JP2587482Y2 - トランスファーケースの支持装置 - Google Patents

トランスファーケースの支持装置

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JP2587482Y2
JP2587482Y2 JP1993048419U JP4841993U JP2587482Y2 JP 2587482 Y2 JP2587482 Y2 JP 2587482Y2 JP 1993048419 U JP1993048419 U JP 1993048419U JP 4841993 U JP4841993 U JP 4841993U JP 2587482 Y2 JP2587482 Y2 JP 2587482Y2
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JP
Japan
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bracket
transfer case
pin
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support pins
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英雄 加藤
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UD Trucks Corp
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  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、一対のフレームの間に
少なくとも3つのブラケットで支持ピンにより取付けた
トランスファーケースの支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図7および図8に示すようにト
ランスファケース21を一対のフレーム20、20の間
に、フレームに取付けたブラケット3aとマウントピン
22とで取付け、ブラケット3bとは、図9をも参照し
て、支持ピン5aにワッシャ6aとナット7aとで取付
けた防振ゴム4aおよびブラケット2aを介してマウン
トピン23で固定した技術は知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
技術では、フレーム側にブラケット3a、3bを先に取
付けておく場合は、ラインでの流れ作業の中でトランス
ファーケース21をブラケットに挟持してマウントピン
23をブラケット2aを介してケース21に差込む事は
非情に困難な作業である。
【0004】また、フレーム側のブラケット3a、3b
をケース21に仮付けしておく方法では、図10〜図1
2に示すように(フレームを天地逆にしておき、ケース
を上側から取付ける図を示す)、両側のブラケットを畳
んでフレームの間にAのように下ろし(図10)、Bの
ように左に振ってブラケット3bを広げ(図11)、最
後にCのように右下に移動させてブラケット3Aを広げ
て取付けている(図12)。
【0005】この場合、フレームとブラケットの穴を合
致させてボルトの取付けやケースの左右への移動等流れ
作業では困難である。
【0006】したがって、本考案は、トランスファーケ
ースを容易にかつ確実にフレームに取付けることができ
るトランスファーケースの支持装置を提供する事を目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、一対の
フレームの間に少なくとも3つのブラケットで支持ピン
により取付けたトランスファーケースの支持装置におい
て、前記各ブラケットの外側にトランスファーの挿入方
向に拡がっているテーパ部分を設け、かつ支持ピンをブ
ラケットに取付けるブラケットの端部が一対のピン嵌合
板で構成され、そのピン嵌合板の端部が支持ピンの挿入
方向に拡がっており、前記支持ピンは挿入方向と平行な
2つの面を有し、前記2つの面の間の寸法は前記ピン嵌
合板の間隔と等しく、そして前記支持ピンの端部は前記
テーパ部分と係合する寸法に構成されている。
【0008】
【作用】上記のように構成されたトランスファーケース
の支持装置において、トランスファケースに予め取付け
られたブラケットには複数の支持ピンが取付けられ、そ
の支持ピンはトランスファーケースの挿入方向と平行な
2つの面を有している。
【0009】また、フレーム側のブラケットはトランス
ファーケースを取付ける場合、前記支持ピンの挿入方向
に向けて拡がっているテーパ部および嵌合板の端部をそ
れぞれ車両の前後、左右方向に向けて有しており、支持
ピンの2面幅はフレーム側ブラケットの支持ピン取付部
であるピン嵌合板の幅に等しく構成されている。
【0010】それで、トラスファーケースのブラケット
に設けられた支持ピンは、フレーム側ブラケットの所定
位置に嵌合板の端部に案内されてセットされ、支持ピン
の端部がテーパ部と係合しボルト穴も同時に合致するの
で容易に固定することができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して、本考案の実施例を説
明する。
【0012】図1において、車両のフレーム20、20
にはトランスファーケース1を取付ける複数のフレーム
側ブラケット3(図示の例では3つ)が取付けられてい
る。
【0013】そのブラケット3は、図2および図3をも
参照して、外側にトランスファーの挿入方向に向かって
拡がっているテーパ部13bを有し、その両側には同様
に拡がった端部13aを備えた一対のピン嵌合板13が
設けられている。
【0014】また、図2を参照して、トランスファケー
ス1にはケース側ブラケット2が固定ピン8およびロッ
クナット9で固定されている。
【0015】そして、そのブラケット2にはワッシャ6
とロックナット7とで防振ゴム4が固定された複数の支
持ピン5が穴12に防振ゴム4を介して取付けられてい
る。
【0016】その支持ピン5はブラケット3への取付部
が平行な2つの面15と16とを有し、その面に取付穴
17を設けており、面15と16との2面幅はブラケッ
ト3の支持ピン5を取付ける嵌合板13の間隔と等しく
構成さている。
【0017】なお、支持ピン5はブラケット3に固定ボ
ルト10、ロックナット11により固定される。
【0018】図3は、トランスファーケースの取付状態
を示す後面図で、図4をも参照して、トランスファーケ
ース1がフレーム20に対して防振ゴム4を介して取付
けられていることを示すと共に、固定ボルト10、ロッ
クナット11を取外せば、容易に車両から取外せる事を
示している。 以下、図5および図6を参照して組立要
領に付いて説明する。
【0019】図はいずれも組立上の都合のため実施して
いるとおり、フレーム20は天地逆に図示している。
【0020】防振ゴム4を介して支持ピン5を仮付けし
たブラケット2を取付けたトランスファーケース1は天
地逆にして上から水平に図示しないクレンで吊り下げら
れて、ほぼ取付け位置の上に運ばれる。
【0021】そこで、トランスファーを下げていけば、
支持ピン5はブラケット3の一対の嵌合板13の端部1
3aに案内されて嵌合板13のなかの取付け位置に入
る。
【0022】そのとき同時にブラケット3のテーパ部1
3bが支持ピン5の端部と係合して車両に対する左右方
向の位置を決めるので、支持ピン5の取付穴17とブラ
ケット3の取付穴18とが合致し、固定ボルト10は容
易に取付けられる。
【0023】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように構成され
ているので、あらかじめフレーム側に取付けたブラケッ
トの嵌合板の端部とテーパ部とがトランスファーに取付
けた支持ピンを案内して所定の位置にセットできるの
で、正確かつ迅速に取付けができ、流れ作業にも対応で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すトランスファーケース
の支持装置の斜視図。
【図2】図1の支持装置の構成を示す分解斜視図。
【図3】図1の後面図。
【図4】防振ゴムの側断面図。
【図5】天地逆方向にした組立ラインでの組立要領を示
す図。
【図6】図5の要部の拡大図。
【図7】従来の技術の例を示す平面図。
【図8】図7の前面図。
【図9】図8のX−X断面図。
【図10】従来技術のラインでの組立開始時の状態を示
す図。
【図11】図10の次の組立ステップの状態を示す図。
【図12】図11の次の組立ステップの状態を示す図。
【符号の説明】
1、21…トランスファーケース 2…ケース側ブラケット 3…フレーム側ブラケット 4…防振ゴム 5…支持ピン 8…固定ピン 10…固定ボルト 12…穴 13…嵌合板 15、16…面 17、18…取付穴 20…フレーム 22、23…マウントピン

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のフレームの間に少なくとも3つの
    ブラケットで支持ピンにより取付けたトランスファーケ
    ースの支持装置において、前記各ブラケットの外側にト
    ランスファーの挿入方向に拡がっているテーパ部分を設
    け、かつ支持ピンをブラケットに取付けるブラケットの
    端部が一対のピン嵌合板で構成され、そのピン嵌合板の
    端部が支持ピンの挿入方向に拡がっており、前記支持ピ
    ンは挿入方向と平行な2つの面を有し、前記2つの面の
    間の寸法は前記ピン嵌合板の間隔と等しく、そして前記
    支持ピンの端部は前記テーパ部分と係合する寸法に構成
    されていることを特徴とするトランスファーケースの支
    持装置。
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JPH0717629U JPH0717629U (ja) 1995-03-31
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