JP2586011Y2 - 構築用スリーブ管の支持具 - Google Patents

構築用スリーブ管の支持具

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JP2586011Y2
JP2586011Y2 JP1994000659U JP65994U JP2586011Y2 JP 2586011 Y2 JP2586011 Y2 JP 2586011Y2 JP 1994000659 U JP1994000659 U JP 1994000659U JP 65994 U JP65994 U JP 65994U JP 2586011 Y2 JP2586011 Y2 JP 2586011Y2
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JP
Japan
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ring portion
outer ring
sleeve tube
support
inner ring
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Application number
JP1994000659U
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English (en)
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JPH08790U (ja
Inventor
達識 平田
Original Assignee
丸井産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、コンクリート構築物
の壁や梁に設備用の貫通孔を設けるために、型枠工事の
際にスリーブ管を所望の位置に配置するが、そのスリー
ブ管を型枠に取り付けて固定する支持具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スリーブ管の支持具としては、第
4図に示すように適宜厚さに形成した外輪部と内輪部を
接合片で連結した支持具があり、スリーブ管の内径に合
わせて、例えば、φ75用、φ100用、φ150用な
どが市販されており、使用方法としては、内輪部に釘を
挿入し、一方の型枠に打ち込んで所望位置に固定した支
持具にスリーブ管の一端を、その内壁が外輪部に嵌合し
た状態で固定し、同様に他端に支持具の外輪部を嵌入し
て取り付けてもう一方の型枠を配置してスリーブ管を所
望の位置に取り付ける方法が一般的であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の支持具で
は、スリーブ管として使用する例えば、塩化ビニール
管、紙管では外径は同じ大きさでも、管の肉厚により内
径の大きさは異なり、しかも、塩化ビニール管は使用す
る目的によっても肉厚が異なる種類があるために、それ
らの内径に適用する外径に外輪部を形成した各サイズの
支持具が必要であるために、使用者側においては現場で
の発注、管理面において非常に手間であり、製造者側も
多品種製造するために製造コストが掛り、在庫管理が面
倒であるなどの問題点を有する。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は上記従来の課
題に鑑みなされたもので、その目的は、スリーブ管に塩
化ビニール管、又は、紙管のどちらを使用しても、例え
ば、外径がφ100であれば内径の大きさに関係なく使
用することができると共に、型枠にスリーブ管を容易
に、確実に精度よく取り付けることができるスリーブ管
の支持具を提供するものである。
【0005】その手段として、釘が挿入できる内輪部
と、片側に外周に沿って鍔部を形成すると共に、完全に
分割する切欠部を形成した外輪部を該内輪部と同軸上に
設け、それら間隙を複数の接合片で連結したことを特徴
とする。
【0006】上記構造により、外輪部に切欠部を形成
し、内輪部と外輪部を複数の接合片で連結しているため
に、外輪部の適所に負荷を掛けて切欠部の両端面を接合
することで、外輪部の外径を調整することができ、内輪
部と外輪部の軸心が移動してずれることなく、外輪部の
外径を偏平率の少ない円弧に調整することができる。す
なわち、内径の大きさに関係なく、塩化ビニール管、又
は、紙管のどちらにも使用することができる。また、内
輪部に釘が挿入できると共に、外輪部の片面の外周に沿
って鍔部を形成しているために、型枠にスリーブ管を容
易に、確実に精度よく取り付けることができるなど、前
記従来の課題を解消するものである。
【0007】
【実施例】次に本考案の実施例を図面を用いて詳細に説
明する。第1図は本考案の実施例を示す斜視図、第2図
は本考案の実施例を示す正面図であり、1は適宜厚さに
形成した外輪部であり、外輪部1の一端面の外周に沿っ
て鍔部2を、その鍔部2の適所に釘孔用の透孔3・・を
有する突出片4・・を形成して設けると共に、他端面の
周縁に沿って適宜間隔で外方よりやや軸心方向に向かっ
て突出する突出片5・・・・を設けるが、これはスリー
ブ管を外輪部に容易に装着できるようにしたガイドであ
る。6は切欠部であり、外輪部1の下方に適宜間隔幅で
形成する。7は内輪部であり、その中央に釘が挿入でき
る透孔8を穿設している。内輪部7と外輪部1は同軸上
に設けると共に、接合片9・・により、その間隙を連結
する。接合片9は内輪部7の外周より放射状に延長する
と共に、中間あたりから2方向に分割して外輪部の内壁
と連結する。
【0008】第3図は本考案の実施例の使用状態を示す
斜視図であり、一方の型枠Bのコンクリート打設側に本
考案の支持具を、内輪部7に釘Cを挿入してその型枠B
の所望位置に打ち込んで固定して、スリーブ管Aの一端
をその内壁が外輪部1に嵌合した状態で装着するが、そ
の際に、スリーブ管Aの内径に合わせて外輪部1の外径
を調整して装着する、一方、他端に別の支持具の外輪部
1を同様にして嵌入して装着し、他方の型枠Bを配置し
てスリーブ管を取り付けることができ、コンクリート打
設後、型枠の脱型時に型枠と共に、コンクリート壁面よ
り除去することができる。
【0009】
【考案の効果】以上詳細に説明したように本考案の構築
用スリーブ管の支持具によれば、外輪部に切欠部を形成
し、内輪部と外輪部を複数の接合片で連結しているため
に、外輪部の適所に負荷を掛けて切欠部の両端面を接合
することで、外輪部の外径を調整することができ、外輪
部の外径を偏平率の少ない円弧に調整することができ
る。すなわち、内径の大きさに関係なく、塩化ビニール
管、又は、紙管のどちらにも使用することができるため
に、製造者はスリーブ管の外径に合わせた種類の製品の
みを製造するためにコストダウンが実現でき、在庫管理
も簡単であり、しかも、使用者においては現場での発
注、管理が非常に容易になり経済性も良くなる。また、
内輪部に釘が挿入できると共に、外輪部の片面の外周に
沿って鍔部を形成しているために、取り付け作業におい
ても型枠にスリーブ管を容易に、確実に精度よく取り付
けることができるために、作業の効率化を促進すること
ができるなど実用上有益な構築用スリーブ管の支持具を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図
【図2】本考案の実施例を示す正面図
【図3】本考案の実施例の使用状態を示す斜視図
【図4】従来例を示す斜視図
【符号の説明】
1 外輪部 2 鍔部 3 透孔 4 突出片 5 突出片 6 切欠部 7 内輪部 8 透孔 9 接合片 A スリーブ管 B 型枠 C 釘

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釘が挿入できる内輪部と、片側に外周に
    沿って鍔部を形成すると共に、完全に分割する切欠部を
    形成した外輪部を該内輪部と同軸上に設け、それら間隙
    を複数の接合片で連結したことを特徴とする構築用スリ
    ーブ管の支持具。
JP1994000659U 1994-01-18 1994-01-18 構築用スリーブ管の支持具 Expired - Lifetime JP2586011Y2 (ja)

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JPH08790U JPH08790U (ja) 1996-05-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59126049U (ja) * 1983-02-12 1984-08-24 株式会社長谷川工務店 貫通孔形成用スリ−ブの保持治具
JPS62140141U (ja) * 1986-02-27 1987-09-04
JPH01198970A (ja) * 1988-02-03 1989-08-10 Eiji Eguchi スリーブ取付用具

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JPH08790U (ja) 1996-05-17

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