JPH064686Y2 - 排藁の結束・切断切換装置 - Google Patents

排藁の結束・切断切換装置

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JPH064686Y2
JPH064686Y2 JP19597885U JP19597885U JPH064686Y2 JP H064686 Y2 JPH064686 Y2 JP H064686Y2 JP 19597885 U JP19597885 U JP 19597885U JP 19597885 U JP19597885 U JP 19597885U JP H064686 Y2 JPH064686 Y2 JP H064686Y2
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JP
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cutting
straw
bundling
shutter plate
switch
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JP19597885U
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JPS62102336U (ja
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規夫 溝渕
哲哉 稲田
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Original Assignee
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はコンバインの脱穀装置の後部に付設され、脱穀
装置により脱穀後の排藁を切断または結束する排藁カッ
ター装置と排藁結束装置の、切換え構造に関するもので
ある。
(ロ)従来技術 従来から、コンバインに付設した排藁カッター装置と排
藁結束装置を切換え可能とし、更に一定回転毎に、オペ
レーターがレバーを操作しながら、結束と切断を交互に
繰り返す技術については、同一出願人により先願がなさ
れているのである。
しかし、従来の技術においては、結束と切断を切り換え
るシャッター板の動きを、オペレーターがレバーの切換
により行うので、コンバインにより刈取りの間中、常時
切換レバーを「結束」と「切断」に切換える操作を続け
る必要があり、実質的には不可能だったのである。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 本考案の目的は、従来の技術の欠点を解消するものであ
り、シャッター板の交互切換えの動力を、正逆転可能な
駆動モーター3より得て、低速でシャッター板の切換え
を可能とし、オペレーターは手元セットスイッチ15の
簡単な操作により、「切断」と「結束」と「交互」との
切換可能としたものである。
また、「交互」の場合の「結束」と「切断」の時間の変
更はタイマー13により簡単に出来るように構成したも
のである。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成す
る為の構成を説明する。
コンバイン脱穀装置後部に排藁カッター装置Cと排藁結
束装置Bを設け、シャッター板9の開閉により、排藁の
結束放出と切断放出とを切換え可能とした構成におい
て、シャッター板9の結束放出位置であることを検出す
る結束位置感知手段と、シャッター板9の切断放出位置
であることを検出する切断位置感知手段を配置し、操作
部に設けた手元セットスイッチ15により、「結束」・
「切断」・「交互」の3状態を設定し、「結束」の場合
には、結束位置感知手段が検出する位置にシャッター板
9が固定され、「切断」の場合には切断位置感知手段が
検出する位置にシャッター板9がセットされ、「交互」
の場合には、タイマー13の設定時間によりシャッター
板9が結束位置感知手段と切断位置感知手段の間を一定
時間毎に往復すべく構成したものである。
(ホ)実施例と作用 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に添付の図
面に示した実施例の構成と、併せて考案の作用を説明す
る。
第1図は排藁を「交互」に結束と切断に切換えた状態の
コンバインの平面図、第2図は本考案の要部である結束
・切断切換装置の側面断面図、第3図は同じく平面断面
図、第4図はシャッター板9の切換えを示す作動状態
図、第5図は手元セットスイッチ15の平面図、第6図
は本考案の電気回路図である。
第1図において全体的な構成から説明する。
Aはコンバインであり、該コンバインAの脱穀装置の後
部に排藁カッター装置Cを付設し、更にその後部に、排
藁結束装置Bを配置している。
そしてオペレーターが切換え操作をすることにより、排
藁を切断したり、結束したりすることができるのであ
る。
また本考案の如く「切断」・「結束」・「交互」と3段
階に切り換えることにより、第1図に示す如く、圃場面
に切断藁と結束藁を交互に放出していくことができるの
である。
第2図,第3図の実施例に基づいて、具体的な構成につ
いて説明する。
コンバインAの後部の脱穀装置に付設して、排藁カッタ
ー装置Cを配置している。該排藁カッター装置Cは、高
速回転刃23と低速回転刃24を、どちらもディスク刃
により構成し、該高速回転刃23と低速回転刃24の間
に、脱穀装置の排藁チェーン33より搬送された排藁を
投入して切断すべく構成している。
該排藁カッター装置Cの上面を開閉すべく、シャッター
板9が回動自在に構成されており、該シャッター板9を
閉じると、排藁は排藁結束装置Bへ投入され、またシャ
ッター板9を開くと排藁は排藁カッター装置Cに投入さ
れるのである。
排藁結束装置Bは排藁カッター装置Cの後部に付設され
ており、結束ミッションケース27と伝動チェーンケー
ス26により、パッカー34とニードル29と放出杵2
8を駆動している。
排藁はシャッター板9の上を搬送されて、排藁結束装置
Bのデッキ31の上にインテークガイド25に案内され
て導かれ、ニードル29と結節フレーム内のビルとホル
ダーにより結節されるのである。
そして結節作用が行われたことを感知する結節感知スイ
ッチ12が、伝動チェーンケース26のカム11の回転
により作動されるべく構成されている。
そして、本考案の要部であるシャッター板9の開閉装置
は、コンバインAの脱穀装置の側方に配置されている。
シャッター板9は枢支軸10により枢支されており、ベ
ルクランク7と一体に上下に回動している。そして該ベ
ルクランク7の位置を確認する切断位置感知手段として
切断位置スイッチ1と、結束位置感知手段として結束位
置スイッチ2が、ベルクランク7の回動上端の位置と下
端の位置に配置されている。
また該ベルクランク7は、シャッター板9が「結束」位
置に来る方向に、常に付勢バネ19により付勢されてい
る。
ベルクランク7の他端は、枢支ピン20により、クラン
クリンク6に連結されている。該クランクリンク6の他
端は、歯車5のクランクピン5aに枢支されている。
正逆回転可能な駆動モーター3に、ウォームギア4が固
設されており、該ウォームギア4がウォームホイールで
ある歯車5を駆動しているのである。13はタイマーで
ある。
以上のような構成において、次に、第4図,第5図、第
6図に基づいて作用を説明する。
コンバインの操作パネル上に、キースイッチ40が配置
されており、また脱穀装置の駆動を感知する脱穀クラッ
チスイッチ22が、脱穀装置の一部に配置されている。
上記キースイッチ40と脱穀クラッチスイッチ22が、
どちらもONと成った時に初めて、本考案の結束・カッ
ター切換装置が作動すべく構成している。
コントロールボックスMへは、前記キースイッチ40・
脱穀クラッチスイッチ22・切換位置スイッチ1・結束
位置スイッチ2よりのON・0FF信号の他に、手元セ
ットスイッチ15と結節感知スイッチ12とタイマー1
3よりの信号も入力されている。
コントロールボックスM内には論理回路が配置されてお
り、手元セットスイッチ15の設定状態により、論理回
路が働いてシャッター板9の開閉を行うのである。
手元セットスイッチ15が「切断」位置の場合には、切
断位置スイッチ1にベルクランク7が接当する位置ま
で、駆動モーター3が正転し、シャッター板9を開放し
た位置即ちベルクランク7と切断位置スイッチ1が接触
した状態で駆動モーター3を停止するのである。
また、手元セットスイッチ15が「結束」位置の場合に
は、駆動モーター3が逆転してベルクランク7が結束位
置スイッチ2の接当する位置まで移動させ、該結束位置
スイッチ2への接当位置まで移動させて停止するのであ
る。
これによりシャッター板9は排藁カッター装置Cの入口
を閉鎖し、排藁は排藁結束装置Bの方向へ流れるのであ
る。
そして手元セットスイッチ15を「交互」の位置にした
場合には、結節感知スイッチ12よりの信号とタイマー
13の設定時間により、まずシャッター板9が、ベルク
ランク7の結束位置スイッチ2との接当位置への回動に
より閉鎖状態となり、排藁が排藁結束位置Bへ搬送され
て、1回の結束・放出作業が行われるのである。
該結束・放出作業が終了した時点で、結節感知スイッチ
12により「結束」から「切断」に切り替わり、駆動モ
ーター3が回転して、ベルクランク7を切断位置スイッ
チ1に接当する状態まで回動し、シャッター板9を開放
位置にする。
該シャッター板9の開放により、排藁は排藁カッター装
置Cに入り一定時間「切断」を行い、タイマー13の設
定時間になると、駆動モーター3が逆回転して、シャッ
ター板9を閉鎖し、再度「結束」作業に移るのである。
手元セットスイッチ15が「交互」の位置にセットされ
ている間は、該一定束の結束と、一定時間の切断作業が
繰り返されるのである。
該結節感知スイッチ12の結節回数と、タイマー13の
「切断」の時間とは、タイマー13により設定可能に構
成しているのである。
(ヘ)考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
するものである。
第1に、「結束」・「切断」・「交互」の切換設定が、
従来のカムの切換えや、ワイヤーの切換え等を必要とせ
ずに、操作パネル上の手元セットスイッチ15の切換設
定により簡単にできるようになったのである。
第2に、従来は「結束」と「切断」の切換は、操縦席の
レバーにより行うことが出来ていたが、「交互」の切換
は、該切換レバーを常時「結束」と「切断」に回動操作
する必要があり、実際的には不可能な操作だったのであ
る。
本考案の場合には、手元セットスイッチ15を「交互」
の位置に回動設定しておくことにより、レバーの切換を
する必要なく、継続的に「交互」に「結束」と「切断」
を行うことが出来るのである。
第3に、「交互」の切換の場合には、タイマー13によ
り、「結束」と「切断」の長さを切換えることが出来る
ので、オペレーターの所望の間隔で「交互」に行うこと
が出来るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は排藁を「交互」に結束と切断に切換えた状態の
コンバインの平面図、第2図は本考案の要部である結束
・切断切換装置の側面断面図、第3図は同じく平面断面
図、第4図はシャッター板9の切換えを示す作動状態
図、第5図は手元セットスイッチ15の平面図、第6図
は本考案の電気回路図である。 A…コンバイン B…排藁結束装置 C…排藁カッター装置 M…コントロールボックス 1…切断位置スイッチ 2…結束位置スイッチ 3…駆動モーター 4…ウォームギア 6…クランクリンク 7…ベルクランク 9…シャッター板 12…結節感知スイッチ 13…タイマー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンバイン脱穀装置後部に排藁カッター装
    置Cと排藁結束装置Bを設け、シャッター板9の開閉に
    より、排藁の結束放出と切断放出とを切換え可能とした
    構成において、シャッター板9の結束放出位置であるこ
    とを検出する結束位置感知手段と、シャッター板9の切
    断放出位置であることを検出する切断位置感知手段を配
    置し、操作部に設けた手元セットスイッチ15により、
    「結束」・「切断」・「交互」の3状態を設定し、「結
    束」の場合には、結束位置感知手段が検出する位置にシ
    ャッター板9が固定され、「切断」の場合には切断位置
    感知手段が検出する位置にシャッター板9がセットさ
    れ、「交互」の場合には、タイマー13の設定時間によ
    りシャッター板9が結束位置感知手段と切断位置感知手
    段の間を一定時間毎に往復すべく構成したことを特徴と
    する排藁の結束・切断切換装置。
JP19597885U 1985-12-19 1985-12-19 排藁の結束・切断切換装置 Expired - Lifetime JPH064686Y2 (ja)

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JPS62102336U JPS62102336U (ja) 1987-06-30
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