JP2584864Y2 - 浴槽排水装置 - Google Patents

浴槽排水装置

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JP2584864Y2
JP2584864Y2 JP1990401497U JP40149790U JP2584864Y2 JP 2584864 Y2 JP2584864 Y2 JP 2584864Y2 JP 1990401497 U JP1990401497 U JP 1990401497U JP 40149790 U JP40149790 U JP 40149790U JP 2584864 Y2 JP2584864 Y2 JP 2584864Y2
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俊也 岡野
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、浴槽の排水管に自動排
水弁と循環管路の戻り側管路の接続部とを設けた浴槽排
水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の浴槽排水装置として、浴槽底面に
設けた排水孔に遠隔操作式の自動排水弁を設けたものが
知られている。
【0003】この自動排水弁が備えられている浴槽には
追い焚き用や泡風呂用の循環管路が設けられている。こ
の循環管路は浴槽内の湯水をポンプの吸込側に導く戻り
管と、ポンプの吐出側から送出される湯水を浴槽内に吐
出する往管とを有しており、戻り管の戻り循環口側と往
管の吐出口側はそれぞれ浴槽の壁面に接続されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動排水弁は排水管の配管施工時に浴槽の排水孔に組み
立て装着するタイプのものであるため、浴槽の底部側に
手が届きにくいこともあってその自動排水弁の組み立て
作業が非常に難しく、作業性が悪いものであった。
【0005】また、浴槽に循環管路を接続する場合に
は、浴槽に戻り管用と往管用の配管穴をあけ、戻り管と
往管をそれぞれ金具等を介して前記配管穴に取り付けな
ければならず、浴槽の穴加工等に手間隙がかかるという
問題がある。
【0006】ところで、出願人は浴槽の底面側に溜めた
洗浄液を洗浄液循環管路を介して洗浄ノズルに導き、こ
の洗浄ノズルから洗浄液を浴槽内壁面に循環噴射する洗
浄システムを先に提案している(例えば特願平2-245192
号)。このような洗浄システムを備える場合にも、洗浄
液の循環管路の戻り側管路(吸込側の管路)を浴槽底面
に接続する場合には、浴槽底面の穴あけ加工を必要と
し、さらに、その戻り側管路を浴槽底面の加工穴に接続
するための金具が必要となり、洗浄液循環管路の戻り側
管路の取り付け作業に手間隙がかかるという問題があっ
た。
【0007】本考案は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、自動排水弁の浴槽への組み
立て装着の容易化を図り、しかも、追い焚きや泡風呂や
洗浄液等の循環管路の戻り側管路(吸込側管路)を浴槽
壁面に直接接続する場合の手間隙を大幅に省略すること
ができる浴槽排水装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するために、次のように構成される。すなわち、第1の
考案は、浴槽底面の排水口に着脱自在に装着される管継
手部材を有し、この管 継手部材の入口側は浴槽への着脱
装着部と成し出口側は排水配管の接続部と成し、この管
継手部材の内部には自動排水弁が設けられ、この自動排
水弁と浴槽排水口との間の管継手部材の側壁には循環路
接続部が設けられ、この循環路接続部に循環管路の戻
り側管路が接続されていることを特徴として構成されて
いる。また、第2の考案は、前記第1の考案の構成を備
えたものにおいて、管継手部材は浴槽への着脱装着部に
ベンド管とトラップ管とストレート管と蛇腹管のいずれ
の管が着脱自在に連結されたものであることを特徴と
して構成されている。さらに、第3の考案は、浴槽側に
通じる排水配管と浴室の洗い場側の排水配管との間に介
設される管継手部材を有し、この管継手部材の内部には
自動排水弁が設けられ、この自動排水弁よりも浴槽寄り
の管継手部材の側壁には循環路接続部が設けられ、この
循環路接続部には循環管路の戻り側管路が接続されてい
ることを特徴として構成されている。
【0009】
【作用】本考案では、自動排水弁は管継手部材内に設け
られるので、この自動排水弁の組み立ては作業のしやす
い場所で行うことが可能であり、この自動排水弁を組み
込んだ管継手部材を浴槽の排水口に接続するだけで、自
動排水弁も同時に浴槽に取り付けられた状態となる。ま
た、管継手部材の循環路接続部に接続される戻り側管路
を利用して循環管路が形成され、循環管路内のポンプを
駆動することにより、浴槽内の流体は排水管から循環管
路の戻り側管路に入り、循環管路の出口側から浴槽内に
吐出(噴出)されることで、浴槽流体の循環や浴槽洗浄
用の洗浄液の循環噴射が行われる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の各実施例を図面に基づいて説
明する。第1図および第2図には本考案に係る浴槽排水
装置の第1の実施例が示されている。この実施例は、ユ
ニットバスの手動排水弁方式の浴槽1に遠隔操作式の自
動排水弁26内蔵の管継手部材を取り付けた場合を示して
いる。
【0011】これらの図において浴槽1の底面の排水口
である、弁取り付け孔2には口具としての口金3がパッ
キン9を介して止めリング5のねじ締結によって浴槽底
面に固定されており、この口金3のねじ部4には継金具
39が嵌め込まれ、この継金具39を利用して排水部材
の一種であるベンド管17がパッキン18を介して口金3に
気密に取り付けられている。なお、本明細書では口金3
は金属材料によって製作されているものはもちろんのこ
と、金属以外の材料、例えば合成樹脂によって製作され
ているものも含むものである。
【0012】ベンド管17の上端側(入口側)は拡大径部
となっており、その拡大径部の底面側が弁座6となって
いる。そしてこの弁座6の弁孔8部分にはパッキン13を
介して弁体7が上下動自在に嵌め込まれている。ベンド
管17の壁面には栓金具25を用いて操作ワイヤ14の先端側
がパッキン19により気密に封止された状態で装着されて
いる。操作ワイヤ14は、アウターチューブ15と、このア
ウターチューブ15内に摺動自在に挿通されているインナ
ーワイヤ16とからなり、インナーワイヤ16の先端は接続
具40を介して弁体7に接続固定されている。ベンド管17
内に設けられている隔壁(この隔壁には図示されていな
い透孔が設けられている)24にはガイド筒20が上方に向
けて突設されており、このガイド筒20の上端側に弁体7
の環状凹孔21が摺動自在に嵌まっている。ガイド筒20の
内側にはスプリング22が圧縮状態で収容され、常時は弁
体7はスプリング22によって上方(弁開方向)に押圧さ
れている。なお、図中23は操作ワイヤ14のアウターチュ
ーブ15を隔壁24に固定する止め具である。
【0013】操作ワイヤ14の基端側は駆動源33に接続さ
れており、駆動源33がオフされている常時は、インナー
ワイヤ16は駆動源33側にスプリング22の弾性復元力(付
勢力)に抗して引き寄せられている。そして、このイン
ナーワイヤ16の引き寄せ力を受けて弁体7は弁座6に圧
接し、弁孔8の閉止状態が維持されており、駆動源33を
駆動させてインナーワイヤ16の引き寄せ力を解除したと
きに、弁体7はスプリング22の弾性復元力を受けて上方
向(弁開方向)に移動し、弁孔8が開かれるようになっ
ている。
【0014】前記ベンド管17の出口側はユニットバスの
洗い場側の排水管41に接続され、この排水管41を
介して排水口27に導かれている。なお、本実施例におい
て、口金3と止めリング5と継金具39とベンド管17の結
合体(連結体)は管継手部材を構成し、そのうち、口金
3と止めリング5は管継手部材を浴槽底面の排水口に着
脱自在に装着するための着脱装着部を構成している。
【0015】ベンド管17の周面には、遠隔操作式の自動
排水弁26よりも浴槽1寄りの位置(上流側位置)に循環
管路の戻り側管路を接続するための循環路接続部11が設
けられている。なお、第2図中、47はゴム栓等の手動排
水弁を示し、47aは手動排水弁47を引き上げるための鎖
を示しており、自動排水弁26を用いて浴槽内の液体(流
体)の排水を行うときには、この手動排水弁47は取り外
されることになる。
【0016】第3図は本実施例の浴槽排水装置を備えた
浴槽洗浄機能付きの全自動風呂釜のシステムを示したも
ので、浴槽1の対向側壁には洗浄ノズル48a,48bが噴
射孔を浴槽内壁面に向けて取り付けられている。この洗
浄ノズル48a,48bは内部に弁機構を内蔵しており、噴
射孔に通じる流路の開閉(弁開閉)が可能になってい
る。前記洗浄ノズル48aは分岐往管50aに接続されてお
り、また、洗浄ノズル48bは分岐往管50bに接続されて
いる。そして、分岐往管50a,50bが合流されて一本に
なった往管50の入口側は加熱手段として機能する追い焚
き熱交換器51を介してポンプ52の吐出側に接続されてい
る。
【0017】ポンプ52の吸込側には戻り管10の出口側が
接続されており、戻り管10の戻り端側は流路切り換え用
の電磁弁等の戻り管開閉弁53a,53bを設けて洗浄液の
戻り側管路である、第1の戻り分岐管10aと追い焚き湯
水の戻り側管路である、第2の戻り分岐管10bに分岐さ
れており、第1の戻り分岐管10aの戻り循環口側はベン
ド管17の循環路接続部11に接続されている。そして第1
の戻り分岐管10aには水位センサとして機能する圧力セ
ンサ54が連通接続され、この圧力センサ54により常時浴
槽1内の湯水の水位を検出することができるようになっ
ている。また、前記第2の戻り分岐管10bの戻り循環口
側は浴槽1の側壁に連通接続されている。
【0018】前記第1の戻り分岐管10a、戻り管10、ポ
ンプ52、追い焚き熱交換器51、往管50および分岐往管50
a,50bを経て洗浄ノズル48a,48bに至る管路は洗浄
液循環管路を構成し、第2の戻り分岐管10bから同様に
戻り管10、ポンプ52、追い焚き熱交換器51、往管50およ
び分岐往管50a,50bを経て洗浄ノズル48a,48bに至
る管路は追い焚き循環管路を構成している。なお、前記
第1の戻り分岐管10aは洗浄液循環管路の戻り側管路を
構成する。
【0019】前記戻り管10には管内を流れる液体の流れ
を検出する水流センサ55と、管内を流れる液体の温度を
検出する温度センサ56が設けられている。戻り管10には
さらに洗剤供給管57が接続されており、この洗剤供給管
57は電磁弁等の洗剤開閉弁58を介して洗剤タンク59に接
続されており、この洗剤タンク59には浴槽1の上端濡れ
縁に設けた投入口60から液状の洗剤が入れられている。
前記洗剤供給管57と、洗剤開閉弁58と、洗剤タンク59と
は洗剤投入手段を構成している。そして、この洗剤投入
手段と、前記戻り管開閉弁53a,53bと、圧力センサ54
とは匡体61に集約されて洗浄ユニット62として組み立て
られ、この洗浄ユニット62は浴室内に設置されている。
【0020】前記追い焚き熱交換器51の隣り側には給湯
器64の給湯熱交換器63が配置されており、給湯器64の給
水管65にはこの給水管を通る水の流量を検出する流量セ
ンサ66と、この給水の温度を検出する給水温度センサ67
とが設けられている。給湯熱交換器63の出口側には出湯
温度を検出する出湯温度センサ68が設けられている。前
記追い焚き側の、ポンプ52、追い焚き熱交換器51、水流
センサ55および温度センサ56と、給湯側の、流量センサ
66、給水温度センサ67、給湯熱交換器63および出湯温度
センサ68と、追い焚き側と給湯側との連通管路を開閉す
る電磁弁等の注湯開閉弁69とは匡体70に集約されて浴槽
1への水張り又は湯張りと、追い焚きとが可能な全自動
風呂釜71を構成しており、この全自動風呂釜71はこの実
施例では浴室から離れた位置に設置されている。
【0021】前記自動排水弁26と、戻り管開閉弁53a,
53bと、洗剤開閉弁58と、注湯開閉弁69との管路開閉
(弁開閉)制御と、洗浄ノズル48a,48bの弁開閉と、
ポンプ52の運転制御と、追い焚き熱交換器51および給湯
熱交換器63の燃焼制御(バーナの燃焼制御)は制御装置
72により行われている。この制御装置72にはリモコン73
が接続されており、このリモコン73には洗浄運転と湯張
り運転と追い焚き運転を連続的に行わせる全自動ボタン
74と、追い焚き湯温設定部75と、湯張り水位設定部76と
が設けられている。
【0022】前記制御装置72は第4図に示すように、信
号入力部77と、判断・命令部78と、タイマ79と、演算部
80と、メモリ81とを有している。信号入力部77は、リモ
コン73からの信号と、圧力センサ54からの水位検出信号
と、水流センサ55からの水流検出信号と、各温度センサ
56,67,68からの温度検出信号と、流量センサ66からの
流量検出信号とを受け、これらの信号を判断・命令部78
に加える。判断・命令部78は、前記信号入力部77からの
信号を受け、メモリ81に与えられている全自動運転モー
ドのプログラムの情報を受けてそのプログラムの進行状
態を把握し、必要に応じ、タイマ79にタイマ動作を指令
し、演算部80には水量等の演算を指令し、適宜各種の弁
26,53a,53b,58,69と洗浄ノズル48a,48bに開閉
制御信号を出力するとともに、ポンプ52の運転と、追い
焚きおよび給湯の各熱交換器51,63のバーナ燃焼の制御
とを行う。
【0023】メモリ81は、浴槽洗浄から風呂の追い焚き
に至る全自動運転のプログラムを内蔵するとともに、前
記水量演算等の演算結果や外部から入れられる入力値
(例えば設定値)を記憶する。
【0024】本実施例は上記のように構成されており、
まず、自動排水弁26の動作について説明する。制御装置
72からオフ信号が供給されているときには、駆動源33に
よりインナーワイヤ16は引き寄せ状態にあり、この引き
寄せ力により、弁体7は弁座6に圧接し、弁孔8を閉じ
ている。この状態で、制御装置72からオン信号(弁開信
号)が加えられたとき、駆動源33はインナーワイヤ16の
引き寄せ力を解除する。この結果、弁体7はスプリング
22の押し上げ力を受けて上方(弁開方向)に移動し、弁
孔8を開く。この結果、浴槽1内の湯水は弁孔8を通
り、ベンド管17および排水管41を通って排水口27から
外に排出される。
【0025】次に、本実施例の洗浄機能付全自動風呂釜
のシステムにおける浴槽洗浄から湯張りを経て追い焚き
に至る全自動運転の動作を第5図のフローチャートに基
づき説明する。まず、浴槽1に蓋(図示せず)をし、追
い焚き湯温設定部75で追い焚きの風呂湯温を設定し、湯
張り水位設定部76で湯張り水位を設定してからリモコン
73の全自動ボタン74をオンすると、このオン信号が制御
装置72の信号入力部77を経て判断・命令部78に加えられ
る。判断・命令部78は全自動運転モードの指令を受け、
ステップ101 から148 にかけて洗浄運転を開始する。ま
ず最初はステップ101 から105 にかけて追い焚き循環管
路内を大気に開放する洗剤投入の準備動作を行う。
【0026】すなわち、ステップ101 で、圧力センサ54
からの水位検出信号を受け、浴槽1内に湯水があるか否
かの判断を行う。浴槽1内が空のときには、洗剤開閉弁
58を開け、洗剤の投入動作に移る。これに対し、水位が
検出され、浴槽内に湯水があると判断されたときには、
洗浄ノズル48a,48bを開き、同時に戻り管開閉弁53b
を開け、続いて自動排水弁26を開けて浴槽1内の湯水の
排水を開始する。この湯水の排水に伴い、浴槽内に溜ま
っていた湯水の水位は徐々に下がり、洗浄ノズル48a,
48bの噴射孔よりも水位が低下すると、洗浄ノズル48
a,48bの噴射孔から空気圧が管路側に作用し、追い焚
き循環管路内に溜まっている湯水は浴槽1の水位の低下
に伴い第2の戻り分岐管10bの戻り循環口から浴槽内に
入り込む。そして、浴槽の水位がこの戻り循環口を超え
て低下したときに、第1の戻り分岐管10aを除き追い焚
き循環管路内は水抜きされて全て大気に開放される。
【0027】この排水に伴う浴槽水位の低下状態は圧力
センサ54により時々刻々検出される。そしてステップ10
4 で浴槽1内が空になったか否かが判断される。圧力セ
ンサ54により水位が検出されているときには浴槽1内が
空になっていないものと判断し、圧力センサ54の検出信
号が浴槽が空の圧力である基準圧力を検出したときに浴
槽1が空になったものと判断しステップ105 で自動排水
弁26を閉じる。前記ステップ101 から105 の動作で追い
焚き循環管路内が大気に開放され、追い焚き循環管路内
に洗剤が入りやすい状態となる。この状態で、ステップ
106 において洗剤開閉弁58が開けられ、洗剤タンク59か
ら洗剤が追い焚き循環管路内、この実施例では戻り管10
内に投入される。それと同時に、ステップ107 で所定の
1 時間が経過したか否かの判断を行う。すなわち、制
御装置72は洗剤開閉弁58に開信号を加えた後、タイマ79
を利用してタイムをカウントし、T1 時間が経過しない
間は洗剤開閉弁58を開いたままにしておき、T1 時間が
経過したときに所定量(例えば20CC)の洗剤が洗剤タン
ク59から洗剤供給管57を通って戻り管10内に供給された
ものと判断し、洗剤開閉弁58を閉じる。
【0028】次に、ステップ109 から148 にかけての洗
浄動作に移る。ステップ109 では注湯開閉弁69を開け、
給湯熱交換器63のバーナ燃焼を行う。そして、S1 ℃の
湯を追い焚き循環管路に落とし込む。この落とし込まれ
た湯は往管50を通り洗浄ノズル48a,48bから浴槽1内
に供給される。その一方で、戻り管10を通る湯は洗剤と
ともに第2の戻り分岐管10bを通って浴槽内に入り込
む。これにより、浴槽1内には湯と洗剤とが混合した洗
浄液が溜まる。ステップ110 ではその浴槽に供給された
湯の量が所定のX1 リットルになったか否かの判断を行
う。すなわち、判断・命令部78は流量センサ66からの信
号を受け、演算部80に時々刻々供給水量を累積演算させ
る。その演算水量がX1 リットルに達しない間は注湯開
閉弁69を開いた状態に維持しておき、演算水量がX1
ットルに達したときに注湯開閉弁69を閉じる。このX1
リットルの洗浄水が浴槽1に供給されることで、浴槽1
の底部側にはポンプ52を円滑に運転するのに必要最小限
の洗浄液(湯と洗剤の混合液)が溜められる。
【0029】前記X1 リットルの湯が供給された後、注
湯開閉弁69が閉じられ、給湯が停止される。次に洗浄ノ
ズル48bと戻り管開閉弁53bが閉じられ、戻り管開閉弁
53aが開けられる。そして、ポンプ52の起動が行われ
る。このポンプ52の起動により、浴槽1の底部に溜まっ
ている洗浄液は第1の戻り分岐管10aを通ってポンプ52
に吸引され、さらにこの吸引された洗浄液はポンプ52の
吐出側から追い焚き熱交換器51に入り込み、ここで、洗
浄液は化学的洗浄能力を発揮するのに適した温度、本実
施例では50〜60℃に加熱され、この加熱された温水の洗
浄液は往管50を通って洗浄ノズル48aから浴槽内に噴射
される。
【0030】そして、この噴出された洗浄液は浴槽1の
底面側に流れ落ち、その底面側に流れ落ちた洗浄液は再
びベンド管17を通り第1の戻り分岐管10aからポンプ52
に吸引され、同様に追い焚き熱交換器52を通った後洗浄
ノズル48aから浴槽内に噴出される。この洗浄液の循環
噴射中に、洗浄液の温度制御がステップ114から117にか
けて行われる。
【0031】すなわち、制御装置72は温度センサ56から
得られる温度検出信号に基づき、洗浄液の温度がS2
(例えば60℃)以下であるか否かの判断をステップ114
で行う。洗浄液の温度がS2 ℃以下のときには追い焚き
熱交換器51のガスバーナの燃焼をステップ115 で行い、
洗浄液を加熱する。そしてステップ116 で洗浄液の温度
がS2 ℃以上であるか否かが再度判断され、S2 ℃より
も低いときには追い焚き熱交換器51のバーナの燃焼を引
き続き行って加熱し、洗浄液の温度がS2 ℃以上になっ
たときに熱交換器51のバーナ燃焼を停止する。
【0032】次に、ステップ118 で、ポンプ52が起動さ
れてからT2 時間経過したか否かの判断を行う。T2
間を経過していないときにはステップ114 から117 の動
作を繰り返し行い、循環噴射する洗浄液の温度をS2
温度に制御し続ける。時間がT2 時間経過したときにス
テップ119 でポンプ52を停止し、ステップ120 で洗浄ノ
ズル48aを閉じ、洗浄ノズル48bを開ける。そしてステ
ップ121 で再びポンプ52を起動する。そうすると、浴槽
1から第1の戻り分岐管10aを経て循環される洗浄液は
追い焚き熱交換器51を通り別の洗浄ノズル48bから浴槽
内に噴射されることとなり、この洗浄液の循環噴射が繰
り返し行われるのである。このとき、ステップ122 から
125 では前記ステップ114 から117 の動作と同様に洗浄
液の温度制御が行われ、洗浄液はS3 ℃(例えば60℃)
の温度に保たれて浴槽1内に噴射される。
【0033】ステップ126 ではステップ121 のポンプ起
動時からT3 時間が経過したか否かの判断が行われ、T
3 時間経過したときにポンプ52が停止される。次に自動
排水弁26が開けられ、続いて戻り管開閉弁53aを閉じな
がら浴槽1内の洗浄液が排水される。次に、注湯開閉弁
69が開けられ、給湯熱交換器63側からS4 ℃(例えば60
℃)の湯が往管50の管内を洗いながら洗浄ノズル48bに
供給され、洗浄ノズル48bからその湯が浴槽内壁面に噴
射され、浴槽内壁面に付着している洗浄液とその洗浄液
により落とされた汚れ成分は浴槽1の底面側に洗い落と
されて排出される。ステップ131 ではこの湯による洗浄
時間がT4 時間経過したか否かが判断され、T4 時間が
経過したときには注湯開閉弁69を閉じ洗浄ノズル48bか
らの湯の噴射を停止する。
【0034】そして、ステップ133 で洗浄ノズル48aを
開き洗浄ノズル48bを閉じる。次にステップ134 で注湯
開閉弁69を開け今度は給湯熱交換器63側の湯を洗浄ノズ
ル48aに供給し洗浄ノズル48aから浴槽内壁面に向けて
同様に湯を噴射し、管路を洗いながら浴槽内壁面の洗浄
液を落とす。そして洗浄ノズル48aからの湯の噴射がT
5 時間経過したときにステップ136 で注湯開閉弁69を閉
じ湯の噴射を停止し、ステップ137 で洗浄ノズル48aを
閉じる。
【0035】次にステップ138 から142 にかけて第2の
戻り分岐管10bの管路内の洗浄が行われる。すなわち、
ステップ138 で戻り管開閉弁53bが開けられ、続いて注
湯開閉弁69が開けられる。この結果、給湯熱交換器63側
の湯は戻り管10を通って戻り管開閉弁53bから第2の戻
り分岐管10bに入り、この第2の戻り分岐管10b内の洗
浄液を洗いながら浴槽1内に入り込んで排出される。こ
の第2の戻り分岐管10b内の湯洗浄がT6 時間経過した
ときに注湯開閉弁69を閉じ、第2の戻り分岐管10bの湯
洗浄を停止し、戻り開閉弁53bを閉じる。次にステップ
143 から147 にかけて同様に第1の戻り分岐管10a内の
湯洗浄が行われる。この湯洗浄は戻り管開閉弁53aを開
き給湯熱交換器63側の湯を注湯弁69を開いて戻り管10か
ら第1の戻り分岐管10aを通すことにより行われる。こ
の第1の戻り分岐管10aの湯洗浄が終了した後、ステッ
プ148 で自動排水弁26を閉じる。
【0036】次に、ステップ149 から152 の湯張り動作
に移る。まず、ステップ149 で洗浄ノズル48a,48bが
開けられ、同時に戻り管開閉弁53bが開けられる。次に
ステップ150 で注湯開閉弁69が開けられ、給湯熱交換器
63側から出る湯は追い焚き循環管路側に供給され、戻り
管10と往管50の両方を通り洗浄ノズル48a,48bと第2
の戻り分岐管10bの戻り循環口から浴槽1内に落とし込
まれる。そしてこの湯張り中の湯の水位は圧力センサ54
により検出される。ステップ151 では圧力センサ54から
の水位検出信号に基づき、検出水位がリモコン73の湯張
り水位設定部76で設定された水位になったか否かが判断
され、検出水位がその設定水位になったときに注湯開閉
弁69を閉じ、湯張り動作が停止される。
【0037】次にステップ153 から157 にかけて追い焚
き動作が行われる。まず、ステップ153 でポンプ52が起
動され、浴槽1内の湯張りの湯は第2の戻り分岐管10b
から戻り管10を通ってポンプ52に吸引され、この吸引さ
れた湯はポンプ52の吐出側から追い焚き熱交換器51およ
び往管50を通って洗浄ノズル48a,48bから浴槽1内に
吐出される。この湯水の循環が開始された後、ステップ
154 で、温度センサ56で検出される浴槽1内の湯の検出
温度とリモコン73の追い焚き湯温設定部75で設定された
温度との比較を行い、検出温度が設定温度よりも低いと
きには追い焚き熱交換器51のバーナ燃焼を開始し循環湯
水の追い焚きを行う。この追い焚き中には常時検出温度
と設定温度との比較が行われ、検出温度が設定温度にな
らないうちは追い焚きを継続する。そして検出温度が設
定温度になったときにステップ156 でポンプ52を停止
し、追い焚き中の場合にはさらに追い焚き熱交換器のバ
ーナ燃焼を停止する。次にステップ157 で洗浄ノズル48
a,48bを閉じ、さらに戻り管開閉弁53bを閉じて追い
焚き動作を終了し、一定時間の保温動作が行われる。
【0038】この実施例では、前記ベンド管17は既設の
浴槽1の口金3をそのまま利用し、その口金3に継金具
39を利用して容易に取り付けることができるので、既設
の浴槽1の底面加工を全く必要とすることなく既設浴槽
1の手動式排水弁を遠隔操作式の自動排水弁に変更する
ことができる。
【0039】また、遠隔操作式の自動排水弁26はベンド
管17内に設けられるので、この自動排水弁26を浴槽1の
配管施工以前の段階で作業のしやすい場所で組み立てて
おくことができ、浴槽1に自動排水弁26を取り付ける場
合には、既にその排水弁が設けられているベンド管17を
口金3に取り付けるだけでよいので、その自動排水弁26
の浴槽1への取り付け作業が非常に容易となり、既設、
新設いずれの浴槽に自動排水弁26を取り付ける場合にも
その自動排水弁26の取り付け配管施工の作業性を大幅に
改善することができる。
【0040】また、洗浄液循環管路の第1の戻り分岐管
10aの戻り循環口側はベンド管17の循環路接続部11に接
続されるものであるから、浴槽1の壁面に穴加工をした
り、金具を用意する必要がなく、循環管路の戻り循環口
側の配管接続施工の作業性を大幅に改善することができ
る。
【0041】第6図には本考案の第2の実施例が示され
ている。この第2の実施例は、戸建ての手動式排水弁方
式の浴槽1に遠隔操作式の自動排水弁を備えた場合を示
している。この実施例では、既設の浴槽1の口金3に排
部材の一種であるトラップ管28を接続し、そのト
ラップ管28内に遠隔操作式の自動排水弁を設けている。
トラップ管28の出口側は蛇腹管42を介してマンホール等
の排水升に通じる排水口27に導かれる。トラップ管28内
に形成される遠隔操作式の排水弁26の構成は前記第1の
実施例と同様であるので、その説明は省略する。この第
2の実施例においても、トラップ管28の壁面には排水弁
26よりも浴槽1寄りの位置(排水の流れの上流側位置)
循環路接続部11が設けられ、この循環路接続部11に洗
浄液循環管路の第2の戻り分岐管10bが接続されて、第
3図に示すような全自動風呂釜の洗浄システムが構成さ
れる。
【0042】第7図には本考案の第3の実施例が示され
ている。この実施例は前記第2の実施例と同様に浴槽1
の口金3にトラップ管28を接続し、このトラップ管28の
出口側に蛇腹管42を接続して浴槽1の排水を排水口27に
導いている。この実施例が前記第2の実施例と異なるこ
とは、自動排水弁をトラップ管28ではなく、図のBの領
域で示す蛇腹管42の出口側に設け、この自動排水弁より
も浴槽寄りに設けた循環路接続部11に洗浄液循環管路の
第1の戻り分岐管10aを接続したことである。それ以外
の構成は前記第2の実施例と同様である。
【0043】第8図には本考案の第4の実施例が示され
ている。この第4の実施例が前記各実施例と異なること
は、既設の浴槽の口金3に取り付ける排水部材をス
トレート管30によって構成し、このストレート管30内に
遠隔操作式の自動排水弁を備えるとともに、ストレート
管30の前記排水弁26よりも浴槽寄り(上流側)に循環路
接続部11を設け、その循環路接続部11に第1の戻り分岐
管10aを接続したものであり、それ以外の構成は前記各
実施例と同様である。このストレート管30の出口側は浴
槽1の排水孔の直下位置に設けられている排水口27に導
かれる。
【0044】第9図および第10図には本考案の第5の実
施例が示されている。この第5の実施例は、階層の集合
住宅等の手動排水弁方式の既設浴槽に遠隔操作式の自動
排水弁を設けて全自動風呂釜方式の洗浄システムを構成
したものである。通常、階層の集合住宅では、第9図に
示すように浴槽1側の排水管31が洗い場側の排水
32に接続されており、この洗い場側の排水管32の出口
が排水口に導かれて外に排出されるようになっている。
この実施例では、浴槽1側に接続されている排水管31
をメンテナンスのしやすい例えば浴室の外壁寄りのCの
場所(第9図)で切断し、第10図に示すように、この切
断した部分を接続する接続継手管34内に前記各実施例と
同様な遠隔操作式の自動排水弁26を設けている。
【0045】前記接続継手管34の一方側にはパッキン29
を介して第1の継管35の一端側が嵌め込まれる。その第
1の継管35の他端側は浴槽側に通じる配管の排水管31a
に嵌め込まれ、接着剤を用いて接続固定される。また、
接続継手管34の他端側はパッキン36を介して袋ナット38
により第2の継管37が接続され、さらに、この第2の継
管37に第3の継管43の一端側が嵌合状態で接着接続さ
れ、この第3の継管43の他端側は排水口に通じる排水管
31b、つまり、洗い場側の排水管32に導かれる排水管
31bに嵌め込まれ、同様に接着剤等を用いて気密に接続
固定される。第3の継管43の周壁には操作ワイヤ14が貫
通挿入されており、この操作ワイヤ14はパッキン19を介
して栓金具25により第3の継管43に気密に固定されてい
る。なお、浴槽側の排水管31aの端部は既設の浴槽1の
口金3にパッキン18と継金具39を用いて前記各実施例と
同様に接続される。
【0046】また、接続継手管34の外周面には自動排水
弁26よりも浴槽寄り(上流側)に循環路接続部11を設
け、この循環路接続部11に洗浄液循環管路の第1の戻り
分岐管10aが接続されて、第3図に示すような浴槽洗浄
システムが構成される。なお、第1の継管35と接続継手
管34と袋ナット38と第2の継管37と第3の継管43の接続
体(連結体)は自動排水弁26を内蔵した管継手部材を構
成する。
【0047】この実施例では、接続継手管34の近くの位
置で浴室の外壁に壁穴を設けることにより、自動排水弁
24を内蔵した接続継手管34の取り付けおよびそのメンテ
ナンスをその壁穴を利用して浴室の外側から容易に行う
ことができる。また、排水管31aは既設の浴槽1の底面
加工を全く必要とせず手動排水弁の口金3を用いて接続
することができ、この第5の実施例も自動排水弁26の浴
槽1への取り付け作業性や第1の戻り分岐管10aの配管
接続施工性の改善が図られる等、前記各実施例と同様な
効果を得ることができる。
【0048】なお、本考案は上記各実施例に限定される
ことはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上
記各実施例では、自動排水弁を遠隔操作式の排水弁で構
成したが、この自動排水弁は、制御装置で弁の開閉が制
御できる電磁弁等の様々な制御弁により構成することが
できる。
【0049】また、上記各実施例では、自動排水弁が設
けられている管継手部材に洗浄液循環管路の戻り側管路
(第1の戻り分岐管10a)を接続しているが、この管継
手部材に接続する循環管路は風呂システムの様々な循環
管路の戻り管を接続できるものであり、例えば、自動排
水弁よりも浴槽寄り側で管継手部材に他の循環路接続部
を設け、この循環路接続部に追い焚き循環管路の戻り側
管路である第2の戻り分岐管10bを接続してもよい。さ
らに、上記各実施例のシステムは、全自動風呂釜タイプ
の洗浄システムの例で示されているが、この風呂システ
ムは様々なシステム構成を採り得るものであり、例え
ば、給湯器64を省略し、追い焚きタイプの風呂釜に洗浄
装置(洗浄システム)を組み込んだタイプのものとする
こともでき、あるいは風呂釜と洗浄装置とを別個独立に
設けるようなシステムとしたものでもよい。さらには、
泡風呂のシステムであってもよく、この場合には、自動
排水弁よりも浴槽寄りに設けた管継手部材循環路接続
部11に泡風呂用の循環管路の戻り循環口側の管路を接続
することになる。
【0050】
【考案の効果】第1および第2の考案は、浴槽底面の排
水口に着脱自在に接続される管継手部材内に自動排水弁
を設け、この管継手部材の自動排水弁と浴槽排水口間
(自動排水弁よりも浴槽寄り位置)の側壁に循環路接続
部を設けて、この循環路接続部に循環管路の戻り側管路
を接続したものであるから、その自動排水弁が備えられ
ている管継手部材を浴槽の排水に接続するだけで、浴
槽に自動排水弁を容易に取り付けることができる。しか
も、排水弁は作業のしやすい場所で予め管継手部材内に
組み立てることができるので、排水弁の組み立て作業性
も大幅に改善されることになる。
【0051】また、浴槽に設ける循環管路の戻り側管路
管継手部材循環路接続部に接続する方式であるか
ら、循環管路の戻り側管路を浴槽壁面に直接取り付ける
場合に生じる手間隙、つまり、浴槽壁面に穴あけ加工を
したり、浴槽接続用の金具を用意する必要がなく、循
管路の配管接続施工の作業性を大幅に改善することが可
能となる。さらに、自動排水弁と洗浄液循環管路の戻り
側管路の循環路接続部が設けられる管継手部材を浴槽の
排水の口具に接続されるベンド管とトラップ管とスト
レート管と蛇腹管のいずれかを用いて形成したことによ
って、浴槽の排水の加工を必要とせず、排水の口具
をそのまま利用し、その口具を管継手部材の浴槽への着
脱装着部として管継手部材を浴槽へ排水管を接続すれば
よいので本考案の浴槽排水装置の施工を容易に行うこと
ができる。
【0052】さらに、第3の考案は、浴槽側に通じる排
水配管と浴室の洗い場側の排水配管との間に前記第1お
よび第2の考案と同様な構成の自動排水弁と循環路接続
部を有する管継手部材を介設する構成としたので、浴槽
と洗い場側を接続ている排水管を作業のしやすい場
所で切断し、その切断箇所に継手部材を設けることが
でき、このことにより、自動排水弁の取り付けや、追い
焚き、泡風呂、洗浄等の循環管路の戻り側管路の配管接
続やそのメンテナンスの作業性を大幅に改善することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る浴槽排水装置の第1の実施例を示
す外観説明図である。
【図2】第1図のA部分の詳細を示す断面構成図であ
る。
【図3】同実施例の装置を備えた洗浄機能付全自動風呂
釜のシステム構成図である。
【図4】第3図のシステムを構成する制御装置の一例を
示すブロック図である。
【図5】同実施例におけるシステム動作の一例を示すフ
ローチャートである。
【図6】本考案の第2の実施例を示す説明図である。
【図7】本考案の第3の実施例を示す説明図である。
【図8】本考案の第4の実施例を示す説明図である。
【図9】本考案の第5の実施例を示す説明図である。
【図10】第9図のC部分の詳細を示す断面図である。
【符号の説明】
1 浴槽 11 接続部 17 ベンド管 26 自動排水弁 28 トラップ管 30 ストレート管 34 接続継手管

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽底面の排水口に着脱自在に装着され
    る管継手部材を有し、この管継手部材の入口側は浴槽へ
    の着脱装着部と成し出口側は排水配管の接続部と成し、
    この管継手部材の内部には自動排水弁が設けられ、この
    自動排水弁と浴槽排水口との間の管継手部材の側壁には
    循環路接続部が設けられ、この循環路接続部には循環管
    路の戻り側管路が接続されている浴槽排水装置。
  2. 【請求項2】 管継手部材は浴槽への着脱装着部にベン
    ド管とトラップ管とストレート管と蛇腹管のいずれか
    管が着脱自在に連結されたものであることを特徴とする
    請求項1記載の浴槽排水装置。
  3. 【請求項3】 浴槽側に通じる排水配管と浴室の洗い場
    側の排水配管との間に介設される管継手部材を有し、こ
    の管継手部材の内部には自動排水弁が設けられ、この自
    動排水弁よりも浴槽寄りの管継手部材の側壁には循環路
    接続部が設けられ、この循環路接続部には循環管路の戻
    り側管路が接続されている浴槽排水装置。
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