JP2586900Y2 - 複写伝票 - Google Patents

複写伝票

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JP2586900Y2
JP2586900Y2 JP1992060994U JP6099492U JP2586900Y2 JP 2586900 Y2 JP2586900 Y2 JP 2586900Y2 JP 1992060994 U JP1992060994 U JP 1992060994U JP 6099492 U JP6099492 U JP 6099492U JP 2586900 Y2 JP2586900 Y2 JP 2586900Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、少なくとも2枚からな
る紙葉やフィルムなどが重ね合わされた複写伝票であ
り、百貨店、小売店などの商品の託送、および商品の配
送を業とする運送会社などの宅配便用配送伝票の補助伝
票として好適なものであって、最上層紙葉とその下層と
なる紙葉との対面部に部分的な剥離紙、部分接着用タッ
ク糊および剥離剤を必要としないタック付き複写伝票に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、運送会社などでの複雑な運送
業務を効率よくかつ合理的に実施するため、実公昭39
−27212号公報(送状)、実開昭53−15172
5号公報(配送伝票)に示されるような提案がなされて
いる。しかしながら、近年、主婦の職場進出が顕著とな
り、中高齢者を含むスポーツレジャー熱の高まりや若年
層の塾通いなど、主婦から子供に至るまで家を空けるこ
とが多い傾向があって、日中は誰も在宅しない家庭が多
くなってきたことから、宅配便や郵便小包の配送受渡し
が出来ず、持帰らざるを得なかった。そこで、最近で
は、住宅団地など導入に便宜な地域では特製の共用ロッ
カーを備えるとか、小包郵便に限って、いわゆる24時
間営業の「コンビニエンス・ストア」での受取りが試験
的に実施されている。これらの対策も人的、物的または
経済的な事情から制限され、いまだ一部地域で実施され
ているにすぎず、一般には「不在連絡票」(不在者配達
通知書)によって配達した旨を通知し、預け先を連絡す
るサービスに依存しているのが現状である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし一般に使われて
いる不在連絡票は、届け先が不在で、しかも適当な預け
先がない場合、その届け先の郵便受けなどに投函され
て、荷物を持帰ることになるが、運送業者側での該荷物
の管理や遅滞なく再配達するためには、持帰り品の確
認、再配達手配およびそれらに関する事務処理手続が
必要となるので煩雑であり、その問題の解決が強く求め
られている。以上のような配送業務において荷物を持帰
る場合、配送伝票に“持帰り”と書き込むことは不体裁
となり再配達先の住所などの誤読の原因となり、また書
き忘れやその確認を失念し易いので不適当であるため、
裏面に粘着剤層を設けたタック紙などの補助伝票を用い
ることが望ましい。しかしながら、裏面に粘着剤層を設
けた用紙を複写伝票として用いるには、剥離紙を重ねて
粘着層を露出させないことが必要であり、特に粘着層を
部分的に設けた場合は、剥離紙分だけ一部が厚くなり保
管時に積重ねることが困難となり不便である。しかも、
剥離紙は高価であり、加えて粘着剤付用紙に重ねるため
の加工機を用いなければ重ねることができないので、材
料、設備、製造にかかわるコスト増の問題、また製造時
間や手間を必要とするなどの問題点があった。本考案は
上記問題点を解決し、後述するとおりの効果をもたらす
複写伝票の提供を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案者は、前記問題を
解決し、前記目的を達成するために研究を進め、その成
果として、実願平3−71549号の考案を提案するこ
とができた。該考案は、従来より一般に使用されている
フォーム印刷加工機を利用して、最上層の用紙裏面にタ
ック糊をパターン塗布し、かつそれに対応する下層の用
紙表面に剥離剤を印刷機部分でパターン印刷することに
よって、必ずしも剥離紙を必要としないタック付き複写
伝票についての考案である。しかしより一層作業面での
効率の向上と、材料コストの低減などが更に求められ
た。上記要請に応え充足する本考案は、伝票用紙の対応
する部位にタック糊、剥離剤を使用しない点に特徴があ
り、後述するすぐれた効果をもたらすものである。すな
わち、本考案の具体的な構成は、控用荷物連絡伝票、荷
物仮貼付用伝票、通知書を順次に積層して、それら各上
縁がセット糊により互いに糊付丁合されてなり、該セッ
ト糊は、前記控用荷物連絡伝票裏面の一側端に施す糊付
の幅を前記荷物仮貼付用伝票表面の一側端に設けたミシ
ン目と前記上縁からの距離より少ない幅で設け、かつ控
用荷物連絡伝票裏面に施したカーボン印刷と対応して、
前記荷物仮貼付用伝票の剥離紙裏面には複写必要部分に
カーボン印刷が施され、該伝票裏面には粘着剤層を介し
て剥離紙を有するものであり、上記積層せる各伝票、通
知書の上方より筆記や印字などの加圧によって複写され
ることを特徴とする複写伝票である。
【0005】本考案の実施例として、3枚構成の複写伝
票の場合について、図面に従い説明する。図面は、3枚
構成の複写伝票であり、上から順に、第1枚目を控用荷
物連絡伝票A、第2枚目を荷物仮貼付用伝票B、第3枚
目を通知書Cとするものである。上記各伝票A、Bおよ
び通知書Cは、伝票A、B裏面にバックカーボンまたは
ノー・カーボンを塗布し、これらを積層し上からの筆記
または印字などの手段によって所要事項が共通して複写
される方式を採用することが最適である。これら各伝
票、通知書の構成並びに連接は以下のとおりである。す
なわち、郵便はがき大とした同形の各伝票A、Bおよび
通知書Cの各上縁を揃えセット糊1により糊付丁合され
るが、本考案の特徴として、図2のとおり、従来は伝票
A裏面一側端に施す糊付の幅が約1mmであったのに代
えて、2〜3mm幅と増大させたこと、また図1および
図4のとおり伝票B表面の一側端にミシン目3を伝票A
のセット糊1の前記糊幅に対し、更に1〜2mm程度上
端から離した位置に設けてある。各伝票A、Bは前記複
写方式に親しむ用紙ならばその材質は特定されないが、
通知書Cを設ける場合は現行の郵便はがきに類した適度
の腰の強さをもったものであることが好ましい。また、
荷物仮貼付用伝票Bは、荷物に仮貼付する都合上、小型
であることが好ましく、必要記載事項を満たせば前記
A、Cと同大である必要はなく、例えば上下の長さが
A、Cの1/2程度の長さでも良い。前記控用荷物連絡
伝票A裏面および荷物仮貼付用伝票Bの剥離紙5裏面の
必要部分には、対応するカーボン印刷2がそれぞれ印刷
されている。荷物仮貼付用伝票Bは、タック紙であり、
用紙裏面に粘着剤層Nを設けたものである。伝票B裏面
の粘着剤層Nは再剥離が可能なタック糊を使用し、前記
剥離紙5が貼着されている。本考案の粘着剤層に用いる
タック糊は、既知のデンプン糊と対比される合成樹脂、
例えばアクリル・エマルジョンなどを用いるものでもの
で、荷物仮貼付用伝票B裏面側に対し強粘着であり、か
つ粘着対象の剥離紙5表面に対しては弱粘着・再剥離の
性能を有する。なお、剥離紙は、通常、剥離剤(シリコ
ン系樹脂など)を塗布、または含浸させており、特別に
強粘着を必要とする場合には剥離剤層を設ける。
【作用】従って、前記伝票Aは伝票Bより分離する場
合、セット糊1が伝票B表面に粘着ししかも伝票B裏面
には剥離紙に剥離剤が塗布されているので、剥離紙5と
の間が弱粘着となるため、ミシン目3から伝票Bのミシ
ン目3に接する一側端部分が粘着剤層Nまで一体となっ
て引き離されて伝票A裏面に付着した状態となる(図3
参照)。かくして図3に示される引き離し後の前記伝票
Aは、図示を省略した荷物表面の適宜位置に、または既
知の配送伝票に貼付される。
【0006】本考案は、図1、図4および図5に例示し
たとおり、運送会社などの不在連絡票として使用する場
合、前記各伝票A、Bおよび通知書Cには共通して、配
達時点である年月日および時刻、発送人、配達品の概要
が記載され、両伝票A、Bに限って、例えば整理番号、
配達時の情報記事(持帰りするに至った事情)が記載さ
れる。また、前記伝票Aには受取人である不在者宛の連
絡事項(通知書Cの記事と一致する。)に加えて、受取
人への連絡、受取人へのお願いなどを記載することが好
ましい。前記伝票Bは、後述するとおり送り状(図示せ
ず。)とともに再配達時に的確な作業が行えるように、
持帰りするに至った具体的な事情を示す情報の他に、再
配達時に配慮すべき情報(例えば、再配達時の指定時
間、受取人の指示による置き場所など)が記載されるこ
とが望ましい。通知書Cについては、不在のために持帰
り保管しており再配達する旨の意思表示の記事などが記
載される。なお、不在連絡票としての通知書Cの使用を
必要としない、例えば荷物整理伝票として用いる場合に
は、前記伝票A、Bをもって使用に供される。本考案の
説明上、本件複写伝票単体を分離して図解したが、その
製造並びに使用形態として連続伝票方式を応用すること
も可能であり、それによって量産に適することになり経
済的である。なお、荷物仮貼付用伝票Bに関し、本考案
の構成上、図示を省略したが、本考案の説明において前
述したタック紙に代えて、いわゆる部分糊加工を施す構
成とすることもよい。
【0007】
【考案の効果】本考案は、配送業務などに用いる配送伝
票の補助伝票として使用される場合、控用荷物連絡伝票
Aは荷物仮貼付用伝票Bから引き離されると、該伝票A
裏面のタック糊が弱粘着・再剥離の性能を有するので、
一時的に荷物表面の適宜位置や既知の配送伝票に貼付し
て連絡用に供されれば、随時、必要の都度、貼付または
引き離しが可能となり、引き離し後の糊跡もなく見栄え
も良好であり、配達情報の読みとりに障害を来たさな
い。しかも、伝票A、Bの対面する相互間にはタック
糊、剥離剤を使用していないので、先に提案した考案
(実願平3−71549号)よりもなお一層作業効率が
増大し、併せて材料費を低減できる。更には、不在連絡
票としての使用面についてみると、 控用荷物連絡伝票Aは、送り状と付け合せて持帰
り、再配達手配にも用いられること、 荷物仮貼付用伝票Bは、持帰りに際し、荷物自体に
貼付することによって持帰りを確認できること、 以上のとおり、本考案によれば、まことに簡易な構成で
量産に適し、荷扱い実務にすぐれた実用性をもたらすも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】積層状態を示す説明図
【図2】図1の中央縦断面説明図
【図3】分離状態を示す説明図
【図4】控用荷物連絡伝票、荷物仮貼付用伝票および通
知書の各表面図
【図5】控用荷物連絡伝票の裏面図
【符号の説明】
A 控用荷物連絡伝票 B 荷物仮貼付用伝票 C 通知書 N 粘着剤層 1 セット糊 2 カーボン印刷 3 ミシン目 5 剥離紙

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 控用荷物連絡伝票A、荷物仮貼付用伝票
    B、通知書Cを順次に積層して、それら各上縁がセット
    糊1により互いに糊付丁合されてなり、該セット糊1
    は、前記伝票A裏面の一側端に施す糊付の幅を前記伝票
    B表面の一側端に設けたミシン目3と前記上縁からの距
    離より少ない幅で設け、かつ該伝票A裏面に施したカー
    ボン印刷2と対応して、前記伝票Bの剥離紙5裏面には
    複写必要部分にカーボン印刷2が施され、伝票B裏面に
    は粘着剤層Nを介して剥離紙5を有し、上記積層せる各
    伝票、通知書の上方より筆記や印字などの加圧によって
    複写されることを特徴とする複写伝票。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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