JP2002056911A - 帯状導体接続コネクタ - Google Patents

帯状導体接続コネクタ

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JP2002056911A
JP2002056911A JP2000242860A JP2000242860A JP2002056911A JP 2002056911 A JP2002056911 A JP 2002056911A JP 2000242860 A JP2000242860 A JP 2000242860A JP 2000242860 A JP2000242860 A JP 2000242860A JP 2002056911 A JP2002056911 A JP 2002056911A
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strip
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conductor
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Toshiaki Okabe
敏明 岡部
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Yazaki Corp
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    • H01R13/74Means for mounting coupling parts in openings of a panel
    • H01R13/741Means for mounting coupling parts in openings of a panel using snap fastening means
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/77Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
    • H01R12/777Coupling parts carrying pins, blades or analogous contacts
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子金具と導体パターンとの接続信頼性の高
い帯状導体接続コネクタを提供する。 【解決手段】 第1コネクタ2内に挿入されて該第1コ
ネクタ2とホルダ1との仮係止状態を解除し該第1コネ
クタ2と共に帯状導体5をホルダ1の底部側へと押し込
む第2コネクタ6とを備え、第2コネクタ6が第1コネ
クタ2を前記ホルダ1の底部へと押し込んで行く過程
で、第2コネクタ2の先端に設けられた複数の端子金具
19が露出する配線導体パターンを擦りながら前記帯状
導体5を前記ホルダ1の底部へと押し込むように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FFC(フレキシ
ブル・フラットケーブル)やFPC(フレキシブル・プ
リントサーキット)等の如き帯状導体とコネクタとを接
続する帯状導体接続コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ベースフィルムの表面にエッチ
ング法やメッキ法などの手段で導体パターンを形成し、
その導体パターンを覆ってカバーレイフィルムで絶縁被
覆してなるフレキシブル・プリントサーキット(以下、
FPCという)と、コネクタとを接続する構造の一例と
して図18及び図19に示す構造が知られている。
【0003】かかる構造に使用されるコネクタ101
は、図18に示すように、導体接触部102aにバネ性
を持たせた端子金具102をそれぞれの端子収容室10
3に収容し、その導体接触部102aを端子収容室10
3から外方に臨ませたものである。
【0004】一方、FPC104は、図19に示すよう
に、メータケース105に形成されたコネクタ嵌合凹部
106の内壁面に沿うような形で、メータケース105
の表面105a上に固定されている。そして、コネクタ
嵌合凹部106の内壁面に沿って設けられたFPC10
4は、端子金具102の導体接触部102aと電気的接
触をとるためにカバーレイフィルムが取り除かれてい
る。つまり、導体パターンが露出している。
【0005】かかる構造においては、コネクタ101を
メータケース105に取り付けると、図19に示すよう
に、端子収容室103から飛び出た導体接触部102a
がFPC104の導体パターンに接触して、端子金具1
02とFPC104との導通が図られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
構造では、コネクタ101とメータケース105の嵌合
方向の位置ずれに対して接触を保証できる範囲が狭いた
め(バネの弾性変位範囲のみであるため)、コネクタ取
付部の寸法精度が良くない場合、FPC104の各導体
パターンとこれに対応する導体接触部102aとが非接
触となる虞れがあった。また、導体パターンと導体接触
部102aの接触部分に酸化膜などの絶縁物がある場合
には、これらの接続信頼性が劣化する。
【0007】そこで本発明は、上述の課題を解決するた
めに提案されたものであり、端子金具と導体パターンと
の接続信頼性の高い帯状導体接続コネクタを提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ホルダと、このホルダに収容され仮係止される第1コネ
クタと、これらホルダ及び第1コネクタそれぞれに貫通
して形成された開口部を通して前記ホルダの一側面から
他側面に亘って略直線的に配される、複数の配線導体パ
ターンを絶縁フィルムで挟み込み且つ少なくともホルダ
内に配される部分が配線導体パターンを露出した帯状導
体と、第1コネクタ内に挿入されて該第1コネクタと該
ホルダとの仮係止状態を解除し該第1コネクタと共に該
帯状導体をホルダの底部側へと押し込む第2コネクタと
を備えており、前記第2コネクタが前記第1コネクタを
前記ホルダの底部へと押し込んで行く過程で、第2コネ
クタの先端に設けられた複数の端子金具が、露出する前
記配線導体パターンを擦りながら前記帯状導体を前記ホ
ルダの底部へと押し込むように構成されたことを特徴と
する。
【0009】請求項1記載の発明によれば、第2コネク
タが第1コネクタをホルダの底部へと押し込んで行く過
程で、第2コネクタの先端に設けられた複数の端子金具
が露出する配線導体パターンを擦ることから、該配線導
体パターン表面に付着する酸化膜などの絶縁物が除去さ
れる。絶縁物の除去により、配線導体パターンと端子金
具との接続信頼性が向上する。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の帯
状導体接続コネクタにおいて、帯状導体を第1コネクタ
の底部と第2コネクタとで挟み込んだことを特徴とす
る。
【0011】請求項2記載の発明によれば、第1コネク
タの底部と第2コネクタとによって帯状導体を挟み込ん
でいるため、第2コネクタの先端に設けた端子金具と配
線導体パターンとが確実に接触する。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明の作用に加えて、第1コネクタの底部に
帯状導体の受け台を設けたことを特徴とする。
【0013】請求項3記載の発明によれば、第1コネク
タの底部に帯状導体の受け台を設けたことで、この受け
台が配線導体パターンの台座となって、端子金具と配線
導体パターンとを確実に圧接させる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
一実施形態について図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0015】本実施形態は、ランプ等が設けられた自動
車用サンバイザー側のコネクタと、ルーフトリム内に設
けられたコネクタとを帯状導体を利用して接続する帯状
導体接続コネクタの例であり、端子金具と導体パターン
との接続信頼性の向上を図ったものである。
【0016】<帯状導体接続コネクタの構造>本実施形
態の帯状導体接続コネクタは、図1〜図7に示すよう
に、ホルダ1と、このホルダ1に収容され仮係止される
第1コネクタ2と、これらホルダ1及び第1コネクタ2
それぞれに貫通して形成された開口部3、4を通して前
記ホルダ1の一側面1aから他側面1bに亘って略直線
的に配される、複数の配線導体パターンを絶縁フィルム
で挟み込み且つ少なくともホルダ1内に配される部分が
配線導体パターンを露出した帯状導体5と、第1コネク
タ2内に挿入されて該第1コネクタ2と該ホルダ1との
仮係止状態を解除し該第1コネクタ2と共に該帯状導体
5をホルダ1の底部側へと押し込む第2コネクタ6とを
備えている。
【0017】『ホルダの構成』ホルダ1は、図1及び図
2に示すように、内部に第1コネクタ2を収容保持する
ハウジング本体7と、第1コネクタ2を仮係止する仮係
止アーム11と、このハウジング本体7をパネル8に取
り付け固定するためのフランジ部9及び引掛アーム部1
0とを有している。
【0018】ハウジング本体7は、内部に第1コネクタ
2を収容するに足る大きさとされた平面略矩形状をなす
筒体として形成されている。このハウジング本体7に
は、圧延した導体を接着剤を用いてベースフィルムで挟
み込んでなるFFC(以下、フレキシブル・フラットケ
ーブルという)やFPC等の如き帯状導体5をハウジン
グ本体7内を通して貫通させる開口部3が形成されてい
る。かかる開口部3は、帯状導体5を挿通させるに足る
大きさの開口として、引掛アーム部10が形成される側
壁とは反対側の相対向する両側壁及びフランジ部9の一
部に形成されている。
【0019】仮係止アーム11は、第1コネクタ2を仮
止め状態に保持する役目をするもので、ハウジング本体
7の長手方向における相対向する側壁(図1(a)中上
下方向における両側壁)に形成されている。この仮係止
アーム11の先端には、第1コネクタ2に形成される仮
止め変位片12を支持してハウジング本体7内に第1コ
ネクタ2を仮止めする引掛爪13が形成されている。引
掛爪13は、ハウジング本体7内に突出して形成されて
おり、その上端面で仮止め変位片12を支持するように
なっている。そして、この仮係止アーム11は、引掛爪
13を自由端として互に離れる方向に変位可能となって
いる。
【0020】フランジ部9は、平面略矩形状をなすつば
部として、ハウジング本体7の略中央より若干下端側に
形成されている。かかるフランジ部9は、パネル8に形
成されたホルダ取付孔14の開口周縁部を覆うようにし
て前記パネル8上に配置される。引掛アーム部10は、
仮係止アーム11が形成されるハウジング本体7の側壁
に形成されており、第1コネクタ2の挿入側を基端部と
し先端側を自由端としてハウジング本体7の底部側に延
在する形でいわゆる片持梁状態とされている。この引掛
アーム部10の先端には、パネル8のホルダ取付面8a
とは反対側の裏面8bに当接して、当該パネル8を前記
フランジ部9とによって把持する把持爪15が形成され
ている。この把持爪15とフランジ部9との間にパネル
8を把持させることによって、前記ホルダ1がパネル8
に固定される。
【0021】『第1コネクタの構成』第1コネクタ2
は、図3及び図4に示すように、内部に第2コネクタ6
を嵌合させ得る内部空間を有すると共に前記ホルダ1内
に収容し得る大きさの箱体として形成されている。この
第1コネクタ2には、当該第1コネクタ2を前記ホルダ
1に仮止めするための仮止め変位片12が形成されてい
る。かかる仮止め変位片12は、第1コネクタ2の長手
方向における両側縁に、連結部17を介して略U字状の
アームとして形成されている。そして、この仮止め変位
片12は、その先端部が前記仮係止アーム11の引掛爪
13に当接する支持部18として機能し、該支持部18
を自由端として外方に変位するようになっている。
【0022】また、第1コネクタ2には、帯状導体5を
第1コネクタ2内を通して貫通させる開口部4が形成さ
れている。かかる開口部4は、帯状導体5を挿通させる
に足る大きさの開口として、前記仮止め変位片12が設
けられる側壁とは反対側の相対向する両側壁に形成され
ている。この開口部4は、第1コネクタ2がホルダ1に
仮止めされた状態のときに、前記ホルダ1に形成された
開口部3と相対向するようになっている。
【0023】『第2コネクタの構成』第2コネクタ6
は、図5〜図7に示すように、端子金具19及び端子金
具19に接続される電線(図示は省略する)を保持する
コネクタ本体20と、このコネクタ本体20をルーフト
リム21(図9参照)に固定するためのコネクタ取付部
22とから構成されている。
【0024】端子金具19は、図5に示すように、帯状
導体5の配線導体パターンと接触する接触部19aと、
電線と接続し該電線を保持する電線保持部19bとから
なり、略L字状とされている。接触部19aは、先端が
カールされることによりバネ性を有しており、そのバネ
力で前記配線導線パターンに圧接するようになってい
る。前記接触部19aは、コネクタ本体20の先端面2
0aに形成された接触部収容溝23(図6(b)参照)
に配置され、前記先端面20aから突出するようになっ
ている。
【0025】一方、電線保持部19bは、コネクタ本体
20の一側面20bに形成された電線保持溝24(図6
(a)参照)に配置されている。この電線保持溝24に
配置された電線保持部19b及び電線は、図7(c)に
示すように、電線カバー25によって覆われる。かかる
電線カバー25は、図5に示すように、コネクタ本体2
0の先端側にヒンジ部26を介して同図中矢印B方向に
回動自在とされている。そして、この電線カバー25に
は、当該電線カバー25をコネクタ本体20にロックさ
せるロック部27が形成されている。ロック部27に
は、コネクタ本体20に形成された突起28をはめ込む
ロック孔29が形成されている。かかるロック孔29に
突起28をはめ込むことで、前記電線カバー25がコネ
クタ本体20にロックされる。
【0026】また、コネクタ本体20には、ホルダ1に
係止された第1コネクタ2の仮係止状態を解除する解除
突起30が形成されている。解除突起30は、コネクタ
本体20の先端側における両側面に突設されており、仮
止め変位片12及び引掛爪13に当接するようになって
いる。
【0027】コネクタ取付部22は、コネクタ本体20
の裏面20cに突設されており、その先端に形成された
爪部31をルーフトリム21の裏面に係止させること
で、第2コネクタ6を当該ルーフトリム21に固定す
る。
【0028】<コネクタの合体動作>次に、ホルダ1に
仮係止させた第1コネクタ2に、第2コネクタ6を合体
させる動作について図8〜図17を参照して説明する。
【0029】先ず、図8に示すように、ホルダ1をパネ
ル8に取り付ける。ホルダ1をパネル8に取り付けるに
際しては、ハウジング本体7の下端部及び引掛アーム部
10をパネル8に形成されたホルダ取付孔14に臨ま
せ、引掛アーム部10の先端に形成した把持爪15をパ
ネル8の裏面8bに係止させる。すると、ホルダ取付孔
14の開口周縁部をフランジ部9と把持爪15とによっ
て把持することで、前記ホルダ1がパネル8に取り付け
られる。
【0030】次に、パネル8に取り付けられたホルダ1
に第1コネクタ2を仮係止させる。すなわち、第1コネ
クタ2をパネル8の裏面8bからホルダ取付孔14を介
してホルダ1内に挿入する。そして、ホルダ1に形成さ
れた仮係止アーム11の引掛爪13の上に、第1コネク
タ2に形成された仮止め変位片12の支持部18を載せ
る。すると、ホルダ1に形成された開口部3と第1コネ
クタ2に形成された開口部4とが相対向して設けられ
る。ここで、図11に示すように、ホルダ1の一側面1
aから他側面1bに亘って帯状導体5をホルダ1及び第
1コネクタ2を通して貫通させる。この結果、帯状導体
5は、略直線上に配置されることになる。
【0031】なお、第1コネクタ2の開口内部の底部2
aには、帯状導体5の受けとなる鉄板などの受け台32
を配置しておく。
【0032】次に、図9に示すように、第2コネクタ6
をルーフトリム21に取り付ける。第2コネクタ6をル
ーフトリム21に取り付けるには、コネクタ取付部22
をルーフトリム21に係止させる。そして、パネル8に
取り付けた第1コネクタ2を、図10に示すように、第
2コネクタ6が取り付けられたルーフトリム21側に接
近させて行く。すると、図12に示すように、第2コネ
クタ6の先端側が、ホルダ1に仮係止された第1コネク
タ2内へと挿入されて行く。
【0033】そして、これら第1コネクタ2と第2コネ
クタ6の嵌合が進行して行くと、第1コネクタ2に設け
られた解除突起30が、第1コネクタ2の仮止め変位片
12に設けられた支持部18に当接する。すると、この
解除突起30によって支持部18が押されることで仮止
め変位片12が図12に示すように外側に変位する。さ
らに、この状態から第2コネクタ6が第1コネクタ2内
に進入して行くと、図13に示すように、解除突起30
はホルダ1に形成された仮係止アーム11の引掛爪13
に接触し、前記仮係止アーム11をやはり外側に押しや
るように変位させる。
【0034】そして、この解除突起30が仮係止アーム
11を外方へ押しやっているうちに、当該解除突起30
と前記支持部18との接触が解除されて仮止め変位片1
2が元の状態に復帰する。これとほぼ同時に、図14に
示すように、第2コネクタ6の先端に設けられた端子金
具19の接触部19aが帯状導体5の配線導体パターン
に接触する。そして、解除突起30が引掛爪13と当接
して仮係止アーム11を外側に変位させている間に、第
2コネクタ6は、図15に示すように第1コネクタ2を
ホルダ1の底部へと押し込んで行く。このとき、帯状導
体5は第1コネクタ2の底部に配置された受け台32と
第2コネクタ6の先端に設けられた接触部19aとによ
って挟まれているため、帯状導体5とこれら接触部19
a及び受け台32間で滑りを生じる。
【0035】このときの滑りで、絶縁フィルムが設けら
れていない露出した配線導体パターンの表面が接触部1
9aによって擦られる。その結果、配線導体パターン表
面に付着する酸化膜などの絶縁物が除去されると共に配
線導体パターンと端子金具19との接触保証が確保され
る。
【0036】そして、第2コネクタ6が第1コネクタ2
をホルダ1の底部へと押し込んで行く際に、これら第1
コネクタ2と第2コネクタ6に挟まれた帯状導体5が当
該ホルダ1の底部へと引き込まれて行く。図16及び図
17は、第2コネクタ6が第1コネクタ2に合体した最
終形態を示す。この最終形態では、絶縁物が除去された
帯状導体5の配線導体パターンが、第2コネクタ6の底
部に配された受け台32と第2コネクタ6の端子金具1
9とによって圧接されるため、確実に電気的接続が図れ
る。また、第1コネクタ2の嵌合方向への移動量分、帯
状導体5の端末がホルダ1の底部に引き込まれるので、
当該帯状導体5の余長防止対策になる。
【0037】以上、本発明を適用した具体的な実施形態
について説明したが、本発明は上述した実施形態に制限
されることなく種々の変更が可能である。
【0038】例えば、上述の実施形態では、自動車用サ
ンバイザーのコネクタと、ルーフトリム内に設けられた
コネクタとを帯状導体を利用して接続する例としたが、
これに制限されることなく、サンバイザー用コネクタ以
外の分野にも本発明を適用することは可能である。
【0039】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0040】請求項1記載の発明によれば、第2コネク
タが第1コネクタをホルダの底部へと押し込んで行く過
程で、第2コネクタの先端に設けられた複数の端子金具
が露出する配線導体パターンを擦ることから、該配線導
体パターン表面に付着する酸化膜などの絶縁物が除去さ
れ、配線導体パターンと端子金具との電気的接続性が向
上する。これにより、端子金具と帯状導体との接続信頼
性が大幅に向上する。
【0041】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加え、第1コネクタの底部と第2コネ
クタとによって帯状導体を挟み込んでいるため、第2コ
ネクタの先端に設けた端子金具と配線導体パターンとを
確実に接触させることができ、接触保証を確保すること
ができる。
【0042】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は請求項2記載の発明の効果に加えて、第1コネクタの
底部に帯状導体の受け台を設けたことで、この受け台が
配線導体パターンの台座となって、端子金具と配線導体
パターンとを確実に圧接させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の帯状導体接続コネクタにおけるホ
ルダを示すもので、(a)は平面図、(b)は正面図、
(c)は側面図である。
【図2】本実施形態の帯状導体接続コネクタにおけるホ
ルダを示すもので、(a)は図1(a)のA−A断面
図、(b)は図1(a)のB−B断面図である。
【図3】本実施形態の帯状導体接続コネクタにおける第
1コネクタを示すもので、(a)は平面図、(b)は正
面図、(c)は側面図である。
【図4】本実施形態の帯状導体接続コネクタにおける第
1コネクタを示すもので、図3(a)のC−C断面図で
ある。
【図5】本実施形態の帯状導体接続コネクタにおける第
2コネクタを示すもので、電線カバーを開いた状態を示
す側面図である。
【図6】本実施形態の帯状導体接続コネクタにおける第
2コネクタを示すもので、(a)は電線カバーを外した
状態の背面図、(b)は底面図である。
【図7】本実施形態の帯状導体接続コネクタにおける第
2コネクタを示すもので、(a)は正面図、(b)は平
面図、(c)は側面図である。
【図8】第1コネクタをホルダに取り付けると共にホル
ダをパネルに固定する状態を示す動作図である。
【図9】第2コネクタをルーフトリムに取り付ける状態
を示す動作図である。
【図10】第1コネクタと第2コネクタを嵌合させる前
の状態を示す動作図である。
【図11】第1コネクタとホルダに帯状導体を配置し、
第1コネクタと第2コネクタを嵌合させる前の状態を示
す動作図である。
【図12】第2コネクタが第1コネクタに嵌合し始めた
状態を示す動作図である。
【図13】第2コネクタが第1コネクタの仮係止状態を
解除し始めた状態を示す動作図である。
【図14】第1コネクタの仮係止状態を解除し、端子金
具が帯状導体の配線導体パターンと接触し始めた状態を
示す動作図である。
【図15】第2コネクタが第1コネクタをホルダの底部
へ押し込んで行く途中状態を示す動作図である。
【図16】第1コネクタと第2コネクタの嵌合完了状態
を示す動作図である。
【図17】第1コネクタと第2コネクタの嵌合完了状態
を示すもので、帯状導体の配置状態を示す動作図であ
る。
【図18】FPCとコネクタを接続する従来構造のコネ
クタを示すもので、端子金具とコネクタの分解斜視図で
ある。
【図19】FPCとコネクタを接続する従来構造のコネ
クタを示すもので、FPCとコネクタとが接続された状
態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ホルダ 2 第1コネクタ 6 第2コネクタ 8 パネル 10 引掛アーム部 11 仮係止アーム 12 仮止め変位片 13 引掛爪 18 支持部 19 端子金具 19a 接触部 21 ルーフトリム 30 解除突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホルダと、このホルダに収容され仮係止
    される第1コネクタと、これらホルダ及び第1コネクタ
    それぞれに貫通して形成された開口部を通して前記ホル
    ダの一側面から他側面に亘って略直線的に配される、複
    数の配線導体パターンを絶縁フィルムで挟み込み且つ少
    なくともホルダ内に配される部分が配線導体パターンを
    露出した帯状導体と、第1コネクタ内に挿入されて該第
    1コネクタと該ホルダとの仮係止状態を解除し該第1コ
    ネクタと共に該帯状導体をホルダの底部側へと押し込む
    第2コネクタとを備えており、 前記第2コネクタが前記第1コネクタを前記ホルダの底
    部へと押し込んで行く過程で、第2コネクタの先端に設
    けられた複数の端子金具が、露出する前記配線導体パタ
    ーンを擦りながら前記帯状導体を前記ホルダの底部へと
    押し込むように構成されたことを特徴とする帯状導体接
    続コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の帯状導体接続コネクタに
    おいて、 前記帯状導体を前記第1コネクタの底部と前記第2コネ
    クタとで挟み込んだことを特徴とする帯状導体接続コネ
    クタ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の帯状導体
    接続コネクタにおいて、 前記第1コネクタの底部に前記帯状導体の受け台を設け
    たことを特徴とする帯状導体接続コネクタ。
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