JP2587185B2 - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

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JP2587185B2
JP2587185B2 JP7980593A JP7980593A JP2587185B2 JP 2587185 B2 JP2587185 B2 JP 2587185B2 JP 7980593 A JP7980593 A JP 7980593A JP 7980593 A JP7980593 A JP 7980593A JP 2587185 B2 JP2587185 B2 JP 2587185B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭用燃焼機器等の加
熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、給湯器や、暖房器、ガスコン
ロ、電気コンロ、電子レンジ、オーブン等における加熱
装置には寿命があり、その寿命を越えて該加熱装置を使
用することは、種々の故障等を頻繁に生じ易く、好まし
くない。このため、この種の加熱装置においては、その
寿命(消耗度)を把握し、寿命に達した時点で、加熱装
置を作動不能としたり、あるいは警報を発して使用者に
知らしめる等の処置を施すことが望まれる。
【0003】そして、このように加熱装置の寿命(消耗
度)を把握するものとしては、従来、例えば特開平4−
62318号公報に開示されているように、バーナ等の
加熱源の作動時間を計測してこれを積算し、その積算値
により加熱装置の消耗度を把握するようにしたものが知
られている。そして、同号公報のものにおいては、前記
積算値が機器の耐用限界としてあらかじめ定めた値に近
い値に達した時に警報を発し、これにより、使用者に機
器の寿命が近いことを知らしめるようにしている。
【0004】しかしながら、本願発明者等の知見によれ
ば、一般に、オーブン等の加熱装置は、一回当たりの加
熱源の連続的な作動時間が比較的短い場合と一回当たり
の加熱源の連続的な作動時間が比較的長い場合とを比較
すると、作動時間の積算値が同一であっても、後者の方
が前者よりも加熱装置の寿命が早くなる。例えば加熱源
を30分づつ1万回作動させた場合と、10時間にわた
る連続作動を500回繰り返した場合とと比較すると、
両者は作動時間の積算値は同じであるものの、後者の方
が前者よりも加熱装置の寿命が早くなる。これは、後者
の場合には、加熱装置を構成する各種部品が長時間にわ
たって連続的に高温下におかれ、このため、これらの部
品の劣化が生じやすいためと考えられる。
【0005】従って、従来のように加熱源の作動時間の
積算値により加熱装置の寿命(消耗度)を把握するよう
なものにおいては、その把握を的確に行うことができ
ず、このように加熱装置の寿命(消耗度)を的確に行う
ことができないために、まだ、十分使用し得る状態であ
るにもかかわらず、使用者に寿命であると認識させてし
まい、あるいは既に寿命に達したにもかかわらず、使用
者がまだ寿命でないと判断して種々の故障を生じる等の
不都合があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる背景に
鑑み、加熱装置の消耗度を的確に把握して監視すること
ができると共に、その把握した消耗度に基づいて的確な
処置を行うことができる加熱装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる目的を達
成するために、加熱源と該加熱源を作動・停止させる手
段とを備えた加熱装置において、前記加熱源の作動時に
その作動時間を計測する作動時間計測手段と、該作動時
間計測手段により計測された前記作動時間の長さに応じ
た加算値を求める加算値決定手段と、該加算値決定手段
により得られた前記加算値を累積的に加算する加算手段
と、該加算手段により得られた累積加算値を所定の判定
値と比較し、その比較結果により当該加熱装置の消耗度
を監視する監視手段とを備え、前記加算値決定手段は、
前記作動時間が長い程、該作動時間に対する前記加算値
の割合を大きくすることを特徴とする。
【0008】そして、前記加熱源の前回の作動終了時か
ら今回の作動開始時までの停止時間を計測する停止時間
計測手段を備え、前記作動時間計測手段は、前記停止時
間計測手段により計測された停止時間があらかじめ定め
られた所定時間以下のときに前記停止時間と前回の作動
時間とを今回の作動時間に加算しつつ当該今回の作動時
間を計測演算する手段を備え、前記加算値決定手段は、
前記加熱源の今回の作動終了時から前記所定時間の経過
後に該作動時間計測手段により計測演算された時間の総
和を前回から今回まで継続した作動時間として該作動時
間に対する加算値を求めることを特徴とする。
【0009】あるいは、前記加熱源の前回の作動終了時
から今回の作動開始時までの停止時間を計測する停止時
間計測手段を備え、前記作動時間計測手段は、前記停止
時間計測手段により計測された停止時間があらかじめ定
められた所定時間以下のときに、今回の作動終了時に計
測した今回の作動時間と前記停止時間と前回の作動時間
との総和を演算する手段を備え、前記加算値決定手段
は、前記加熱源の今回の作動終了時から前記所定時間の
経過後に該作動時間計測手段により計測された今回の作
動時間と前記停止時間と前回の作動時間との総和を前回
から今回まで継続した作動時間として該作動時間に対す
る加算値を求めることを特徴とする。
【0010】また、前記累積加算値が前記所定の判定値
以上となった時に前記加熱源を作動不能状態とする加熱
源制御手段を備えたことを特徴とする。
【0011】また、前記累積加算値が前記所定の判定値
以上となった時に警報を発する警報発生手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0012】また、前記累積加算値を記憶保持する電気
的書き込み・消去可能な不揮発性記憶手段を備えたこと
を特徴とする。
【0013】
【作用】本発明によれば、前記作動時間計測手段により
計測された前記加熱源の作動時間の長さに応じた加算値
が前記加算値決定手段により求められ、その加算値が前
記加算手段により累積的に加算される。このとき、前記
加算値決定手段は、前記作動時間に対する加算値の割合
を該作動時間が長い程、大きくするので、前記加算手段
により得られる累積加算値は、前記加熱源の作動時間が
長い程、換言すれば、前記加熱装置を構成する各種部品
がその劣化を生じやすい高温下に連続的にさらされる時
間が長い程、大きな割合で大きな値となっていく。従っ
て、該累積加算値は、加熱装置の消耗度を示すものとみ
なすことができ、該累積加算値を前記所定の判定値と比
較することにより、加熱装置の消耗度を的確に把握・監
視することが可能となる。
【0014】かかる本発明において、前記加熱源の前回
の作動と今回の作動との間の停止時間が比較的短い場合
には、加熱装置を構成する各種部品は、該停止時間内に
おいても継続的に高温下にさらされるので、この場合に
は、加熱装置の各種部品の消耗度は、前記加熱源が前回
の作動時から今回の作動にかけて連続的に作動された場
合と実質的に略同一になり、また、前記停止時間が比較
的長い場合よりも加熱装置の各種部品の消耗度は大きく
なると考えられる。
【0015】そこで、前記停止時間計測手段を備えたと
きには、前記作動時間計測手段は、前記停止時間計測手
段により計測された停止時間が前記所定時間以下のと
き、すなわち、該停止時間が比較的短く、前記加熱源が
実質上、連続的に作動した場合と同等とみなされる場合
には、今回の作動時間を計測すると共に、当該今回の作
動時間と前記停止時間と前回の作動時間との総和を求め
る。そして、今回の作動終了後、前記所定時間の経過後
に、この総和の時間に応じた加算値が前記加算値決定手
段により決定され、その加算値が前記加算手段により現
在の累積加算値に加算される。従って、該累積加算値
は、加熱装置の実際の消耗度に即してより的確に加熱装
置の消耗度を示すものとなる。
【0016】尚、この場合、今回の加熱源の作動終了時
から次回の作動開始時までの停止時間が前記所定時間以
下であるときには、その停止時間と今回の作動終了時ま
でに計測された作動時間とが次回の作動時間に加算され
ることとなる。また、今回の作動時間と前記停止時間と
前回の作動時間との総和は、今回の加熱源の作動時にそ
の作動時間の計測と並行して求めるようにしてもよく、
あるいは、今回の加熱源の作動時間の計測後に求めるよ
うにしてもよい。
【0017】また、かかる本発明において、前記加算手
段により得られる累積加算値が前記所定の判定値以上と
なった時に前記加熱源を作動不能状態とすることによ
り、寿命による加熱装置の故障の発生等を未然に防止す
ることが可能となる。
【0018】また、前記累積加算値が前記所定の判定値
以上となった時に警報を発することにより、加熱装置の
寿命がきたこと、あるいは寿命が近いことを使用者に知
らしめることが可能となる。
【0019】また、前記累積加算値を記憶保持する電気
的書き込み・消去可能な不揮発性記憶手段(所謂EEP
ROM)を備えることにより、加熱装置の消耗度を把握
するための前記累積加算値を停電や外乱等にかかわら
ず、確実に記憶保持しておくことが可能となる。
【0020】
【実施例】本発明の一例を加熱装置であるガスオーブン
を例にとって図1乃至図5を参照して説明する。図1は
本実施例の装置(ガスオーブン)の説明的システム構成
図、図2は該装置の要部のブロック構成図、図3乃至図
5は該装置の要部の作動を説明するためのフローチャー
トである。
【0021】図1において、本実施例のガスオーブン
(加熱装置)は、加熱源であるバーナ1を収納した燃焼
室2と、該燃焼室2に燃焼用空気を送風するための燃焼
ファンモータ3と、バーナ1にガスを供給するガス供給
路4に設けられた複数の電磁弁5と、バーナ1に着火す
るための着火装置6と、バーナ1の着火・失火を検知す
る炎検知センサ7と、燃焼室2に隣接して設けられた加
熱調理室8と、該調理室8に内に収納される調理物(図
示しない)を載架するターンテーブル9と、該ターンテ
ーブル9を回転駆動するターンテーブルモータ10と、
該ターンテーブル9上に載架された調理物の重量を検出
する重量センサ11と、燃焼室2から調理室8内に導入
される熱気を該調理室8内において循環させるための循
環ファンモータ12と、調理室8内の温度及び湿度をそ
れぞれ検出する温度センサ13及び湿度センサ14と、
本実施例のガスオーブンの作動制御を行うコントローラ
15と、該ガスオーブンの運転開始指示や運転停止指
示、あるいは自動調理メニューの設定等をコントローラ
15に対して行うための操作部16と、ブザーや表示ラ
ンプ等により構成される警報器17とを備えている。
【0022】この場合、コントローラ15は、加熱調理
に際して、操作部16から運転開始指示等の指令信号を
受けると共に、前記各センサ7,11,13,14から
それぞれ着火・失火、調理物の重量、調理室8内の温度
及び湿度の検出信号を受け、これらの信号に応じて、前
記各モータ3,10,12や各電磁弁5及び着火装置6
等を制御するようにしている。
【0023】すなわち、その概要を説明すると、例えば
操作部16により“炊飯”等の調理メニューが設定され
ると共に、運転開始指示が与えられると、コントローラ
15は、各電磁弁5を開くと共に、燃焼ファンモータ
3、ターンテーブルモータ10及び循環ファンモータ1
2を駆動し、さらに、炎検知センサ7を介して着火・失
火を検知しつつ、バーナ1に着火装置6を介して着火
し、これにより加熱調理を開始する。そして、この時、
前記重量センサ11や温度センサ13及び湿度センサ1
4の検出信号に応じて、電磁弁5の開度や燃焼ファンモ
ータ3の回転速度等を制御し、これによりバーナ1への
ガス供給量やバーナ1の火力を所定のシーケンスに従っ
て制御する。
【0024】尚、このような加熱調理の制御は、基本的
には公知のものであり(例えば本出願人による特開平5
−23245号公報等)、ここでは詳細な説明を省略す
る。
【0025】一方、本実施例のガスオーブンにおける前
記コントローラ15は、ガスオーブンの消耗度(寿命)
を把握・監視するために次のような構成を備えている。
【0026】すなわち、図2を参照して、コントローラ
15は、前述したような加熱調理の制御のための構成の
他に、バーナ1の作動開始(着火)に連動して起動され
る第1タイマ18と、該第1タイマ18から出力される
クロック信号をバーナ1の作動終了時までカウントする
ことによりバーナ1の作動時間tS を計測する作動時間
計測部19と、計測された作動時間tS に応じて後述の
補正係数Kを設定する補正係数設定部20と、設定され
た補正係数Kにより前記作動時間tS を補正する補正演
算部21と、該補正演算部21から得られる作動時間の
補正値TS (加算値)をバーナ1の作動毎に累積的に加
算する累積加算部22(加算手段)と、その累積加算値
Tを記憶保持するEEPROM23(電気的書き込み・
消去可能な不揮発性記憶手段)と、バーナ1の作動終了
に連動して起動される第2タイマ24と、該第2タイマ
24から出力されるクロック信号をバーナ1が再び作動
(着火)されるまでカウントすることによりバーナ1の
停止時間tT を計測する停止時間計測部25と、計測さ
れた停止時間tT をあらかじめ定められた所定値(所定
時間)と比較し、その比較結果に応じて前記作動時間計
測部19や補正係数設定部20、補正演算部21を制御
する第1比較部26と、前記停止時間tT の経過後にE
EPROM23に記憶保持された前記累積加算値Tをそ
れぞれ後述の所定の判定値と比較する第2比較部27及
び第3比較部28と、これらの比較部27,28の比較
結果に応じてガスオーブンの消耗度を把握・監視すると
共に前記電磁弁5や警報器17の駆動制御を行う消耗度
監視部29とを備えている。
【0027】ここで本発明の構成に対応して、前記第1
タイマ18及び作動時間計測部19は作動時間計測手段
30を構成し、前記補正係数設定部20及び補正演算部
21は加算値決定手段31を構成し、前記第2タイマ2
4及び停止時間計測部25は停止時間計測手段32を構
成し、第2及び第3比較部27,28並びに消耗度監視
部29は監視手段33を構成し、消耗度監視部29及び
電磁弁5は加熱源制御手段34を構成し、消耗度監視部
29及び警報器17は警報発生手段35を構成するもの
である。
【0028】次に、かかるガスオーブンの消耗度の監視
に係わる作動について説明する。
【0029】図2及び図3を参照して、まず、前記操作
部16(図1参照)から運転開始指示がコントローラ1
5に与えられると(STEP1)、コントローラ15
は、前記バーナ1に着火してこれを作動せしめると共
に、前記第1タイマ18を起動する。この時、前記作動
時間計測部19が、第1タイマ18から出力されるクロ
ック信号を累積的にカウントすることによりバーナ1の
作動時間tS を計測する(STEP2)。尚、本実施例
のガスオーブンの初回目の使用において、作動時間計測
部19によるクロック信号のカウント値は“0”にリセ
ットされている。
【0030】かかるバーナ1の作動及び作動時間tS
計測は、前記操作部16による運転停止指示や、所定の
シーケンスに従った運転停止指示が与えられるまで行わ
れ(STEP3)、該運転停止指示が与えられると、コ
ントローラ15は前記電磁弁5を閉塞してバーナ1の作
動を停止せしめ、また、前記作動時間計測部19は作動
時間tS の計測を終了する。さらに、この時、前記第2
タイマ24が起動され、該第2タイマ24から出力され
るクロック信号を前記停止時間計測部25が累積的にカ
ウントすることによりバーナ1の停止時間tT を計測す
る(STEP4)。この停止時間tT の計測は、前記操
作部16による次回の運転開始指示や所定のシーケンス
に従った運転開始指示が与えられるまで行われる(ST
EP5)。
【0031】次いで、該運転開始指示が与えられると、
停止時間計測部25により計測されたバーナ1の停止時
間tT が、前記第1比較部26により、あらかじめ定め
られた所定時間(本実施例では5分)と比較される(S
TEP6)。
【0032】そして、この比較結果がtT <5分(ST
EP6においてNO)である場合、すなわち、停止時間
T が比較的短く、今回の運転が前回の運転終了後の直
後に再開されるような場合には、後述するような処理が
行われた後に、今回の運転が開始され、tT ≧5分(S
TEP6においてYES)である場合、すなわち、今回
の運転が前回の運転終了後、充分時間が経過してから再
開されるような場合には、第1比較部26の指令に応じ
て前記補正係数設定部20及び補正演算部21が前記作
動時間計測部19により計測された作動時間tS の補正
処理(STEP7)を行った後に、今回の運転が開始さ
れる。
【0033】tT ≧5分の場合のSTEP7における補
正処理は、図4に示すサブルーチンを処理することによ
り行われる。
【0034】すなわち、まず、補正係数設定部20によ
り、作動時間tS の長さに応じて補正係数Kが設定され
る。この場合、該補正係数Kは、作動時間tS が長い
程、大きな値となるように設定され、具体的には、tS
≦30分のときには“1”、30分<tS ≦60分のと
きには“1.3”、60分<tS ≦180分のときには
“1.5”、tS ≧180分のときには“2”、という
ように設定される。
【0035】次いで、補正演算部21により、このよう
に設定された補正係数Kを計測された前記作動時間tS
に乗算することにより該作動時間tS を補正し、補正値
S(加算値)を得る。
【0036】従って、作動時間tS の補正値TS (=K
・tS )は、作動時間tS が長い程、大きな割合で大き
な値となる。
【0037】次いで、図2及び図3を参照して、このよ
うに求められた作動時間tS の補正値TS は、前記累積
加算部22に受け渡される。そして、該累積加算部22
は、補正演算部21から補正値TS が得られる毎(基本
的にはバーナ1の作動毎)に該補正値TS を累積的に加
算する。この場合、前回の処理までの補正値TS の累積
加算値はEEPROM23に記憶保持されており、累積
加算部22は、新たな補正値TS が得られると、まず、
EEPROM23に現在記憶保持されている累積加算値
Tを読み出し(STEP8)、その累積加算値Tに新た
な補正値TS を加算する(STEP9)。そして、その
加算により得られた新たな累積加算値TをEEPROM
23に新たに記憶保持せしめる(STEP10)。
【0038】このようにして得られた累積加算値Tは、
本実施例のガスオーブンの消耗度を示すものとなる。す
なわち、ガスオーブンを構成する各種の部品は、その運
転の度(バーナ1の作動の度)に徐々に劣化していき、
その劣化の度合いは、基本的には、バーナ1の作動時間
S が長い程、高温下にさらされる時間が長くなるため
に大きくなると考えられる。
【0039】従って、前述したように計測されたバーナ
1の作動時間tS をその長さが長い程、大きな割合で大
きな値となるように補正して得られた前記補正値T
S は、ガスオーブンの一回の作動における劣化の度合い
を示すものとなり、該補正値TSをガスオーブンの初回
の使用時から累積加算してなる前記累積加算値Tは、該
ガスオーブンのトータル的な消耗度を示すものとなる。
【0040】尚、補正値TS の累積加算値Tは、EEP
ROM23に記憶保持されるので、停電や外乱等によら
ずに、確実に記憶保持しておくことができる。
【0041】次いで、上記のようにガスオーブンの消耗
度を示す累積加算値Tが新たに得られると、該累積加算
値Tを基に、ガスオーブンの消耗度を監視する所定の処
理が行われる(STEP11)。
【0042】この処理は、図5に示すサブルーチンを処
理することにより行われる。
【0043】すなわち、図2及び図5を参照して、前記
第2及び第3比較部27,28により、EEPROM2
3に最新に記憶保持されている累積加算値Tが読みださ
れ、該累積加算値Tがそれぞれ所定の判定値TX ,TY
と比較される。そして、その比較結果は、消耗度監視部
29に出力され、該消耗度監視部29は、その比較結果
に応じて後述するような処理を行う。
【0044】この場合、第2比較部27における判定値
X は、ガスオーブンの寿命(耐用限界)に相当する前
記累積加算値Tの値としてあらかじめ定められたもので
あり、第3比較部28における判定値TY は、ガスオー
ブンの寿命に近い状態に相当する前記累積加算値Tの値
としてあらかじめ定められたものである。本実施例で
は、前記判定値TX として例えば“6000”が設定さ
れ、判定値TY として例えば“5000”が設定されて
いる。
【0045】そして、消耗度監視部29は、まず、第3
比較部28による比較結果が、T<TY であるとき、換
言すれば、ガスオーブンが未だ寿命に近い状態にも達し
ていない場合には、特別の処理を行うことなく、消耗度
の監視処理を終了する。この場合には、図3のSTEP
12に示すように、前記作動時間計測部19及び停止時
間計測部25におけるクロック信号のカウント値(作動
時間tS 及び停止時間tT の計測値)がリセットされ
(“0”にされ)た後に、前述のSTEP5における運
転開始指示に従って、バーナ1の作動やその作動時間t
S の計測が再び開始される(STEP2以降の作動が繰
り返される)。
【0046】一方、第3比較部28による比較結果が、
T≧TY であるとき、換言すれば、ガスオーブンが寿命
に近い状態に達したときには、消耗度監視部29は、前
記警報器17を駆動し、これにより、ガスオーブンの寿
命が近いことを使用者に知らしめる。
【0047】このように警報器17により警報を発した
後に、消耗度監視部29は、第2比較部27による比較
結果がT<TX であるとき、換言すれば、ガスオーブン
が未だ寿命に達していないときには、消耗度の監視処理
を終了する。この場合には、前述したSTEP12以降
の作動が行われる。
【0048】また、第2比較部27による比較結果がT
≧TX であるとき、換言すれば、ガスオーブンが寿命に
達したときには、消耗度監視部29は、バーナ1の燃焼
を禁止する処置をとる。具体的には、消耗度監視部29
は、前記STEP5における運転開始指示にかかわら
ず、前記電磁弁5を閉状態に維持し、これによりバーナ
1を以後、作動不能状態とする。従って、ガスオーブン
が寿命に達した後は、使用不能となり、これにより、ガ
スオーブンの故障等の発生が未然に防止される。
【0049】以上説明した本実施例のガスオーブンの作
動は、図3のSTEP6における比較結果がtT ≧5分
の場合、すなわち、ガスオーブンの運転と運転の間の停
止時間tT が5分以上の場合であり、tT <5分である
場合、すなわち、ガスオーブンの運転停止後、比較的短
時間でガスオーブンの運転が再開される場合には、次の
ような処理が行われる。
【0050】すなわち、図2を参照して、STEP6に
おいてtT <5分である場合には、前記作動時間計測部
19は、前記第1比較部26の指令により、現時点で保
持している前回の運転時の作動時間tS の計測値(クロ
ック信号のカウント値)にその運転後の停止時間tT
計測値(クロック信号のカウント値)を加算し、これを
初期値として保持する(STEP13)。そして、さら
に前記停止時間計測部25における停止時間tT の計測
値がリセットされた後に(STEP14)、前記STE
P5の運転開始指令に従って、バーナ1の作動やその作
動時間tS の計測が再び開始される(STEP2以降の
作動が繰り返される)。
【0051】この場合、かかる今回のバーナ1の作動時
において、前記作動時間計測部19は、前回の作動時間
S とその作動後の停止時間tT との和を初期値として
保持しているので、今回のバーナ1の作動時間tS は前
回の作動時間tS とその作動後の停止時間tT との和に
加算されつつ計測され、今回のバーナ1の作動終了時に
最終的に計測演算される作動時間tS は、前回の作動時
間tS とその作動後の停止時間tT と今回の実際の作動
時間との総和となる。そして、次回の運転時までの停止
時間tT が5分以上である場合(STEP6においてY
ES)には、上記のように前回の作動時間tS とその作
動後の停止時間tT とを含めて累積的に計測された今回
の作動時間tS は、前述したようにその長さに応じて補
正され、その補正値TS が前記累積加算部22により今
回までの累積加算値Tに加算されてEEPROM23に
記憶保持される。
【0052】また、次回の運転時までの停止時間tT
5分未満である場合(STEP6においてNO)には、
さらに、前回の作動開始時点から次回の作動開始時点ま
で停止時間tT を含めて累積的に計測された作動時間t
T が次回の作動時に計測される作動時間tS に加算され
ることとなる。
【0053】具体的には、例えば、前回の作動時間tS
を30分、その作動後の停止時間t T を3分、今回の作
動時間tS を30分、その作動後の停止時間tT を10
分とした場合には、今回の作動終了時に作動時間計測部
19から得られる作動時間t S の計測値は、30分+3
分+30分=63分となり、この値は、前回の作動時か
ら今回の作動終了時まで継続的にバーナ1が作動された
場合の値である。そして、この作動時間tS の計測値が
補正演算部21により補正された後に、現在までの補正
値TS の累積加算値Tに加算されてEEPROM23に
記憶保持される。
【0054】尚、この場合、今回の運転開始時には、前
回の作動時間tS に応じた補正係数Kの設定や補正演算
は行われない。
【0055】従って、本実施例のガスオーブンにおいて
は、その運転と運転との間の停止時間tT が短い場合
(5分未満である場合)には、継続的にバーナ1が作動
されたものとみなして、バーナ1の作動時間tS が計測
されることとなる。
【0056】このようにすることにより、前記累積加算
値Tをより的確にガスオーブンの消耗度を示すものとす
ることができる。
【0057】すなわち、運転と運転との間の停止時間t
T が比較的短い場合には、その停止時間tT 内において
も、前回の運転時の余熱により、ガスオーブンの各種部
品は高温下にさらされ、この時、該部品がその劣化に関
して受ける影響は、バーナ1が作動している場合とほと
んど差異はないと考えられる。従って、このような場合
には、それぞれの運転毎にガスオーブンの消耗度を各別
に把握するよりも、これらの運転を一回の運転とみなし
て全体的にガスオーブンの消耗度を把握することが好ま
しいと考えられる。
【0058】そこで、前述したように、運転と運転との
間の停止時間tT が短い場合(5分未満である場合)に
継続的にバーナ1が作動されたものとみなして、バーナ
1の作動時間tS が計測し、その計測した作動時間tS
のその長さに応じた補正値T S を累積的に加算すること
により、得られる累積加算値Tをより的確にガスオーブ
ンの消耗度を示すものとすることができる。
【0059】以上説明したように、本実施例のガスオー
ブンにおいては、計測したバーナ1の作動時間tS のそ
の長さに応じた補正値TS を累積加算してなる累積加算
値Tによりガスオーブンの消耗度を実際の消耗度に即し
て的確に把握することができ、該ガスオーブンの寿命が
近い場合や寿命に達した場合に、故障等の発生を未然に
防止するための適切な処置を施すことができる。
【0060】尚、本実施例では、前回の運転と今回の運
転との間の停止時間tT が短い場合(tT <5分の場
合)に、今回の運転時の作動時間計測部19の初期値と
して前回の作動時間tS と停止時間tT との和を設定
し、これに今回の作動時間tS を累積的に加算すること
により、前回の作動時間tS とその後の停止時間tT
を今回の運転の当初から今回の運転時の作動時間tS
加算するようにしたが、例えば今回の運転の開始時に前
回の作動時間tS とその後の停止時間tT とをメモリ等
に記憶しておくと共に、作動時間計測部19をリセット
し(初期値を“0”とする)た後に、該作動時間計測部
19により今回の実際の作動時間tS を計測し、次い
で、今回の作動終了時に加算器等により前回の作動時間
S とその後の停止時間tT と今回の実際の作動時間t
S とを加算するようにしてもよい。
【0061】また、本実施例では、計測された作動時間
S をその長さに応じて補正することにより、加算値で
ある補正値TS を得るようにしたが、作動時間tS の長
さに応じた加算値をあらかじめ定めて記憶しておくよう
にしてもよい。
【0062】また、本実施例ではガスオーブンを例にと
って説明したが、ガスコンロや給湯器、電気コンロ、電
子レンジ等、種々の加熱源を備えた加熱装置に対して本
発明を適用することが可能であることはもちろんであ
る。
【0063】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
によれば、加熱源の作動時に計測した作動時間の長さに
応じた加算値を、該作動時間が長い程大きな割合で大き
くなるように求め、その加算値を累積的に加算するよう
にしたことによって、該累積加算値により、加熱装置の
消耗度を的確に把握して監視することができる。
【0064】そして、加熱源の前回の作動終了時から今
回の作動開始時までの停止時間を計測し、該停止時間が
所定時間以下のときに、今回の実際の作動時間と前回の
作動時間とその後の停止時間との総和を継続した作動時
間として、その作動時間の長さに応じた加算値を累積的
に加算するようにしたことによって、該累積加算値によ
り、加熱装置の消耗度をより的確に把握して監視するこ
とができる。
【0065】また、前記累積加算値が所定の判定値以上
となった時に警報を発するようにしたことによって、使
用者に加熱装置の寿命が近いこと、あるいは寿命に達し
たことを知らしめることができ、該加熱装置を交換する
等の適切な処置を施すことができる。
【0066】また、前記累積加算値が所定の判定値以上
となった時に加熱源を作動不能状態とすることによっ
て、加熱装置が寿命に近い状態となり、あるいは寿命に
達した場合に、故障等の発生を未然に防止することがで
きる。
【0067】また、前記累積加算値を電気的書き込み・
消去可能な不揮発性記憶手段に記憶保持するようにした
ことによって、停電や外乱等にかかわらず、該累積加算
値を確実に記憶保持することができ、加熱装置の消耗度
(寿命)の把握・監視を継続的に支障なく行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を適用したガスオーブンの説明的
システム構成図。
【図2】図1のガスオーブンの要部のブロック構成図。
【図3】図1のガスオーブンの消耗度の把握・監視に係
わる作動を説明するためのフローチャート。
【図4】図1のガスオーブンの消耗度の把握・監視に係
わる作動を説明するためのフローチャート。
【図5】図1のガスオーブンの消耗度の把握・監視に係
わる作動を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…バーナ(加熱源)、30…作動時間検出手段、31
…加算値決定手段、32…停止時間計測手段、33…監
視手段、34…加熱源制御手段、35…警報発生手段。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱源と該加熱源を作動・停止させる手段
    とを備えた加熱装置において、前記加熱源の作動時にそ
    の作動時間を計測する作動時間計測手段と、該作動時間
    計測手段により計測された前記作動時間の長さに応じた
    加算値を求める加算値決定手段と、該加算値決定手段に
    より得られた前記加算値を累積的に加算する加算手段
    と、該加算手段により得られた累積加算値を所定の判定
    値と比較し、その比較結果により当該加熱装置の消耗度
    を監視する監視手段とを備え、前記加算値決定手段は、
    前記作動時間が長い程、該作動時間に対する前記加算値
    の割合を大きくすることを特徴とする加熱装置。
  2. 【請求項2】前記加熱源の前回の作動終了時から今回の
    作動開始時までの停止時間を計測する停止時間計測手段
    を備え、前記作動時間計測手段は、前記停止時間計測手
    段により計測された停止時間があらかじめ定められた所
    定時間以下のときに前記停止時間と前回の作動時間とを
    今回の作動時間に加算しつつ当該今回の作動時間を計測
    演算する手段を備え、前記加算値決定手段は、前記加熱
    源の今回の作動終了時から前記所定時間の経過後に該作
    動時間計測手段により計測演算された時間の総和を前回
    から今回まで継続した作動時間として該作動時間に対す
    る加算値を求めることを特徴とする請求項1記載の加熱
    装置。
  3. 【請求項3】前記加熱源の前回の作動終了時から今回の
    作動開始時までの停止時間を計測する停止時間計測手段
    を備え、前記作動時間計測手段は、前記停止時間計測手
    段により計測された停止時間があらかじめ定められた所
    定時間以下のときに、今回の作動終了時に計測した今回
    の作動時間と前記停止時間と前回の作動時間との総和を
    演算する手段を備え、前記加算値決定手段は、前記加熱
    源の今回の作動終了時から前記所定時間の経過後に該作
    動時間計測手段により計測された今回の作動時間と前記
    停止時間と前回の作動時間との総和を前回から今回まで
    継続した作動時間として該作動時間に対する加算値を求
    めることを特徴とする請求項1記載の加熱装置。
  4. 【請求項4】前記累積加算値が前記所定の判定値以上と
    なった時に前記加熱源を作動不能状態とする加熱源制御
    手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の加熱装
    置。
  5. 【請求項5】前記累積加算値が前記所定の判定値以上と
    なった時に警報を発する警報発生手段を備えたことを特
    徴とする請求項1記載の加熱装置。
  6. 【請求項6】前記累積加算値を記憶保持する電気的書き
    込み・消去可能な不揮発性記憶手段を備えたことを特徴
    とする請求項1記載の加熱装置。
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