JP2584529Y2 - ウエハ検出装置 - Google Patents

ウエハ検出装置

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JP2584529Y2
JP2584529Y2 JP1993008104U JP810493U JP2584529Y2 JP 2584529 Y2 JP2584529 Y2 JP 2584529Y2 JP 1993008104 U JP1993008104 U JP 1993008104U JP 810493 U JP810493 U JP 810493U JP 2584529 Y2 JP2584529 Y2 JP 2584529Y2
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wafer
cassette
light
signal
unit
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JP1993008104U
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JPH0670240U (ja
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茂 小原
修 堀口
泰彦 大橋
幸輝 宮本
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Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ウエハ検出装置、特
に、オリエンテーションフラットを有する半導体ウエハ
を検出するためのウエハ検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体用ウエハは、通常、搬送時や処理
時において数十枚がカセットに収容された状態で取り扱
われる。カセットに収容されたウエハは、搬送中や処理
前後において計数される。従来、この種のウエハを計数
するウエハ計数装置は、ウエハの端面を検出し得るよう
に配置された、投光部と受光部とを有する反射型センサ
を備えている。このウエハ計数装置では、センサをカセ
ットに対して相対移動させることによりウエハの端面を
検出し、カセット内のウエハの枚数を検出している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来の構成では、
カセット内にウエハが決まった姿勢で収容されていない
場合に、センサの投光部がウエハのオリエンテーション
フラットの端部角に光を照射すると、その反射光が散乱
してセンサの受光部に入射せず、センサがウエハを検出
できないことがある。センサがウエハを検出できない
と、枚数が誤検知される。
【0004】本考案の目的は、ウエハを確実に検出でき
るようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案に係るウエハ検出
装置は、オリエンテーションフラットを有する半導体ウ
エハの有無を検出するための装置である。この装置は信
号発射手段と信号受信手段とを備えている。 信号発射
手段は、ウエハの端面に向けて信号を発射するものであ
る。信号受信手段は、ウエハの端面で反射した信号を少
なくとも1つで受け得るように配置された複数の受信部
を有している。そして、このウエハ検出装置は、複数の
受信部のいずれかがウエハの端面で反射した信号を受け
たときに、ウエハの存在を検出する。
【0006】
【作用】本考案に係るウエハ検出装置では、信号発射手
段がウエハの端面に向けて信号を発射する。発射された
信号は、ウエハの端面で反射し信号受信手段に受信され
る。ここでは、少なくとも1つがウエハの端面で反射し
た信号を受け得るように受信部が配置されているので、
信号発射手段よりの信号がオリエンテーションフラット
の端部で乱反射することにより一つの受信部がオリエン
テーションフラット端面からの反射光を検出しない場合
においても、他の受信部がウエハ端面からの反射光を検
出する。
【0007】
【実施例】図1において、本考案の一実施例が採用され
た浸漬型ウエハ洗浄装置1は、多数のウエハWを収容し
たカセットCの搬入搬出部2と、カセットCからのウエ
ハWの取り出しまたはカセットCへのウエハWの装填を
行うウエハ移載部3と、搬入搬出部2とウエハ移載部3
との間でカセットCを移載するカセット移載ロボット4
と、複数のウエハWを一括して洗浄する浸漬型ウエハ洗
浄処理部5と、ウエハWの液切り及び乾燥を行うための
ウエハ乾燥部6と、複数のウエハWをウエハ移載部3か
らウエハ洗浄処理部5及びウエハ乾燥部6に搬送するウ
エハ搬送ロボット7とから構成されている。
【0008】搬入搬出部2は、矢印A方向に移動可能な
カセット台車10を有している。カセット台車10は、
図2及び図3に示すように、移動台車11と、移動台車
11上に昇降可能に支持された昇降部12と、昇降部1
2上に取り付けられたカセット受け部13とを有してい
る。移動台車11は、装置フレーム14に支持され、矢
印A方向に沿って配置されたガイド軸15,16に摺動
自在に支持されている。ガイド軸15,16の間にはね
じ軸17が平行に配置されている。ねじ軸17も装置フ
レーム14に回転可能に支持されている。ねじ軸17
は、移動台車11の下面に配置されたナット18に螺合
している。このため、ねじ軸17を図示しないモータで
回転駆動することにより、移動台車11は矢印A方向に
移動する。
【0009】昇降部12は、移動台車11から上方に突
出して設けられた2本のガイド軸19,20に昇降自在
に支持されている。昇降部12は、移動台車11に設け
られたエアシリンダ21により昇降駆動される。カセッ
ト受け部13は、昇降部12上に固定された1対のL型
部材22と、L型部材22上に固定された係合部材23
とを有している。L型部材22は、間隔を隔てて配置さ
れている。このため、両L型部材22の間には、空間2
4が形成される。係合部材23は、カセットCの下面に
係合し、カセットCを保持し得る。カセットCは下面に
開口を有しており、収容されたウエハWの端面が露出可
能である。
【0010】また、装置フレーム14には、ウエハ検出
装置25が配置されている。ウエハ検出装置25は、矢
印A方向に延びるフレーム部材26上に取り付けられた
検出ブラケット27を有している。検出ブラケット27
の側面には、ウエハWの端面を検出可能なように、ウエ
ハWの主面と平行に並設された2つの反射型光電センサ
28,29が設けられている。
【0011】このとき、光電センサ28,29より出射
される出射光がウエハ端面に照射される場合のウエハ端
面での照射位置の間隔は、ウエハWのオリエンテーショ
ンフラットOFの端部30,31の間隔とは異なる間隔
となるように、光電センサ28,29の位置が予め調整
されている。このため、たとえ一方の光電センサ28の
出射光が、図4に示すようにオリエンテーションフラッ
トOFの端部30に照射され、その反射光が受光されな
くても、他方の光電センサ29においてはオリエンテー
ションフラットOFからの反射光または端面からの反射
光を受光できる。この光電センサ28,29は、L型部
材22が上昇端に位置した状態でカセット台車10が移
動するときに、L型部材22の間の空間24に配置され
る。
【0012】光電センサ28,29には、図4に示すよ
うにOR回路30が接続されている。OR回路30は、
2つの光電センサ28,29からの出力パルスの論理和
をとる。OR回路30には、カウンタ回路31が接続さ
れている。カウンタ回路31は、OR回路30で論理和
をとられた光電センサ28,29からの出力パルスを計
数する。このカウンタ回路31の計数結果はカセットC
内に収容されたウエハWの枚数を示す。
【0013】次に上述の実施例の動作について説明す
る。ウエハWを収容したカセットCが係合部材23に係
合してL型部材22上に載置されると、昇降部12が上
昇した後に移動台車11が移動を開始する。そして、カ
セットCが光電センサ28,29上を通過する際に、光
電センサ28,29がウエハWの端部を検出し、その出
力がオンオフする。このオンオフ出力により生じる出力
パルスはOR回路30に与えられる。OR回路30では
2つの出力パルスの論理和をとり、カウンタ回路31に
出力する。カウンタ回路31では入力されたパルスを計
数してその計数結果(ウエハ枚数データ)を基板処理装
置の図示しない制御装置に出力する。
【0014】このとき、光電センサ28,29よりの出
射光がウエハW端面に照射される照射位置間隔は、オリ
エンテーションフラットOFの端部30,31の間隔よ
り短いので、たとえ一方の光電センサからの光が端部3
0又は端部31に照射されて拡散されても、他方の光電
センサからの光はウエハWの端面に照射され、ウエハW
からの反射光による検出が可能である。ここでは、2つ
の出力パルスの論理和を演算しているので、一方の光電
センサからの出力パルスが得られなくても他方の光電セ
ンサからの出力パルスが得られれば、得られた出力パル
スがカウンタ回路31に出力される。これにより、ウエ
ハWが確実に検出される。
【0015】光電センサ28,29上を通過したカセッ
トCは、ウエハ移載部3まで搬送され、カセット移載ロ
ボット4によりウエハ移載部3上に載置される。ウエハ
移載部3では、カセットCからウエハWが取り出され
る。カセットCから取り出されたウエハWは、ウエハ搬
送ロボット7により一括保持された状態でウエハ洗浄処
理部5に搬送される。ウエハ洗浄処理部5では、ウエハ
Wを一括洗浄する。洗浄が終了したウエハWは、ウエハ
搬送ロボット7によりウエハ乾燥部6に搬送されて乾燥
処理される。
【0016】乾燥処理されたウエハWは、ウエハ搬送ロ
ボット7によりウエハ移載部3に搬送されてカセットC
に装填される。ウエハWが装填されたカセットCは、カ
セット移載ロボット4により搬入搬出部2に移載され、
図1手前側に搬出される。この搬出中にカセットCが光
電センサ28,29上を通過する際にも、搬入の時と同
様にカセットC内のウエハWの枚数が計数される。
【0017】〔他の実施例〕 (a) 図5は、本考案の他の実施例を示すブロック図
である。 前述した実施例では投光部と受光部とを一体化した反射
型光電センサ28,29を使用したが、この実施例にお
いてはウエハW端面に向けて出射光を走査する一つの投
光部40と、ウエハW端面からの反射光を受光する二つ
の受光部38,39とを具備する。この実施例も前述し
た実施例同様、オリエンテーションフラットOFの端部
30の乱反射により一方の受光部38がウエハW端面か
らの反射光を検出しない場合であっても、他方の受光部
39により反射光を検出することができる。
【0018】なお、投光部40としては、図5に示す走
査方式に代えて、複数の出射光を出射するものや、一定
の幅を有する出射光を出射するものを採用してもよい。
すなわち、投光部はウエハWのオリエンテーションフラ
ット端部以外にも出射光を照射でき、かつ、受光部はそ
の反射光をいずれかで検出し得る構成であればよい。 (b) 光電センサの代わりに超音波センサを用いても
よい。 (c) 光電センサにおいて、投光部と受光部とを別々
に設けてもよい。 (d) 投光部と受光部とをウエハ面に対して平行に配
置する代わりに、ウエハ面に対して交差するように配置
してもよい。 (e) センサをカセットに対し相対移動させる代わり
に、センサをウエハ枚数分配置してもよい。 (f) このウエハ検出装置を、ウエハの有無の検出に
用いてもよい。
【0019】
【考案の効果】本考案に係るウエハ検出装置では、複数
の受光部の少なくとも1つがウエハ端面で反射した信号
を受け得るように配置されており、複数の受信部のいず
れかがウエハの端面で反射した信号を受けたときにウエ
ハの存在を検出するようにしているので、ウエハの有無
を確実に検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を採用した基板洗浄装置の斜
視図。
【図2】カセット台車の正面図。
【図3】カセット台車の側面部分図。
【図4】ウエハ検出装置のブロック図。
【図5】ウエハ検出装置の他の実施例を示すブロック
図。
【符号の説明】
25 ウエハ検出装置 28,29 反射型光電センサ 38,39 受光部 40 投光部 W ウエハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大橋 泰彦 滋賀県野洲郡野洲町大字三上字口ノ川原 2426番1 大日本スクリーン製造株式会 社 野洲事業所内 (72)考案者 宮本 幸輝 滋賀県野洲郡野洲町大字三上字口ノ川原 2426番1 大日本スクリーン製造株式会 社 野洲事業所内 (56)参考文献 特開 昭63−307727(JP,A)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】オリエーションフラットを有する半導体ウ
    エハの有無を検出するためのウエハ検出装置であって、 前記ウエハの端面に向けて信号を発射する信号発射手段
    と、 前記ウエハの端面で反射した前記信号を少なくとも1つ
    が受け得るように配置された複数の受信部を有する信号
    受信手段と、 を備え、前記複数の受信部のいずれかが前記信号を受けたときに
    ウエハの存在を検出するウエハ検出装置。
JP1993008104U 1993-03-02 1993-03-02 ウエハ検出装置 Expired - Lifetime JP2584529Y2 (ja)

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JP1993008104U JP2584529Y2 (ja) 1993-03-02 1993-03-02 ウエハ検出装置

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JPH0670240U JPH0670240U (ja) 1994-09-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63307727A (ja) * 1987-06-10 1988-12-15 Toshiba Corp 化合物半導体ウエ−ハのマスク合わせ方法

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