JP2585483B2 - 移動農機の粉粒体繰り出し装置 - Google Patents
移動農機の粉粒体繰り出し装置Info
- Publication number
- JP2585483B2 JP2585483B2 JP3164789A JP16478991A JP2585483B2 JP 2585483 B2 JP2585483 B2 JP 2585483B2 JP 3164789 A JP3164789 A JP 3164789A JP 16478991 A JP16478991 A JP 16478991A JP 2585483 B2 JP2585483 B2 JP 2585483B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hopper
- handle
- agricultural machine
- discharge port
- granular material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Transplanting Machines (AREA)
- Fertilizing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、肥料や除草剤等の粉粒
体を繰り出す移動農機の粉粒体繰り出し装置に関し、詳
しくは、粉粒体貯留ホッパーを、下部の粉粒体繰り出し
機構に対して着脱自在に構成するとともに、前記ホッパ
ーの排出口に、開閉自在なシャッターを設けてある移動
農機の粉粒体繰り出し装置に関する。
体を繰り出す移動農機の粉粒体繰り出し装置に関し、詳
しくは、粉粒体貯留ホッパーを、下部の粉粒体繰り出し
機構に対して着脱自在に構成するとともに、前記ホッパ
ーの排出口に、開閉自在なシャッターを設けてある移動
農機の粉粒体繰り出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、粉粒体貯留ホッパーのシャッター
は、特開平1−285110号公報に示される如く、専
用のレバーで切り換えられるようになっている。
は、特開平1−285110号公報に示される如く、専
用のレバーで切り換えられるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】シャッターの閉じ操作
を忘れてホッパーを取り外してしまう場合があり、粉粒
体が洩れ出す不都合があった。本発明は、ホッパーを持
ち運びし易くするための構造を利用して、ホッパー取り
外し時の上記欠点を解消することを目的とする。
を忘れてホッパーを取り外してしまう場合があり、粉粒
体が洩れ出す不都合があった。本発明は、ホッパーを持
ち運びし易くするための構造を利用して、ホッパー取り
外し時の上記欠点を解消することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特徴構成は、前記ホッパーに、ホッパーに対
して上方に位置させた作用姿勢と、ホッパーに対して横
側に位置させた非作用姿勢とに揺動切り換え自在な把手
を設け、この把手に、前記シャッターを連係して、前記
把手の作用姿勢の切り換えで前記排出口を閉に、前記把
手の非作用姿勢の切り換えで前記排出口を開に切り換え
可能に構成した点にある。
の本発明の特徴構成は、前記ホッパーに、ホッパーに対
して上方に位置させた作用姿勢と、ホッパーに対して横
側に位置させた非作用姿勢とに揺動切り換え自在な把手
を設け、この把手に、前記シャッターを連係して、前記
把手の作用姿勢の切り換えで前記排出口を閉に、前記把
手の非作用姿勢の切り換えで前記排出口を開に切り換え
可能に構成した点にある。
【0005】
【作用】つまり、ホッパーを持ち運びし易くするための
把手を設け、その把手の作用姿勢と非作用姿勢の切り換
えに連動して、つまり、ホッパーに肥料を供給する場合
には、ホッパーの上蓋を開く為に把手を退ける非作用姿
勢と、ホッパーを持ち運びする場合には、把手を上方に
位置させる作用姿勢に切り換える切り換え操作に連動し
て、シャッターを開閉自在に構成したから、ホッパー取
り外し時のシャッターの閉じ忘れがない。
把手を設け、その把手の作用姿勢と非作用姿勢の切り換
えに連動して、つまり、ホッパーに肥料を供給する場合
には、ホッパーの上蓋を開く為に把手を退ける非作用姿
勢と、ホッパーを持ち運びする場合には、把手を上方に
位置させる作用姿勢に切り換える切り換え操作に連動し
て、シャッターを開閉自在に構成したから、ホッパー取
り外し時のシャッターの閉じ忘れがない。
【0006】
【発明の効果】上記構成の結果、ホッパーを持ち運びし
易くするための把手を設け、その把手にシャッターを連
動させるといった簡単な構造改良により、ホッパー取り
外し時のシャッターの閉じ忘れを防止することができ、
肥料の損失を抑制し得る。
易くするための把手を設け、その把手にシャッターを連
動させるといった簡単な構造改良により、ホッパー取り
外し時のシャッターの閉じ忘れを防止することができ、
肥料の損失を抑制し得る。
【0007】
【実施例】図1は、走行機体(図示せず)に連結される
苗植付装置Aと施肥装置Bを示し、前記苗植付装置A
は、左右往復移動する苗のせ台1と、その苗のせ台1に
搭載のマット状苗から1株分の苗を掻き取る苗植付爪2
と、苗植え付け泥面を整地する整地フロート3から構成
されている。前記施肥装置Bは、肥料を貯留するホッパ
ー4と、ホッパー4からの肥料を所定量間欠的に繰り出
す繰り出し機構5と、肥料を流下案内するホース6と、
施肥溝を形成する作溝器7とから構成されている。前記
繰り出し機構Bは、植付ミッションケース8に固着の支
持フレーム9にボルト10を介して連結され、その繰り
出し機構Bの繰り出しケース11に、前記ホッパー4の
排出口4aが内嵌されて嵌合連結されている。前記ホッ
パー4は、揺動開閉自在な上蓋4bと、把手4cと、ホ
ッパーの排出口を閉塞する開閉自在なシャッター4dと
を備えており、前記把手4cは、上蓋4bの上方に位置
して上蓋4bを押さえ付ける把手作用姿勢と、上蓋4b
の横側に位置して上蓋開閉可能な把手非作用姿勢とに揺
動切り換え自在に構成されている。そして、前記把手4
cの回転軸に、前記シャッター4dを一体連結して、前
記把手4cの作用姿勢への切り換えで前記排出口4aを
閉に、前記把手4cの非作用姿勢への切り換えで前記排
出口4aを開に切り換え可能に構成してある。図3及び
図4に示すように、前記苗のせ台1に対する摺動レール
12の苗取出口12aが、樹脂によって成形された差し
込み自在な苗取り出し口ガイド12bから構成されてお
り、苗取出口の幅が異なる苗取り出し口ガイド12bと
付け換えることによって、容易に苗取り幅の変更が行え
るようになっている。
苗植付装置Aと施肥装置Bを示し、前記苗植付装置A
は、左右往復移動する苗のせ台1と、その苗のせ台1に
搭載のマット状苗から1株分の苗を掻き取る苗植付爪2
と、苗植え付け泥面を整地する整地フロート3から構成
されている。前記施肥装置Bは、肥料を貯留するホッパ
ー4と、ホッパー4からの肥料を所定量間欠的に繰り出
す繰り出し機構5と、肥料を流下案内するホース6と、
施肥溝を形成する作溝器7とから構成されている。前記
繰り出し機構Bは、植付ミッションケース8に固着の支
持フレーム9にボルト10を介して連結され、その繰り
出し機構Bの繰り出しケース11に、前記ホッパー4の
排出口4aが内嵌されて嵌合連結されている。前記ホッ
パー4は、揺動開閉自在な上蓋4bと、把手4cと、ホ
ッパーの排出口を閉塞する開閉自在なシャッター4dと
を備えており、前記把手4cは、上蓋4bの上方に位置
して上蓋4bを押さえ付ける把手作用姿勢と、上蓋4b
の横側に位置して上蓋開閉可能な把手非作用姿勢とに揺
動切り換え自在に構成されている。そして、前記把手4
cの回転軸に、前記シャッター4dを一体連結して、前
記把手4cの作用姿勢への切り換えで前記排出口4aを
閉に、前記把手4cの非作用姿勢への切り換えで前記排
出口4aを開に切り換え可能に構成してある。図3及び
図4に示すように、前記苗のせ台1に対する摺動レール
12の苗取出口12aが、樹脂によって成形された差し
込み自在な苗取り出し口ガイド12bから構成されてお
り、苗取出口の幅が異なる苗取り出し口ガイド12bと
付け換えることによって、容易に苗取り幅の変更が行え
るようになっている。
【0008】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】粉粒体繰り出し装置の一部縦断側面図
【図2】粉粒体貯留ホッパーの一部縦断背面図
【図3】苗のせ台摺動レールの一部縦断背面図
【図4】苗のせ台摺動レールの一部分解斜視図
4 粉粒体貯留ホッパー 4a 排出口 4c 把手 4d シャッター 5 粉粒体繰り出し機構
Claims (1)
- 【請求項1】 粉粒体貯留ホッパー(4)を、下部の粉
粒体繰り出し機構(5)に対して着脱自在に構成すると
ともに、前記ホッパー(4)の排出口(4a)に、開閉
自在なシャッター(4d)を設けてある移動農機の粉粒
体繰り出し装置において、前記ホッパー(4)に、ホッ
パー(4)に対して上方に位置させた作用姿勢と、ホッ
パー(4)に対して横側に位置させた非作用姿勢とに揺
動切り換え自在な把手(4c)を設け、この把手(4
c)に、前記シャッター(4d)を連係して、前記把手
(4c)の作用姿勢の切り換えで前記排出口(4a)を
閉に、前記把手(4c)の非作用姿勢の切り換えで前記
排出口(4a)を開に切り換え可能に構成してある移動
農機の粉粒体繰り出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3164789A JP2585483B2 (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 移動農機の粉粒体繰り出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3164789A JP2585483B2 (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 移動農機の粉粒体繰り出し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0515218A JPH0515218A (ja) | 1993-01-26 |
JP2585483B2 true JP2585483B2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=15799974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3164789A Expired - Lifetime JP2585483B2 (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 移動農機の粉粒体繰り出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2585483B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001048561A1 (fr) | 1999-12-28 | 2001-07-05 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Appareil de fixation |
JP5421064B2 (ja) | 2009-10-26 | 2014-02-19 | 後藤電子 株式会社 | 高周波高圧高電流電線 |
US20200328011A1 (en) | 2019-04-12 | 2020-10-15 | Goto Denshi Co., Ltd. | Electric wire for high frequency, high voltage and large current |
-
1991
- 1991-07-05 JP JP3164789A patent/JP2585483B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0515218A (ja) | 1993-01-26 |
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