JPS6325Y2 - - Google Patents

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JPS6325Y2
JPS6325Y2 JP1980088401U JP8840180U JPS6325Y2 JP S6325 Y2 JPS6325 Y2 JP S6325Y2 JP 1980088401 U JP1980088401 U JP 1980088401U JP 8840180 U JP8840180 U JP 8840180U JP S6325 Y2 JPS6325 Y2 JP S6325Y2
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JP
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fertilizer
hopper
feeding chamber
wall
roll
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JP1980088401U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、田植機等の移動農機に装備した施
肥装置において、この施肥装置の肥料タンクにお
けるホツパーの構造に関するものである。
田植作業等の農作業では、少々の降雨状態にお
いても作業を行うものであり、このとき田植機に
施肥装置が装備されていると、肥料タンクへの肥
料の追加補給に際し、肥料が雨水によつて濡れて
しまい、この濡れた肥料が団子状の塊りとなつ
て、肥料タンクからの繰出し作業に支障をきたし
て施肥作業を円滑に行えなくなるといつたことが
ある。
そこで本案では、肥料タンクのホツパーをカセ
ツト構造として、肥料を収納させたホツパーと空
になつたホツパーとを、そのホツパーごと交換さ
せるように構成して、降雨時における肥料の追加
補給時に肥料が雨水で濡れることのないようにし
ようとするものである。
本考案は、ホツパーの下部に繰出し室を形成
し、同繰出し室に繰出しロールを内蔵させた施肥
装置の肥料タンクにおけるホツパー構造におい
て、繰出し室の上部に外側に向けて傾斜する受け
壁を形成するとともに、ホツパーの下部に内側に
向けて傾斜する傾斜壁を設け、同傾斜壁を上記受
け壁に着脱自在に整合かつ接合し、さらに接合部
分を繰出しロールの近傍としたことを特徴とする
施肥装置の肥料タンクにおけるホツパー構造に係
るものである。
以下本案を図面に示す実施例に基づき説明す
る。Aは本案の施肥装置を装備した乗用田植機で
あり、走行輪1,1による胴体屈折型の走行機体
2の前部に3点リンク機構を用いた昇降装置3を
介して植付部4を支持させ、上記走行輪1,1に
よる機体2の走行時において、植付部4に設けた
苗載台5を左右に往復移動させながら、同苗載台
5の下方に設けた植付爪6により苗載台5上の苗
マツトを一株づつ切削してこれを植付けてゆくよ
うに構成されている。
尚、図中7で示すものは走行機体2の後部上方
に設けた予備苗載台、8は機体2に立設した門形
の安全フレームであり、後方に向けて上記予備苗
載台7を支持させ、前方に向けて運転席2を支持
させている。又9は苗載台5の横送り軸、10は
植付部4の下方に設けたフロートである。
11は施肥装置であり、走行機体2の前部に取
付けた肥料タンク12と、この肥料タンク12か
ら順次繰出される肥料を水田に埋め込んでゆく撤
肥部13と、上記肥料タンク12と撤肥部13と
を接続させた可撓性の肥料送りホース14とによ
り構成されている。13aは上記撤肥部13に設
けた作溝板であり、フロート10の下面に取付け
られて、同フロート10が水田上を滑走するに伴
つて植付苗に沿つて水田上に溝を形成させるとと
もに、作溝板13aの後端部に上記肥料送りホー
ス14の放出口14aを下向きに開口させ、かつ
同作溝板13aの後方に腕15を介して覆土板1
3bを設けて、上記作溝板13aにより形成され
た溝内に放出口14aから肥料を順次投入させ、
その後引き続いて覆土板13bによつて溝を覆土
して肥料を埋め込み状態に施肥させるように構成
されている。
上記肥料タンク12は、内部に繰出しロール1
6を内蔵させた繰出し室12aと、繰出し室12
aの上部に位置してこの繰出し室12aに対して
着脱自在に取付けられるホツパー12bとにより
構成されている。そしてこのホツパー12bと繰
出し室12aとの着脱構造は、底部に繰出しロー
ル16の受け口17を開口させた方形鉢状の受け
壁12a′を繰出し室12aの上部に形成させ、他
方上記ホツパー12bの底部には上記受け壁12
a′の内面に面接させる方形鉢状の傾斜壁12b′を
形成させ、かつ上記受け壁12a′の縁部に係合さ
せる左右1対の係止片18,18′を上記傾斜壁
12b′の外側面に設け、かつ同係止片18,1
8′の一方の係止片18を固着状態に取付けると
ともに、他方の係止片18′を傾斜方向に沿つて
摺動自在とさせながら、この係止片18′をバネ
19によつて下向きに付勢させた支持構造に構成
させている。20は係止片18′の上記ガイド枠
である。
そして上記繰出し室12aに対して着脱自在に
構成したバツクホー12bを複数個用意させ、こ
の複数個のホツパー12bによつて、このホツパ
ー12bを繰出し室12aに対して取換え自在の
カセツト構造とさせるものである。21は上記複
数個のホツパー12bにそれぞれ設けたシヤツタ
ーであり、その閉鎖状態ではこのシヤツター21
がホツパー12bの底板として収納肥料の供給を
停止させることになる。
尚、図中16で示すものは繰出しロール16の
回動軸であり、ベルト式伝達機構22およびフレ
キシブルシヤフト23を介して苗載台5野横送り
軸9に接続されている。又16″は繰出しロール
16の表面に凹設した半球状の凹部であり、ロー
ル16の回転により受け口17で同凹部16内に
溜つた肥料は、調量ブラシ24で調量されたのち
ロール16の反転位置で落下し、肥料送りホース
14内に投入されることになる。
25はホツパー12bに設けた手さげ柄、26
はホツパー12bの蓋である。
また、上記したホツパー12bと繰出し室12
aとの着脱構造は前述の係止片18,18′によ
るものに限られることはなく、例えば第4図に示
すように、複数個のホツパー12bを予め平行機
枠27,27上に摺動自在に支持させておき、そ
して繰出し室12aの受け壁12a′上縁と各ホツ
パー12bの傾斜壁12b′下縁とが符合するよう
に形成しておけば、ホツパー12bを平行機枠2
7上で移動させるだけで容易に着脱させることが
できるし、又ホツパー12bの交換に要する手間
が省けることになる。
尚、第4図中28で示すものは、平行機枠2
7,27に摺動自在に嵌装させた摺動子であり、
同摺動子28に腕29を介してホツパー12bを
支持させるものである。
従つて、肥料タンク12内に収納された粉末肥
料は、田植機Aによる田植作業と同時に順次繰出
されながら施肥されるものであり、そして肥料タ
ンク12内の肥料が少なくなると、肥料を追加補
給して作業を進めてゆくことになる。そこで、こ
の肥料の追加補給に際しては、ホツパー12bの
蓋26を開放して肥料を投入すればよいが、この
とき天候が降雨状態にあると、肥料が雨水に濡れ
て以後の作業に支障をきたすことになる。そこ
で、本案では、この降雨下における肥料の追加補
給に際し、ホツパー12b自体を取替えるように
したものであり、この場合、一方の係止片18′
をバネ19に抗して上方に引き上げ、この上位で
手さげ柄25を把持してホツパー12bを上方に
持ち上げれば、空になつたホツパー12bを取外
すことができる。
そして、他に用意したホツパー12b内にシヤ
ツター21を閉鎖させた状態で予め肥料を収納さ
せておき、この肥料を収納させたホツパー12b
を上記した空のホツパー12bと取替えるもので
あり、このとき、固着した係止片18を先ず受け
壁12a′の縁部に係合させ、次に他方の係止片1
8′をバネ19に抗して引き上げた状態で受け壁
12a′の内面に傾斜壁12b′を完全に面接させ、
その後引き上げ状態の係止爪18′をバネ19に
よる付勢力によつて受け壁12a′の縁部に係合さ
せれば、ホツパー12bの取換えが完了すること
になる。そしてこの状態でシヤツター21を開放
して肥料を落下させ、あとは通常通りに作業を進
めるものである。
以上説明してきたごとく、本考案は、ホツパー
の下部に繰出し室を形成し、同繰出し室に繰出し
ロールを内蔵させた施肥装置の肥料タンクにおけ
るるホツパー構造において、繰出し室の上部に外
側に向けて傾斜する受け壁を形成すると共に、ホ
ツパーの下部に内側に向けて傾斜する傾斜壁を設
け、同傾斜壁を上記受け壁に着脱自在に整合かつ
接合し、さらに接合部分を繰出しロールの近傍と
した構成を特徴とする。
そして、かかる構成によつて、本考案は以下の
効果を奏する。
肥料の補給作業においても、複数個用意した
ホツパーを交換するだけでよいから、従来と異
なり、肥料袋を作業機まで運んで、そこで肥料
袋から投入させるという重労働を要しないばか
りでなく、予め肥料をホツパー内に収納して準
備をしておけば、肥料の追加補給時に肥料が風
によつて飛散するといつたことはなくなり、作
業者の健康を害するといつたことがないという
効果がある。
また、本考案では、繰出し室の上部に外側に
向けて傾斜する受け壁を形成すると共に、ホツ
パーの下部に内側に向けて傾斜する傾斜壁を設
け、同傾斜壁を上記受け壁に着脱自在に整合か
つ接合しうる構成としたので、位置決めが容易
になり、また、確実に接合することができる。
さらに、ホツパーの傾斜壁を繰出し室の受け
壁に接合する接合部分を繰出しロールの近傍と
したので、繰出しロールの保守・点検、即ち、
詰まり防止や掃除を極めて容易に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は施肥装置を装備した乗用田植機の全体
側面図、第2図は施肥装置の断面側面図、第3図
は他例を示す断面図、第4図は同正面図である。 A:乗用田植機、11:施肥装置、12:肥料
タンク、12a:繰出し室、12b:ホツパー、
16:繰出しロール、21:シヤツター。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ホツパー12bの下部に繰出し室12aを形成
    し、同繰出し室12aに繰出しロール16を内蔵
    させた施肥装置の肥料タンクにおけるホツパー構
    造において、 繰出し室12aの上部に外側に向けて傾斜する
    受け壁12a′を形成するとともに、ホツパー12
    bの下部に内側に向けて傾斜する傾斜壁12b′を
    設け、同傾斜壁12b′を上記受け壁12a′に着脱
    自在に整合かつ接合し、さらに接合部分を繰出し
    ロール16の近傍としたことを特徴とする施肥装
    置肥料タンクにおけるホツパー構造。
JP1980088401U 1980-06-23 1980-06-23 Expired JPS6325Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980088401U JPS6325Y2 (ja) 1980-06-23 1980-06-23

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JP1980088401U JPS6325Y2 (ja) 1980-06-23 1980-06-23

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JPS5711920U JPS5711920U (ja) 1982-01-21
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ID=29450481

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6225083Y2 (ja) * 1980-12-16 1987-06-26
JPH0513129Y2 (ja) * 1986-04-12 1993-04-07

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS522495A (en) * 1975-06-24 1977-01-10 Takamisawa Saibaneteitsukusu:Kk Coin replenishing apparatus for automatic selling machine

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JPS522495A (en) * 1975-06-24 1977-01-10 Takamisawa Saibaneteitsukusu:Kk Coin replenishing apparatus for automatic selling machine

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JPS5711920U (ja) 1982-01-21

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