JPH0346192Y2 - - Google Patents

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JPH0346192Y2
JPH0346192Y2 JP3827683U JP3827683U JPH0346192Y2 JP H0346192 Y2 JPH0346192 Y2 JP H0346192Y2 JP 3827683 U JP3827683 U JP 3827683U JP 3827683 U JP3827683 U JP 3827683U JP H0346192 Y2 JPH0346192 Y2 JP H0346192Y2
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JP
Japan
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exhaust brake
circuit
sensor
economical
comparison circuit
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JP3827683U
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JPS59144135U (ja
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車両特にデイーゼルエンジンで走行
する自動車の経済走行装置に使用するエキゾース
トブレーキスイツチに関する。
近年石油燃料の枯渇に鑑み、燃料の節約が要望
されており、したがつて車両はエンジンの最高効
率点付近で走行することが望まれている。しかし
ながら、運転者が種々の計器を見ながら経済的な
走行となるように変速段の選定とアクセルペダル
の踏み具合を調節することは困難であつた。その
ために、従来例えば特開昭51−137232号公報およ
び特開昭55−149451号公報により変速作業の指示
および変速段の選定を指示する経済走行装置が開
発されている。
一方、デイーゼルエンジンを塔載した大型車両
等ではエキゾーストブレーキが採用されており、
このような車両に上記のごとき経済走行装置が設
けられた場合には、エキゾーストブレーキの作動
時には非経済走行であつても表示をしないものが
望まれていた。
例えば第1図に示されている従来の経済走行表
示装置とエキゾーストブレーキ回路において、エ
キゾーストブレーキ回路は、手元スイツチ1とク
ラツチスイツチ2とエキブレ用マグネチツクバル
ブ3アクセルスイツチ又はアクセルレバースイツ
チ4とからなり、これらはバツテリ5に直列に接
続されている。そしてクラツチスイツチ2は、ク
ラツチを踏み込んだときにオフとなるように作動
し、アクセルレバースイツチ4はアクセルペダル
を踏み込んだときにオフとなるように作動する。
したがつて手元スイツチ1をオンにした状態では
クラツチを踏んでおらず、かつアクセルペダルを
踏んでいないときにのみマグネチツクバルブ3が
作動してエキゾーストブレーキがかかるようにな
つている。また経済走行装置は、アクセルレバー
の踏み込み量等を検知するアクセル開度センサ
6、エンジンの回転数を検知する回転センサ7、
車両の車速を検知する車速センサ8、さらに必要
に応じて燃料の流量を検知する燃料流量センサ9
等を備え、これらの各センサは検出信号をコント
ロールユニツト10に送るようになつている。そ
して、コントロールユニツト10は、バツテリ5
に接続されてエキゾーストブレーキ回路とは別の
回路を構成し、各センサからの信号を受けて経済
走行であるか否か、あるいはシフト変換をすべき
か否か等を判断し、その結果を表示装置11に送
つて表示するようになつている。したがつて運転
者は表示装置11を見ながら操作することにより
経済走行を行うことができる。
上記の如き従来の装置では、アクセルレバース
イツチ4とアクセル開度センサ6とは、例えば第
2図に示すようにアクセルペダルに連動するアク
セルレバー12に設けられている。すなわち、ア
クセルレバースイツチ4はアクセルレバー12の
下端に押圧されており、アクセル開度センサ6は
アクセルレバー12の上端部にワイヤ13を介し
て接続されたアーム14の回動量を検出するポテ
ンシヨンメータ14aで構成されている。そして
アクセルペダルを踏み込んでアクセルレバー12
が図中矢印A方向に回動すると、アクセルレバー
12の下端がアクセルレバースイツチ4から離れ
てアクセルレバースイツチ4がオフとなり、ワイ
ヤ13を介してアーム14が回動しポテンシヨン
メータ14aにより回動量が検出されてアクセル
開度すなわちエンジン負荷が求められるようにな
つている。
しかしながら、上記の如き従来技術において
は、アクセルレバー12に連動するアクセルレバ
ースイツチ4やアクセル開度センサ6のレイアウ
トが複雑となり故障の原因になりやすかつた。ま
たエキゾーストブレーキ回路と経済走行装置の回
路とが別々に設けられているので、エキゾースト
ブレーキの作動時に、非経済走行であるという表
示がなされてしまう。すなわちエキゾーストブレ
ーキ作動時は元来経済走行と考えられるが、車
速、エンジン負荷又はエンジン回転数によつて非
経済走行であると判断されることがある。
したがつて、本考案の目的は、アクセルレバー
スイツチをなくしてレイアウトを単純にして故障
の要因を少くし、かつエキゾーストブレーキの作
動に際してアクセル開度センサを用いることがで
きる経済走行装置に使用するエキゾーストブレー
キ装置を提供することにある。
本考案によれば、エンジン回転数、負荷等のエ
ンジン運転状態を検出するセンサと、該センサの
検出信号と予め設定した設定値とを比較する比較
回路を有するコントロールユニツトと、該比較回
路からの出力信号により警報を表示する警報表示
装置とを有する経済走行装置とを備え、かつエキ
ゾーストブレーキ作動用の手元スイツチと、クラ
ツチペダルを踏み込んだときにはオフになるクラ
ツチスイツチと、エキゾーストブレーキを作動さ
せるマグネチツクバルブとを直列に接続したエキ
ゾーストブレーキ回路を備えた経済走行表示装置
に使用するエキゾーストブレーキ装置において、
前記エキゾーストブレーキ回路はスイツチング回
路を介して前記比較回路に接続され、その比較回
路はアクセル開度センサからの信号で該スイツチ
ング回路を制御するようになつている。
したがつて、手元スイツチがオン、オクラツチ
スイツチがオンの場合でアクセル開度センサの開
度が小のときすなわちエキゾーストブレーキが作
動すべき角度以下のとき、スイツチング回路がオ
ンとなり、エキゾーストブレーキが作動する。従
来エキゾーストブレーキ回路に設けられていたア
クセルスイツチの代りに比較回路によつてスイツ
チ操作がなされ、アクセルスイツチが不要とな
り、機構が簡単で作動が確実になる。またエキゾ
ーストブレーキの作動中は非経済走行であつて
も、非経済走行であるという表示はが発せられな
いので、運転者に不安感を与えることはない。
本考案の実施に際し、エンジン負荷を検出する
センサとしては、アクセル開度センサ、ラツク位
置を検出するセンサ等を用いることができるが、
特にアクセル開度センサが好ましい。また、スイ
ツチング回路としては、例えばトランジスタを用
いることにより容易に構成することができる。
以下、本考案の実施例を第3図ないし第5図を
参照して説明する。なお図中、第1図および第2
図と実質的に同一部分には同符号を付すことにす
る。
第3図に示すように、エキゾーストブレーキ回
路には手元スイツチ1、クラツチスイツチ2、マ
グネチツクバルブ3が設けられ、このエキゾース
トブレーキ回路はコントロールユニツト10内に
設けられたトランジスタ15のエミツタに接続さ
れている。一方、経済走行表示装置は、負荷セン
サであるアクセル開度センサ6と、回転センサ7
と、車速センサ8とを有し、これらの各センサは
コントロールユニツト10に接続されている。ま
たコントロールユニツト10は表示装置11に接
続されており、この表示装置11はエンジン運転
状態が経済走行ゾーンから外れたときに警報を発
するパイロツトランプやブザー等からなつてい
る。この場合、パイロツトランプは視認性を良好
にするためエンジン回転計に組込むことが好まし
い。そして、アクセル開度センサ6は、コントロ
ールユニツト6内に設けられた比較回路16に接
続され、さらに比較回路16はトランジスタ15
のベースに接続されている。トランジスタ15の
コレクタはアースされている。
上記の構成において、コントロールユニツト1
0は、アクセル開度センサ6、回転センサ7、車
速センサ8から検出信号を受けて、運転状態が経
済走行ゾーンにあるか否かを判断する。例えば第
4図において、横軸にエンジン回転数、縦軸にア
クセル開度%が示されており、図中右上の斜線部
分は経済走行でない領域であり、運転状態がこの
領域にあるときには表示装置11に出力信号を送
つて、パイロツトランプやブザー等により警報が
発せられることになる。第5図には表示装置11
としてパイロツトランプおよびブザーを用いた場
合のタイムチヤートが示されており、図中Aはエ
ンジンの運転状態、Bはパイロツトランプの作
動、Cはブザーの作動をそれぞれ示している。パ
イロツトランプおよびブザーはエンジンの運転状
態が経済走行ゾーンより外れたa時点より時間
t1、例えば1.1〜1.9秒経た後、すなわちb時点に
おいて作動する。これによつてエンジンが経済走
行ゾーンの境界にある回転数NA付近で運転され
た場合にパイロツトランプやブザーが頻繁に発報
されることがないようになつている。そしてブザ
ーはb時点より時間t2を経た後、すなわちc時点
において作動が止まる。さらに、パイロツトラン
プはエンジンの運転状態が経済走行ゾーンに戻つ
たd時点において作動が止まる。
ところで、アクセル開度センサ6からの検出信
号は、コントロールユニツト10内に設けられた
比較回路16に入力され、比較回路16において
検出信号をあらかじめ定められた規定値LAと比
較される。規定値LAは例えばアクセル開度13.2
%付近に設定する。そして、アクセル開度が規定
値LAより低い場合には、エキゾーストブレーキ
回路からの作動電流がトランジスタ15を通つて
流れると共に、経済走行装置の作動電流は断た
れ、またアクセル開度が規定値LAより高い場合
には、エキゾーストブレーキ回路からの作動電流
が断たれ、経済走行装置の作動電流が流れる。し
たがつて、エキゾーストブレーキは、手元スイツ
チ1をオン、クラツチスイツチ2をオンにした状
態でアクセル開度が規定値LAより低いときにの
み作動し、アクセル開度が規定値LAより高いと
きは作動しない。これによつてアクセルを踏み込
んで加速しようとする際にエキゾーストブレーキ
が作動することが防止され、従来のアクセルレバ
ースイツチ4と同じ作用がなされる。また経済走
行表示装置はエキゾーストブレーキが作動してい
る間は作動せず、これによつてエキゾーストブレ
ーキが作動している間は例えばエンジンが高回転
となつても表示装置11によつて警報が発せられ
ることはない。このため、第4図においてアクセ
ル開度が規定値LAより低いところはすべて経済
走行ゾーンとなつている。
なお、本考案においては、コントロールユニツ
ト10に検出信号を入力するセンサとして少くと
もエンジン負荷センサが用いられていればよく、
その他のセンサとしては必要に応じて種々のもの
を採用できる。またコントロールユニツト10に
おける各センサからの検出信号の処理は、種々の
態様が考えられ、特に限定されるものではない。
以上説明したように、本考案によれば、従来の
エキゾーストブレーキ回路に設けられていたアク
セルレバースイツチの作動を、経済走行表示装置
のコントロールユニツトにて行うようにしたの
で、機構が簡単で作動が確実になり、信頼性が向
上する。またエキゾーストブレーキの作動時は経
済走行装置が作動しないので、エキゾーストブレ
ーキの作動時に警報等が発せられ運転者に不安感
を与えることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の経済走行装置およびエキゾース
トブレーキ回路を示すブロツク図、第2図は従来
のアクセルレバースイツチおよびアクセル開度セ
ンサを示す側面図、第3図は本考案の一実施例を
示すブロツク図、第4図は本考案で実施される経
済走行ゾーンの一例示すグラフ、第5図は本考案
で実施される経済走行表示装置の作動の一例を示
すタイムチヤートである。 1……手元スイツチ、2……クラツチスイツ
チ、3……マグネチツクバルブ、6……アクセル
開度センサ、7……回転センサ、8……車速セン
サ、9……燃料流量センサ、10……コントロー
ルユニツト、11……表示装置、15……トラン
ジスタ、16……比較回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン回転数、負荷等のエンジン運転状態を
    検出するセンサと、該センサの検出信号と予め設
    定した設定値とを比較する比較回路を有するコン
    トロールユニツトと、該比較回路からの出力信号
    により警報を表示する警報表示装置とを有する経
    済走行表示装置とを備え、かつエキゾーストブレ
    ーキ作動用の手元スイツチと、クラツチペダルを
    踏み込んだときにオフになるクラツチスイツチ
    と、エキゾーストブレーキを作動させるマグネチ
    ツクバルブと直列に接続したエキゾーストブレー
    キ回路を備えた経済走行装置に使用するエキゾー
    ストブレーキ装置において、前記エキゾーストブ
    レーキ回路はスイツチング回路を介して前記比較
    回路に接続され、その比較回路はアクセル開度セ
    ンサからの信号で設定スイツチング回路を制御す
    ることを特徴とする経済走行装置に使用するエキ
    ゾーストブレーキ装置。
JP3827683U 1983-03-18 1983-03-18 経済走行装置に使用するエキゾ−ストブレ−キ装置 Granted JPS59144135U (ja)

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JP3827683U JPS59144135U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 経済走行装置に使用するエキゾ−ストブレ−キ装置

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JP3827683U JPS59144135U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 経済走行装置に使用するエキゾ−ストブレ−キ装置

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Publication Number Publication Date
JPS59144135U JPS59144135U (ja) 1984-09-26
JPH0346192Y2 true JPH0346192Y2 (ja) 1991-09-30

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JP3827683U Granted JPS59144135U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 経済走行装置に使用するエキゾ−ストブレ−キ装置

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JPS59144135U (ja) 1984-09-26

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