JP2583682B2 - 自動変速機のシフト装置 - Google Patents

自動変速機のシフト装置

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  • Regulating Braking Force (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両の自動変速機のシフ
ト装置の改良に関し、特に操作部のシフト指示位置と自
動変速機のシフトレンジ位置が相異した場合、一定条件
の下でブレーキ等の停止手段を作動し、又は解除する自
動変速機のシフト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシフト装置としては、例えば特開
昭60−8549号公報に記載されたものと同様な図3
に示すようなものがある。
【0003】図中、エンジン201に直結された自動変
速機202はマニュアルレバァ203の回動位置に応じ
てシフトレンジが切換えられる。
【0004】一方、運転席に配置された操作部1にはパ
ーキング:P、リバース:R、ニュートラル:N、ドラ
イブ:D、2速:2、1速:1等のシフトレンジを指示
するためのセレクトスイッチ3が配列され、これらのス
イッチを選択して操作することにより操作部1から対応
するシフト指示信号SAが発せられる。
【0005】シフトコントローラ5はこのシフト指示を
受けて作動指示信号SBを発し、ステップモータなどの
電動型アクチュエータ7が作動指示信号SPに応答して
マニュアルレバァ203を指示されたシフトポジション
まで回動させる。この回動位置はシフトレンジ検出手段
としてのインヒビタスイッチ9で検出され、その結果シ
フトレンジ検出信号SRがシフトコントローラ5へフィ
ードバックされる。
【0006】また、シフトコントローラ5へはエンジン
201のスロットル開度センサ205、車速センサ20
7、ブレーキ作動センサ209等からの信号が入力され
てシフト制御に供せられる。またエンジン201のイグ
ニッションスイッチ11はシフトコントローラ5による
制御系の電源スイッチを兼用しており、エンジンキィを
差込んでイグニッション回路ONの位置まで回動すると
バッテリィ13からシフトコントローラ5の給電がなさ
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
電気制御式のシフト装置にあっては、操作部シフト指示
位置と自動変速機シフトレンジ位置とが相異した場合
に、自動的にブレーキを作動させ発進できないようにす
ることが考えられているが、このようにすると当該車両
を修理工場等まで自走または牽引することができず、処
理するのに面倒な場合がある。
【0008】そこで、本発明は操作部指示位置と自動変
速機シフトレンジ位置とが相異した場合、一定の条件下
で停止手段を作動し、又は解除する自動変速機のシフト
装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、自動変速機のシフト装置において、自動
変速機のシフトレンジ位置を検知するシフトレンジ検知
手段と、操作部のシフト指示位置を検知するシフト指示
位置検知手段と、車速が零か否かを検知する車速検知手
段と、前記各検知手段からの信号により停止手段を作動
させるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段の指
令により停止手段を作動させる停止手段制御装置とを備
えることとした。
【0010】
【作用】判断手段は、シフトレンジ検知手段、シフト指
示位置検知手段および車速検知手段からの信号を入力
し、停止手段を作動するか否かを判断し、その結果を電
気信号として停止手段制御装置に出力する。停止手段制
御装置は、この信号を入力し停止手段を作動または解除
することができる。
【0011】
【実施例】以下図面に基づいて本発明に係る実施例を説
明する。
【0012】図1は本発明に係る自動変速機のシフト装
置の一実施例を示す構成図である。
【0013】図1において、301は操作部のシフト指
示位置を検知する操作部シフト指示位置検知手段、30
2は自動変速機のシフトレンジ位置を検知するシフトレ
ンジ検知手段としてのインヒビタスイッチ、303は車
速が零であるか否かを検知する車速検知手段である。3
04は操作部シフト指示位置検知手段301、インヒビ
タスイッチ302、及び車速検知手段303からの信号
を受けて、停止手段としてのブレーキを作動させるか否
かを判断する判断手段で、マイクロコンピュータ等で構
成されている。305は判断手段304からの信号を受
けてブレーキを作動または解除する停止手段制御装置と
してのブレーキ制御装置である。
【0014】なお、本自動変速機シフト装置の電源スイ
ッチは、イグニッションスイッチを兼用することができ
る。
【0015】また、本実施例の自動変速機のシフト装置
はシフトレンジの数に拘らず従来の自動変速機を有する
車両に適用され得るが、以下の説明では従来例で示した
ようなパーキング:P、ニュートラル:N、リバース:
R、ドライブ:D、2速:2、1速:1の6つのシフト
レンジを備えた自動変速機を有する車両について本実施
例を適用することとする。
【0016】さて上記構成において、判断手段304
は、操作部シフト指示位置検知手段301からのシフト
指示位置の信号と、インヒビタスイッチ302からの自
動変速機のシフトレンジ位置の信号と、さらに車速検知
手段303からの信号とを受けると、車速が零で、かつ
下記の表1に示すように自動変速機のシフトレンジ位置
と操作部のシフトレンジ指示位置が○印で示す場合には
ブレーキ作動の指令を、また−印で示す場合にはブレー
キ解除の指令をブレーキ制御装置305へ発する。すな
わち、判断手段304は、車速が零で自動変速機のシフ
トレンジ位置と操作部のシフト指示位置とが異なり、少
なくとも操作部が指示する車両の走行方向と自動変速機
のシフトレンジによる車両の走行方向とが逆の場合に停
止手段を作動させる指令を発し、同方向の場合に前記指
令を発しない。判断手段304からの指令を受けたブレ
ーキ制御装置305は、ブレーキを作動または解除す
る。
【0017】
【表1】
【0018】さらに、図2のフローチャートを用いて判
断手段304の機能を詳述する。
【0019】イグニッションスイッチ等を入れ、本自動
変速機のシフト装置に給電すると、本自動変速機のシフ
ト装置は図2に示すフローチャートに従って作動を開始
する。
【0020】まず、ステップS1では、判断手段304
はインヒビタスイッチ302と操作部シフト指示位置検
知手段301からの信号により自動変速機のシフトレン
ジ位置と操作部のシフト指示位置とが一致しているか否
かを判断し、その判断がイエスであればブレーキ制御装
置305によりブレーキを解除し、ノーであればステッ
ブS2に移行する。
【0021】ステップS2では、判断手段304は車速
検知手段303により車速が零か否かを判断し、その判
断がノーであればブレーキ制御装置305によりブレー
キを解除し、イエスであればステップS3に移行する。
【0022】ステップS3では、判断手段304はイン
ヒビタスイッチ302からの信号により自動変速機のシ
フトレンジ位置がP(パーキング)か否かを判断し、イ
エスであればパーキング機構が働くのでブレーキ制御装
置305によりブレーキを解除し、ノーであればステッ
プS4に移行する。
【0023】ステップS4では、判断手段304はイン
ヒビタスイッチ302からの信号により自動変速機のシ
フトレンジ位置がR(リバース)か否かを判断し、イエ
スであれば車両が運転者の指示と異なっているので、ブ
レーキ制御装置305によりブレーキを作動し、ノーで
あればステップS5に移行する。
【0024】ステップS5では、判断手段304はイン
ヒビタスイッチ302からの信号により自動変速機のシ
フトレンジ位置がN(ニュートラル)か否かを判断し、
その判断がイエスであればステップS6に移行する。
【0025】ステップS6では、判断手段304は操作
部シフト指示位置検知手段301からの信号により操作
部のシフト指示位置がP(パーキング)か否かを判断す
る。その判断がイエスであればパーキング機構が働かな
いのでブレーキ制御装置305によりブレーキを作動
し、ノーであれば何れの操作部のシフト指示位置も走行
レンジ指示位置(R(リバース)、D(ドライブ)、2
(2速)、または1(1速)位置)であり、運転者が運
転体勢にあるのでブレーキ制御装置305によりブレー
キを解除する。このためコントローラ等が故障しても車
両を前進させることができるので、当該車両を修理工場
等へ自走するのに用いることができる。一方、ステップ
S5の判断がノーであればステップS7に移行する。
【0026】ステップS7では、判断手段304は操作
部指示位置検知手段301により操作部のシフト指示位
置がP(パーキング)かR(リバース)か又はN(ニュ
ートラル)かを判断する。その判断がイエスであれば運
転者は停止を意図しているので、ブレーキ制御装置30
5によりブレーキを作動し、ノーであれば運転者が運転
体勢にあるので、ブレーキ制御装置305によりブレー
キを解除する。
【0027】以上、ブレーキが作動または解除となり判
断手段による判断が達成されると、ステップS1に戻り
上記フローに従って再び判断手段による判断が繰り返さ
れる。
【0028】上記のように本実施例によれば、車速が零
で、かつ操作部のシフト指示位置と自動変速機のシフト
レンジ位置とが異なった場合、自動変速機のシフトレ
ンジ位置がD(ドライブ),2(2速),または1(1
速)で操作部のシフト指示位置がD(ドライブ),2
(2速),または1(1速)でないとき、自動変速機
のシフトレンジ位置がR(リバース)であるとき、及び
自動変速機のシフトレンジ位置がN(ニュートラル)
で操作部のシフト指示位置がP(パーキング)のとき
は、ブレーキを作動することができる。自動変速機のシ
フトレンジ位置と操作部のシフト指示位置とが、上記と
同様な条件で,,以外のときは、停止手段を解除
することができるので、当該車両の走行が可能となり、
当該車両を所定の場所へ自走することができる。
【0029】なお、本実施例で用いたブレーキはメイン
ブレーキ、サイドブレーキいずれを用いてもよく、また
両者を併用してもよい。
【0030】また、停止手段としてブレーキを用いる代
わりに、燃料供給系の燃料供給の遮断や点火系の電流遮
断等を行い、エンジンを停止し車両が発進できないよう
にしてもよい。
【0031】さらに、表1では、操作部のシフト指示位
置がD(ドライブ)、2(2速)、1(1速)のとき自
動変速機のシフトレンジ位置がR(リバース)であると
ブレーキを作動させるようにしたが、さらにシフトレン
ジ位置がP(パーキング)あるいはN(ニュートラル)
であるときにもブレーキを作動させることもできる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、車
速が零で、自動変速のシフトレンジ位置と操作部のシフ
ト指示位置とが異なり、少なくとも操作部が指示する車
両の走行方向と自動変速機のシフトレンジによる車両の
走行方向とが逆の場合には、停止手段を作動させる指令
を発し、同方向の場合には、前記指令を発しないので、
当該車両の走行が可能となり、当該車両を所定の場所ま
で自走することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動変速機のシフト装置の一実施
例を示す構成図である。
【図2】図1に示す自動変速機のシフト装置の作動を示
すフローチャートである。
【図3】従来の自動変速機のシフト装置の一例を示す構
成図である。
【符号の説明】
301 操作部シフト指示位置検知手段 302 インヒビタスイッチ(自動変速機シフトレンジ
位置検知手段) 303 車速検知手段 304 判断手段 305 ブレーキ制御装置(停止手段制御装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16H 59:70

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動変速機のシフト装置において、自動
    変速機のシフトレンジ位置を検知するシフトレンジ検知
    手段と、操作部のシフト指示位置を検知するシフト指示
    位置検知手段と、車速が零か否かを検知する車速検知手
    段と、前記各検知手段からの信号により停止手段を作動
    させるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段の指
    令により停止手段を作動させる停止手段制御装置とを備
    え、前記判断手段は車速が零で自動変速機のシフトレン
    ジ位置と操作部のシフト指示位置とが異なり、少なくと
    も操作部が指示する走行方向と自動変速機のシフトレン
    ジの走行方向とが逆の場合に停止手段を作動させる指令
    を発し、同方向の場合に前記指令を発しないことを特徴
    とする自動変速機のシフト装置。
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