JP2586746Y2 - バッテリーケースの電極板固定構造 - Google Patents

バッテリーケースの電極板固定構造

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JP2586746Y2
JP2586746Y2 JP1993052772U JP5277293U JP2586746Y2 JP 2586746 Y2 JP2586746 Y2 JP 2586746Y2 JP 1993052772 U JP1993052772 U JP 1993052772U JP 5277293 U JP5277293 U JP 5277293U JP 2586746 Y2 JP2586746 Y2 JP 2586746Y2
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electrode plate
battery case
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rear side
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晋 久保田
仁 佐々木
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Rhythm Watch Co Ltd
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Rhythm Watch Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、本体ケースに装着され
て本体ケースに設けられた接片に接触するバッテリーケ
ースの電極板固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種装置にはバッテリーケースを
装着するものが知られている。この種の装置では、本体
ケースの接続部にバッテリーケースを装着できるように
なっており、接続部には各接片が設けられている。
【0003】この種のバッテリーケースは、例えば、図
8に示すように、バッテリーケース20の所定位置に各
電極板21が設けられ、バッテリーケース20内に配設
された電池に接続されている。
【0004】また、バッテリーケース20の各電極板2
1は、バッテリーケース装着部の背面側係止部に各種の
方法により固定されている。
【0005】例えば、図9に示すように、背面側係止部
22に設けられたスリット23内に電極板21の端部を
差込んで折曲げて背面側係止部22に電極板21を固定
し、その外側からバッテリーケース20を被せたり、ま
た、図10に示すように、電極板21に設けられた穴2
4内に背面側係止部22から突設された突起25を挿入
し、融着により電極板21を背面側係止部22に固定し
たり、更に、図11に示すように、ネジ26によるネジ
止めによって電極板21を背面側係止部22に固定する
ようにしていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の電極板固定構造によれば、バッテリーケースに
電極板を取付けるのに手間がかかり、コスト高となる問
題がある。
【0007】すなわち、図10に示す融着や図11に示
すネジ止めによれば、部品点数が増大するとともに電極
板取付けの手間を要する不都合がある。また、図9に示
す折曲げにより固定する場合には、熟練を要し非常に手
間がかかるという不都合があった。
【0008】そこで、本考案は、部品点数を削減でき、
固定作業に手間がかからず、簡単に電極板を固定できる
バッテリーケースの電極板固定構造を提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案のバッテリーケー
スの電極板固定構造は、バッテリーケースの装着部に複
数の電極板が固定され、前記バッテリーケースの装着部
を装置の本体ケースの接続部に装着した際に、前記バッ
テリーケースの各電極板が本体ケースの接続部に設けら
れた各接片に接触するバッテリーケースの電極板固定構
造であって、前記バッテリーケースの装着部の前記電極
板が設けられる箇所に設けられ、前記電極板の長手方向
の幅よりも小さい外形の窓部と、前記装着部の裏面側の
前記窓部の周囲に設けられ、前記電極板の長手方向の両
端部の表面側と該電極板の長手方向の両辺部及び幅方向
の両辺部を係止する凹部と、前記凹部の背面側に、前記
装着部の裏面側から立ち上がって前記窓部を跨ぐように
設けられ、該凹部の長手方向の幅よりも小さい幅を有す
るとともに前記電極板の背面側を係止する背面側係止部
と、を一体に形成し、前記電極板を、前記凹部上の前記
背面側係止部の存しない隙間から該凹部内に挿入し、前
記凹部と前記背面側係止部とにより固定するものであ
る。
【0010】
【0011】
【0012】
【作用】電極板を窓部の裏面側に装着するには、電極板
の先端を窓部の背面側から背面側係止部と窓部内に挿入
し、次に、電極板の中央部を窓部から指で押しながら、
電極板を背面側係止部に平行に、窓部裏面側に電極板の
先端を嵌め込むことにより装着される。
【0013】この場合、電極板の長手方向の両辺部は凹
により係止されるので、長手方向の移動が抑制されて
固定される。また、電極板の幅方向では、背面側係止部
により移動が規制され、電極板の背面ではこの背面側係
止部により支持される。
【0014】したがって、電極板を窓部の背面に挿入す
るだけで、電極板を、長手方向、幅方向及び窓部に直交
する方向で固定することができ、部品点数が増大するこ
となく、固定作業に手間をかけることなく、簡単に電極
板を固定することができる。
【0015】
【実施例】以下に、本考案の一実施例を図面に基づいて
説明する。
【0016】図1は装置及びバッテリーケースの斜視図
であり、図1中、1は装置、5はバッテリーケースを示
している。
【0017】前記装置1の本体ケース2には、図1に示
すように、接続部3が設けられており、この接続部3に
は弾性的に設けられた複数の接片4が所定間隔を隔てて
配設されている。
【0018】前記バッテリーケース5は、内部に複数の
電池を収納できる長細い形状に形成され、前記本体ケー
ス2の接続部3に対応した形状の装着部6が設けられて
いる。
【0019】この装着部6には、前記接続部3の各々の
接片4に対応する位置に、それぞれ窓部7が形成され、
これらの窓部7の裏側に電極板8が固定されている。
【0020】これらの電極板8はバッテリーケース5内
の電池に接続され、装置1の本体ケース2にバッテリー
ケース5をスライドさせて装着すると、本体ケース2の
各々の接片4が各電極板8に接触して電気的に接続され
る。
【0021】前記各窓部7は、図2に示すように、長方
形状(矩形状)でバッテリーケース5の装着部6を貫通
して設けられている。
【0022】また、前記各電極板8は、図3及び図4に
示すように、前記長方形状の窓部7と略同等の幅に形成
されており、長方形状の窓部7よりも長い矩形状の板状
に形成され、各窓部7の背面側、すなわち、バッテリー
ケース5の装着部6の裏面に配設されている。
【0023】バッテリーケース5の装着部6の裏面側に
は、電極板8の長手方向の両辺部に係止して固定する表
面側の係止部10と、窓部7裏面側に配設された電極板
8の背面に係止する背面側係止部13とが一体に装着部
6に設けられている。
【0024】前記表面側の係止部10は、図4に示すよ
うに、前記窓部7が設けられた装着部6の裏面に、前記
電極板8が嵌合できる矩形状の凹部11の段部により構
成されている。
【0025】すなわち、装着部6の裏面には、前記窓部
7に重なるように凹部11が形成されており、この凹部
11の長手方向の端部には、この例の場合、段部からな
る表面側の係止部10が形成され、したがって、電極板
8の装着時には、段部(表面側の係止部10)により電
極板8の長手方向の辺部が係止されて固定される。この
固定は、電極板8の長手方向の両端部の当該長手方向の
移動を阻止することとなり、その意味において、係止部
10は、電極板8の長手方向の両端部の表面側を係止し
且つ該電極板の長手方向の両端部の当該長手方向の移動
を阻止する係止部として機能する。
【0026】前記背面側係止部13は、図4及び図5に
示すように、窓部7の幅方向に亘って設けられており、
背面側係止部13は全体として窓部7の両側の装着部6
から立上がって窓部7を跨ぐように設けられている。
【0027】すなわち、背面側係止部13は、バッテリ
ーケース5の窓部7の両側部から装着部6に対して直交
方向へ立上がる立上げ部14と、これらの両立上げ部1
4間に一体に連なり前記装着部6に平行な平面部15と
から構成されている。
【0028】この背面側係止部13の平面部15と前記
凹部11との隙間は、前記電極板8の厚さと略同等に形
成され、背面側係止部13の立上げ部14間の寸法は、
前記電極板8の幅と略同等に形成されている。
【0029】従って、装着部6の裏面の凹部11内に挿
入された電極板8は、背面側係止部13の両側の立上げ
部14により幅方向で係止されて固定され、図3中の矢
印で示す電極板8の表面に直交する方向では、背面側係
止部13の平面部15により固定される構造となってい
る。
【0030】このような電極板8の固定構造において、
電極板8を窓部7の裏面側に装着するには、図3の二点
鎖線で示すように、電極板8の先端を背面側係止部13
と装着部6の間から窓部7内に挿入し、次に、電極板8
の中央部を窓部7から指で押しながら、電極板8を背面
側係止部13に平行にして凹部11に電極板8の先端を
嵌め込むことにより装着される。
【0031】この場合、凹部11内に設けられた電極板
8の長手方向の辺部は、凹部11の係止部10により係
止されるので、長手方向の移動が抑制されて固定され
る。また、電極板8の幅方向では、背面側係止部13の
両側の立上げ部14により移動が規制され、電極板8の
背面では背面側係止部13の平面部15により支持さ
れ、窓部7に直交する方向の力に対しては平面部15で
受けることになり、電極板8が変形することがない。
【0032】従って、電極板を装着部の裏面に装着する
には、電極板を窓部の背面の保持部内に挿入するだけ
で、当該保持部内の電極板が、長手方向、幅方向及び窓
部に直交する方向で固定され、部品点数が増大すること
なく、固定作業に手間をかけることなく、簡単に電極板
を固定することができる。
【0033】次に、本考案の他の実施例を図面に基づい
て説明する。
【0034】本実施例における電極板の固定構造は、図
6及び図7に示すように、装着部6の窓部7の両側部
に、窓部7側部から窓部7に突出する湾曲防止用の爪状
の突起17を複数設けたものである。これらの突起17
は、所定長だけ突出し、装置1の本体ケース2の接片4
との接触に邪魔にならないように設けられている。
【0035】また、窓部7の背面側には、複数の背面側
係止部18が設けられている。これらの背面側係止部1
8は、図7に示すように、前記複数の突起17とは、取
付け位置が互い違いとなるように設けられており、これ
により、凹部11に装着された電極板8が湾曲する事態
をより確実に防止することができる。
【0036】なお、図7に示すように、窓部側部に設け
られる突起17に傾斜を付けることにより、この突起1
7が電極板8を挿入する際の案内面となる。また、前記
各々の実施例では、電極板の係止部として凹部の段部を
用いたが、これに限らず、装着部に任意形状の突起を突
設し、同様な機能を果すこともできる。更に、窓部の幅
方向の長さを、電極板の幅方向の長さよりも短くしても
よい。
【0037】
【考案の効果】以上説明したように、本考案のバッテリ
ーケースの電極板固定構造は、バッテリーケースの装着
部に複数の電極板が固定され、前記バッテリーケースの
装着部を装置の本体ケースの接続部に装着した際に、前
記バッテリーケースの各電極板が本体ケースの接続部に
設けられた各接片に接触するバッテリーケースの電極板
固定構造であって、前記バッテリーケースの装着部の前
記電極板が設けられる箇所に設けられ、前記電極板の長
手方向の幅よりも小さい外形の窓部と、前記装着部の裏
面側の前記窓部の周囲に設けられ、前記電極板の長手方
向の両端部の表面側と該電極板の長手方向の両辺部及び
幅方向の両辺部を係止する凹部と、前記凹部の背面側
に、前記装着部の裏面側から立ち上がって前記窓部を跨
ぐように設けられ、該凹部の長手方向の幅よりも小さい
幅を有するとともに前記電極板の背面側を係止する背面
側係止部と、を一体に形成し、前記電極板を、前記凹部
上の前記背面側係止部の存しない隙間から該凹部内に挿
入し、前記凹部と前記背面側係止部とにより固定する
のであり、したがって、電極板を窓部の背面の凹部内に
挿入するだけで、窓部の裏面に電極板を、長手方向、幅
方向及び窓部に直交する方向で固定することが可能とな
り、その結果、部品点数が増大することなく、固定作業
に手間をかけることなく、簡単に電極板を固定すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係り、装置の本体ケース及
びバッテリーケースを示す斜視図である。
【図2】バッテリーケースの装着部を示す要部の斜視図
である。
【図3】電極板の装着状態を示す縦断面図である。
【図4】電極板の装着状態を示す背面図である。
【図5】図4中のX−X矢視断面図である。
【図6】本考案の他の実施例に係り、バッテリーケース
の装着部を示す要部の斜視図である。
【図7】電極板の装着状態を示す縦断面図である。
【図8】従来例に係り、バッテリーケースを示す斜視図
である。
【図9】折曲げによる電極板の装着状態を示す縦断面図
である。
【図10】融着による電極板の装着状態を示す縦断面図
である。
【図11】ネジ止めによる電極板の装着状態を示す縦断
面図である。
【符号の説明】
1 装置 2 本体ケース 3 接続部 4 接片 5 バッテリーケース 6 装着部 7 窓部 8 電極板 10 係止部 11 凹部 13、18 背面側係止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01M 2/10

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリーケースの装着部に複数の電極
    板が固定され、前記バッテリーケースの装着部を装置の
    本体ケースの接続部に装着した際に、前記バッテリーケ
    ースの各電極板が本体ケースの接続部に設けられた各接
    片に接触するバッテリーケースの電極板固定構造であっ
    て、 前記バッテリーケースの装着部の前記電極板が設けられ
    る箇所に設けられ、前記電極板の長手方向の幅よりも小
    さい外形の窓部と、前記装着部の裏面側の 前記窓部の周囲に設けられ、前記
    電極板の長手方向の両端部の表面側と該電極板の長手方
    向の両辺部及び幅方向の両辺部を係止する凹部と、 前記凹部の背面側に、前記装着部の裏面側から立ち上が
    って前記窓部を跨ぐように設けられ、該凹部の長手方向
    の幅よりも小さい幅を有するとともに前記電極板の背面
    側を係止する背面側係止部と、を一体に形成し、 前記電極板を、前記凹部上の前記背面側係止部の存しな
    い隙間から該凹部内に挿入し、前記凹部と前記背面側係
    止部とにより固定することを特徴とするバッテリーケー
    スの電極板固定構造。
JP1993052772U 1993-09-29 1993-09-29 バッテリーケースの電極板固定構造 Expired - Lifetime JP2586746Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5758271U (ja) * 1980-09-25 1982-04-06
JPS60189949U (ja) * 1984-05-28 1985-12-16 三洋電機株式会社 電池パツク
JPH02150757U (ja) * 1989-05-25 1990-12-27

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