JP2586475Y2 - コンクリート製品の継手部用ガスケット - Google Patents

コンクリート製品の継手部用ガスケット

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JP2586475Y2
JP2586475Y2 JP1993016881U JP1688193U JP2586475Y2 JP 2586475 Y2 JP2586475 Y2 JP 2586475Y2 JP 1993016881 U JP1993016881 U JP 1993016881U JP 1688193 U JP1688193 U JP 1688193U JP 2586475 Y2 JP2586475 Y2 JP 2586475Y2
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義博 丸目
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Hydraulic Turbines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コンクリート製品の端
面を互いに突き合わせ接続する際、シール確保のため介
在させる継手部用ガスケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリート製品の端面を互いに
突き合わせ接続する際、シール確保のため介在させる継
手部用ガスケットとして、図1及び図2に示すように、
一方のコンクリート製品10内に埋めるソリッドゴム部
分P、そのソリッドゴム部分Pと一体に結合し且つ他方
のコンクリート製品11端面と弾接させるスポンジゴム
部分Qよりなるものが使用されている。なお、ソリッド
ゴム部分Pとスポンジゴム部分Qとは、断面逆T字状に
形成したソリッドゴム部分の中央1本脚の先端をスポン
ジゴム部分の背面に形成したフランジ部21の中央に突
き付けるように結合してある。
【0003】しかしながら、型枠40のガスケット納ま
り部41の目地寸法が広すぎて、図3に示すように、ガ
スケットが所定位置に納まらず、コンクリート打設時、
図4に示すように、コンクリートのはみ出しKが発生し
たり、コンクリート硬化後、図5に示すように、コンク
リート製品10,11を組付けた際にガスケットが所定
位置に納まっていないため、相手のコンクリート製品1
1との間に隙間Sが生じ、水漏れを引き起こしたりする
と言う問題点がある。さらにフランジ部21がスポンジ
状であるため、図6に示すように、型枠40を突抜ける
ことがあり、そのため、コンクリート打設後、コンクリ
ートが硬化すると、図7に示すように、コンクリートへ
のガスケットのソリッドゴム部分Pの埋設部分が少なく
なり、ガスケットがコンクリート製品10から脱落する
と言う問題点もある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記従来のコンクリート製品の継手部用ガスケッ
トは、コンクリート打設時、コンクリートのはみ出しが
発生したり、組付け後水漏れを引き起こしたり、さら
に、ガスケットがコンクリート製品から脱落したりする
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1・図8乃至図11を
参考にして説明する。本考案は、コンクリート製品1
0,11の端面を互いに突き合わせ接続する際、シール
確保のため介在させる継手部用ガスケットであって、一
方のコンクリート製品10内に埋めるソリッドゴム部分
P及びそのゴム部分Pと一体に結合し且つ他方のコンク
リート製品11端面と弾接させるスポンジゴム部分Qよ
りなる継手部用ガスケット30において、ソリッドゴム
部分Pの断面逆T字状アンカー部分31の脚の先端とス
ポンジゴム部分Qとの間にソリッドゴムフランジ部分3
2を一体的に介在させると共に、スポンジゴム部分Qの
両側面に位置決め用突起35,35を突設し、該スポン
ジゴム部分Qを型枠40の納まり部41へ差込んだとき
ソリッドゴムフランジ部分32と位置決め用突起35,
35との間に型枠40が位置し、スポンジゴム部分Qが
型枠40の所定位置に固定される如く構成されている。
【0006】
【実施例】実施例について説明すると、コンクリート製
品10,11の端面を互いに突き合わせ接続する際、シ
ール確保のため介在させる継手部用ガスケット30は次
のように構成される。すなわち、Pは一方のコンクリー
ト製品10内に埋めるソリッドゴム部分であって、断面
逆T字状アンカー部分31及びその脚の先端と後記スポ
ンジゴム部分Qとの間に介在させるソリッドゴムフラン
ジ部分32よりなる。なお、ソリッドゴムフランジ部分
32のスポンジゴム部分側の面には、コンクリートはみ
出し防止用突起33,33を突設してある。Qは前記ソ
リッドゴム部分Pとソリッドゴムフランジ部分32を介
して一体に結合したスポンジゴム部分であって、他方の
コンクリート製品11端面と弾接させるものであり、そ
の両側面に位置決め用突起35,35を突設し、スポン
ジゴム部分Qを型枠40の納まり部41へ差込んだとき
ソリッドゴムフランジ部分32と位置決め用突起35,
35との間に型枠40が位置し、スポンジゴム部分Qが
型枠40の所定位置に固定されるようにしてある。42
は型枠の内壁面、43は型枠の外壁面である。
【0007】作用について説明すると、ソリッドゴムフ
ランジ部分32とスポンジゴム部分Qの両側面に突設し
た位置決め用突起35,35との間に型枠40を位置さ
せ、スポンジゴム部分Qが型枠40の所定位置に固定さ
れるため、従来例の図6に示すように、フランジ部分Q
を型枠40の納まり部41へ差込んだ時にフランジ部分
21が型枠40を突抜け、ガスケットのコンクリートへ
の埋設度合いが少なくなり、コンクリート硬化後、ガス
ケット20が脱落したりまた、従来例の図5に示すよう
に組付け後、スポンジゴム部分Qが相手のコンクリート
製品11の端面に弾接せず、水漏れを起こしたりすると
言う問題が全て解消される。また、その他、フランジ部
分32に突設したコンクリートはみ出し防止用突起3
3,33が型枠40に弾接し、型枠40とガスケットと
の間が完全にシールされるため、コンクリート打設時に
おける、目地よりのコンクリートのはみ出しが防止され
る。尚、はみ出し防止用突起33,33は、ソリッドゴ
ムでも、スポンジゴムでも良い。
【0008】
【考案の効果】本考案は以上のように構成されるため、
ガスケットのコンクリートへの埋設度合いが少なくな
り、脱落したり、相手のコンクリートと弾接せず、水漏
れしたりすると言う問題が解消されると共に、コンクリ
ート打設時の目地よりのコンクリートのはみ出しが防止
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンクリート打設状態を示す斜視図である。
【図2】従来例を示す断面図である。
【図3】従来例を示す図1のA−A断面図である。
【図4】従来例におけるコンクリートがはみ出す状態を
示す図1のA−A断面図である。
【図5】従来例における相手のコンクリート製品とのシ
ール不十分の状態を示す断面図である。
【図6】従来例におけるスポンジゴム部分が型枠を突き
抜けた状態を示す断面図である。
【図7】図6のスポンジゴム部分が型枠を突き抜けた状
態でコンクリートを打設した状態を示す断面図である。
【図8】本考案の実施例を示す断面図である。
【図9】本考案の実施例を示す図1のA−A断面図であ
る。
【図10】本考案における実施例のコンクリートを打設
した状態を示す図1のA−A断面図である。
【図11】本考案における実施例の相手のコンクリート
製品と弾接させた状態を示す図1のA−A断面図であ
る。
【符号の説明】
10 コンクリート製品 11 コンクリート製品 20 ガスケット 21 フランジ部分 30 ガスケット 31 アンカー部分 32 フランジ部分 33 はみ出し防止用突起 35 位置決め用突起 40 型枠 41 納まり部 42 型枠の内壁面 43 型枠の外壁面 K はみ出し P ソリッドゴム部分 Q スポンジゴム部分 S 隙間

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート製品の端面を互いに突き合
    わせ接続する際、シール確保のため介在させる一方のコ
    ンクリート製品(10)内に埋めるソリッドゴム部分
    (P)及びそのソリッドゴム部分(P)と一体に結合し
    且つ他方のコンクリート製品(11)端面と弾接させる
    スポンジゴム部分(Q)よりなる継手部用ガスケットに
    おいて、ソリッドゴム部分(P)の断面逆T字状アンカ
    ー部分(31)の脚の先端とスポンジゴム部分(Q)と
    の間にソリッドゴムフランジ部分(32)を一体的に介
    在させると共に、スポンジゴム部分(Q)の両側面に
    置決め用突起(35,35)を突設し該スポンジゴム
    部分(Q)を型枠(40)の納まり部(41)へ差込
    だときソリッドゴムフランジ部分(32)と位置決め用
    突起(35,35)との間に型枠(40)が位置し、ス
    ポンジゴム部分(Q)が型枠(40)の所定位置に固定
    されることを特徴とするコンクリート製品の継手部用ガ
    スケット。
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