱自在に設け、キャップ32に前記環状しごき片27
    が密閉状態で摺接する保持筒38を垂下して設け、保持
    筒38に塗布用筆50を先端部に装着した軸47を挿入
    して、塗布用筆50の先端部が前記保持筒38の先端4
    2より突出するようにして固定し、軸47の先端部近く
    に前記保持筒38と前記軸47の間を気密に密閉する空
    気流入防止用のOリング52を設けた液状化粧料塗布
    具。
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