JPH1056664A - 無線呼出受信機 - Google Patents

無線呼出受信機

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Publication number
JPH1056664A
JPH1056664A JP8229322A JP22932296A JPH1056664A JP H1056664 A JPH1056664 A JP H1056664A JP 8229322 A JP8229322 A JP 8229322A JP 22932296 A JP22932296 A JP 22932296A JP H1056664 A JPH1056664 A JP H1056664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synchronization
reception cycle
detection window
signal
receiver
Prior art date
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Pending
Application number
JP8229322A
Other languages
English (en)
Inventor
Akifumi Watanabe
朗史 渡辺
Tsutomu Murase
勉 村瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Communication Equipment Co Ltd filed Critical Toyo Communication Equipment Co Ltd
Priority to JP8229322A priority Critical patent/JPH1056664A/ja
Publication of JPH1056664A publication Critical patent/JPH1056664A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可変受信サイクルのページャシステムにお
いて、設定されたシステムの受信サイクルの間隔に対し
て、無線呼出受信機の同期検出窓の長さが適切でない場
合に生ずる疑似同期あるいは同期信号の捕捉困難を防止
して、無線呼出受信機更にシステムの信頼性の向上を図
る。 【構成】 可変受信サイクルのページャシステムの無線
呼出受信機において、システムの受信サイクル情報に応
じて同期検出窓の長さを変更する。即ち、基地局からの
呼出信号の同期信号の終わりの時点から前後に、(A×
B×2m×1.875×10-6)の値の小数点以下を切
り上げた整数×R(ビット)の長さの同期検出窓を開
け、同期信号の照合を行う。但し m:可変受信サイクル値 A:システムのボーレート(bps) B:受信機のクロックオシレータの周波数偏差(pp
m) R:同期信号未照合の許容回数(回)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線呼出受信機に
関し、詳しくは受信サイクルが可変のページャシステム
において、設定された受信サイクルに対応して同期検出
窓の時間を制御する手段を備えた無線呼出受信機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ページャシステムにおいて、無線呼出受
信機は、システムの基地局から送出される無線呼出信号
を受信し、その呼出信号を構成する同期信号と受信機と
の間の同期がとれていることを確認したうえで、選択呼
出信号を復調し、これに含まれる識別信号とその受信機
に付与された識別符号とが一致したときに呼出しアラー
ムを発生する等の手段により呼び出されたことを報知す
るものである。従来のページャシステムにおける基地局
からの呼出信号は、例えば図3に示すような信号構成が
とられている。即ち、呼出信号が28.7 秒を1サイ
クルとして基地局から送出され、1サイクルはグループ
1からグループ15に分けられる。各グループの信号は
同期信号、アドレス/メッセージ識別信号1〜4、選択
呼出信号1〜64等で構成され、更に同期信号はビット
同期信号、フレーム同期信号、試験信号、グループ信号
及びチェック信号で構成されている。このシステムにお
ける無線呼出受信機は、前記グループ1から15までの
いずれかのグループに属しており、更に、各受信機に
は、個別に識別用のアドレス番号が付与されている。基
地局から呼出しを受けた無線呼出受信機は、その受信機
が割当てられた、それぞれのグループ番号のタイミング
で、28.7秒間隔で受信動作を繰り返す。次に、受信
した呼出信号の同期信号に続くアドレス/メッセージ識
別信号で識別される選択呼出信号のアドレス部に、自己
の受信機のアドレス番号が含まれているか否かを判断し
て呼出動作を起動する。このとき無線呼出受信機は、基
地局からの呼出信号の同期信号と受信機との間で同期が
とれていることの確認を行っている。この同期確立及び
同期維持確認のため、受信した基地局からの呼出信号の
うちのフレーム同期信号の終わりを基準にして、一定の
長さの間無線呼出受信機において同期検出窓を開く。そ
してこの間に受信機の同期信号照合回路を動作させてフ
レーム同期信号の照合を行い、同期のずれあるいは同期
外れを検出している。図3に示す従来のシステムにおい
て、システムのボーレートを、例えば1200bps、
無線呼出受信機のクロックオシレータの周波数偏差を±
20ppmとすると、フレーム同期信号の終わりを基準
にしたとき、1サイクル28.7秒後には最大±0.6
88ビット、更に2サイクル後には最大±1.376ビ
ットもの同期ずれが生ずる可能性がある。そこで±2ビ
ットまでを同期維持の許容範囲とすると、図4に示すよ
うに、無線呼出受信機は同期維持のためにフレーム同期
信号の終わりから前後に2ビットずつ、合計4ビット長
さの同期検出窓を開き、この間に同期信号照合回路を作
動させて同期のずれあるいは同期外れを検出し、検出し
た同期ずれに基づき同期用のクロックオシレータに修正
を施すように動作する。一方近年、ページャシステムの
普及に伴い利用者が急増し、システムの規模が大きくな
ってきている。例えば、高度無線呼出システム(RCR
STD−43)においては、1サイクルは4分間であ
り、この間に128フレームの呼出信号が送出できるよ
う規定されており、各無線呼出受信機は、128フレー
ムの呼出信号のうちいずれか1つのフレームに割り当て
られ、かつ、基地局から送出される呼出信号の当該フレ
ームのみにおいて受信動作を行う。この構成において、
各無線呼出受信機には4分に1回しか受信機会が与えら
れないため、呼出遅延時間は最大で4分に達することに
なる。この呼出遅延時間を短縮するために、システムの
利用状況に応じて受信サイクルを適宜変更する可変受信
サイクル方式がとられる。即ち、システムの利用者が少
ない時間帯にあっては、1サイクル当たりのフレーム数
を減らして1サイクルに要する時間を短縮し、利用者が
多くなるに従って1サイクル当たりのフレーム数を増大
して、呼出が円滑に行われるようにしたシステムであ
る。例えば、システムのボーレートが1600bps、
受信サイクルの可変範囲が1.875秒(1フレーム)
から最長4分(128フレーム)まで可変のシステムに
おいて、無線呼出受信機のクロックオシレータの周波数
偏差が±20ppmのとき、基地局からの同期信号に対
する無線呼出受信機の1サイクル当たりのビットずれ
は、図5に示すように、受信サイクル1.875 秒の
場合は最大で±0.06ビット、受信サイクル4分の場
合は最大±7.68ビットとなる。ページャシステムの
無線呼出受信機においては、システムのどのような受信
サイクルに対しても、同期を確立し維持するために、基
地局からの呼出信号の同期信号を確実に捕捉して同期信
号の照合を行う必要がある。従って、上述の場合の無線
呼出受信機において、1サイクルの送信信号で同期信号
を捕捉する場合の同期検出窓の長さは、最大のビットず
れが生ずる1サイクルの時間が4分の場合に対応するよ
うに±8ビット(16ビット)に設定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに16ビットの長さの同期検出窓を設定すると、受信
サイクルが1.875 秒に設定された場合には無線呼
出受信機におけるビットずれが最大±0.06 ビット
と少ないにもかかわらず、長時間同期検出窓を開いて同
期信号の照合を行うため、雑音等によって真の同期点以
外の点で疑似同期となるおそれがあり、受信した呼出信
号を正しく復調することが困難になる場合がある。ま
た、この疑似同期を避けるために、考えられる最大のビ
ットずれよりも短時間の同期検出窓に設定すると、同期
信号の補足が困難となる場合が発生する。本発明は、こ
の問題点を解決するためになされたものであって、可変
受信サイクルのページャシステムにおいて、設定された
受信サイクルに対応した適切な長さの同期検出窓を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明においては、可変受信サイクルのページャシス
テムにおいて、システムの受信サイクル情報に応じて無
線呼出受信機における同期信号照合回路作動用の同期検
出窓の長さを変更する。例えば、ページャシステムの受
信サイクル情報である、可変受信サイクル値m(0また
は1から7までの整数)の値に応じて同期信号の終わり
の時点から前後に、次式MADで与えられる長さの同期
検出窓を開け、この間に無線呼出受信機の同期信号照合
回路を動作させる。 MAD=〔(A×B×2m×1.875×10-6)の値
の小数点以下を切り上げた整数〕×R(ビット) m:可変受信サイクル値 A:システムのボーレート(bps) B:受信機のクロックオシレータの周波数偏差(pp
m) R:同期信号未照合の許容回数(回)
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に示した実施の
形態に基づいて説明する。図1に、本発明に基づく、可
変受信サイクルのページャシステムにおける同期検出窓
の設定説明図を示す。前述の高度無線呼出システム(R
CR STD−43)において、基地局から送信される
呼出信号の構成は例えば図2に示すとおりである。1サ
イクル・128フレームの各フレームは同期信号とブロ
ック信号1〜10で構成される。この同期信号は、同期
部1、フレーム情報、同期部2の各信号で構成され、更
に、同期部2はBS2、C、
【数1】
【数2】 の同期符号で構成されている。該ページャシステムにお
ける無線呼出受信機は、受信サイクル情報としての可変
受信サイクル値をm(0または1から7までの整数)と
すると、2mフレームに1回の受信サイクルで受信す
る。即ち、可変受信サイクル値mに対する受信間隔は、 m=7では128フレーム毎、240秒(4分)に1回 m=6では 64フレーム毎、120秒に1回 m=5では 32フレーム毎、60秒に1回 m=4では 16フレーム毎、30秒に1回 m=3では 8フレーム毎、15秒に1回 m=2では 4フレーム毎、7.5秒に1回 m=1では 2フレーム毎、3.75秒に1回 m=0では 1フレーム毎、1.875秒に1回 となる。このとき、システムのボーレートをA(bp
s)、受信機のクロックオシレータの周波数偏差をB
(ppm)、同期信号の未照合許容回数をR(回)とす
ると、受信機の信号の最大のビットずれは、(A×B×
m× 1.875×10ー6)×R(ビット)となる。m
の各値に対する最大ビットずれは、 Aを1600(b
ps)、Bを20(ppm)、Rを2(回)としたとき m=7では±15.36ビット m=6では±6.96ビット m=5では±3.84ビット m=4では±1.92ビット m=3では±0.96ビット m=2では±0.48ビット m=1では±0.24ビット m=0では±0.12ビット である。即ち、可変受信サイクル値mが与えられたと
き、図1に示すように、無線呼出受信機において、基地
局からの同期信号の同期部2、同期符号C及び同期符号
【数2】の終わりから前後に、次式MADで与えられる
ビット数に相当する期間だけ同期検出窓を開けて、同期
信号照合回路を作動させればよい。 MAD=〔(A×B×2m×1.875×10-6)の値
の小数点以下を切り上げた整数]×R(ビット) mの各値に対する、同期検出窓の長さは、 m=7では±16ビット m=6では±8ビット m=5では±4ビット m≦4では±2ビット である。このように、受信サイクルが可変であるページ
ャシステムにおいて、システムの可変受信サイクル値m
に応じて無線呼出受信機の同期検出窓を適切な長さとす
ることができる。なお、本発明を最大1サイクル4分で
128フレームの呼出信号を送信するシステムを例にし
て説明したが、本発明のみに限定されるものではなく、
受信サイクルが可変であるページャシステムであれば適
用可能であることは明らかである。
【0006】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
可変の受信サイクル方式のページャシステムにおいて、
受信サイクル情報、すなわち可変受信サイクル値mに応
じて、無線呼出受信機の同期検出窓を開いている時間を
変化させるように構成したので、長すぎる同期検出窓の
ために雑音等により疑似同期となる、あるいは短すぎる
検出窓のために同期信号の補足が困難になるなどの問題
を解消し、確実に同期信号を捕捉して正しく同期信号の
照合を行うことができ、ページャシステムにおける無線
呼出受信機の誤動作を防止し、信頼性の向上で著しい効
果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく可変受信サイクルのページャシ
ステムにおける同期検出窓の設定説明図
【図2】可変受信サイクルのページャシステムの呼出信
号の信号構成図
【図3】従来のページャシステムの呼出信号の信号構成
【図4】従来のページャシステムの同期検出窓のタイミ
ング図
【図5】可変受信サイクルにおける受信機のビットずれ
説明図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個々のページャ毎に異なる受信サイクル
    が設定されるページャシステムであって、基地局から送
    信される同期信号を、同期検出窓が開いた期間に同期信
    号照合回路を用いて照合することによって同期はずれを
    検出し、これに基づいて同期を維持する無線呼出受信機
    において、自ページャに設定された前記受信サイクルに
    応じて前記同期検出窓の開く期間を変更せしめる手段を
    備えたことを特徴とする無線呼出受信機。
JP8229322A 1996-08-12 1996-08-12 無線呼出受信機 Pending JPH1056664A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8229322A JPH1056664A (ja) 1996-08-12 1996-08-12 無線呼出受信機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8229322A JPH1056664A (ja) 1996-08-12 1996-08-12 無線呼出受信機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1056664A true JPH1056664A (ja) 1998-02-24

Family

ID=16890338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8229322A Pending JPH1056664A (ja) 1996-08-12 1996-08-12 無線呼出受信機

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JP (1) JPH1056664A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6501388B1 (en) 1998-10-26 2002-12-31 Nec Corporation Radio signal selective-calling receiver and method of receiving radio signals

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6501388B1 (en) 1998-10-26 2002-12-31 Nec Corporation Radio signal selective-calling receiver and method of receiving radio signals

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