JP2584791B2 - コンバインの束寄せ装置 - Google Patents

コンバインの束寄せ装置

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JP2584791B2
JP2584791B2 JP62235924A JP23592487A JP2584791B2 JP 2584791 B2 JP2584791 B2 JP 2584791B2 JP 62235924 A JP62235924 A JP 62235924A JP 23592487 A JP23592487 A JP 23592487A JP 2584791 B2 JP2584791 B2 JP 2584791B2
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修平 平田
康義 川戸
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、コンバインの後部に付設した排藁結束装置
Bにおいて、該排藁結束装置Bにより結束後の排藁束
を、進行方向の既刈取側に寄せて放出する束寄せ装置に
関するものである。
(ロ)従来技術 コンバインの束寄せ装置に関する技術としては、束寄
せ装置の設定位置と結束入力クラッチ装置の断接とを連
動したコンバインの束寄せ装置の技術が公知とされてい
るのである。例えば、実開昭56−33046号公報に記載の
技術の如くである。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 本発明は、この束寄せ装置Aを収納位置・束寄せ位置
・中割位置に設定した場合に、それぞれコンバインの刈
取状態は、変更されるのである。例えば、束寄せ位置で
は、廻り刈りの場合であり、中割位置では、中割刈りを
行う場合である。
このように、束寄せ装置Aの位置を変更する場合に
は、操向方向検出センサー46,47の使用状況も変更され
ることとなるのである。
本発明のこの点を考慮して、束寄せ装置Aの位置が変
更となると、切換センサー31による検出信号に基づい
て、操向方向検出センサー46,47の使用状態も、連動し
て自動的に変更可能としたものである。
(ニ)問題を解決するための手段 本発明の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成
する為の構成を説明する。
コンバインの排藁結束装置Bの後部に配置し、結束後
の排藁束を進行方向の既刈取側に寄せて排出する束寄せ
装置Aにおいて、束寄せ装置Aを収納位置と束寄せ位置
と中割位置に切換可能とし、該束寄せ装置Aの位置が、
収納装置・束寄せ位置・中割位置のどれであるかを切換
センサー31にて検出し、切換センサー31による束寄せ装
置Aの位置検出信号に基づいて、自動操向装置のモード
が、自動的に切り替わるように構成したものである。
(ホ)実施例 本発明の目的・構成は以上の如くであり、次に添付の
図面に示した実施例の構成を説明する。
第1図は排藁結束装置Bの束寄せ装置Aの部分の側面
図、第2図は同じく平面図、第3図は束寄せ装置Aと結
束入力クラッチ装置の連動状態を示す側面図、第4図は
自動操向センサーの回路図である。
第1図において説明する。
コンバインの後部に排藁カッター装置Cが付設されて
おり、該排藁カッター装置Cの上部に排藁チェーンが配
置されている。
該排藁カッター装置Cにより切断するか、排藁結束装
置Bにより排藁束とするかを選択可能に構成している。
排藁カッター装置Cの後面に排藁結束装置Bが付設さ
れており、該排藁結束装置Bの後面に更に束寄せ装置A
が配置されている。
そして、排藁カッター装置Cのプーリー14と排藁結束
装置Bのプーリー15との間に、ベルト2を巻回し、該V
ベルト2の緊張・弛緩を行う結束人力クラッチ装置がベ
ルトテンションクラッチとして構成されているのであ
る。
該結束入力クラッチ装置は、プーリー14と15の間に巻
回されたVベルト2を、緊張・弛緩するテンションプー
リー1bと、テンションアーム1aと、戻しバネ4と連動ワ
イヤー3により構成されており、該連動ワイヤー3のイ
ンナーワイヤー3aを束寄せ装置Aの基部に連動している
のである。
排藁結束装置Bが結束デッキ10の上において、株元揃
え板9が往復動しており、排藁の株元部を揃えているの
である。
そして、結束デッキ10と結節フレーム11との間に掻き
込まれる排藁を結節し、放出杆12により後方へ放出する
ものである。
該放出杆12の回動軌跡のやや外側に、束寄せ装置Aが
配置されているのである。
束寄せ装置Aはチェーンカバー7と束寄せチェーン6
と挟扼ガイド8と、回動ベベルギアボックス5が、第2
図のPTOベベルギヤボックス13のベベルギヤに対して回
動すべく構成されているのである。
PTOベベルギヤボックス13に対して回動ベベルギヤボ
ックス5を回動することにより、束寄せ装置Aは、収納
位置と、束寄せ角度小位置と、束寄せ角度大位置と、中
割位置との4段階に変更可能としているのである。
そして、該4段階の位置へのベベルギヤボックス5の
回動により、連動ワイヤー3のインナーワイヤー3aが引
っ張られると、テンションアーム1aを介してテンション
プーリー1bがVベルト2に対する位置を変更して、動力
の断接を行うのである。
束寄せ装置Aは、束寄せチェーン6と、該束寄せチェ
ーン6を被覆するチェーンカバー7と、束寄せチェーン
6との間で挟時を行う挟扼ガイド8により構成してお
り、全体をPTOベベルギヤボックス13に対して回動ベベ
ルギヤボックス5を枢支する部分や支持や乍ら、該部分
で動力伝達も行っているのである。
PTOベベルギヤボックス13より左側に向けて、結束入
力軸17が突出されている。該結束入力軸17とプーリー15
の軸との間にジョイント軸が介装されているのである。
本発明は、以上の如く、束寄せ装置Aの収納・束寄せ
・中割位置への回動に連動して、結束入力クラッチ装置
の断接を行い、束帯せ装置Aの収納状態の位置では動力
が伝達されないように構成すると共に、その他に束寄せ
装置Aの回動と、自動操向装置の切換えも連動している
のである。
第4図において、20は始動キースイッチ、89は自動操
向スイッチ、21は脱穀スイッチである。
そして、排藁結束装置Bの結束紐が切れた場合の為に
設けた紐切れセンサー32の並列に、収納位置でONする切
換センサー31aを配置しているのである。
そして、該束寄せ装置Aの切換センサー31aが収納状
態に位置した場合には、紐切れセンサー32と同様に警報
装置30によりオペレーターに知らせるように構成してい
るのである。
また、別に切換センサー31bが、束寄せ装置Aを中割
位置に回動した位置に設けられ、中割位置に束寄せ装置
Aが配置された場合には、切換センサー31bがONしてリ
レー35が作動してその接点110,111が110a,111a側に切り
換わるのである。36は手動により中割に切り換えるスイ
ッチである。
自動操向装置は脱穀スイッチ21と自動操向スイッチ89
がONと成った時点で作動するものであり、左右の自動操
向センサー46,47により、殻杆の条を検出しながら左右
操向クラッチ及びブレーキのソレノイド83,84を励磁・
非励磁状態とするものである。26は手動優先スイッチで
ある。
88はバッテリー、90はトランジスタ91,92および抵抗9
3からなう第1半導体スイッチング回路で、この回路90
は一方のソレノイド83を励磁させるものである。
また、94はトランジスタ95,96および抵抗97からなる
第2半導体スイッチング回路で、この回路94は他方のソ
レノイド84を励磁させる為のものである。
更に、98は2つのアンド回路99,100と、3つのインバ
ータ回路101,102,103と、オア回路104と、5つの抵抗10
5,106,107,108,109とからなる論理回路で、この論理回
路98と操向センサースイッチ53との間にリレー35の接点
110を設け、前記各操向センサースイッチ53,54,48,49,5
0のオン・オフ作動により、第1もしくは第2半導体ス
イッチング回路90もしくは94を介してソレノイド83もし
くは84を励磁すべく構成している。
前記リレー35の接点110は切換端子110cと2つの接点1
10a,110bとを有するもので、リレー35がONして切換端子
110cを一方の接点110aに接続した時には、右側の走行方
向検出センサー47からの信号だけで中割作業に適応した
操向制御を行い、切換端子110c他方の接点110bに接続し
た時には、リレー35がOFFであり、第2図の作業の
位置に束寄せ装置Aが配置されている場合である。
この場合には、左右両方の操向方向検出センサー46,4
7からの信号によって、条刈りおよび横刈り作業に適し
た操向制御を行うものである。(自動操向センサー取付
状態と各センサーによる操向制御は実公昭62−25055号
を参照のこと) 前記接点110と連動して切り替わる接点111が設けら
れ、一方の接点111aにはランプ112を接続して、他方の
接点111bにはランプ114を接続している。
26は前記トランジスタ91,95のベース電極にダイオー
ド117,118を介して接続した手動優先スイッチである。
なお、第4図における119,120はソレノイド83,84に並
列接続したサージ吸収用のダイオードであり、オア回路
104の前段およびアンド回路99,104の後段に付設した丸
印は反転記号である。
本構成においては、束寄せ装置Aの位置が、収納位置
・束寄せ位置・中割位置のどれであるかを切換センサー
31にて検出し、束寄せ装置Aが中割に位置した場合に
は、自動的に中割モードに切り替わるように構成したも
のである。
(ヘ)発明の効果 本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を
奏するものである。
第1に、束寄せ装置Aの中割位置と束寄せ位置への切
換により、切換センサー31がその位置を検出し、この検
出信号に基づいて、操向方向検出センサー46,47の使用
状態を自動的に変更するので、オペレーターは束寄せ装
置Aの位置の切換と同時に、操向方向検出センサー46,4
7の使用状態の切換の両方を一度に行うという操作が無
くなるのである。
第2に、中割状態の場合と束寄せ状態の場合とでは、
束寄せ装置Aの位置は必ず切り換わっていることが前提
となるので、両者がマッチしていない場合には、束の放
出位置に不具合が発生するのであるが、本発明の如く、
束寄せ装置Aと操向方向検出センサー46,47とを連動す
ることにより、この束の放出位置の不具合の発生を解消
することが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は排藁結束装置Bと束寄せ装置Aの部分の側面
図、第2図は同じく平面図、第3図は束寄せ装置Aと結
束入力クラッチ装置の連動状態を示す側面図、第4図は
本発明の自動操向センサーの回路図である。 A……束寄せ装置 B……排藁結束装置 C……排藁カッター装置 1a……テンションアーム 1b……テンションプーリー 3……連動ワイヤー 5……回動ベベルギヤボックス 6……束寄せチェーン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンバインの排藁結束装置Bの後部に配置
    し、結束後の排藁束を進行方向の既刈取側に寄せて排出
    する束寄せ装置Aにおいて、束寄せ装置Aを収納位置と
    束寄せ位置と中割位置に切換可能とし、該束寄せ装置A
    の位置が、収納位置・束寄せ位置・中割位置のどれであ
    るかを切換センサー31にて検出し、切換センサー31によ
    る束寄せ装置Aの位置検出信号に基づいて、自動操向装
    置のモードが、自動的に切り替わるように構成したこと
    を特徴とするコンバインの束寄せ装置。
JP62235924A 1987-09-18 1987-09-18 コンバインの束寄せ装置 Expired - Lifetime JP2584791B2 (ja)

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