JP2585810B2 - 間歇受信識別装置 - Google Patents

間歇受信識別装置

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JP2585810B2 JP1247394A JP24739489A JP2585810B2 JP 2585810 B2 JP2585810 B2 JP 2585810B2 JP 1247394 A JP1247394 A JP 1247394A JP 24739489 A JP24739489 A JP 24739489A JP 2585810 B2 JP2585810 B2 JP 2585810B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は有線あるいは無線通信回線(通信システム)
に供され、相手局が呼び出された後、交信を行うための
間歇受信識別装置に関する。
[従来の技術] 従来、この種の間歇受信識別装置において、受信側は
随時的な送信側からの、通信開始接続要求あるいは情報
送信(報知)に係る呼び出し等に対応すべく、常時受信
状態(ワッチ状態の維持)とされる。従って、送信側か
らの呼出信号および識別信号等に係る信号処理系には、
常に通電が行われている。さらに信号識別等を行うため
のマイクロプロセッサ(CPU)等の制御系も常に識別信
号の検出を行う信号処理状態に作動せしめられている。
[発明が解決しようとする課題] 前記の従来の技術に係る間歇受信識別装置において
は、常に受信状態であり、且つ識別信号の検出を行う信
号処理状態をもって作動している。このため、常に、必
要以上に電流が消費され、限定された容量の電池等の電
源が用いられる際には、利用可能時間の制約を強いら
れ、さらに充電型電池が採用される際には、その充電回
数、時間が増大する。
さらに、マイクロプロセッサ(CPU)等の制御系は信
号処理待受状態で、全時間作動するものとなり、より有
効な、例えば、機能拡大に係る他の信号処理等が追加し
て行えない等々の欠点を有している。
本発明は、前記の課題を鑑みてなされたものであっ
て、その目的とすることろは、消費電流が低減され、且
つ実質的な信号処理規模が拡大されて、信号処理に係る
効率が向上する間歇受信識別装置を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 前記の課題を解決するために、本発明は、到来のタイ
ミングが不定な情報シーケンスを待ち受けて受信する間
歇受信装置において、 情報シーケンスの信号の時間幅をTt、受信時間幅をT
r、待ち受けている前記信号の部分信号であることを識
別するのに要する最低時間をTc、間歇受信周期をTpとし
たとき、 Tr≧Tc Tt−Tc≦Tp≦Tt−2Tc+Tr としたことを特徴とする。
また、受信時間中、情報シーケンス信号を構成する一
部の信号が受信され、続いて、供給される情報シーケン
ス信号の正常受信態勢で作動することを特徴とする。
[作用] 前記の構成においては、情報シーケンス/類似シーケ
ンス信号の情報の一部であることを識別し得る最低必要
時間幅以上の受信動作時間により、情報シーケンス信号
等が情報の一部であることが識別される。
[実施例] 次に、本発明の間歇受信識別装置に係る実施例を添付
図面を参照して以下詳細に説明する。
先ず、本発明の間歇受信識別装置の基本的なタイミン
グについて説明する。
第1図は実施例の間歇受信のタイミングを示すタイム
チャートで、時間tに従って装置が受信のONおよびOFF
状態を周期的に繰り返している様子を示している。すな
わち、符号1(以下、符号は省略する)は時間Trの間の
受信状態であり、2は時間Tsの間で受信を休止してい
る。すなわち、周期Tp=Tr+Tsで間歇受信が行われてい
る。
第2図(a)、(b)は装置が間歇受信中に情報シー
ケンスが到来した場合の動作関係を示すタイムチャート
である。
すなわち、第2図(a)は到来情報であり、最初に3
の時間幅Ttの情報シーケンスが到来した後、4の休止を
挟んで5の情報シーケンスが続く。3と5は同一情報で
もよく、5を正式情報として、3を回線接続のための導
入部として別に用意したものでもよい。第2図(b)は
装置が間歇受信状態にあるところに情報シーケンスの一
部分を受信したことにより受信状態を継続し、後続の情
報シーケンスを正規に受信している様子を示している。
すなわち、1、2、1、2と受信を断続したところへ3
の情報シーケンスが到来し、これを6の受信タイミング
で認識し、後続のシーケンスを受信するために受信状態
を持続したものである。なお、ここで、3と5が同一シ
ーケンスである場合、6の受信タイミングに3の情報シ
ーケンスが到来すれば3の取込みだけで情報伝達の所期
の目的は達する。なお、通信が終了し、さらに呼び出し
を待ち受ける場合は再び先の間歇受信状態に戻る。
第3図は情報シーケンス3が連続的、あるいは準ずる
信号で構成されている場合において、その部分信号を取
込み、識別するために必要な間歇受信のタイミングの限
界条件を示している。
すなわち、情報シーケンスを構成する部分信号が識別
されるのに必要な最低限度の受信時間をTcとすると、間
歇受信が受信時間幅Tr=Tcで周期Tp、休止時間Ts(=Tp
−Tr)で行われているとき、情報シーケンスがどのよう
なタイミングで到来したとしても受信のタイミングが最
低、1つ欠けずに確保出来ればよいので、情報シーケン
ス3に対して受信タイミング7の8と9が休止10を挟ん
で、8が3の枠から左に出たら9の枠内に入り、9が右
に出る場合は8が枠内に入るような関係が限界となる。
時間tは現実には単位で変化せず、この出入りの余裕幅
は限りなく零に近い関係であり、ここに、間歇信号の周
期Tpおよび受信休止時間Tsは次のようになる。
周期 Tp=Tt−Tr=Tt−Tc 受信休止時間 Ts=Tt−2Tr =Tt−2Tc 一般的には受信時間幅Trは最低必要時間Tcより余裕を
とるべきであり、休止時間、つまり周期も信号取込みの
ための余裕を与えるようにしなければならない。いま、
Tr=Tc+ΔTr(ΔTr≧0:受信余裕時間)とすると、第4
図に示すように、受信タイミング11が情報シーケンス3
の枠から信号識別限界幅Tcを離れるとき、次の受信タイ
ミング12が信号識別の限界幅Tcを確保出来ればよく、こ
の間歇受信の周期Tpおよび受信休止時間Tsは次のように
なる。
周期 Tp=Tt−Tc+ΔTr 受信休止時間 Ts=Tt−2Tc さらに、休止時間に従って周期の上からも、信号識別
のための余裕をとるため、いま休止時間をΔTsだけ短く
すると、周期および受信休止時間は次のようになる。
周期 Tp=Tt−Tc+ΔTr−ΔTs 受信休止時間 Ts=Tt−2Tc−ΔTs 第5図はあるタイミングにおける前記の関係を図示し
たものである。
以上、第3図、第4図および第5図に示した実施例は
情報シーケンスのどの一部分からも、当該シーケンスを
構成する信号として抽出、識別し得る場合の例であり、
例えば、連続あるいは前記に準ずるトーン信号を検知用
のフィルタで識別する場合等に適合するものである。
ここに情報シーケンスがデジタル信号のビット単位あ
るいは符号単位のように単位信号の組み合わせ、集合の
形で構成されているような場合について、第6図および
第7図にその実施例のタイミングチャートを示す。
すなわち、情報シーケンスの識別の対象とする構成単
位信号の時間幅をTuとすると、第6図に示すように、Tt
=nTu(n:整数)の到来信号13がどのようなタイミング
で到来したとしても、その単位構成部分を識別し得るた
めの限界条件は次のようになる。
先ず、受信時間幅は到来信号の1単位をタイミングよ
く受信するためには単位時間幅の受信時間を確保する必
要がある。さらに合一タイミングからずれ隣接する単位
信号を把握する範囲まで、もとの単位信号を把握出来る
受信時間が必要であり、受信時間幅は2単位信号分の幅
を要する。また、受信の間歇周期は、第6図に示すよう
に、先行の受信タイミングが左にずれて、到来信号13の
単位信号を把握出来なくなるとき、後行の受信タイミン
グが単位信号を識別するための時間幅を獲得しなければ
ならない。このタイミングがさらに左に変位するとき、
到来信号13の各単位信号は、受信時間帯15によって順次
受信可能であることが分かる。
以上のことから、信号時間幅Tuの単位信号の集合で構
成される情報シーケンス(信号幅Tt=nTu、n:整数)の
一部を受信識別するための間歇受信の限界タイミング条
件は次のようになる。すなわち、 受信時間幅 Tr=2Tu 受信休止時間 Ts=Tt−2Tu =(n−2)Tu 間歇受信周期 Tp=Tt=nTu 実際には装置の動作上の余裕時間をみて、第4図およ
び第5図の例のように、受信余裕時間のΔTrと休止時間
に従って周期に信号識別のための余裕時間ΔTsを加減す
ると、第7図に示すような受信タイミングとなる。すな
わち、 受信時間幅 Tr=2Tu+ΔTr 受信休止時間 Ts=Tt−2Tu−ΔTs =(n−2)Tu−ΔTs 受信間歇周期 Tp=Tr+Ts =nTu+ΔTr−ΔTs =Tt+ΔTr−ΔTs となる。
以上示したように、1つの情報シーケンスの部分把握
がシーケンスのどの部分においても連続的に可能な場合
は第5図に示すような受信タイミングで、もう1つは情
報シーケンスが単位信号の集合で構成され、その部分把
握が単位信号乃至その組み合わせで識別把握されるべき
場合は、第7図に示すような受信タイミングで間歇受信
すれば、送信信号がどのようなタイミングで到来しても
情報シーケンスの部分識別が可能となる。この識別動作
を合図に前記の装置を間歇受信から後続情報を受信する
状態に切替えることにより、目的の情報を収集すること
が出来る。
第2図の実施例では部分信号識別後そのまま受信を継
続する形をとっているが、第8図に示す実施例のよう
に、受信タイミング16で部分信号を把握、識別後、一旦
休止時間17をもって、その後予め約束されたタイミング
に応じるか、あるいは相手側に受信状態に入る合図を送
る等の後、受信状態18に入ってもよい。
以上、本発明の間歇受信識別装置の基本的なタイミン
グを示したが、以下、各種通信方式の実施例のタイミン
グの設定について説明する。
第9図は、我国の船舶用通信で採用される4周波直列
トーン方式(郵政省告示第146号)の選択呼び出しの信
号であり、符号19乃至22は周波数の互いに異なる単一ト
ーン信号4つが夫々200±30mSの時間幅で直列に送出さ
れる。さらに、符号23はこの4トーンのシーケンスを2
回繰り返す場合400±60mSの休止間隔を有して、創出さ
れる場合を示している。当該シーケンスを検知する間歇
受信のタイミングは、各単一トーン1つの枠内で間歇が
行われるには短かく、当該4トーンのシーケンスを1つ
の枠として検知対象とした場合、受信時これら4つのト
ーンに対応したフィルタが、並列あるいは、これに準ず
る形で供される。ここで、受信時間幅Trはフィルタの識
別動作に必要な限界時間をTcとすると、第10図に示され
るように、トーン信号24、25との境界線が受信タイミン
グ26の中央に到来する場合、いずれかのトーンを識別す
るために識別の限界時間Tcが確保されなければならな
い。このため、Tr≧Tcが必要条件となる。
一方、休止時間または間歇周期については、第11図に
示す関係が限界条件である。すなわち、到来信号シーケ
ンスの最初のトーン27の先端部に受信タイミング28の広
範部が到来したとき、到来信号シーケンスの最後のトー
ン29の末端部に、次の受信タイミング30の前半部が到来
する必要がある。従って、一般的に、前記直列4トーン
を待ち受ける受信タイミングは受信時間幅および受信休
止時間幅と夫々ΔTr、ΔTsの信号識別のための余裕加減
をとって、次のように設定すればよい。
受信時間幅 Tr=2Tc+ΔTr 間歇受信周期 Tp=(200−30)×4mS+ΔTr−ΔTs =680mS+ΔTr−ΔTs なお、その他の直列トーン方式の信号に対する間歇受
信のタイミングも同様に処理することが出来る。
また、トーンが多重化されている場合についても同様
である。
ところで、第9図に示したように、2回の呼出が繰り
返される場合、先行のシーケンスを部分把握した時点で
受信状態を維持継続し、タイミングよく、先行シーケン
スの先端に受信タイミングが到来すれば先行シーケンス
を取り込むだけであるが、その確率は低く、一般的に最
も短い場合で先行シーケンスが通り過ぎて400−60mS=3
40mS以降に後行シーケンスが到来するので、そのタイミ
ングに正式に呼出情報を取り込む。
第12図はCCIRの勧告493−3に準拠した海上移動業務
用デジタルセルコールの送信シーケンスの代表例であ
り、DX、RX7、…等は10ビットの誤り検出文字を使用し
たデジタル対応した信号である。参考までに、このシー
ケンスの電文構成内容を第13図に示す。このシーケンス
の構成は、情報分が5文字分ずらして2回送信される形
で、先行送信(DX)と再送信(RX)までの分が交互に噛
み合わされている。単位文字は情報ビット分7ビット、
チェックビット分3ビットの符号で、夫々約束された意
味であり、シンボルと呼ばれる。この信号は無線周波数
のHF(短波)およびMF(中波)帯で100bps、VHF(超短
波)帯のチャネルで1200bpsの伝送速度で周波数偏移方
式で送信することが妥当とされている。
この種のシーケンスの一部を識別する場合、1シンボ
ル(単位文字符号)単位に把握する方法が正確且つ効率
的な手段として考えられる。すなわち、その1つとして
各文字が第27図に示すような誤り検出符号で構成されて
いることに着目する方法である。同符号はビット位置1
から7の7ビットが2進数の7桁に対応し、Dのビット
が幾つあるかを2進数で表しビット位置7から10にセッ
トしたのが残り3ビットのチェックビットとなってい
る。このチェックビットが適正に付加されているかどう
かで、この種の符号が到来したかどうかを把握すればよ
い。第12図のシーケンスにおいて、最初の「DX」符号か
ら最後の「1」符号まで62単位ある。これを把握するた
めの間歇受信のタイミングは原理的な限界条件は第6図
に示したようになり、実際的には第7図に示したように
なる。
すなわち、伝送速度100bpsでは1文字の幅は10ビット
であり、従って、Tu=10/100=0.1secとなり、 受信時間幅 Tr=0.2+ΔTr sec 受信間歇周期 Tp=62×0.1−ΔTs =6.2−ΔTs sec となる。
伝送速度1200bpsでは同様にして、 受信時間幅 Tr=1/60+ΔTr sec 受信間歇周期 Tp=31/60−ΔTs sec となる。これらの時間オーダからすると、一般的に100b
psでは電源の供給も含む高周波受信回路および信号識別
のための信号取込制御の取り扱いに利用出来るが、1200
bpsでは電源供給レベルから取り扱うには不適当であ
る。なお、信号取込制御には活用できるといえる。
前記の方法は誤り訂正符号のみ対応した信号検出によ
るものであり、さらにシーケンスの初頭のドットパター
ン(B=0とY=1の交互のビット同期信号シーケン
ス)も含めて、ドットパターンであるかまたは誤り検出
符号であるかいずれかに適合する符号を検出する形で間
歇信号の待受を行う場合は、上記の受信周期をドットパ
ターンの時間分だけ広げて扱えばよい。なお、CCIRの勧
告493−3ではドットパターンは200ビットと20ビットの
2種を明示しており、これらは夫々シンボル数に対応し
て20および2シンボル分とみなして識別の対象とすれば
よい。
第14図はCCIRの勧告493−3の基準内容を基本的に応
用した我国で実用化されているデジタルセルコールの呼
出シーケンスであり、第15図に電文内容を示す。
これを間歇受信識別装置で待ち受ける場合、前記の第
12図の場合の実施例のように、各符号文字のうち「D
X」、自局IDの「K」、あるいはシーケンス終了の
「M」は当初から定められており、これにドットパター
ンを含めるとシーケンスの大半がこれらの符号によって
占められていることから、これら特定の符号を必ずしも
ソフトウェア対応で検出するのではなく、ハードウェア
による固定的な論理回路でチェックする方法をとっても
よい。
ドットパターンを10ビットの符号として捕捉する場
合、1010…10とするのと、0101…01とする2種を想定す
れば、これに「DX」、「K1」、「K2」および「M」を加
えた6つの符号のうち、どれか1つが到来するのを検知
するための間歇受信のタイミングは次のように設定すれ
ばよい。
先ず、受信時間幅は、これらの符号が互いに最も離れ
て位置するのは(つまり、検出符号が最も長く途絶える
部分は)、第16図に示すように、先行送信文字群のうち
の最後の「DX」と同群の「K1」との間であり、最低必要
とする受信時間幅は両方の文字に股がる同図31の7文字
分の時間幅である。
一方、受信休止可能な最長時間幅は、第17図に示すよ
うに、ドットパターンの最初の10ビットが切れたあと先
行送信の文字群のうちの最後の「M」が始まるところま
での幅となる。すなわち、同図の時間幅32となる。この
呼出シーケンスはドットパターンは200ビット、すなわ
ち、20文字分で、伝送速度100bpsで実用化されており、
この場合の受信休止時間幅は、最初の「DX」を含み最後
の「M」の午前まで34文字あるので19+34=53文字分と
なる。従って、 受信時間幅 Tr=7×0.1=0.7sec 受信休止時間幅 Ts=53×0.1=5.3sec 間歇受信周期 Tp=Tr+Ts=6.0sec となる。装置の動作上の補正および余裕として、受信時
間幅と受信休止時間幅に夫々ΔTr、ΔTsの加減をとる
と、 受信時間幅 Tr=0.7+ΔTr sec 受信休止時間幅 Ts=5.3−ΔTs sec 間歇受信周期 Tp=6.0+ΔTr−ΔTs sec となる。このような受信タイミングで情報シーケンスを
待ち受け、その一部を識別すると、第2図または第8図
に示したように、後続のシーケンスを取り込む仕組みに
することにより、目的とする情報の取得を遂行すること
が出来る。
次いで、他の実施例を説明する。
第18図はマリンホーンと呼ばれる我国の無線電信シン
テムにおいて発呼局が相手局を呼び出す際に送信するシ
ーケンスのタイミングチャートである。
枠で囲まれた各部分は単位信号を示し、いずれもDTMF
(Dual Tone Multi Frequency)信号で構成されてい
る。最初の3つの枠33はシステム番号と呼ばれる各シス
テムに割当られた番号に対応している。符号34の枠はDT
MF信号の「*」のトーンを連続して出力するもので、通
報時に2分10秒間送信する。その後4つの枠35は相手局
のIDであり、一斉グループ呼出、また「急を要する」通
報については、夫々規定された番号(16進の「A」〜
「D」も含む)が用意されている。最後の4つの枠36は
自局ID番号に対応している。符号33、35および36を構成
する各数字に対応する単位信号は、第19図に示すよう
に、トーン部分37と休止(ポーズ)部分38で作成され
る。時間幅として符号37は50mS以上、符号38は30mS以上
必要で、さらに周期39(37と38の時間幅の和)は120mS
以上となっている。また、このシステムは1システムで
現行最大8チャネルの複数チャネルで、中継局を介して
どのチャネルから呼び出しが行われても各局が対応出来
る通信システムとなる。中継局はシステム番号33を確認
後、34以降のシーケンスを中継送信する。34の連続信号
は各局が各チャネルをスキャンニング(走査)し、この
トーン信号の送信をワッチするためのものである。この
ようなシーケンスを間歇受信識別装置で取り込む場合の
実施例を以下に示す。
先ず、この呼出シーケンスの送信が原則的に1回に限
られる場合は、34のトーン信号、すなわち「*」の連続
信号の検出が基軸となる。いま「*」の連続信号の長さ
をTa、このトーンを識別するのに必要な装置の限界時間
をTcとすると、これを捕捉するための限界条件は、第3
図の実施例で示したように、受信時間幅Tr=Tc、受信休
止時間幅Ts=Ta−2Tcとなる。このタイミングで全数n
チャネルをスキャンするには、第20図に示すように、こ
の間歇受信を各チャネルにおいて順次実施すればよい。
従って、この場合、受信タイミングの全チャネルの総
和として装置は、同図に示すように、受信時間幅nTc、
受信休止時間幅Ta−(n+1)Tc、間歇受信周期Ta−Tc
のタイミングで動作する。実際には、受信時間幅および
受信休止時間に対し、夫々信号識別のための補正および
余裕時間としてΔTr、ΔTsを加減し、前記第3図のタイ
ミングが第5図のように展開されたように、この場合、
第21図のようなタイミング関係となる。すなわち、各チ
ャネルに対する受信時間幅はTr=Tc+ΔTr、受信休止時
間幅Ts=Ta−2Tc−ΔTs、間歇受信周期Tp=Ta−Tc+ΔT
r−ΔTsで、同図に示すように、各チャネルで順次受信
を移していくスキャン方法をとる。なお、ここで各チャ
ネルの間歇受信が成立するにはΔTs≧0であり、従っ
て、Ta≧2Tc+ΔTsの関係の成立が要求される。
このようにして、どのチャネルで、どのようなタイミ
ングで「*」の連続信号が到来しても、いずれかの受信
タイミングでこの信号の到来を捕捉、識別し得る。その
時点でそのチャネルにおける受信動作を継続することに
より、以下に続く相手局IDおよび発呼局の自局IDが受信
され、回線の接続が可能となる。
前記のDTMF信号の呼出シーケンスが間隔をおいて2回
またはそれ以上繰り返し送信されるような場合、先に到
来したシーケンスの全体のうちどこか一部分を捕捉した
あと後続の呼出シーケンスを受信すればよい。
以下、前記に係る実施例について説明する。
ここで、ID番号の各数字に対応する周期(トーン部分
と休止部分の和)は120mS以上とされ、第22図に示され
るように、この最大リミットをTlとすると、トーン部分
40が50mS以上であることから、この休止部分は最大Tl−
50mSとなる。連続するトーン信号の捕捉の限界時間をTc
とすると、このシーケンスの部分把握で必要な最小受信
時間幅はトーンの最大休止時間にTcを加え、Tc+Tl−50
mSとなる。一方、「*」の連続信号の最小時間幅をTbと
すると、この情報シーケンスを間歇受信する場合、その
受信休止が最も長く許されるのは、第23図に示すよう
に、受信のタイミングがシーケンスの両脇に係合した場
合であり、先行の受信タイミングは連続トーン信号を把
握し得るTcを保有し、後行のタイミングは数字の信号を
把握し得る境界状態にある場合である。すなわち、受信
休止時間はTb−2Tc−Tl+1010mSとなる。受信時間およ
び受信休止時間に夫々ΔTr、ΔTsの余裕加減をとると、
この実施例における間歇受信のタイミングは次のように
なる。
受信時間幅 Tr=Tc+Tl+ΔTr−50mS 受信休止時間幅 Ts=Tb−2Tc−Tl−ΔTs+1010mS 間歇受信周期 Tp=Tb−Tc+ΔTr−ΔTs+960mS nチャネルのシステムで各チャネルとも同様に順次ス
キャンさせる場合は、第21図の実施例のタイミングチャ
ートに示した場合と同様に行えばよく、この場合の受信
タイミングの総和は、受信時間幅がn倍となり、間歇受
信周期は変わらず、Ts=Tp−Trから夫々のタイミングは
次のようになる。
受信時間幅 Tr=n(Tc+Tl+ΔTr−50mS) 受信休止時間幅 Ts=Tb−(n+1)Tc−nTl −(n−1)ΔTr−ΔTs+n×50+960mS 間歇受信周期 Tp=Tb−Tc+ΔTr−ΔTs+960mS ここに各チャネルの間歇受信が成立するためにはTs≧
0でなければならず、従って、 Tb+n×50+960ms ≧(n+1)Tc+nTl+(n−1)Tr+ΔTs の関係の成立が必要である。
以上説明したような受信タイミングで夫々のチャネル
で間歇受信を行い、あるチャネルで先行の呼出シーケン
スの到来を把握した場合、そのチャネルをワッチし、後
続のシーケンスを受信するようにして正規の情報取得を
すればよい。
以上、各種の実施例の受信タイミングについて説明し
たが、以下、これらの実施例に関する装置の基本的なブ
ロック図を第24図および第25図に示す。第24図は電源の
開閉も含めた実施例のブロック図であり、第25図は電源
の制御を考慮しない実施例の場合であり、電源の制御に
伴う装置の動作の立ち上がりまた立ち下がりがタイミン
グの上から現実的でない場合や、CPU等の制御系の動作
の便宜を図ることを主眼とする間歇受信識別装置につい
て当てはまるものである。
第24図において、符号41は回線信号入力端、42は受信
回路、43は信号ゲート回路、44は受信タイミング回路、
45は信号識別回路、46はCPU等の信号処理系、47は制御
出力端、48は電源開閉回路、49は電源入力端50は信号入
力端である。以下これらの動作について説明する。
回線信号入力端41に通信回線から、高周波信号あるい
はFS(周波数偏移)信号等の形で情報シーケンスが到来
すると、受信回路42、すなわち、受信検波あるいはモデ
ム等により搬送液等の媒体から切離された基本信号とし
て取り出される。この信号は次にゲート43において主と
して、受信タイミング制御回路44によるタイミング的な
通過の可否の制御を受け、これを通過した信号が処理系
46の制御のもとに分析、点検され、その妥当性が確認さ
れると、受信タイミング制御回路44への命令や装置の他
の部分への制御出力として出力端47に命令信号を送出す
る。電源開閉回路48は受信タイミング制御回路44の制御
により、電源入力端49からの電源を受信回路42に対して
供給制御する。なお、同図において破線で示したよう
に、電源供給の開閉制御は必要により、信号ゲート43、
信号識別回路45あるいは処理系46に対して実施してもよ
い。
第25図は伝送媒体から切離された基本信号が信号入力
端50に入力した後は、前記のように、第24図において、
受信回路42および電源開閉回路48に関する部分を除いた
説明のとおりである。
第24図および第25図に示した実施例は基本的に単一チ
ャネルの回線の通信に関するものであるが、第20図また
第21図に示した受信タイミングの実施例のように、多チ
ャネルに亘って傍受するような通信システムの場合の装
置の実施例を第26図に示す。符号51は受信周波数変換回
路であり、さらに受信タイミング制御回路44からの制御
により、受信回路42の受信周波数を選択するとともに、
第21図のタイミングチャートに示したように、夫々のチ
ャネルのタイミングで受信回路が作動する。信号ゲート
43以下の動作は第24図並びに第25図の実施例の場合と同
様である。なお、この回路系に電源の開閉制御を備える
場合は、第25図のブロック図に示した実施例と同様に、
電源開閉回路48の系統を付加すればよい。
なお、上記の実施例(第24図、第25図、第26図)で
は、CPU(中央演算処理装置)等との組み合わせに係る
構成を用いたが、例えば、ワンチップマイクロプロセッ
サ等を用いて同様な作用効果を得ることも出来る。
[発明の効果] 以上の説明のように、本発明の間歇受信識別装置にお
いては、有線あるいは無線通信回線に供され、相手局が
呼び出された後、交信を行うための間歇受信識別装置に
おいて、タイミングが異なる夫々の情報シーケンス信号
または類似のシーケンス信号が供給される際に、少なく
とも前記情報シーケンス信号または類似のシーケンス信
号の情報の一部であることを識別し得る最低必要時間幅
以上の受信動作時間が設けられることを基本的な特徴と
している。
これにより、以下の効果乃至利点を有する。
情報シーケンスの信号が供給されるまでの間に係る
通常装置は間歇受信状態であり、当該間歇受信状態にお
ける受信休止時間中は、受信回路および関連回路への基
本的な通電は不要となる。
このため、受信休止時間中の受信回路および関連回
路の電源の供給が行われない。すなわち、節電効果によ
り、容量に制約のある電池等の電源が使用される場合、
より長時間の運用が可能となり、且つ充電型電池が用い
られる際の充電時間が短縮されるとともに、充電回数が
低減して、長寿命が得られる。
識別信号の処理を行うマイクロプロセッサ(CPU)
等の信号処理系は、前記受信休止時間中は信号処理の動
作が行われず、このため、他の有効な機能に係る信号処
理を行うことが出来る。
前記受信休止時間中の信号処理の動作が行われない
間に、他の有効な機能に係る信号処理を行うことが出来
ることになり、実質的な信号処理規模が増大されて効率
的な回路規模の拡大化が図られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の間歇受信識別装置に係る実施例の受信
タイミング動作のタイミングチャート、 第2図は本発明の間歇受信識別装置に係る実施例の受信
タイミングと到来信号との動作の前後関係を示したタイ
ミングチャート、 第3図は把握処理が行われる際に、連続信号で構成され
る情報シーケンスの一部分を識別するために必要な間歇
受信識別のタイミングの限界条件を示す図、 第4図は第3図のタイミングに対し、信号識別のための
余裕時間として受信時間幅に余裕が形成された際のタイ
ミングチャート、 第5図は受信休止時間幅に余裕が形成される場合のタイ
ミングチャート、 第6図および第7図は情報シーケンスがデジタル信号の
ように単位信号の組み合わせ、集合の形で構成されてい
る場合、その単位部分把握のための間歇受信識別のタイ
ミミングを示すタイミングチャートであり、特に、第6
図は信号識別のための余裕を形成した場合のタイミング
チャート、 第8図は本発明の他の実施例の受信タイミングと到来信
号との動作の前後関係を示したタイミングチャート、 第9図は我国の船舶用無線通信で用いられている4周波
直列トーン方式の選択呼出のシーケンスのタイミングチ
ャート、 第10図は直列トーン信号で2つのトーン信号の境界にお
いて信号を識別するために必要な受信時間幅を示すタイ
ミングチャート、 第11図は4周波直列トーンの間歇受信識別を行うための
限界条件を示すタイミングチャート、 第12図はCCIRの勧告493−3に準拠した海上移動業務用
デジタルセルコールの送信シーケンスの代表例を示す
図、 第13図は第12図に示される例の電文の構成内容を示した
図、 第14図はCCIRの勧告493−3の基準内容を基本的に応用
した我国で実用化されているデジタルセルコールの呼出
シーケンスを示す図、 第15図は第14図に示される例の電文内容を示す図、 第16図は第14図に示されるようなシーケンスについて、
いくつかの特定の符号を識別対象とした場合の間歇受信
識別装置における受信時間幅の必要条件を示す図、 第17図は上記装置での受信タイミングの限界条件を示す
タイミングチャート、 第18図はマリンホーンと呼ばれる我国の無線電話システ
ムにおける呼出シーケンスを示す図、 第19図は第18図に係る構成の数字対応部分のDTMF信号の
構成時間幅を示す図、 第20図は第19図に係り、呼出シーケンスが多チャネルの
うちの1チャネルに原則的に1回送信される場合、各チ
ャネルを間歇受信識別装置でスキャニングし、呼び出し
に応答するためのタイミングの限界条件を示すタイミン
グチャート、 第21図は動作上の余裕を加味した実施例のタイミングチ
ャート、 第22図は第21図に係る呼出シーケンスを構成する数字対
応のDTMF信号の単位長の最大値を設定した場合の構成時
間幅関係を示した図、 第23図はこの呼出信号が2回以上送信される場合の多チ
ャネルスキャンの間歇受信識別装置による部分把握のタ
イミングの限界条件を示すタイミングチャート、 第24図、第25図および第26図は本発明の間歇受信識別装
置が適用される装置に係るブロック図である。 第27図は10単位の誤り符号を示す図である。 1、8、9、11、12、14〜16、26、28、30、31……受信
時間、受信タイミング(受信ONの時間)、2、10、17、
32……受信休止時間(受信OFFの時間)、3、13……情
報シーケンスの到来信号、4……送信休止時間、5……
後行の情報シーケンス、6……情報シーケンスの一部分
を識別する受信タイミング、7……受信動作の継続部
分、18、23……後行の情報シーケンスを受信するタイミ
ング、19〜22、24、25、27、29……トーン信号、33……
システム番号に対応する信号列、34……DTMF信号の
「*」対応の連続トーン信号、35……相手局ID番号に対
応する信号列、36……自局ID番号に対応する信号列、3
7、40……各数字に対応する単位化されたDTMF信号のト
ーン部分、38……各数字に対応する単位化されたDTMF信
号の休止部分、39……各数字に対応する単位化されたDT
MF信号の周期、41……回線信号入力端、42……受信回
路、43……信号ゲート回路、44……受信タイミング制御
回路、45……信号識別回路、46……信号処理系、47……
制御出力端、48……電源開閉回路、49……電源入力端、
50……信号入力端

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】到来のタイミングが不定な情報シーケンス
    を待ち受けて受信する間歇受信装置において、 情報シーケンスの信号の時間幅をTt、受信時間幅をTr、
    待ち受けている前記信号の部分信号であることを識別す
    るのに要する最低時間をTc、間歇受信周期をTpとしたと
    き、 Tr≧Tc Tt−Tc≦Tp≦Tt−2Tc+Tr としたことを特徴とする間歇受信識別装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の間歇受信識別装置におい
    て、受信時間中、情報シーケンス信号を構成する一部の
    信号が受信され、続いて、供給される情報シーケンス信
    号の正常受信状態で作動することを特徴とする間歇受信
    識別装置。
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